説明

無線周波数識別購入取引

【課題】 無線周波数識別(RFID)支払カードを使用する方法およびシステムの提供。
【解決手段】POS端末210は、RFIDカードの識別子を受信し、中央プロセッサ230は、RFIDカードを起動する要求を受信し、RFIDカードを起動する。POSシステム220は、RFIDカードからRFIDカードに関係付けられたRFIDアカウントと、RFIDカードの識別子を受信するPOS端末通信モジュール222と、RFIDカードの起動要求を送る中央プロセッサ通信モジュール221とを具備する。中央プロセッサ230は、RFIDカードに関係付けられた識別子および/またはアカウントを受信することと、プロファイル情報を受信してデータベース231に関係付けし、購入取引の処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【関連出願】
【0001】
本出願は2005年9月23日に出願された、米国特許出願第11/233,704号の一部継続であり、これに対して優先権を主張する。また、この米国出願は2005年3月23日に出願された米国仮出願第60/664,188号に対して優先権を主張し、これらの両方は参照によりその全体が組み込まれている。
【発明の背景】
【0002】
本発明はさまざまな購入取引中での無線周波数識別(RFID)の使用に一般的に向けられている。より詳細には、本発明はワイヤレス使用時間およびその他のサービスの前払を強化するためにRFIDを使用することに向けられている。
【0003】
商品および/またはサービスに対して支払をする、当業者に知られている1つの方法は、前もってアカウントにクレジット付けして、ユーザが支払を行うことである。このタイプの支払は「前払」として一般的に知られている。支払を行い、ユーザのアカウントにクレジット付けするプロセスは「補充(top−up)」として一般的に知られており、補充はユーザが比較的小額で頻繁に彼らのアカウントを補充する、通常の使用法を反映している。数多くの前払システムはユーザがさまざまな小売商店において支払できるようにし、これによってユーザが都合のよいロケーションにおいて、補充のために支払できる。ワイヤレス電気通信に加えて、そのようなプリペイドアカウントは現在数々の他の商品およびサービスに対して使用されている。
【0004】
記憶値カードの使用を通してそのようなプリペイドアカウントに値を追加することが当業者によって知られている。プリペイドアカウントへの記憶値の挿入はいくつかのステップを持つ。第1に、ユーザは小売商店において値に関係付けられた記憶値カードを購入する。記憶値カードの購入の際に、カードが起動されてもよい。そのような起動は、ユーザが購入している特定の記憶値カードを識別するのに十分な情報を提供する小売業者またはユーザによって、達成されてもよい。この情報は、記憶値カード上の磁気ストライプを通すことによって、記憶値カード上のバーコードをスキャンすることによって、または、記憶値カード上に位置するアカウント情報を入力することによって、中央プロセッサに提供されることが多い。
【0005】
第2に、例えば、カード裏面のフリーダイヤル番号に通話することによりユーザは中央プロセッサにアクセスし、記憶値カードに関係付けられた値をユーザのプリペイドアカウントに追加するように要求する。ユーザはアカウントに関係付けられた電話番号およびアカウントプロバイダの名称のような、ユーザのアカウントを識別するのに十分な情報を一般的に提供しなければならない。一度適切な認証が受信され、任意の必要な情報が確認されると、中央プロセッサは記憶値カードに関係付けられた値をユーザのプリペイドアカウントに追加させてもよい。(1)支払量、(2)支払の安全な受領の確認、(3)支払が適用されることになる移動体電話機の番号、および、(4)移動体電話機番号が関係付けられているワイヤレス通信会社を含む、情報のいくつかの断片がこの取引の間に提供されなければならない。
【0006】
現在、磁気ストライプを読み取ること、(縦線および二次元の)バーコードを読み取ること、手動入力および/またはインターラクティブ音声応答(IVR)システムでの入力によるような、さまざまな異なる方法で、この情報が提供される。これらの技術の組合せも使用されてもよい。
【0007】
記憶値カードを使用して、プリペイドアカウントに値を挿入するプロセスは、特定の記憶値カードアカウントを適切に識別し、このアカウントに値を追加し、ユーザが資金提供を望む特定のプリペイドサービスを適切に識別し、記憶値カードアカウントからユーザのプリペイドアカウントに値を転送することをユーザに要求する、複数ステップのプロセスであることが理解される。大量の取引は非効率的であり、これらのステップのそれぞれでのユーザおよび/または小売業者の介入の必要性は、プロセスにおけるエラーの可能性を増加させる。
【0008】
したがって、製品およびサービスに対する購入取引をより便利に効率よく、タイミングよく行うことが望ましい。
【0009】
無線周波数識別(RFID)はワイヤレス通信技術において周知である。RFID技術はタグおよび質問器を一般的に含み、それぞれがお互いに離れて位置している。RFIDタグはチップまたは中継器としても知られており、RFID質問器はリーダ、トランシーバまたはデコーダとしても知られている。現在、それらの電力源により特徴付けられる、一般的にタグの3つの(3)主要なカテゴリ、すなわち、パッシブ、セミパッシブおよびアクティブがある。パッシブタグは何の内部電力も持たず、データを送信するために外部源から電力を吸収しなければならない。セミパッシブタグおよびアクティブタグは内部電力源を持っている。(ビーコンとしても知られている)アクティブタグは定期的間隔でデータを送信する一方、セミパッシブタグはタグが質問されるまで彼らのデータを一般的に送信しない。
【0010】
一般的に、RFID質問器が起動信号を出力し、起動信号はRFIDタグにより受信される。起動信号を受信すると、RFIDタグは起動され、RFIDタグ上に記憶されたデータをRFID質問器に出力する。RFID質問器は受信したデータをホストコンピュータに渡し、オプション的にRFIDタグ上に記憶されるように付加的情報を送ってもよい。
【0011】
RFIDは磁気ストライプまたはバーコードのような他のデータ記憶システムに対する必要性を減少または削除することができ、したがって、そのような媒体を読み取ることに関係する困難性を減少または削除することができる。RFIDは手動入力およびインターラクティブ音声応答(IVR)システムに対する必要性も減少または削除することができる。RFID可能なデバイスは既存の支払/購入プロセスを強化するために小売商店においてますます使用されている。
【0012】
したがって、製品およびサービス、特にプリペイド製品およびサービスを購入するシステムと方法にRFID技術を組み込むことが望ましい。
【発明の概要】
【0013】
本発明の観点は無線周波数識別(RFID)支払カードを使用する方法およびシステムを含む。方法はRFIDカードを識別するしるしを受信すること、RFIDカードを起動する要求を受信すること、RFIDカードに関係付けられたデータベース記録に初期値を関係付けることによりRFIDカードを起動させること、RFIDカードに関係付けられたPINを受信すること、プロファイル情報を受信すること、および、プロファイル情報をデータベース記録に関係付けることを一般的に含む。RFIDカードを使用するシステムは、RFIDカードと、RFIDカードに関係付けられたRFIDアカウントと、RFIDカードを識別するしるしを受信し、RFIDカードを起動する要求を送るマーチャント通信モジュールと、マーチャント通信モジュールからRFIDカードに関係付けられたPINおよびRFIDカードを起動する要求を受信する中央プロセッサまたは仲介器とを一般的に含む。
【0014】
上の一般的な説明と以下の詳細な説明の両方は、単に例示的で説明的なものであることを理解すべきであり、添付の特許請求の範囲に記載の本発明を制限するものではないことを理解すべきである。添付の図面は明細書の一部をなし、本発明の特定の実施形態を図解し、詳細な説明とともに本発明の原則を説明するものとして働く。
【0015】
本発明の理解を助けるために、同じ参照文字は同じ要素を表している添付の図面に対する参照がここで行われる。図面は単に例示的なものであり、本発明を制限するものとして解釈すべきでない。
【実施形態の詳細な説明】
【0016】
本発明の実施形態に対してここで詳細に参照を行い、その例を添付の図面に図解する。
【0017】
上に述べたように、無線周波数識別(RFID)はRFIDタグとRFID質問器との間のワイヤレス通信を可能にする。RFIDタグはエネルギーと信号を受信するための(および信号を送信するための)アンテナ、メモリチップ、一意的な識別子、ならびに、オプション的に内部電力供給源を一般的に含む。メモリチップは読み出し/書き込み能力を有し、RFID質問器によって制御されてもよい。RFID質問器はタグにデータを送信するためのトランシーバと、タグからデータを受信するための受信機、電力供給源およびデコーダから一般的になっている。RFID質問器はホストコンピュータまたは通信ネットワークに関係付けられていてもよい。
【0018】
RFIDタグは非常に小型であってもよく、さまざまなアイテムに組み込まれていてもよい。本発明に対して特定の関連性があることは、記憶値カードおよび/またはワイヤレス通信デバイス中にRFIDタグを埋め込む能力である。通常はこれに限ったものでないが小売環境において広範囲の製品とサービスに対する購入および/または前払のためにRFID可能な記憶値カードを使用してもよい。RFID可能なワイヤレス通信デバイスは、ワイヤレス通信デバイスと、質問器との間の取引を簡単にするのに使用されてもよい。質問器はポイントオブセール(POS)デバイスに位置していてもよい。RFID可能なワイヤレス通信デバイスはしたがって、複数の目的に対して使用されてもよく、それらのいくつかを以下により詳細に説明する。
【0019】
記憶値カードまたはワイヤレス通信デバイスに組み込まれた各RFIDタグは、それ自身の一意的な識別子を持っていてもよく、各RFIDタグが埋め込まれている(例えば、特定の記憶値カードまたは特定のワイヤレス通信デバイスのような)コンポーネントの識別子を含んでいてもよい。各RFIDタグの識別子は関係するコンポーネント情報とともに、後の参照のために中央データベース中に記憶される関連する記録中に保持されてもよい。
【0020】
RFID可能なコンポーネントが使用されるとき、追加的なユーザ、製品および支払情報が、中央データベース記録に順次追加されてもよい。RFID質問器はPOS、専用キオスク、または他のそのような小売環境に位置して、この情報にアクセスしてもよい。
【0021】
図1を参照して、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カード100をここで説明する。RFID可能な記憶値カード100は、任意の形状および構成のものであってもよく、任意のタイプの素材も含んでいてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、RFID可能な記憶値カード100はプラスチックで作られた、同一のまたは類似した比率および特徴を有している、標準クレジットまたはデビットカードと同一のまたは類似した構成であってもよい。RFID可能な記憶値カード100は、例えば、キーチェーンカード、折りたたみ紙カード、金属カード等の、カード状であるが、標準クレジットまたはデビッドカードとは異なる比率を有するものであってもよい。さらに、RFID可能な記憶値カード100は、例えば、キー・フォブ、ミニチュアフィギュア、および/または、通信デバイスのような、非カード状であってもよい。
【0022】
RFID可能な記憶値カード100は、機械読取可能媒体120、個人識別番号(PIN)130、および、情報アクセスアドレス140を含んでいてもよい。RFID可能な記憶値カード100はオプション的に他の情報150を含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれはオプション的なものであり、RFID可能な記憶値カード100はこれらのコンポーネントのすべてを含まなくてもよく、または、付加的なコンポーネントをさらに含んでいてもよいことが完全に企図されている。
【0023】
本発明のいくつかの実施形態では、RFIDタグ110はパッシブRFIDタグであってもよいが、RFIDタグ110はセミパッシブまたはアクティブRFIDタグであってもよいことも企図されている。機械読取可能媒体120は、これらに制限されないが、磁気ストライプ、一次元または二次元バーコード、一連のイメージまたはシンボル等のような、任意のフォーマットであってもよい。
【0024】
PIN130は、RFID可能な記憶値カード上の(例えば、スクラッチパネルまたは他の安全性保護物の下に)最初のうちは隠されていてもよく、あるいは完全に可視であってもよい。PINは数字、英字、または英数字からなっていてもよい。可能性のある一意的な順列の数がより多いので、英字のみからなるアルファPINは、数字のみを使用するPINよりも望ましい。さらに、英字だけのPINは、数字だけのPINよりもユーザにとって判別しやすく、このため、両方のPINが異なる目的に対して実装されてもよい。集中型データベースが、各RFIDタグの識別子、RFIDタグが埋め込まれたRFID可能な記憶値カード、および、関係するPINのレコードを保持してもよい。
【0025】
情報アクセスアドレス140は、ユーザをさらなる情報に向かわせる任意の形式をとってもよい。情報アクセスアドレス140は(例えば、フリーダイヤル番号のような)電話番号の形式であってもよく、(例えば、SMS通信のような)直接のテキストメッセージへの番号、特定のインターネットアドレス、eメールアドレス、および/または、物理的な郵便住所の形式であってもよい。
【0026】
RFID可能な記憶値カードは、他の情報150を含んでいてもよい。他の情報150は、以下のものを含んでいてもよいが、これらに制限されるわけではない。すなわち、第1の使用および次の使用に対する指示、(例えば、RFID可能な記憶値カードを引換えることができる商品またはサービスのプロバイダの名称および/または登録商標のような)特定のブランド、(例えば、RFID可能な記憶値カードの購入時における最初の額面金額のような)第1の使用値、必要とされる法的通知、および/または、ユーザにとって有用であってもよく、そうでなければ要求されてもよい、他の任意の情報。
【0027】
図2を参照して、RFID可能な記憶値カード100を使用するシステム20をここで説明する。システム20は、ポイントオブセール(POS)端末210、ポイントオブセール(POS)システム220、および、中央プロセッサ230からなっていてもよい。システム20は、オプション的にワイヤレス通信デバイス240をさらに含んでいてもよい。POS端末210はPOSシステム通信モジュール211、機械リーダ通信モジュール212、機械リーダ213、およびRFID質問器214を含んでいてもよい。POSシステム通信モジュールは、POS端末210とPOSシステム220との間の通信を提供してもよい。機械リーダ通信モジュール212はPOS端末と、機械リーダ213と、RFID質問器214との間の通信を提供してもよい(POSシステム通信モジュール211により、POS端末とPOSシステム220との間の通信を提供してもよい)。機械リーダ213は、磁気ストライプリーダ、(一次元または二次元の)バーコードリーダ、光学認識デバイス等を含むが、これらに制限されるわけではない。RFID質問器214はRFIDタグが存在しているかどうかを決定する手段、および、RFIDタグ上に存在している任意の情報を読み取る手段を提供してもよい。
【0028】
POSシステム220は、支払カードシステム通信モジュール221、POS端末通信モジュール222、および、ユニバーサル製品コード(UPC)データベース223から一般的になっていてもよい。支払カードシステム通信モジュール221は、POSシステム220と中央プロセッサ230との間の通信を提供してもよい。中央プロセッサ230はPOSシステム220から離れたロケーションに位置していてもよい。UPCデータベース223は、特定のマーチャントまたは小売業者と、マーチャントまたは小売業者のグループと、マーチャントまたは小売業者の企業連盟とから利用可能なすべての製品に対するさまざまな製品コードを反映させてもよい。
【0029】
中央プロセッサ230は、POS端末210およびPOSシステム220から離れて位置していてもよく、一般的にデータベース231、POSシステム通信モジュール232およびワイヤレス通信デバイス通信モジュール233を一般的に含んでいてもよい。データベース231は、1つ以上のRFID可能な記憶値カード100に関係付けられた情報を含んでいてもよい。データベース231は、RFID可能な記憶値カード100PIN、起動番号、識別番号、および/または、アカウント情報のような情報を含んでいてもよい。POSシステム通信モジュール232は、中央プロセッサ230とPOSシステム220との間の通信を提供してもよい。ワイヤレス通信デバイスモジュール233は、ワイヤレス通信デバイス240との通信を提供してもよい。
【0030】
ワイヤレス通信デバイス240は、ユーザが離れたエリアに位置している第三者と通信することを可能にする任意のワイヤレスデバイスであってもよい。ワイヤレス通信デバイス240は、ワイヤレス電話機、SMSデバイス、ワイヤレスeメールデバイス、ページャー、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよいが、これらに制限されるわけではない。
【0031】
図1、2および3を参照して、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カード100を起動する方法30をここで説明する。ステップ310において、ユーザはRFID可能な記憶値カード100を選択する。RFID可能な記憶値カード100は、単一の選択であってもよく、または、ユーザが行う他のさまざまな製品またはサービスの選択に含まれていてもよい。ユーザはRFID可能な記憶値カード100を、他の任意の選択された製品またはサービスとともに購入のためにPOS端末210に持ってきてもよい。
【0032】
ステップ320において、POS端末210はRFID可能であるとして記憶値カードを認識する。RFID可能な記憶値カード100上の機械読取可能媒体120がPOS端末210に関係付けられた機械リーダ213により読み取られたとき、POS端末210がこのことを認識してもよい。代わりに、RFID質問器214がアクティブであり、RFIDタグを検出する場合に、POS端末210がRFID能力を認識してもよい。
【0033】
ステップ330において、POS端末210が記憶値カード100をRFID可能であるとして認識した後、POS端末210はRFID質問器214を起動する。RFID質問器214がすでにアクティブである場合、このステップを省略してもよい。RFIDタグ110がパッシブまたはセミアクティブである場合、RFID質問器214はRFIDタグ110を起動する。ステップ340において、RFID質問器214はRFIDタグ110上で記録された情報を取り込む。この情報は購入された特定のRFID可能な記憶値カード100を識別するしるしを含んでいてもよい。RFID質問器214はPOS端末210の機械リーダ通信モジュール212にこの情報を伝える。POS端末210は、POSシステム通信モジュール211によりPOSシステム220にこの情報を伝える。ステップ350において、POSシステム220は、購入された特定のRFID可能な記憶値カード100を起動するように、支払カードシステム通信モジュール221により、中央プロセッサ230に要求を送る。
【0034】
ステップ360において、中央プロセッサ230は起動要求を受信し、購入された特定のRFID可能な記憶値カード100を起動する。RFID可能な記憶値カードの起動は、特定のRFID可能な記憶値カード100に関係付けられたアカウントに値を関係付けることにより達成されてもよい。この値はいくつかのRFID可能な記憶値カードに対する固定された額面金額であってもよく、ユーザによって選択可能であってもよい。代わりに、RFID可能な記憶値カード100の起動は、中央プロセッサ230のデータベース231中にフラグを挿入し、フラグを削除し、フラグを修正することにより達成されてもよい。
【0035】
RFID可能な記憶値カード100は、もうアクティブであってもよく、ユーザは購入されたRFID可能な記憶値カード100に対して支払ってもよい。RFID可能な記憶値カード100の起動は、ユーザがうまく支払ったことを確認する後まで遅らせてもよい。代わりに、RFID可能な記憶値カード100は、最初に起動されるが、起動後の設定された時間内に支払が確認されない場合、後で動作停止にされてもよい。
【0036】
図1、2および4を参照して、RFID可能な記憶値カード100の最初の使用をここで説明する。ステップ410において、ユーザはRFID可能な記憶値カード100のPIN130を取得する。上記のように、PIN130は(例えば、ラテックス安全性保護物のような)スクラッチパネルの下に印刷されていてもよく、他の方法で購入以前に見えないように隠されていてもよい。PIN130を取得するため、ユーザは安全性パネルをはがし、または他の方法でPIN130を見てもよい。
【0037】
ステップ420において、中央プロセッサ230にPIN130および/または他の任意の要求された識別しるしを提供する。ユーザは、通話、テキストメッセージ(SMS)、IVR、トーン認識、オペレータに口頭でこのことを述べること、インターネットウェブページにアクセスすること等により、中央プロセッサ230にこの情報を提供してもよい。このステップはユーザと中央プロセッサ230との間の通信を提供する任意の方法で達成されてもよい。
【0038】
ステップ430において、ユーザは、RFID可能な記憶値カード100からの値をユーザが追加したいと望む、アカウントに関する情報を提供してもよい。この情報はアカウント番号、電話番号等を含んでいてもよい。このステップはユーザと中央プロセッサ230との間の通信を提供する任意の方法で達成されてもよい。
【0039】
オプション的に、ステップ440において、中央プロセッサ230は、RFID可能な記憶値カード100からの値をユーザが追加したいと望む、アカウントに関する情報を自動的に検出してもよい。ユーザがワイヤレス通信デバイス240を使用して中央プロセッサ230とコンタクトする場合に、このことが自動的に達成されてもよく、ワイヤレス通信デバイス240のサービスアカウントは記憶値の望ましいターゲットである。例えば、(ワイヤレス電話機等のような)移動体通信デバイスは、一意的な識別子として働く、埋め込み電子シリアル番号(ESN)を含んでいる。ユーザからの通信が受信されたとき、ESNが中央プロセッサ230によって識別されてもよい。さらに、中央プロセッサ230はESNを追跡してもよく、または、データベース231中の特定の通信会社と特定の電話番号とにESNを関係付けてもよい。
【0040】
中央プロセッサ230は、通信会社、(例えば、電話番号のような)特定のワイヤレス通信番号、および/または、ユーザの通信会社アカウント番号を、検出されたESNに関係付けてもよい。したがって、中央プロセッサ230と接触するユーザのワイヤレス通信デバイス240の電気通信サービスのプロバイダに、RFID可能な記憶値カード100上の記憶値を提供することが意図されているとき、ESNおよびRFID可能な記憶値カードPIN130は、取引を完了するのに十分な情報を供給するかもしれない。いくつかの環境下では、ユーザはPIN130を提供するだけでよく、(ユーザ識別子、移動体電話サービスプロバイダ、値の量のような)他の必要な情報は他の手段により取得される。
【0041】
同様に、ユーザは中央プロセッサ230または仲介器のインターネットアドレスに対して、カードPIN130を含むeメールを送ってもよい。インターネットサービスの購入を完了するために必要な他のすべてのデータは、自動的に関係付けられてもよく、インターネットサービスの購入が完了してもよい。
【0042】
ステップ450において、中央プロセッサ230は、RFID可能な記憶値カード100に関係付けられたアカウントから、(例えば、プリペイドワイヤレス電話アカウントのような)ユーザが値を追加したいと望むユーザのアカウントに値を提供する。
【0043】
図1、2および5を参照して、本発明のいくつかの実施形態にしたがったRFID可能な記憶値カード100の次の使用に対する方法50をここで説明する。ステップ510において、ユーザはカード上に値を「補充(top off)」、再ロードまたは再チャージするために、小売業者またはマーチャントにRFID可能な記憶値カード100を持ってくる。ステップ520において、POS端末210はRFID可能であるとして記憶値カード100を認識する。この認識は、RFID質問器214が記憶値カード100のRFID能力を検出した結果であってもよく、または、機械リーダ213が(POSシステム通信モジュール211により)POS端末210およびPOSシステム220に製品コードを伝え、それをPOSシステム220がRFID可能な製品として検出し、RFID質問器214をターンオンしたことによる結果であってもよい。
【0044】
ステップ530において、POSシステム220は中央プロセッサ230と通信し、POS端末210に補充オプションを伝える。マーチャントまたは小売業者は特定のRFID可能な記憶値カード100に対して利用可能な補充オプションをユーザに知らせてもよい。
【0045】
ステップ540において、ユーザは望ましい再チャージオプションを選択する。ステップ550において、中央プロセッサ230にユーザの選択が伝えられる。
【0046】
ステップ560において、中央プロセッサ230は以前の取引でRFID可能な記憶値カード100に関係付けられたのと同じユーザ識別子および/またはRFIDカードアカウントに対して、ユーザによって選択された値をクレジット付けしてもよい。ユーザによって選択された場合、オプション的ステップ570において、中央プロセッサ230は以前に使用されたユーザのアカウントに直接、選択された量の値を自動的に提供してもよい。
【0047】
ユーザがステップ570でのような自動的な資金提供を選択しなかった場合、ステップ580において、ユーザは、RFID可能な記憶値カード100からの値をユーザが追加したいと望むアカウントに関する情報を提供してもよい。この情報はアカウント番号、電話番号等を含んでいてもよい。このステップはユーザと中央プロセッサ230との間の通信を提供する任意の方法で達成されてもよい。
【0048】
図1、2および6を参照して、本発明のいくつかの実施形態にしたがったRFID可能な記憶値カードに対する代わりの支払オプションの方法をここで説明する。本発明にしたがったいくつかの実施形態では、RFID可能な記憶値カード100を購入した後、ウェブサイトを使用してユーザプロファイルを作成してもよい。ステップ610において、ユーザはユーザのRFID可能な記憶値カードアカウントを管理するのに使用される特定のウェブサイトを訪問する。ウェブサイトへのユーザの最初の訪問の間に、ユーザはRFIDを識別するしるし、および、(ユーザの電話番号および通信会社のような)指定されたプロバイダ情報をユーザのプロファイル中に入力する。
【0049】
ステップ630において、ユーザはRFID可能な記憶値カード100に対する、さまざまな支払源に関する情報を提供する。これらの支払源はクレジットカードアカウント、デビッドカード番号、(小切手、預金、金融市場、投資等の)銀行アカウント情報、および他の任意の財産源を制限無く含んでいてもよい。ステップ630において、ユーザはデフォルト資金提供源を選択する。例えば、ユーザは彼または彼女の小切手アカウントからの電子的引き出しでRFID可能な記憶値カード100に資金提供することを選択してもよい。
【0050】
ステップ640において、ユーザはデフォルト支払または資金提供量を選択する。例えば、ユーザは50ドルのデフォルト支払量を選択してもよい。
【0051】
ステップ650において、ユーザはデフォルト支払頻度を選択する。ユーザは(例えば、毎月のような)期間的ベースでRFID可能な記憶値カード100に自動的に資金提供させることを選択してもよく、または、後のユーザの介入の際にだけRFID可能な記憶値カード100に資金提供することを選択してもよい。例えば、ユーザは彼または彼女の小切手口座から毎月50ドルを引き出させ、RFID可能な記憶値カード100に追加させることを選択してもよく、または、デフォルト値でシステムを設定するが、何らかの実際の資金提供が達成される前に、さらなるユーザの介入を要求してもよい。
【0052】
ステップ660において、ユーザは、RFID質問器によってRFID可能な記憶値カード100を読み取らせる。RFID質問器はPOS端末のコンポーネントであってもよく、航空会社チェックインキオスクのような(単一目的)専用であるスタンドアローンのキオスクのコンポーネントであってもよく、または、現金自動預入支払機(ATM)のような複数目的のものであってもよい。RFID質問器はRFID可能な記憶値カード100上の情報を読み出し、ステップ610−650中で上に説明したユーザのインターネットセッションの間にユーザによって確立された保存プロファイルにアクセスする。
【0053】
ステップ670において、POS端末またはキオスクは、ユーザが彼らの(例えば、予め定められた)デフォルトオプションを選択すること、または、異なる資金提供源、量および頻度を選択することを要求してもよい。ユーザが彼らのデフォルト選択を選択する場合、ステップ680において、POS端末またはキオスクは、適切な引き出しおよび資金提供を行う中央プロセッサにそのような選択を通信する。(例えば、ワイヤレス使用時間アカウントのような)特定のアカウントに資金を自動的に挿入させることをユーザが選択した場合、中央プロセッサはユーザのアカウント中に(任意の適応可能なサービス手数料を差し引いて)引き出された資金を自動的に預けてもよい。
【0054】
ユーザがデフォルト選択を選択しない場合、ステップ685において、ユーザは望みの通りに資金源、量、および/または、頻度を選択してもよい。
【0055】
ステップ690において、ステップ680または685におけるユーザの選択にしたがって、中央プロセッサはRFID可能な記憶値カード100に資金提供する。RFID可能な記憶値カード100から(例えば、ワイヤレス使用時間アカウントのような)選択されたユーザアカウントへの支払を自動的に提供することをユーザが選択した場合、中央プロセッサはステップ690において、そのような支払を行う。
【0056】
ユーザとPOS端末(または、マーチャント、クラーク等)との間の任意の相互対話はユーザの選択に依存していてもよいことに留意することが重要である。言い換えると、ユーザが(例えば、小切手アカウントのような)デフォルト資金提供オプションを使用することを選択した場合、RFID記憶値カード資金提供に関連する、どの資金もユーザとPOS端末(または、マーチャント、クラーク等)との間で交換されない。ユーザが現金または記録のないクレジットカードの資金提供オプションを選択した場合、ユーザはPOS端末(または、マーチャント、クラーク等)にそのような現金またはクレジットカードを提供するだろう。
【0057】
上に述べたように、キオスクまたは他のユーザ操作される端末の使用を通して、上に述べたいくつかの、または、すべてのステップが達成されてもよく、あるいは、どのステップも達成されなくてもよい。キオスクはRFID質問器を装備していてもよく、上に説明した支払オプションをユーザに提供してもよく、および/または、ユーザに対して、彼らのデフォルト選択を修正する能力を提供してもよい。例えば、キオスクは取引を確認してもよく、デフォルト選択を認可する、または、異なる選択を行う要求をユーザに提示してもよい。例えば、相互対話タッチスクリーン上の単一「キー」は、ユーザが以下のいずれかを選択できるようにしてもよい。すなわち、a)デフォルトプロバイダおよび関係するユーザアカウント番号、b)デフォルト量、c)デフォルト支払源。
【0058】
RFID可能な記憶値カードはさまざまな他の目的に対して使用されてもよい。例えば、(記憶値カードのような)RFID可能製品は、(例えば、バーコードリーダ、磁気ストライプリーダ等のような)従来の機械リーダによって、読み取る必要がなくてもよい。代わりに、埋め込みRFIDタグが離れた場所において読み取られてもよく、これはより便利な購入となる。例えば、(記憶値カードのような)そのようなRFID可能な製品の購入者は、彼らのショッピングカートから製品を取り出す必要なく、単に製品をRFID質問器との通信状態に置くだけでよい。
【0059】
本発明のいくつかの実施形態にしたがうと、RFID可能な記憶値カードは一般的な支払カードとして使用されてもよい。上に説明したように、RFID可能な記憶値カードは、(例えば、RFID可能な記憶値カードに関係付けられたアカウントのような)それに関係付けられた、ある量の値を持っていてもよい。これらの資金はユーザによって一般的な購入に対して使用されてもよい。ユーザは商品またはサービスを購入してもよく、(例えば、POS端末において)RFID質問器がRFID可能な記憶値カード中のRFIDタグを読み取りできるようにしてもよい。POSは、中央プロセッサに支払要求とともに、RFIDタグから取得されたデータと購入取引に関する情報とを送ってもよい。中央プロセッサはRFID可能な記憶値カードに関係づけられたアカウントに借り方記入(デビット付け)してもよく、(例えば、ユーザの小切手アカウントまたはクレジットカードのような)RFID可能な記憶値カードに対する資金源に借り方記入(デビット付け)してもよい。中央プロセッサはPOS端末に(例えば、「OK」または「NOK」返答のような)支払取引が成功したかどうかを示す通信を返してもよい。
【0060】
本発明のいくつかの実施形態にしたがうと、RFID可能な記憶値カードは複数のアカウントに対する支払を提供するのに使用されてもよい。上に説明したように、ウェブサイトを使用してユーザプロファイルを作成してもよい。ユーザはユーザのRFID可能な記憶値カードアカウントを管理するのに使用される特定のウェブサイトを訪問して、RFIDを識別するしるし、(源、量、および/または、頻度のような)資金提供の情報、ならびに、複数の指定されたプロバイダ情報を入力してもよい。プロバイダ情報は(例えば、ワイヤレスプロバイダに対するユーザの電話番号、デジタルケーブルプロバイダに対するユーザのアカウント番号等のような)それぞれのプロバイダに対するユーザのアカウントを識別するのに十分な情報を含んでいてもよい。他のアカウントが明示的に選択されない限り、トップ優先度のアカウントが仮定されるように、アカウントは優先度順位付けされてもよい。例えば、ユーザとの相互対話の間に、トップ優先度のアカウントがスクロールタイプの選択メニュー中の最初に提示されてもよい。
【0061】
ユーザはPOS端末または(例えば、キオスク、ATMマシン等の)均等物において、RFID可能な記憶値カードを提示してもよい。POSはRFID質問器を利用して、RFID可能な記憶値カードを読み取ってもよく、RFID可能な記憶値カードに関係付けられた登録プロファイルから、ユーザの好ましいアカウントのリストにアクセスしてもよい。このリストはスクリーン上で視覚的にユーザに対して提示されてもよい。ユーザはデフォルトアカウントおよびデフォルト値を選択してもよく、または、ユーザは非デフォルトアカウントおよび非デフォルト値を選択してもよい。この選択は口頭でマーチャントまたはクラークに対して行われてもよく、または、(例えば、タッチスクリーンを使用して)電子的に行われてもよい。
【0062】
登録プロファイルからの支払オプションのリストがユーザに提示されてもよく、これらには任意のクレジットカード、デビットカード、ギフトカード、またはPOSが許容する任意の商業的支払手段が含まれる。ユーザはデフォルト支払オプションを選択してもよく、または、非デフォルト支払オプションを選択してもよい。ユーザは選択されたアカウントに対して選択された支払を認証してもよい。POS端末は中央プロセッサとそのような選択を通信してもよい。RFID可能な記憶値カードに関係付けられ、ユーザにより選択されたアカウントからそのような資金を引き落とすことで、中央プロセッサは選択されたアカウントに対して支払を行ってもよい。代わりに、ユーザはPOS端末に現金を提供してもよく、次にPOS端末は中央プロセッサに選択された支払を行うように命令してもよい。そのような状況では、POS端末(または、マーチャント)と中央プロセッサとの間で後の清算が発生してもよい。
【0063】
いくつかの実施形態では、(例えば、ワイヤレス電話機のような)ワイヤレス通信デバイスはRFIDタグを含んでいてもよい。RFIDタグは、ビーコンとして働き、定期的に情報を送信するアクティブなタグであってもよく、または、出力するように要求を受信した際のみに情報を出力するセミパッシブなものであってもよい。RFIDタグはタグID、ESN、および/または、(例えば、電話番号のような)ワイヤレス通信デバイスのアクセス番号を含む情報を出力してもよい。POS端末はワイヤレス通信デバイスのRFIDタグからこの情報を受信してもよく、この情報に基づいて、動作を実行してもよい。
【0064】
例えば、ユーザはワイヤレス通信デバイスのプロバイダまたは通信会社に特定の量の値を提供するように要求してもよい。小売業者はRFID可能なPOS端末を使用して、取引を開始してもよい。POS端末はRFID可能なワイヤレス通信デバイスと通信してもよく、これによって、(例えば、プロバイダ、アカウント番号等の)必要な情報を取得してもよい。ユーザはPOS端末に支払を行ってもよく、次にPOS端末はワイヤレス通信デバイスのプロバイダまたは通信会社に値を提供してもよい。ユーザは(例えば、承認のために「#」キーを押すように)ワイヤレス通信デバイス上で選択を行うことにより取引を認証してもよい。
【0065】
ユーザのRFID可能なワイヤレス通信デバイスから情報を受信している小売業者は、ワイヤレス通信デバイスに関してユーザと相互対話してもよい。例えば、小売業者はさらなる使用時間または他のサービスをユーザに販売することを申し出てもよい。そのような申出はPOS端末のスクリーン上、または、RFID可能なワイヤレス通信デバイス自体に表示されてもよい。ユーザはPOS端末との、または、RFID可能なワイヤレス通信デバイスとの相互対話を通して、申出を受諾または拒否してもよい。
【0066】
代わりに、小売業者は移動体電話機上のRFIDから情報を受け取った後、より複雑な取引を実行してもよい。例えば、小売業者はユーザの移動体電話機アカウントに残された時間の量を決定してもよく、その情報を使用してユーザと相互対話してもよい。例えば、小売業者は「あなたのアカウントには15分だけしか残りがありません。あなたは10ドルで、さらなる500分を購入なさいますか?」のように尋ねてもよい。ユーザが同意する場合、POSにおけるチェックアウト手続の間に、小売業者から他の任意のさらなる製品の売買と同時に、この売買を実行してもよい。
【0067】
RFID可能なワイヤレス通信デバイスのユーザは、ウェブサイトを使用してユーザプロファイルを作成してもよい。ユーザはユーザのRFID可能なワイヤレス通信デバイスを管理するのに使用される特定のウェブサイトを訪問してもよい。ウェブサイトへのユーザの最初の訪問の間に、ユーザはRFIDを識別するしるし、および、(ユーザの電話番号および通信会社のような)指定されたプロバイダ情報をユーザのプロファイル中に入力してもよい。ユーザはさまざまな支払源に関する情報も提供してもよい。これらの支払源はクレジットカードアカウント、デビッドカード番号、(小切手、預金、金融市場、投資等の)銀行アカウント情報、および、他の任意の財産源を制限無く含んでいてもよい。ユーザはデフォルト資金提供源を選択してもよい。
【0068】
後の購入取引で、ユーザはRFID可能なワイヤレス通信デバイスを利用して、関係付けられた支払源から商品またはサービスに対する支払を行ってもよい。言い換えると、ユーザは小売業者またはマーチャントから購入するさまざまなアイテムを選択してもよい。ユーザはRFID可能なPOS端末にアイテムを持ってきてもよく、POS端末でアイテムが合計される。RFID可能なPOS端末はユーザのRFID可能なワイヤレス通信デバイスと相互対話してもよい。ユーザは(マーチャントに対して口頭で、あるいは、RFID可能なPOS端末および/またはRFID可能なワイヤレス通信デバイスでの電子的選択を通して)購入された商品に対する支払源を選択してもよい。選択の際に、RFID可能なPOS端末はRFID可能なワイヤレス通信デバイスと通信して必要な支払情報を取得してもよい。POS端末は支払源から直接、または、資金源から補給される仲介アカウントから資金を引き出してもよい。
【0069】
この方法で、ユーザはインターネット機能を備えるRFID可能なワイヤレス通信デバイスを使用して、インターネット上で購入を行ってもよい。ユーザはRFID可能なワイヤレス通信デバイスによって、彼または彼女が購入を望む商品またはサービスを選択し、資金供給源を選択してもよい。商品およびサービスに加えて、ユーザがRFID可能なワイヤレス通信デバイスを使用して、給油ポンプでの迅速な支払取引のためにRFID可能ガソリン給油ポンプに支払を行うことも企図されている。
【0070】
本発明にしたがったいくつかの実施形態を特定の目的に対する特定の環境での特定の実施の状況でここに説明したが、当業者はその有用性はこれらに制限されることなく、本発明の実施形態は任意の数の目的に対する任意の数の環境で有利に実施することができることを理解するだろう。例えば、上の説明は使用時間またはプリペイドワイヤレス電話機に関連する単一の記憶値アカウントにまつわるが、上に開示したシステムは任意の種類の記憶値を転送するのに使用してもよいことが企図されている。上に開示したRFID可能な電話機は複数のアカウントへの記憶値のRFID転送を管理するツールとして使用してもよいことがさらに企図されている。さらに、ワイヤレス電話機がインターネットにアクセスできるようにする当業者に知られている技術を使用して、ユーザがRFID可能な電話機を使用して、アカウント(または、マーチャント等)から、RFID可能な電話機によってアクセス可能な記憶値アカウントに、オンライン購入で使用するための値を転送してもよい。そのような値は(例えば、マーチャント端末、ガソリン給油ポンプ等の)典型的な「レンガとモルタル(現実の店舗)」での購入においても使用されてもよい。1つ以上の記憶値アカウントへのアクセスを有するRFID可能な電話機の使用は数多くあり、上の説明および添付の特許請求の範囲はこれらの任意の使用を除外するとして読むべきではない。
【0071】
いくつかの実施形態では、ユーザのRFIDカードは、RFIDカードに関係付けられた情報に基づいてカスタマイズされる相互対話を促進してもよい。ユーザのRFID可能な記憶値カードに関係付けられた情報に、または、RFID可能なワイヤレス通信デバイスに関係付けられた情報にアクセスすることによって、小売業者はユーザにカスタマイズされた情報および/または広告を提供してもよい。例えば、特定の製品を定期的に購入している記録履歴を有するユーザは、特定の割引で第2の製品をさらに購入することを勧められてもよい。ユーザは付属のまたは無償の製品を購入するように気付かされてもよく、さらに勧められてもよい。代わりに、ユーザはある割合でN番目の製品毎に対して自動的に割引するというようなロイヤリティで報いられてもよい。
【0072】
ユーザに対する通信は、チェックインキオスクにおいてクーポンを印刷することによりプライベートに伝えられてもよく、または、食品雑貨カート上に搭載された小型ディスプレイによりセミプライベートに伝えられてもよい。食品雑貨カートはRFIDリーダを含んでいてもよく、ユーザ、および、ユーザのRFID可能な記憶値カード、ならびに/または、RFID可能なワイヤレス通信デバイスと通信してもよい。RFID質問器のネットワークを確立することにより、小売商店内のユーザのロケーションが決定されてもよく、これにしたがって情報および/または広告が形成される。例えば、ユーザは「通路7のブランドXのペーパータオルは20%オフです」または「次の通路で左折して、大きなペパロニピザのためのナプキンを取りなさい」のようなターゲット付けされた広告を受け取ってもよい。オプション的に、ユーザは食品雑貨カート上またはユーザのRFID可能なワイヤレス通信デバイス上に表示されてもよいデフォルトショッピングリストを有していてもよい。
【0073】
RFIDカードに関係付けられた履歴データに加えて、小売業者および/または中央プロセッサはRFIDカードを追跡することにより店舗中でのユーザの進行を追跡してもよく、すべての利用可能な情報に対して予測アルゴリズムまたはエキスパートシステムを適用してもよい。例えば、ユーザがピザエリアを通過し、次にナプキンエリアの前で30秒間止まった場合、小売業者はユーザがどのナプキンを買うべきか決めようとしているということを推論してもよく、小売業者は「ブランドXナプキンは本日セール中です」、または、類似の提案をしてもよい。
【0074】
要約すると、ユーザのRFID可能な記憶値カードまたはRFID可能なワイヤレス通信デバイスは、それに関係付けられた実質的な履歴情報を有していてもよい。この情報は、商品および/またはサービス選択、ならびに、購入取引の間にユーザと相互対話するために使用されてもよい。
【0075】
本発明の範囲または精神から逸脱することなく、本発明の方法、製造、構成および/または使用において、数々の修正および変更を行うことができることが、当業者に明らかになるだろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、ここで開示した本発明の実施形態の全体の範囲および精神を考慮して解釈すべきである。例えば、プロセス中の任意の組のステップは再順序付けされてもよく、それぞれのステップは削除されてもよく、他の関連するステップが挿入されてもよい。さらに、いくつかの実施形態はRFID以外の識別システムを使用して実施してもよい。いくつかの実施形態は、商品のプロバイダ、サービスのプロバイダおよび/または中央プロセッサのうちの1つ以上により実施されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】図1は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カードの概念図である。
【図2】図2は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID処理システムの概念図である。
【図3】図3は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カードの起動を図解するフロー図である。
【図4】図4は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カードの最初の使用を図解するフロー図である。
【図5】図5は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カードの次の使用を図解するフロー図である。
【図6】図6は、本発明のいくつかの実施形態にしたがった、RFID可能な記憶値カードおよび/またはRFID可能なワイヤレス通信デバイスに対するシステムを図解するフロー図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線周波数識別(RFID)支払カードを使用する方法において、
前記RFIDカードを識別するしるしを受信することと、
前記RFIDカードを起動させる要求を受信することと、
前記RFIDカードに関係付けられたデータベース記録に初期値を関係付けることにより、前記RFIDカードを起動させることと、
前記RFIDカードに関係付けられたPINを受信することと、
プロファイル情報を受信することと、
前記データベース記録に前記プロファイル情報を関係付けることと
を含む方法。
【請求項2】
前記初期値は前記RFIDカード上に印刷された値に等しい、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記初期値はユーザによって選択される、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記PINは前記RFIDカード上に印刷されている、請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記PINは前記RFIDカード上でスクラッチオフ層の下に印刷されている、請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記受信されたPINは英字のみを含む、請求項4記載の方法。
【請求項7】
前記PINは移動体電話機からテキストメッセージにより受信される、請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記プロファイル情報を受信するステップは、移動体電話機からPINおよび付加的な識別情報を受信することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記付加的な識別情報は前記移動体電話機の埋め込み電子シリアル番号を含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記電子シリアル番号に関係付けられた、通信会社およびユーザアカウントを識別することと、前記RFIDアカウントに前記通信会社およびユーザアカウントを関係付けることとにより、前記プロファイル情報が前記RFIDアカウントに関係付けられる、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記電子シリアル番号に関係付けられた前記通信会社ユーザアカウントに前記初期値がクレジット付けされたことを確認するテキストメッセージを前記移動体電話機に送ることをさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記移動体電話機からの前記付加的な識別情報は前記移動体電話機の電話番号を含む、請求項8記載の方法。
【請求項13】
前記移動体電話機の電話番号に関係付けられた通信会社およびユーザアカウントを識別し、前記RFIDアカウントに前記通信会社およびユーザアカウントを関係付けることと、
前記移動体電話機の電話番号に関係付けられた前記ユーザアカウントに前記初期値をクレジット付けするように前記識別された通信会社に要求することと、
前記移動体電話機の電話番号に関係付けられた前記ユーザアカウントに初期値がクレジット付けされたことを確認するテキストメッセージを前記移動体電話機に送ることと
によって、前記RFIDアカウントに前記プロファイル情報が関係付けられる、請求項8記載の方法。
【請求項14】
前記プロファイル情報を受信することはインターネットにより情報を受信することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項15】
前記プロファイル情報はサービスまたは製品のプロバイダに関係付けられた少なくとも1つのユーザアカウントを識別するのに適切な情報を含む、請求項1記載の方法。
【請求項16】
前記ユーザアカウントに前記初期値がクレジット付けされたことを確認するために、前記ユーザと通信することをさらに含む、請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記プロファイル情報を受信することは、少なくとも1つの支払方法と、デフォルト支払量と、サービスまたは製品のプロバイダに関係付けられた少なくとも1つのユーザアカウントとを識別するのに適切な情報を受信することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項18】
少なくとも2回、前記RFIDカードを識別する前記しるしを受信することをさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項19】
支払方法を選択するユーザ入力を受信することをさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項20】
前記デフォルト支払量の代わりに使用されることになる支払量を選択するユーザ入力を受信することをさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項21】
サービスまたは製品のプロバイダに関係付けられたユーザアカウントを選択するユーザ入力を受信することをさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項22】
起動を要求するRFIDカードに関係付けられた機械読取可能媒体を読み取ることをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項23】
前記サービスまたは製品のプロバイダから支払要求を受信することと、前記RFIDアカウントに関係付けられたプロファイルにしたがって、前記プロバイダに支払を試みることとをさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項24】
前記支払が成功したという通信、または、前記支払が失敗したという通信をユーザに送ることをさらに含む、請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記プロファイル情報はサービスまたは製品の1つ以上のプロバイダに関係付けられた少なくとも2つのユーザアカウントを識別するのに適切な情報を含み、前記サービスまたは製品の1つ以上のプロバイダに関係付けられた前記少なくとも2つのユーザアカウントのうち少なくとも1つを選択する情報が受信される、請求項1記載の方法。
【請求項26】
前記プロファイル情報は少なくとも2つの支払方法をさらに含み、前記少なくとも2つの支払方法のうち少なくとも1つを選択する情報が受信される、請求項25記載の方法。
【請求項27】
ユーザに通信を送ることをさらに含む、請求項26記載の方法。
【請求項28】
以前に購入されたサービスまたは製品に対するクーポンまたは広告と、以前に購入されたサービスまたは製品に関係付けられたサービスまたは製品に対するクーポンまたは広告と、デフォルトショッピングリストとからなるリストから前記通信が選択される、請求項27記載の方法。
【請求項29】
前記通信は店舗内の製品に関する前記ユーザのロケーションに少なくとも部分的に基づいている、請求項27記載の方法。
【請求項30】
移動体電話機を通して、または、ショッピングカート上のディスプレイスクリーンを通して、前記ユーザに前記通信を伝えることをさらに含む、請求項27記載の方法。
【請求項31】
無線周波数識別(RFID)カードを使用する方法において、
前記RFIDカードを識別するしるしを受信することと、
前記RFIDカードを起動させる要求を受信することと、
前記RFIDカードにRFIDアカウントを関係付けることにより、前記RFIDカードを起動させること、
前記RFIDアカウントに前記RFIDカードからの額面値を関係付けることと、
前記RFIDカードに関係付けられたPINを含むテキストメッセージを移動体電話機から受信することと、
前記移動体電話機に関係付けられた、電子シリアル番号(ESN)または電話番号を識別することと、
サービスまたは製品のプロバイダに関係付けられたユーザアカウントに前記ESNまたは前記電話番号を関係付けることと、
前記ユーザアカウントに前記RFIDカードからの額面値をクレジット付けすることと、
前記ユーザアカウントに前記額面値がクレジット付けされたことを確認するテキストメッセージを前記移動体電話機に送ることと
を含む方法。
【請求項32】
無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステムにおいて、
RFIDカードと、
前記RFIDカードに関係付けられたRFIDアカウントと、
前記RFIDカードを識別するしるしを受信し、前記RFIDアカウントに初期値を関係付けることにより前記RFIDカードを起動させる要求を送るマーチャントRFID通信モジュールと、
前記マーチャントRFID通信モジュールから、前記RFIDカードに関係付けられたPINと、前記RFIDカードを起動させる要求とを受信する中央プロセッサまたは仲介器と
を具備し、
前記中央プロセッサまたは仲介器は前記RFIDアカウントに初期値およびプロファイル情報を関係付けることによりRFIDカードを起動させるシステム。
【請求項33】
前記中央プロセッサまたは仲介器は、さらなる識別情報を受信し、前記RFIDアカウントに前記さらなる識別情報を関係付ける、請求項32記載の無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステム。
【請求項34】
移動体電話機をさらに具備する、請求項33記載の無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステム。
【請求項35】
前記さらなる識別情報は前記移動体電話機の電話番号を含む、請求項34記載の無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステム。
【請求項36】
通信会社およびユーザアカウントをさらに具備し、前記通信会社は前記移動体電話機の電話番号に関係付けられており、
前記中央プロセッサまたは仲介器は、
前記移動体電話機の電話番号に関係付けられた前記通信会社およびユーザアカウントを識別し、
前記RFIDアカウントに前記通信会社およびユーザアカウントを関係付けし、
前記ユーザアカウントに前記初期値をクレジット付けすることを前記通信会社に要求する、請求項35記載の無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステム。
【請求項37】
無線周波数識別(RFID)カードを使用するシステムにおいて、
RFIDカードと、
RFIDアカウントを含むデータ記憶デバイスと、
移動体電話機と、
前記RFIDカードから前記RFIDカードを識別するしるしを受信し、前記RFIDカードを起動させる要求を送るマーチャントRFID通信モジュールと、
中央プロセッサまたは仲介器と
を具備し、
前記中央プロセッサまたは仲介器は、
前記RFIDカードを起動させる要求を受信し、
前記RFIDカードに前記RFIDアカウントを関係付けることによって、前記RFIDカードを起動し、
前記RFIDアカウントに前記RFIDカードからの額面値を関係付けし、
前記RFIDカードに関係付けられたPINを含むテキストメッセージを前記移動体電話機から受信し、
前記移動体電話機に関係付けられた電子シリアル番号(ESN)または電話番号を識別し、
前記サービスまたは製品のプロバイダに関係付けられたユーザアカウントに前記ESNまたは前記電話番号を関係付けし、
前記ユーザアカウントに前記RFIDカードからの額面値をクレジット付けし、
前記ユーザアカウントに前記額面値がクレジット付けされたことを確認するテキストメッセージを前記移動体電話機に送るシステム。
【請求項38】
無線周波数識別(RFID)カードを使用する方法において、
ポイントオブセール(POS)バーコードリーダまたは磁気ストライプリーダを使用して、ユニバーサル価格コード(UPC)をスキャンすることと、
RFID製品に前記UPCが関係付けられているかどうか決定することと、
前記RFID製品に前記UPCが関係付けられていることを決定する際に、以下のステップを実行することと
を含み、
前記ステップは、
a)前記RFIDカードからRFIDデータを読み出すステップと、
b)前記RFIDデータの少なくとも一部を含む起動要求を送るステップと
である方法。
【請求項39】
移動体電話機からの電話呼出により、前記RFIDカードに関係付けられた少なくとも個人識別番号(PIN)を受信することと、
前記RFIDカードのアカウントに移動体電話番号およびワイヤレス通信会社アカウントを関係付けることと、
前記移動体電話番号に関係付けられたワイヤレス通信会社アカウントに、前記RFIDカードに関係付けられた値をクレジット付けすることと
をさらに含む、請求項38記載の方法。
【請求項40】
前記RFIDカードからRFIDデータを読み出すことと、
前記RFIDカードが以前に起動されたことを決定することと、
前記RFIDカードのアカウントに関係付けられた前記ワイヤレス通信会社アカウントに値を追加するオプションを提示することと、
前記ワイヤレス通信会社アカウントに値を追加する決定を受信することと、
前記値に対するユーザからの支払を受信することと、
前記ワイヤレス通信会社アカウントに前記値を追加する要求を送ることと
をさらに含む、請求項39記載の方法。
【請求項41】
前記RFIDカードに関係付けられた個人識別番号(PIN)を受信することと、
以下からなるグループから選択される目的に対して、前記RFIDカードを使用することと
をさらに含み、
前記グループは、
ワイヤレス通信を可能にすることと、音楽ファイルをダウンロードすることと、ゲームをダウンロードすることと、長距離電話通信を可能にすることと、ページングサービスを可能にすることと、インターネット通信サービスを可能にすることと、ウェブアクセスを可能にすることと、ガスを購入することと、食品雑貨を購入することと、着信音をダウンロードすることと、ソフトウェアをダウンロードすることと、ユーザの報奨金を可能にすることと、緊急ロードサービスを可能にすることと、フィルム現像を可能にすることと、デジタルフィルム現像を可能にすることと、デートサービスを可能にすることと、電気サービスを可能にすることと、ガスサービスを可能にすることと、水道サービスを可能にすることと、映画サービスを可能にすることと、ブリッジサービスを可能にすることと、有料道路料金サービスを可能にすることと、フードサービスを可能にすることと、法律サービスを可能にすることと、会計サービスを可能にすることと、税務サービスを可能にすることとからなる、請求項39記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−310889(P2007−310889A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−132301(P2007−132301)
【出願日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(505161378)イー2インタラクティブ,インコーポレーテッド・ディー/ビー/エー・イー2インタラクティブ,インコーポレーテッド (20)
【Fターム(参考)】