説明

炎症反応を阻害又は増強するための組成物及び方法

【課題】新規なケモカインの活性を阻害する化合物及びケモカイン関連疾患治療薬の提供。
【解決手段】次式(XIV)


で表示される化合物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケモカイン(IL8又はNAP−2を除く)−誘発された活性に関連する徴候を予防し又は阻害するための方法であって、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記活性を予防し又は阻害するのに有効な量、前記徴候を有するか又は危険な状態の哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項2】
1つよりも多くのケモカインの活性を阻害するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項3】
造血細胞補充に関連する徴候を予防し又は阻害するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記徴候の危険な状態にあるか又は有する哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項4】
好塩基又は肥満細胞からのヒスタミン開放に関連する徴候を予防し又は阻害するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記徴候の危険性があるか又は有する哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項5】
予備選択された生理学的部位での造血細胞のケモカイン−誘発された活性の調節方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを含んで成る、部位標的化成分に結合される投与形を、哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項6】
発作を予防し又は阻害するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項7】
血管徴候、例えば冠状動脈疾患、心筋梗塞、不安定性狭心症、動脈硬化症又は脈管炎を予防し、又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項8】
低い骨鉱物密度を予防し又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項9】
自己免疫疾患を予防し又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項10】
脊椎動物における腫瘍増殖を制御するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記脊椎動物に投与することを含んで成る方法。
【請求項11】
哺乳類における乾癬を予防し、又は処理するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項12】
創傷治癒を増強するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、投与することを含んで成る方法。
【請求項13】
ケモカイン−誘発された活性に関連する徴候を有するか、又は危険性の状態の哺乳類を処理するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項14】
ぜん息を予防し、又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項15】
前記量がアラキドン酸経路における生成物又は中間体を阻害する請求項1記載の方法。
【請求項16】
リューコトリエンが阻害される請求項15記載の方法。
【請求項17】
トロンボキサンが阻害される請求項15記載の方法。
【請求項18】
プロスタグランジンが阻害される請求項15記載の方法。
【請求項19】
高められたTNF−αに関連する徴候を予防し又は阻害するための方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、前記徴候を有するか、又は危険な状態である哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項20】
器官移植片拒絶を予防し、又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項21】
リウマチ様関節炎を予防し、又は処理するための治療の方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項22】
アレルギーを予防し、又は処理するための治療方法であって、有効量の、
1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;
2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項23】
その対応するケモカインに対して低められた親和性を有する赤血球細胞のダッフィ抗原に結合する、式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその医薬的に許容できる塩。
【請求項24】
式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその医薬的に許容できる塩。
【請求項25】
ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体のサッカリド接合体;又はその医薬的に許容できる塩。
【請求項26】
その対応するケモカインペプチド又はケモカインに対して低められた親和性を有する赤血球細胞のダッフィ抗原に結合する、式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその医薬的に許容できる塩。
【請求項27】
前記化合物が、その対応するケモカインペプチド又はケモカイン対して低められた親和性を有する赤血球細胞のダッフィ抗原に結合する請求項25記載のサッカリド接合体。
【請求項28】
抗原−誘発された再現応答を阻害する剤の同定方法であって、
a)1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;及び2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせから選択された剤を、抗原に対して感作された哺乳類に投与し;そして
b)前記剤が前記再現応答を阻害するかどうかを検出するか、又は決定することを含んで成る方法。
【請求項29】
抗原に対する再現応答を予防し、又は阻害するための方法であって、前記抗原に対して感作された哺乳類に、前記哺乳類におけるIL−4レベルを阻害するか又は低めるために効果的な量の剤を投与することを含んで成り、ここで前記剤が、1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;及び2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせから選択されることを特徴とする方法。
【請求項30】
抗原に対する再現応答を予防し、又は阻害するための方法であって、前記抗原に対して感作された哺乳類に、前記哺乳類における免疫グロブリンレベルを阻害するか又は低めるために効果的な量の剤を投与することを含んで成り、ここで前記剤が、1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;及び2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせから選択されることを特徴とする方法。
【請求項31】
免疫原性治療分子を用いる治療にゆだねられる哺乳類の免疫応答を制御するための方法であって、前記免疫原性治療分子に対する高原−誘発された再現応答を阻害するのに効果的な量の剤を、前記哺乳類に投与することを含んで成り、ここで前記剤が、1)式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX)又は(XII)で表される化合物;及び2)ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物のサッカリド接合体;
又はその医薬的に許容できる塩;
又はその組み合わせから選択されることを特徴とする方法。
【請求項32】
ケモカインペプチド3、その変異体、その誘導体、式(IV)の化合物、式(V)の化合物、式(VI)の化合物、式(XIII)の化合物、式(XIV)の化合物、式(X)の化合物、式(XI)の化合物、式(XII)の化合物、又は(XIX)の化合物から選択された化合物のインビボ半減期を高めるために、前記化合物にサッカリドを結合することを含んで成る方法。
【請求項33】
請求項33記載のサッカリド結合された化合物。
【請求項34】
哺乳類におけるケモカイン−関連炎症応答を高めるか又は増強するための方法であって、前記応答を高めるか又は増強するのに有効な量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを前記哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項35】
免疫応答を増大するための方法であって、免疫原成分、及び前記免疫原成分に対して哺乳類の免疫応答を増強するのに有効な量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを、哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項36】
レンチウィルス感染又は複製を予防し、又は阻害するための治療方法であって、有効量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを、そのような治療の必要な哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項37】
前記レンチウィルスがHIVである請求項36記載の方法。
【請求項38】
前記化合物又はその組合せの投与の前、その間及び/又はその後、抗ウィルス剤を投与することをさらに含んで成る請求項37記載の方法。
【請求項39】
脊椎動物における寄生性感染を阻害するための方法であって、有効量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを、前記動物に投与することを含んで成る方法。
【請求項40】
前記動物がマラリアを有するヒトである請求項39記載の方法。
【請求項41】
腫瘍部位での造血細胞−関連活性を高めるか又は増強するための方法であって、有効量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを、投与することを含んで成る方法。
【請求項42】
免疫原成分及び一定量の式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せを含んで成る免疫原組成物。
【請求項43】
サイトカイン−誘発された活性に関連する哺乳類における病理学的状態又は症状の処理のための医薬の製造のためへの式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、又はその組合せの使用。
【請求項44】
赤血球細胞上のダッフィ抗原に結合する、式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物、及び医薬的に許容できるキャリヤーを含んで成る医薬組成物。
【請求項45】
前記化合物が生物学的活性分子により結合される請求項44記載の医薬組成物。
【請求項46】
前記生物学的活性分子が、ペプチド、ポリペプチド又はタンパク質である請求項45記載の医薬組成物。
【請求項47】
前記生物学的活性成分が、ヒト成長ホルモン又はインスリンである請求項46記載の医薬組成物。
【請求項48】
前記生物学的活性成分が、免疫原である請求項45記載の医薬組成物。
【請求項49】
前記生物学的活性成分が、前記化合物により結合されない場合、循環から急速にクリアランスされる請求項45記載の医薬組成物。
【請求項50】
前記化合物及び生物学的活性成分が共有結合される請求項45記載の医薬生物。
【請求項51】
前記化合物が、検出できる分子により結合される請求項45記載の医薬組成物。
【請求項52】
生物学的活性成分の薬物動力学を調節するための方法であって、生物学的活性分子と、赤血球細胞上のダッフィ抗原に結合する、式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物とを結合することを含んで成り、ここで前記結合された生物学的活性分子の薬物動力学的性質が、前記生物学的活性分子のみの薬物動力学的性質とは異なることを特徴とする方法。
【請求項53】
哺乳類における生物学的活性分子の薬物動力学を変更するための方法であって、赤血球細胞上のダッフィ抗原に結合する、式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物と共に、前記生物学的活性分子を哺乳類に投与することを含んで成る方法。
【請求項54】
その対応するケモカインに対する低められた親和性を有する、赤血球細胞上のダッフィ抗原に結合する式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物。
【請求項55】
その対応するケモカインペプチド又はケモカインに対する低められた親和性を有する、赤血球細胞上のダッフィ抗原に結合する式 (XIII), (XIV), (X), (XI), (XIX) 又は(XII)の化合物。
【請求項56】
少なくとも1つのケモカイン受容体に対する成分の結合に関して、ダッフィ抗原に対して少なくとも約10倍、低められた親和性を有する、赤血球細胞のダッフィ抗原に結合する成分。
【請求項57】
少なくとも1つのケモカイン受容体に対する成分の結合に関して、ダッフィ抗原に対して少なくとも約10倍、高められた親和性を有する。赤血球細胞のダッフィ抗原に結合する成分。
【請求項58】
ケモカインペプチド、その変異体、誘導体又は類似体に結合するケモカイン受容体の領域を同定するための方法であって、
(a)ケモカイン受容体と、一定量のケモカインペプチド、その変異体、誘導体又は類似体とを接触せしめ、前記受容体と前記ケモカインペプチド、その変異体、誘導体又は類似体との間で複合体をもたらし;そして
(b)前記受容体の領域が前記ケモカインペプチド、その変異体、誘導体又は類似体に結合されるかどうかを決定することを含んで成る方法。
【請求項59】
特定のケモカインペプチド、その変異体、誘導体又は類似体により結合される、ケモカイン受容体の領域に結合する分子の同定方法であって、
(a)一群の分子と前記領域とを接触せしめ;そして
(b)前記一群の分子の少なくとも1つの分子が前記領域に特異的に結合するかどうかを検出するか又は決定することを含んで成る方法。
【請求項60】
ケモカイン受容体に結合するが、しかし前記受容体に結合する少なくとも1つのケモカインと共にヘテロダイマーを形成しない分子の同定方法であって、
(a)前記ケモカイン受容体と前記分子とを、その受容体と分子との間で複合体を形成するために、接触せしめ;
(b)前記複合体と少なくとも1つのケモカインとを接触せしめ;そして
(c)前記複合体における分子が前記ケモカインと共にヘテロダイマーを形成するかどうかを検出するか又は決定することを含んで成る方法。
【請求項61】
ケモカイン受容体に結合するが、しかし前記受容体ン結合するケモカインと共にヘテロダイマーを形成しない分子の同定方法であって、
(a)前記ケモカイン受容体と前記分子及び少なくとも1つのケモカインとを接触せしめ;そして
(b)前記分子が前記ケモカインと共にヘテロダイマーを形成するかどうかを検出するか又は決定することを含んで成る方法。
【請求項62】
ケモカイン活性を阻害するが、しかしその受容体に対して生来のケモカインと競争しない剤の同定方法であって、
(a)生来のケモカインを結合する受容体を含んで成る細胞と前記剤とを接触せしめ;そして
(b)前記剤が、生来のケモカインを結合する受容体ではない受容体に特異的ない結合し、そしてケモカイン活性を阻害するかどうかを検出するか又は決定することを含んで成る方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図10−1】
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【図10−2】
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【図10−3】
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【図11】
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【図11−1】
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【図11−2】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図16A】
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【図16B】
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【図16C】
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【図16D】
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【図17】
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【図18】
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【図18−1】
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【図18−2】
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【図18−3】
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【図19】
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【図20】
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【図21A】
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【図21B】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図23】
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【図24A】
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【図24B】
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【図24C】
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【図25】
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【図26A】
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【図26B】
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【図27A】
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【図27B】
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【図27C】
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【図27D】
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【図28】
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【図29A】
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【図29B】
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【図30A】
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【図30B】
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【図31】
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【図32】
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【図33A】
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【図33B】
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【図34A】
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【図34B】
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【図34C】
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【図34D】
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【図34E】
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【図34F】
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【図35】
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【図36A】
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【図36B】
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【図37A】
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【図37B】
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【図37C】
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【図37D】
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【図38】
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【図39A】
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【図39B】
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【図39B−1】
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【図40A】
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【図40B】
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【図40C】
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【図40D】
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【図40E】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47A】
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【図47B】
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【図47C】
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【図47D】
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【図48】
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【図49】
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【図50A】
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【図50B】
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【図50C】
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【図50D】
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【図51A】
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【図51B】
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【図52】
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【図53】
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【図54A】
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【図54B】
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【図54C】
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【図54D】
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【図55】
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【公開番号】特開2010−174018(P2010−174018A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−43809(P2010−43809)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【分割の表示】特願2000−593637(P2000−593637)の分割
【原出願日】平成12年1月12日(2000.1.12)
【出願人】(503372842)ケンブリッジ エンタープライズ リミティド (32)
【Fターム(参考)】