説明

流し台

【課題】流し台の基本構造に大幅な変更を生じさせることなく、そのキャビネットを構成する幕板の内方側に適切に包丁とまな板を収納できるようにする。
【解決手段】シンク10cの前面とその両側に位置される流し台1のキャビネット10を構成する側板10aの端部とを前方から覆う幕板11となる前板21と、前端部側でこの前板21に接合されると共に、板上面をまな板Pの載置面22aとした棚板22とを備えてなる引き出し体20を有している。引き出し体20の前板21はその内面側に、この内面に包丁Nの刃巾面Nbを向き合わせるようにして包丁Nの刃Naを支持する包丁ホルダー25を備えており、引き出し体20の棚板22は、この引き出し体20の押し込み状態において、シンク10cの底部10dの下方に位置づけられるようになっていると共に、この棚板22の板後端部には、載置されたまな板Pの後端に対する当接部22bが形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、流し台のキャビネットを構成する幕板の内面側に包丁とまな板を収納できるように構成された流し台の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
流し台のシンクの前面は、側板間に亘るようにして固定された幕板によって覆われている。この幕板の外側に上扉を設けこの上扉と幕板との間に包丁の収納ボックスを設けたものがある。(特許文献1参照)
【0003】
しかるに、流し台のシンクの前面と幕板との間には、シンクの開口と天板の前端との間に間隔が形成されることから、必ず一定の隙間が形成される。また、シンクの底面の下方にはまな板などの高さのあまりない物品を収納し得る余地がある。幕板自体を利用して前記のような収納ボックスを備えた引き出しを流し台の上部に備えさせることができれば、既存の流し台の設計を大幅に変更することなく、こうした収納機能を流し台に付加させることができる。
【特許文献1】実用新案登録第3070747号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明が解決しようとする主たる問題点は、流し台の基本構造に大幅な変更を生じさせることなく、そのキャビネットを構成する幕板の内方側に適切に包丁とまな板を収納できるようにする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を達成するために、この発明にあっては、流し台を、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)シンクの前面とその両側に位置される流し台のキャビネットを構成する側板の端部とを前方から覆う幕板となる前板と、
(2)板前端部側でこの前板に接合されると共に、板上面をまな板の載置面とした棚板とを備えてなる引き出し体を有しており、
(3)引き出し体の前板はその内面側に、この内面に包丁の刃巾面を向き合わせるようにして包丁の刃を支持する包丁ホルダーを備えており、
(4)引き出し体の棚板は、この引き出し体の押し込み状態において、シンクの底部の下方に位置づけられるようになっていると共に、
(5)この棚板の板後端部には、載置されたまな板の後端に対する当接部が形成されている。
【0006】
流し台の幕板を前板とした引き出し体によって、この幕板の内方側に、適切に包丁とまな板を収納することができる。すなわち、包丁は幕板の内面側に格別の空間を形成させることなく収納させることができ、まな板はシンクの底部の下方に格別の空間を形成させることなく収納させることができる。また、棚板に載置されたまな板は当接部によって引き出し体の可動時にも棚板上に安定的に位置づけられる。
【0007】
前記棚板の板前端部に、左右方向に亘って前側立ち上がり部を形成させ、
板後端部に、当接部となる左右方向に亘る後側立ち上がり部を形成させ、
板右端部と板左端部とにはそれぞれ、前側立ち上がり部と後側立ち上がり部との間に亘る側壁部を備えさせ、
この前側立ち上がり部、後側立ち上がり部及び側壁部によって、棚板の載置面から水が垂れ出さないようにしておくこともある。
【0008】
このようにした場合、引き出し体の棚板にまな板などを載置してこれを押し込み収納したときにこれに起因してシンク下方を濡らしてしまうことがない。
【0009】
前記棚板の載置面に水切り用のリブを形成させておけば、棚板に載置させたまな板を乾かせ易いと共に、まな板が乾いていない場合でも引き出し体の可動に伴ってまな板が滑り動いてしまう事態を防止できる。
【0010】
かかる引き出し体の前板の上下方向の寸法を、この引き出し体を備えたキャビネットに連続して備えられるキッチンに設置される他のキャビネットの幕板の上下方向の寸法と略等しくさせておけば、流し台の幕板を利用してこの幕板の内方側に適切に包丁とまな板を収納できるようにしながら、この流し台のキャビネットと組み合わされてシステムキッチンを構成する他のキャビネットとの一体感を損なわないようにすることができる。
【発明の効果】
【0011】
この発明にかかる流し台によれば、その幕板を前板とした引き出し体によって、この幕板の内方側に、適切に包丁とまな板を収納することができる。特に、既存の流し台の外観構成を変えることなく、その幕板を利用して既存の流し台に包丁とまな板の収納機能を持たせることができる特長を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図1〜図8に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0013】
なお、ここで図1および図2は、実施の形態にかかる流し台1の上部を断面にして示しており、図2においては引き出し体20を引き出しきった状態を示している。また、図3はかかる引き出し体20とその支持機構とを理解しやすいように前板21となる幕板11と化粧板10fの記載を省略してこれらを示しており、図4は図3に示される各部材を分離させた状態として示している。また、図5は前板21と棚板22とを接合する部材の構造を理解しやすいように示しており、また、図6は棚板22を、図7は引き出し体20に備えられる仕切り体23の要部を、さらに、図8は前板21の内面に取り付けられる包丁ホルダー25を、それぞれ示している。
【0014】
この実施の形態にかかる流し台1は、流し台1の基本構造に大幅な変更を生じさせることなく、そのキャビネット10を構成する幕板11の内方側に適切に包丁Nとまな板Pを収納できるようにしたものである。
【0015】
流し台1を構成するキャビネット10は、左右に側板10a、10aを有し、上部に天板10bを備える。図中符号10cシンクであり、符号10e見付である。シンク10cの前面は化粧板10fによって覆われる。
【0016】
図示の例では、シンク10cの前方において左右側板10a、10aの上部側に亘って前桟10gが備えられている。この前桟10gの直下位置には、上方に溝口を向けた断面コ字状の長尺材10hが左右側板10a、10a間に亘るように配されている。図示の例では、この長尺材10hは、3段引きのスライドレール13のアウターレール13aに取り付けられた状態で側板10aの内面に取り付けられてこの側板10aにスライドレール13を固定させるレール固定パーツ14の前側上部に形成された折出し片14aにその端部を固定されて前記のように左右側板10a、10a間に亘るように配されている。前記化粧板10fは、前桟10gの背面に上部を固定させると共に、その下部を長尺材10hの溝に入れ込んで支持されている。長尺材10hの下端のレベルはシンク10cの底部10dよりもやや低い位置にあり、後述する引き出し体20の棚板22に載置できるまな板Pやその他の物品の大きさを規制するようになっている。すなわち、かかる長尺材10hは、引き出し体20の棚板22に載置されたまな板Pなどの物品の上端レベルが高すぎる場合に、こうした物品を載置した状態での引き出し体20の押し込みによりこうした物品の上端がシンク10cの底部10dに当たってシンク10cを傷つけることがないように機能する。
【0017】
幕板11は、この化粧板10fの前方にあって、この化粧板10fとの間にやや隙間12を開けて、この化粧板10fとこの化粧板10fの両側に位置される側板10aの端部を前方から覆うように備えられるものである。この実施の形態にかかる流し台1は、かかる幕板11を前板21とした引き出し体20を有するものである。
【0018】
シンク10cの下方は収納空間10iとされる。流し台1の前面側であって幕板11の下方にはこの収納空間10iの開口を塞ぐ扉板15が位置される。この収納空間10iに別途の引き出しを納める場合にはこの引き出しの前板が幕板11の下方に位置される。幕板11の外面とかかる扉板15の外面とは略同面上に位置される。
【0019】
引き出し体20は、板前端部側で前記前板21に接合されると共に、板上面をまな板Pの載置面22aとした棚板22を備えてなる。まな板Pはその一面を棚板22の載置面22aに接しさせるようにして棚板22上に載置される。棚板22の板後端部には、載置されたまな板Pの後端に対する当接部22bが形成されている。この引き出し体20の棚板22の前後寸法は、基本的には、引き出し体20を押し込みきった状態でこの棚板の板後端部がシンク10cの図示しない排水パイプに突き当たらない大きさに設定される。
【0020】
この実施の形態にあっては、かかる棚板22の板前端部には、左右方向に亘って前側立ち上がり部22cが形成され、
板後端部には、当接部22bとなる左右方向に亘る後側立ち上がり部22eが形成され、
板右端部と板左端部とにはそれぞれ、前側立ち上がり部22cと後側立ち上がり部22eとの間に亘る側壁部22gが備えられており、
この前側立ち上がり部22c、後側立ち上がり部22e及び側壁部22gによって、棚板22の載置面22aから水が垂れ出さないようになっている。
【0021】
これにより、この実施の形態にあっては、引き出し体20の棚板22にまな板Pなどを載置してこれを押し込み収納したときにこれに起因してシンク10c下方を濡らしてしまうことがないようになっている。
【0022】
具体的には、図示の例では、前記前側立ち上がり部22cと後側立ち上がり部22eを一体に備えた板材22hの左右両端部にそれぞれ、この板材22hをはめ込むこの板材22hの断面形状に倣ったはめ込み部22jを備えたサイドパネル22iをそれぞれこのはめ込み部22jを利用して取り付けて棚板22を構成させている。図示の例では棚板22を構成する板材22hはアルミニウム合金よりなる押し出し型材を所定の寸法に切断して構成させている。
【0023】
また、この実施の形態にあっては、かかる棚板22の載置面22aに水切り用のリブ22kが形成されている。このリブ22kは棚板22の左右方向に亘って形成されており、また、棚板22の前後方向において隣り合うリブ22kとの間に間隔を開けて複数条設けられている。これにより、この実施の形態にあっては、棚板22の載置させたまな板Pを乾かせ易いと共に、まな板Pが乾いていない場合でも引き出し体20の可動に伴ってまな板Pが滑り動いてしまうことがない。
【0024】
また、この実施の形態にあっては、かかる引き出し体20に、その棚板22の載置面22aを左右に分ける仕切り体23が備えられている。図示の例では、棚板22の前側立ち上がり部22cに後方に溝口を向けたガイド溝22dが左右方向に亘って形成されていると共に、棚板22の後側立ち上がり部22eに前方に溝口を向けたガイド溝22fが左右方向に亘って形成されている。仕切り体23は、前端に前側立ち上がり部22cのガイド溝22dに摺動可能に入れ込まれるランナー23aを備えると共に、後端に後側立ち上がり部22eのガイド溝22fに摺動可能に入れ込まれるランナー23aを備えた棒状体23bとして構成されている。これにより、この実施の形態にあっては、かかる仕切り体23によって、引き出し体20の棚板22をまな板Pの載置箇所とその他の物品(キッチンで利用する小物類など)を載置する箇所とに分けて利用することができる。図示の例では、仕切り体23はガイド溝22d、22fにガタなくランナー23aをはめ込むことで所望の位置にズレなく位置づけられると共に、ガイド溝22d、22fに沿ってランナー23aを動かすことで所望の位置に移動させて改めてその位置に位置づけさせることができるようになっている。
【0025】
かかる棚板22と前板21とは、棚板22の左右においてそれぞれ、ジョイントパーツ24を介して接合されている。
【0026】
ジョイントパーツ24は、サイドパネル22iに固定される棚板側パーツ241と、前板21に固定される前板側パーツ242とからなる。
【0027】
棚板側パーツ241は、サイドパネル22iの外面に添装ネジ止めされる添装板部241aと、この添装板部241aの前端側から上方に突き出すブラケット部241bとを有している。ブラケット部241bの上部には前後方向に長いアジャスト空所241cが備えられていると共に、このアジャスト空所241cの上方にはこのアジャスト空所241cへの軸状止め具Jの導入用の割欠き241dが形成されている。また、ブラケット部241bの基部側であってアジャスト空所241cの直下位置には下方に向けて続く軸状止め具Jの通し溝241eが形成されている。
【0028】
前板側パーツ242は、前板21となる幕板11の内面11aに添装ネジ止めされる添装板部242aと、この添装板部242aから略直角に後方に突き出す接合板部242bとを備えている。接合板部242bの上端と下端とにはそれぞれ、軸状止め具Jの支持部242cが形成されている。この支持部242cは接合板部242bにおける軸状止め具Jの通し孔の形成箇所の内側に軸状止め具Jのネジ孔を備えた板片242eを配させることで構成されている。
【0029】
そして、この実施の形態にあっては、棚板側パーツ241のブラケット部241bの通し溝241eに前板側パーツ242の接合板部242bの下端側にある軸状止め具Jを上方から入れ込むと共に、棚板側パーツ241のブラケット部241bのアジャスト空所241cに前板側パーツ242の接合板部242bの上端側にある軸状止め具Jを上方から入れ込み、それぞれの軸状止め具Jを締め込むことで棚板22の板前端部側に前板21を接合させている。
【0030】
これにより、この実施の形態にあっては、アジャスト空所241cの範囲内で前板21の棚板22に対する取り付け角度を調整することができると共に、棚板22に対する取り付けレベルも調整することができるようになっている。
【0031】
かかる引き出し体20の前板21の上下方向の寸法は、この引き出し体20を備えたキャビネット10に連続して備えられるキッチンに設置される図示しない他のキャビネット10(流し台1と一緒になってシステムキッチンを構成する他のキャビネット10)の幕板11の上下方向の寸法と略等しくなっている。これにより、流し台1の幕板11を利用してこの幕板11の内面側に適切に包丁Nとまな板Pを収納できるようにしながら、この流し台1のキャビネット10と組み合わされてシステムキッチンを構成する他のキャビネット10との一体感を損なうことがないようにすることができる。また、前記取り付け角度と取り付けレベルの調整により、引き出し体20の前板21と他のキャビネット10の前板21との面合わせ、高さ合わせが可能とされる。
【0032】
また、引き出し体20の前板21となる幕板11はその内面11a側に、この内面11aに包丁Nの刃巾面Nbを向き合わせるようにして包丁Nの刃Naを支持する包丁ホルダー25を備えている。図示の例では、この幕板11の内面11a側に、この内面11aに包丁Nの刃巾面Nbを向き合わせ、かつ、包丁Nの切っ先を斜め下に柄尻を斜め上にするようにして包丁Nの刃Naを支持する包丁ホルダー25を備えさえている。
【0033】
図示の例では、かかる包丁ホルダー25は、幕板11の左右方向(長さ方向)に長く構成されると共に、内部を包丁Nの刃Naの挿入空間25aとするように構成されている。包丁ホルダー25の上部にはその長さ方向に亘ってこの挿入空間25aに連通するスリット25bが形成されており、包丁Nの刃Naをこのスリット25bを利用して挿入空間25a内に入れ込めるようになっている。包丁ホルダー25の上部にはまた包丁Nの柄Ncの刃Na側の端面Ndに引っかかる隆起部25dとこの隆起部25dに隣り合ってこの隆起部25dに端面Ndを引っ掛ける位置までスリット25bを通じて挿入空間25aに刃Naを入れ込ませた包丁Nの柄Ncを載置する台状部25fとを一組とする支持箇所25cが形成されている。隆起部25dは包丁Nの引っ掛け面25eを斜め上方に向けており、台状部25fの台面25gはこの引っ掛け面25eに略直交する向きの面となっている。図示の例では、幕板11の内面側に、引き出し体20を押し込みきった状態において、この幕板11と前記化粧板10fとの間に形成された前記隙間12に納まるように包丁ホルダー25を備え付けさせている。
【0034】
そして、この実施の形態にあっては、引き出し体20を、左右の側板10aに対してそれぞれ、3段引きのスライドレール13を介して、この引き出し体20の押し込み状態において、この引き出し体20の棚板22がシンク10cの底部10dの下方に位置づけられるように取り付けさせている。
【0035】
具体的には、図示の例では、スライドレール13のインナーレール13bをジョイントパーツ24の棚板側パーツ241の外面に添装固定させている。
【0036】
この実施の形態にかかる流し台1にあっては、流し台1の幕板11を前板21とした引き出し体20によって、この幕板11の内方側に、適切に包丁Nとまな板Pを収納することができる。すなわち、包丁Nは幕板11の内面側に格別の空間を形成させることなく収納させることができ、まな板Pはシンク10cの底部10dの下方に格別の空間を形成させることなく収納させることができる。また、棚板22に載置されたまな板Pは当接部22bによって引き出し体20の可動時にも棚板22上に安定的に位置づけられる。幕板11の外面には引き出し体20の引き出しに利用する図示しない引き手などが必要に応じて備えられる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】流し台1の要部断面構成図
【図2】流し台1の要部断面構成図
【図3】流し台1の要部斜視構成図
【図4】流し台1の要部分離斜視構成図
【図5】ジョイントパーツ24の構成を示した分離側面図
【図6】棚板22の斜視構成図
【図7】仕切り体23の要部分離斜視図
【図8】包丁ホルダー25の斜視構成図
【符号の説明】
【0038】
1 流し台
10 キャビネット
10a 側板
10c シンク
10d 底部
11 幕板
20 引き出し体
21 前板
22 棚板
22a 載置面
22b 当接部
25 包丁ホルダー
N 包丁
Nb 刃巾面
P まな板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シンクの前面とその両側に位置される流し台のキャビネットを構成する側板の端部とを前方から覆う幕板となる前板と、
板前端部側でこの前板に接合されると共に、板上面をまな板の載置面とした棚板とを備えてなる引き出し体を有しており、
引き出し体の前板はその内面側に、この内面に包丁の刃巾面を向き合わせるようにして包丁の刃を支持する包丁ホルダーを備えており、
引き出し体の棚板は、この引き出し体の押し込み状態において、シンクの底部の下方に位置づけられるようになっていると共に、
この棚板の板後端部には、載置されたまな板の後端に対する当接部が形成されていることを特徴とする流し台。
【請求項2】
引き出し体の棚板の板前端部には、左右方向に亘って前側立ち上がり部が形成され、
板後端部には、当接部となる左右方向に亘る後側立ち上がり部が形成され、
板右端部と板左端部とにはそれぞれ、前側立ち上がり部と後側立ち上がり部との間に亘る側壁部が備えられており、
この前側立ち上がり部、後側立ち上がり部及び側壁部によって、棚板の載置面から水が垂れ出さないようになっていることを特徴とする請求項1に記載の流し台。
【請求項3】
引き出し体の棚板の載置面に水切り用のリブが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流し台。
【請求項4】
引き出し体に、その棚板の載置面を左右に分ける仕切り体が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の流し台。
【請求項5】
引き出し体の前板の上下方向の寸法を、この引き出し体を備えたキャビネットに連続して備えられる他のキャビネットの幕板の上下方向の寸法と略等しくさせるようにしていることを特徴とする流し台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−66193(P2009−66193A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−237817(P2007−237817)
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(507307721)株式会社ディー・プロダクト (1)
【出願人】(000148807)株式会社太田製作所 (10)
【Fターム(参考)】