説明

流し台用シンクの製造方法

【課題】プレス絞り加工によってキュービック型シンクを量産化する上で問題となる曲がり部分でのしわや割れの発生を抑える。
【解決手段】流し台用シンク(1)の基本形状を作る第1プレス深絞り工程と、次にプレス成形する第2プレス工程とを有し、第1、第2のプレス工程が共に焼鈍無しの冷間加工によりステンレス鋼板が塑性変形される。第1プレス深絞り工程では、プレス処理が進行するに従ってしわ押さえ力を徐々に高くする制御が実行される。シンク(1)の平面視矩形の槽部(2)は、4つの側面(6)の互いに隣接する2つの側面(6,6)の間のコーナー部分の曲率半径(r1)が10〜25mmであり、槽部(2)の側面(6)と底面(8)との間のコーナー部分(C)の曲率半径(r2)が20〜35mmであり、槽部(2)の底面(8)の4つの角隅部(10)の曲率半径(r3)が25〜40mmである

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ステンレス鋼板の縁部を拘束しつつポンチで押圧してポンチ形状に従ってステンレス鋼板を塑性変形させるプレス絞り加工により製作される流し台用シンクの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、流し台用のシンクにおいて、天板は調理スペースを広くし、キャビネット内は収納や機器類の組込スペースを必要とする等の理由から、シンクのコーナー部分つまり曲がり部分の曲率半径が従来の主流である80mm前後から徐々に小さく設定される傾向があり、加えて近年のシンクの小形化の流れの中で曲がり部分の曲率半径を小さな値にしたシンクが要求されてきている。この種のシンクを当業者は「キュービック型シンク」と呼んでいる。
【0003】
特に高級住宅において、シンクのデザインを担うデザイナーもキュービック型にこだわりを持つ傾向にあることからキュービック型シンクは一つのトレンドとなっている。そして、このシンク槽部のコーナーつまり曲がり部分の曲率半径が25mm以下であることがキュービック型シンクの一つの目安となっている。但し、槽部の4つの角隅部や槽部4の隣接する2つの側面の合流部分つまりコーナー部分の曲率半径を極端に小さく設定すると槽部を清掃し難くなる問題が生じる。このことから実用性とデザイン性を合わせると、曲がり部分の曲率半径を10〜25mmに設定するのが好ましい。しかしながら、このようなキュービック型シンクをプレス絞り加工で製造することは困難が伴う。つまり、曲がり部分の曲率半径が小さくなる程、プレス成形時にしわや割れが発生し易い。
【0004】
特許文献1、2は、キュービック型シンクの製造におけるしわや割れの問題に対する改善策として、素材であるステンレス鋼板の板厚、シンク(槽部)の深さ、曲がり部の曲率半径の三者の関係に着目した発明を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−105598号公報
【特許文献2】特開2006−35273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
今現在市販されているキュービック型シンクには溶接法が採用されている。すなわち、素材のステンレス鋼板を展開寸法に切り取り、側面を折り曲げて立上げ、各辺を溶接した上で溶接部を研磨することで製造したキュービック型シンクが販売されている。この溶接法は、シンクの製造の手間が掛かり且つ工数も多いため、必然的にキュービック型シンクの販売価格が高価なものになっており、このことから高級キッチンユニットに限定して採用されているのが実情である。このことに加えて、板金シンクは板材を突き合わせて製作するため、シンクの曲がり部分つまりコーナーの曲率半径が極度に小さくなる場合が多く、これに伴ってコーナーや角隅部を掃除するのが難しいという欠点があった。
【0007】
上述した特許文献1、2の提案にも関わらず、今現在、プレス絞り加工によるキュービック型シンクは市場に現れていない。このことは、プラス絞り加工によってキュービック型シンクを製造することの困難さの現れであると言うことができる。
【0008】
本発明の目的は、プレス絞り加工によってキュービック型シンクを量産化する上で問題となる曲がり部分でのしわや割れの発生を抑えることのできる流し台用シンクの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の技術的課題は、本発明によれば、
冷間加工のプレス成形によってステンレス鋼板から流し台用シンクの最終形状を作る流し台用シンクの製造方法であって、
フランジ付きシンクの基本形状を作る第1のプレス深絞り工程と、
該第1のプレス深絞り工程で作られた基本形状のシンクを最終形状にプレス成形する第2のプレス工程とを有し、
前記第1のプレス深絞り工程と前記第2のプレス工程が共に、焼鈍無しの冷間加工によりステンレス鋼板を塑性変形させるプレス装置によって実行され、
前記第1のプレス深絞り工程では、プレス処理が進行するに従ってしわ押さえ力を徐々に高くする制御が実行され、
前記シンクの平面視矩形の槽部は、該槽部の4つの側面の互いに隣接する2つの側面の間のコーナー部分の曲率半径(r1)が10〜25mmであり、前記槽部の側面と底面との間のコーナー部分の曲率半径(r2)が20〜35mmであり、前記槽部の底面の4つの角隅部の曲率半径(r3)が25〜40mmであることを特徴とする流し台用シンクの製造方法を提供することにより達成される。
【0010】
すなわち、本発明にあっては、上記各部の曲率半径(r1〜R3)を所定の値に設定すると共に、プレス処理を2回に分け、そして、第1回目のプラス深絞り工程において、プレス処理が進行するに従ってしわ押さえ力を徐々に高くする制御を実行するようにしてある。ここに、ダイスの移動速度が一定であるのが好ましく、これに加えて潤滑剤、シム、ビード、クッション圧等の調整を行うのが好ましい。そして、このような製造方法を採用することで、焼鈍無しにプレス成形によりキュービック型のシンクを製造しても曲がり部分でのしわや割れの発生を抑えることが確認できた。
【0011】
本発明の他の目的及び作用効果は以下の本発明の好ましい実施形態の詳しい説明から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に従って製造した第1形態のシンクの斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】第1工程である深絞りプレス加工を終えた半完成品のシンクを上下反転して示す斜視図である。
【図4】本発明に従って製造した第2形態のシンクの斜視図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】本発明に従って製造した第3形態のシンクの斜視図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】本発明に従って製造した第4形態のシンクの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0013】
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
【0014】
第1形態(図1〜図3)
図1を参照して本発明の製造方法に従って成形した第1形態の流し台用シンク1は、平面視矩形の槽部2と、槽部2の上端縁に沿って周方向且つ外方に延びるフランジ部4とを有し、フランジ部4は水平面で構成されている。この流し台用シンク1はステンレス鋼板をプレス成形することにより形成されている。シンク1で使用可能なステンレス鋼板は、その厚みが1.0〜1.2mmである。
【0015】
シンク1の各部の寸法は次のとおりである。槽部2の深さ(H)は最も深い所つまり排水口の近傍で190mm、最も浅い所つまり側壁の近傍で170mmであり、槽部2の幅(Wo)は740mmであり、槽部2の奥行き(D)は390mmであり、フランジ部4の幅(Wf)は17mmである。
【0016】
シンク1は、概略、3つの工程を経ることにより製造される。第1の工程は、シンク1のフランジ付きの基本形状を形成するためのプレス深絞り工程であり、第2の工程は、曲がり部分の曲率半径やシンク1の深さなどを最終寸法に整える最終プレス工程であり、第3の工程は、打ち抜き金型によって完成品を作る工程である。図3は、第2工程の最終プレス工程を完了して第3工程に入る前の半完成品を上下反転して図示した斜視図である。
【0017】
第1の工程であるプレス深絞り工程及び第2の最終プレス工程は、既知のように、焼鈍無しで、ポンチ、ダイス、ブランクホルダを備えたプレス装置(例えば特開2001−47142号公報参照)を使って冷間加工によるプレス処理によって素材のステンレス鋼板に対する塑性変形が実行される。
【0018】
第1のプレス深絞り工程で使用されるプレス装置は、加工圧とクッション圧とのバランスを調整するクッション圧制御機構及びしわ押さえ機構による押さえ力を制御する制御機構を備えている。この第1のプレス深絞り工程では、ダイスの移動速度が一定であり、潤滑剤、シム、ビード、クッション圧等の調整の他にダイスの移動によりプレス処理が進行するに従ってしわ押さえ力を高くする制御が実行される。これにより、第1のプレス深絞り工程では、深絞りプレス処理の過程でステンレス鋼板の流れ込みを制御して鋼板の破断やしわの発生を回避することができ、冷間プレス加工でありながら、後に説明するように曲げ部分の曲率半径を小さく設定したシンク1を形成することができる。
【0019】
図3は、第1工程が完了した後、第2工程に入る前の半完成品を上下反転した状態で図示してある。図3の半完成品は、次の第2のプレス工程で最終形状に成形される。具体的には、フランジ付きシンク1のフランジ部4をしわ押さえしながら若干の流れ込みを許容しつつ最終形状にプレスされる。そして、次の第3工程で、フランジ部4の外周縁部が打ち抜き金型によってトリミングされて完成品のシンク1になる。
【0020】
第1、第2のプレス加工は、伸び方向と直交する方向に縮みが発生する変形であるため、成形時の材料の各部の歪みは、(i)引張り‐圧縮;(ii)2軸引張り;(iii)1軸引張りの3通りがあることが知られている。シンク1の曲げ部分の曲率半径を小さく設定した場合に成形リスクの高い要注意部分は、図3を参照して、(i)引張り‐圧縮歪みのフランジコーナー部分A;(ii)2軸引張り歪みの底面角隅コーナー部分B;(iii)1軸引張りの底面中間コーナー部分Cである。
【0021】
上記の(i)フランジコーナー部分Aは、しわと割れの両方が発生する可能性が高い。このコーナー部分Aは第1工程のドロー成形つまりプレス深絞り加工の際に、金型のダイアール寸法をシンク1の設定アール寸法より大きくすると共にしわ押さえ力を調整することでしわと割れの両方の発生を抑制することができる。
【0022】
上記の(ii)底面角隅コーナー部分Bは、2方向の歪みが発生するもっとも板厚減少が著しい部分であり、割れが発生する可能性が高い。特に角隅部の曲率半径r3を小さく設定するほど応力が集中し、割れが発生し易くなる。実験によると、槽部2の側面6と底面8との間の曲率半径が20mm、底面8の4つの角隅部10の曲率半径r3が25mmであることが成形の割れに対する最小限界であることが分かった。
【0023】
また、シンク1の曲げ部の曲率半径を小さく設定してキュービックのように角張ったイメージとなるようにした場合、このデザイン性を実現するのに、槽部2の側面6と底面8との間のコーナー部分Cの曲率半径r2を20〜35mm、底面4の4つの角隅部の曲率半径r3を25〜40mmとすることが妥当である。ここに、4つの側面6の互いに隣接する側面6、6の間の曲がり部分つまりコーナー部は、その曲率半径r1を10〜25mmとするのが妥当である。そして、このコーナー部の曲率半径r1を、底面8付近(底面8から20mm程度の高さ)で、角隅部10の曲率半径r3に連続している。
【0024】
第2形態(図4、図5)
この第2形態は上述した第1形態(図1〜図3)の変形例でもあることから、第1形態で説明した要素と同一の要素には同一の参照符号を付すことによりその説明を省略し、以下に第2形態(図4、図5)の特徴部分について説明を加える。
【0025】
上記の第1形態のシンク1にあってはフランジ部4が水平面上に広がる平面で構成されていたが、第2形態のシンク20にあっては段付きフランジ22で構成されている。段付きフランジ22は、上記の第2のプレス工程で形成される。段付きフランジ22は、垂直に起立した段部24を有し、この垂直段部24を挟んで、槽部2側の内側フランジ部26と、段付きフランジ22の外周縁を含む外側フランジ部28とで構成されている。内側フランジ部26は相対的に低位に位置しており、外側フランジ部28は相対的に高位に位置しており、これら内側及び外側のフランジ部26、28は共に水平方向に延びている。
【0026】
ここに、内側フランジ部26と外側フランジ部28との間の高低差hは10mmである。また、内側フランジ部26の幅寸法Winは20mmであり、外側フランジ部28の幅寸法Woutは17mmである。また、外側フランジ部28と段部24との間の曲がり部の曲率半径r4は4mm又はそれ以上であり、内側フランジ部26と段部24との間の曲がり部の曲率半径r5は2.5mm又はそれ以上である。
【0027】
すなわち、内側フランジ部26と外側フランジ部28との間の高低差h(h=10mm)を内側フランジ部26の幅寸法Win(Win=20mm)よりも小さな値に設定してある(h<Win)。また、上記の高低差hと上記の曲率半径r4との関係を(h/2.5)<r4を満足するように設定し、更に、上記の高低差hと上記の曲率半径r5との関係を(h/4)<r5を満足するように設定してある。この寸法関係は実験型で確認した結果、槽部2の側面6と内側フランジ部26と間の境界及び段部24と内側フランジ部26との間の境界に割れが発生するのを抑制するのに効果的な寸法関係であることが分かった。
【0028】
なお、第2形態のシンク20では、段付きフランジ22を槽部2の全周に設けてあるが、平面視矩形の槽部2の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺を段付き無しの水平フランジで構成し、残る辺を段付きフランジ22で構成するようにしてもよい。
【0029】
第3形態(図6、図7)
図6、図7に図示の第3形態は、上述した第2形態(図4、図5)の変形例でもあり、この第3形態の特徴部部について以下に説明する。上記の第2形態では、段付きフランジ22に含まれる段部24が垂直に起立していたが、この第3形態のシンク30では、共に水平に延びる内側フランジ部26、外側フランジ部28の間の段部32が傾斜して延びている。段部32の傾斜角度をθで図示してある(図7)。
【0030】
段部32の傾斜角度(θ)は、θ≦60°を満足するように設定することにより、段付きフランジ22と側面6との境界に応力が集中するのを緩和することができ、段付きフランジ22と側面6の境に発生し易い割れ防止に対し極めて効果的である。
【0031】
更に、ここに、このシンク30を流し台のステンレス天板にシーム溶接する際の溶接性を考慮すると、下部電極を段付きフランジ22の段部32に当てて溶接する際、電極を滑らせずに安定保持するためには、段部32の傾斜角θをできるだけ大きくする方がよい。これは、シンク30の加工性と相反する要素であるが、実験によりその限界角度は45°である(θ=45°)。このため、角形形状のシンクをステンレス天板にシーム溶接するためには45°≦θ≦60°であるのが好ましい。
【0032】
第4形態(図8)
図8に図示の第4形態は上記の第3形態(図6、図7)の変形例でもある。第4形態のシンク40にあっては、第3形態と同様に平面視矩形の槽部2の4つの辺の全てが傾斜した段部32を備えた段付きフランジ22で構成されているが、一つの辺の段付きフランジ22の内側フランジ部26の幅Winが他の3つの辺の内側フランジ部26の幅Winよりも大きな値に設定されて、この拡大した内側フランジ部26をデッキ部42として利用し、このデッキ部42に水栓を取り付けたり、物を置くなどに使用するようにしてある。このデッキ部42を構成する内側フランジ部26は水平面に対して若干傾斜しているのがよく、これによりデッキ部42の水が槽部2に流れ落ちるようにするのが好ましい。
【符号の説明】
【0033】
1 流し台用シンク
2 槽部
4 フランジ部
6 槽部の側面
8 槽部の底面
10 底面の4つの角隅部
22 段付きフランジ
24 段部
26 内側フランジ部
28 外側フランジ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷間加工のプレス成形によってステンレス鋼板から流し台用シンクの最終形状を作る流し台用シンクの製造方法であって、
フランジ付きシンクの基本形状を作る第1のプレス深絞り工程と、
該第1のプレス深絞り工程で作られた基本形状のシンクを最終形状にプレス成形する第2のプレス工程とを有し、
前記第1のプレス深絞り工程と前記第2のプレス工程が共に、焼鈍無しの冷間加工によりステンレス鋼板を塑性変形させるプレス装置によって実行され、
前記第1のプレス深絞り工程では、プレス処理が進行するに従ってしわ押さえ力を徐々に高くする制御が実行され、
前記シンクの平面視矩形の槽部は、該槽部の4つの側面の互いに隣接する2つの側面の間のコーナー部分の曲率半径(r1)が10〜25mmであり、前記槽部の側面と底面との間のコーナー部分の曲率半径(r2)が20〜35mmであり、前記槽部の底面の4つの角隅部の曲率半径(r3)が25〜40mmであることを特徴とする流し台用シンクの製造方法。
【請求項2】
前記フランジが段付きフランジを有し、
該段付きフランジが、前記槽部側の低位の内側フランジ部と、該段付きフランジの外周縁と含む高位の外側フランジ部と、これら内側フランジ部と外側フランジ部との間の段部とで構成され、
前記内側フランジ部及び前記外側フランジ部が共に水平方向に延び、
前記段部が垂直方向に延び、
前記内側フランジ部と前記外側フランジ部との間の高低差をhとし、前記内側フランジ部の幅寸法をWinとしたときに、h<Winを満足するように前記高低差hと前記内側フランジ部の幅寸法Winが設定されている、請求項1に記載の流し台用シンクの製造方法。
【請求項3】
前記内側フランジ部と前記槽部の側面との間の曲がり部の曲率半径をr4とし、前記段部と前記内側フランジ部との間の曲がり部の曲率半径をr5としたときに、(h/2.5)<r4であり、且つ(h/4)<r5である、請求項2に記載の流し台用シンクの製造方法。
【請求項4】
前記フランジが段付きフランジを有し、
該段付きフランジが、前記槽部側の低位の内側フランジ部と、該段付きフランジの外周縁と含む高位の外側フランジ部と、これら内側フランジ部と外側フランジ部との間の段部とで構成され、
前記内側フランジ部及び前記外側フランジ部が共に水平方向に延び、
前記内側フランジ部の延び方向に対して前記段部が斜めに傾斜しており、該段部の傾斜角度をθとしたときに、45°≦θ≦60°である、請求項1に記載の流し台用シンクの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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