説明

炎症を処置するための組成物及び方法

本発明は、新規レゾルビン化合物及びその医薬品に関する。本発明はさらに、本発明の新規レゾルビン化合物を使用する処置法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

{式中、Re及びRfは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル(たとえば、アルコキシアシル、アミノアシル)、アミノカルボニル、アルコキシカルボニル、またはシリルから独立して選択される;
Eは分岐アルコキシであり;
Rh及びRiは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、パーフルオロアルキル、アリールまたはヘテロアリールから独立して選択される;
R5は、以下の(i)〜(iv)から選択される:
(i)CH2CH(R6)CH2、ここでR6は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、パーフルオロアルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロ、ヒドロキシルまたはアルコキシである;
(ii)CH2C(R6R7)CH2、ここでR6及びR7はそれぞれ独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、パーフルオロアルキル、アリール、若しくはフルオロであるか、またはR6及びR7は一緒に結合して炭素環若しくは複素環を形成する;
(iii)CH2OCH2、CH2C(O)CH2、若しくはCH2CH2;または
(iv)R5は炭素環、複素環、アリール、若しくはヘテロアリール環である;及び
R8及びR9は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、パーフルオロアルキル、アルコキシ、アリール、若しくはヘテロアリールから選択されるか、またはR8及びR9は一緒に結合して炭素環若しくは複素環を形成する}の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
Eがイソプロポキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ、3-メチルブトキシ、2,2-ジメチルプロポキシ、または1,1,2-トリメチルプロポキシから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記化合物が、式II:
【化2】

により表される、請求項1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項4】
前記化合物が、式III:
【化3】

により表される、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項5】
式1001:
【化4】

により表される化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項6】
式1001:
【化5】

により表される化合物またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含む、眼疾患の処置または予防法。
【請求項7】
1日に2マイクログラムを超える前記化合物を眼(単数)に投与する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
1日に前記化合物2〜175マイクログラムを眼(単数)に投与する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物を1日に1回、2回、3回または4回投与する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
式1001:
【化6】

により表される化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含む医薬品。
【請求項11】
前記組成物が眼に局所投与するのに適した水溶液であり、前記溶液は30マイクログラム/ミリリットルを超える化合物濃度である、請求項10に記載の医薬組成物。
【請求項12】
30マイクログラム/ミリリットル〜2000マイクログラム/ミリリットルの化合物濃度である、請求項11に記載の医薬組成物。
【請求項13】
前記組成物が眼疾患の処置または予防用である、請求項10〜12のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項14】
請求項10〜12のいずれか1項に記載の医薬組成物を眼に局所投与することを含む、眼疾患の処置法。
【請求項15】
前記医薬組成物を1日に1回、2回、3回または4回投与する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記眼疾患がドライアイである、請求項13〜15のいずれか1項に記載の組成物または方法。
【請求項17】
眼疾患の処置の必要な眼に点眼薬を送達するパッケージ化薬剤(a packaged pharmaceutical)であって、前記点眼薬は式1001:
【化7】

により表される化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含む、前記パッケージ化薬剤。
【請求項18】
式I〜IXのいずれかの化合物、式Aの化合物、式1〜49のいずれか一つの化合物、リポキシン化合物またはオキシリピン化合物の一つ以上及び、一つ以上の薬学的に許容可能な賦形剤を含む、ヒト患者で眼疾患を処置または予防するのに好適な医薬品であって、
(a)式I〜IXのいずれかの化合物、式Aの化合物、式1〜49のいずれか一つの化合物、リポキシン化合物またはオキシリピン化合物の前記一つ以上は90マイクロモル濃度を超える濃度で存在する;
(b)前記医薬品はpH5.5〜7.4の範囲の溶液である、及び/または
(c)前記医薬品はさらに一つ以上の界面活性剤を含むことを特徴とする、前記医薬品。
【請求項19】
前記医薬品が実質的に防腐剤を含まない、請求項18に記載の医薬品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2012−523459(P2012−523459A)
【公表日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506110(P2012−506110)
【出願日】平成22年4月13日(2010.4.13)
【国際出願番号】PCT/US2010/030813
【国際公開番号】WO2010/120719
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(312003115)
【Fターム(参考)】