説明

濾材の洗浄方法

【課題】 洗浄時間の短縮と洗浄水および洗浄剤の使用量の節減を目的とし、新たな設備投資を必要とせず、既存の設備で、短時間で効率よく、かつ油分や懸濁物質などの種々の汚れを生じた濾材を確実に洗浄できる濾材の洗浄方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器における濾材を洗浄するに際して、気体と気体1m3に対して0.1〜10リットルの洗浄剤を希釈した洗浄剤希釈液とを濾過層下部から同時に導入して、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させ、気体と洗浄剤希釈液との導入を停止した後、濾過層下部から水を導入して、逆流洗浄することにより、濾材を洗浄することを特徴とする濾材の洗浄方法により、上記の課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器における濾材の洗浄方法に関する。
【背景技術】
【0002】
濾過は、多孔性物質または層を使用して固体(粘性体を含む)と流動体とを分離する基本的な操作であり、工業化学、鉄鋼、食品、製薬などのあらゆる分野で広く用いられている。
例えば、鉄鋼業などにおける工業用水の濾過には、濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器が用いられている。このような濾過器で濾過処理を継続すると、油分や汚れ(懸濁物質)などが濾材に堆積して濾材間に目詰まりが生じ、濾過処理能力が低下する。そこで、処理能力の低下に応じて、濾過器の運転を停止し、濾材の洗浄を実施している。
【0003】
濾材の洗浄方法としては、種々の技術が提案され、実用化されている。
このような洗浄方法としては、濾過層の上部から洗浄剤を投入して前処理を行なった後、濾材を水洗する方法、濾過時の通水方向とは逆方向に通水して濾材を逆流洗浄(逆洗)する方法などが一般的に知られている。
【0004】
特開昭57−107205号公報(特許文献1)には、濾材の汚染物の種類に応じて各種界面活性剤、アルカリ、酸などの洗浄薬液を濾過器の上部から導入し、濾材と洗浄薬液とを一定時間接触させた後、混合攪拌し、次いで水洗する濾材の洗浄方法が開示されている。
【0005】
また、特許第3365183号公報(特許文献2)には、洗浄液(水)と気体の混合流を用いた濾材の洗浄方法が開示されている。この方法に用いられる濾過器は、濾材層の下部に洗浄液(水)導入部と気体導入部とが別々に設けられていることを特徴とし、洗浄時間の短縮や洗浄液(水)の節減を実現している。また、この方法では、洗浄液として水のみが用いられている。
【0006】
しかしながら、さらなる洗浄時間の短縮と洗浄液(水)の節減が求められている。
なお、上記の先行技術には、濾材層の下部からより効率的な割合で洗浄剤を希釈した液(洗浄剤希釈液)と気体とを同時に放出させて、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させた後、逆流洗浄することについては記載されていない。
【0007】
【特許文献1】特開昭57−107205号公報
【特許文献2】特許第3365183号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この発明は、洗浄時間の短縮と洗浄水および洗浄剤の使用量の節減を目的とし、新たな設備投資を必要とせず、既存の設備で、短時間で効率よく、かつ油分や懸濁物質などの種々の汚れを生じた濾材を確実に洗浄できる濾材の洗浄方法を提供することを課題とする。
さらには、通常の逆洗工程においても停止させることなく濾材を確実に洗浄できる濾材の洗浄方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明の発明者らは、かかる課題を解決するために鋭意研究を行った結果、濾材層の下部からより効率的な割合で洗浄剤を希釈した液(洗浄剤希釈液)と気体とを同時に放出させて、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させた後、逆流洗浄することにより、短時間で効率よく濾材を洗浄できることを見出し、この発明を完成するに到った。
【0010】
かくして、この発明によれば、濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器における濾材を洗浄するに際して、気体と気体1m3に対して0.1〜10リットルの洗浄剤を希釈した洗浄剤希釈液とを濾過層下部から同時に導入して、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させ、気体と洗浄剤希釈液との導入を停止した後、濾過層下部から水を導入して、逆流洗浄することにより、濾材を洗浄することを特徴とする濾材の洗浄方法が提供される。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、既存の設備で、短時間で効率よく油分や懸濁物質などの種々の汚れを生じた濾材を確実に洗浄することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この発明の濾材の洗浄方法は、濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器における濾材を洗浄するに際して、気体と気体1m3に対して0.1〜10リットルの洗浄剤を希釈した洗浄剤希釈液とを濾過層下部から同時に導入して、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させ、気体と洗浄剤希釈液との導入を停止した後、濾過層下部から水を導入して、逆流洗浄することにより、濾材を洗浄することを特徴とする。
【0013】
この発明の方法を適用し得る濾過器は、濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器であり、かつ濾過層下部に、気体と洗浄剤希釈液を同時に導入し得る導入口を有するものであれば、特に限定されず、公知の設備を用いることができる。例えば、気体のみを送りこむための導入口を1つだけ有している濾過器の場合には、気体と洗浄剤希釈液とを気液混合させてから、これを導入して濾材に接触させればよい。
【0014】
濾材としては、液中の粒子を濾過作用によって捕集し得る材料であれば特に限定されず、ガラス繊維などの無機繊維、天然繊維、合成繊維、金属繊維、天然または合成の無機多孔質体などが挙げられる。また、濾材は、充填材料のみならず、プラスチック膜、金属多孔板、金網、セラミックフィルターのような無機多孔質焼結体であってもよい。
例えば、この発明の方法は、濾過器が鉄鋼業における工業用水の濾過に用いられる濾過器であり、かつ濾材が珪砂および/またはアンスラサイトである場合に適する。
【0015】
この発明では、まず、気体と気体1m3に対して0.1〜10リットルの洗浄剤を希釈した洗浄剤希釈液とを濾過層下部から同時に導入して、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させる。
【0016】
この発明で用いられる気体は、濾材と反応するなどして、この発明の効果を阻害するものでなければ、特に限定されない。しかしながら、洗浄剤希釈液と同時に気体を濾過層に導入するためには、気体は0.2〜2kPa程度の圧力を有するのが好ましい。
このような気体としては、コンプレッサーやガスボンベから供給される圧縮空気、ガスボンベから供給される窒素ガスなどが挙げられる。
【0017】
この発明で用いられる洗浄剤希釈液の洗浄剤は、対象となる濾材およびその汚れの種類に応じて、適宜選択すればよく、具体的には、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤などの各種界面活性剤が挙げられる。このような洗浄剤の中でも、ナルコジャパン株式会社製の洗浄剤(製品名:Nalco 7308)や三洋化成工業株式会社製のナロアクティー NシリーズやNHシリーズのような高級アルコール系非イオン性界面活性剤が、洗浄効果の点で特に好ましい。
【0018】
洗浄剤希釈液は、濾過槽の満水時の水量に対して10〜1000mg/リットル、好ましくは100〜500mg/リットルの洗浄剤を含み、かつその濃度が0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
また、本発明の方法における洗浄剤希釈液は、適切な割合の水で希釈して使用するのが一般的であるが、洗浄剤と希釈水とを希釈装置を用いて混合したものを前記洗浄剤希釈液とすることも可能である。
【0019】
この発明において、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させる時間は、特に限定されず、対象となる濾材およびその汚れの種類に応じて、適宜設定すればよい。
例えば、濾過器における濾過槽の容量が25m3であって、濾材層(上下の表面積12.5cm2、層高200cm、材質;アンスラサイト)であれば、約15分間の接触で、油分や懸濁物質などの種々の汚れを生じた濾材を確実に洗浄することができる。
気体と洗浄剤希釈液とを濾材に十分に接触させないと、次いで逆流洗浄しても、油分や懸濁物質などの種々の汚れを生じた濾材を確実に洗浄することができない。
【0020】
この発明では、気体と洗浄剤希釈液との導入を停止した後、濾過層下部から水を導入して、逆流洗浄(逆洗)する。
逆流洗浄の時間は、特に限定されず、対象となる濾材およびその汚れの種類に応じて、適宜設定すればよい。例えば、上記の例の場合には、約2〜20分間である。
【0021】
逆流洗浄により濾過槽から排出された廃液は、洗浄剤、凝集剤および消泡剤から選択される少なくとも1つを添加することにより、工業用水として再利用することができる。
再利用の対象となる工業用水としては、各種工場内において構内を循環する開放循環冷却水、製鉄所の高炉集塵水や転炉集塵水などの循環水、本発明における洗浄剤希釈液などが挙げられる。
【0022】
逆流洗浄により濾過槽から排出された廃液に洗浄剤成分が残存している場合には、同種の洗浄剤を少量添加することにより、本発明における洗浄剤希釈液として再利用することができる。
【0023】
逆流洗浄により濾過槽から排出された廃液中の懸濁物質(SS)の濃度が高く、工業用水として再利用し難い場合には、廃液に凝集剤を添加して凝集沈殿処理した後、その上澄み液を工業用水として再利用するのが好ましい。
ここで添加する凝集剤は、特に限定されないが、廃液中の懸濁物質(SS)の濃度を比較的短時間で低下させることができる点で、カチオン系ディスパージョン型共重合体、ポリアミン系化合物が特に好ましい。
【0024】
この発明で用いられるカチオン系ディスパージョン型共重合体は、特開昭62−15251号公報に記載の方法により製造することができる。具体的には、カチオン性単量体あるいはカチオン性単量体と非イオン性単量体とを、塩水溶液中、該塩水溶液に可溶なイオン性高分子からなる分散剤共存下で攪拌することにより製造できる。この方法では、粒径100mμ以下の高分子微粒子の分散液が得られる。
【0025】
カチオン系ディスパージョン型共重合体の製造に使用されるカチオン性単量体の原料としては、(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、ジメチルジアリルアンモニウム塩化物などが挙げられる。
また、非イオン性単量体の原料としては、アクリルアミドおよびその共重合体、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン、N、N−ジメチルアクリルアミド、アクリロニトリル、ジアセトンアクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−トなどが挙げられ、特にアクリルアミドの共重合体が好ましい。
【0026】
この発明で用いられるポリアミン系化合物としては、例えば、ジアルキルアミンアルキルアクリレート、ジアルキルアミンアルキルメタクリレートなどのアミン系化合物を公知の方法により重合させたものが挙げられ、その重量平均分子量は、1万〜100万程度が好ましく、1万〜50万程度がより好ましい。
【0027】
逆流洗浄により濾過槽から排出された廃液が発泡して、工業用水として再利用し難い場合には、廃液に消泡剤を添加するのが好ましい。
このような消泡剤は、特に限定されないが、低添加量でしかも短時間で消泡できる点で、シリコーンオイル、疎水性シリカ・シリコーンコンパウンド、変成シリコーンなどのシリコーン系消泡剤が特に好ましい。
【0028】
この発明の方法は、洗浄対象の濾材を有する濾過器が上記の条件を満たすものであれば、工業化学、鉄鋼、食品、製薬などのあらゆる分野において用いることができる。
【0029】
(実施例)
この発明を以下の調製例、試験例および比較試験例により具体的に説明するが、これらがこの発明の範囲を限定するものではない。
【0030】
調製例1(洗浄剤希釈液の調製)
洗浄剤(製品名:Nalco 7308、ナルコジャパン株式会社製)1.4リットルを、水7.6リットルに加えて、洗浄剤希釈液とした。
【0031】
調製例2(凝集剤希釈液の調製)
凝集剤(カチオン系ディスパージョン型共重合体、製品名:Nalco 7752、ナルコジャパン株式会社製)0.1kgを水100リットルで希釈して、凝集剤希釈液とした。
調製例3(凝集剤希釈液の調製)
凝集剤(ポリアミン系化合物、製品名:Nalco 8103プラス、ナルコジャパン株式会社製)原液を凝集剤希釈液とした。
調製例4(凝集剤希釈液の調製)
凝集剤(ポリ塩化アルミニウム(PAC)、浅田化学工業株式会社製)原液を凝集剤希釈液とした。
【0032】
試験例1(濾材の洗浄効果確認試験)
某製鉄工場の圧延工程における高速濾過器(「濾過器」という)に充填された濾材に付着している油分および汚れを本発明の方法で洗浄し、その効果を確認した。
濾過器は、内径が3.8m、濾過槽の濾材を含む有効容積が25m3、濾過槽の満水時の水量が15m3であった。また、濾過器内の支持床上には、濾材として珪砂(平均粒径1.5mm)が厚さ0.5mで、さらにその上にアンスラサイト(平均粒径3mm)が厚さ1.2mで充填され、その濾材層下部には気体および洗浄剤希釈液の導入部を備えていた。
【0033】
保有水量が7m3になるように、原水を濾過器に充填し、濾材層下部の気体導入部から、濾過槽の満水時の水量に対して、調製例1の洗浄剤希釈液が200mg/リットル、空気が500リットル/分になるように導入し、空気および洗浄剤希釈液と濾材との接触(空気と洗浄剤希釈液とによる洗浄)を5分間実施した。空気と洗浄剤希釈液との供給を停止した後、流量が20m3/分になるように、濾過器下部の集散口から原水を導入し、原水による濾材の逆流洗浄を8分間実施した。
逆流洗浄終了時の濾材層表面から0mm、150mm、300mm、600mmおよび700mmの深さ(距離)における濾材を採取し、濾材に付着している油分の割合(%)と1cc中に含まれる汚れの重量(mg)を測定した。
得られた結果を、濾材を採取した濾材表面からの距離(mm)と共に表1に示す。
【0034】
【表1】

【0035】
比較試験例1(濾材の洗浄効果確認試験)
洗浄剤希釈液のみを濾過器上部から濾材層上部に直接導入すること以外は試験例1と同様にして濾材の洗浄を5分間実施し、試験例1と同様にして濾材の逆流洗浄を8分間実施した。
その後、試験例1と同様にして濾材を採取し、濾材に付着している油分の割合(%)と1cc中に含まれる汚れの重量(mg)を測定した。
得られた結果を、濾材を採取した濾材表面からの距離(mm)と共に表2に示す。
【0036】
【表2】

【0037】
表1の結果から、空気と洗浄剤希釈液とによる洗浄と、原水による逆流洗浄を併用した試験例1では、洗浄後の油分と汚れの付着量が共に大きく減少し、しかも濾材層表面から700mmの位置でも洗浄効果が確認できた。
一方、表2の結果から、濾過器上部から濾材層上部に直接導入した洗浄剤希釈液による洗浄と、原水による逆流洗浄を併用した比較試験例1では、洗浄後の油分と汚れの付着量が濾材層の表層部のみで減少し、濾材層表面から150mm以上の位置では洗浄前後においてほとんど変化のないことが確認できた。
【0038】
試験例2(濾材洗浄廃液の凝集効果確認試験)
某製鉄工場の圧延工程における濾過器から逆流洗浄により排出され、凝集沈殿槽に送られた廃液120m3に、調製例2の凝集剤希釈液を、廃液に対して有効成分濃度として8mg/リットルとなるように添加して凝集沈殿処理に付した。処理開始から10分後、20分後、40分後および80分後の各水位(m/m)における上澄み液中の懸濁物質(SS)の濃度を測定した。得られた結果を表3に示す。
【0039】
【表3】

【0040】
表2の結果から、逆流洗浄により排出された廃液を短時間で凝集沈殿処理できることがわかる。
【0041】
試験例3(濾材洗浄廃液の再利用評価確認試験)
調製例2〜4の凝集剤希釈液をそれぞれ使用し、実機を用いること以外は、試験例2と同様にして、廃液を凝集沈殿処理に付した。
【0042】
調製例2および調製例3の凝集剤希釈液を用いた試験では、短時間で凝集沈殿処理でき、濾過器の差圧が低下し、脱水機フィルターの目詰まり回数も減少した。
また、調製例4の凝集剤希釈液を用いた試験では、シックナーでのスラッジ量が増加し、濾過器の逆流洗浄頻度および脱水機稼働時間も増加した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
濾過槽内に濾材を充填して形成された濾過層に通水して濾過を行う濾過器における濾材を洗浄するに際して、気体と気体1m3に対して0.1〜10リットルの洗浄剤を希釈した洗浄剤希釈液とを濾過層下部から同時に導入して、気体と洗浄剤希釈液とを濾材に接触させ、気体と洗浄剤希釈液との導入を停止した後、濾過層下部から水を導入して、逆流洗浄することにより、濾材を洗浄することを特徴とする濾材の洗浄方法。
【請求項2】
洗浄剤希釈液が濾過槽の満水時の水量に対して10〜1000mg/リットルの洗浄剤を含み、かつその濃度が0.1〜10重量%である請求項1に記載の濾材の洗浄方法。
【請求項3】
濾過器が鉄鋼業における工業用水の濾過に用いられる濾過器であり、かつ濾材が珪砂および/またはアンスラサイトである請求項1または2に記載の濾材の洗浄方法。
【請求項4】
逆流洗浄により濾過槽から排出された廃液に、さらに凝集剤を添加して凝集沈殿処理した後、上澄み液を工業用水として再利用する請求項1〜3のいずれか1つに記載の濾材の洗浄方法。

【公開番号】特開2006−305560(P2006−305560A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−85861(P2006−85861)
【出願日】平成18年3月27日(2006.3.27)
【出願人】(000150280)株式会社中山製鋼所 (26)
【出願人】(505112048)ナルコジャパン株式会社 (8)
【出願人】(000154727)株式会社片山化学工業研究所 (82)
【Fターム(参考)】