説明

無空隙集合撚り線の製造方法、絶縁電線および止水ケーブル

【課題】設備負担が小さくて済み且つ被覆樹脂で外径が大きくなってしまうことがない無空隙集合撚り線を製造する。
【解決手段】少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線1になるように複数本の被覆樹脂層が無い素線1と1本または複数本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを撚り合わせ、集合撚り線10を作製し、その集合撚り線10を加熱しながら圧縮撚りし、被覆樹脂層2が軟化変形した樹脂で素線1,1’の間の隙間を埋め、無空隙集合撚り線11を作製する。
【効果】素線間の隙間を被覆樹脂層を変形させた樹脂で埋めるので、被覆樹脂を軟化させるのにそれほど高温にする必要がなく、設備負担が小さくて済む。集合撚り線の少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線1とするので、無空隙集合撚り線の外径を決める部分が樹脂で被覆されることがなく、外径が大きくなってしまうことがない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無空隙集合撚り線の製造方法、絶縁電線および止水ケーブルに関する。さらに詳しくは、設備負担が小さくて済み且つ被覆樹脂で外径が大きくなってしまうことがない無空隙集合撚り線の製造方法、その無空隙集合撚り線を用いた絶縁電線およびその絶縁電線を用いた止水ケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の素線を撚り合わせ、長手方向の一定区間毎に各素線を互いに溶着させて素線間の隙間を埋めた充塞部を形成し、その外周に被覆を施した電線が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−276766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の電線では、特許文献1の図4から見て被覆樹脂が無い導体線を素線としていると思われるが、素線間の隙間を埋めるまで導体線を溶着させるのには非常な高温にする必要があり、設備負担が非常に大きくなる問題点がある。
これに対して、被覆樹脂が有る導体線を素線として用いるならば、素線間の隙間を埋めるように被覆樹脂を軟化させるのにそれほど高温にする必要がなく、設備負担が小さくて済む。しかし、集合撚り線の最外面にも被覆樹脂が残るため、外径が大きくなってしまい、その外周に加圧式絶縁被覆樹脂層を均一に設けることが出来なくなる問題点がある。
そこで、本発明の目的は、設備負担が小さくて済み且つ被覆樹脂で外径が大きくなってしまうことがない無空隙集合撚り線の製造方法、その無空隙集合撚り線を用いた絶縁電線およびその絶縁電線を用いた止水ケーブルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の観点では、本発明は、少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線(1)になるように複数本の被覆樹脂層が無い素線(1)と1本または複数本の被覆樹脂層(2)が有る素線(1’)とを撚り合わせ、加熱しながら圧縮し前記素線(1,1’)の間の隙間を前記被覆樹脂層(2)を変形させて埋めることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法を提供する。
上記第1の観点による無空隙集合撚り線(11)の製造方法では、素線(1,1’)の間の隙間を被覆樹脂層(2)を変形させて埋めるので、被覆樹脂を軟化させるのにそれほど高温にする必要がなく、設備負担が小さくて済む。そして、集合撚り線の少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線(1)とするので、無空隙集合撚り線の外径を決める部分が樹脂で被覆されることがなく、外径が大きくなってしまうことがない。従って、その外周に加圧式絶縁被覆樹脂層を均一に設けることが出来るようになる。
【0006】
第2の観点では、本発明は、前記第1の観点による無空隙集合撚り線(11)の製造方法において、前記素線(1’)の被覆樹脂層(2)の厚さが、素線(1’)の導体直径の4%〜10%であることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法を提供する。
上記第2の観点による無空隙集合撚り線(11)の製造方法では、素線(1,1’)の間の隙間を不足無く埋めうると共に集合撚り線の外径を決める部分が被覆樹脂で被覆されることがない樹脂量になる。4%と10%の根拠については後述する。
【0007】
第3の観点では、本発明は、前記第1または第2の観点による無空隙集合撚り線(11)の製造方法において、前記被覆樹脂層(2)が、軟化点温度が115℃以下のポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法を提供する。
上記第3の観点による無空隙集合撚り線(11)の製造方法では、115℃程度に加熱すれば、素線(1,1’)の間の隙間を埋めるのに十分な流動性をポリオレフィン系樹脂が持つため、設備負担が小さくて済む。
【0008】
第4の観点では、本発明は、前記第1から第3の観点による無空隙集合撚り線(11)の外周に加圧式絶縁被覆樹脂層(4)を設けたことを特徴とする絶縁電線(12)を提供する。
上記第4の観点による絶縁電線(12)では、無空隙集合撚り線の最外面に被覆樹脂がないため、その外周に加圧式絶縁被覆樹脂層を均一に設けることが出来る。
【0009】
第5の観点では、本発明は、前記第4の観点による絶縁電線(12)を複数本撚り合わせ、外周を被覆したことを特徴とする止水ケーブル(100)を提供する。
上記第5の観点による止水ケーブル(100)は、通信ケーブル、電力ケーブル、制御用ケーブル等に好適に利用できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の無空隙集合撚り線の製造方法によれば、設備負担が小さくて済む。また、被覆樹脂で外径が大きくなってしまうことがない。
本発明の絶縁電線によれば、無空隙集合撚り線の最外面に被覆樹脂がないため、その外周に加圧式絶縁被覆樹脂層を均一に設けることが出来る。
本発明の止水ケーブルによれば、通信ケーブル、電力ケーブル、制御用ケーブル等に好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1に係る被覆樹脂層が有る素線を作製する装置を示す模式図である。
【図2】実施例1に係る被覆樹脂層が有る素線を示す端面図である。
【図3】実施例1に係る無空隙集合撚り線製造装置を示す構成説明図である。
【図4】実施例1に係る無空隙集合撚り線の製造方法の手順を示すフロー図である。
【図5】実施例1に係る集合撚り線を示す端面図である。
【図6】実施例1に係る無空隙集合撚り線を示す端面図である。
【図7】実施例2に係る絶縁電線を作製する装置を示す模式図である。
【図8】実施例2に係る絶縁電線を示す端面図である。
【図9】実施例3に係る止水ケーブルの製造方法の手順を示すフロー図である。
【図10】実施例3に係る止水ケーブルを示す端面図である。
【図11】実施例4に係る集合撚り線を示す端面図である。
【図12】実施例4に係る無空隙集合撚り線を示す端面図である。
【図13】実施例5に係る絶縁電線を示す端面図である。
【図14】実施例6に係る集合撚り線を示す端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0013】
−実施例1−
図1は、実施例1に係る被覆樹脂層が有る素線1’を作製する装置を示す模式図である。
被覆樹脂層が無い素線1の外周に、押出し被覆機Aのクロスヘッドaから樹脂を押し出して被覆樹脂層を形成し、被覆樹脂層が有る素線1’を作製する。
【0014】
図2に、実施例1に係る被覆樹脂層が有る素線1’を示す。
この被覆樹脂層が有る素線1’は、被覆樹脂層が無い素線1の外周に被覆樹脂層2を形成したものである。
被覆樹脂層が無い素線1は、例えば軟銅線、銅線、アルミ線、めっき線、エナメル銅線などである。外径は、例えば0.5mmである。
被覆樹脂層2は、例えば軟化点温度が115℃以下の低密度ポリエチレンである。
被覆樹脂層2の厚さは、例えば0.03mm(被覆樹脂層が無い素線1の外径の約6%)である。
【0015】
図3は、実施例1に係る無空隙集合撚り線製造装置200を示す構成説明図である。
この無空隙集合撚り線製造装置200は、複数本の被覆樹脂層が無い素線1と1本または複数本の被覆樹脂層が有る素線1’とを撚り合わせて少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線1になる集合撚り線10を作製すると共に該集合撚り線10を加熱しながら圧縮ダイスbを通して圧縮撚りし素線1,1’の間の隙間を軟化変形した被覆樹脂の樹脂で埋め無空隙集合撚り線11を作製する加熱圧縮撚り機Bを具備してなる。
圧縮ダイスbは、例えば口径1.5mmである。
【0016】
図4は、実施例1に係る無空隙集合撚り線の製造方法の手順を示すフロー図である。
ステップS1では、少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線1になるように複数本の被覆樹脂層が無い素線1と1本または複数本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを撚り合わせて集合撚り線10を作製し、その集合撚り線10を加熱しながら圧縮撚りし、被覆樹脂層2が軟化変形した樹脂で素線1,1’の間の隙間を埋め、無空隙集合撚り線11を作製する。
【0017】
図5に、実施例1に係る集合撚り線10を示す。
この集合撚り線10は、6本の被覆樹脂層が無い素線1と1本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを、最外層は被覆樹脂層が無い素線1になるように撚り合わせたものである。
【0018】
図6に、実施例1に係る無空隙集合撚り線11を示す。
この無空隙集合撚り線11は、素線1,1’が密着し、素線1,1’の間の隙間が樹脂3で埋められている。
【0019】
図6において、素線1,1’の間の隙間の断面積は、素線1の直径をRとするとき、0.243R2になる。
一方、図5において、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さをtとするとき、3.14(R・t+t2)になる。
過不足無く隙間を埋めるためには、素線1,1’の間の隙間の断面積と被覆樹脂層2の断面積が一致すればよい。この条件から、tはRの約7.2%になることが判る。
しかし、圧縮により隙間が小さくなるから、tがRの6%程度でも実用上十分な程度に素線1,1’の間の隙間が樹脂3で埋まる。
他方、tをRの10%にすると、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さtがRの約7.2%の場合の約2倍になる。しかし、それでも、無空隙集合撚り線11の外径を決める部分が被覆樹脂で被覆されることはない。
よって、6本の被覆樹脂層が無い素線1と1本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを撚り合わせる場合、素線1’の被覆樹脂層2の厚さは、素線1’の導体直径Rの6%〜10%の範囲で選べばよい。
【0020】
実施例1によれば次の効果が得られる。
(1)被覆樹脂層2を軟化させるのにそれほど高温にする必要がなく、設備負担が小さくて済む。
(2)無空隙集合撚り線11の外径を決める部分が樹脂で被覆されることがなく、外径が大きくなってしまうことがない。従って、その外周に加圧式絶縁被覆樹脂層を均一に設けることが出来る。
【0021】
−実施例2−
図7は、実施例2に係る絶縁電線12を作製する装置を示す模式図である。
無空隙集合撚り線11の外周に、押出し被覆機Dのクロスヘッドdから絶縁性樹脂を押し出して加圧式絶縁被覆樹脂層を形成し、絶縁電線12を作製する。
【0022】
図8に、実施例2に係る絶縁電線12を示す。
この絶縁電線12は、無空隙集合撚り線11が加圧式絶縁被覆樹脂層4で被覆されている。
加圧式絶縁被覆樹脂層4は、例えばポリエチレンである。
【0023】
実施例2によれば、実施例1の無空隙集合撚り線11を用いているから、加圧式絶縁被覆樹脂層4を均一に設けることが出来る。
【0024】
−実施例3−
図9は、実施例3に係る止水ケーブルの製造方法の手順を示すフロー図である。
ステップS11では、2本以上の絶縁電線12と吸水性プラスチック介在とを撚り合わせ、その外周に吸水性プラスチック・テープを巻き付ける。
ステップS12では、吸水性プラスチック・テープを巻き付けた外周に樹脂を押出し被覆し外部絶縁シースを設ける。
【0025】
図10に、実施例2に係る止水ケーブル100を示す。
この止水ケーブル100は、2本の絶縁電線12と吸水性プラスチック介在13とを撚り合わせ、その外周に吸水性プラスチック・テープ14を巻き付け、その外周に外部絶縁シース15を設けたものである。
【0026】
実施例3に係る止水ケーブル100は、通信ケーブル、電力ケーブル、制御用ケーブル等に好適に利用できる。
【0027】
−実施例4−
図11に、実施例4に係る集合撚り線10を示す。
この集合撚り線10は、12本の被覆樹脂層が無い素線1と7本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを、最外層は被覆樹脂層が無い素線1になるように撚り合わせたものである。
【0028】
図12に、実施例4に係る無空隙集合撚り線11を示す。
この無空隙集合撚り線11は、素線1,1’が密着し、素線1,1’の間の隙間が樹脂3で埋められている。
【0029】
図12において、素線1,1’の間の隙間の断面積は、素線1の直径をRとするとき、0.972R2になる。
一方、図11において、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さをtとするとき、21.98(R・t+t2)になる。
過不足無く隙間を埋めるためには、素線1,1’の間の隙間の断面積と被覆樹脂層2の断面積が一致すればよい。この条件から、tはRの約5.4%になることが判る。
しかし、圧縮により隙間が小さくなるから、tがRの4%程度でも実用上十分な程度に素線1,1’の間の隙間が樹脂3で埋まる。
他方、tをRの7%にすると、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さtがRの約5.4%の場合の約3/2倍になる。しかし、それでも、無空隙集合撚り線11の外径を決める部分が被覆樹脂で被覆されることはない。
よって、12本の被覆樹脂層が無い素線1と7本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを撚り合わせる場合、素線1’の被覆樹脂層2の厚さは、素線1’の導体直径Rの4%〜7%の範囲で選べばよい。
【0030】
−実施例5−
図13に、実施例5に係る絶縁電線12を示す。
この絶縁電線12は、実施例4の無空隙集合撚り線11が加圧式絶縁被覆樹脂層4で被覆されている。
【0031】
−実施例6−
図14に、実施例6に係る集合撚り線10を示す。
この集合撚り線10は、13本の被覆樹脂層が無い素線1と6本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを、最外層および中心は被覆樹脂層が無い素線1になるように撚り合わせたものである。
【0032】
実施例6に係る無空隙集合撚り線11は、図12と同様になる。
【0033】
図12において、素線1,1’の間の隙間の断面積は、素線1,1’の直径をRとするとき、0.972R2になる。
一方、図14において、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さをtとするとき、18.84(R・t+t2)になる。
過不足無く隙間を埋めるためには、素線1,1’の間の隙間の断面積と被覆樹脂層2の断面積が一致すればよい。この条件から、tはRの約5.9%になることが判る。
しかし、圧縮により隙間が小さくなるから、tがRの4%程度でも実用上十分な程度に素線1,1’の間の隙間が樹脂3で埋まる。
他方、tをRの7%にすると、被覆樹脂層2の断面積は、被覆樹脂層2の厚さtがRの約5.4%の場合の約3/2倍になる。しかし、それでも、無空隙集合撚り線11の外径を決める部分が被覆樹脂で被覆されることはない。
よって、12本の被覆樹脂層が無い素線1と7本の被覆樹脂層2が有る素線1’とを撚り合わせる場合、素線1’の被覆樹脂層2の厚さは、素線1’の導体直径Rの4%〜7%の範囲で選べばよい。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の無空隙集合撚り線の製造方法により製造された無空隙集合撚り線は、止水ケーブル用の絶縁電線を製造するのに利用することが出来る。
【符号の説明】
【0035】
1 被覆樹脂層が無い素線
1’ 被覆樹脂層が有る素線
2 被覆樹脂層
3 樹脂
4 絶縁樹脂層
10 集合撚り線
11 無空隙集合撚り線
12 絶縁電線
13 吸水性プラスチック介在
14 吸水性プラスチック・テープ
15 外部絶縁シース
100 止水ケーブル
200 絶縁電線製造装置
A 押出し被覆機
a クロスヘッド
B 加熱圧縮撚り機
b 圧縮ダイス
D 押出し被覆機
d クロスヘッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも最外層は被覆樹脂層が無い素線(1)になるように複数本の被覆樹脂層が無い素線(1)と1本または複数本の被覆樹脂層(2)が有る素線(1’)とを撚り合わせ、加熱しながら圧縮し前記素線(1,1’)の間の隙間を前記被覆樹脂層(2)を変形させて埋めることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法。
【請求項2】
請求項1に記載の無空隙集合撚り線(11)の製造方法において、前記素線(1’)の被覆樹脂層(2)の厚さが、素線(1’)の導体直径の4%〜10%であることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の無空隙集合撚り線(11)の製造方法において、前記被覆樹脂層(2)が、軟化点温度が115℃以下のポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする無空隙集合撚り線(11)の製造方法。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の無空隙集合撚り線(11)の外周に加圧式絶縁被覆樹脂層(4)を設けたことを特徴とする絶縁電線(12)。
【請求項5】
請求項4に記載の絶縁電線(12)を複数本撚り合わせ、外周を被覆したことを特徴とする止水ケーブル(100)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2011−44370(P2011−44370A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−192736(P2009−192736)
【出願日】平成21年8月24日(2009.8.24)
【出願人】(000003414)東京特殊電線株式会社 (173)
【Fターム(参考)】