説明

洗眼液噴射装置

【課題】目を上に向けることなく、指操作で洗眼液を噴射可能にし、しかも洗眼液を回収できる洗眼キャップ付きの洗眼液噴射装置を提供する。
【解決手段】噴射ヘッドが、上方へ延びて先端部に上方への噴射口17bを有する噴射パイプと、この噴射パイプを指で押下げ操作するように噴射パイプの周囲に設けられた操作部とを備えると共に、噴射ヘッドに、通常状態で噴射パイプを操作部と共にカバーして押下げ操作を不能にするように、容器頭部に着脱自在に係合し、かつ洗眼時に眼球周囲にセットされる洗眼キャップ20が付属し、この洗眼キャップの開口縁21が、眼球周囲に対応した形状に形成されると共に、洗眼キャップ20の基底面に、通常状態から洗眼キャップ20が反転された状態で、噴射口17bに連通するように噴射パイプの先端部に着脱自在に係合する係合部22が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗眼液を充填された容器の頭部に、指操作で洗眼液を噴射させる噴射ヘッドが設けられた洗眼液噴射装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1によれば、洗眼液を充填されたエアゾール容器の噴射ボタンを押下げ操作してその噴射口から洗眼液を目に噴射して洗浄を行えるようにした洗眼液噴射装置が開示されている。また、特許文献2によれば洗浄液を充填されたスクイズチューブの口部に、洗眼キャップを着脱自在に嵌合させた洗眼具が開示されている。
【特許文献1】特開2004−305504号公報
【特許文献2】特開2000−84032号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1の洗眼装置は単に洗眼液を目に向けて噴射させるもので液垂れの処置については考慮されておらず、また文献2の洗眼具は、通常の目薬のように目を上向きでなく、前向き状態で洗眼液を吐出させようとすると、スクイズチューブも横向きになり液量の制御が難しくなる問題がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、目を上に向けることなく、指操作で洗眼液を噴射可能にし、しかも洗眼液を回収できる洗眼キャップ付きの洗眼液噴射装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、洗眼液を充填された容器の頭部に、指操作で洗眼液を噴射させる噴射ヘッドが設けられた洗眼液噴射装置において、噴射ヘッド(10)が、上方へ延びて先端部に上方への噴射口(17b)を有する噴射パイプ(11)と、この噴射パイプを指で押下げ操作するように噴射パイプ(11)の周囲に設けられた操作部(14a)とを備えると共に、噴射ヘッド(10)に、通常状態で噴射パイプ(11)を操作部と共にカバーして押下げ操作を不能にするように、容器頭部(12)に着脱自在に係合し、かつ洗眼時に眼球周囲にセットされる洗眼キャップ(20)が付属し、この洗眼キャップの開口縁(21)が、眼球周囲に対応した形状に形成されると共に、洗眼キャップ(20)の基底面に、通常状態から洗眼キャップ(20)が反転された状態で、噴射口(17b)に連通するように噴射パイプ(11)の先端部に着脱自在に係合する係合部(22)が形成されたことを特徴とする。
【0006】
このような噴射パイプの押下げ操作により、エアゾール容器に噴射ヘッドが設けられる場合バルブステムが開放駆動され、ポンプ容器に噴射ヘッドが設けられる場合噴射パイプがシリンダのピストンとして下降駆動される。さらに、前述の目的を達成するために、請求項2により、噴射ヘッドが、横向きのノズル(35,79)を突設され、かつ指で押下げ操作される噴射ボタン(30,78)を備えると共に、噴射ヘッドに、通常状態で噴射ボタン(30,78)をカバーして押下げ操作を不能にするように、容器頭部(2,76)に着脱自在に係合し、かつ洗眼時に眼球周囲にセットされる洗眼キャップ(40,80)が付属し、この洗眼キャップの開口縁(61,81)が、眼球周囲に対応した形状に形成されると共に、洗眼キャップ(40,80)の基底面に、通常状態から洗眼キャップ(40,80)が反転された状態で、ノズル(35,79)に連通状態で着脱自在に係合する係合部(43,82)が形成される。或は、請求項3により、噴射ヘッドが、垂直噴射パイプ部(51)及びその先端で略水平に曲げられて先端部を噴射口(52a)とする水平パイプ状のノズル(52)により逆L字形に形成された噴射ヘッド本体と、容器頭部に装着され、かつ垂直噴射パイプ部(51)を指によるトリガ操作により押下げ駆動する操作レバー(58)が設けられた噴射ヘッド基部とを備えると共に、ノズル(52)の先端部に、洗眼キャップ(60)が、その基底面に形成された係合部(65)でノズル(52)に連通するよう係合し、洗眼キャップ(60)の開口縁(61)が、洗眼時に眼球周囲にセットされ得る形状に形成され、操作レバー(58)が、洗眼キャップ(60)の下側周面の途中位置まで指を挿入させ得る隙間を置いて先方へ延びる。
【発明の効果】
【0007】
請求項1又は請求項2の発明によれば、顔を所望の方向に向けて、噴射ヘッドの指操作により洗眼液を噴射可能にすると共に、洗眼キャップは、不使用時には噴射ヘッドをカバーして操作不能にするカバーキャップとして機能し、使用時に噴射液の周辺への漏れを抑制し、残液の回収も可能になる。請求項3の発明によれば、同様に顔を所望の方向に向けて、トリガ操作により洗眼液を噴射可能にすると共に、洗眼キャップは、使用時に噴射液の周辺への漏れを抑制し、残液の回収も可能にし、不使用時にはトリガ操作部の上方をカバーして誤操作を防止する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1及び図4を基に本発明の実施の形態による洗眼液噴射装置を説明する。洗眼液が噴射剤と共に充填されたエアゾール容器1の頭部には、図3に示すように、弁機構を内部に保持して、そのバルブステム3を上方付勢状態で突出させるマウンティングカップ2が装着されている。このマウンティングカップに装着される噴射ヘッド10は、バルブステム3に下端部で嵌着し、垂直上方へノズルとして延びる噴射パイプ11と、マウンティングカップ2のカール部2aの外周凹部に下端で係合する周面部12a及び上端に環状の上面周辺部13を形成する周面部12bを有する外径が2段階に変化する基部としての肩カバー12と、噴射パイプ11が嵌入されるように筒状に形成されると共に、インテグラルヒンジ部15aを介して連結片15で上面周辺部13に連結され、かつ操作部14aが斜め上方へ向けて形成された筒部14とを備え、そのカバーキャップ機能を兼ね、かつ眼球周囲にセットされる洗眼キャップ20を付属させて洗眼液噴射装置を携帯可能に構成している。
【0009】
逆円錐台状の洗眼キャップ20の開口縁21は、一方の側部を除いて周面部12bの外径に対応する口径の円状であり、その側部には目尻領域も外部に対して確実に遮蔽するように前方へ隆起する隆起部21aを備えている。また、深さは噴射パイプ11の長さに対応して設定され、基底部の平坦な中央部には、噴射パイプ11の先端部に対する係合部22が開口されている。つまり、噴射パイプ11の先端部のディスク状膨出部分16に、係合部22の口径に対応した外径の突出部17aが階段状に形成されることにより、洗眼キャップ20を通常状態及び反転状態で着脱自在、かつ回転自在に係合部22を着座状態に係合させる着座部17が形成されている。洗眼キャップ20は、円状であることにより、半回転させてその都度隆起部21aを外側へ位置付けすることにより両側の眼球に共用できる。
【0010】
洗眼を行わない通常状態では、洗眼キャップ20が、図1に示すように、噴射ヘッド10をカバーして周面部12bの上端領域に係合することにより、操作部14aの意図しない操作を防止するカバーキャップとして機能する。洗眼に際しては、洗眼キャップ20を外して反転させ、図4に示すように、左眼に対して隆起部21aが外側に位置する回転位置で、係合部22を突出部17aの挿入状態で着座部17に水密になる程度に押して着座・係合させる。顔を僅かに下向きにして開口縁21を眼の周囲に当てて操作部14aを押下げ操作すると、バルブステム3が下方へ駆動されて開放し、噴射口17bから眼に向けて洗眼液が噴射され、外部へ飛散することなく洗眼が行われる。残液は、そのまま洗眼キャップ20内に回収されて廃液される。次いで、洗眼キャップ20を半回転させて右眼にセットして同様に洗眼することができる。その都度、廃液することなく着座部17での液密を保持した状態で半回転させて、右眼にセットすることもできる。
【0011】
この洗眼液噴射装置は、例えば花粉症対策として携帯することができ、その際洗眼キャップ20のカバーキャップとしての装着を確保するために、開口縁21近辺の内周面に凸部を形成し、周面部12bに対応の凹部を形成して凹凸係合させることも考えられる。
【0012】
図5及び図6は本発明の第2の実施の形態による洗眼液噴射装置を示すもので、前述のバルブステム3に下端部で嵌着し、上面で押下げ操作され、横向きにパイプ状のノズル35が突設された噴射ヘッドとしての噴射ボタン30に、洗眼キャップ40を付属させて構成されている。
【0013】
この洗眼キャップの開口縁41は、マウンティングカップ2の巻締め部の外径に対応した円形であり、側部に隆起部41aが形成され、深さは噴射ボタン30をカバーするように設定されている。基底部の中央部には、ノズル35の先端部に形成されたディスク状着座部36に着脱及び回転自在に係合するように、ノズル35の外径に相当する内径の係合孔42を有する筒状の係合部43が外方へ突設されている。尚、この係合部は、関連部分の寸法関係によってはノズルの先端部を挿入させて着座させるように、基底部中央の内部に形成することも考えられる。尚、開口縁41の内周面には、マウンティングカップ2の巻締め部に外係合する凸部を部分的に形成することもできる。
【0014】
通常状態では、洗眼キャップ40がマウンティングカップ2に着脱自在に係合することにより、噴射ボタン30の押下げ操作を防止している。洗眼に際しては、洗眼キャップ40を反転させて、図6に示すように、係合部43にノズル35の先端部分35aを係入させて、その端面を着座部36に液密状態に当接させる。顔を略正面に向けたままで開口縁41を左眼に当てて噴射ボタン30を押下げ操作すると、ノズル先端口から眼に向けて洗眼液が噴射され、残液はそのまま洗眼キャップ20のわん曲した周面部に回収される。同様に、洗眼キャップ40を半回転させて右眼にセットして洗眼することができる。残液は、液密状態で洗眼キャップ40の基底部を下向きに傾倒させて、基底部に溜めた状態で排液する。
【0015】
図7及び図8は第3の実施の形態による洗眼液噴射装置を示すもので、その噴射ヘッドは、周知のように、エアゾール容器頭部から突出する前述のバルブステムに下端部で嵌着する垂直噴射パイプ部51及びその先端で略水平に曲げられて先端部を噴射口52aとする水平パイプ状のノズル52により逆L字形に形成された噴射ヘッド本体50と、前述のマウンティングカップの巻締め部に外係合してその上方をカバーする噴射ヘッド基部としてのカバー体55とを備えると共に、このカバー体に、トリガ操作部59が付設されている。その操作レバー58をトリガ操作すると、その上面部58aがピン59aを支点として回動して垂直部パイプ51が下方へ駆動される。
【0016】
ノズル52の先端部に保持される洗眼キャップ60の開口縁61は、眼球周囲に対応して側部の隆起部61aを除いて円形に形成されている。基底部の中央部には、ノズル52の先端部に形成されたリング状係合溝57に回転可能に係合する口径の係合部65が開口されている。尚、このような洗眼キャップ60のノズル52に連通する係合部は、着脱自在にノズル52の先端部に係合するようにも構成することができる。操作レバー58は、洗眼キャップ60の下側の周面に対して、指を挿入させ得る程度の隙間を置いてその途中位置まで延びている。
【0017】
通常状態では、操作レバー58は、洗眼キャップ60により上方をカバーされることにより、誤操作をされ難くなっている。洗眼に際しては、洗眼キャップ60を眼に当てて、隙間に指を入れて操作レバー58をトリガ操作すると、ノズル52の噴射口52aから眼に向けて洗眼液が噴射される。洗眼キャップ60を保持状態のまま半回転させて他方の眼に当てる。
【0018】
図9は第4の実施の形態による洗眼液噴射装置を示すもので、容器71の頭部のネック部71aには、ポンプのシリンダ73を保持するキャップ76がねじ込み式に係合すると共に、このキャップから昇降可能に突出するピストン式の噴射パイプ75の先端部に、横向きに突出する筒状のノズル79付き噴射ボタン78が取付けられて噴射ヘッドを構成すると共に、洗眼キャップ80が付属している。周知の動作原理により、噴射ボタン78を押下げ操作して噴射パイプ75を押込んでシリンダ73の内圧を高めることにより洗眼液を噴出させると共に、押下げ操作を解除した際にばね付勢により自動的に噴射パイプ75を押上げてシリンダ73の内圧を負圧化してディップチューブ72を通して洗眼液を吸上げるようになっている。
【0019】
噴射ボタン78に隙間を置く深さの洗眼キャップ80の開口縁81は、キャップ76の上方領域に着脱自在に係合する内径に設定されると共に、基底部中央には、ノズル79の外径に相当する口径の係合部82が開口されている。一方、ノズル79の基部周辺には平坦状の着座部79aが形成されることにより、係合部82は、その周辺が着座部79aに着座した状態で、ノズル79の先端部に着脱自在に係合する。
【0020】
通常状態では、洗眼キャップ80が、二点鎖線で示すように、キャップ76に係合して、噴射ボタン78をカバーしている。洗眼に際しては、洗眼キャップ80を外して、係合部82をノズル79を挿入させて着座部79aに着座させ、開口縁81を眼に当てて噴射ボタン78を押下げ操作する。廃液時には、係合部82の平坦な周辺を着座部79aに液密状態に当てておく。
【0021】
尚、図1に説明した噴射パイプ11、或は図7に説明した垂直噴射パイプ部51をピストン動作を行う噴射パイプとして構成することにより、別の操作方式のポンプ式噴射ヘッドとして構成することもできる。さらに、洗眼キャップは側部に隆起部を形成することを前提に説明したが、開口縁の形状は側部からの漏れ及び眼球周辺への装着状態を考慮して、その他の種々の形状が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の第1の実施の形態による洗眼液噴射装置の通常状態の斜視図である。
【図2】同洗眼液噴射装置の噴射ヘッドの洗眼キャップの側面図である。
【図3】同噴射ヘッドの断面図である。
【図4】同洗眼液噴射装置の使用状態を説明する側面図である。
【図5】第2の実施の形態による洗眼液噴射装置の通常状態での斜視図である。
【図6】図5による洗眼液噴射装置の使用状態の側面図である。
【図7】第3の実施の形態による洗眼液噴射装置の斜視図である。
【図8】図7による洗眼液噴射装置の洗眼キャップの係合部の断面図である。
【図9】第4の実施の形態による洗眼液噴射装置の噴射ヘッドの一部断面にした側面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 エアゾール容器
2 マウンティングカップ
3 バルブステム
11,75 噴射パイプ
10 噴射ヘッド
14a 操作部
17,36,79a 着座部
17b,52a 噴射口
20,40,60,80 洗眼キャップ
21,41,61,81 開口縁
22,43,65,82 係合部
30,78 噴射ボタン
35,52,79 ノズル
58 操作レバー
71 容器
76 キャップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗眼液を充填された容器の頭部に、指操作で洗眼液を噴射させる噴射ヘッドが設けられた洗眼液噴射装置において、
噴射ヘッドが、上方へ延びて先端部に上方への噴射口を有する噴射パイプと、この噴射パイプを指で押下げ操作するように前記噴射パイプの周囲に設けられた操作部とを備えると共に、前記噴射ヘッドに、通常状態で前記噴射パイプを前記操作部と共にカバーして押下げ操作を不能にするように、容器頭部に着脱自在に係合し、かつ洗眼時に眼球周囲にセットされる洗眼キャップが付属し、
この洗眼キャップの開口縁が、眼球周囲に対応した形状に形成されると共に、前記洗眼キャップの基底面に、通常状態から前記洗眼キャップが反転された状態で、前記噴射口に連通するように前記噴射パイプの先端部に着脱自在に係合する係合部が形成されたことを特徴とする洗眼液噴射装置。
【請求項2】
洗眼液を充填された容器の頭部に、指操作で洗眼液を噴射させる噴射ヘッドが設けられた洗眼液噴射装置において、
噴射ヘッドが、横向きのノズルを突設され、かつ指で押下げ操作される噴射ボタンを備えると共に、前記噴射ヘッドに、通常状態で前記噴射ボタンをカバーして押下げ操作を不能にするように、容器頭部に着脱自在に係合し、かつ洗眼時に眼球周囲にセットされる洗眼キャップが付属し、
この洗眼キャップの開口縁が、前記眼球周囲に対応した形状に形成されると共に、前記洗眼キャップの基底面に、通常状態から前記洗眼キャップが反転された状態で、前記ノズルに連通状態で着脱自在に係合する係合部が形成されたことを特徴とする洗眼液噴射装置。
【請求項3】
洗眼液を充填された容器の頭部に、指操作で洗眼液を噴射させる噴射ヘッドが設けられた洗眼液噴射装置において、
噴射ヘッドが、垂直噴射パイプ部及びその先端で略水平に曲げられて先端部を噴射口とする水平パイプ状のノズルにより逆L字形に形成された噴射ヘッド本体と、容器頭部に装着され、かつ前記垂直噴射パイプ部を指によるトリガ操作により押下げ駆動する操作レバーが設けられた噴射ヘッド基部とを備えると共に、前記ノズルの先端部に、洗眼キャップが、その基底面に形成された係合部で前記ノズルに連通するよう係合し、
前記洗眼キャップの開口縁が、洗眼時に眼球周囲にセットされ得る形状に形成され、前記操作レバーが、前記洗眼キャップの下側周面の途中位置まで指を挿入させ得る隙間を置いて先方へ延びることを特徴とする洗眼液噴射装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−346074(P2006−346074A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−174817(P2005−174817)
【出願日】平成17年6月15日(2005.6.15)
【出願人】(000144463)株式会社三谷バルブ (142)
【Fターム(参考)】