説明

泡沫形成化粧料

【課題】 フッ化炭化水素を使用しない系で、低温噴出性乃至は吐出性に優れる、エアゾール化粧料を提供する。
【解決手段】 エアゾール化粧料であって、炭酸ガス乃至は環状炭酸エステルを、泡沫形成化粧料に含有させる。かかる化粧料としては、パック化粧料であることが好ましく、前記炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルの含有量としては、0.1〜10質量%であることが好ましく、環状炭酸エステルとしては、炭酸プロピレン及び/又は炭酸エチレンであることが好ましく、更に、液化天然ガスを含有することが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、泡沫形成化粧料に好適な化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧料の剤形の中で、エアゾール化粧料には、1)噴霧化粧料と、2)泡沫形成化粧料の2種が、大別すると存在する。噴霧化粧料は比較的粘度の低い組成物を、比較的高圧のガスで霧状に噴出させるものであり、泡沫形成化粧料は、高級アルコールなどで界面を強化した比較的粘度の高い乳化物を、比較的低圧のガスで泡沫を形成させつつ、吐出させるものである。以前においてはかかる噴出、吐出用のガスとしては、フッ化炭化水素が使用されてきたが、近年環境配慮から、天然ガスなどに置換されてきた。しかしながら、液化天然ガスにおいては、低温域での噴出性、吐出性の低下の問題が存し、この様な条件下での脂溶性の低下は避けられない問題となっていた。即ち、フッ化炭化水素を使用しない系で、低温噴出性乃至は吐出性に優れる、エアゾール化粧料の開発が望まれていた。
【0003】
一方、炭酸ガスは化粧料で、血行促進作用を目的に使用されている。この様な使用形態としては、例えば、入浴剤において、発泡錠の形態で使用されることが知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)炭酸エチレン、炭酸プロピレンなどの環状炭酸エステルについては、被膜に於ける可塑性が知られており、ネイルカラーなどに可塑剤として使用されている。(例えば、特許文献3、特許文献4、特許文献5を参照)しかしながら、炭酸ガス或いは環状炭酸エステルを含有する泡沫形成化粧料も知られていないし、この様な成分を含有することにより、低温において、吐出性に優れる泡沫形成化粧料が得られることも全く知られていなかった。
【0004】
【特許文献1】特開平08−253408号公報
【特許文献2】特開2003−277218号公報
【特許文献3】特開2004−269540号公報
【特許文献4】特開平09−227357号公報
【特許文献5】特表2001−521881号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、フッ化炭化水素を使用しない系で、低温噴出性乃至は吐出性に優れる、エアゾール化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、フッ化炭化水素を使用しない系で、低温噴出性乃至は吐出性に優れる、エアゾール化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルを含有するものが、この様な特性を備えていること見出し発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)エアゾール化粧料であって、炭酸ガス乃至は環状炭酸エステルを含有することを特徴とする、泡沫形成化粧料。
(2)パック化粧料であることを特徴とする、(1)に記載の泡沫形成化粧料。
(3)前記炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルの含有量が、0.1〜10質量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の泡沫形成化粧料。
(4)環状炭酸エステルが、炭酸プロピレン及び/又は炭酸エチレンであることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。
(5)更に、液化天然ガスを含有することを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。
(6)液化天然ガスの含有量が、0.1〜10質量%であることを特徴とする、(5)に記載の泡沫形成化粧料。
(7)少なくとも、炭酸ガスと、液化天然ガスとを含有することを特徴とする、(5)又は(6)に記載の泡沫形成化粧料。
(8)血行促進作用を有することを特徴とする、(1)〜(7)何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フッ化炭化水素を使用しない系で、低温噴出性乃至は吐出性に優れる、エアゾール化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(1)本発明の化粧料の必須成分である炭酸ガス・環状炭酸エステル
本発明の化粧料は、泡沫を吐出する、エアゾール化粧料であって、炭酸ガス乃至は環状炭酸エステルを含有することを特徴とする。前記環状炭酸エステルとしては、化粧料で使用されているものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、炭酸プロピレン、炭酸エチレン等が好ましく例示できる。特に好ましいものは炭酸プロピレンである。本発明の化粧料に於いて、炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルは、エアゾール化粧料の低温に於ける吐出性を向上させる。この様な効果を奏するためには、本発明の化粧料に於いて、炭酸ガス乃至は環状炭酸エステルを化粧料全量に対して、0.1〜10質量%含有することが好ましく、より好ましくは、0.2〜5質量%含有することである。尚、炭酸ガスを化粧料に含有させるには、圧力を一定に調整した炭酸ガスをエアゾール容器に充填し、密閉した内容物に、バルブステムを通して、平衡状態になるように接触させることが好ましい。この時、緩和な攪拌を行うと更に好ましい。かかる一定の圧力としては、0.2〜1.5パスカルが好ましく例示でき、0.3〜1パスカルがより好ましい。又、かかる炭酸ガス、環状炭酸エステルを泡沫形態のエアゾール化粧料に含有させることにより、かかる泡沫を用いてパックなどの行為を行うことにより、泡沫中に取り込まれた炭酸ガス、環状炭酸エステルの作用により血行を著しく促進できる副次的効果も存する。
【0009】
(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、泡沫を形成するエアゾールであって、前記必須成分を含有することを特徴とする。又、本発明の化粧料が、泡沫を形成するエアゾール化粧料であることから、前記必須成分以外に、吐出、泡沫形成成分として液化天然ガスを含有することが好ましい。かかる液化天然ガスとしては、プロパンとイソブタンを構成とするものが好ましく、具体的には、気化圧0.4〜0.5パスカルのもの、より好ましくは0.42〜0.48パスカルのものを用いることが好ましい。この気化圧の範囲では通常は、プロパンとイソブタンの混合物のものとなる。本発明の化粧料に於いては、かかる液化天然ガスを、化粧料全量に対して、0.1〜10質量%含有することが好ましい。ガスは、前記炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルと、液化天然ガスの質量の総和が、0.3〜10質量%になるように含有することが好ましい。この様な形態を取ることにより、0〜5℃の低温域であっても、良好な泡沫を吐出することが出来る。
【0010】
本発明の化粧料に於いては、これらの成分以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。本発明の化粧料は、これらの成分を常法に従って処理することにより、製造することが出来る。かくして得られた本発明の化粧料は、低温使用条件下においても良好な泡沫を吐出する。又、かかる泡沫を、パック化粧料として用いた場合、泡沫中に含有する炭酸ガスや環状炭酸エステルの生理作用により、泡沫接触部に於ける血流量を増大させ、新陳代謝を促す。この為、本発明の化粧料は、かかる作用を利用したパック化粧料に応用することが好ましい。
【0011】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【実施例1】
【0012】
以下に、示す処方に従って、本発明の化粧料を製造した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イに攪拌下徐々にロを加えて乳化した。これを攪拌下冷却し乳液を得た。この乳液をエアゾル缶に充填し、秤量した。密閉した後、ステムバルブを経由して、0.4パスカルの炭酸ガスを吹き込み、平衡になるのを待ち、平衡になったところで再度秤量し、炭酸ガスの配合量をチェックした。炭酸ガスの吹き込み量は0.9質量%であった。次に、気化圧0.45パスカルの液化天然ガスを、ステムバルブを経由して秤量により、吹き込み量をチェックしながら、1.1質量%吹き込んで、本発明のエアゾル化粧料1とした。
【0013】
【表1】

【0014】
<試験例1>
5℃において、エアゾル化粧料1の吐出性を試験した。即ち、5℃にてエアゾル化粧料1を12時間保存し、恒温にした後、1gを吐出させ、5分後にその容積を計測した。エアゾル化粧料1の炭酸ガスを液化天然ガスに置換した比較例1も作成し、同様に評価した。結果は、エアゾル化粧料1の容積が14mlであったのに対し、比較例1は2.7mlであり、本発明の化粧料が発泡性に優れることが判った。更に、吐出状況に関しては、エアゾル化粧料1が速やかに1g吐出したのに比し、比較例1はノズルを押しつつ数回振らないと吐出しなかった。本発明の化粧料の低温使用性が格段に優れていることが判った。
【0015】
<試験例2>
前記エアゾル化粧料1と比較例1について、血流促進効果を確かめた。即ち、前腕内側部に設けた2cm×4cmの部位に0.1gの化粧料を吐出、延展させ、3分間静置し、しかる後温水で流し去り、部位の色を観察した。エアゾル化粧料1を塗布した部位は、非塗布部位に比して明確に赤くなっていたが、比較例1の塗布部位は非塗布部位と差がなかった。色差計で非塗布部位との色差(ΔE)を測色したところ、エアゾル化粧料1塗布部位は2.56であり、比較例1塗布部位は0.52であった。
【実施例2】
【0016】
エアゾル化粧料1と同様に、下記の処方に従って本発明の化粧料である、エアゾル化粧料2を作成した。試験例1と同様の手技で評価したところ、8.3mlであり、試験例2と同様の手技で評価したところ、色差は1.93であった。同様の効果があることが判った。
【0017】
【表2】

【実施例3】
【0018】
エアゾル化粧料1と同様に、下記の処方に従って本発明の化粧料である、エアゾル化粧料3を作成した。試験例1と同様の手技で評価したところ、12.9mlであり、試験例2と同様の手技で評価したところ、色差は2.12であった。同様の効果があることが判った。
【0019】
【表3】

【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、低温使用性に優れる泡沫エアゾルに応用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアゾール化粧料であって、炭酸ガス乃至は環状炭酸エステルを含有することを特徴とする、泡沫形成化粧料。
【請求項2】
パック化粧料であることを特徴とする、請求項1に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項3】
前記炭酸ガス及び/又は環状炭酸エステルの含有量が、0.1〜10質量%であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項4】
環状炭酸エステルが、炭酸プロピレン及び/又は炭酸エチレンであることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項5】
更に、液化天然ガスを含有することを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項6】
液化天然ガスの含有量が、0.1〜10質量%であることを特徴とする、請求項5に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項7】
少なくとも、炭酸ガスと、液化天然ガスとを含有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の泡沫形成化粧料。
【請求項8】
血行促進作用を有することを特徴とする、請求項1〜7何れか1項に記載の泡沫形成化粧料。

【公開番号】特開2006−137722(P2006−137722A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−330028(P2004−330028)
【出願日】平成16年11月15日(2004.11.15)
【出願人】(000113470)ポーラ化成工業株式会社 (717)
【Fターム(参考)】