説明

治療薬および診断薬を投与するための方法および組成物

ターゲッティング抗体またはその他のターゲッティング部分を用いて、治療分子または診断分子を特定の細胞種へターゲッティングするための方法および組成物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療薬または診断薬のターゲッティング送達のための方法であって、
哺乳類に、
少なくとも一つの標的結合部分と、少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分とを含んでなる、一次ターゲッティング剤;
少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分と、クリアリング剤結合部分と、治療部分または診断部分とを含んでなる、ターゲッティング可能構築物;および
少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分を含んでなる、クリアリング剤であって、標的部位においてターゲッティング可能構築物の保持を高めるクリアリング剤
を投与することを含んでなる、方法。
【請求項2】
一次ターゲッティング剤結合部分がクリアリング剤結合部分と直交している、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
クリアリング剤が、少なくとも二つのターゲッティング可能構築物結合部分を含んでなる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
一次ターゲッティング剤が、ターゲッティング可能構築物結合抗体構築物と、標的結合抗体構築物とを含んでなり;
ターゲッティング可能構築物が、前記ターゲッティング可能構築物結合抗体構築物と結合する少なくとも2コピーのハプテンと、クリアリング剤抗体構築物と結合する一つのハプテンとを含んでなり;かつ
クリアリング剤が、少なくとも二つのターゲッティング可能構築物と結合するターゲッティング可能構築物結合抗体構築物を含んでなる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合抗体が、IgG抗体を含んでなる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
IgG抗体がIgG1抗体を含んでなる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合抗体が、C2ドメインが欠損していない対応するIgG抗体よりも迅速に循環からクリアリングされる、欠損型C2ドメインを有するIgG抗体を含んでなる、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合抗体構築物が、ガラクトースをさらに含んでなる、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
クリアリング剤が、複数のターゲッティング可能構築物と結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
クリアリング剤とターゲッティング可能構築物との結合が、結合部位において、ターゲッティング可能構築物と一次ターゲッティング剤との結合を安定化させ、結合部位において一次ターゲッティング剤と結合していないターゲッティング可能構築物のクリアランスを促進する、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
一次ターゲッティング剤およびクリアリング剤が、少なくとも一つのヒト化抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ネズミ抗体またはその抗原結合フラグメントを含んでなる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
一次ターゲッティング剤が、少なくとも一つの治療部分または少なくとも一つの診断部分をさらに含んでなる、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項1または12に記載の方法。
【請求項14】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L− アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNAおよびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTci、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項1または12に記載の方法。
【請求項16】
一次ターゲッティング剤が、癌胎児性抗原(CEA)、結腸特異的抗原−p(CSAp)、CD4、CD5、CD8、CD14、CD15、CD19、CD20、CD21、CD22、CD23、CD25、CD30、CD33、CD37、CD38、CD40、CD40L、CD45、CD46、CD52、CD66a−d、CD74、CD75、CD80、CD126、B7、HLA−DR、Ia、Ii、HM1.24、MUC1、MUC2、MUC3、MUC4、NCA、EGFR、HER2/neu、PAM−4、TAG−72、EGP−1、EGP−2、AFP、HCG、HCG−β、PLAP、PAP、ヒストン、A3、KS−1、Le(y)、S100、PSMA、PSA、テネイシン、葉酸受容体、VEGF、PlGF、ILGF−1(インスリン様増殖因子−1)、壊死抗原、IL−2、IL−6、T101、MAGE、従属栄養ホルモン、癌遺伝子産物、サイトケラチン、ガングリオシドおよびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも一つの抗原と結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
哺乳類が、癌、自己免疫疾患、感染症、アミロイドタンパク質の蓄積および心血管病変に関連する病態からなる群から選択される疾病または症状を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
一次ターゲッティング剤とターゲッティング可能構築物が同時に投与され、クリアリング剤がその同時投与の後、またはその同時投与と同時に投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
治療薬または診断薬の細胞のインターナリゼーションを促進する方法であって、哺乳類に、
少なくとも一つの標的結合部分を含んでなる、一次ターゲッティング剤;および
インターナリゼーション部分を含んでなる、個別のインターナリゼーション薬剤
を投与することを含み、
前記一次ターゲッティング剤が前記インターナリゼーション薬剤と複合体を形成し、それによりインターナリゼーションを促進し;かつ、前記複合体が治療部分または診断部分をさらに含んでなる、方法。
【請求項20】
一次ターゲッティング剤が、治療部分または診断部分をさらに含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
哺乳類に、一次ターゲッティング剤結合部分とクリアリング剤結合部分を含むターゲッティング可能構築物;およびターゲッティング可能構築物結合部分とインターナリゼーション部分を含むクリアリング剤を投与することをさらに含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
哺乳類に、一次ターゲッティング剤結合部分とインターナリゼーション薬剤結合部分とクリアリング剤結合部分とを含むターゲッティング可能構築物;ターゲッティング可能構築物結合部分を含むクリアリング剤;およびターゲッティング可能構築物結合部分とインターナリゼーション部分を含むインターナリゼーション薬剤を投与することを含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
一次ターゲッティング剤およびクリアリング剤が、少なくとも一つのヒト化抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ネズミ抗体またはその抗原結合フラグメントを含んでなる、請求項19または21に記載の方法。
【請求項24】
前記インターナリゼーション部分が、葉酸受容体が結合する部分を含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
葉酸受容体が結合する部分が葉酸基を含んでなる、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
葉酸受容体が結合する部分がメトトレキサートを含んでなる、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
インターナリゼーション部分が、再循環中の細胞表面受容体が結合する部分を含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項28】
インターナリゼーション部分が、非受容体媒介インターナリゼーションを促進するペプチドを含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項29】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
【請求項30】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNAおよびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
診断部分が、光活性薬または色素、放射性核種、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
【請求項32】
一次ターゲッティング剤が、癌胎児性抗原(CEA)、結腸特異的抗原−p(CSAp)、CD4、CD5、CD8、CD14、CD15、CD19、CD20、CD21、CD22、CD23、CD25、CD30、CD33、CD37、CD38、CD40、CD40L、CD45、CD46、CD52、CD66a−d、CD74、CD75、CD80、CD126、B7、HLA−DR、Ia、Ii、HM1.24、MUC1、MUC2、MUC3、MUC4、NCA、EGFR、HER2/neu、PAM−4、TAG−72、EGP−1、EGP−2、AFP、HCG、HCG−β、PLAP、PAP、ヒストン、A3、KS−1、Le(y)、S100、PSMA、PSA、テネイシン、葉酸受容体、VEGF、PlGF、ILGF−1(インスリン様増殖因子−1)、壊死抗原、IL−2、IL−6、T101、MAGE、従属栄養ホルモン、癌遺伝子産物、サイトケラチン、ガングリオシドおよびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも一つの抗原と結合する、請求項19に記載の方法。
【請求項33】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合部分が、抗体または抗体フラグメントを含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項34】
抗体または抗体フラグメントが、IgG抗体または抗体フラグメントである、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
IgG抗体がIgG1抗体を含んでなる、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
抗体または抗体フラグメントが、循環からのクリアランスを促進するC2欠損を有するIgG抗体である、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
抗体または抗体フラグメントが、ガラクトースで修飾されている、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
クリアリング剤が、複数のターゲッティング可能構築物と結合する、請求項21に記載の方法。
【請求項39】
クリアリング剤とターゲッティング可能構築物との結合が、結合部位において、ターゲッティング可能構築物と一次ターゲッティング剤との結合を安定化させ、結合部位において一次ターゲッティング剤と結合していないターゲッティング可能構築物のクリアランスを促進する、請求項21に記載の方法。
【請求項40】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合部分が、抗体または抗体フラグメントを含んでなる、請求項21に記載の方法。
【請求項41】
抗体または抗体フラグメントが、IgG抗体または抗体フラグメントである、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
IgG抗体がIgG1抗体を含んでなる、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
抗体または抗体フラグメントが、循環からのクリアランスを促進するC2欠損を有するIgG抗体である、請求項40に記載の方法。
【請求項44】
抗体または抗体フラグメントが、ガラクトースで修飾されている、請求項40に記載の方法。
【請求項45】
クリアリング剤が、複数のターゲッティング可能構築物と結合する、請求項21に記載の方法。
【請求項46】
クリアリング剤とターゲッティング可能構築物との結合が、結合部位において、ターゲッティング可能構築物と一次ターゲッティング剤との結合を安定化させ、結合部位において一次ターゲッティング剤と結合していないターゲッティング可能構築物のクリアランスを促進する、請求項21に記載の方法。
【請求項47】
哺乳類が、癌、自己免疫疾患、感染症、アミロイドタンパク質の蓄積および心血管病変に関連する病態からなる群から選択される疾病または症状を有する、請求項19に記載の方法。
【請求項48】
一次ターゲッティング剤とインターナリゼーション薬剤が、前記ターゲッティング可能構築物と同時に投与され、クリアリング剤が、その同時投与の後、またはその同時投与と同時に投与される、請求項21に記載の方法。
【請求項49】
in vivo可視化系においてコントラストを増強する方法であって、
哺乳類に、
少なくとも一つの標的結合部分と少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分とを含んでなる一次ターゲッティング剤;
一次ターゲッティング剤結合部分とクリアリング剤結合部分と可視化部分とを含んでなる、ターゲッティング可能構築物;および、
少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分を含んでなるクリアリング剤
を投与することを含んでなる、それにより結合したターゲッティング可能構築物に対する循環中のターゲッティング可能構築物の比率を引き下げる、方法。
【請求項50】
クリアリング剤がインターナリゼーション部分をさらに含んでなる、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
ターゲッティング可能構築物がインターナリゼーション薬剤結合部分をさらに含んでなり、前記方法が前記哺乳類にターゲッティング可能構築物結合部分とインターナリゼーション部分を含むインターナリゼーション薬剤を投与することをさらに含んでなる、請求項49に記載の方法。
【請求項52】
クリアリング剤のターゲッティング可能構築物結合部分が、抗体または抗体フラグメントを含んでなる、請求項49に記載の方法。
【請求項53】
抗体または抗体フラグメントが、IgG抗体または抗体フラグメントである、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
IgG抗体がIGg1抗体を含んでなる、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
抗体または抗体フラグメントが、循環からのクリアランスを促進するC2欠損を有するIgG抗体である、請求項52に記載の方法。
【請求項56】
抗体または抗体フラグメントが、ガラクトースで修飾されている、請求項52に記載の方法。
【請求項57】
クリアリング剤が、複数のターゲッティング可能構築物と結合する、請求項49に記載の方法。
【請求項58】
クリアリング剤とターゲッティング可能構築物との結合が、結合部位において、ターゲッティング可能構築物と一次ターゲッティング剤との結合を安定化させ、結合部位において一次ターゲッティング剤と結合していないターゲッティング可能構築物のクリアランスを促進する、請求項49に記載の方法。
【請求項59】
可視化部分が、光活性薬または色素、放射性核種、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項49に記載の方法。
【請求項60】
一次ターゲッティング剤および前記クリアリング剤が、少なくとも一つのヒト化抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ネズミ抗体またはその抗原結合フラグメンを含んでなる、請求項49に記載の方法。
【請求項61】
一次ターゲッティング剤が、癌胎児性抗原(CEA)、結腸特異的抗原−p(CSAp)、CD4、CD5、CD8、CD14、CD15、CD19、CD20、CD21、CD22、CD23、CD25、CD30、CD33、CD37、CD38、CD40、CD40L、CD45、CD46、CD52、CD66a−d、CD74、CD75、CD80、CD126、B7、HLA−DR、Ia、Ii、HM1.24、MUC1、MUC2、MUC3、MUC4、NCA、EGFR、HER2/neu、PAM−4、TAG−72、EGP−1、EGP−2、AFP、HCG、HCG−β、PLAP、PAP、ヒストン、A3、KS−1、Le(y)、S100、PSMA、PSA、テネイシン、葉酸受容体、VEGF、PlGF、ILGF−1(インスリン様増殖因子−1)、壊死抗原、IL−2、IL−6、T101、MAGE、従属栄養ホルモン、癌遺伝子産物、サイトケラチン、ガングリオシドおよびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも一つの抗原と結合する、請求項49に記載の方法。
【請求項62】
哺乳類が、癌、自己免疫疾患、感染症、アミロイドタンパク質の蓄積および心血管病変に関連する病態からなる群から選択される疾病または症状を有する、請求項49に記載の方法。
【請求項63】
循環中の治療薬または診断薬をクリアリングする方法であって、循環中の治療薬または診断薬を有する哺乳類にクリアリング剤を投与することを含み、前記クリアリング剤が、治療薬または診断薬を含む循環中の分子または複合体上の少なくとも一つの部分と特異的に結合し、前記分子または複合体のクリアランスを促進する、方法。
【請求項64】
治療薬または診断薬が、少なくとも二つの直交ハプテンを含むターゲッティング可能構築物の一部である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
ターゲッティング可能構築物が、少なくとも2コピーの直交ハプテンを含んでなる、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
ターゲッティング可能構築物がペプチドを含んでなる、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’、5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acからなる群から選択される、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
診断部分が、光活性薬または色素、放射性核種、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項70】
クリアリング剤が、少なくとも一つのヒト化抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ネズミ抗体またはその抗原結合フラグメンを含んでなる、請求項63に記載の方法。
【請求項71】
クリアリング剤が、前記分子または複合体と特異的に結合する抗体または抗体フラグメントを含んでなる、請求項63に記載の方法。
【請求項72】
クリアリング剤が、少なくとも二つの前記循環分子または複合体と結合し、それにより前記分子または複合体を架橋する、請求項63に記載の方法。
【請求項73】
クリアリング剤が、IgG抗体または抗体フラグメントを含んでなる、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
IgG抗体がIGg1抗体を含んでなる、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
クリアリング剤が、C2欠損を有し、この欠損を持たない対応するIgG抗体よりも迅速に循環からクリアリングされるIgG抗体を含んでなる、請求項71に記載の方法。
【請求項76】
抗体がガラクトースで修飾されている、請求項71に記載の方法。
【請求項77】
クリアリング剤が複数のターゲッティング可能構築物と結合する、請求項71に記載の方法。
【請求項78】
哺乳類がまた結合部位において一次ターゲッティング剤と結合しているターゲッティング可能構築物を有し、クリアリング剤とターゲッティング可能構築物との結合が前記結合部位におけるターゲッティング可能構築物と一次ターゲッティング剤との結合を安定化させる、請求項63に記載の方法。
【請求項79】
哺乳類が、癌、自己免疫疾患、感染症、アミロイドタンパク質の蓄積および心血管病変に関連する病態からなる群から選択される疾病または症状を有する、請求項63に記載の方法。
【請求項80】
個別の一次ターゲッティング剤との結合に好適な剤少なくとも一つの第一の結合部分;
クリアリング剤との結合に好適な第二の結合部分;および
インターナリゼーション薬剤との結合に好適な第三の結合部分
を含んでなる、治療部分または診断部分の送達に適合した三重特異性ターゲッティング可能構築物。
【請求項81】
第一、第二、および第三の結合部分のうちの少なくとも一つがハプテンである、請求項80に記載の構築物。
【請求項82】
第一、第二、および第三の結合部分が直交ハプテンである、請求項80に記載の構築物。
【請求項83】
治療部分または診断部分をさらに含んでなる、請求項80に記載の構築物。
【請求項84】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項83に記載の構築物。
【請求項85】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン,10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項83に記載の構築物。
【請求項87】
構築物が、哺乳類細胞に結合する、請求項80に記載の構築物。
【請求項88】
構築物が、哺乳類におけるものである、請求項80に記載の構築物。
【請求項89】
ターゲッティング可能構築物の結合に好適な結合部分;および
インターナリゼーション部分
を含んでなる、哺乳類においてターゲッティング可能構築物を循環からクリアリングするのに好適なクリアリング剤。
【請求項90】
インターナリゼーション部分が、葉酸受容体が結合する部分を含んでなる、請求項89に記載の薬剤。
【請求項91】
葉酸受容体が結合する部分が、葉酸基を含んでなる、請求項90に記載の薬剤。
【請求項92】
葉酸受容体が結合する部分が、メトトレキサートを含んでなる、請求項90に記載の薬剤。
【請求項93】
インターナリゼーション部分が、非受容体媒介インターナリゼーションペプチドを含んでなる、請求項89に記載の薬剤。
【請求項94】
前記インターナリゼーション部分に再循環中の細胞表面受容体が結合する、請求項89に記載の薬剤。
【請求項95】
ターゲッティング可能構築物の結合に好適な少なくとも二つの結合部分をさらに含んでなる、請求項89に記載の薬剤。
【請求項96】
少なくとも一つの抗体または抗体フラグメントをさらに含んでなる、請求項89に記載の薬剤。
【請求項97】
抗体または抗体フラグメントが、IgG抗体または抗体フラグメントである、請求項96に記載の薬剤。
【請求項98】
IgG抗体がIgG1抗体を含んでなる、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
IgG抗体フラグメントが、C2欠損を有し、この欠損を持たない対応する抗体よりも迅速に循環からクリアリングされる、請求項97に記載の薬剤。
【請求項100】
抗体または抗体フラグメントがガラクトースで修飾されている、請求項97に記載の薬剤。
【請求項101】
インターナライズ薬剤と結合された、少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分とインターナライズ薬剤結合部分とを含むターゲッティング可能構築物を含んでなる、分子複合体。
【請求項102】
ターゲッティング可能構築物が、クリアリング剤結合部分をさらに含んでなる、請求項101に記載の複合体。
【請求項103】
インターナライズ薬剤が、ターゲッティング可能構築物結合部分とインターナリゼーション部分を含んでなる、請求項101に記載の複合体。
【請求項104】
インターナリゼーション部分が、葉酸受容体が結合する部分を含んでなる、請求項103に記載の複合体。
【請求項105】
葉酸受容体が結合する部分が葉酸基を含んでなる、請求項104に記載の複合体。
【請求項106】
葉酸受容体が結合する部分がメトトレキサートを含んでなる、請求項103に記載の複合体。
【請求項107】
インターナリゼーション部分が、非受容体媒介インターナリゼーションペプチドを含んでなる、請求項103に記載の複合体。
【請求項108】
ターゲッティング可能構築物が、治療部分または診断部分をさらに含んでなる、請求項101に記載の複合体。
【請求項109】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項108に記載の構築物。
【請求項110】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項108に記載の構築物。
【請求項112】
複合体が哺乳類細胞と結合する、請求項101に記載の複合体。
【請求項113】
複合体が哺乳類におけるものである、請求項101に記載の複合体。
【請求項114】
少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分、クリアリング剤結合部分、およびクリアリング剤と結合されている治療部分または診断部分を含むターゲッティング可能構築物を含んでなる、分子複合体。
【請求項115】
前記一次ターゲッティング剤結合部分および前記クリアリング剤結合部分が直交ハプテンを含んでなる、請求項114に記載の複合体。
【請求項116】
クリアリング剤により架橋された少なくとも二つのターゲッティング可能構築物をさらに含んでなる、請求項115に記載の複合体。
【請求項117】
複合体が標的部位において結合される一次ターゲッティング剤をさらに含んでなる、請求項114に記載の複合体。
【請求項118】
複合体が哺乳類細胞に結合する、請求項117に記載の複合体。
【請求項119】
複合体が哺乳類におけるものである、請求項117に記載の複合体。
【請求項120】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項114に記載の複合体。
【請求項121】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン,10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項114に記載の構築物。
【請求項123】
複数の一次ターゲッティング剤結合部分を含む多価ターゲッティング可能構築物と結合している、標的結合部分と複数のターゲッティング可能構築物結合部分とを含む多価一次ターゲッティング剤;クリアリング剤結合部分、および治療部分または診断部分を含んでなる、分子複合体。
【請求項124】
複数のターゲッティング可能構築物結合部分が複数の抗体結合ドメインを含んでなる、請求項123に記載の複合体。
【請求項125】
複数の一次ターゲッティング剤結合部分が二つの結合部分である、請求項123に記載の複合体。
【請求項126】
一次ターゲッティング剤結合部分がクリアリング剤結合部分と直交している、請求項123に記載の複合体。
【請求項127】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項123に記載の複合体。
【請求項128】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項127に記載の複合体。
【請求項129】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項123に記載の複合体。
【請求項130】
少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分とクリアリング剤結合部分と治療薬または診断薬結合部分とを含むターゲッティング可能構築物と結合され、かつ
ターゲッティング可能構築物結合部分またはクリアリング剤結合部分とインターナライズ部分を含むインターナライズ薬剤と結合されている、
少なくとも一つの標的結合部分と少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分を含む一次ターゲッティング剤
を含んでなる、分子複合体。
【請求項131】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項130に記載の複合体。
【請求項132】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’、5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項131に記載の複合体。
【請求項133】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項130に記載の複合体。
【請求項134】
一次ターゲッティング剤結合部分とインターナライズ部分を含むインターナリゼーション薬剤と結合されている、
少なくとも一つの標的結合部分と治療部分または診断部分を含む一次ターゲッティング剤
を含む分子複合体。
【請求項135】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項134に記載の複合体。
【請求項136】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項135に記載の複合体。
【請求項137】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項134に記載の複合体。
【請求項138】
少なくとも一つの標的結合部分と少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分とを含んでなる、一次ターゲッティング剤;
少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分と治療部分または診断部分とクリアリング剤結合部分とを含んでなる、ーゲッティング可能構築物;および
ターゲッティング可能構築物結合部分を含んでなる、クリアリング剤
を含んでなる、哺乳類に治療薬または診断薬を投与するためのキット。
【請求項139】
治療部分が、薬物、毒素、プロドラッグ、毒素、酵素、プロドラッグを薬物へと活性化させる酵素、酵素−阻害剤、ヌクレアーゼ、ホルモン、ホルモンアンタゴニスト、免疫調節剤、オリゴヌクレオチド、ホウ素化合物、光活性薬または色素、放射性核種およびその組合せからなる群から選択される、請求項138に記載のキット。
【請求項140】
治療部分が、アプリジン、アザリビン、アナストロゾール、アザシチジン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ,ブリオスタチン−1、ブスルファン、カンプトテシン、10−ヒドロキシカンプトテシン、カルムスチン、セレブレックス、クロラムブシル、シスプラチン、イリノテカン(CPT−11)、SN−38、カルボプラチン、クラドリビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ドセタキセル、ダクチノマイシン、ダウノマイシングルクロニド、ダウノルビシン、デキサメタゾン、ジエチルスチルベストロール、ドキソルビシンおよびその類似体、ドキソルビシングルクロニド、エピルビシングルクロニド、エチニルエストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エトポシドグルクロニド、リン酸エトポシド、フロクスウリジン(FUdR)、3’,5’−O−ジオレオイル−FudR(FUdR−dO)、フルダラビン、フルタミド、フルオロウラシル、フルオキシメステロン、ゲムシタビン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イフォスファミド、L−アスパラギナーゼ、ロイコボリン、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メドロプロゲステロン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ミトキサントロン、ミトラマイシン、マイトマイシン、ミトタン、酪酸フェニル、プレドニゾン、プロカルバジン、パクリタキセル、ペントスタチン、セムスタチンストレプトゾシン、タモキシフェン、タキサン類、タキソール、プロピオン酸テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、テニポシド、トポテカン、ウラシルマスタード、ビンブラスチン、ビノレルビン、ビンクリスチン、リシン、アブリン、リボヌクレアーゼ、リボヌクレアーゼ、オンコナーゼ、rapLR1、DNアーゼI、ブドウ球菌内毒素−A、ブタクサ抗ウイルスタンパク質、ゲロニン、ジフテリア毒素、シュードモナス外毒素、シュードモナス内毒素、ナイトロジェンマスタード、エチレンイミン誘導体、スルホン酸アルキル、ニトロソ尿素、トリアゼン、葉酸類似体、アントラサイクリン、COX−2阻害剤、ピリミジン類似体、プリン類似体、抗生物質、エピポドフィロトキシン、プラチナ錯体、ビンカアルカロイド、置換尿素、メチルヒドラジン誘導体、副腎皮質抑制剤、アンタゴニスト、エンドスタチン、サイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、リンホカイン、腫瘍壊死因子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、干渉RNA、およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、32P、33P、45Ti、47Sc、52Fe、59Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、68Ga、75Se、77As、86Y、89Sr、89Zr、90Y、94Tc、94mTc、99Mo、99mTc、105Pd、105Rh、111Ag、111In、123I、124I、125I、131I、142Pr、143Pr、149Pm、153Sm、154−158Gd、161Tb、166Dy、166Ho、169Er、175Lu、177Lu、186Re、188Re、189Re、194Ir、198Au、199Au、211At、211Pb、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項139に記載のキット。
【請求項141】
診断部分が、光活性薬または色素、放射線不透過性物質、造影剤、蛍光化合物、増強剤、光散乱金属コロイド粒子、放射線イメージング金属キレート、放射性核種およびそれらの組合せからなる群から選択され、前記放射性核種が18F、45Ti、52Fe、62Cu、64Cu、67Cu、67Ga、90Y、99mTc、111Ag、111In、125I、131I、142Pr、153Sm、161Tb、166Dy、166Ho、177Lu、186Re、188Re、189Re、211At、212Bi、212Pb、213Bi、223Ra、225Acおよびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項138に記載のキット。
【請求項142】
少なくとも一つの標的結合部分と少なくとも一つのインターナリゼーション薬剤結合部分を含む一次ターゲッティング剤;および
前記インターナリゼーション部分を含む複合体のインターナリゼーションを促進するインターナリゼーション部分と一次ターゲッティング剤結合部分を含むインターナリゼーション薬剤
を含んでなる、キット。
【請求項143】
インターナリゼーション薬剤が葉酸受容体と結合する、請求項142に記載のキット。
【請求項144】
インターナリゼーション部分が葉酸基を含んでなる、請求項142に記載のキット。
【請求項145】
インターナリゼーション部分がメトトレキサートを含んでなる、請求項142に記載のキット。
【請求項146】
インターナリゼーション部分が再循環中の受容体と結合する、請求項142に記載のキット。
【請求項147】
固相媒体上でDTPA含有ペプチドを合成する方法であって、
固相媒体上で前記ペプチドを合成し、
前記ペプチドのアミノ基を、無水クロロ酢酸、DMAP、DIEAおよびNMPと反応させて中間体1を得て、NMPおよびIPAで洗浄し、
中間体1を、NMPと混合したジエチレントリアミンと反応させて中間体2を得て、NMP/IPAで洗浄し、かつ
中間体2を、DIEAおよびNMPと混合したブロモ酢酸t−ブチルと反応させてDTPA部分を有するペプチド生成物を得る
ことを含んでなる、方法。
【請求項148】
ペプチドをさらに加工するために、新たに合成されたDTPA部分が保護される、請求項146に記載の方法。
【請求項149】
前記のさらなる加工がリシン側鎖からのAloc保護基の除去、およびリシン側鎖へのトリチル−HSG−OHの結合を含み、固相媒体からの生成物の切断およびその生成物の精製をさらに含んでなる、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
前記ペプチドがFmoc法を用いて合成され、各アミノ酸がジイソプロピルカルボジイミドを用いて結合された後、活性化剤としてO−ベンゾトリアゾール−N,N,N’,N’−テトラメチル−ウロニウム−ヘキサフルオロ−ホスフェート(HBTU)を用いて結合を行う、請求項147に記載の方法。
【請求項151】
被験体において疾病または症状を処置または診断する方法であって、
患者に、
標的結合部分と少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分とを含んでなる、一次ターゲッティング剤;
少なくとも一つの一次ターゲッティング剤結合部分とクリアリング剤結合部分と治療部分または診断部分とを含んでなる、ターゲッティング可能構築物;および
少なくとも一つのターゲッティング可能構築物結合部分を含んでなる、クリアリング剤
を投与することを含んでなり、
ここで前記クリアリング剤が標的部位におけるターゲッティング可能構築物の保持を増強するものである、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2006−518737(P2006−518737A)
【公表日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−503216(P2006−503216)
【出願日】平成16年2月2日(2004.2.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/002768
【国際公開番号】WO2004/074434
【国際公開日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【出願人】(504149971)イミューノメディクス、インコーポレイテッド (48)
【氏名又は名称原語表記】IMMUNOMEDICS, INC.
【Fターム(参考)】