説明

湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。

【課題】炭素材を活用した配合剤と対面による交互噛み合わせ構造の濾過浄化槽を組合せることにより、消臭と濾過浄化機能に優れた濾過浄化装置を提供する。
【解決手段】下方が漏斗状となった円筒形タンク1の内部に濾過浄化設備や濾過剤の出入を上蓋より行えるよう上部開放とし、漏斗状の沈殿室25からの排出をその下部に設置したバルブで調整するよう、タンク内部のシステムを上層の湧水槽6,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室25に分けた構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は水質浄化に分離方式を用いたタンク機構の沈殿物分離から消臭浄化に必要な接合材炭砂配合の濾過剤を詰め込む対面同士による交互噛み合わせの濾過浄化槽より構成された湧水式と消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に関する。
【背景技術】
【0002】
技術の進歩とともに生活水準が向上する現代において様々な要因を含みもつ環境の変化対応に近年企業努力がなされているなか水資源に取り組む業界では水質改善に濾過器,濾過剤の方向から技術開発が進められこうした時代の背景から地球環境の変化を意識するようになった今日濾過フィルタ−,濾過剤の進歩にめざましいものがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記より家庭や工業等様々な環境から排出される排水を下水処理機関で浄化され河川へ流す仕組みより現代における浄化技術の進歩と言えるが窒素,リン化合物等の完全分解は容易ではなく残留物が本流支流を流れて湖水へまじりやがて残留物質が要因となって赤潮が発生したり汚染の元となりこうした水質の正常化を近年ではたんそ繊維で構成の汚水漉しフィルタ−を採用した濾過浄化装置が主流とされている。
そして,これら水質の濾過浄化を一貫して上方から下方へ流れるようになっている。
また,こうした装置に使用される砂剤やプラスチック素材の螺旋状巻き剤等と上記する従来装置の濾過効果は見られるも装置システムより流れが上下方向の速流からたんそ繊維,砂剤等濾過部の沈殿物による目詰まりや螺旋状巻き剤の粗め隙より脱臭浄化に疑問を覚えるものである。
【0004】
上記の実情から本発明は従来の上下方向へ流れる流水システムを一変するより自然に近い湧水方式を用いてタンク内部の分離機構と脱臭浄化作用の炭素材配合濾過剤の組合せで湧水による浮力と沈殿物の分離から水を適度に浸透する濾過剤同士の隙間より目詰まりもなく自然に濾過浄化されるこの方式を以て従来の課題から問題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで,本発明は水質浄化に従来の方式とは異なる分離方式から循環型の湧水式濾過浄化装置とこれら装置と連携の消臭濾過浄化剤を提供するものである。
【0006】
即ち,本発明は,(1),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式を用い,二分する上下設備の交互の噛み合わせで一体となる濾過浄化槽内部の縦中心線を軸に全体を構成されこうした機能仕組みの対面式から上部下部両部よりドッキング方で説明をおこなう。
上方より,タンク上部の口周囲に設ける棚状縁取りへU形出水口に合致するようタンクと同形状となった円筒形内容器をタンク内部よりセットし漏水防止のパッキンを挟めて上段へ上蓋を載せる格好でその縁取りからボルトによって固定する。
この時内容器のセット状況は固定部分での吊り状態である。
こうした円筒形内容器の仕組みは底面中央に空洞を設けた貫通穴へ汚水送管を通しその周囲下方が浄化水路となって容器内部の湧水槽へ湧き出すようになっている。
そして,湧水槽へ溜まる水は上部に設ける内部が水路となった直方状の出水口より流れるようになっている。
一方,下方は濾過浄化槽を形成する対面との一方面となる円筒形内容器の底裏面へ筒丈を均等に下部ぐるりに水路孔を設け輪状となった二つの円筒を中心よりタンク内面方向へ小,大と設定し小円筒は湧水槽表面へ抜ける底裏面の穴周囲へ設置され大円筒の配置は対面との互い違い噛み合わせで隔位置への設置となる。
そして,これら仕切り円筒は平面となった底裏面へ溶接で固定される。
【0007】
このように構成され上部円形仕切り盤の対面となる下方は上部との関係より逆方位となったタンク同形の下部円形仕切り盤へ上部同様つつ丈を均等に上部ぐるりに水路孔を設け輪状となった二つの円筒を中心よりタンク内面方向へ中,特大と設定し中円筒は上部円形仕切り盤に設ける小円筒大円筒の間位置で設置され特大円筒はタンク内面と上部円形仕切り盤に設ける大円筒の間位置で設置される。
こうした配置で設置された下部円形仕切り盤の中央に貫通穴を設けたその周囲へ上部へ垂直に伸びる汚水送管を濾過浄化槽への汚水侵入防止に溶接により接合されている。
そして,表裏両面を平面とする下部円形仕切り盤の円周周囲には梁幅の等角度四方それぞれの平面間へ第一槽範囲に沈殿室から汚水を引き込むための網状の汚水昇流孔を設けてある。
また,中,特大仕切り円筒は下部円形仕切り盤の表面へ上部同様溶接で固定される。
このように構成された下部円形仕切り盤と上部円形仕切り盤との合致に漏斗状沈殿室の室内上部の等角度四方平均位置に設置された各独立体の梁受けへ突出部が汚水送管と嵌め合わせとなる輪状パイプの下部へ表面に脱臭を主とするセメント,炭,砂配合のド−ナツ

カットされたこうした同形サイズの四本梁をその下部端から上方へ等角度四方平均位置に溶接で固定され放射状に伸びる先端部仕切り間まわりを輪状に縁取りされたタンク内面と同形の土台梁を梁受けへボルトで固定されてくぼみ隆起が消臭浄化剤セットで平面となったこうした土台梁表面に下部円形仕切り盤を上から載せるかっこうでセットされて円周周囲に設ける等角度四方の平面地で梁表面の隆起両部へビス留めで固定されこのように設定された向かい合った上部と下部両盤の交互位置に設置の仕切り円筒を軸にその間を空間とする五つの槽が並列に設けられている。
【0008】
そして,これら核槽をタンク内部の円周より中心部へ第一槽をタンク内部の内面と下部円形仕切り盤から突出の特大仕切り円筒間,第二槽を特大仕切り円筒と上部円形仕切り盤から突出の大仕切り円筒間,第三槽を大仕切り円筒と下部円形仕切り盤から突出の中仕切り円筒間,第四槽を中仕切り円筒と上部円形仕切り盤から突出の小仕切り円筒間,そして第五槽を小仕切り円筒と下部円形仕切り盤中央部に接合の汚水送管の間とし,各槽のこうした配置構成を上部と下部両盤の互いの噛み合せにより一体となり濾過浄化槽を形成し装置を確立される。
そして,これら設備の各槽へ接合材,炭,砂を球体に練り固め乾燥させた粒玉を各槽の形状と同形に水に浸し冷凍で詰め固めた輪状の円筒ブロック消臭濾過浄化剤を土台へ設置された下部円形仕切り盤の全槽へ上方より各槽と同形の個々ブロックを詰め込みこうして個々ブロック間の隙間で上部円形仕切り盤との噛み合わせとなる。
そして,こうした機構の流水を汚水送管から流れ込む満水状態の沈殿室より下部仕切り盤に設ける昇流孔を通り第一槽より汚水を濾過しながら上昇し上部盤仕切りへ達して仕切り円筒上部ぐるりの水路孔を通って第二槽へ入り流れは汚水を濾過しながら下降し下部盤仕切に達して仕切円筒下部ぐるりの水路孔を通って第三槽へ入り流れは浄化しながら上昇し上部盤仕切に達して仕切円筒上部ぐるりの水路孔を通って第四槽へ入り流れは浄化しながら下降し下部盤仕切りに達して仕切り円筒下部ぐるりの水路孔を通って第五槽へ入り流れは浄水となって上昇し湧水槽へ湧き出すようになる。
このように,上下上下と交互対照方位に流れる各槽への送水を沈殿物溜めとされる下方の漏斗状沈殿室では室内上部の四方梁受けで支えられた土台梁のド−ム状仕切りより逆円錐状に中空となったその中心下部に沈殿物を取り出す下方外部へ突出する円筒の排出口をまたその下部には排出物調整バルブが設けられこうして形成された沈殿室への汚水入を土台梁中央のパイプより流れ込むようになっていてこうした汚水送りをパイプの突出部分へ下部円形仕切り盤中央に接合された上方へ垂直に伸びる汚水送管を嵌め合わせ連結状態で内容器から上蓋表面へ突き抜け先端部は接続された上方へ直角に屈曲する段差配管となっている。
【0009】
そして,これら汚水送管外部ぐるりにはタンク内部設備の浮力と圧力おさえに湧水孔を設けたド−ナツ形円盤を汚水送管へ通した両端部螺子式パイプの付設め螺子で内容器内部底面と上蓋裏面のそれぞれの密接する位置に固定されて上蓋表面より突出の汚水送管と直角管を接続するめ螺子固定で内部設備全体を支えるようになっている。
そして,これら直角管内部仕切りより表面へ抜ける貫通穴周囲へ下方沈殿室内の沈殿物満杯から汚水の逆流防止に一端ぐるりを鍔状に縁取りされたパイプ螺子へ球体ウキの心棒を下方より通しパイプ螺子下部の筒状から縁取りを包む状態で漏水防止に伸縮性を持った素材カバ−でとじられたパイプ螺子を直角管外部表面でポンプの作動停止回路を内蔵する電源切替え装置ボックスを抱き合わせでめ螺子で密着固定される。
そして,これら逆流防止装置の仕組みは沈殿室内の沈殿物満杯から汚水送管内部の水位上昇をともない浮力によるウキの浮上でポンプの作動を停止するようになる。
また,これら作動停止スイッチは通常の配線回路となる。
【0010】
上記のこのように構成された内部設備と連結する外部では,タンク上部の縁取りからハット状上蓋周囲の縁棚へ貫通する等角度八方の螺子穴よりボルトで固定されたその上蓋表面へ出水口方向に汚水送管を固定する台脚を設けてその対照縁位置には上蓋へコンセントフ−ドカバ−その密接するタンク上部へはプラグカバ−を設けられたこうした装備に電気配線カバ−の螺子パイプを上蓋の表面中央に設ける電源切替え装置ボックスとコンセント間プラグと台座ボックス間へそれぞれ接続されている。
そして台脚で固定される汚水送管は下方の台座ボックスに設置のポンプへ接続される。
そしてまた,上記のこのような構成で一体形成されたタンク本体の設置を台座ボックスに設けた中段から下部面をカットされたタンク外部と同形の漏斗状受け孔へ本体下方を嵌め合わせて台座表面と密接するタンク外部ぐるりの円形鍔表面から台座裏面へ貫通する等角度六方の螺子穴よりボルトによって固定される。
【0011】
このようにセットされ空間となった台座ボックスの内部状況は内部側面にポンプ並びに電源配線回路器を設置されボックスの表面中央から内部中間地点へ本体の漏斗状下部が入る状態でその下方に下部設置バルブより排出の沈殿物回収容器が配置される
そして,これら装置設置の平均値を台座ボックスの四方角底辺に設けるバランス螺子で調整される。
上記のこのように構成されたタンクシステムから対面式仕切り機構の交互噛み合わせによる湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に存する。
【0012】
そして,(2),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より二分する対面同士の仕切り盤噛み合わせで濾過浄化各槽を一体に形成された湧水式濾過浄化装置に存する。
【0013】
そしてまた,(3),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より沈殿室に留積する汚水物質の反応から発生するガスを抜き取る抽出管とその内部に上部接続の直角菅仕切りを貫通する汚水送菅のそれぞれをポンプとガス貯蔵タンクへ接続されてタンク内部の流気水路両管が端辺接合の二重構造となった湧水式濾過浄化装置に存する。
【0014】
そしてまた,(4),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より内容器の抜け底からぐるり底面を棚状に縁取りされたこうした縁取り仕切り間へ漏水防止にパッキンを挟めて双方共通のねじ穴よりボルトで固定されたこれら上部仕切り盤が端部ぐるりに水路孔を有する隔壁機構の独立体となった湧水式濾過浄化装置に存する。
【0015】
そしてまた,(5),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式よりタンク上部に位置するU型に切り抜かれた出水口のまわり表面に螺子止めの受け穴を有する囲い段を設けたそのU形出水口に嵌め収める内容器の上部外面より外方向へ突出するタンク出水口と同形の直方状の出水口補助に下部が湾状に曲線となって全体を覆い包むビス止め固定のカバ−体となった湧水式濾過浄化装置に存する
【0016】
そしてまた,(6),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバブルで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より外部から内部へ送る出水助成の空気孔を出水口より反側の上蓋あるいは外部配設の汚水送管表面へ設けた湧水式濾過浄化装置に存する。
【0017】
そしてまた,(7),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より海水や淡水の濾過浄化に船体の甲板中央設置の台座に上記の分離式大型タンクをセットされた,これら移動式操業船と台座そばに設けた貫通穴へ台座内部のポンプより引く吸水管を,甲板表面から船底水中へ通されたその下方の深度対応に吸上押出から段階方式をもちいたつなぎポンプとより構成された湧水式濾過浄化装置に存する。
【0018】
そしてまた,(8),下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より仕切り壁から構成された対面する両仕切り盤の交互噛み合わせから交互対照方位の流れを基本原理とする湧水式濾過浄化装置に存する。
【0019】
そしてまた,(9),脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に存する。
【0020】
そしてまた,(10),脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より三素材を水で混練り固めた乾燥材を焼きあげて焼炭跡の複雑な孔道が微生物繁殖の巣となった消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に存する。
【0021】
そしてまた,(11),脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より形成された球体の貫通穴へ線状物を通し帯状に編み並ぶつなぎ玉を水底に沈めて水質含有の窒素,リン化合物分解に炭,微生物による自然浄化の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に存する。
【0022】
そしてまた,(12),脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より球体に形成された粒玉の使用時点検にタンク設備の濾過浄化槽より粒玉を容易に取り出せる網目帯袋に詰め包まれた球体の冷凍ブロック濾過浄化剤の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤に存する。
【発明の効果】
【0023】
上記のこのように構成された濾過浄化機構と濾過浄化剤Yの連携する水質浄化の仕組みは汚れた水の正常化にポンプ54と接続の汚水送管12を通して沈殿物と水を分離溜める沈殿室25の満水状態から対面同士の交互噛み合わせで一体となる濾過浄化各槽の上下上下と対照方位の流れから湧水浮力による球体濾過剤X同士間の適度の隙間より残留沈殿物が目詰まり無く漉されセメントL炭M砂W配合の水を適度に浸透する濾過浄化剤Yと窒素リン化合物を分解し消臭浄化作用を有する炭M素材並びに濾過浄化機構のこれらの働きにより浄水化された湧水を内容器上部の直方状出水口27より元の汚水源へ還流される循環型濾過浄化システムである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
沈殿物と水を分離溜める漏斗状沈殿室25から湧水方式を得た。
そして,対面する両仕切り盤の交互噛み合わせで横に並列する各槽より上下対照方位の流水を見出す。
上記のこうした濾過浄化機構に適正のセメントL,炭M,砂W素材配合の適度の水の浸透から消臭浄化作用を有する濾過剤Yを見出す。
また,これら濾過剤Y応用の焼炭跡Zから浄化に必要な微生物繁殖の孔道Vを得た。
【0025】
〔第1の実施の形態〕
本発明は,従来とは異なる逆転の発想からより自然に近い濾過浄化システムを実現したもので湧水式とそれらに順ずる濾過浄化剤Yの連携組合せを最大限に生かすために内部機構の核部分を対面としたこれらの交互噛み合わせからより高い機能より自然に濾過浄化を追求されたもので図1(A)はそのシステム全体を示されていて,まず,上部上蓋2は端辺ぐるりの縁棚63と中央部にタンク内部設置の下部円形仕切り盤5中央から垂直に伸びる汚水送管11を通す表裏貫通穴が設けられたその間のポンプ押し出し口と接続の汚水送管固定の台脚48並びに反側面縁棚の部分カット面77に電気コンセントフ−ドカバ−45を取り付けられている。また,上蓋2中央部の貫通穴75表面で接続の直角管上部仕切りに設けた貫通穴36へ一端が円板状突出のパイプ螺子37を内部から外部方向へ球体ウキ39をセットして軟質の漏水防止カバ−を包んで嵌め通し直角管上部表面にポンプ作動停止回路をセットされた電源切り替え装置ボックス42を抱き合わせでめ螺子で固定されこうしてポンプの作動停止を球体ウキ39の水位による上がり下がりとされる。
そして,こうした直角管と上方へ屈曲する上部が二段式パイプとなったそれらの本管部を接続し上段を通気孔33とされたその下段パイプへポンプ54からの汚水送管12が接続されている。
このように形成された,上蓋2の縁棚63裏面と内容器3内部から上蓋縁棚裏面と平行に外部へ突出の直方状出水口27を設けられた内容器3の縁棚64表面間へパッキンGを挟めその内容器縁棚64裏面には最も重要とされる部位箇所から出水口26と同形カットで内容器3外側の上半部全体を覆うかっこうでタンク1上部の縁棚65表面間へ内部パッキンHを挟めてそれぞれ共通するねじ穴47の等角度八方からボルト締めにより上部を密閉される。
そして,タンク内部と内容器3間のパッキンHでは外部への漏水防止にいくぶん窮屈に設計されている。
【0026】
こうした装置の外回りでは上蓋2へ設置のコンセント差し込みプラグ44を本体に設置されて雨水等の侵入防止にフ−ドカバ−45で保護され電気を結ぶ配線はカバ−パイプSで保護されている。
また,タンクのU形出水口26周りに設ける囲い段32には直方状出水口27の補助カバ−28取りつけとその反側面縁棚にはタンク1,上蓋2,内容器3に共通の部分カット77がなされてる。
タンク1下方には漏斗状からすこし上段へ台座ボックス50への設置に台座と共通の螺子穴47を有する円形鍔49が設けられている。
【0027】
〔第2の実施の形態〕
ここでは内部機構の設備と消臭濾過浄化剤のセット手順を説明する。
はじめに,図3(D)に示された沈殿室内25上部に設けた四方の土台梁受け23へ図2(A)で示す土台梁20を上方から載せる格好で先端部に設けるくぼみ22螺子穴へ土台梁受け23の受け穴よりボルトで固定されたこうした土台梁20表面に設けたくぼみ棚24へド−ナツ形消臭浄化剤1を嵌め込んで四方梁を結ぶ上下部貫通の突出パイプ38へ図1(B)に示す上部ぐるりが水路孔13となった中円筒仕切り8と特大円筒仕切り10を有する下部円形仕切り盤5の中央から垂直に伸びる汚水送管11を嵌め合わせで裏面5と土台梁20表面が合致し双方共通の螺子穴よりビス留めで固定されている。
そして,このようにセットされた下部円形仕切り盤5の中央に位置する汚水送管11と中円筒8並びに特大円筒10間が隔間仕切りとなって全体を五槽に区切られたこれら各槽へそれぞれ適正の図7(A)に示す網目帯袋Nに粒玉Xを詰め込み図6(C)に示される冷凍された円筒の個々ブロック濾過剤Uをセットしたその濾過剤U同士間隙間へ対面する図1(B)に示す内容器3底裏面に設けた上部円形仕切り盤4より突出の対面との噛み合わせで隔位置に設けられた小円筒7,大円筒9の挿入を上部より内容器3全体を押し下げてU形出水口26と直方状出水口27の合致と同じく両盤の噛み合いで一体の濾過浄化槽が形成される。
そして,こうして確立された内部設備の強度補強に内部配設の汚水送管11へ図3(A)に示された湧水孔78を設けたド−ナツ形円盤Pを通して付設め螺子74を有する両端部螺子式パイプ73と上段のド−ナツ形円盤31を嵌め入れ内容器底面の中央部周囲と上蓋裏面の中央部周囲へあてた両円盤を逆締めとなった双方の付設め螺子で固定されてこうしてタンク内部設備全体を補強とされる。
そして,このように形成されたタンク本体1を台座ボックス50の漏斗状受け孔51へ設置してここに濾過浄化システムの完成となる。
【0028】
上記より装置と連携の消臭濾過浄化剤Yでは凝固乾燥状態で水を適度に浸透する石灰岩粘土等で構成された接合材のセメントを用いて消臭と水質浄化に優れた炭素材と強度を高める砂素材のこれら三者配合をベ−スに用途形状にあった練り加工が容易なことと炭の優れた作用の持続保持に強度を高める砂Wと凝固に優れたセメントLの組合せで炭Mの持つ特性を最大限に引き出す素材から図6(A)図6(B)に示した消臭濾過浄化剤Yを形成されている,そしてこれら素材を通じて自然浄化の原点は活性菌であると考え身近な自然にマリモを想定して三素材の性質特性を応用する浄化菌の繁殖にもっとも適した形態を球体に置き換えて自然浄化を追求された図6(A)に示す消臭濾過浄化剤Xである。
また,上記する球体Xを焼きあげて浄化菌繁殖の巣を形成する図6(B)に示す焼炭跡Zではその複雑な孔道Vが良性の水生植物藻等の繁殖源ともされた生物による焼炭跡濾過浄化剤Zである。
そしてまた,自然界で菌を繁殖させた焼炭跡Zを菌の生体を損わない低温保存や培養が可能である。
【0029】
これまで述べた第1の実施の形態並びに第2の実施の形態より装置システムの要である交互噛み合わせの濾過浄化槽と消臭濾過浄化剤(冷凍ブロック濾過剤U)Yによる水質の向上に連携を基本として本発明から逸脱しない範囲で変形変則を可能とする。
例えば,交互噛み合わせの濾過浄化各槽は装置規模に応じた区切りとされ五槽に限定されない。
タンク1形状では,漏水防止の密閉が完全であれば円筒に限らず他形を可能とされる。
下部円形仕切り盤5の円周周囲に設けた昇流孔14の穴サイズ調整に,状況に応じた網下敷きの付設を可能とする。(又,タンク上部ぐるりを出水口とすることも可能である)
そして,消臭濾過浄化剤(球体濾過剤X焼炭跡Z)Yは用途に応じた形状サイズとなる
また,球体濾過剤Xを入れる網目帯袋Nの箱型も可能である。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明においては上下水はもとより空調設備等でも多少手を加える程度で現状の装置利用を可能とされ図7Cに示す生鮮品保存容器F等も濾過剤Yとセット利用で可能となる。
そして,水質浄化の利用では,浴場の湯垢人毛等の除去や養殖場,溜め池等の窒素,燐化合物分解に好適で,粉砕された生ゴミ処理も可能である。
また,湖や海洋には水上での操業を可能とした移動式の図5(A)に示した濾過浄化システム船82が適当で,帯状に繋げた焼炭跡濾過剤Zを湖底あるいは海底へ沈めて繁殖菌の浄化方法も利用可能である。
消臭濾過浄化剤Yの他用途利用では臭い除去の脱臭剤,植物(生花等)あるいは飲料用の活性水や建築資材寝具等があげられる。
以上,これまで述べた本発明に関する素材は消臭濾過浄化剤Yについては本記載そのもので内部機構から湧水式濾過浄化装置E全般をプラスチックまたは金属としパッキンはゴムあるいは軟質の合成樹脂を採用し帯袋線状物には合成樹脂金属繊維をもちいて保存容器Fでは金属,合成樹脂,木を主とされる。ここで,本発明の中で上記記述のポンプ,電気関連係,バルブ,配管,ボルトについては既存あるいは通常の方法から差し控えとする。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1(A)】図1(A)は,内部機構から濾過浄化システム全体を示す正面上からの立体図である。
【図1(B)】図1(B)は,内容器を矢印方向へ下部と噛み合う前の状態を示す直方状出水口を左に上からの立体図である。
【図1(C)】図1(C)は,上部と噛み合う前の下部円形仕切り盤の状態を示す円筒面上からの立体図である。
【図1(D)】図1(D)は,各独立体の縁棚とその間に挟まるパッキンのセット手順を示す上からの立体図である。
【図2(A)】図2(A)は,突出パイプより等角度四方に伸びる土台梁全体を示す手前上からの立体図である。
【図2(B)】図2(B)は,内容器抜け底と単独の上部円形仕切り盤を示す手前上からの立体図である。
【図2(C)】図2(C)は,上蓋の内部状態を示す手前下からの立体図。
【図2(D)】図2(D)は,下方漏斗状からタンクの外部状態を示す手前上からの立体図である。
【図3(A)】図3(A)は,両端部螺子式パイプの矢印方向に締める付設め螺子から両円盤のセット状態を示す立て面からの立体図である。
【図3(B)】図3(B)は直角管内部から上部仕切り表面へ抜ける貫通穴へウキスイッチのセット状態を示す手前正面からの立体図である。(切り替え装置ボックス)
【図3(C)】図3(C)は,タンク内部を示す上部真上からの立体図である。
【図3(D)】図3(D)は,タンク円筒漏斗間を輪切りにした土台梁受けの状態を示す手前上からの立体図である。
【図4(A)】図4(A)は,タンク設備の断面図である。
【図4(B)】図4(B)は,台座真上からの立体図である。
【図4(C)】図4(C)は,観音開きから内部状態を示す正面からの立体図である
【図5(A)】図5(A)は,濾過浄化システム船全体を示す手前上からの立体図である。
【図6(A)】図6(A)は,球体の消臭濾過浄化剤を示す。
【図6(B)】図6(B)は,焼炭跡の濾過浄化剤を示す。
【図6(C)】図6(C)は,網目帯袋へ詰め込む冷凍ブロック消臭濾過浄化剤を示す。
【図6(D)】図6(D)は,ド−ナツ形消臭濾過浄化剤を示す。
【図7(A)】図7(A)は,網目帯袋を示す。
【図7(B)】図7(B)は,帯状の繋ぎ玉を示す。
【図7(C)】図7(C)は,生鮮品保存容器の内部仕組みを示す上からの立体図である。
【符号の説明】
【0032】
1 タンク本体
2 上蓋
3 内容器
4 上部円形仕切り盤
5 下部円形仕切り盤
6 湧水槽
7 小円筒(上部円形仕切り盤接合)
8 中円筒(下部円形仕切り盤接合)
9 大円筒(上部円形仕切り盤接合)
10 特大円筒(下部円形仕切り盤接合)
11 汚水送管(内部配管)
12 汚水送管(外部配管)
13 水路孔
14 昇流孔
15 第一槽(タンク内面〜特大円筒間)
16 第二槽(特大円筒〜大円筒間)
17 第三槽(大円筒〜中円筒間)
18 第四槽(中円筒〜小円筒間)
19 第五槽(小円筒〜汚水送管間)
20 土台梁
21 隆起部
22 くぼみ
23 土台梁受け
24 くぼみ棚
25 沈殿室(外形は漏斗状)
26 U形出水口(又はU形カット)
27 直方状出水口
28 出水口補助カバ−
29 排出口
30 バルブ
31 ド−ナツ形円盤(上段)
P ド−ナツ形円盤(下段)
32 囲い段
33 通気孔(送風管)
R 上蓋空気孔
34 吸水管
35 貫通穴
36 直角管仕切り貫通穴
37 円板突出パイプ螺子
38 突出パイプ
39 球体ウキ
40 心棒
41 雨水侵入防止カバ−
42 電源切り替え装置ボックス
43 コンセント
44 プラグ
45 コンセントフ−ドカバ−
46 プラグカバ−
47 螺子穴
48 台脚
49 タンク円形鍔
50 台座ボックス
51 漏斗状受け孔
52 台座内部空間
53 台座内部底面
54 ポンプ
55 配電盤
56 伝導板
57 電源スイッチ
58 電源引き込みコンセント
59 ポンプ配線
60 バランス螺子
61 観音開き
62 取っ手
S 配線カバ−(カバ−パイプ)
G 上段部パッキン
H 内部パッキン
K 直方部パッキン
63 上蓋縁棚
64 内容器縁棚
65 タンク本体縁棚
66 換気孔
67 抜け底内容器
68 内部底縁棚
69 上部縁棚(抜け底)
70 抜け底部
71 内部底縁棚パッキン
72 独立体の上部円形仕切り盤(単独)
73 両端部螺子式パイプ
74 付設め螺子
75 上蓋中央貫通穴
76 上部円形仕切り盤貫通穴
77 反側面部分カット
78 湧水孔
79 汚水送管配管孔
80 吸水管配管孔
81 配線用螺子パイプ固定穴
82 濾過浄化システム船
L セメント
M 炭
W 砂
Y 濾過剤(消臭濾過浄化剤)
Z 焼炭跡濾過剤
X 球体濾過剤(消臭濾過浄化剤)
Q 球体貫通穴
T 繋ぎ玉
U 冷凍円筒ブロック消臭濾過浄化剤
I ド−ナツ形消臭濾過浄化剤
N 網目帯袋
V 孔道
E 濾過浄化装置
F 生鮮品保存容器
83 本体
84 蓋
85 通気口
86 通気路(内部底面の通気路は水切り兼用)
87 通気穴
88 輪環
89 タンク口
90 漏水防止カバ−
91 直角管
92 濾過剤棚
93 コンセントプラグボックス
94 水中ポンプ
95 出水管
96 濾過剤中仕切り板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式を用い,二分する上下設備の交互の噛み合わせで一体となる濾過浄化槽内部の縦中心線を軸に全体を構成されこうした機能仕組みの対面式から上部下部両部よりドッキング方で説明をおこなう。
上方より,タンク上部の口周囲に設ける棚状縁取りへU形出水口に合致するようタンクと同形状となった円筒形内容器をタンク内部よりセットし漏水防止のパッキンを挟めて上段へ上蓋を載せる格好でその縁取りからボルトによって固定する。
この時内容器のセット状況は固定部分での吊り状態である。
こうした円筒形内容器の仕組みは底面中央に空洞を設けた貫通穴へ汚水送管を通しその周囲下方が浄化水路となって容器内部の湧水槽へ湧き出すようになっている。
そして,湧水槽へ溜まる水は上部に設ける内部が水路となった直方状の出水口より流れるようになっている。
一方,下方は濾過浄化槽を形成する対面との一方面となる円筒形内容器の底裏面へ筒丈を均等に下部ぐるりに水路孔を設け輪状となった二つの円筒を中心よりタンク内面方向へ小,大と設定し小円筒は湧水槽表面へ抜ける底裏面の穴周囲へ設置され大円筒の配置は対面との互い違い噛み合わせで隔位置への設置となる。
そして,これら仕切り円筒は平面となった底裏面へ溶接で固定される。
このように構成され上部円形仕切り盤の対面となる下方は上部との関係より逆方位となったタンク同形の下部円形仕切り盤へ上部同様つつ丈を均等に上部ぐるりに水路孔を設け輪状となった二つの円筒を中心よりタンク内面方向へ中,特大と設定し中円筒は上部円形仕切り盤に設ける小円筒大円筒の間位置で設置され特大円筒はタンク内面と上部円形仕切り盤に設ける大円筒の間位置で設置される。
こうした配置で設置された下部円形仕切り盤の中央に貫通穴を設けたその周囲へ上部へ垂直に伸びる汚水送管を濾過浄化槽への汚水侵入防止に溶接により接合されている。
そして,表裏両面を平面とする下部円形仕切り盤の円周周囲には梁幅の等角度四方それぞれの平面間へ第一槽範囲に沈殿室から汚水を引き込むための網状の汚水昇流孔を設けてある。
また,中,特大仕切り円筒は下部円形仕切り盤の表面へ上部同様溶接で固定される。
このように構成された下部円形仕切り盤と上部円形仕切り盤との合致に漏斗状沈殿室の室内上部の等角度四方平均位置に設置された各独立体の梁受けへ突出部が汚水送管と嵌め合わせとなる輪状パイプの下部へ表面に脱臭を主とするセメント,炭,砂配合のド−ナツ

カットされたこうした同形サイズの四本梁をその下部端から上方へ等角度四方平均位置に溶接で固定され放射状に伸びる先端部仕切り間まわりを輪状に縁取りされたタンク内面と同形の土台梁を梁受けへボルトで固定されてくぼみ隆起が消臭浄化剤セットで平面となったこうした土台梁表面に下部円形仕切り盤を上から載せるかっこうでセットされて円周周囲に設ける等角度四方の平面地で梁表面の隆起両部へビス留めで固定されこのように設定された向かい合った上部と下部両盤の交互位置に設置の仕切り円筒を軸にその間を空間とする五つの槽が並列に設けられている。
そして,これら核槽をタンク内部の円周より中心部へ第一槽をタンク内部の内面と下部円形仕切り盤から突出の特大仕切り円筒間,第二槽を特大仕切り円筒と上部円形仕切り盤から突出の大仕切り円筒間,第三槽を大仕切り円筒と下部円形仕切り盤から突出の中仕切り円筒間,第四槽を中仕切り円筒と上部円形仕切り盤から突出の小仕切り円筒間,そして第五槽を小仕切り円筒と下部円形仕切り盤中央部に接合の汚水送管の間とし,各槽のこうした配置構成を上部と下部両盤の互いの噛み合せにより一体となり濾過浄化槽を形成し装置を確立される。
そして,これら設備の各槽へ接合材,炭,砂を球体に練り固め乾燥させた粒玉を各槽の形状と同形に水に浸し冷凍で詰め固めた輪状の円筒ブロック消臭濾過浄化剤を土台へ設置された下部円形仕切り盤の全槽へ上方より各槽と同形の個々ブロックを詰め込みこうして個々ブロック間の隙間で上部円形仕切り盤との噛み合わせとなる。
そして,こうした機構の流水を汚水送管から流れ込む満水状態の沈殿室より下部仕切り盤に設ける昇流孔を通り第一槽より汚水を濾過しながら上昇し上部盤仕切りへ達して仕切り円筒上部ぐるりの水路孔を通って第二槽へ入り流れは汚水を濾過しながら下降し下部盤仕切に達して仕切円筒下部ぐるりの水路孔を通って第三槽へ入り流れは浄化しながら上昇し上部盤仕切に達して仕切円筒上部ぐるりの水路孔を通って第四槽へ入り流れは浄化しながら下降し下部盤仕切りに達して仕切り円筒下部ぐるりの水路孔を通って第五槽へ入り流れは浄水となって上昇し湧水槽へ湧き出すようになる。
このように,上下上下と交互対照方位に流れる各槽への送水を沈殿物溜めとされる下方の漏斗状沈殿室では室内上部の四方梁受けで支えられた土台梁のド−ム状仕切りより逆円錐状に中空となったその中心下部に沈殿物を取り出す下方外部へ突出する円筒の排出口をまたその下部には排出物調整バルブが設けられこうして形成された沈殿室への汚水入を土台梁中央のパイプより流れ込むようになっていてこうした汚水送りをパイプの突出部分へ下部円形仕切り盤中央に接合された上方へ垂直に伸びる汚水送管を嵌め合わせ連結状態で内容器から上蓋表面へ突き抜け先端部は接続された上方へ直角に屈曲する段差配管となっている。
そして,これら汚水送管外部ぐるりにはタンク内部設備の浮力と圧力おさえに湧水孔を設けたド−ナツ形円盤を汚水送管へ通した両端部螺子式パイプの付設め螺子で内容器内部底面と上蓋裏面のそれぞれの密接する位置に固定されて上蓋表面より突出の汚水送管と直角管を接続するめ螺子固定で内部設備全体を支えるようになっている。
そして,これら直角管内部仕切りより表面へ抜ける貫通穴周囲へ下方沈殿室内の沈殿物満杯から汚水の逆流防止に一端ぐるりを鍔状に縁取りされたパイプ螺子へ球体ウキの心棒を下方より通しパイプ螺子下部の筒状から縁取りを包む状態で漏水防止に伸縮性を持った素材カバ−でとじられたパイプ螺子を直角管外部表面でポンプの作動停止回路を内蔵する電源切替え装置ボックスを抱き合わせでめ螺子で密着固定される。
そして,これら逆流防止装置の仕組みは沈殿室内の沈殿物満杯から汚水送管内部の水位上昇をともない浮力によるウキの浮上でポンプの作動を停止するようになる。
また,これら作動停止スイッチは通常の配線回路となる。
上記のこのように構成された内部設備と連結する外部では,タンク上部の縁取りからハット状上蓋周囲の縁棚へ貫通する等角度八方の螺子穴よりボルトで固定されたその上蓋表面へ出水口方向に汚水送管を固定する台脚を設けてその対照縁位置には上蓋へコンセントフ−ドカバ−その密接するタンク上部へはプラグカバ−を設けられたこうした装備に電気配線カバ−の螺子パイプを上蓋の表面中央に設ける電源切替え装置ボックスとコンセント間プラグと台座ボックス間へそれぞれ接続されている。
そして台脚で固定される汚水送管は下方の台座ボックスに設置のポンプへ接続される。
そしてまた,上記のこのような構成で一体形成されたタンク本体の設置を台座ボックスに設けた中段から下部面をカットされたタンク外部と同形の漏斗状受け孔へ本体下方を嵌め合わせて台座表面と密接するタンク外部ぐるりの円形鍔表面から台座裏面へ貫通する等角度六方の螺子穴よりボルトによって固定される。
このようにセットされ空間となった台座ボックスの内部状況は内部側面にポンプ並びに電源配線回路器を設置されボックスの表面中央から内部中間地点へ本体の漏斗状下部が入る状態でその下方に下部設置バルブより排出の沈殿物回収容器が配置される
そして,これら装置設置の平均値を台座ボックスの四方角底辺に設けるバランス螺子で調整される。
上記のこのように構成されたタンクシステムから対面式仕切り機構の交互噛み合わせを特徴とする湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項2】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より二分する対面同士の仕切り盤噛み合わせで濾過浄化各槽を一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項3】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より沈殿室に留積する汚水物質の反応から発生するガスを抜き取る抽出管とその内部に上部接続の直角菅仕切りを貫通する汚水送菅のそれぞれをポンプとガス貯蔵タンクへ接続されてタンク内部の流気水路両管が端辺接合の二重構造となったことを特徴とする請求項1,2記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項4】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より内容器の抜け底からぐるり底面を棚状に縁取りされたこうした縁取り仕切り間へ漏水防止にパッキンを挟めて双方共通のねじ穴よりボルトで固定されたこれら上部仕切り盤が端部ぐるりに水路孔を有する隔壁機構の独立体となったことを特徴とする請求項1,2,3記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項5】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式よりタンク上部に位置するU形に切り抜かれた出水口のまわり表面に螺子留めの受け穴を有する囲い段を設けたそのU形出水口に嵌め収める内容器の上部外面より外方向へ突出するタンク出水口と同形の直方状の出水口補助に下部が湾状に曲線となって全体を覆い包むビス留め固定のカバ−体となったことを特徴とする請求項1,2,3,4記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項6】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバブルで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より外部から内部へ送る出水助成の空気孔を出水口より反側の上蓋或いは外部配設の汚水送管表面に設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項7】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より海水や淡水の濾過浄化に,船体の甲板中央設置の台座に上記の分離式大型タンクをセットされた,これら移動式操業船と台座そばに設けた貫通穴へ台座内部のポンプより引く吸水管を,甲板表面から船底水中へ通されたその下方の深度対応に吸上押出から段階方式をもちいたつなぎポンプとよりなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項8】
下方が漏斗状となった円筒形タンクの内部に濾過浄化設備や濾過剤入出を上蓋より上部開放とし漏斗状の沈殿室排出物を下部に設置のバルブで調整されこうして形成されるタンク内部のシステムを上層の湧水槽,中層の濾過浄化槽,下層の漏斗状沈殿室に分けた分離方式より仕切り壁から構成された対面する両仕切り盤の交互噛み合わせから交互対照方位の流れが基本原理となったことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7記載の湧水式濾過浄化装置及び消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項9】
脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合を特徴とする請求項1記載の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項10】
脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より三素材を水で混練り固めた乾燥材を焼きあげて焼炭跡の複雑な孔道が微生物繁殖の巣となったことを特徴とする請求項1,9記載の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項11】
脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より形成された球体の貫通穴へ線状物を通し帯状に編み並ぶつなぎ玉を水底に沈めて水質含有の窒素,リン化合物分解に炭,微生物による自然浄化を特徴とする請求項1,9,10記載の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。
【請求項12】
脱臭から水質浄化の炭と凝固乾燥状態で水を適度に浸透するセメント並びに凝固体強度に砂を混ぜ合わせた三者配合より球体に形成された粒玉の使用時点検にタンク設備の濾過浄化槽より粒玉を容易に取り出せる網目帯袋に詰め包まれた球体の冷凍ブロック濾過浄化剤を特徴とする請求項1,9,10,11記載の消臭浄化作用を有する接合材炭砂による素材配合応用濾過剤。

【図1(A)】
image rotate

【図1(B)】
image rotate

【図1(D)】
image rotate

【図2(A)】
image rotate

【図2(B)】
image rotate

【図2(C)】
image rotate

【図2(D)】
image rotate

【図3(A)】
image rotate

【図3(B)】
image rotate

【図3(C)】
image rotate

【図3(D)】
image rotate

【図4(A)】
image rotate

【図4(B)】
image rotate

【図4(C)】
image rotate

【図5(A)】
image rotate

【図6(A)】
image rotate

【図6(C)】
image rotate

【図6(D)】
image rotate

【図7(A)】
image rotate

【図7(B)】
image rotate

【図7(C)】
image rotate


【公開番号】特開2009−82761(P2009−82761A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−166949(P2007−166949)
【出願日】平成19年5月29日(2007.5.29)
【出願人】(391056446)
【Fターム(参考)】