説明

液切り装置

【課題】ウェブへの飛沫の再付着を効果的に防止できる液切り装置と液切り方法、および前記液切り装置を組み込んだウェブ水洗乾燥ラインの提供
【解決手段】一定方向に搬送される支持体ウェブWの両面に、搬送方向aに対して上流方向に向かって空気を吹き付ける液切りノズル11と、搬送方向aに沿って液切りノズル11の下流側に位置し、支持体ウェブWの粗面化面Srに、搬送方向aに対して上流方向に向かって空気を吹き付ける補助ノズル12とを備える液切り装置、液切り方法、および支持体ウェブWの水洗ライン20と前記液切り装置と乾燥ライン30とを備えるウェブ水洗乾燥ライン。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液切り装置およびウェブ水洗乾燥ラインに関し、特に、ウェブへの飛沫の再付着を効果的に防止できる液切り装置、および前記液切り装置を組み込んだウェブ水洗乾燥ラインに関する。
【背景技術】
【0002】
平版印刷原版の基材である支持体ウェブは、アルミニウムウェブを一定の方向に搬送しつつ、片面または両面を粗面化して製造される。そして、アルミニウムウェブは、たとえば、機械的粗面化、水洗、デスマット処理、水洗、電解粗面化処理、デスマット処理、水洗、陽極酸化処理、親水化処理の一連の工程を経て粗面化される(特許文献1)。そして、粗面化されたアルミニウムウェブの粗面化面に製版層形成液を塗布して乾燥し、ポジ型またはネガ型の製版層を形成する。
【0003】
したがって、アルミニウムウェブを粗面化した支持体ウェブの表面が清浄でないと、製版層と支持体ウェブの粗面化面との間の密着力が低下し、白抜けなど、各種不良の原因になる。そこで、親水化処理が終了した支持体ウェブを、水洗装置で水を吹き付けて水洗し、液切り装置で表面に付着する水を除いた後、乾燥装置で熱風を吹き付けて乾燥し、支持体ウェブの粗面化面を清浄にしている。
【0004】
液切り装置としては、液晶表示素子のカラーフィルタや有機EL素子などの電子ディスプレーに好適に使用される版などの枚葉体や各種ウェブの搬送経路を挟んで相対するように設けられた1対のエアナイフを有するものが上げられる(特許文献2)。特許文献2に記載の液切り装置においては、エアナイフから枚葉体やウェブの両面に空気を吹き付けることによって、前記枚葉体やウェブ表面の水滴を除去している(特許文献2)。
【特許文献1】特開2004−339551号公報
【特許文献2】特開2004−001465号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ただ単にウェブの両面に空気を吹き付けたのではウェブがばたつき、吹き付けられた空気によってウェブ表面から除去された飛沫が、液切り装置を通過後のウェブに最付着する。飛沫が再付着したウェブを乾燥装置で乾燥すると、ウェブの飛沫が付着した部分に不純物が凝集し、製版層との密着性が低下して製版層が脱落するという品質故障が生じる可能性がある。
【0006】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、ウェブへの飛沫の再付着を効果的に防止できる液切り装置と液切り方法、および前記液切り装置を組み込んだウェブ水洗乾燥ラインの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、水洗後のウェブの表面に付着した液体を切る液切り装置であって、一定方向に搬送されるウェブの両面に、ウェブの搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付ける液切りノズルと、前記搬送方向に沿って前記液切りノズルの下流側に位置し、前記ウェブの少なくとも一方の面に、前記搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付ける補助ノズルとを備えてなることを特徴とする液切り装置に関する。
【0008】
前記液切り装置においては、前記ウェブの搬送方向に対して上流側に位置する液切りノズルにおいて、ウェブの搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付けているから、ウェブの表面に付着した水などの洗浄液が飛散した飛沫がウェブの下流側に再付着することが防止される。
【0009】
更に、前記液切りノズルから吹き付けられた空気によって飛散した飛沫は、補助ノズルから吹き付けられた空気によって上流側に飛ばされるから、前記飛沫がウェブの下流側に再付着して次の工程に持ち込まれることが効果的に防止される。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記補助ノズルから前記ウェブに向かって空気を吹き出す角度が、前記ウェブの面に対して5〜35度の範囲である請求項1に記載の液切り装置に関する。
【0011】
前記液切り装置においては、補助ノズルから前記ウェブに搬送方向に対して上流方向に向かって前記範囲の角度で空気を吹き付けることにより、前記飛沫がウェブの下流側に再付着して次の工程に持ち込まれることが特に効果的に防止される。
【0012】
請求項3に記載の発明は、前記補助ノズルにおける風量が、前記液切りノズルにおける風量の10〜50%である請求項1または2に記載の液切り装置に関する。
【0013】
前記液切り装置においては、補助ノズルから前記ウェブに搬送方向に対して前記範囲の風量で空気を吹き付けているから、前記飛沫がウェブの下流側に再付着して次の工程に持ち込まれることが特に効果的に防止されるだけでなく、ウェブが激しくばたついて表面の水滴が飛沫となって飛散することがない。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記ウェブが平版印刷板の基材である支持体ウェブであり、前記補助ノズルが前記支持体ウェブの粗面化した側の面に空気を吹き付ける請求項1〜3の何れか1項に記載の液切り装置に関する。
【0015】
請求項1のところで説明したように、前記液切り装置によれば、液切りノズルから吹き付けられた空気によって飛散した飛沫が支持体ウェブの下流側に再付着して次の工程、即ち乾燥工程に持ち込まれることが防止されるから、支持体ウェブの粗面化面に飛沫が付着することにより、不純物が凝集して製版層との密着性が低下し、製版層が部分的に脱落するという故障の発生が効果的に防止される。
【0016】
請求項5に記載の発明は、一定方向に搬送されるウェブを水洗する水洗装置と、前記水洗装置で水洗されたウェブの表面に付着した水を切る請求項1〜4の何れか1項に記載の液切り装置と、前記液切り装置で表面の水を切ったウェブを乾燥する乾燥装置とを備えてなることを特徴とするウェブ水洗乾燥ラインに関する。
【0017】
アルミニウムウェブに粗面化、陽極酸化処理、および親水化処理の一連の工程を施して得られた支持体ウェブを、前記ウェブ水洗乾燥ラインで水洗、液切り、乾燥することにより、粗面化面に不純物の凝集のない支持体ウェブが得られる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、水洗後のウェブの表面に付着した液体を切る液切り方法であって、一定方向に搬送さえるウェブの両面に、ウェブの搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付け、前記搬送方向に沿って前記空気吹き付け位置よりも下流側において、前記ウェブの少なくとも一方の面に、前記搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付けることを特徴とする液切り方法に関する。
【0019】
請求項1のところで述べたように、前記液切り方法においては、水洗後のウェブに、搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付けているから、ウェブの表面から飛散した飛沫はウェブの上流側に吹き飛ばされる。したがってウェブの下流側に再付着することが防止される。
【0020】
更に、前記空気流によって飛散した飛沫は、補助ノズルから吹き付けられた空気によって上流側に飛ばされるから、ウェブの表面から飛散した飛沫がウェブの下流側に再付着して次の工程、たとえば乾燥工程に持ち込まれることが効果的に防止される。
【発明の効果】
【0021】
以上説明したように本発明によれば、ウェブへの飛沫の再付着を効果的に防止できる液切り装置と液切り方法、および前記液切り装置を組み込んだウェブ水洗乾燥ラインが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
1.実施形態1
アルミニウムウェブに粗面化、陽極酸化処理、および親水化処理の一連の工程を施して得られた平版印刷版用の支持体ウェブWを水洗、水切り、熱風乾燥するウェブ水洗乾燥ライン100は、図1に示すように、ウェブWを水洗する水洗ライン20と、本発明の液切り装置の一例であって水洗ライン2で水洗されたウェブWの表面に残存した水を切る水切り装置10と、水切り装置10で水切りした支持体ウェブWを熱風乾燥する乾燥ライン30とを備える。水洗ライン2および乾燥ライン30は、夫々本発明のウェブ水洗乾燥ラインの備える水洗装置および乾燥装置に相当する。
【0023】
支持体ウェブWは、搬送方向aに沿って、水洗ライン20においては水平方向に搬送され、水切り装置10および乾燥ライン30においては垂直方向に搬送される。したがって、水洗ライン20と水切り装置10との間には、ウェブWの搬送方向を転換する方向転換ローラ40が設けられている。
【0024】
図1および図2に示すように、水切り装置10は、筐体13と、筐体13の内側に設けられ、支持体ウェブWの両面に、搬送方向aに対して上流方向に向かって空気を吹き付ける水切りノズル11と、筐体13の内側において搬送方向aに沿って水切りノズル11の下流側に位置し、支持体ウェブWの粗面化面Srに、搬送方向aに対して上流方向に向かって空気を吹き付ける補助ノズル12とを備える。筐体13の内側には、更に、搬送方向aに対して水切りノズル11の上流側に仕切り板14が設けられている。筐体13の底板13Aと天板13Bとには、夫々支持体ウェブWが通過するスリット13Cが開口している。筐体13の底板13Aと仕切り板14との間には、支持体ウェブWを案内する案内ローラ42が設けられている。
【0025】
水切りノズル11は、略楔状の断面を有するノズル本体11Aと、ノズル本体11Aの内部にノズル本体11Aの長手方向に沿って延在する空気導入管11Bとを備える。ノズル本体11Aの先端には、スリット状の空気吹き出し口11Cが支持体ウェブWの搬送経路に向かって開口している。空気導入管11Bには、空気吹き出し口11Cに向かって開口する空気吹き出し孔11Dが一定間隔で開口している。空気導入管11Bには管路15を介してブロワーPが接続されている。ブロワーPから供給された空気は、管路15を介して空気導入管11Bからノズル本体11Aの内部に導入され、矢印bに示すように、空気吹き出し口11Cから支持体ウェブWに、搬送方向aに対して上流方向に吹き出される。水切りノズル11において矢印bと支持体ウェブWの搬送経路とのなす角度、言い換えれば水切りノズル11から空気を吹き出す方向と支持体ウェブWの面とのなす角度φは、30〜80度の範囲が好ましく、特に45〜75度の範囲が好ましい。
【0026】
補助ノズル12も、水切りノズル11と同様、略楔状の断面を有するノズル本体12Aと、ノズル本体12Aの内部にノズル本体12Aの長手方向に沿って延在する空気導入管12Bとを備える。ノズル本体12Aの先端には、スリット状の空気吹き出し口12Cが支持体ウェブWの搬送経路に向かって開口している。空気導入管12Bには、空気吹き出し口12Cに向かって開口する空気吹き出し孔12Dが一定間隔で開口している。空気導入管12Bには管路16を介して空気が供給される。なお、図1において管路16は省略されている。管路16から供給された空気は、空気導入管12Bからノズル本体12Aの内部に導入され、矢印cに示すように、空気吹き出し口12Cから支持体ウェブWに、搬送方向aに対して上流方向に吹き出される。補助ノズル12において矢印cと支持体ウェブWの搬送経路とのなす角度、言い換えれば補助ノズル12から空気を吹き出す角度と支持体ウェブWの面とのなす角度θは、5〜35度の範囲が好ましく、特に10〜35度の範囲が好ましい。また、補助ノズル12から吹き出す風量は、水切りノズル11から吹き出す風量の10〜50%の範囲が好ましい。補助ノズル12からの空気流の角度θおよび風量が前記範囲であれば、水切りノズル11からの空気流で生じた水飛沫が上方に飛散したり、水切りノズル11からの空気流が上側のスリット13Cから乾燥ライン30内に吹き上がったりすることが効果的に防止される。
【0027】
水洗ライン20は、図1に示すように、搬送経路aに沿って搬送される支持体ウェブWに向かって水を噴射する水平ノズル21が、支持体ウェブWの搬送経路の両側に、前記搬送経路に対して平行に所定の間隔で設けられている。
【0028】
乾燥ライン30は、支持体ウェブWに対して熱風を吹き付ける熱乾燥ゾーン31と、搬送方向aに沿って熱乾燥ゾーン31の下流側に位置し、熱乾燥ゾーン31を通過した支持体ウェブWを冷却する冷却ゾーン32とを有する。熱乾燥ゾーン31には、支持体ウェブWに向かって熱風を吹き付ける熱風吹出しノズル33が、支持体ウェブWの搬送経路の両側に所定の間隔で設けられている。冷却ゾーン32には、支持体ウェブWに向かって冷風を吹き付ける冷風吹出しノズル34が、支持体ウェブWの搬送経路の両側に所定の間隔で設けられている。熱風吹出しノズル33および冷風噴出しノズル34の何れも、支持体ウェブWの搬送経路に向かって縮小する三角形状の断面を有し、頂部に空気吹き出しスリット(図示せず。)が開口している。
【0029】
以下、ウェブ水洗乾燥ライン100の作用について述べる。
【0030】
アルミニウムウェブに粗面化、陽極酸化処理、および親水化処理の一連の工程を施して得られた支持体ウェブWは、先ず、水洗ライン20において水平ノズル21から両面に水を噴射されて水洗される。
【0031】
水洗ライン20で水洗された支持体ウェブWは、方向転換ローラ40によって垂直方向に方向転換されて水切り装置10に導入される。
【0032】
水切り装置10においては、支持体ウェブWの表面の水滴は、水切りノズル11から吹き出される空気によって搬送方向aに対して上流方向、換言すれば下方に向かって吹き飛ばされる。支持体ウェブWの粗面化面Srには、更に、補助ノズル12からの空気流が吹き付けられる。したがって、粗面化面Srにおいては、水切りノズル11からの空気流によって生じた飛沫が上方に飛散して粗面化面Srの下流側に再付着したり、水きりノズル11からの空気が乾燥ライン30の内部に吹き上がったりすることが防止されるから、水飛沫中の不純物が凝集することがない。
【0033】
水切り装置10から導出された支持体ウェブWは、先ず、乾燥ライン30における熱乾燥ゾーン31に導入され、熱風吹出しノズル33からの熱風によって加熱乾燥される。次いで、冷却ゾーン32に導入され、冷風吹き出しノズル34からの冷風によって常温まで冷却される。
【0034】
乾燥ライン30から導出された支持体ウェブWは、次の製版層塗布ライン(図示せず。)に導入され、粗面化面に製版層形成液が塗布されて乾燥され、平版印刷原版ウェブとされる。
【0035】
実施形態1に係るウェブ水洗乾燥ライン100においては、水切り装置10において、水洗時にウェブの表面に付着した水滴が飛散した水飛沫が支持体ウェブWの粗面化面Srに再付着した状態で乾燥ライン30に導入されることがない。
【0036】
したがって、線浄水中の不純物や、水洗ライン20では完全には除去されなかった不純物が粗面化面Srに凝集して、次の製版層塗布ラインにおいて製版層形成液の塗布不良を生じさせることがない。
【0037】
更に、水切り装置10および乾燥ライン30の何れにおいても支持体ウェブWを垂直方向に沿って上方に搬送しているから、ウェブ水洗乾燥ライン100全体として据付面積を小さくできるだけでなく、支持体ウェブWの表面に残存した水滴を下方に落下させることができる故に、支持体ウェブWが、水洗ライン20で表面に付着した水を乾燥ライン30に持ち込むことが更に効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は、実施形態1に係るウェブ水洗乾燥ラインの全体的な構成を示す説明図である。
【図2】図2は、図1に示すウェブ水洗乾燥ラインの有する水切りラインの構成の詳細を示す拡大図である。
【符号の説明】
【0039】
2 水洗ライン
10 水切り装置
11 水切りノズル
11A ノズル本体
11B 空気導入管
11C 空気吹き出し口
11D 空気吹き出し孔
12 補助ノズル
12A ノズル本体
12B 空気導入管
12C 空気吹き出し口
12D 空気吹き出し孔
13 筐体
13A 底板
13B 天板
13C スリット
14 仕切り板
15 管路
16 管路
20 水洗ライン
21 水平ノズル
30 乾燥ライン
31 熱乾燥ゾーン
32 冷却ゾーン
33 ノズル
34 ノズル
40 方向転換ローラ
42 案内ローラ
100 ウェブ水洗乾燥ライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水洗後のウェブの表面に付着した液体を切る液切り装置であって、
一定方向に搬送されるウェブの両面に、ウェブの搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付ける液切りノズルと、
前記搬送方向に沿って前記液切りノズルの下流側に位置し、前記ウェブの少なくとも一方の面に、前記搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付ける補助ノズルと
を備えてなることを特徴とする液切り装置。
【請求項2】
前記補助ノズルから前記ウェブに向かって空気を吹き出す角度は、前記ウェブの面に対して5〜35度の範囲である請求項1に記載の液切り装置。
【請求項3】
前記補助ノズルにおける風量は、前記液切りノズルにおける風量の10〜50%である請求項1または2に記載の液切り装置。
【請求項4】
前記ウェブは、平版印刷板の基材である支持体ウェブであり、前記補助ノズルは、前記支持体ウェブの粗面化した側の面に空気を吹き付ける請求項1〜3の何れか1項に記載の液切り装置。
【請求項5】
一定方向に搬送されるウェブを水洗する水洗装置と、前記水洗装置で水洗されたウェブの表面に付着した水を切る請求項1〜4の何れか1項に記載の液切り装置と、前記液切り装置で表面の水を切ったウェブを乾燥する乾燥装置とを備えてなることを特徴とするウェブ水洗乾燥ライン。
【請求項6】
水洗後のウェブの表面に付着した液体を切る液切り方法であって、
一定方向に搬送さえるウェブの両面に、ウェブの搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付け、
前記搬送方向に沿って前記空気吹き付け位置よりも下流側において、前記ウェブの少なくとも一方の面に、前記搬送方向に対して上流方向に向かって空気を吹き付ける
ことを特徴とする液切り方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−69396(P2008−69396A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−248194(P2006−248194)
【出願日】平成18年9月13日(2006.9.13)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】