説明

湯・スープ移送装置

【課題】 吸込側及び吐出側配管の端部をワンタッチで、寸胴にしっかりと固定できるようにするとともに、吐出側ではスープに空気が巻き込まれないようにする。
【解決手段】 スープ移送機1内に配設されたポンプの吸込側に吸込配管3が連結され、吐出側に吐出配管7が連結されている。吸込金具固定具6は、スープ仕込用の寸胴Bの上縁リムを、開閉取手の付いた把持バネで挟持することにより、前記吸込配管の先端に取り付けられたパイプ状の吸込金具5を、上下方向にスライド可能な状態で支持し、吸込金具先端の吸込口が容器の内側底面部に位置するようにする。また、吐出金具固定具10は、吸込金具固定具6と同様に、スープ供給用の寸胴Cの上縁リムを挟持することにより、前記吐出配管7の先端に取り付けられたパイプ状の吐出金具9を、吐出金具先端の吐出部が容器の内側面に対向するように固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、お湯やラーメンスープ等を寸胴から別の寸胴へ移し換える際に用いることができる湯・スープ移送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ラーメン店の厨房では、スープを作ったり保温して置いたりするために、寸胴(円筒状をした鍋)が多用されているが、それらは、通常、湯を沸かすための寸胴、スープの仕込みを行うための寸胴、スープを供給するための寸胴というように使い分けられている。それらの寸胴は、通常、横一列に並べられ、湯を沸かすための寸胴からスープの仕込みを行うための寸胴へ湯を汲み出したり、スープの仕込みを行うための寸胴からスープを供給するための寸胴へスープを移し換えたりしているが、それらの移送作業は、ひしゃくを使って、手作業で行われていた。
【0003】
しかしながら、スープ等の移送を手作業で行うと、加熱された寸胴に手が触れてしまう場合があると共にスープ等が飛び跳ねて、火傷をしてしまう危険性があったり、湯やスープを移し換える作業が繁雑になったりしていたため、本出願人は、先に、特願2004−56034号として、寸胴から湯又はスープを吸引して、別の寸胴内に吐出するポンプを具えた湯・スープ移送装置を提案した。
【0004】
その湯・スープ移送装置は、ポンプに切換弁を介して吸込側の配管と吐出側の配管とを接続し、例えば、スープの仕込みを行うための寸胴からスープを供給するための寸胴へスープを移し換える場合、スープの仕込みを行うための寸胴の中に吸込側の配管の先端を入れ、スープを供給するための寸胴の上端に吐出側の配管の開口部を配置して、ポンプの電源を入れる。その結果、スープの仕込みを行うための寸胴からスープを供給するための寸胴へ、スープを自動的に移し換えることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記湯・スープ移送装置には、吸込側及び吐出側配管の開口部の固定手段がないため、吸込側配管の開口部の位置が一定せずに、寸胴の底面から離れて、移送残量が多くなるという問題点があった。
【0006】
また、上記ポンプとしては、構造が簡単で、衛生管理が容易な点から、図4に示すような、ロータ23とパイプ受面26との間に配設したゴムパイプ25を、ロータ23に設けた押圧部24で、液体を絞りながら送るタイプのチューブポンプが適しているが、そのようなポンプで送られると、スープは脈動的に送られる。それに対して、吐出側配管の開口部が寸胴の上端に置かれるだけでは、スープの送りが脈動するのに応じて、吐出側配管の先端が揺動して安定しないという問題点があり、さらに、スープが寸胴の上端から落とされるため、スープに空気が巻き込まれてスープが白濁してしまうという問題点もあった。
【0007】
本発明は、そのような問題点に鑑み、吸込側及び吐出側配管の開口部をワンタッチでしっかりと固定できるようにするとともに、吐出側ではスープに空気が巻き込まれないようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の湯・スープ移送装置は、吸込側に吸込配管が連結され、吐出側に吐出配管が連結されたポンプと、移送元容器の上縁を挟持することにより、前記吸込配管の先端に取り付けられたパイプ状の吸込金具を、吸込金具先端の吸込口が容器の内側底面部に位置するように固定する吸込金具固定具と、移送先容器の上縁を挟持することにより、前記吐出配管の先端に取り付けられたパイプ状の吐出金具を、吐出金具先端部の吐出部が容器の内側に位置するように固定する吐出金具固定具とを具えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の湯・スープ移送装置の吸込金具固定具は、前記吸込金具を上下方向にスライド可能な状態で支持する支持金具と、該支持金具と一体的に固定され、前記移送元容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送元容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とを具え、前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送元容器の上縁をくわえ込んで挟持することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に記載の湯・スープ移送装置の吐出金具固定具は、前記吐出金具を一体的に支持する支持金具と、該支持金具と一体的に固定され、前記移送先容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送先容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とを具え、前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送先容器の上縁をくわえ込んで挟持することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に記載の湯・スープ移送装置は、前記吸込金具の下端部が斜めにカットされたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に記載の湯・スープ移送装置は、前記吐出金具の吐出部が前記容器の内側面に対向するように形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の湯・スープ移送装置は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の湯・スープ移送装置は、吸込金具固定具で、移送元容器の上縁を挟持することにより、吸込配管の先端に取り付けられたパイプ状の吸込金具を、吸込金具先端の吸込口が容器の内側底面部に位置するように固定し、吐出金具固定具で、移送先容器の上縁を挟持することにより、吐出配管の先端に取り付けられたパイプ状の吐出金具を、吐出金具先端部の吐出部が容器の内側に位置するように固定するようにしたので、吸込側及び吐出側配管の開口部をワンタッチでしっかりと固定できる。
【0014】
また、請求項2に記載の湯・スープ移送装置は、前記吸込金具固定具で移送元容器の上縁を挟持するのに、前記移送元容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送元容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とで構成し、前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送元容器の上縁をくわえ込んで挟持するようにした。その結果、ワンタッチで着脱可能になり、しかも吸込金具を安定的に固定できる。また、吸込金具は、前記当接板と一体になっている支持金具により、スライドできる状態で支持するようにしたため、高さが様々に異なる寸胴に対しても、吸込金具の先端が容器の底面に当たった状態で保持される。
【0015】
また、請求項3に記載の湯・スープ移送装置の吐出金具固定具は、吐出金具固定具で移送先容器の上縁を挟持するのに、前記移送先容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送先容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とで構成し、前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送先容器の上縁をくわえ込んで挟持するようにした。その結果、ワンタッチで着脱可能になり、しかも吐出金具を安定的に固定できる。また、吐出金具は、前記当接板と一体になっている支持金具で一体的に支持するようにしたので、湯・スープが脈動して吐出されても揺動等が生じることなく支持できる。
【0016】
また、請求項4に記載の湯・スープ移送装置は、前記吸込金具の下端部が斜めにカットしたので、吸込金具の先端が容器の底面に当たった状態でも、斜めにカットされた部分からスープ等の吸い込みができ、しかも、容器の底部にスープの残量がほとんどない状態まで吸い込むことができる。
【0017】
また、請求項5に記載の湯・スープ移送装置は、前記吐出金具の吐出部が前記容器の内側面に対向するように形成したので、吐出部から吐出されたスープが容器の内側面に当たり、そのまま壁伝いに下に降りていくため、スープに空気が巻き込まれにくくなって、スープが白濁するのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0019】
図1は、本発明の湯・スープ移送装置の概念図である。図1において、Aは湯を沸かすための寸胴、Bはスープの仕込みを行うための寸胴、Cはスープを供給するための寸胴、3は吸込配管、4,8はワンタッチコネクタ、5は吸込金具、6は吸込金具固定具、7は吐出配管、9は吐出金具、10は吐出金具固定具である。
【0020】
スープ移送機1の内部には、ポンプが設けられていて、その吸込側に吸込配管3が接続され、吐出側に吐出配管7が接続されている。ポンプのオンオフは、制御装置2のスイッチを操作することにより行われる。吸込配管3,吐出配管7は、シリコンゴム等で形成された屈曲可能なパイプであり、それらの先端部には、周知のワンタッチコネクタ4,8により、着脱自在に吸込金具5,吐出金具9が取り付けられている。吸込金具5,吐出金具9は、例えば、外径12mm程度のステンレス製パイプで形成できる。
【0021】
吸込金具固定具6及び吐出金具固定具10は、それぞれ、湯を沸かすための寸胴Aからスープの仕込みを行うための寸胴Bへ湯を汲み出す際には、湯を沸かすための寸胴A、スープの仕込みを行うための寸胴B上縁のリム部をくわえ込む形で寸胴A,Bに取り付けられ、パイプ状の吸込金具5,吐出金具9を固定する。また、スープの仕込みを行うための寸胴Bからスープを供給するための寸胴Cへスープを移し換える際には、スープの仕込みを行うための寸胴B、スープを供給するための寸胴C上縁のリム部をくわえ込む形で寸胴B,Cに取り付けられ、パイプ状の吸込金具5,吐出金具9を固定する。
【0022】
そのように、吸込金具固定具6と吐出金具固定具10は、寸胴A,B,Cの間で、付け替えが繰り返し行われるが、その際、吸込配管3と吸込金具5及び吐出配管7と吐出金具9が、ワンタッチコネクタ4で簡単に着脱できるため、付け替えが容易にできる。
【0023】
図2は、吸込金具の固定構造を示す図である。図2において、11は吸込金具5の吸込口、12は支持金具、13はパイプ挿通孔、14は当接板、15は把持バネ、16は開閉取手である。支持金具12は、金属板をコの字状に形成し、その上,下水平板の対向する位置に、パイプ状の吸込金具5の直径よりやや大きい径のパイプ挿通孔13,13が設けられている。その支持金具12は、溶接,ネジ止め等により、当接板14に一体的に取り付けられている。
【0024】
当接板14の上部は、寸胴の側面に対して適当な角度になるように折り曲げ加工が施されており、その上端部に、把持バネ15が溶接されている。そして、把持バネ15の両外面には、開閉取手16,16が溶接により一体的に取り付けられており、開閉取手16,16の両上端部外側を手の指で強く摘むことにより、把持バネ15の開口部が開き、手を離すと、把持バネ15の開口部が閉じるようになっている。
【0025】
そのような吸込金具固定具6を、支持金具12が寸胴Bの内側に入るようにし、開閉取手16,16の両上端部外側を手の指で強く摘んで把持バネ15の開口部が開いた状態で、寸胴Bの上縁リムをくわえ込むようにして手を離す。その結果、当接板14が寸胴Bの内側面に当接された状態で、支持金具12が、ワンタッチで安定的に固定される。そして、パイプ挿通孔13,13に、吸込金具5を上から差し込むと、吸込金具5の先端が寸胴Bの底面に当たった状態で、吸込金具5が保持される。
【0026】
その際、吸込金具5は、パイプ挿通孔13,13の中でスライドできる状態で挿入されているため、高さが様々に異なる寸胴に対しても、吸込金具5の先端が寸胴Bの底面に当たった状態で保持される。また、吸込金具5の吸込口11は斜めにカットされた状態で形成されているため、吸込金具5の先端が寸胴Bの底面に当たった状態でも、斜めにカットされた部分からスープ等の吸い込みができ、しかも、寸胴Bの底部にスープの残量がほとんどない状態まで吸い込むことができる。なお、吸込口11の斜めカットは、先端に一部平らな部分が残るようにカットすれば、寸胴Bの底面に当たった際に、寸胴Bの底面を傷つけにくくなるし、吸い込み残量もより少なくできる。
【0027】
図3は、吐出金具の固定構造を示す図である。図3において、17は吐出金具9の吐出部、18は支持金具、19はパイプ挿通孔、20は当接板、21は把持バネ、22は開閉取手である。吐出金具固定具10の構造は、基本的には吸込金具固定具6と同様である。ただ、吐出金具9は、パイプ挿通孔19に挿通された後、溶接,ロー付け等により支持金具18に固定させている。
【0028】
また、吐出部17は、吐出口が寸胴Cの内側面に対向するように屈曲している。そのように、吐出口が寸胴Cの内側面に対向するようにしている理由は、吐出部17から吐出されたスープが寸胴Cの内側面に当たり、そのまま壁伝いに下に降りていくため、スープに空気が巻き込まれにくくなって、スープが白濁するのを防止できるからである。
【0029】
なお、吐出金具9の吐出部17を屈曲させる際に、吐出金具9の外径が大きくなると曲げの曲率半径を大きくせざるを得なくなり、その結果、吐出金具9の上部側面から吐出部17の先端までの距離が大きくなってしまう。そこで、寸胴内壁面に対する吐出部17の角度がやや斜めになるように、パイプ固定金具18と吐出金具9の取付関係を調整してもよい。そのようにすれば、パイプ固定金具18のサイズを小さく維持したまま、比較的太い吐出金具9の支持が可能になる。
【0030】
以上のようにして、吸込金具5と吐出金具9を寸胴B,Cにセットし、ワンタッチコネクタ4,8により吸込配管3,吐出配管7を接続して、スープ移送機1のスイッチを入れれば、寸胴Bから寸胴Cにスープが自動的に移送される。移送が完了した後は、開閉取手16,16及び開閉取手22,22を手で押圧することにより、吸込金具固定具6と吐出金具固定具10を、ワンタッチで取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の湯・スープ移送装置の概念図である。
【図2】吸込金具の固定構造を示す図である。
【図3】吐出金具の固定構造を示す図である。
【図4】ポンプの一例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1…スープ移送機
2…制御装置
3…吸込配管
4,8…ワンタッチコネクタ
5…吸込金具
6…吸込金具固定具
7…吐出配管
9…吐出金具
10…吐出金具固定具
11…吸込口
12,18…支持金具
13,19…パイプ挿通孔
14,20…当接板
15,21…把持バネ
16,22…開閉取手
17…吐出部
18…パイプ固定金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸込側に吸込配管が連結され、吐出側に吐出配管が連結されたポンプと、
移送元容器の上縁を挟持することにより、前記吸込配管の先端に取り付けられたパイプ状の吸込金具を、吸込金具先端の吸込口が容器の内側底面部に位置するように固定する吸込金具固定具と、
移送先容器の上縁を挟持することにより、前記吐出配管の先端に取り付けられたパイプ状の吐出金具を、吐出金具先端部の吐出部が容器の内側に位置するように固定する吐出金具固定具とを
具えたことを特徴とする湯・スープ移送装置。
【請求項2】
前記吸込金具固定具は、
前記吸込金具を上下方向にスライド可能な状態で支持する支持金具と、
該支持金具と一体的に固定され、前記移送元容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送元容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、
該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、
該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とを具え、
前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送元容器の上縁をくわえ込んで挟持することを特徴とする請求項1記載の湯・スープ移送装置。
【請求項3】
前記吐出金具固定具は、
前記吐出金具を一体的に支持する支持金具と、
該支持金具と一体的に固定され、前記移送先容器の内側面に対して安定的に接する面を有し、上部が前記移送先容器上縁から外側斜め上方に伸びるように折り曲げ加工が施された当接板と、
該当接板に向かって上下方向に開閉する開口部を有し、開口上部が前記当接板の上端部に一体的に取り付けられた把持バネと、
該把持バネの上下外面に一体的に、前記開口部と反対側に伸びるように取り付けられた開閉取手とを具え、
前記開閉取手を摘んで把持バネの前記開口部を開き、前記移送先容器の上縁をくわえ込んで挟持することを特徴とする請求項1記載の湯・スープ移送装置。
【請求項4】
前記吸込金具の下端部が斜めにカットされたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の湯・スープ移送装置。
【請求項5】
前記吐出金具の吐出部が前記容器の内側面に対向するように形成されたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の湯・スープ移送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−263251(P2006−263251A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−87431(P2005−87431)
【出願日】平成17年3月25日(2005.3.25)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】