説明

無線通信装置、無線通信方法及び媒体

【課題】キャリアアグリゲーションをサポートする通信システム及びシステム情報も更新方法を提供する。
【解決手段】通信システムにおける無線通信装置は、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生する情報発生手段と、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置に前記第一の情報を送信するとともに、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて、更新されたシステム情報を送信するための送信手段と、を含み、前記第一のセルは、前記ユーザ装置が接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリアアグリゲーションをサポートする通信分野に関し、具体的には、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システム及びシステム情報の更新方法並びにデバイスに関する。より具体的には、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおける無線通信装置、無線通信方法及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
将来のLTE−A(Long Term Evolution−Advanced)システムは、100MHzに達する伝送帯域幅をサポートすべきであるが、LTE規格でサポートし得る最大伝送帯域幅は20MHzであるため、複数のキャリアユニットをアグリゲーションして、より高い伝送帯域幅を実現する必要がある。キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation)は、3GPPが将来の移動通信システムのより高い伝送帯域幅の需要を満たすために提出した、複数のキャリアユニットをアグリゲーションして連携伝送を行う技術である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
キャリアアグリゲーション技術の導入は、通信技術の発展に新しいチャンスと挑戦をもたらした。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下、本発明の概要を説明し、本発明のいくつかの方面の基本理解を提供する。理解すべきことは、この概要は、本発明の網羅的な記述ではない。それは、本発明のキーポイント或いは重要な部分を特定するものではなく、本発明の範囲を限定するものでもない。その目的は、簡略化した形式で、いくつかの概念を提出し、それを後の詳細な記述の基にすることである。
【0005】
本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生する情報発生手段と、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置に前記第一の情報を送信するとともに、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて、更新されたシステム情報を送信するための送信手段と、を含み、前記第一のセルは、前記ユーザ装置が接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0006】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む第一の情報を発生する情報発生手段と、システム情報ブロックメッセージに前記第一の情報をカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信するための送信手段とを含み、前記第一のセルが前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0007】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルが増加される情報を示すための情報と前記セルを増加するための操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生するための情報発生手段と、専用チャンネルを介して前記第一の情報を、セルを増加すべきユーザ装置に送信するための送信手段と、を含む前記無線通信装置が提供される。
【0008】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルが増加される情報を示すための情報と前記セルを増加するための操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生するための情報発生手段と、第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信するための送信手段とを含み、前記第一のセルは、前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0009】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、第一のセルのみで前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報を受信するとともに、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて、更新されたシステム情報を受信するための受信手段を含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置が提供される。
【0010】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、第一のセルのみで第一の情報をカプセル化したシステム情報ブロックメッセージを受信するための受信手段を含み、前記第一の情報は、前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、前記第一のセルは、前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0011】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、専用チャンネルにより第一の情報を受信するための受信手段を含み、前記第一の情報は、前記無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示す情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む前記無線通信装置が提供される。
【0012】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、第一のセルにより第一の情報を受信するための受信手段を含み、前記第一の情報は前記無線通信装置のためにセルを増加すべきことを示す情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、前記第一のセルは、前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0013】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、第一のセルのみで前記システム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信するとともに、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信することを含み、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法が提供される。
【0014】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、前記第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信することを含み、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、無線通信方法が提供される。
【0015】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信することを含む無線通信する方法が提供される。
【0016】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、第一のセルにより前記ユーザ装置に前記第一の情報を送信することを含み、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法が提供される。
【0017】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、第一のセルのみで第一の情報を受信することを含み、前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示すための情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信方法が提供される。
【0018】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、第一のセルのみで第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、前記システム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去することを含み、前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法が提供される。
【0019】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、専用チャンネルを介して第一の情報を受信することを含み、前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む、前記無線通信方法が提供される。
【0020】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信方法であって、第一のセルにより第一の情報を受信することを含み、前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信方法が提供される。
【0021】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信し、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記第一のセルは、前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0022】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信し、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信するために用いられ、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記媒体が提供される。
【0023】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、:少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0024】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信するために用いられ、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記媒体が提供される。
【0025】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置される前記無線通信装置が提供される。
【0026】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信するために用いられる前記媒体が提供される。
【0027】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセル中の一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置が提供される。
【0028】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信するために用いられ、前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体が提供される。
【0029】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、第一のセルのみで第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記装置に接続されたセルうちの一つであって、前記装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置が提供される。
【0030】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、第一のセルのみで第一の情報を受信するために用いられ、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応するコードを記憶する前記媒体が提供される。
【0031】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、第一のセルのみで第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、このシステム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記第一の情報は、前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセル中の一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置が提供される。
【0032】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、第一のセルだけより第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、このシステム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去するために用いられ、前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示すための情報を含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセル中の一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体が提供される。
【0033】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、専用チャンネルを介して第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、前記第一の情報は前記装置のためにセルを増加すべき情報と、前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む、前記無線通信装置が提供される。
【0034】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、専用チャンネルを介して第一の情報を受信するために用いられ、前記第一の情報は無線通信装置のためにセルを増加すべき情報と、前記セルを増加する操作に関するシステム情報を含む前記媒体が提供される。
【0035】
また、本開示によれば、通信システムにおける無線通信装置であって、少なくとも一つのプロセッサを含み、第一のセルにより第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングされるように配置され、前記第一の情報は、前記装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記装置に接続されたセル中の一つであって、前記装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置が提供される。
【0036】
また、本開示によれば、コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器によって実行され、第一のセルにより第一の情報を受信するために用いられ、前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体が提供される。
【0037】
また、本発明の実施例で、上記方法を実現するためのコンピュータプログラムを提供した。
【0038】
さらに、本発明の実施例で、少なくともコンピュータで読み取り可能な媒体形式のコンピュータプログラム製品を提供した。それには、上記方法を実現するためのコンピュータプログラムコードが記録されている。
【図面の簡単な説明】
【0039】
以下のように図面に基づいて、本発明の実施例を説明することにより、本発明の以上及びその他の目的、特徴、長所はより明らかになるだろう。図面における部品は、本発明の原理を示すためのものである。図面において、同一或いは類似する技術的特徴、部品は、同一或いは類似する符号で示す。
【0040】
【図1】キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムの例示的な構成図を示す。
【0041】
【図2】本発明の一実施例によるキャリアアグリゲーションの場合、端末に情報を提供することによりシステム情報の更新を実現する方法のフローチャートを模式的に示す。
【0042】
【図3】図1に示す通信システムにおけるいくつかの端末の特別セルを模式的に示す。
【0043】
【図4】第1のセルにより端末に第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【図5】第1のセルにより端末に第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【0044】
【図6】図2に示す実施例によるキャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて端末で情報を受信することによりシステム情報の更新を実現する方法を例示的に示す。
【0045】
【図7】図4に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。
【0046】
【図8】図5に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。
【0047】
【図9】本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を通知する方法の流れを例示的に示す。
【0048】
【図10】本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の変化の通知を受信する方法の流れを例示的に示す。
【0049】
【図11】第1のセルにより端末に通知情報を送信する流れを例示的に示す。
【図12】第1のセルにより端末に通知情報を送信する流れを例示的に示す。
【0050】
【図13】図11に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。
【0051】
【図14】図12に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。
【0052】
【図15】本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。
【0053】
【図16】本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。
【0054】
【図17】本発明の他の実施例による、更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。
【0055】
【図18】本発明の他の実施例による、更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。
【0056】
【図19】キャリアアグリゲーションの場合、拡張した既知シグナリングを採用して第1のブロードキャストシグナリングとしてシステム情報の変化を通知する模式図を示す。
【0057】
【図20】キャリアアグリゲーションの場合、専用シグナリングを採用してシステム情報の変化を通知する模式図を示す。
【0058】
【図21】本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。
【0059】
【図22】第1のセルにより端末に更新されたシステム情報を含む第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【図23】第1のセルにより端末に更新されたシステム情報を含む第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【0060】
【図24】本発明の実施例による、端末で更新されたシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【図25】本発明の実施例による、端末で更新されたシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【図26】本発明の実施例による、端末で更新されたシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【0061】
【図27】本発明の一実施例による、キャリアユニットを追加しようとする場合、システム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。
【0062】
【図28】図27に示す流れに対応する、端末でシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【0063】
【図29】本発明の他の実施例による、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する場合、キャリアセグメントに関するシステム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。
【0064】
【図30】図29に示す流れに対応する、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する場合、キャリアセグメントに関するシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。
【0065】
【図31】本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報を提供するデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0066】
【図32】本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報を受信するデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0067】
【図33】本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を通知するためのデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0068】
【図34】本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新通知を受信するデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0069】
【図35】本発明の一実施例による、キャリアユニットを追加しようとする場合、システム情報を送信するためのデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0070】
【図36】本発明の実施例による、キャリアユニットを追加しようとする場合、システム情報を受信するデバイスのブロック図を模式的に示す。
【0071】
【図37】キャリアアグリゲーションの場合にキャリアユニットを追加する時、端末が更新されたシステム情報を取得する模式図を示す。
【0072】
【図38】本発明を実現するためのコンピュータ構成のブロック図を例示的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0073】
以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。本発明の一つの図面或いは一つの実施形態で記述した要素及び特徴は、一つ或いは複数の他の図面或いは実施形態で示した要素及び特徴と組み合わせることができる。注意すべきことを明らかにするために、図面と説明で、本発明と関係しない、当業者に知られている部品と処理の表示と記述は省略した。
【0074】
本発明のいくつかの実施例で、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を行う方法及びデバイス並びに前記デバイスを含む通信システム等を提供する。
【0075】
図1に、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムを例示的に示す。図1に示すように、当該通信システムは、基地局(例えば、e−NodeB)101及びユーザ端末102、103、104を含む。図1に示す例示で、通信システムがサポートするキャリアユニットはCC1、CC2、CC3を含む。なお、端末102はキャリアユニットCC1、CC2を使用することができ、端末103はキャリアユニットCC2、CC3をサポートすることができ、端末104はキャリアユニットCC1、CC2、CC3をサポートすることができ、言い換えると、端末102、103、104はいずれもキャリアアグリゲーション(CA−S)をサポートする端末である。例示として、当該通信システムは、さらにキャリアアグリゲーションをサポートしない(CA−NS)端末105を含むことができ、図1に示すように、当該端末105はキャリアユニットCC1のみ使用することができる。当該通信システムがサポートする各キャリアユニットで、キャリアユニットCC1はキャリアユニットCC2と連続し、キャリアユニットCC3はキャリアユニットCC1及びCC2と連続しない。図1に示す通信システムはキャリアアグリゲーションをサポートする端末も含み、キャリアアグリゲーションをサポートしない端末も含む。理解すべきことは、これは例示的であり、本発明はこのような通信システムに限られない。例えば、本発明は、基地局とキャリアアグリゲーションをサポートする端末のみを含む通信システム、基地局、中継局とユーザ端末を含む通信システム、その他のキャリアアグリゲーションをサポートする通信システムに適用することもできる。ここでは一々の列挙を省略する。
【0076】
理解すべきことは、本明細書と特許請求の範囲における「ユーザ端末(User Equipment、UE)」或いは「端末」は、ユーザが使用する、通信ネットワークにアクセスするためのモバイルデバイス、例えば携帯電話(図1の102と103等)、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等を含むことができるが、これらに限られない。
【0077】
通信システムのシステム情報は、常に最新状態に保持する必要がある。システム情報に変化が発生した場合、通信システムのマスターノード(例えば基地局)はある方式により端末に通知する必要がある。キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて、端末は複数のキャリアユニットを介して通信システムのマスターノードと通信を行うことができる。例えば、図1に示す端末104は、三つのキャリアユニットCC1、CC2、CC3を介して基地局と通信を行うことができる。異なるキャリアユニットの伝播特性は異なるため、異なるキャリアユニットのカバー範囲が異なり、ある端末がそれをサポートするあるキャリアユニットのカバー範囲以外に移動し、且つこの時システム情報に更新が発生した場合、当該キャリアユニットが対応するセルにより新しいシステム情報を送信すると、端末は受信できない。このように、当該端末が再び当該キャリアユニットのカバー領域に入ると、システム情報が正確でないため、当該キャリアユニットは使用できない。
【0078】
図2に、本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションの場合、端末に情報を提供することによりシステム情報の更新を実現する方法のフローチャートを模式的に示す。
【0079】
図2に示すように、当該方法はステップS202、S204、S206を含む。
【0080】
ステップS202で、上記通信システムのシステム情報に変化が発生した場合、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を生成する。便宜上、以下に当該ステップにおける情報を第1の情報と称する。
【0081】
ここでの通信システムは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムであって、例えば図1に示す通信システムである。当該通信システムのマスターノード(例えば基地局)により、当該通信システムのシステム情報に変化が発生したかを判断でき、例えば、マスターノード(基地局)の対応する配置ファイルから関連情報を取得して、システム情報に変化が発生したかを特定することができる。
【0082】
ステップS204で、システム情報の変化に係わる端末に第1の情報を送信する際に使用するセルを特定する。
【0083】
上述のように、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて、端末は複数のキャリアユニットを介して通信システムのマスターノードと通信を行うことができ、各キャリアユニットは一つのセルに対応する。各端末が接続するセルに、特別セル(Special Cell)があり、当該特別セルはセキュリティ入力及び非アクセス層(Non Access Stratum、NAS)移動性情報等の提供に用いることができ、当該特別セルは端末が使用している、通信システムのマスターノード(例えば基地局)と接続を保持するあるキャリアユニットに対応する。一例として、各端末に対して、特別セルを一つのみ設けることができる。言い換えると、以下のように限定することができる。即ち、各端末は一つの特別セルに接続し、当該特別セルは基地局と接続を保持するあるキャリアユニットに対応し、当該端末がサポートする他のキャリアユニットは当該端末のアップリンク及び/又はダウンリンクリソースとして用いることができる。一例として、これらの他のキャリアユニットが対応するセルは、サービングセル(Serving Cell)と称することができる。
【0084】
図3に、図1に示した通信システムにおけるいくつかの端末の特別セルを示す。図3に示すように、端末102(UE102)はキャリアユニットCC1とCC2をサポートし、CC1が対応するセルは端末102の特別セルであり、端末103(UE103)はキャリアユニットCC2とCC3をサポートし、CC2が対応するセルは端末103の特別セルであり、端末104(UE104)はキャリアユニットCC1、CC2、CC3をサポートし、CC3が対応するセルは端末104の特別セルである。
【0085】
システム情報に変化が発生した場合、基地局が対応する配置ファイルに基づいて、当該変化をどの/どれらの端末(即ち、当該変化に係わる端末)に通知するかを判断し、各端末の特別セルを当該端末に第1の情報を送信するためのセルとして特定する。
【0086】
一例として、基地局により端末が接続した一つ或いは複数のセルから一つ選択して特別セルとすることができる。具体的に、基地局は対応する配置ファイル或いは端末からフィードバックした情報(例えばチャネル品質、信号強度、端末位置等)に基づいて、一定の基準(当該特別セルにより基地局との接続を保持する)に沿って、端末が接続した一つ或いは複数のセルから一つ選択して特別セルとすることができる。例えば、基地局は、端末に第1の情報を送信する前に端末の特別セルを選択し、選択結果を端末に通知することができる。また、基地局は、定期的或いは必要に応じて(例えば、端末があるセルのカバー範囲のエッジ或いは以外に移動した場合)当該選択ステップを実行し、選択結果を端末に通知して基地局の対応する配置ファイルに保存することができる。このようにして、基地局は当該端末の特別セルを特定する必要がある時、対応する配置ファイルで探すことができる。
【0087】
他の一例として、端末がその特別セルを選択して、基地局に通知することもできる。例えば、端末は、自己配置に基づいてその各セルと基地局の接続状態を判断し、基地局と接続を保持するセルから一つ選択して特別セルとして、後のシステム情報の転送に用いることができる。例えば、端末は定期的或いはその移動状況(例えば、それがあるセルのカバー範囲のエッジ或いは以外に移動した場合)、或いはその他の情報(例えばチャネル品質、信号強度等)によりその特別セルを新たに設置するか或いは選択し、且つ特別セルに関する情報を基地局に送信することができる。基地局はこのような情報を対応する配置ファイルに保存することができる。このようにして、基地局は端末の特別セルを特定する必要がある時、直接に当該配置ファイルで探すことができる。その代わりに、基地局は端末の特別セルを特定する必要がある時、端末に要求を送信して、端末が端末の特別セルに関する情報をフィードバックするように要求することもできる。
【0088】
以上のように、ステップS204で特定した特別セルは、端末が接続したセルのうちの一つであり、端末が使用している、通信システムのマスターノードと接続を保持するキャリアユニットに対応する。便宜上、以下で特別セルを第1のセルと称する。
【0089】
そして、ステップS206で、第1のセルにより端末に第1の情報を送信する。
【0090】
キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて、第1のセルは常にシステムのマスターノード(基地局)と接続を保持するため、上記方法を利用することにより、端末が受信できないことを避け、システム情報の提供或いは更新を実現することができる。また、基地局は端末の各セルにより端末にシステム情報を送信し、或いはシステム情報の更新を通知する必要がないため、システムのシグナリング負担を低減することができる。
【0091】
図4及び図5にそれぞれ第1のセルにより端末に第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【0092】
図4に示す例において、第1のセルにより端末に第1の情報を送信するステップは、サブステップS406−1、S406−2を含むことができる。サブステップS406−1で、前のステップで生成した第1の情報を専用シグナリング(便宜上、以下で第1の専用シグナリングと称する)にパッケージングする。そして、サブステップS406−2で、第1のセルにより端末に第1の専用シグナリングを送信する。ここで、サブステップS406−1で生成したシグナリングが専用シグナリングであるため、サブステップS406−2で、第1のセルの専用チャネルで当該専用シグナリングを送信する。
【0093】
本明細書及び特許請求の範囲で、あるキャリアユニットが対応するセルにより専用シグナリングを送信することは、当該セルの専用チャネルにより当該専用シグナリングを送信することを指す。以下では説明を省略する。専用チャネルは専用制御チャネル(Dedicated Control Channel、DCCH)と称することができ、例えば、LTE規格(ETSI TS 136 331 V8.5.0のように)におけるDCCHチャネルである。
【0094】
通信システムにおいてキャリアアグリゲーションをサポートする端末が多く、且つ配置したキャリアユニット数が多い場合、専用シグナリングの方式で端末に第1の情報を送信する(即ち、第1のセルの専用チャネルで第1の情報を送信する)と、システム全体にもたらすシグナリング負荷が顕著に増加する。この場合、図5に示す方法の流れを採用することができる。図5に示す例示で、第1のセルにより端末に第1の情報を送信するステップは、サブステップS506−1、S506−2を含むことができる。サブステップS506−1で、前のステップで生成した第1の情報をブロードキャストシグナリング(便宜上、以下で第1のブロードキャストシグナリングと称する)にパッケージングする。そして、サブステップS506−2で、第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に第1のブロードキャストシグナリングを送信する。ブロードキャストチャネルはブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control Channel、BCCH)と称することができ、例えば、LTE規格(ETSI TS 136 331 V8.5.0のように)におけるBCCHチャネルである。図4に示す専用シグナリングの方式と比べて、図5に示すブロードキャストシグナリングの方式を利用すると、システムのシグナリング負荷を有効に低減することができる。
【0095】
図2、図4、図5に示す実施例/例示で、通信システムのマスターノード(基地局)から端末に情報を送信する流れを例示的に示した。図6〜図8で、対応する、端末が情報を受信する流れを例示的に示す。
【0096】
具体的に、図6は、図2に示す実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて端末で情報を受信することによりシステム情報の更新を実現する方法を例示的に示す。
【0097】
図6に示すように、当該方法はステップS607とS609を含む。
【0098】
ステップS607で、端末は、基地局が第1のセルを介して送信した、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む第1の情報を受信する。言い換えると、端末は第1のセルに対応するキャリアユニット(第1のキャリアユニットと称することができる)をモニタリングすることにより第1の情報を受信する。ここでの第1のセルは上記実施例/例示の第1のセルと同じであり、ここでは説明を省略する。
【0099】
ステップS609で、システム情報の更新を行うために、端末は受信した第1の情報を解析して、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を取得する。
【0100】
上記受信方法により、端末はシステム情報の変化を直ちに知ることができる。第1のセル(例えば特別セル)により基地局との接続を常に保持するため、受信できないことを避ける。また、第1のセルを利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0101】
図2に示す送信の流れと図6に示す受信の流れは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を行う完全な方法の流れを構成する。
【0102】
図7に、図4に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図4に示すように、第1の情報は専用シグナリング(第1の専用シグナリング)にパッケージングされて第1のセルにより端末に送信される。よって、ステップS707で、端末はその第1のセルにより第1の情報がパッケージングされた第1の専用シグナリングを受信する。言い換えると、端末はその第1のセルの専用チャネルをモニタリングすることにより第1の専用シグナリングを受信する。ステップS609と類似するように、ステップS709で端末は第1の専用シグナリングを解析し、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を取得する。
【0103】
図8に、図5に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図5に示すように、第1の情報はブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリング)にパッケージングされて第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に送信される。よって、ステップS807で、端末は第1のセルのブロードキャストチャネルにより第1の情報がパッケージングされた第1のブロードキャストシグナリングを受信する。言い換えると、端末は第1のセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより第1のブロードキャストシグナリングを受信する。ステップS809はステップS609、S709と類似するため、ここでは説明を省略する。
【0104】
図4に示す送信の流れと図7に示す受信の流れ、図5に示す送信の流れと図8に示す受信の流れは、それぞれ本発明の例示によるシステム情報の更新を行う方法の流れを構成する。図4及び図7の専用シグナリングを利用する方式に比べて、図5及び図8のブロードキャストシグナリングを利用する方式の方が、システムのシグナリング負荷を有効に低減できる。
【0105】
また、第1のセル(専用チャネル或いはブロードキャストチャネル)を利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0106】
一つの実施例として、上記の第1の情報はシステム情報に変化が発生したことを指示する情報のみを含むことができ、この場合、ネットワーク側で、基地局は後の送信の流れにより更新されたシステム情報を送信し、端末側で、後の受信の流れにより当該更新されたシステム情報を受信することができ、このような流れは以下で記述する。
【0107】
他の実施例として、上記第1の情報は更新されたシステム情報を含むこともでき、即ち、ネットワーク側で、基地局は第1のセルにより更新されたシステム情報を直接に端末に送信し、端末側で、端末は第1の情報を解析することにより更新されたシステム情報を取得することができ、このような流れも以下で記述する。
【0108】
一例として、上記第1の情報はシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを指示するための情報(第3の情報とも称する)を含むこともできる。例えば、第3の情報は通信システムのどの部分のシステム情報に変化が発生したかを指示し、端末はこれにより当該変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを判断することができる。
【0109】
図9に、本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を通知する方法の流れを例示的に示す。当該方法で、通信システムのネットワーク側(例えば基地局)は第1のセルにより端末にシステム情報に変化が発生したことを通知する。ここでの第1のセルは上記実施例/例示の第1のセルと同じである。
【0110】
図9に示すように、当該方法はステップS902、S904、S906を含む。
【0111】
ステップS906で、通信システムのシステム情報に変化が発生した場合、システム情報に変化が発生したことを指示するための通知情報を生成する。ここでの通知情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報のみを含む。上記のように、当該通知情報は上記第1の情報の一例とみなすことができる。
【0112】
上記実施例と類似するように、ここでの通信システムはキャリアアグリゲーションをサポートする通信システムであり、例えば図1に示す通信システムである。当該通信システムのマスターノード(例えば基地局)により当該通信システムのシステム情報に変化が発生したか否かを判断することができ、例えばマスターノード(基地局)の対応する配置ファイルから関連情報を取得することにより、システム情報に変化が発生したか否かを特定することができる。
【0113】
ステップS904で、システム情報の変化に係わる端末に通知情報を送信する際に使用するセルを特定する。
【0114】
具体的に、基地局は対応する配置ファイルに基づいて、当該変化をどの/どれらの端末(即ち、当該変化に係わる端末)に通知するかを判断し、各端末の特別セルを当該端末に第1の情報を送信するためのセルとして特定する。上記例示した方法で端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0115】
上記実施例と類似するように、当該ステップS904で特定したセルは端末が接続したセルのうちの一つであり、端末が使用している、通信システムのマスターノードと接続を保持するキャリアユニットに対応し、第1のセル或いは特別セルとも称する。
【0116】
そして、ステップS906で、第1のセルにより端末に通知情報を送信する。
【0117】
第1のセルが基地局と接続を常に保持するため、上記の方法を利用することにより、端末が通知を受信できないことを避け、システム情報に発生した変化を端末に直ちに通知することができる。また、基地局は端末の各セルにより端末に通知情報を送信する必要がないため、システムのシグナリング負担を低減することができる。
【0118】
図10に、本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の変化の通知を受信する方法の流れを例示的に示す。当該方法で、通信システムの端末は第1のセルをモニタリングすることにより基地局から送信した、システム情報に変化が発生したことを指示するための通知情報を受信する。ここでの第1のセルは上記実施例/例示の第1のセルと同じである。
【0119】
図10に示すように、当該方法はステップS1007とS1009を含む。
【0120】
ステップS1007で、端末は、基地局が第1のセルを介して送信した、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む通知情報を受信する。言い換えると、端末は第1のセルが対応するキャリアユニット(第1のキャリアユニットとも称する)をモニタリングすることにより通知情報を受信する。
【0121】
ステップS1009で、端末は受信した通知情報を解析して、システム情報に変化が発生したことを知る。
【0122】
上記受信方法により、端末はシステム情報に変化が発生したことを直ちに知ることができ、後のシステム情報の更新に有利である。第1のセル(例えば特別セル)により基地局との接続を常に保持するため、通知を受信できないことを避けた。また、第1のセルを利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0123】
図9に示す通知の送信の流れと図10に示す通知の受信の流れは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を通知する方法の流れを構成する。
【0124】
図11と図12に、それぞれ第1のセルにより端末に通知情報を送信する流れを例示的に示す。
【0125】
図11に示す例示で、第1のセルにより端末に通知情報を送信するステップはサブステップS1106−1とS1106−2を含むことができる。サブステップS1106−1で、前のステップで生成した通知情報を専用シグナリング(便宜上、以下で第1の専用シグナリングと称する)にパッケージングする。そして、サブステップS1106−2で、第1のセルにより端末に第1の専用シグナリングを送信する。ここで、サブステップS1106−1で生成したシグナリングが専用シグナリングであるため、サブステップS1106−2で、第1のセルの専用チャネルで当該専用シグナリングを送信する。
【0126】
通信システムにおいてキャリアアグリゲーションをサポートする端末が多く、且つ配置したキャリアユニット数が多い場合、専用シグナリングの方式で端末に通知情報を送信する(即ち、第1のセルの専用チャネルで通知情報を送信する)と、システム全体にもたらすシグナリング負荷が顕著に増加する。この場合、図12に示す方法の流れを採用することができる。図12に示す例示で、第1のセルにより端末に通知情報を送信するステップは、サブステップS1206−1、S1206−2を含むことができる。サブステップS1206−1で、前のステップで生成した通知情報をブロードキャストシグナリング(便宜上、以下第1のブロードキャストシグナリングと称する)にパッケージングする。そして、サブステップS1206−2で、第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に第1のブロードキャストシグナリングを送信する。図11に示す専用シグナリングの方式と比べて、図12に示すブロードキャストシグナリングの方式を利用すると、システムのシグナリング負荷を有効に低減することができる。
【0127】
図13に、図11に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図11に示すように、第1の情報は専用シグナリング(第1の専用シグナリング)にパッケージングされて第1のセルにより端末に送信される。よって、ステップS1307で、端末はその第1のセルが対応するキャリアユニット(第1のキャリアユニットとも称する)により通知情報がパッケージングされた第1の専用シグナリングを受信する。言い換えると、端末はその第1のセルの専用チャネルをモニタリングすることにより第1の専用シグナリングを受信する。ステップS1009と類似するように、ステップS1309で端末は第1の専用シグナリングを解析し、システム情報に変化が発生したことを指示するための通知情報を取得して、システム情報に発生した変化を知る。
【0128】
図14に、図12に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図12に示すように、第1の情報はブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリング)にパッケージングされて第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に送信される。よって、ステップS1407で、端末はその第1のセルのブロードキャストチャネルにより通知情報がパッケージングされた第1のブロードキャストシグナリングを受信する。言い換えると、端末は第1のセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより第1のブロードキャストシグナリングを受信する。ステップS1409はステップS1009、S1309と類似するため、ここでは説明を省略する。
【0129】
図11に示す送信の流れと図13に示す受信の流れ、図12に示す送信の流れと図14に示す受信の流れは、それぞれ本発明の例示によるシステム情報の更新を通知する方法の流れを構成する。図11及び図13の専用シグナリングを利用する方式に比べて、図12及び図14のブロードキャストシグナリングを利用する方式の方が、システムのシグナリング負荷を有効に低減できる。
【0130】
また、第1のセル(専用チャネル或いはブロードキャストチャネル)を利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0131】
理解すべきことは、上記及び以下で記述する専用シグナリング及び/又はブロードキャストシグナリングは新しく定義したシグナリングであってもよく、既知シグナリングに対する拡張であってもよい。本発明では、その形式について限定しない。
【0132】
図15に、本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。図15に示す方法は、図9、図11或いは図12に示す方法の流れに基づくものであり、図15に示す方法が更新されたシステム情報を送信するための過程をさらに含む点が異なる。
【0133】
図15に示すように、当該方法は、ステップS1502、S1504、S1506、S1512、S1514を含む。
【0134】
ステップS1502、S1504、S1506は、図9、図11或いは図12に示す実施例/例示における対応ステップと類似し、ここでは説明を省略する。
【0135】
ステップS1512で、通信システムのネットワーク側(例えば基地局)は、更新されたシステム情報をブロードキャストシグナリング(第2のブロードキャストシグナリングとも称する)にパッケージングする。そして、ステップS1514で、上記システム情報の変化に係わるキャリアユニットに対応するセル(第2のセルとも称する)のブロードキャストチャネルにより端末に第2のブロードキャストシグナリングを送信する。
【0136】
図16に、本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。図16に示す方法は、図10、図13或いは図14に示す方法の流れに基づくものであり、図16に示す方法が更新されたシステム情報を受信するための過程をさらに含む点が異なる。
【0137】
図16に示すように、当該方法は、ステップS1607、S1609、S1611を含む。
【0138】
ステップS1607、S1609は、図10、図13或いは図14に示す実施例/例示における対応ステップと類似し、ここでは説明を省略する。
【0139】
図15に示すように、通信システムのネットワーク側(例えば基地局)は、更新されたシステム情報を第2のブロードキャストシグナリングにパッケージングし、第2のセルのブロードキャストチャネルにより第2のブロードキャストシグナリングを送信する。それに対して、端末は、基地局がどのセルのブロードキャストチャネルで更新されたシステム情報を送信するかを知らないため、端末はシステム情報に変化が発生したことを知った後、ステップS1611の流れを実行し、即ち、それがサポートする全てのキャリアの対応する全てのセルのブロードキャストチャネルのモニタリングを開始し、上記第2のブロードキャストシグナリングを受信する。第2のブロードキャストシグナリングを受信した後、それに対して解析を行って更新されたシステム情報を取得する。
【0140】
図15の送信の流れと図16の受信の流れは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を行う流れを構成する。
【0141】
上記実施例で、通信システムのネットワーク側(基地局)は、係わるキャリアユニットが対応する第2のセルにより更新されたシステム情報を送信し、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応する全てのセルをモニタリングする必要がある。このような方式は、通知情報を送信する過程(例えばステップS1502−S1506)でそれ以外の情報を送信する必要がない。システム情報の変化の通知の流れを簡略化することができる。
【0142】
図17に、本発明の他の実施例による、更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。当該実施例で、通知情報はシステム情報の変化に係わるキャリアユニットをマーキングするための情報(第2の情報とも称する)を含むこともできる。このようにして、図17に示すように、端末はステップS1707で第2の情報及びシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む通知情報を受信した後、ステップS1709で通知情報を解析することにより第2の情報を取得する。ステップS1711で、第2の情報に基づいて係わるキャリアユニットが対応するセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより、更新されたシステム情報を取得する。当該実施例で、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットの対応する全てのセルのブロードキャストチャネルをモニタリングする必要がないため、図16に示す方法に比べて、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0143】
図18に、本発明の他の実施例による、更新されたシステム情報を受信する方法の流れを例示的に示す。当該実施例で、通知情報はシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを指示するための情報(第3の情報とも称する)を含むこともできる。例えば、第3の情報は通信システムのどの部分のシステム情報に変化が発生したかを指示し、端末はこれによりキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを判断できる。具体的に、端末はステップS1807で第3の情報及びシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む通知情報を受信した後、ステップS1809で通知情報を解析することにより第3の情報を取得することができる。そして、ステップS1810で、端末は上記第3の情報に基づいて更新されたシステム情報を受信するか否かを決定する。例えば、端末がキャリアアグリゲーションをサポートし且つ第3の情報がシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えないと指示すると、当該端末は更新されたシステム情報の受信を放棄すると選択することができる。一方、端末がキャリアアグリゲーションをサポートせず、第3の情報がシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えると指示しても、当該端末は更新されたシステム情報の受信を放棄することができる。端末は更新されたシステム情報を受信すると決定すると、ステップS1811で対応するチャネルをモニタリングすることにより、更新されたシステム情報を受信する。ステップS1811は、上記ステップS1611或いはステップS1711と同じであっても良く、ここでは説明を省略する。
【0144】
図15/図16に示す送信/受信の流れで、更新されたシステム情報は第2のブロードキャストシグナリングにパッケージングされ、且つ第2のセルのブロードキャストチャネルにより送信/受信される。他の実施例で、更新されたシステム情報は専用シグナリング(第3の専用シグナリングとも称する)にパッケージングし、第2のセルの専用チャネルにより送信/受信することもできる。当該実施例で、通知情報はシステム情報の変化に係わるキャリアユニットをマーキングするための情報(第2の情報)を含む。このようにして、端末は第2の情報を含む通知情報を受信した後、通知情報を解析することにより第2の情報を取得する。且つ第2の情報に基づいて係わるキャリアユニットが対応するセルの専用チャネルをモニタリングすることにより、更新されたシステム情報を取得する。当該実施例で、端末はそれがサポートする他のキャリアユニットの対応する他のセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0145】
上述のように、上記ブロードキャストシグナリング又は専用シグナリングは新しく定義したシグナリングであってもよく、既知シグナリングに対する拡張であってもよい。
【0146】
一例として、第1のブロードキャストシグナリングは、LTE Release 8におけるページング(Paging)メッセージ或いはシステム情報ブロック(SIB1)メッセージに対する拡張であってもよい。例えば、Pagingメッセージ或いはSIB1メッセージに第2の情報及び/又は第3の情報に関する内容を添加することができる。具体的に、PagingメッセージとSIB1メッセージに二つのインジケーター、例えば第1のインジケーター(例えば、SystemInfoUpdateCCIndicatorとして示すことができる)と第2のインジケーター(例えば、CriticalSystemInfoIndicatorとして示すことができる)を添加することができる。第1のインジケーターは第2の情報を含み、即ちどの具体的なキャリアユニットのシステム情報に変化が発生したかをマーキングするために用いられ、第2のインジケーターは第3の情報を含み、即ち当該システム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響(例えば、どの部分のシステム情報に変化が発生したかを指示し、端末はこの情報によりキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを判断できる)を与えるか否かをマーキングする。図19に、キャリアアグリゲーションの場合、拡張したPagingメッセージ或いはSIB1メッセージを採用して第1のブロードキャストシグナリングとしてシステム情報の変化を通知する模式図を示す。図19に示すように、端末102の第1のセル(CC1に対応するセル)のブロードキャストチャネルにより拡張したPagingメッセージ或いはSIB1メッセージを送信し、その後に、CC2が対応するセルにより更新されたシステム情報を送信する。もちろん、上述したものは第1のブロードキャストシグナリングの例であって、本発明はこれに限られない。上記のように、第1のブロードキャストシグナリングは新しく定義したシグナリングであってもよい。
【0147】
第1のブロードキャストシグナリングに類似するように、第1の専用シグナリングは新しく定義したシグナリングであってもよく、既知シグナリングに対する拡張であってもよい。第1のブロードキャストシグナリングに類似するように、第1の専用シグナリングは第2の情報及び/又は第3の情報に関する内容を含むことができる。例えば、第1の専用シグナリングは二つのインジケーター、例えば第1のインジケーター(例えば、SystemInfoUpdateCCIndicatorとして示すことができる)と第2のインジケーター(例えば、CriticalSystemInfoIndicatorとして示すことができる)を含むことができる。第1のインジケーターは第2の情報を含み、即ちどの具体的なキャリアユニットのシステム情報に変化が発生したかをマーキングするために用いられ、第2のインジケーターは第3の情報を含み、即ち当該システム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響(例えば、どの部分のシステム情報に変化が発生したかを指示し、端末はこの情報によりキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを判断できる)を与えるか否かをマーキングする。図20に、キャリアアグリゲーションの場合、第1の専用シグナリングを採用してシステム情報の変化を通知する模式図を示す。図20に示すように、端末102の第1のセル(CC1に対応するセル)の専用チャネルにより第1の専用シグナリング(図面でSystemInfoUpdateメッセージとして示す)を送信し、その後に、CC2が対応するセルにより更新されたシステム情報を送信する。
【0148】
図21に、本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて更新されたシステム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。図21に示す実施例で、通信システムのネットワーク側(基地局)は端末の第1のセル(特別セル)により端末に更新されたシステム情報を送信する。
【0149】
図21に示すように、当該方法はステップS2102、S2104、S2106を含む。
【0150】
ステップS2102で、上記通信システムのシステム情報に変化が発生した場合、第1の情報を生成する。システム情報に変化が発生したことを指示するための情報以外に、当該第1の情報は更新されたシステム情報をさらに含む点が、図2に示す実施例と異なる。
【0151】
前記実施例と類似するように、当該通信システムのマスターノード(例えば基地局)により当該通信システムのシステム情報に変化が発生したか否かを判断することができ、例えばマスターノード(例えば基地局)の対応する配置ファイルから関連情報を取得することにより、システム情報に変化が発生したか否かを特定することができる。更新されたシステム情報は基地局の対応する配置ファイルから取得することもできる。
【0152】
ステップS2104で、システム情報の変化に係わる端末に第1の情報を送信する際に使用するセル、即ち第1のセルを特定する。ここでの第1のセルは前記の実施例と同じであるため、説明を省略する。
【0153】
システム情報に変化が発生した場合、基地局は対応する配置ファイルに基づいて、当該変化をどの/どれらの端末(即ち、当該変化に係わる端末)に通知するかを判断し、各端末の特別セルを当該端末に第1の情報を送信するためのセルとして特定する。上記例示の方法で端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0154】
そして、ステップS2106で、第1のセルにより端末に第1の情報を送信する。
【0155】
第1のセルは常にシステムのマスターノード(例えば基地局)と接続を保持するため、上記方法を利用して更新されたシステム情報を端末に直接に送信することにより、端末が受信できないことを避けることができる。
【0156】
図22及び図23に、それぞれ第1のセルにより端末に更新されたシステム情報を含む第1の情報を送信する流れを例示的に示す。
【0157】
図22に示す例示で、第1のセルにより端末に第1の情報を送信するステップはサブステップS2206−1とS2206−2を含むことができる。サブステップS2206−1で、ステップS2102で生成した、更新されたシステム情報を含む第1の情報を専用シグナリング(第1の専用シグナリングとも称する)にパッケージングする。そして、サブステップS2206−2で、第1のセルにより端末に第1の専用シグナリングを送信し、即ち、第1のセルの専用チャネルにより当該専用シグナリングを送信する。
【0158】
図23に示す例示で、第1のセルにより端末に第1の情報を送信するステップはサブステップS2306−1とS2306−2を含むことができる。サブステップS2306−1で、ステップS2102で生成した、更新されたシステム情報を含む第1の情報をブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリングとも称する)にパッケージングする。そして、サブステップS2306−2で、第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に第1のブロードキャストシグナリングを送信する。図22に示す専用シグナリングの方式と比べて、図23に示すブロードキャストシグナリングの方式を利用すると、システムのシグナリング負荷を有効に低減することができる。
【0159】
図24〜図26に、端末で更新されたシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【0160】
図24に、図21に示す実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて端末で更新されたシステム情報を受信する方法を例示的に示す。
【0161】
図24に示すように、当該方法はステップS2407とS2409を含む。
【0162】
ステップS2407で、端末は基地局が第1のセルを介して送信した、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報と更新されたシステム情報を含む第1の情報を受信する。言い換えると、端末は第1のセルが対応するキャリアユニット(第1のキャリアユニットとも称する)をモニタリングすることにより、第1の情報を受信する。
【0163】
ステップS2409で、端末は受信した第1の情報を解析して、システム情報に変化があったことを知り、更新されたシステム情報を取得する。
【0164】
上記受信方法により、端末は更新されたシステム情報を直ちに取得することができる。第1のセル(例えば特別セル)により常に基地局と接続を保持するため、受信できないことを避けることができる。また、第1のセルを利用することにより、端末はそれがサポートする他のキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0165】
図21に示す送信の流れと図24に示す受信の流れは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を行う方法を構成する。
【0166】
図25に、図22に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図22に示すように、第1の情報は専用シグナリング(第1の専用シグナリング)にパッケージングされて第1のセルにより端末に送信される。よって、ステップS2507で、端末はその第1のセルにより第1の情報がパッケージングされた第1の専用シグナリングを受信する。言い換えると、端末はその第1のセルの専用チャネルをモニタリングすることにより第1の専用シグナリングを受信する。ステップS2409と類似するように、ステップS2509で端末は第1の専用シグナリングを解析し、更新されたシステム情報を取得する。
【0167】
図26に、図23に示す送信の流れの例に対応する一つの受信の流れの例を示す。図23に示すように、第1の情報はブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリング)にパッケージングされて第1のセルのブロードキャストチャネルにより端末に送信される。よって、ステップS2607で、端末は第1のセルのブロードキャストチャネルにより第1の情報がパッケージングされた第1のブロードキャストシグナリングを受信する。言い換えると、端末は第1のセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより第1のブロードキャストシグナリングを受信する。ステップS2609はステップS2409、S2509と類似するため、ここでは説明を省略する。
【0168】
図22に示す送信の流れと図25に示す受信の流れ、図23に示す送信の流れと図26に示す受信の流れは、それぞれ本発明の例示によるシステム情報の更新を行う方法の流れを構成する。図22及び図25の専用シグナリングを利用する方式に比べて、図23及び図26のブロードキャストシグナリングを利用する方式のほうが、システムのシグナリング負荷を有効に低減できる。
【0169】
また、第1のセル(専用チャネル或いはブロードキャストチャネル)を利用することにより、端末はそれがサポートする他のキャリアユニットの対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0170】
なお、上記実施例/例示及び以下で記述するシステム情報の変化は、システムの配置とアーキテクチャの変化の発生に起因する、いかなるシステム情報の変化を含むことができる。例えば、上記変化には、あるアクティブ状態にあるキャリアユニットにキャリアセグメント(Carrier Segment)を増やす、拡張キャリア(Extension Carrier)を増やす、新しいキャリアユニットを使用(追加)する等が含まれるが、これらに限られない。よって、更新されたシステム情報は、これらの変化に関係するいかなるシステム情報を含むことができる。例えば、あるアクティブ状態にあるキャリアユニットにキャリアセグメントを増やす場合、更新されたシステム情報は当該キャリアセグメントに関する配置情報を含むことができ、ある端末に拡張キャリアを増やす場合、更新されたシステム情報は当該拡張キャリアに関する配置情報を含むことができ、新しいキャリアユニットを使用(追加)する場合、更新されたシステム情報は当該キャリアユニットに関する配置情報を含むことができる。ここでは、一々の列挙を省略する。
【0171】
図27に、本発明の一実施例による、キャリアユニットを追加しようとする場合、システム情報を提供する方法の流れを例示的に示す。
【0172】
図27に示すように、当該方法はステップS2702、S2704、S2706、S2708を含む。
【0173】
ステップS2702で、キャリアユニットを追加しようとする場合、第1の情報を生成する。当該第1の情報は、キャリアユニットを追加しようとすることを指示するための情報及び追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を含むことができる。
【0174】
ステップS2704で、追加しようとするキャリアユニットに係わる端末に第1の情報を送信する際に使用するセル、即ち第1のセルを特定する。ここの第1のセルは前記実施例の第1のセルと同じであるため、説明を省略する。
【0175】
具体的に、基地局は対応する配置ファイルに基づいて、端末の特別セルを当該端末に第1の情報を送信するためのセルとして特定する。前記例示の方法を採用して端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0176】
ステップS2706で、上記第1の情報を専用シグナリング(第2の専用シグナリングとも称する)にパッケージングする。そして、ステップS2708で、第1のセルにより端末に第2の専用シグナリングを送信し、即ち第1のセルの専用チャネルにより第2の専用シグナリングを送信する。
【0177】
第1のセルは常にシステムのマスターノード(例えば基地局)と接続を保持するため、上記方法を利用することにより、追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を直ちに端末に送信し、端末が受信できないことを避けることができる。
【0178】
図28に、図27に示す送信の流れに対応する、端末でシステム情報を受信する流れを例示的に示す。
【0179】
図28に示すように、当該方法はステップS2807、S2809、S2811を含む。
【0180】
ステップS2807で、端末は第1のセルの専用チャネルにより第2の専用シグナリングを受信する。
【0181】
ステップS2809で、端末は受信した第2の専用シグナリングを解析することにより、キャリアユニットを追加しようとすることを知り、追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を取得する。
【0182】
ステップS2811で、端末は受信したシステム情報に基づいて追加しようとするキャリアユニットを配置し、当該キャリアユニットをアクティブ化する。
【0183】
上記受信方法により、端末は更新されたシステム情報を直ちに取得することができる。第1のセル(例えば特別セル)により常に基地局と接続を保持するため、受信できないことを避けることができる。なお、専用シグナリングを利用するため、キャリアアグリゲーションをサポートしない端末はこれらの情報を受信できない。
【0184】
図27に示す送信の流れと図28に示す受信の流れは、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報を伝送する方法を構成する。
【0185】
一例として、上記追加しようとするキャリアユニットは拡張キャリアであってもよい。この場合、ステップS2706は、上記拡張キャリアに関する配置情報を第2の専用シグナリングにパッケージングすることを含むことができる。それに対して、端末は上記拡張キャリアに関する配置情報がパッケージングされた第2の専用シグナリングを受信した後、第2の専用シグナリングを解析することにより、当該配置情報を取得することができ、当該配置情報に基づいて拡張キャリアを配置する。
【0186】
他の例として、上記追加しようとするキャリアユニットは当該追加しようとするキャリアユニットに付加するキャリアセグメントを含むこともできる。この場合、通信システムのネットワーク側(基地局)は第1のセルを介して端末に上記キャリアセグメントに関する配置情報を送信することもできる。一例として、キャリアセグメントに関する配置情報は、追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報と共に第2の専用シグナリングにパッケージングすることができる。それに対して、端末は第1のセルの専用チャネルにより上記キャリアに関する配置情報を受信し、当該配置情報に基づいてキャリアセグメントを配置することができる。キャリアセグメントに関する配置情報と追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を一緒に第2の専用シグナリングにパッケージングすると、端末は第2の専用シグナリングを解析することにより、キャリアセグメントに関する配置情報を取得し、当該配置情報に基づいて当該キャリアセグメントを配置することもできる。
【0187】
一例として、追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報は、上記追加しようとするキャリアユニットに関する伝送帯域幅配置情報及び周波数帯域指示情報を含むことができる。上記追加しようとするキャリアユニットがアップリンク伝送に用いられるか、或いは上記追加しようとするキャリアユニットがダウンリンク伝送に用いられるがアップリンク情報を配置する必要がある場合、上記追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報は、上記追加しようとするキャリアユニットのアップリンクキャリア周波数、アップリンク伝送帯域幅及び各アップリンクチャネルの配置情報を含むこともできる。上記追加しようとするキャリアユニットがダウンリンク伝送に用いられる場合、上記追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報は、上記追加しようとするキャリアユニットの各ダウンリンクチャネルの配置情報を更に含むことができる。
【0188】
一例として、上記システム情報は、LTE中のシステム情報の形式を採用することができる。システム情報は、メイン情報ブロックMIB及び一つ或いは複数のシステム情報ブロックSIBに分ける。MIBは、若干の最も重要な情報及びセルから他の重要な情報を取得するための関連パラメータを含み、例えば、ダウンリンク帯域幅配置、PHICH(Physical Hybrid Automatic Repeat Request Indicator Channel)配置等を含む。SIBに含まれる情報は、端末があるセルへのアクセスを許可されたか否かに関する情報、端末無線リソース配置情報、セル再選択情報などを含む。
【0189】
以上のように、第2の専用シグナリングは、新しく定義したシグナリングであってもよく、既知シグナリングに対する拡張であってもよい。一例として、第2の専用シグナリングは、無線リソース制御接続再配置メッセージ(例えばRRCConnectionReconfigurationメッセージ)の拡張であってもよく、この場合、ステップS2706は、第1の情報を上記無線リソース制御接続再配置メッセージにパッケージングすることを含む。既知のシグナリングを利用することにより、再び新しいメッセージ構成を定義することを避けることができる。
【0190】
一例として、上記無線リソース制御接続再配置メッセージ(RRCConnectionReconfigurationメッセージ)の拡張は、MIB、SIB1、SIB2等のシステム情報を含むことができる。具体的に、MIBは、以下のものを含むことができる。
dl−Bandwidth:伝送帯域幅配置情報、ダウンリンクのRB数。
phich−Config: PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel:物理混合自動要求再送信指示チャンネル)チャネル配置情報。
【0191】
SIB1は、freqBandIndicator(周波数帯域指示標識)を含むことができる。
【0192】
追加しようとするキャリアユニットがアップリンク伝送に用いられるか、或いはあるダウンリンクキャリアユニットのアップリンク情報を配置する必要がある場合、SIB2は以下のものを含むことができる。
ul−CarrierFreq:アップリンクキャリア周波数。
ul−Bandwidth:アップリンク伝送帯域幅、即ちアップリンクのRB数。
rach−Config: RACH(Random Access Channel、ランダムアクセスチャネル)チャネル配置情報。
prach−Config:PRACH(Physical Random Access Channel、物理ランダムアクセスチャネル)チャネル配置情報。
pusch−Config:PUSCH(Physical uplink shared channel、アップリンク物理共有チャネル)チャネル配置情報。
pucch−Config:PUCCH(Physical uplink control channel、アップリンク制御チャネル)チャネル配置情報。
soundingRS−UL−Config:SoundingRSアップリンク配置情報。
uplinkPowerControl:アップリンクパワー制御。
ul−CyclicPrefixLength:アップリンク循環プレフィックス長さ。
【0193】
追加しようとするキャリアユニットがダウンリンク伝送に用いられる場合、SIB2は以下のものを含むことができる。
mbsfn−SubframeConfigList:ダウンリンクがMBSFN(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network、マルチメディアブロードキャストマルチキャスト単一周波数ネットワーク)のために保留したサブフレームリスト。
bcch−Config:BCCHチャネル配置情報。
pcch−Config:PCCH(Paging Control Channel、ページング制御チャネル)チャネル配置情報。
pdsch−Config:PDSCH(Physical downlink shared channel、ダウンリンク物理共有チャネル)チャネル配置情報。
【0194】
もちろん、上記システム情報の例は例示であって、本発明はこれらの例に限られない。なお、専用シグナリングの方式を採用する場合、上記システム情報は増量シグナリングで伝送することができ、例えば、第1のセルの関連情報はデフォルト情報とすることができ、この場合、オンフラグ「ON」を使用して関連情報の更新をマーキングすることができる。例えば、オンフラグ「ON」が1である場合、関連情報に更新があることを示す。オンフラグ「ON」が0である場合、関連情報に更新がないことを示す。端末は、増量シグナリングの方式で伝送したシステム情報を受信した場合、オンフラグに基づいてどの部分のシステム情報に更新があるかを特定することができる。
【0195】
上記及び以下の第2の専用シグナリング、第3の専用シグナリング等は、いずれも増量シグナリング方式で伝送を行うことができる。専用シグナリングの方式でシステム情報或いは更新されたシステム情報を送信する場合でも、増量シグナリング方式を採用することができる。例えば、専用シグナリング方式で伝送する場合、更新されたシステム情報は、変化が発生した部分に係わるシステム情報のみを含むことができ、変化が発生していない部分を含む必要がない。また、例えば、第2の専用シグナリングは、上記追加しようとするキャリアユニット或いはキャリアセグメントに関する、キャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるシステム情報のみを含むことができる。
【0196】
図37に、キャリアアグリゲーションの場合、キャリアユニットを追加する時、端末が更新されたシステム情報(即ち、追加しようとするキャリアユニットに関係するシステム情報)を取得する模式図を示す。図37に示すように、端末UEのキャリアユニットCC1が対応するセルを当該端末の第1のセル(特別セル)とし、当該端末にキャリアユニットCC2を追加しようとすることとする。まず、端末とCC1(特別セル)はRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)接続を構築し(いかなる適切な方法でRRC接続を構築することができ、ここでは説明を省略する)、RRCConnectionReconfigurationメッセージの拡張を利用して、CC2のシステム情報を携えることができ、端末はCC1の対応するセルにより当該メッセージを取得することで、その中のシステム情報を利用して当該キャリアユニットCC2をアクティブ化することができる。このような方法はキャリアアグリゲーション伝送の実現を加速する。
【0197】
<拡張キャリア>
拡張キャリアは独立に使用できないキャリアタイプであり、一つのキャリアユニット集合に従属し、このキャリアユニット集合に少なくとも一つの独立に使用できるキャリアが含まれる。拡張キャリアは必ず独立に使用できるキャリアユニットと共存する。一般的に、拡張キャリアでシステム情報の伝送を行わない。現在使用するキャリアユニットに拡張キャリアを追加しようとする場合、図27、図28に示す実施例/例示の送信と受信方法で関連システム情報の伝送を行うことができる。
【0198】
なお、拡張キャリアのチャネル配置は他のタイプのキャリアと異なる可能性があり、例えば、RACH、PDCCH、PUCCH等のチャネルを含まない可能性がある。よって、SIB2中のシステム情報を送信する時、これらの情報を省略することができ、伝送の情報量を更に減少することができる。
【0199】
図27、図28に示す実施例/例示を採用し、第1のセルの専用シグナリングを利用して拡張キャリアに関するシステム情報を送信/受信することにより、ブロードキャストチャネルをモニタリングするコストを避けることができる。
【0200】
上記のように、システム情報の変化の発生は、拡張キャリアを追加する必要がある状況を含む。言い換えると、図2−26に示す方法の流れ及び以下の図31−36に示すデバイス、システム等は、拡張キャリアに関するシステム情報の送信と受信に利用することができる。ここでは、説明を省略する。
【0201】
<キャリアセグメント>
キャリアセグメントは、後方互換性のキャリアユニットにおけるデータ伝送拡張と理解することができ、即ち、いくつかの連続するリソースブロックを後方互換性のキャリアユニットに付加することにより、整合したキャリアユニットが後方互換性のないキャリアユニットとしてLTE−A端末により使用可能である。
【0202】
図27−28に示す実施例におけるシステム情報を提供/受信する方法は、追加しようとするキャリアユニットがキャリアセグメントを含む場合に用いることができる。
【0203】
図2−図26に示す実施例/例示におけるシステム情報を提供/受信する方法及びシステム情報の更新を行う方法等は、いずれもある使用中(アクティブ状態にある)のキャリアユニットにキャリアセグメントを増やす場合に適用することができる。一例として、この場合、第1の情報/通知情報は、キャリアセグメントを増やすことを指示するための情報を含むことができる。他の例として、インジケーター(第3のインジケーターと称し、例えばCarrierSegmentIndicatorとして示すことができる)を使用して、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを増やすことを示す。キャリアアグリゲーションをサポートしない端末は基地局が送信した情報を受信すると、その中に含まれている第3のインジケーターに基づいてこれらのシステム情報を受信する必要があるかを判断することができる。第3のインジケーターがキャリアセグメントを追加することを示すと、当該端末はシステム情報を受信しなくてもよい。即ち、キャリアセグメントを増やす状況は、キャリアアグリゲーションをサポートしない端末に影響を与えない。
【0204】
一例として、図11/図13、図15に示す方法で、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する(即ち、第1のセルを介して専用シグナリングを利用して第1の情報/通知情報を送信し、対応セル(キャリアセグメントを追加しようとするキャリアユニットが対応するセル)のブロードキャストチャネルでキャリアセグメントに関する配置情報を送信する)と、基地局は第3のインジケーターを含む第1の情報/通知情報を第1の専用シグナリングにパッケージングし、第3のインジケーターを有効にすることができる。対応セルのブロードキャストチャネルで、第2のブロードキャストシグナリングによりブロードキャストするのはキャリアセグメントに関するシステム情報であるが、第2のブロードキャストシグナリングに更新通知を添加しない。このようにして、LTE Release8と互換性がある。LTE−Aをサポートしない端末にとって、当該システム情報の変化は透明である。端末がLTE−Aをサポートしないと、端末は第1の専用シグナリングを受信しなく、対応セルのブロードキャストチャネル上の更新されたシステム情報をモニタリングしない。LTE−Aをサポートする端末は第1の情報/更新情報を受信し第3のインジケーターが有効であると検査した後、対応セルのブロードキャストチャネルをモニタリングして更新されたシステム情報を受信する。
【0205】
他の例として、図12/図14、図15に示す方法で、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する(即ち、第1のセルのブロードキャストチャネルを介して第1の情報/通知情報を送信し、対応セルのブロードキャストチャネルで更新されたシステム情報を送信する)と、基地局は第3のインジケーターを含む第1の情報/通知情報を第1の専用シグナリングにパッケージングし、第3のインジケーターを有効にすることができる。対応セルのブロードキャストチャネルで、第2のブロードキャストシグナリングによりブロードキャストするのは更新されたシステム情報(キャリアセグメントに関するシステム情報)である。端末がLTE−Aをサポートしないと、端末は第1の情報/通知情報を受信し、第3のインジケーターが有効であると検査した後、対応セルのブロードキャストチャネルの更新されたシステム情報をモニタリングしないと選択する(或いは後続のブロードキャストの更新されたシステム情報を無視する)。LTE−Aをサポートする端末は第1の情報/更新情報を受信し第3のインジケーターが有効であると検査した後、対応セルのブロードキャストチャネルをモニタリングして更新されたシステム情報を受信する。
【0206】
図29に、本発明の他の実施例による、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する場合にキャリアセグメントに関するシステム情報を提供する方法を示す。図29に示す方法において、上記現在使用するキャリアユニットが対応するセルを介して端末に直接に関連するシステム情報を送信することができる。
【0207】
図29に示すように、ステップS2902で、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加しようとする場合、当該キャリアセグメントに関するシステム情報を生成し、さらにキャリアセグメントを追加することを指示する情報を生成することができる。具体的に、通信システムの基地局により関連する配置ファイルから上記システム情報を取得することができる。ステップS2904で、上記現在使用するキャリアユニットの対応するセルを介して上記生成した情報を送信する。一例として、システム情報を専用シグナリング(第4の専用シグナリングと称する)にパッケージングし、そのセルの専用チャネルにより第4の専用シグナリングを送信することができる。他の例として、システム情報をブロードキャストシグナリング(第3のブロードキャストシグナリングと称する)にパッケージングし、当該セルのブロードキャストチャネルにより第3のブロードキャストシグナリングを送信することができる。
【0208】
図30に、図29に示す流れに対応する、現在使用するキャリアユニットにキャリアセグメントを追加する場合にキャリアセグメントに関するシステム情報を受信する方法を示す。図30に示すように、ステップS3003で、端末は上記現在使用するキャリアユニットが対応するセルを介してキャリアセグメントに関するシステム情報及びキャリアセグメントを追加することを指示する情報を受信する。ステップS3005で、端末は受信したシステム情報に基づいてキャリアセグメントを配置し、当該キャリアセグメントをアクティブ化する。システム情報が第4の専用シグナリングにパッケージングされた場合、端末は当該セルの専用チャネルを介して第4の専用シグナリングを受信し、第4の専用シグナリングを解析することにより、上記システム情報を取得し、上記システム情報に基づいてキャリアセグメントを配置する。システム情報が第3のブロードキャストシグナリングにパッケージングされた場合、端末はそのセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより第3のブロードキャストシグナリングを受信し、第3のブロードキャストシグナリングを解析することにより上記システム情報を取得し、上記システム情報に基づいてキャリアセグメントを配置する。
【0209】
現在使用する端末に拡張キャリアを追加する場合も、図29の送信方法と図30の受信方法を利用することができる。ここでは説明を省略する。
【0210】
図31に、本発明の一実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報を提供するデバイスを示す。図31に示すように、当該デバイスは、情報生成装置3102、セル特定装置3104、送信装置3106を含む。
【0211】
情報生成装置3102は、上記通信システムのシステム情報に変化が発生した場合、第1の情報を生成することができ、当該第1の情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む。通信システムの基地局における対応する配置ファイルにより関連情報を取得し、システム情報に変化が発生したかを特定できる。
【0212】
セル特定装置3104は、システム情報の変化に係わる端末の第1のセルを特定することができ、上記第1のセルは当該端末が接続するセルのうちの一つであり、上記端末が使用している、上記通信システムの基地局と接続を保持するキャリアユニットに対応する。上記第1のセル(特別セル)は前記方法実施例/例示のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。セル特定装置3104は、前記方法実施例/例示の方法で端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0213】
送信装置3106は、上記第1のセルを介して端末に上記第1の情報を送信することができる。
【0214】
上記デバイスは通信システムのネットワーク側に設置することができ、例えば、通信システムの基地局に設置することができる。キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいて、第1のセルがシステムのマスターノード(例えば基地局)と常に接続を保持するため、上記方法を利用することにより、端末が受信できないことを避けることができ、システム情報の提供或いは更新を実現することができる。なお、基地局は、端末の各セルを介して端末にシステム情報を送信し、或いはシステム情報の更新を通知する必要がないため、システムのシグナリング負荷を低減することができる。
【0215】
一例として、情報生成装置3102は、上記第1の情報を専用シグナリング(第1の専用シグナリング)にパッケージングするように配置され、送信装置3106は上記第1のセルを介して上記端末に上記第1の専用シグナリングを送信するように配置され、即ち第1のセルの専用チャネルにより第1の情報を送信する。
【0216】
他の例として、情報生成装置3102は、上記第1の情報をブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリング)にパッケージングするように配置され、送信装置3106は上記第1のセルのブロードキャストチャネルにより上記端末に上記第1のブロードキャストシグナリングを送信するように配置される。
【0217】
図32に、本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報を受信するデバイスを示す。図32に示すように、当該デバイスは受信装置3203と制御装置3205を含む。
【0218】
受信装置3203は、第1のセルを介して第1の情報を受信する。第1の情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む。
【0219】
制御装置3205は、上記第1の情報を解析して、上記システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を取得する。
【0220】
上記システム情報を受信するデバイスは、通信システムの端末に設置することができる。上記システム情報を受信するデバイスにより、端末はシステム情報の変化を直ちに知ることができる。第1のセル(例えば特別セル)により常に基地局と接続を保持するため、受信できないことを避けることができる。なお、第1のセルを利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットが対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0221】
第1の情報が第1の専用シグナリングにパッケージングされた場合、上記受信装置3203は、上記第1のセルを介して上記第1の情報がパッケージングされた第1の専用シグナリングを受信し、即ち第1のセルの専用チャネルを介して第1の情報を受信するように配置可能である。
【0222】
第1の情報が第1のブロードキャストシグナリングにパッケージングされた場合、上記受信装置3203は、上記第1のセルのブロードキャストチャネルを介して上記第1の情報がパッケージングされた第1のブロードキャストシグナリングを受信し、即ち第1のセルのブロードキャストチャネルをモニタリングして第1の情報を受信するように配置可能である。
【0223】
本発明の当該実施例によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムは、上記システム情報を提供するデバイスとシステム情報を受信するデバイスを含むことができ、これにより、システム情報の伝送と更新を実現する。
【0224】
図2〜図8に示す実施例/例示と類似するように、ここでの第1の情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報(通知情報とも称する)のみを含むことができる。関連の送信デバイス、受信デバイスは、以下で図33及び図34を参照して説明する。
【0225】
他の例として、情報生成装置3102が生成した第1の情報は更新されたシステム情報を含むこともできる。送信装置3106は第1のセル(例えば上記第1のブロードキャストシグナリング或いは第1の専用シグナリングを利用する)により、更新されたシステム情報を含む第1の情報を直接に端末に送信する。端末側で、制御装置3205は第1の情報を解析することにより更新されたシステム情報を取得することができる。一例として、第1の情報はシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かを指示するための情報(第3の情報とも称する)を含むことができる。例えば、第3の情報は通信システムのどの部分のシステム情報に変化が発生したかを指示し、端末(例えば制御装置)はこれにより当該変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えたか否かを判断することができる。
【0226】
他の例として、システム情報の変化は、現在使用中のあるキャリアユニットにキャリアセグメント及び/又は拡張キャリアを追加することを含むことができる。この場合、第1の情報は当該キャリアセグメント及び/又は拡張キャリアに関するシステム情報を含むことができる。受信装置3203が第1のセル(例えば上記第1のブロードキャストシグナリング或いは第1の専用シグナリングを利用する)を介して第1の情報を受信した場合、制御装置3205は第1の情報を解析することにより、キャリアセグメント及び/又は拡張キャリアを追加しようとする状況を知り、当該キャリアセグメント及び/又は拡張キャリアに関するシステム情報を取得し、当該システム情報に基づいてキャリアセグメント及び/又は拡張キャリアに対して配置を行う。
【0227】
図33に、本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新を通知するデバイスを示す。図33に示すように、当該デバイスは、通知生成装置3302、セル特定装置3304、送信装置3306を含む。
【0228】
通知生成装置3302は、上記通信システムのシステム情報に変化が発生した場合、通知情報を生成することができ、当該通知情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む。当該通知情報が第1の情報の一例であると理解できる。
【0229】
セル特定装置3304は、システム情報の変化に係わる端末の第1のセルを特定することができ、上記第1のセルは当該端末が接続するセルのうちの一つであり、上記端末が使用している、上記通信システムの基地局と接続を保持するキャリアユニットに対応する。上記第1のセル(特別セル)は前記方法実施例/例示のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。セル特定装置3304は、前記方法実施例/例示の方法で端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0230】
送信装置3306は、上記第1のセルを介して端末に上記通知情報を送信することができる。
【0231】
前記実施例と類似するように、一例として、通知生成装置3302は、上記通知情報を専用シグナリング(第1の専用シグナリング)にパッケージングするように配置され、送信装置3306は上記第1のセルを介して上記端末に上記第1の専用シグナリングを送信するように配置され、即ち第1のセルの専用チャネルにより第1の情報を送信する。他の例として、通知生成装置3302は、上記通知情報をブロードキャストシグナリング(第1のブロードキャストシグナリング)にパッケージングするように配置され、送信装置3306は上記第1のセルのブロードキャストチャネルにより上記端末に上記第1のブロードキャストシグナリングを送信するように配置される。
【0232】
図34に、本発明の実施例による、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムにおいてシステム情報の更新通知を受信するデバイスを示す。図34に示すように、当該デバイスは通知受信装置3403と制御装置3405を含む。
【0233】
通知受信装置3403は、第1のセルを介して通信システムのネットワーク側(基地局)から送信した通知情報を受信する。通知情報はシステム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む。
【0234】
制御装置3405は、上記通知情報を解析して、通信システムのシステム情報に変化が発生したことを知る。
【0235】
上記システム情報を受信するデバイスは、通信システムの端末に設置することができる。上記システム情報を受信するデバイスにより、端末はシステム情報の変化の通知を直ちに取得することができる。第1のセル(例えば特別セル)により常に基地局と接続を保持するため、通知を受信できないことを避けることができる。なお、第1のセルを利用することにより、端末はそれがサポートする全てのキャリアユニットが対応するセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0236】
通知情報が第1の専用シグナリングにパッケージングされて送信する場合、受信装置3403は、第1のセルを介して上記通知情報がパッケージングされた第1の専用シグナリングを受信し、即ち第1のセルの専用チャネルを介して通知情報を受信するように配置可能である。
【0237】
通知情報が第1のブロードキャストシグナリングにパッケージングされた場合、受信装置3403は、第1のセルのブロードキャストチャネルを介して上記通知情報がパッケージングされた第1のブロードキャストシグナリングを受信し、即ち第1のセルのブロードキャストチャネルをモニタリングして第1の情報を受信するように配置可能である。
【0238】
一例として、通知生成装置3302は、更新されたシステム情報をブロードキャストシグナリング(第2のブロードキャストシグナリング)にパッケージングするように配置可能で、前記送信装置3306は上記システム情報の変化に係わるキャリアユニットに対応するセル(第2のセル)のブロードキャストチャネルを介して上記端末に上記第2のブロードキャストシグナリングを送信するように配置可能である。この場合、端末側の制御装置3405は、通知情報を解析することによりシステム情報に変化が発生したことを知った時、受信装置3403に端末がサポートする全てのキャリアユニットの対応する全てのセルのブロードキャストチャネルをモニタリングするように指示することができ、これにより通信システムのネットワーク側(基地局)が送信した更新されたシステム情報を受信する。
【0239】
他の例として、通知生成装置3302が生成した通知情報は、上記システム情報の変化に係わるキャリアユニットをマーキングするための情報(第2の情報とも称する)を含むこともできる。このようにして、端末側の受信装置3403が第2の情報を含む通知情報を受信した場合、制御装置3405は通知情報を解析することにより当該第2の情報を取得し、当該第2の情報に基づいてシステム情報の変化に係わるキャリアユニットを知ることにより、受信端末3403が係わるキャリアユニットの対応するセルのブロードキャストチャネルをモニタリングすることにより、更新されたシステム情報を受信するように指示することができる。このようにして、端末が全てのセルをモニタリングすることを防止でき、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0240】
他の例として、通知生成装置3302が生成した通知情報は、上記システム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えるか否かをマーキングするための情報(第3の情報とも称する)を含むこともできる。これにより、端末側の受信装置3403が第3の情報を含む通知情報を受信した場合、制御装置3405は通知メッセージを解析することにより、当該第3の情報を取得することができ、且つ当該第3の情報に基づいて更新されたシステム情報を受信するか否かを決定することができる。例えば、端末がキャリアアグリゲーションをサポートし、且つ第3のメッセージがシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えないと指示すると、制御装置3405は更新されたシステム情報の受信を放棄すると選択することができ、即ち受信装置3403に更新されたシステム情報の受信を指示しない。一方、端末がキャリアアグリゲーションをサポートせず、第3のメッセージがシステム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えると指示するとしても、当該端末は更新されたシステム情報の受信を放棄することができる。制御装置3405は第3の情報に基づいて、システム情報の変化がキャリアアグリゲーション伝送に影響を与えると判断し、更新されたシステム情報を受信すると決定すると、受信装置3403に対応するセルをモニタリングして、更新されたシステム情報を受信するように指示することができる。
【0241】
他の例として、通知生成装置3302は更新されたシステム情報を専用シグナリング(第3の専用シグナリングとも称する)にパッケージングして、第2のセルの専用チャネルにより送信/受信することができる。当該実施例で、通知情報はシステム情報の変化に係わるキャリアユニットをマーキングするための情報(第2の情報)を含む。これにより、端末側の受信装置3403が第2の情報を含む通知情報を受信した後、制御装置3405は通知情報を解析することにより、第2の情報を取得し、第2の情報に基づいて、受信装置3403に係わるキャリアユニットが対応するセルの専用チャネルをモニタリングすることにより、更新されたシステム情報を受信するように指示することができる。当該実施例で、端末はそれがサポートする他のキャリアユニットの対応する他のセルをモニタリングする必要がないため、端末の消費電力を大幅に低減でき、端末バッテリの使用時間を延長できる。
【0242】
上記方法/デバイス実施例と類似するように、ここでのブロードキャストシグナリング及び/又は専用シグナリングは新しく定義したシグナリングであってもよく、既知シグナリングに対する拡張であってもよい。ここでは説明を省略する。
【0243】
本発明の当該実施例によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムは、上記実施例/例示のシステム情報の更新を通知するデバイスとシステム情報の更新の通知を受信するデバイスを含むことができ、これにより、システム情報の更新の通知を実現する。
【0244】
図35に、本発明の一実施例による、キャリアユニットを追加しようとする場合、システム情報を送信するためのデバイスを示す。図35に示すように、当該デバイスは、専用シグナリング生成装置3502、セル特定装置3504、送信装置3506を含む。
【0245】
専用シグナリング生成装置3502は、キャリアユニットを追加しようとする場合、第1の情報を生成することができ、当該第1の情報はキャリアユニットを追加することを指示するための情報及び当該追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を含む。専用シグナリング生成装置3502は、上記第1の情報を第2の専用シグナリングにパッケージングするように配置される。
【0246】
セル特定装置3504は、システム情報の変化に係わる端末の第1のセルを特定することができ、上記第1のセルは当該端末が接続するセルのうちの一つであり、上記端末が使用している、上記通信システムの基地局と接続を保持するキャリアユニットに対応する。上記第1のセル(特別セル)は前記方法実施例/例示のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。セル特定装置3504は、前記方法実施例/例示の方法で端末の特別セルを特定することができ、ここでは説明を省略する。
【0247】
送信装置3506は、上記第1のセルを介して端末に第2の専用シグナリングを送信し、即ち第1のセルの専用チャネルを介して第1の情報を送信することができる。
【0248】
図36に、図35に示すシステム情報を提供するデバイスに対応する、キャリアユニットを追加しようとする場合にシステム情報を受信するデバイスを示す。図36に示すように、当該デバイスは専用シグナリング受信装置3603と制御装置3605を含む。
【0249】
シグナリング受信装置3603は、第1のセルを介して、前記追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を含む第1の情報がパッケージングされた第2の専用シグナリングを受信するように配置可能である。制御装置3605は、上記第2の専用シグナリングを解析してキャリアユニットを追加しようとする状況を知り、上記追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報を取得し、上記追加しようとするキャリアユニットに関するシステム情報に基づいて上記追加しようとするキャリアユニットを配置する。
【0250】
第1のセルを採用し、専用シグナリングを利用してシステム情報の伝送を行うため、端末側は全てのセルのブロードキャストチャネルをモニタリングする必要がない。なお、専用シグナリングを利用するため、これらの情報はキャリアアグリゲーションをサポートしない端末にとって未知である。
【0251】
一例として、上記追加しようとするキャリアユニットは拡張キャリアであってもよく、専用シグナリング生成装置3502が生成した第1の情報は、上記拡張キャリアに関するシステム情報をさらに含む。それに対して、シグナリング受信装置3603が当該第1の情報がパッケージングされた第2の専用シグナリングを受信すると、制御装置3605は第2の専用シグナリングを解析することにより、拡張キャリアを追加しようとする状況を分かり、上記拡張キャリアに関するシステム情報を取得し、当該情報に基づいて拡張キャリアを配置する。
【0252】
他の例として、上記追加しようとするキャリアユニットは当該追加しようとするキャリアユニットに付加するキャリアセグメントを含むこともできる。専用シグナリング生成装置3502は更に当該キャリアセグメントに関するシステム情報を生成するように配置され、送信装置3506は更に上記第1のセルを介して上記端末に上記キャリアセグメントに関する配置情報を送信するように配置される。例えば、当該キャリアセグメントに関するシステム情報は第2の専用シグナリングにパッケージングすることができる。それに対して、シグナリング受信装置3603が当該パッケージングされた第1の情報を受信すると、制御装置3605は第1の情報を解析することにより、キャリアセグメントを追加しようとすることを知り、当該キャリアセグメントに関するシステム情報を取得し、当該情報に基づいてキャリアセグメントを配置する。
【0253】
本発明の当該実施例によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする通信システムは、上記システム情報を提供するデバイスと受信するデバイスを含むことができ、これにより、キャリアユニットを追加しようとする場合にシステム情報の伝送を完成する。
【0254】
ここでのシステム情報、第2の専用シグナリング等は、図27及び図28に基づいて説明した実施例/例示と類似の形式、類似の内容及び類似の伝送方式を有しても良く、ここでは説明を省略する。
【0255】
いくつかの実施例/例示で、システム情報の伝送過程で、専用シグナリングを使用すると共に、重要なシステム情報(例えば更新されたシステム情報、キャリアアグリゲーションに関する重要情報)のみを伝送したため、キャリアアグリゲーション伝送の起動過程が加速した。
【0256】
いくつかの実施例/例示で、システム情報の伝送過程で、あるキャリアユニットが対応するセル(例えば特別セル)を使用して、システム情報の更新通知メッセージを送信し或いはモニタリングしたため、システム更新通知メッセージの受信正確率を向上し、モニタリング負荷と端末の消費電力を有効に低減し、端末バッテリの使用時間が延長した。
【0257】
理解すべきことは、上記実施例/例示は例示的なものであり、網羅的なものではなく、本発明はいかなる具体的な実施例或いは例示に限られない。
【0258】
上記実施例と例示で、「第1」、「第2」、「第3」等の記述(例えば第1の専用シグナリング、第2の専用シグナリング等)を採用した。当業者が理解すべきことは、上記記述は専門用語を文字上で区分するためであり、その順序やその他の限定を行うためではない。
【0259】
一例として、上記方法の各ステップ及び上記装置の各構成モジュール及び/又はユニットは、通信システムのマスターノード(例えば基地局)におけるソフトウェア、ファームウエア、ハードウェア、その組み合わせとして実施することができ、且つ当該基地局の無線リソース制御デバイスの一部となる。上記装置における各構成モジュール、ユニットをソフトウェア、ファームウエア、ハードウェア、その組み合わせの方式で配置する場合、使用可能な具体的手段或いは方式は当業者にとってよく知っている内容であり、ここでは説明を省略する。
【0260】
一例として、既存の基地局無線リソース制御デバイスにおいて本発明の上記実施例による方法及び/又は装置を実施することができ、既存の基地局無線リソース制御デバイスの各構成部分に対して一定の修正をしてもよい。
【0261】
一例として、ソフトウェア或いはファームウエアで実現する場合、記憶媒体或いはネットワークから、専用ハードウェア構造を備えるコンピュータ(例えば図38に示す汎用コンピュータ3800)に当該ソフトウェアを構成するプログラムをインストールすることができ、当該コンピュータは各種プログラムがインストールされている場合、各種機能を実行できる。
【0262】
図38で、中央処理装置(CPU)3801は、リードオンリーメモリ(ROM)3802に記憶されたプログラム或いは記憶部3808からランダムアクセスメモリ(RAM)3803にロードされたプログラムに基づいて、様々な処理を行う。RAM3803に、必要に応じて、CPU3801が様々な処理等を実行する際に必要なデータも保存する。CPU3801、ROM3802、RAM3803は、バス3804を介して互いにリンクされている。入力/出力インターフェース3805もバス3804にリンクされている。
【0263】
以下の部品が、入力/出力インターフェース3805にリンクされている。即ち、入力部3806(キーボード、マウス等を含む)、出力部3807(ディスプレイ、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等、及びスピーカー等を含む)、記憶部3808(ハードディスク等を含む)、通信部3809(ネットワークインタフェースカード、例えばLANカード、モデム等を含む)を含む。通信部3809は、ネットワーク例えばインターネットを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバ3810も入力/出力インターフェース3805にリンクされることができる。必要に応じて、脱着可能媒体3811、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等をドライバ3810に取り付けて、それから読み出したコンピュータプログラムを必要に応じて記憶部3808にインストールすることができる。
【0264】
ソフトウェアによって上記一連の処理を実現する場合、インターネット等のネットワーク或いは脱着可能媒体3811等の記憶媒体からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
【0265】
当業者が理解すべきことは、このような記憶媒体は、図38に示すように、プラグラムが記憶され、デバイスと分かれて分配してユーザにプログラムを提供する脱着可能媒体3811に限られない。脱着可能媒体3811の例として、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)とデジタルバーサタイルディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、半導体メモリを含む。或いは、記憶媒体は、ROM902、記憶部3808に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプラグラムが記憶され、それを含むデバイスと一緒にユーザに配分される。
【0266】
また、本発明は、機器で読み取り可能な命令コードが記憶されたプログラム製品を提供する。機器により上記命令コードを読み取って実行する際に、上記の本発明の実施例による方法を実行することができる。
【0267】
それに対して、上記の機器で読み取り可能な命令コードが記憶されたプログラム製品を搭載する記憶媒体も本発明の開示に含まれる。上記記憶媒体には、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティック等が含まれるが、これらに限られない。
【0268】
上記の本発明の具体的実施例の説明で、一つの実施形態に対して説明及び/又は示した特徴は、同じ或いは類似の形態で一つ或いは複数の他の実施形態で使用したり、他の実施形態中の特徴と組み合わせたり、他の実施形態中の特徴を代替したりすることができる。
【0269】
ここで、本文で、専門用語「備える/含む」を使用する場合、特徴、要素、ステップ或いは部品の存在を指し、一つ或いは複数の他の特徴、要素、ステップ或いは部品の存在或いは付加を排除しない。
【0270】
また、本発明の方法は、明細書で説明した時間順序で実行することに限られず、他の時間順序に従って並行に或いは独立に実行してもよい。例えば、いくつかの実施例/例示で第1のセルを特定するステップは、第1の情報/通知情報を生成するステップの前に実行してもよい。よって、本明細書で説明した方法の実行順序は、本発明の技術範囲を限定しない。
【0271】
上記で、本発明の具体的実施例を説明することにより、本発明を開示したが、理解すべきことは、上記の全ての実施例と例示は例示的なものであり、制限的なものではない。当業者は、請求項の要旨と範囲内で、本発明に対して各種修正、改善、同等物を設計することができる。これらの修正、改善、同等物も本発明の保護範囲に入る。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信システムにおける無線通信装置であって、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生する情報発生手段と、
第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置に前記第一の情報を送信するとともに、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて、更新されたシステム情報を送信するための送信手段と、を含み、
前記第一のセルは、前記ユーザ装置が接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項2】
前記送信手段は、さらに前記第一のセルのブロードキャスティング コントロール チャネル(BCCH)によって前記第一の情報を送信するように配置される請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記送信手段は、さらに
前記ユーザ装置にシステム情報に関する変化を通知するためのページングメッセージに前記第一の情報をカプセル化するように配置される請求項1に記載の装置。
【請求項4】
通信システムにおける無線通信装置であって、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを指示するための情報を含む第一の情報を発生する情報発生手段と、
システム情報ブロックメッセージに前記第一の情報をカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信するための送信手段とを含み、
前記第一のセルが前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項5】
前記システム情報の変化はフラグによって標記される請求項4に記載の装置。
【請求項6】
通信システムにおける無線通信装置であって、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルが増加される情報を示すための情報と前記セルを増加するための操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生するための情報発生手段と、
専用チャンネルを介して前記第一の情報を、セルを増加すべきユーザ装置に送信するための送信手段と、を含む前記無線通信装置。
【請求項7】
前記専用チャンネルが前記ユーザ装置と第一のセルの間にあり、前記第一のセルは、前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記送信手段は、さらに、送信する前に前記第一の情報をRRC接続再配置メッセージにカプセル化するように配置される請求項6に記載の装置。
【請求項9】
通信システムにおける無線通信装置であって、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルが増加される情報を示すための情報と前記セルを増加するための操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生するための情報発生手段と、
第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信するための送信手段とを含み、
前記第一のセルは、前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項10】
前記送信手段は、さらに、前記第一のセルの専用チャンネルにより前記ユーザ装置に前記第一の情報を送信するように配置される請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記送信手段は、さらに、送信する前に前記第一の情報をRRC接続再配置メッセージにカプセル化するように配置される請求項9に記載の装置。
【請求項12】
通信システムにおける無線通信装置であって、
第一のセルのみで前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報を受信するとともに、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて、更新されたシステム情報を受信するための受信手段を含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置。
【請求項13】
前記受信手段は、さらに、前記第一のセルのブロードキャスティング コントロール チャネル(BCCH)により前記第一の情報を受信するように配置される請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記受信手段は、さらに、ページングメッセージにカプセル化された前記第一の情報に対してカプセルを除去するように配置される請求項12に記載の装置。
【請求項15】
通信システムにおける無線通信装置であって、
第一のセルのみで第一の情報をカプセル化したシステム情報ブロックメッセージを受信するための受信手段を含み、
前記第一の情報は、前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、
前記第一のセルは、前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項16】
前記システム情報の変化はフラグによって標記される請求項15に記載の装置。
【請求項17】
通信システムにおける無線通信装置であって、
専用チャンネルにより第一の情報を受信するための受信手段を含み、
前記第一の情報は、前記無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示す情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む前記無線通信装置。
【請求項18】
前記専用チャンネルは、前記無線通信装置と第一のセルの間にあり、前記第一のセルは、前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記受信手段は、さらに、RRC接続再配置メッセージから前記第一の情報を解析するように配置される請求項17に記載の装置。
【請求項20】
通信システムにおける無線通信装置であって、
第一のセルにより第一の情報を受信するための受信手段を含み、
前記第一の情報は前記無線通信装置のためにセルを増加すべきことを示す情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、
前記第一のセルは、前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項21】
前記受信手段は、さらに、前記第一のセルの専用チャンネルを介して前記第一の情報を受信するように配置される請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記受信手段は、さらに、RRC接続再配置メッセージから前記第一の情報を解析するように配置される請求項20に記載の装置。
【請求項23】
通信システムにおける無線通信方法であって、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
第一のセルのみで前記システム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信するとともに、前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信することを含み、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法。
【請求項24】
前記第一のセルのブロードキャスティング コントロール チャネル(BCCH)によって、前記第一の情報を送信する請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第一の情報が通知ユーザ装置システム情報の変化を通知するためのページングメッセージにカプセル化される請求項23に記載の方法。
【請求項26】
通信システムにおける無線通信方法であって、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
前記第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信することを含み、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、無線通信方法。
【請求項27】
前記システム情報の変化はフラグによって標記される請求項26に記載の方法。
【請求項28】
通信システムにおける無線通信方法であって、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信することを含む無線通信する方法。
【請求項29】
前記専用チャンネルは前記ユーザ装置と第一のセルの間にあり、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する請求項28に記載の方法。
【請求項30】
送信する前に、前記第一の情報をRRC接続再配置メッセージにカプセル化する請求項28に記載の方法。
【請求項31】
通信システムにおける無線通信方法であって、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
第一のセルにより前記ユーザ装置に前記第一の情報を送信することを含み、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法。
【請求項32】
前記第一のセルの専用チャンネルを介して前記ユーザ装置に前記第一の情報を送信する請求項31に記載の方法。
【請求項33】
送信する前に、前記第一の情報をRRC接続再配置メッセージにカプセル化する請求項31に記載の方法。
【請求項34】
通信システムにおける無線通信方法であって、
第一のセルのみで第一の情報を受信することを含み、
前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示すための情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信方法。
【請求項35】
前記第一のセルのブロードキャスティング コントロール チャネル(BCCH)により前記第一の情報を受信する請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記第一の情報がカプセル化されたページングメッセージから前記第一の情報を解析する請求項34に記載の方法。
【請求項37】
通信システムにおける無線通信方法であって、
第一のセルのみで第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、前記システム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去することを含み、
前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信するための方法。
【請求項38】
前記システム情報の変化はフラグによって標記される請求項37に記載の方法。
【請求項39】
通信システムにおける無線通信方法であって、
専用チャンネルを介して第一の情報を受信することを含み、
前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む、前記無線通信方法。
【請求項40】
前記専用チャンネルは前記無線通信装置と第一のセルの間にあり、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセル中の一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する請求項39に記載の方法。
【請求項41】
RRC接続再配置メッセージから前記第一の情報を解析することをさらに含む請求項39に記載の方法。
【請求項42】
通信システムにおける無線通信方法であって、
第一のセルにより第一の情報を受信することを含み、前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する無線通信方法。
【請求項43】
前記第一のセルの専用チャンネルを介して前記第一の情報を受信する請求項42に記載の方法。
【請求項44】
RRC接続再配置メッセージから前記第一の情報を解析することをさらにを含む請求項42に記載の方法。
【請求項45】
通信システムにおける無線通信装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを含み、
当該少なくとも一つのプロセッサは、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信し、
前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記第一のセルは、前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項46】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、
前記コードは機器よって実行され、
通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記第一の情報を送信し、
前記第一の情報を送信した後の続くプロセスにおいて更新されたシステム情報を送信するために用いられ、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記媒体。
【請求項47】
通信システムにおける無線通信装置であって、:
少なくとも一つのプロセッサを含み、
当該少なくとも一つのプロセッサは、
前記通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項48】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、
通信システムにおけるシステム情報に変化が発生した場合に、システム情報に変化が発生したことを示すための情報を含む第一の情報を発生し、
第一の情報をシステム情報ブロックメッセージにカプセル化し、第一のセルのみでシステム情報の変化に係るユーザ装置へ前記システム情報ブロックメッセージを送信するために用いられ、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記媒体。
【請求項49】
通信システムにおける無線通信装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを含み、
当該少なくとも一つのプロセッサは、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置される前記無線通信装置。
【請求項50】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、
通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
専用チャンネルを介して前記第一の情報を、前記セルを増加すべきユーザ装置に送信するために用いられる前記媒体。
【請求項51】
通信システムにおける無線通信装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを含み、
当該少なくとも一つのプロセッサは、
前記通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセル中の一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置。
【請求項52】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、
前記コードは機器よって実行され、
通信システムにおけるユーザ装置のためにセルを増加すべき場合に、前記セルを増加すべきことを示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む第一の情報を発生し、
第一のセルにより前記第一の情報をユーザ装置に送信するために用いられ、
前記第一のセルは前記ユーザ装置に接続されたセルうちの一つであって、前記ユーザ装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体。
【請求項53】
通信システムにおける無線通信装置であって
少なくとも一つのプロセッサを含み、当該少なくとも一つのプロセッサは、
第一のセルのみで第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記装置に接続されたセルうちの一つであって、前記装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する、前記無線通信装置。
【請求項54】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器よって実行され、
第一のセルのみで第一の情報を受信するために用いられ、
無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含む第一の情報と、前記第一の情報が受信された後の続くプロセスにおいて受信した更新されたシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応するコードを記憶する前記媒体。
【請求項55】
通信システムにおける無線通信装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを含み、
第一のセルのみで第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、このシステム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記第一の情報は、前記無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示す情報を含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセル中の一つであって、前記無線通信装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置。
【請求項56】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、
前記コードは機器よって実行され、
第一のセルだけより第一の情報がカプセル化されたシステム情報ブロックメッセージを受信し、このシステム情報ブロックメッセージに対してカプセルを除去するために用いられ、
前記第一の情報は、無線通信装置に関するシステム情報に変化が発生したことを示すための情報を含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセル中の一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体。
【請求項57】
通信システムにおける無線通信装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを含み、
専用チャンネルを介して第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングするように配置され、
前記第一の情報は前記装置のためにセルを増加すべき情報と、前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含む、前記無線通信装置。
【請求項58】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、
前記コードは機器よって実行され、
専用チャンネルを介して第一の情報を受信するために用いられ、
前記第一の情報は無線通信装置のためにセルを増加すべき情報と、前記セルを増加する操作に関するシステム情報を含む前記媒体。
【請求項59】
通信システムにおける無線通信装置であって
少なくとも一つのプロセッサを含み、
第一のセルにより第一の情報を受信し、前記少なくとも一つのプロセッサの記憶装置にカップリングされるように配置され、
前記第一の情報は、前記装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記装置に接続されたセル中の一つであって、前記装置の使用している前記通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記無線通信装置。
【請求項60】
コードを記憶する非易失性の機器による読み取り可能な媒体であって、前記コードは機器によって実行され、
第一のセルにより第一の情報を受信するために用いられ、
前記第一の情報は、無線通信装置のためにセルを増加すべき情報を示すための情報と前記セルを増加する操作に関するシステム情報とを含み、
前記第一のセルは前記無線通信装置に接続されたセルうちの一つであって、前記無線通信装置の使用している通信システムの基地局との接続を保持するキャリアユニットに対応する前記媒体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【公開番号】特開2013−66233(P2013−66233A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−267807(P2012−267807)
【出願日】平成24年12月7日(2012.12.7)
【分割の表示】特願2012−547442(P2012−547442)の分割
【原出願日】平成23年1月5日(2011.1.5)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.LTE
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】