片開き冷凍貝

【課題】従来二枚貝は貝殻二枚ともがついた状態であり、一般家庭においては、調理が困難であった。
又、貝の中が見えないことで、貝の身の大きさ等の判断が困難であった。
【解決手段】二枚貝の片側の貝殻を外し真空パックし急速冷凍することで、新鮮さを損なうことなく長期保存が可能になり、身が外しやすく調理が容易になる。
片側の貝殻を外すことで、貝の中が見え身の色、大きさ等が一目で判断できる

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、二枚貝の保存方法に関し、新鮮さを損ねることなく保存でき、又調理が容易にできる二枚貝の保存方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来二枚貝は、下記のような形で保存され、消費者に提供されている。
１.生きたままでの流通
２.貝殻をはずして冷凍保存されての流通
３.二枚貝をそのまま真空パックし、冷凍保存されての流通
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開平７−２８９１５４
【特許文献２】得開平８−２５６７３７
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来二枚貝は貝殻二枚ともがついた状態であり、一般家庭においては、調理が困難であった。
又、貝の中が見えないことで、貝の身の大きさ等の判断が困難であった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、二枚貝の片側の貝殻を外し真空パックし急速冷凍するものである。
【発明の効果】
【０００６】
二枚貝の片側の貝殻を外し真空パックし急速冷凍することで、新鮮さを損なうことなく長期保存が可能になり、身が外しやすく調理が容易になる。又貝殻が片側付いていることで、直火にかけることができ、貝本来の味を楽しむことができる。
片側の貝殻を外すことで、貝の中が見え身の色、大きさ等が一目で判断でき、
消費者も安心である。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の一実施例の工程図
【図２】基本となる製品図１
【図３】製品図２
【符号の説明】
【０００８】
１袋
２片開き貝
３ミシン目
【発明を実施するための形態】
【０００９】
二枚貝の片側の貝殻を外して真空パックをし急速冷凍することで、貝そのものの味を損なわずに長期保存と取り扱いの容易さの両立を実現した。
【実施例】
【００１０】
次の図１を用いて本発明の工程を説明する。
先ず二枚貝の片側の貝殻を取り外す（工程１）。次に貝を袋内に整列配置する（工程２）。真空パック機で、真空パックをする（工程３）。最後に急速冷凍を行う（工程４）
【００１１】
図２は、基本となる製品図で、１袋に5個の貝を整列、配置し真空パックし冷凍した形である。
【００１２】
図３は、１袋を、６個の区画に分けて貝を真空パックし、又ミシン目をつけることで個々に切り離しが出来るようにしたものである。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
二枚貝の片側の貝殻を取り外し、生きたまま貝汁や貝本来の旨みを損なわず真空パックをし、急速冷凍をすることで鮮度を保ち、長期保存を可能にする。
【請求項２】
１袋を６区画に分けて真空パックをし１区画ごとに切り離しができるよう区画境にミシン目を設け個々に解凍、調理できる。
【請求項３】
６区画に分けられた貝を１区画ごとに味（しょうゆ味、ホワイトソース味、チーズ味等）をかえる。

【図１】