説明

液化ヘリウム充填ユニットおよび液化ヘリウムの充填方法

【課題】液化ヘリウムをデュワー容器に充填する際に、高価なヘリウムが大気中に無駄に放出されることがないようにする。
【解決手段】デュワー容器の開口部に液化ヘリウム充填ユニット101を取り付け、この液化ヘリウム充填ユニットのフローパイプ103に供給ユニット14のスカート15aを差し込み、供給ユニット14の供給パイプ17から液化ヘリウムを供給する。デュワー容器の内容器2内での液化ヘリウムの気化に伴う内圧の上昇が抑えられ、内容器2内のヘリウムガスを外部に放出しなくとも充填が可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、液化ヘリウムのデュワー容器への充填の際に用いられる液化ヘリウム充填ユニットおよびこの充填ユニットを用いた液化ヘリウムの充填方法に関する。
【背景技術】
【0002】
液化ヘリウムの輸送には、充填業者においてデュワー容器に10〜1000リットルの液化ヘリウムを充填し、このデュワー容器を使用先に輸送する方法がとられることがある。そして、使用先から空のデュワー容器を回収して再度液化ヘリウムを充填することが行われている。
【0003】
図3は、上述のデュワー容器の例を模式的に示すもので、このデュワー容器1は、ステンレス鋼製の内容器2とこの内容器2を包囲するようにして設けられたステンレス鋼製の外容器3とから概略構成されており、内容器2と外容器3との間の間隙は真空となっている。
内容器2は、長い首部4を有しており、この首部4の下方の胴部5に液化ヘリウムが貯えられるようになっている。
【0004】
首部4の上部は外容器3の頭部を貫通して外部に突出しており、その突出部分がマニホールド6とされている。このマニホールド6の頂部は開口して開口部7となっている。
マニホールド6には、個々の作動圧力が異なる複数の安全弁61、62、63が設けられており、内容器2内のヘリウムガスの圧力が異常に上昇した場合にこれらの安全弁61、62、63が作動して内部のヘリウムガスを放出するようになっている。
さらに、内容器2内のヘリウムガスを大気に逃がす開放弁64が設けられている。
【0005】
マニホールド6の開口部7には、液化ヘリウムアクセスユニット8が着脱自在に取り付けられている。この液化ヘリウムアクセスユニット8は液化ヘリウムを充填するときおよび内部の液化ヘリウムを外部に取り出すときに用いられるものである。
図4は、この液化ヘリウムアクセスユニット8の構造を示すものである。この液化ヘリウムアクセスユニット8は、前記開口部7を閉じる略円板状のフランジ9とこのフランジ9を貫通するガイドチューブ10とから概略構成されている。
【0006】
フランジ9の下面の外周にはO−リング11が着脱可能に取り付けられており、これによりフランジ9が前記開口部7の受けフランジ71に液密に取り付けられることになる。
前記ガイドチューブ10のフランジ9の上面側の部分は、ステンレス鋼や真鍮などからなり、ナット12、12がネジ止めされ、その上端開口部には、この上端開口部を閉じるプラグ13がネジ止めされて設けられ、必要に応じてプラグ13を取り外して上端開口部を開くことができるようになっている。このプラグ13は液化ヘリウム充填時および取り出し時には取り外される。
【0007】
ガイドチューブ10のフランジ9の下面側の大部分は比較的長い合成樹脂製パイプ10aからなり、このパイプ10a(ガイドチューブ10)の下端部は、図3に示すように、前記内容器2の首部4の下端部付近まで届くようになっている。
なお、この液化ヘリウムアクセスユニット8では、ガイドチューブ10が2本設けられているものがあるが、その構造は同様である。また、このような液化ヘリウムアクセスユニット8のナット12とトランスファーチューブ16とのシール方法はウィルソンシールと呼ばれれている。
【0008】
デュワー容器1に液化ヘリウムを充填する際には、前記液化ヘリウムアクセスユニット8のガイドチューブ10の上端部のプラグ13を取り外し、このガイドチューブ10内部に供給ユニット14のトランスファーパイプを挿入する。
図5は、この供給ユニット14の構造を示すものである。この例の供給ユニット14は、ヘッド15とトランスファーパイプ16と液化ヘリウム供給パイプ17とヘリウムガス回収パイプ18とから概略構成されている。
【0009】
ヘッド15は、図6に示すように、ステンレス鋼などからなる部材であって、一端が閉じられ他端が開口した略有底円筒状となっており、その下部の開口部にはゴムなどの可撓性部材からなるスカート15aが一体に取り付けられている。
また、ヘッド15の内部の空間はガス流路15bとなっている。このガス流路15bは、ヘッド15の側部において、前記ヘリウムガス回収パイプ18に連通されている。このへリウムガス回収パイプ18は、図示しないヘリウムガス回収バックに接続されている。
【0010】
前記液化ヘリウム供給パイプ17は、真空断熱二重管構造のパイプであり、一端が図示しない液化ヘリウム供給源に接続されて、他端がヘッド15内部においてトランスファーパイプ16に接続されており、液化ヘリウムをトランスファーパイプ16に流すものである。この液化ヘリウム供給パイプ17には、開閉弁17aが設けられ、液化ヘリウムの供給を制御するように構成されている。
前記トランスファーパイプ16は、ステンレス鋼などからなる細径の比較的長い真空断熱構造のパイプであって、前記ガス流路18内に間隔を置いて配され、その一端は図6に示すように、ヘッド15の内部において前記液化ヘリウム供給パイプ16に連通し、他端は長く延びている。
【0011】
図7は、この供給ユニット14を前記液化ヘリウムアクセスユニット8に取り付けた状態を示すものである。
液化ヘリウムアクセスユニット8のガイドチューブ10の上端部のプラグ13が取り外され、ガイドチューブ10の開口部が露出し、この開口部に供給ユニット14のヘッド15のスカート15aが挿入され、液化ヘリウムアクセスユニット8のガイドチューブ10の合成樹脂製パイプ10a内に供給ユニット14のトランスファーパイプ16が挿通された状態となっている。
【0012】
この取付状態では、図示のように、トランスファーパイプ16と合成樹脂製パイプ10aとの間に空隙30が形成され、この空隙30は供給ユニット14のヘッド15内のガス流路15b連通し、さらにはヘリウムガス回収パイプ18に連通することになる。
なお、図7では、外容器3、安全弁61、62、63は省略しており、また理解を助けるために、各部位の寸法等は実際のものとは異なっている。
【0013】
液化ヘリウムの充填作業は、例えば以下のようにして行われる。初めに内容器2内に液化窒素を注入し、内容器2を予冷しておき、ついで図7に示す液化ヘリウムアクセスユニット8に供給ユニット14を取り付けた状態とする。
ついで、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムを液化ヘリウム供給パイプ17、トランスファーパイプ16を通して内容器2内に流し込む。液化ヘリウムの充填は、液化ヘリウム供給源と内容器2との圧力差によって行われる。
【0014】
初めに流入した液化ヘリウムは、その大部分が内容器2やトランスファーパイプ16などを冷却して気化する。このヘリウムガスは、前記空隙30を上昇し、ヘッド15内のガス流路15bを通り、ヘリウムガス回収パイプ18からヘリウムガス回収バッファタンクに流れ、ここに貯えられる。
液化ヘリウムの充填を続けると、内容器2の胴部5を冷却しながら、その液面が上昇し、これに伴って気化したヘリウムガスが同様の経路を辿ってヘリウムガス回収バッファタンクに流れる。
【0015】
液化ヘリウムの液面が上昇し、液面が前記合成樹脂製パイプ10aの下端に接すると、液化ヘリウムの液面によって前記空隙30が封じられることになる。
この状態では、ヘリウムガスの逃げ道がなくなるので、内容器2の内圧が上昇する。液化ヘリウムの充填は、上述のように、液化ヘリウム供給源と内容器2とのわずかな圧力差によって行われるので、内容器2の内圧が上昇すると液化ヘリウムの流入が困難になる。
【0016】
液化ヘリウムの充填完了時の液面を前記合成樹脂製パイプ10aの下端よりも高くする必要がある場合には内圧を下げる必要があり、この場合にはマニホールド6に設けられた開放弁64を開としてマニホールド6内部のヘリウムガスを大気に放出する。この放出により内圧は低下するが、この圧力低下によって液化ヘリウムが気化し、充填液量が少なくなってしまい、増し充填を行って規定量を充填する必要があるが、この増し充填の際にも同様にヘリウムガスを外部に放出することになる。
【0017】
例えば、規定充填量が500リットルのデュワー容器に液化ヘリウムを充填する作業において無駄に放出されることになる液化ヘリウムは約20リットルにもなり、高価なヘリウムが大量に無駄になっている。
【特許文献1】特表2008−518181号公報
【特許文献2】特開平5−332498号公報
【特許文献3】特開平5−322098号公報
【特許文献4】特開2007−321875号公報
【特許文献5】特開2002−130596号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
よって、本発明における課題は、液化ヘリウムをデュワー容器に充填する際に、高価なヘリウムが大気中に無駄に放出されることがないようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0019】
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、液化ヘリウムをデュワー容器に充填するための液化ヘリウム充填ユニットであって、
フランジと、このフランジに形成された貫通孔に接続されてフランジの一方の側に延びるフローパイプから構成され、前記フランジは、デュワー容器の開口部に着脱可能に取り付けられ、前記フローパイプは、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムをデュワー容器内に流し込むものである液化ヘリウム充填ユニットである。
【0020】
請求項2にかかる発明は、液化ヘリウムをデュワー容器に充填するための液化ヘリウム充填ユニットであって、
フランジと、このフランジに形成された貫通孔に接続されてフランジの一方の側に延びるアッパーフローパイプと、前記貫通孔に接続されてフランジの他方の側に設けられたロアーフローパイプから構成され、前記フランジは、デュワー容器の開口部に着脱可能に取り付けられ、前記アッパーフローパイプおよびロアーフローパイプは、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムをデュワー容器内に流し込むものであり、ロアーフローパイプの長さがアッパーフローパイプよりも短くなっている液化ヘリウム充填ユニットである。
【0021】
請求項3にかかる発明は、請求項1または2記載の液化ヘリウム充填ユニットをデュワー容器の開口部に取り付けて、液化ヘリウムをデュワー容器に充填することを特徴とする液化ヘリウムの充填方法である。
請求項4にかかる発明は、請求項1または2記載の液化ヘリウム充填ユニットをデュワー容器の開口部に取り付けて、液化ヘリウムをデュワー容器に充填したのち、前記液化ヘリウム充填ユニットを前記開口部から取り外し、この開口部に液化ヘリウムアクセスユニットを取り付ける方法であって、
この液化ヘリウムアクセスユニットが、前記デュワー容器の開口部に着脱自在に取り付けられるフランジと、このフランジを貫通する1本以上のガイドチューブと、このガイドチューブの一端を開閉可能に閉じるプラグを備え、前記ガイドチューブの他端がデュワー容器内に挿入されるものであることを特徴とする液化ヘリウムの充填方法である。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、デュワー容器の開口部に液化ヘリウム充填ユニットを取り付け、この液化ヘリウム充填ユニットに供給ユニットを取り付けた際に、供給ユニットのトランスファーパイプの外方には、従前のようなガイドチューブ(合成樹脂製パイプ)が存在することがなく、内容器の首部とトランスファーパイプとの間には広い空間が形成され、この空間が供給ユニットのヘリウムガス回収パイプに連通することになる。
【0023】
このため、液化ヘリウムを充填中においては、ヘリウムガスが逃げる広い空間が充填終了時まで確保できる。したがって、この広い空間を経てヘリウムガスが容易にヘリウムガス回収パイプに流れるので、充填時に内容器の内圧が上がることがなく、敢えてマニホールドの開放弁を開けてヘリウムガスを放出する必要がなくなり、高価なヘリウムを無駄にすることがなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1は、本発明の液化ヘリウム充填ユニットの例を示すもので、図1(a)は第1の例を、図1(b)は第2の例を示す。
本発明の液化ヘリウム充填ユニットは、液化ヘリウムの充填時にのみ用いられ、それ以外の時に取り外され、従来の液化ヘリウムアクセスユニットが取り付けられ、充填後のデュワー容器の輸送やデュワー容器の回収の際には、液化ヘリウムアクセスユニットが取り付けられた状態となっている。
【0025】
第1の例の液化ヘリウム充填ユニット101は、略円板状のフランジ102と、このフランジ102の一方の表面の中心に立設されたフローパイプ103とから構成され、フランジ102に形成された貫通孔とフローパイプ103の内部空間とが連通した構造となったもので、全体がステンレス鋼、真鍮などから作られている。
フランジ102の他方の表面にはO−リング104が設けられている。
【0026】
液化ヘリウム充填ユニット101のフランジ102は、デュワー容器1のマニホールド6の受けフランジ71に着脱自在に取り付けられるものである。また、フローパイプ103の開口部には、前記供給ユニット14のスカート15aが差し込まれ、その内部に供給ユニット14のトランスファーパイプ16が挿入されるものである。
【0027】
図2は、第1の例の液化ヘリウム充填ユニット101をデュワー容器1のマニホールド6の開口部に取り付け、さらにこの液化ヘリウム充填ユニット101のフローパイプ103に供給ユニット14のスカート15aを差し込んで取り付け、トランスファーパイプ16をフローパイプ103内に挿通した状態を示し、この図2は従来のものを示した図7に対応するものである。
【0028】
この状態で、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムを液化ヘリウム供給パイプ17、トランスファーパイプ16を通して内容器2内に流し込んで液化ヘリウムの充填を行う。
この場合、図2にからも明らかなように、従来の合成樹脂製パイプ10aに相当するものが存在しないので、首部4内のトランスファーパイプ16の周囲には広い空間31が形成されることになる。
【0029】
この空間31は、液化ヘリウム充填ユニット101のフローパイプ103の内部空間に連通しており、さらに供給ユニット14のヘッド15内のガス流路15bを経てヘリウムガス回収パイプ18に連通している。
このような状態では、内容器2に規定量よりも少し余分に液化ヘリウムを充填しても、前記空間31は十分な体積を残すことになって、気化したヘリウムガスはこの空間31からスムースにフローパイプ103、ガス流路15bに流れ、ヘリウムガス回収パイプ18からヘリウムガス回収バッファタンクに送られる。
このため、液化ヘリウムの気化に伴う内容器2の内圧の上昇は全く起こらず、開閉弁64からヘリウムガスを放出する必要がなく、高価なヘリウムが無駄になることがない。
【0030】
図1(b)に示す第2の例の液化ヘリウム充填ユニット101は、フランジ102の一方の面にアッパーフローパイプ105が、他方の面にロアーフローパイプ106が取り付けられ、これらパイプ105,106が連通しているものである。
ロアーフローパイプ106は、その長さがアッパーフローパイプ105よりも短くなっており、ほぼ2〜5cm程度となっている。
この第2の例の液化ヘリウム充填ユニット101でも、第1の例の液化ヘリウム充填ユニット101と同様に用いられ、同様の作用効果を発揮する。
【0031】
本発明の液化ヘリウム充填方法の第1の形態は、この液化ヘリウム充填ユニット101を用いて充填するものであり、その具体的な方法は、先に述べた通りである。
また、第2の形態は、液化ヘリウム充填ユニット101を用いて充填したのち、これをデュワー容器1から取り外し、ついで従来の液化ヘリウムアクセスユニット8を取り付けるものであって、この状態でデュワー容器を使用先に輸送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の液化ヘリウム充填ユニットの例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の液化ヘリウム充填ユニットの使用状態を示す概略構成図である。
【図3】本発明におけるデュワー容器を示す概略構成図である。
【図4】従来の液化ヘリウムアクセスユニットを示す概略構成図である。
【図5】本発明における液化ヘリウム充填に用いられる供給ユニットをしめす概略構成図である。
【図6】供給ユニットのヘッドの内部を示す概略断面図である。
【図7】従来の液化ヘリウムアクセスユニットの使用状態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
【0033】
101・・液化ヘリウム充填ユニット、102・・フランジ、103・・フローパイプ、105・・アッパーフローパイプ、106・・ロアーフローパイプ、1・・デュワー容器、2・・内容器、14・・供給ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液化ヘリウムをデュワー容器に充填するための液化ヘリウム充填ユニットであって、
フランジと、このフランジに形成された貫通孔に接続されてフランジの一方の側に延びるフローパイプから構成され、前記フランジは、デュワー容器の開口部に着脱可能に取り付けられ、前記フローパイプは、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムをデュワー容器内に流し込むものである液化ヘリウム充填ユニット。
【請求項2】
液化ヘリウムをデュワー容器に充填するための液化ヘリウム充填ユニットであって、
フランジと、このフランジに形成された貫通孔に接続されてフランジの一方の側に延びるアッパーフローパイプと、前記貫通孔に接続されてフランジの他方の側に設けられたロアーフローパイプから構成され、前記フランジは、デュワー容器の開口部に着脱可能に取り付けられ、前記アッパーフローパイプおよびロアーフローパイプは、液化ヘリウム供給源からの液化ヘリウムをデュワー容器内に流し込むものであり、ロアーフローパイプの長さがアッパーフローパイプよりも短くなっている液化ヘリウム充填ユニット。
【請求項3】
請求項1または2記載の液化ヘリウム充填ユニットをデュワー容器の開口部に取り付けて、液化ヘリウムをデュワー容器に充填することを特徴とする液化ヘリウムの充填方法。
【請求項4】
請求項1または2記載の液化ヘリウム充填ユニットをデュワー容器の開口部に取り付けて、液化ヘリウムをデュワー容器に充填したのち、前記液化ヘリウム充填ユニットを前記開口部から取り外し、この開口部に液化ヘリウムアクセスユニットを取り付ける方法であって、
この液化ヘリウムアクセスユニットが、前記デュワー容器の開口部に着脱自在に取り付けられるフランジと、このフランジを貫通する1本以上のガイドチューブと、このガイドチューブの一端を開閉可能に閉じるプラグを備え、前記ガイドチューブの他端がデュワー容器内に挿入されるものであることを特徴とする液化ヘリウムの充填方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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