説明

温暖化防止・芝板

【課題】 従来平面に育つ芝を有機人口土壌からなる板に生やし、それを立てる事により、屋外のスペースを有効活用し、屋外緑化を簡単化する。水管と芝刈り刃を上部につける事により、芝の手入れが自動的に行われる事によって、手入れの手間が省かれる。垂直の芝板を必要に応じて芝板角度調整機で調節する。芝を刈る時は内側に水をやる時には外側に調節されるのが好ましい。又、有機人口土壌をかたどる事によって、企業のロゴや宣伝文字をかたどる事により、宣伝効果も期待できる。太陽光パネルなどを芝刈りや水やりの電源とすればさらなる二酸化炭素削減を期待できる。又、建築物のデザイン等にも対応する事ができる芝板とその芝の管理システムを提供する。
【解決手段】 (1)天然芝(2)有機人口土壌(3)板(4)土台(5)水管(ホース)(6)水まきスプレー(シャワー)(7)芝刈り刃(8)芝板角度調整機からなる立体芝管理システムを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、有機人口土壌からなる板に芝を生やし、縦に立てて自動的に水分補給や芝刈りの自動に芝を育てる性能がついた固定構造物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、芝は地面に育てられるものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
屋外緑化の簡単化、芝を育てる手間の削減、スペースの活用化。二酸化炭素によるヒートアイランド現象。
【課題を解決するため手段】
【0004】
(1)芝(2)有機人口土壌(3)板(4)土台(5)水管(ホース)(6)水まきスプレー(シャワー)(7)芝刈り用の刃(8)芝板角度調整期
本発明は、以上の構成よりなる立体芝自動管理システムである。
【発明の効果】
【0005】
屋上緑化において地面に芝を敷き詰める手間が省ける。自動的に水分補給がされて、自動芝刈り機によって芝の長さが調整される。芝の手入れも必要なくなる。それによって緑化が簡単化し、二酸化炭素削減ができる。又、芝の色素を有効に使う事によって芝板の上で、企業の宣伝や建造物のデザインができる事により、企業にも企業イメージを効果的に上げる事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
(1)天然芝を(2)有機人口土壌からなる(3)板に生やし、その板を(4)土台に立てる。上部に(5)水管(ホース)と(6)水まきスプレー(シャワー)(7)芝刈刃を取り付ける事によって自動的に水を芝にやり、芝刈り用の刃によって自動的に芝が管理される。芝刈りの刃は上から下にスライドすることで、芝を刈る。そしてコイルなどで上に戻される。(8)芝板角度調整機によって必要に応じて芝板の角度を調整する。土台の中のスペースに刈られた芝が集められ保管される。それによって芝の処分を簡単化する。有機人口土壌の形を変えることにより、ロゴや文字などをかたどる事を可能にし、企業の宣伝などの効果も期待できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 天然芝
2 有機人口土壌
3 板
4 土台
5 水管(ホース)
6 水まきスプレー(シャワー)
7 芝刈り刃
8 芝板角度調整機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
芝(1)が生えた有機人口土壌マット(2)を立体的に立てても、芝や有機土壌マットが歪まず重力に耐えうる板(3)を土台とする芝管理システム。
【請求項2】
芝の生えた有機人口土壌マットを立体的に土台(4)に立てる。その有機人口土壌板の上部に水管(5)があり、水まきスプレー(シャワー)から、自動的に植物に水をやる。上部に芝刈りの刃(7)が付いており、自動的に芝を刈る。その刈られた芝が土台の空洞に収納され、芝を自動的に管理するシステム。
【請求項3】
有機人口土壌の形を変える事で文字や形をデザインする事が出来るようにする。芝の緑色の色彩を使い、有機人口土壌のデザイン、形を変える事によって、板の色や他の物の色をと芝の色を合わせて、表現する方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2010−110311(P2010−110311A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−307962(P2008−307962)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(508355806)
【Fターム(参考)】