説明

熱現像感光材料および画像形成方法

【課題】 本発明の課題は、表面膜特性に優れ、ならびに画像濃度ムラの改良された熱現像感光材料それを用いた画像形成方法を提供することである。
【解決手段】 支持体の少なくとも一方面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、還元剤及びバインダーを含有する画像形成層と、非感光性層とを有する熱現像感光材料であって、前記非感光性層が、球相当平均粒子サイズが4.0μm以上15μm以下である中空マット剤を含有することを特徴とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体の少なくとも一方面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、還元剤及びバインダーを含有する画像形成層と、非感光性層とを有する熱現像感光材料であって、前記非感光性層が、球相当平均粒子サイズが4.0μm以上15μm以下である中空マット剤を含有することを特徴とする熱現像感光材料。
【請求項2】
前記中空マット剤を1m2当たり1mg/m2以上60mg/m2以下有することを特徴とする請求項1に記載の熱現像感光材料。
【請求項3】
前記中空マット剤の屈折率が、1.60以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱現像感光材料。
【請求項4】
特性曲線におけるコントラストが2.5以上3.2以下であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項5】
前記非感光性層を、前記支持体の前記画像形成層と同一面側で、前記支持体から遠い側に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項6】
前記非感光性層を、前記支持体の前記画像形成層とは反対面側に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項7】
前記非感光性層を前記支持体の前記画像形成層と同一面側で、前記支持体から遠い側、及び前記支持体の前記画像形成層とは反対面側に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項8】
前記非感光性層が、最外層であることを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項9】
前記非感光性層のバインダーの50質量%以上がゼラチンであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項10】
前記中空マット剤の平均空隙率が10%以上80%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項11】
前記中空マット剤の成分のうち50質量%以上がポリメチルメタクリレートであることを特徴とする請求項10に記載の熱現像感光材料。
【請求項12】
前記最外層が炭素原子数が2以上でフッ素原子数が12以下のフッ化アルキル基を有するフッ素化合物を含有することを特徴とする請求項8〜請求項11のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項13】
前記請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の熱現像感光材料を画像露光し熱現像することによって画像を形成する画像形成方法であって、前記画像露光がレーザーによる走査露光であって該レーザーの照射角度が前記熱現像感光材料の露光面上の法線に対して3度以上45度以下であることを特徴とする画像形成方法。
【請求項14】
前記画像露光および前記熱現像を搬送速度16mm/秒以上で前記熱現像感光材料を搬送しながら行うことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。

【公開番号】特開2006−349958(P2006−349958A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−175608(P2005−175608)
【出願日】平成17年6月15日(2005.6.15)
【出願人】(000005201)富士フイルムホールディングス株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】