説明

特に食品製品を保存するための、容器を製造するシステム及び装置

容器(5)を製造するシステム(1)が、その容器を生産するのに必要とされるすべてのステーション(7、18、19、21、24、25)と装置(14、15、16、17、20、22、26)とが関連付けられている支持構造(2)に基づいて設計されている。このシステム(1)は、一連のブランク(4)を準備するために互いに連携する、形成材料(9)を供給する供給ステーション(7)と、折り目線(4a)が生じさせられる刻み目付けステーション(18)と、切断ステーション(19)とを備えている。システム(1)は、さらに、各ブランク(4)が最初に折り目線(4a)に沿って折り曲げられる予備折り曲げステーション(21)と、単一のブランク(4)が容器(5)の形状に形成される折り曲げステーション(24)と、容器(5)の形状が最終的に固定される封着又は溶接ステーション(26)とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、これを特徴付ける特徴が添付されている、請求項1に記載されている通りである、特に食品製品を保存するための、容器の製造のためのシステムに関する。
【0002】
本発明は、その本質的な特徴が添付されている特許請求項第30項の前文に記載されている通りである、特に食品製品を保存するための、容器を製造する方法にも関する。
【背景技術】
【0003】
さらに明確に述べると、本発明は、多層紙材料又は被覆紙材料から作られている構造を有し、及び、一般的には液体食品又は食料製品、典型的にはミルク、フルーツジュース、ヨーグルト、ミネラルウォータ、及び、そうした他の物を包装するために使用される、瓶及びカートン等のような容器の製造に関連した技術分野に用途を見い出す。
【0004】
当該タイプの容器が、選択された形成材料を詰め込みの準備が整った一連の単一の容器又は瓶に形に形成することが可能である幾つかの別々の機械にあるシステム上で製造されることが一般的な慣行である。
【0005】
形成材料は、一般的に、それぞれの保管ユニットを備えていることを必要とする機械によって加工され、したがって、特定の機械から出てくる材料が、製造プロセスのその次の段階が行われることになる機械に移動させられる前に一時的に保持されることが可能である。
【0006】
一連の保管ユニットを備えることの必要性は、容器製造プロセスで使用される様々な機械を隔てる適切な距離によって要求され、及び、1つの機械から別の機械に転送される時の形成材料の様々な前進速度によって高められる。実際には、材料の安定した供給を各々の機械が受けることを確実にするために採用される戦略は、そうでない場合には供給側における材料の欠如によって引き起こされるであろう反復的な停止を回避するために、通常は機械の上流と下流に配置されている関連の保管ユニットが原則的にその全能力で維持されることを確実なものにすることである。
【0007】
さらに、形成材料を1つの機械から別の機械に移動させることに必要とされる操作が、典型的には、保管ユニットを管理することが本来の主要な職務である1人又は複数人のオペレータによって行われるということが理解されるだろう。
【0008】
大きな潜在的な生産能力を有する概略的に上述した容器製造プロセスの利点にも係わらず、主として、この製造システムの全体寸法とコスト、さらには、一般的に、容器が生産される速度と、そのプロセスの連続性とに関連した、このプロセスに付随した若干の欠点が存在する。
【0009】
さらに明確に述べると、1つの機械と別の機械との間に配置されている関連した保管ユニットを有する互いに距離を置いている一連の機械の存在が、そのシステムとその最小限の動作空間とに対応するためだけに大きな面積が必要とされるということ、すなわち、各機械に関連付けられている部品と1つの機械からその次の機械に移動させられる材料との最適な動きを確保するために必要とされる空間と、プロセスの稼働を監視するために雇われているオペレータが自分の様々な職務を中で行うことが可能である空間とが必要とされるということを要求する。
【0010】
当然のことながら、上述のシステムは、複数の別個の機械によって生じさせられる連続的なメンテナンスの必要性と、これらの複数の機械を収容するために必要とされる空間との両方から見て、著しく高い製作委託コストと稼働コストとによって特徴付けられる。
【0011】
別の考慮すべき問題は、概略的に上述した製造システムが、その非常にロジスティックス的な性質によって、特に高速度での動作を可能にせず、及び、一方では、形成材料がその機械を通過して進む間に加工される動作中の機械と、他方では、材料が別の機械に対するその材料の移動の準備ができている一定の持続時間の間はその材料が単純に中に置かれる保管ユニットとの間の移行に起因する頻繁な一時停止を被るということである。
【0012】
この製造プロセスの速度低下と頻繁な中断とは、すでに高額である間接費を削減する助けにはならず、最終製品が高いマーケティングコストを課せられるという結果を招き、及び、この同じマーケッティングコストが、時間の経過につれて極めて退屈になる傾向がある職務である、1つの機械から別の機械へ形成材料を移動させる作業のためだけにオペレータを雇用する必要によってさらに吊り上げられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の主要な目的は、容器、特に食品を保存するための容器を生産するために必要とされる加工ステーションのすべてを含む容器製造システムのような、容器、特に、食品を保存するための容器の製造のためのシステムを提供することと、全体においてコンパクトな寸法を確実なものにすることと、最終製品の最適な品質を確保し続けると同時に生産コストと容器マーケティングコストとにおける削減を実現することとによって、従来技術の典型的な欠点を克服することである。
【0014】
本発明の別の目的は、容器が製造されるプロセスの速度を向上させると共に、このプロセスの連続性を確保することである。
【0015】
本発明のさらに別の目的は、製造プロセスを自動化することと、それによって形成材料を1つの機械から別の機械へ移動させることのような退屈な職務からオペレータを解放することであり、その結果として、オペレータの活動が、そのシステムを制御し、管理し、及び/又は、修理点検するという従来の手続きに限定されることが可能になる。
【課題を解決するための手段】
【0016】
以下の詳述からより明確に明らかになるこれらの目的と他の目的とが、特徴付ける特徴が添付されている特許請求項の第1項に記載されている通りである、容器、特に、食品を保存するための容器を製造するシステムにおいて実質的に実現される。
【0017】
これに加えて、上述の目的は、特徴付ける特徴が添付されている特許請求項の第30項に記載されている通りである、容器、特に、食品を保存するための容器を製造するための方法において、本発明によって実現される。
【0018】
以下では、本発明を、添付図面を参照しながら、具体例の形で詳細に説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図面を参照すると、参照番号1が、本発明による容器を製造するシステムを全体として示す。
【0020】
図1に示されているように、このシステム1は、支持構造2と、この支持構造に関連付けられている、関連の容器5を形成する少なくとも1つのブランク4を用意する働きをする成形区域3と、この成形区域3の下流で動作する賦形区域6と備え、この賦形区域の機能は、成形区域3から出てくる単一のブランク4を折り曲げて、それぞれの折り曲げられた容器5の形状を固定操作によって確定することである。
【0021】
特に、図1と図2を参照すると、成形区域3は、供給ステーション7を備え、この供給ステーション7によって、液体食品製品を保存するのに適している形成材料9の連続ストリップ8が予め決められた供給経路Aに沿って方向付けられる。形成材料9が、非透過性かつ殺菌性のフィルム、典型的にはポリエチレンで被覆されている板紙又はボール紙のような多層紙材料又は加工紙材料から成ることが好ましい。
【0022】
上述の形成材料9の連続ストリップ8が、それに関連した長手軸線Xを中心として回転可能である供給ステーション7の主リール10によって保持されており、かつ、この主リールから解かれることが可能であることが好ましい。
【0023】
図2から理解できるように、供給ステーション7は、さらに、それに関連した長手軸線Yを中心として同様に回転可能である少なくとも1つの補助リール11を含み、この補助リール11からその関連した第2のストリップ12が解かれる。
【0024】
補助リール11から解かれた連続ストリップ12は、主リール10からの解かれたストリップ8に対して従来通りの仕方で添え継ぎされることが可能であり、それによってシステム1が形成材料9の連続供給を保証されることを確実なものにする。実際には、2つの連続ストリップ8、12は、現時点で使用されているストリップ8又はストリップ12が無くなりかける時には何時でも繋ぎ合わされるだろう。
【0025】
さらに明確に述べると、現時点で使用されている連続したストリップ8又はストリップ12の後端が切断され、別のリール10又はリール11によって保持されているストリップ8又はストリップ12の新たなロールの先端に添え継ぎされるだろう。
【0026】
リール10又はリール11の各々が別のリール10またリール11と取り替え可能であることが有利であり、その結果としてストリップ8又はストリップ12が全く無くなる時に、空のリール10又はリール11が満杯のリール10又はリール11と交換されることが可能である。
【0027】
さらに図1と図2を参照すると、供給ステーション7は、さらに複数の案内要素13も備え、これらの案内要素13は案内ローラであることが好ましく、支持構造の縦寸法に対して実質的に平行な方向に沿ってシステム1の支持構造2の外側を延びている、形成材料9が辿る供給経路の第1の脚部を形成する働きをする。
【0028】
システム1は、さらに、供給ステーション7の下流で動作する牽引装置14を備え、この牽引装置によって、形成材料9のストリップ8又はストリップ12が、上述の案内要素13を通してそれぞれのリール10又はリール11から直接的に取り出されて引っ張られる。
【0029】
特に、この牽引装置14は、互いに接線方向に配置されている1対の挟みロール14aを備えており、これらの挟みロール14aは、形成材料9が供給ステーション7の案内要素13によって送られる通路14bを形成する。
【0030】
形成材料9の適正な供給動作を確保するために、牽引装置14の2つの挟みロール14aの少なくとも一方が従来の具体例の駆動手段(図示されていない)に連結されており、及び、従って、動力駆動され、その結果として、牽引装置14の上流に位置している形成材料9はそれぞれのリール10又はリール11から引っ張り出される。
【0031】
さらに図2を参照すると、システム1には、単一のブランク4と一致する個所において形成材料9の連続した部分にマークを付ける働きをする番号付け装置15が設けられることが可能である。この番号付け装置15は、ストリップが実質的に水平平面内を延びている供給経路に沿った個所で形成材料9にマークを付けるように供給ステーション7の連続した案内要素13の間で動作する。
【0032】
システム1は、さらに、牽引装置14の上流に配置されている引っ張り装置16も備え、この引っ張り装置16は、典型的には後述されるように形成材料9が折り目又は刻み目を付けられた後にブランクの形に切断される操作である特定の動作が供給経路Aの第1の脚部Bに沿って行われることを容易にするために、その装置16の下流を進む形成材料9のセグメントが縦方向に引っ張られるように動作する。
【0033】
図2に示されているように、引っ張り装置16は、互いに接線方向に配置されており、かつ、供給ステーション7の案内要素13によって形成材料9のストリップが移送される通路16bを形成する少なくとも1対の挟みロール16aを備える。
【0034】
好ましい実施形態では、引っ張り装置16の2つの挟みロール16aの少なくとも一方は、上述した通りに、牽引装置14の作用に抵抗して装置16の下流側のセグメントに沿って縦方向に形成材料9を引っ張る制動作用のような制動作用を回転中に受ける。
【0035】
図2に同様に示されているように、システム1は、前進するストリップが辿る供給経路Aの第1の脚部Bに沿って動作する殺菌装置17を含み、この殺菌装置の機能は形成材料9を殺菌することである。
【0036】
さらに明確に述べると、この殺菌装置17は、引っ張り装置16と牽引装置14との間を延びている形成材料9の実質的に水平なセグメントに向けられている少なくとも1つの紫外線ランプ17aを備える。
【0037】
しかし、形成材料9の殺菌は、任意の方法を使用することと任意の従来の殺菌装置を使用することとによって行われてよい。例えば、上述の紫外線殺菌方法は、オゾン及び/又は様々なタイプの過酸化水素剤のような物質に形成材料9を露出することを含む殺菌段階によって置き換えられるか補足されてよい。
【0038】
さらに図2では、現時点で使用されているリール10又はリール11から解かれた形成材料9は、さらに、殺菌装置17の上流において、引っ張り装置16と牽引装置14との間で動作する仕上げ装置22の作用も受ける。この仕上げ装置22は、前進するストリップ8又はストリップ12の接合端縁4bに対して作用し、及び、この端縁4bが成形された容器5の内側上に安全に配置されることが可能であるようにその端縁4bを準備する働きをする。
【0039】
術語「接合端縁」は、前進するストリップ8又はストリップ12の自由横端縁、したがって、そのストリップから切断された各ブランク4の自由長手端縁を示すために使用され、及び、この自由長手端縁に沿って、封着作業又は溶接作業が、その結果として得られる容器5の形状を少なくとも部分的に形成するために行われる。
【0040】
要約すると、接合端縁4bは、重なり合い接触の形でブランクの本体と結合して封着可能又は溶接可能な区域を形成する各ブランク4の固定部分のような、各ブランク4の固定部分を構成する。
【0041】
本発明の第1の実施形態(図3)では、この仕上げ装置22は、必要とされる衛生と非透過性という属性を有する形成材料の処理済み部分が容器5(図5)の内側上に残るように、接合端縁4bがその長さに沿って縦方向に二重に折り曲げられることを可能にする折り目折り曲げ手段(図示されていない)を備えてもよい。
【0042】
この目的のために、仕上げ手段22は、さらに、さらに別の加工処理ステーションの中に材料が送られる前に接合端縁4bを折り曲げられた状態で固定する封着装置又は溶接装置のような、1つ又は複数の封着装置又は溶接装置であることが好ましい固定手段(図示されていない)を備えてもよい。
【0043】
本発明の第2の実施形態(図4)では、仕上げ装置22は、前進するストリップ8又はストリップ12の接合端縁4bに沿って処理済みの材料の隅肉23を配置するための配置手段を備えてもよく、その結果として、材料9の未処理の端縁が、容器5(図6)の内側上に配置されている、衛生と非透過性という必要とされる属性を有する処理済みの材料の一部分によって覆われることになる。
【0044】
図1と図2に示されているように、成形区域3は、供給ステーション7の下流に、より明確に述べると牽引装置14のすぐ下流に位置している刻み目付けステーション18を備え、この刻み目付けステーション18によって、関連したブランク4を提供するようになっている形成材料9の各部分に少なくとも1つの折り目線が刻みつけられる。
【0045】
図2の例では、この刻み目付けステーション18は、形成材料9の2つの面に対して提供される互いに反対側にあるダイ(die)18bを有する少なくとも1つのプレス18aを備える。動作時には、このプレス18aは、2つのダイの間に差し込まれている形成材料9からその2つのダイが離れているアイドル位置と、1つ又は複数の折り目線4aを生じさせるように形成材料9に対して2つのダイが共に強制的に押し付けられる動作位置との間を交互に移動する。
【0046】
プレス18に代わる解決策として、刻み目付けステーション18は、形成材料9の前進するストリップに対して両側から作用する接線方向に配置されている少なくとも1対のローラ(図示されていない)を備えてもよい。折り目線4aを生じさせるために、第1のローラは、形成材料9の構造に刻み目を付けるように設計されている1つ又は複数の突起を有し、一方、第2のローラすなわち反作用ローラは、第1のローラによって提供される突起に対して個数と位置とが一致している溝を提供し、その結果として各突起がそれぞれの溝に係合する。
【0047】
成形区域3は、さらに、刻み目付けステーション18の下流で動作する切断ステーション19も備えており、この切断ステーション19によって、折り目が付けられた形成材料9はこのステーション18から引き出されて、各々がそれぞれのブランク4を構成する連続した別々の断片に分割される。この切断ステーション19は、形成材料9がプレス18aのすぐ近くで切断されることが可能なように刻み目付けステーション18のすぐ近くで動作するように配置されている少なくとも1つの刃19aを備える。動作時には、プレスと同様に、この刃19aは、形成材料9から離れているアイドル位置と、ストリップが横断方向に切断される材料9との係合動作位置との間を交互に移動する。刃19aは、アイドル位置と動作位置との間の刻み目付けステーション18のプレス18aの動きと同期してアイドル位置と動作位置との間を交互に移動するようにタイミング調整されることが可能であり、その結果として、プレス18aと刃19aとが形成材料9に同時に係合させられることが有利である。
【0048】
図1と図2とにおいて認識できるように、成形区域3は、さらに、切断ステーション19から出てくる各ブランク4が中で関連した容器5の形に形成される賦形区域6に向けて各ブランク4を搬送する少なくとも1つの移動装置20を備える。図示されている実施形態では、この移動装置20は、コンベヤベルト20aと、切断ステーション19から各ブランク4を取り出してベルト20aに沿ってその各ブランクに同行するグリッパ要素のような、そのベルトに組み合わされている1つ又は複数のグリッパ要素20bとを備える。
【0049】
コンベヤベルト20aが供給経路Aの第1の脚部Bに対して垂直な方向に延びて、支持構造2の外側を延びている第2の脚部Cを形成し、この脚部Cに沿って形成材料9が移動させられることが好ましい。
【0050】
形成材料9が辿る供給経路Aのこの第2の脚部C上の特定の個所において、システム1は予備折り曲げステーション21を備えており、この予備折り曲げステーション21によって、切断ステーション19から出てくるブランク4が、刻み目付けステーション18で作られた折り目線4aに沿って最初に折り曲げられる。特に、この予備折り曲げステーション21の機能は、折り目線4aに沿って形成材料をわずかに変形させる機械的作用のような1つ又は複数の機械的作用を及ぼすことによって、切断ステーション19から賦形区域6に向けて搬送される各々の連続ブランク4の構造を折り曲げることである。
【0051】
さらに明確に述べると、各ブランク4を予備折り曲げする段階は、同じ数の反作用要素(図示されていない)と協働して動作する1つ又は複数の可動折り機要素(同様に図示されていない)によって行われる。この折り機要素がブランク4の関連部分を押し込むと同時に、反作用要素が、その押し込まれて拘束された部分の間を延びている折り目線4aに沿ってブランク4の構造を弱くするように隣接部分を拘束する。
【0052】
図1において認識できるように、賦形区域6は、移動装置20の下流で動作する折り曲げステーション24を備え、この折り曲げステーション24では、各ブランク4が、少なくとも部分的に関連の容器5の形状を呈するように縦方向の折り目線4aに沿って折り曲げられる。実際には、この折り曲げステーション24は、例えば実質的に円筒形の形状の心棒のような1つ又は複数の反作用要素(図示されていない)との組み合わせでブランク4上に作用するように設計されている1組の折り機要素(図示されていない)を備えており、この反作用要素の周りには、ブランク4の対応する部分に接合端縁4bを固定することによって最終的に安定させられる実質的に管状の形状構成を呈するようにブランク4が巻き付けられる。
【0053】
賦形区域6は、さらに、折り曲げステーション24の下流に位置している封着又は溶接ステーション25を備え、この封着又は溶接ステーション25では、各ブランク4が、製造される容器の完成形状を得る。このステーション25が、各々の管状のブランク4の一方の端部に作用するように設置されている追加の折り機要素(図示されていない)を備えており、この追加の折り機要素によって容器5の底部が形成され、及び、少なくとも1つの封着機又は溶接機(図示されていない)が、1つ又は複数の封着継ぎ目又は溶接継ぎ目を必要とすることがある各容器5の部分に作用することが好ましい。
【0054】
図1の例では、賦形区域6は、さらに、折り曲げステーション24から出てくる各々の管状ブランク4の一方の端部に首部5aを付ける機能を有する少なくとも1つのアセンブリ装置26も含む。
【0055】
この首部5aは、折り曲げられたブランク4の管状構造に対して、容器5の底部として機能する端部とは反対側の一方の端部に固定される。この目的を考慮して、封着又は溶接ステーション25は、首部5aがブランク4の本体に取り付けられる場合にその首部5aに係合するように、及び、底部のような容器5の他の部分に係合するように設置されている、それぞれの封着機又は溶接機を備えている少なくとも2つのユニットを含むことが好ましい。
【0056】
さらに、形成材料9の連続ストリップからブランク4を用意するように設計されている上述のシステムは、ストリップ形成材料9と同様の仕方で一連のブランク4を生じさせるように刻み目が付けられて切断されることが可能な平らな管、又は、何らかの他の初期構造形状を有する材料として入手される材料に関しても同様に適切に機能することが可能であるということも認識されるだろう。この場合には、当然のことながら、このシステムは、特に、平らな輪郭が管状の形状に開くように加えられる横方向の圧縮作用をブランク4が受ける組立段階によって折り曲げ段階が置き換えられる折り曲げステーション24の区域内において、又は、封着装置又は溶接装置の動作及び構造がブランク4の組立を完了させるために必要とされる手順のタイプにだけ依存している封着/溶接ステーション25の区域内において、上述の例とは異なる幾つかの相違点を有する。
【0057】
図1を参照すると、賦形区域6は、形成材料9が辿る供給経路Aの第3の脚部Dを形成し、この第3の脚部Dは、形成材料9が辿る経路Aが実質的に文字「C」を描く形で少なくとも部分的に支持構造2を取り囲むように、支持構造2の外側を延び、及び、第1の脚部Bに実質的に平行である。
【0058】
しかし、このように説明されているシステムは、平面図として見た場合に実質的に直線状の形状を示し、成形区域3と賦形区域6は実質的に直線状の経路に沿って整列している。この例では、賦形区域6が2つ以上の賦形ライン6aを含む場合には、形成材料9は、存在する経路、すなわち、支持構造2の縦方向寸法に平行に延びている第1の直線状の脚部と、第1の脚部からオフセットしている、単一の賦形ライン6aのどれか1つに対する形成材料の移動を可能にする、第1の脚部に対して実質的に垂直に延びている第2の脚部と、形成材料9が第1の脚部に沿って進む場合と同じ方向に進む、第1の脚部に対して平行な第3の脚部とに沿って進むだろう。
【0059】
単一の堅牢な機能アセンブリを形成するために支持構造2にすべてが関連付けられているステーションと装置を示すシステム1の特定のレイアウトは、形成材料9が実質的に予め決められた均一の速度で1つのステーション又は装置からその次のステーション又は装置へ移動させられることが可能であり、それによって製造プロセスの連続性を確保することを確実なものにする供給手段のような供給手段(図示されていない)を含むことを特徴としている。
【0060】
基本的に構造に関してこれまでに説明されてきたシステム1の動作は、次の通りである。
【0061】
牽引装置14が起動されて稼働すると、システム1が最初にブランク4の形成に進み、その次に、選択されたタイプの容器5に適している形にブランク4を賦形することに進む。このプロセスは連続したプロセスであり、ブランク4の成形の段階と容器5の賦形の段階との間には中断は生じない。
【0062】
さらに詳細に述べると、ブランク4の準備プロセス中には、現在使用中であるそれぞれのリール10又はリール11によって保持される形成材料9は、刻み目付けステーション18に向けて供給経路Aの第1の脚部Bに沿って牽引装置14によって引っ張られる。
【0063】
この材料は、最初に番号付け装置15によって係合され、この番号付け装置15は、最終的には単一のブランク4に分割されることになる部分を識別するために予め決められた規則的な間隔でストリップにマークを付ける。
【0064】
その次に、形成材料9は、引っ張り装置16のロール16aを通して移動させられ、この引っ張り装置16は、ストリップの前進移動に対する抵抗の測度を与え、したがって、牽引装置14と連携しながら、材料9の刻み目付けと切断という連続した段階を容易にする縦方向の張力を生じさせる。
【0065】
その次に、前進する形成材料9、さらに明確には、容器5の内側上に位置することになる形成材料9の面が、引っ張り装置16から牽引装置14に向かう形成材料9の通過の途上において殺菌される。
【0066】
これに加えて、及び、同様に形成材料9が牽引装置14に向かって引っ張り装置16から引き出される時に、仕上げ作業が、関連の容器5の内側上に位置することになる接合端縁4bの準備のために行われる。
【0067】
この段階では、より明確に述べると、接合端縁4bは2つの異なるタイプの準備を受けてよい。第1の準備は、容器の内側上に最終的に配置されることになる材料9の面とは反対側の材料9の面に押し当てて縦方向にその接合端縁を二重に折り曲げることと、その次に、二重の層の接合端縁4bを生じさせるためにその折り目を平らにして固定することとにある。第2の準備は、折り目が作られることなしに、処理された材料の隅肉23を接合端縁4bに対してその全長に沿って付加することにある。
【0068】
仕上げ段階と殺菌段階との後に、形成材料9は、牽引装置14によって与えられた通路14bを通過して刻み目付けステーション18に向かって進行する。
【0069】
1つのブランク4に相当する形成材料9の特定の部分が、刻み目付けステーション18において動作するプレス18aのダイ18bの間に位置させられた後に、プレス18aは、そのアイドル位置から動作位置に移動させられるだろう。したがって、プレス18aの2つのダイ18bは共に引っ張られ、及び、差し込まれた形成材料9上に押し入る形で衝突し、1組の予め決められた折り目線4aに沿ってその形成材料9に窪みを付ける。
【0070】
この押し込み動作の後に、プレス18aは動作停止させられ、形成材料9を解放するためにダイ18bが引き離され、したがって形成材料9は切断ステーション19を超えてコンベヤベルト20aに向かって進むことが可能である。コンベヤベルト20aに到着すると、形成材料9は、折り目が付けられた形成材料9の切断動作を容易にする1つ又は複数のグリッパ要素によって持ち上げられる。この結果として、折り目が付けられた形成材料9が移動装置20のグリッパ要素20bによって拘束される時に、切断ステーション19の刃19aはそのアイドル位置から動作位置に移動させられ、刻み目付けステーション18の付近で材料を切断し、及び、プレス18aのダイ18bの間に後で挿入される形成材料9から折り目付き部分(現時点では形成されたブランク4)を分離させる。プレス18aの押し込み動作が、連続した部分がそれぞれに折り目を付けられる時に、形成材料9の新たに折り目が付けられた部分の各々が連続した部分から分離させられるように、刃19aの切断動作と同時に生じる形にタイミング調整される。
【0071】
こうして形成された各々のブランク4は、供給経路Aの第2の脚部Cに沿って賦形区域6に向かって移動させられ、ブランク4が最初に折り目線4aに沿って折り曲げられる予備折り曲げステーション21を通過する。
【0072】
次に、ブランク4は第3の脚部Dに沿って折り曲げステーション24に進み、この折り曲げステーション24では、ブランク4は、選択された容器5の完成形状を少なくとも部分的に呈するように折り目線4aに沿って折り曲げられる。
【0073】
その次に、ブランク4は少なくとも1つの封着又は溶接作業を受け、この結果として、ブランクを折り曲げることによって生じさせられた選択された容器5の形状が固定され、したがって恒久化される。別個に形成された首部5aがこの容器に取り付けられる場合には、言うまでもなくこの首部5aは封着又は溶接段階の前にアセンブリされ、及び、この段階の一部分として容器の本体に恒久的に固定されるだろう。
【0074】
上述の方法の一部として実行される封着又は溶接段階のすべては、任意の特定の従来の方法を使用して行われることが可能であり、この従来の方法は、ヒートシーリング、超音波溶接、及び/又は、誘導溶接を含むことが好ましいだろう。
【0075】
本発明によって、従来技術に関連した問題点が克服され、及び、上述の目的が実現される。
【0076】
最初に、及び、まず一番に、本発明によるシステムによって製造される容器は、構造上の見地と、その意図された使用の見地、すなわち、食品の保存の見地との両方から、最適の品質を有する。
【0077】
さらに、説明され例示されているシステムが、容器を形成するために必要とされるステーションと装置のすべてを含む単一の構造を特徴とする。特に、この開示されているシステム1は著しくコンパクトな寸法を特徴としており、このことが、1つのステーションと別のステーションとの間の相当大きい距離と、形成材料が中に保持されるべきステーションの間の保管ユニットの大規模な使用とのために、はるかに大きい空間を必要とする従来技術の典型的な解決策とは違って、コスト節約をも実現する空間の著しい節約を結果的に生じさせる。
【0078】
さらに、材料が供給経路Aに沿って自動的に移動させられるので、容器が、迅速に、かつ、1つのステーションから別のステーションへ材料を移動させる必要から結果的に生じる中断なしに生産される。
【0079】
さらに、オペレータ側での作業を全く必要とせずに、単一の容器が単一のシステム1によって最初から最後まで製造され、その代わりにオペレータはそのシステムの制御と運転と修理点検という手続きに完全に没頭することが可能であり、こうした手続きは、1つのステーションから別のステーションに材料を移動するという反復的な職務よりも明らかに退屈ではないということも理解できるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本発明による容器製造システムの平面図の形の略図である。
【図2】図1のシステムの立面図の形のさらに別の略図である。
【図3】第1の採用可能な実施形態として部分的な斜視図の形で示されている、図1と図2のシステムによって使用される接合端縁を有する形成材料の連続ストリップを示す。
【図4】第2の採用可能な実施形態として部分的な斜視図の形で示されている、図1と図2のシステムによって使用される接合端縁を有する形成材料の連続ストリップを示す。
【図5】図3の連続ストリップから作られた容器の断面図である。
【図6】図4の連続ストリップから作られた容器の断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持構造を備えている、特に食品製品を保存するための容器を製造するシステムにおいて、前記支持構造(2)に関連付けられている部品、すなわち、それぞれの前記容器(5)をそれから形成すべき少なくとも1つのブランク(4)の準備に使用される形成材料(9)の連続ストリップ(8、12)が供給され、かつ、前記材料(9)によって辿られる供給経路の第1の脚部(B)を形成する成形区域(3)と、前記成形区域(3)の下流で動作し、前記成形区域(3)から前記形成材料(9)を引き離す役割を果たし、かつ、前記材料によって辿られる前記供給経路の第2の脚部(C)を形成する移動装置(20)と、前記成形区域(3)の下流で動作する賦形区域(6)であって、この賦形区域(6)によって、前記成形区域(3)から出てくる各ブランク(4)が折り曲げられ、固定操作によって前記折り曲げ段階によって生じさせられる前記容器(5)の形状をとることが最終的に引き起こされ、及び、前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路の第2の脚部(D)を形成する賦形区域(6)とから全体的に構成されているシステム(1)であることを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記成形区域(3)と前記賦形区域(6)は動作的に一直線上に配置されており、したがって、前記形成材料(9)が前記成形区域(3)と前記賦形区域(9)との間を進む時に前記形成材料(9)によって辿られる経路は実質的に直線状である請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記賦形区域(6)は、前記成形区域(3)から出てくる前記形成材料(9)がその上を送られる少なくとも2つの実質的に平行な賦形ライン(6a)を備える請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記供給経路の前記第1の脚部(B)は前記支持構造(2)の縦方向寸法に対して実質的に平行に延び、前記供給経路の前記第2の脚部(C)は前記第1の脚部(B)に対して横断方向に延び、及び、前記供給経路の前記第3の脚部(D)は前記第1の脚部(B)に対して実質的に平行にかつ前記第2の脚部(C)に対して横断方向に延びている請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記脚部(B、C,D)は、少なくとも部分的に前記支持構造(2)の外側を延びておりかつ前記支持構造を少なくとも部分的に取り囲む実質的に文字「C」の形状を示す供給経路(A)を前記形成材料(9)が辿るように、配置されている請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記成形区域(3)は、前記形成材料(9)を供給する供給セクション(7)と、それぞれのブランク(4)を各々が構成する個別の長さの連続の形に前記形成材料(9)が分割される、前記供給セクション(7)の下流で動作する切断セクション(19)と、ブランク(4)を構成する各々の長さの形成材料(9)に少なくとも1つの折り目線(4a)が付けられる、前記供給セクション(7)の下流で動作する刻み目付けセクション(18)と、前記形成材料(9)が前記折り目線(4a)に沿って最初に折り曲げられる、前記供給セクション(7)の下流で動作する予備成形ステーション(21)とを備える請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項7】
前記供給セクション(7)は、前記形成材料(9)の輪状に巻かれた連続ストリップ(8)を保持し、かつ、形成材料(9)の前記連続ストリップ(8)が解かれることが可能であるようにそれぞれの長手軸線(X)を中心として回転可能である少なくとも1つの主供給リール(10)を備える請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記供給ステーション(7)は、形成材料(9)の供給の連続性を保証するために前記主リール(10)の前記連続ストリップ(8)に端を継ぎ合わされることが可能な前記形成材料(9)のさらに別の連続ストリップ(12)を保持する少なくとも1つの補助供給リール(11)を備え、及び、前記供給リール(10、11)の各々は、関連の形成材料(9)の最終的な枯渇時に、前記形成材料(9)の新たな供給物を保持する別のリール(10、11)と取り替え可能である請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)の前記第1の脚部(B)は、前記供給ステーション(7)の一部分を構成する複数の案内要素(13)によって形成されている、請求項6が請求項4又は5に従属している、請求項6〜8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記供給ステーション(7)の下流の個所で前記形成材料(9)との直接的な相互作用によって動作し、かつ、前記関連の供給リール(10、11)から前記形成材料を解いて引き出す働きをする牽引装置(14)をさらに備える請求項7〜9のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項11】
前記牽引装置(14)は、互いに接線方向に配置されており、かつ、前記形成材料(9)が通して送られる通路(14b)を形成し、かつ、前記装置(14)の前記通路(14b)を通して前記形成材料(9)を前進させるために回転する形に動力駆動されることが可能な少なくとも1つのロール(14a)を含む1対の挟みロール(14a)を備える請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記牽引装置(14)の上流において動作し、かつ、その引っ張り装置(16)の下流に延びている形成材料(9)のセグメントが予め決められた縦方向の張力を受けるように動作する、少なくとも1つの引っ張り装置(16)をさらに備える請求項10又は11に記載のシステム。
【請求項13】
前記引っ張り装置(16)は、互いに接線方向に配置されており、かつ、前記形成材料(9)がそれを通して送られる通路(16b)を形成し、及び、前記装置(16)の前記通路(16b)を通って前進する前記形成材料(9)に対して張力を加えるように回転中に制動作用を受ける少なくとも1つのロール(14a)を含む、少なくとも1対の挟みロール(16a)を備える請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)に沿って動作し、かつ、前記形成材料を殺菌する働きをする、少なくとも1つの殺菌装置(17)を備える請求項5〜13のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項15】
前記殺菌装置(17)は、前記引っ張り装置(16)と前記牽引装置(14)との間の個所で前記形成材料(9)に対して作用する、請求項12に従属している請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記刻み目付けステーション(18)は、前記供給ステーション(7)と前記切断ステーション(19)との間において、前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)に沿った個所で動作するように配置されている請求項5〜15のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項17】
前記刻み目付けステーション(18)は、ダイ(18b)がそのダイの間に挿入されている前記形成材料(9)から離れているアイドル位置と、前記折り目線(4a)を生じさせるように前記ダイが前記形成材料(9)に対して強制的に一緒に押しつけられる動作位置との間を交互に移動することが可能である、前記形成材料(9)の2つの面に対して提供される互いに反対側に位置するダイ(18b)を与える少なくとも1つのプレス(18a)を備える請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記切断ステーション(19a)は、前記形成材料(9)から離れているアイドル位置と、ブランク(4)が分離させられる、前記形成材料(9)と係合する動作位置との間を交互に移動することが可能な、前記形成材料(9)が前記プレス(18a)のすぐ近くで切断されることが可能なように前記刻み目付けステーション(18)の近くで動作するように配置されている少なくとも1つの刃(19a)を備える請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記切断ステーション(19)の前記刃(19a)は、前記刻み目付けステーション(18)の前記プレス(18a)と前記切断ステーション(19)の前記刃(19a)とが前記前進する形成材料(9)に同時に係合させられるように、関連した前記アイドル位置と前記動作位置との間の前記刻み目付けステーション(18)の前記プレス(18a)の移動と同期する形で前記アイドル位置と前記動作位置との間を交互に移動するようにタイミングを合わせられることが可能である請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記移動装置(20)は、前記切断ステーション(19)から解放される前記形成材料(9)の各ブランク(4)を取り上げる働きをし、かつ、連続したブランク(4)の各々を前進させるために前記切断ステーション(19)と前記賦形区域(6)との間の前記供給経路の前記第2の脚部(C)に沿って移動することが可能である少なくとも1つのグリッパ要素(20b)を備える請求項4〜19のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項21】
前記予備折り曲げステーション(21)は、前記刻み目付けステーション(18)によって生じさせられた前記関連した折り目線(4a)に沿って前記ブランク(4)の各々を構成する形成材料(9)の長さにおける折れ曲がりを生じさせるように、前記切断ステーション(19)の下流の前記供給経路の前記第2の脚部(C)上の個所で動作する請求項6〜20のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項22】
前記供給ステーション(7)に関連付けられており、かつ、前記単一のブランク(4)の前記接合端縁が前記関連した容器(5)の内側上に位置するのに適したものにされるように、前進する形成材料(9)の少なくとも1つの接合端縁(4b)に対して作用するように設計されている仕上げ装置(22)をさらに備える請求項5〜21のいずれか1項
に記載のシステム。
【請求項23】
前記仕上げ装置(22)は前記引っ張り装置(16)と前記牽引装置(14)との間で動作する、請求項12に従属している請求項22に記載のシステム。
【請求項24】
前記仕上げ装置(22)は、各ブランクの前記接合端縁(4b)が前記関連した容器(5)の内側に向けられている処理済み部分を与えるように前記接合端縁(4b)をその長さに沿って二重に折り曲げる折り目折り曲げ手段と、さらに、その折り曲げられた形状に前記接合端縁(4b)を固定する固定手段とを備える請求項22又は23に記載のシステム。
【請求項25】
前記仕上げ装置(22)は、各ブランクの前記接合端縁(4b)が前記関連した容器(5)の内側上に位置するのに適している材料の層によって覆われるように、前記前進する材料(9)の未処理の端縁上に処理済み材料の隅肉(23)を設置するための設置手段を備える請求項22又は23に記載のシステム。
【請求項26】
前記賦形区域(6)は、製造される前記容器(5)の形状を呈するように前記折り目線(4a)に沿って各ブランク(4)が折り曲げられる折り曲げステーション(24)と、前記折り曲げステーション(24)の下流に配置されている封着又は溶接ステーション(25)とを備え、前記封着又は溶接ステーション(25)では、各ブランク(4)は、前記関連した容器(5)の完成形状を呈するように前記折り曲げステーション(24)から出てくる時に示される形状に固定されている請求項1〜21のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項27】
前記封着又は溶接ステーション(25)は、前記製造された容器(5)の前記完成形状に各ブランク(4)を固定する封着機又は溶接機のような、少なくとも1つの封着機又は溶接機を含む請求項26に記載のシステム。
【請求項28】
前記折り曲げステーション(24)と前記封着又は溶接ステーション(25)との間で動作し、かつ、前記折り曲げステーション(24)から出てくる折り曲げられたブランク(4)の各々に少なくとも1つの首部(5a)を付け加える働きをするアセンブリステーション(26)をさらに備え、各首部(5a)は、前記封着機又は溶接機の作用によって前記封着又は溶接ステーション(25)において前記折り曲げられたブランク(4)に固定される請求項26又は27に記載のシステム。
【請求項29】
前記支持構造に関連付けられており、かつ、前記システム(1)の前記ステーション(7、18、19、21、24、25)の間の前記形成材料(9)の移動を確実なものにする働きをする供給手段をさらに備え、この手段は前記移動手段(20)を備え、予め決められた概ね均一な速度で1つのステーション(7、18、19、21、24、25)からその次のステーションに前記形成材料(9)が移動することを引き起こす請求項4〜28のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項30】
特に食品製品を保存するための容器を製造する方法であって、形成材料(9)の連続ストリップ(8、12)を個別の長さに分割することによって、個別の容器(5)を作るための一連のブランク(4)を形成する段階と、前記形成段階によって得られた各ブランク(4)を、完成した恒久的な形状を呈するように賦形する段階とを含む方法において、前記ブランク(4)を形成する前記段階と前記容器(5)を賦形する前記段階は、前記形成段階と前記賦形段階との間において連続性を全く中断することなしに、単一のシステム(1)上で連続的に実行されることを特徴とする方法。
【請求項31】
前記ブランク(4)を形成する前記段階は、形成材料(9)の連続ストリップ(8、12)が供給経路に沿って前進することを引き起こす単一の段階と、ブランク(4)を最終的に提供する前記材料(9)の一部分を占める少なくとも1つの折り目線(4a)に沿って前記形成材料(4)に刻み目を付ける単一の段階と、ブランク(4)を構成する少なくとも1つの個別の長さを分割するために前記形成材料(9)の前記連続ストリップ(8、12)を切断する単一の段階と、前記折り目線(4a)に沿って各ブランク(4)の前記形成材料(9)を折り曲げる単一の段階とを含む請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記形成材料(9)の前記刻み目付け段階と前記切断段階は同時に実行される請求項31に記載の方法。
【請求項33】
各ブランク(4)の前記形成材料(9)を折り曲げる前記段階は、前記刻み目付け段階と前記切断段階との後に実行される請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記刻み目付け段階に先行する仕上げ段階をさらに含み、前記仕上げ段階によって、前記形成材料(9)の前記連続ストリップの少なくとも1つの接合端縁(4b)が、その接合端縁を前記関連した容器(5)の内側上に位置するのに適したものにするように準備される請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記接合端縁(4b)を準備する前記段階は、完全に接触している互いに対向する2つの層の材料を生じさせるために、前記容器(5)の内側上に最終的に配置される面とは反対側の前記材料(9)の面に対して縦方向に二重に前記端縁(4b)を折り曲げる単一の段階と、前記二重に折り曲げられた接合端縁(4b)の外側表面が前記容器(5)の内側に対して最終的に提供されるように前記2つの層の折り曲げられた材料を互いに恒久的に固定する単一の段階とを含む請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記接合端縁(4b)を準備する前記段階は、処理済み材料の少なくとも1つの隅肉(23)を前記形成材料(9)の未処理の端縁に対してその全長に沿って加える段階を含み、その結果として、前記接合端縁(4b)は、前記関連した容器(5)の前記内側上に位置するのに適している材料の一部分によって完全に覆われる請求項34に記載の方法。
【請求項37】
それぞれの容器(5)を生産するために各ブランク(4)を賦形する前記段階は、前記容器(5)の前記完成形状を得るために前記折り目線(4a)に沿ってさらに前記ブランク(4)を折り曲げる単一の段階と、前記さらに別の折り曲げ段階によって、生じさせられた前記形状に各ブランク(4)を固定する単一の段階とを含む請求項30〜36のいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
前記供給経路に沿って前進する前記形成材料(9)を殺菌する少なくとも1つの段階をさらに含む請求項30〜37のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
前記形成材料(9)は、異なる加工段階が実質的に同一の速度で前記形成材料(9)に対して行われるように、予め決められた供給速度で前進させられる請求項30〜38のいずれか1項に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持構造を備えている、特に食品製品を保存するための容器を製造するシステムであって、
前記支持構造(2)に関連付けられている部品、すなわち、それぞれの前記容器(5)をそれから形成すべき少なくとも1つのブランク(4)の準備に使用される形成材料(9)の連続ストリップ(8、12)が供給され、かつ、前記材料(9)によって辿られる供給経路の第1の脚部(B)を形成する成形区域(3)と、
前記成形区域(3)の下流で動作し、前記成形区域(3)から前記形成材料(9)を引き離す役割を果たし、かつ、前記材料によって辿られる前記供給経路の第2の脚部(C)を形成する移動装置(20)と、
前記成形区域(3)の下流で動作する賦形区域(6)であって、この賦形区域(6)によって、前記成形区域(3)から出てくる各ブランク(4)が折り曲げられ、固定操作によって前記折り曲げ段階によって生じさせられる前記容器(5)の形状をとることが最終的に引き起こされ、及び、前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路の第2の脚部(D)を形成する賦形区域(6)とから全体的に構成されており、
前記供給経路の前記第1の脚部(B)は、前記支持構造(2)の縦方向寸法に対して実質的に平行に延びており、
前記供給経路の前記第2の脚部(C)は、前記第1の脚部(B)に対して横断方向に延びており、
前記供給経路の前記第3の脚部(D)は、前記第1の脚部(B)に対して実質的に平行にかつ前記第2の脚部(C)に対して横断方向に延びている、システムにおいて、
前記脚部(B、C,D)は、少なくとも部分的に前記支持構造(2)の外側を延びておりかつ前記支持構造を少なくとも部分的に取り囲む実質的に文字「C」の形状を示す供給経路(A)を前記形成材料(9)が辿るように配置されていることを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記成形区域(3)と前記賦形区域(6)は動作的に一直線上に配置されており、したがって、前記形成材料(9)が前記成形区域(3)と前記賦形区域(9)との間を進む時に前記形成材料(9)によって辿られる経路は実質的に直線状である請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記賦形区域(6)は、前記成形区域(3)から出てくる前記形成材料(9)がその上を送られる少なくとも2つの実質的に平行な賦形ライン(6a)を備える請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記成形区域(3)は、前記形成材料(9)を供給する供給セクション(7)と、それぞれのブランク(4)を各々が構成する個別の長さの連続の形に前記形成材料(9)が分割される、前記供給セクション(7)の下流で動作する切断セクション(19)と、ブランク(4)を構成する各々の長さの形成材料(9)に少なくとも1つの折り目線(4a)が付けられる、前記供給セクション(7)の下流で動作する刻み目付けセクション(18)と、前記形成材料(9)が前記折り目線(4a)に沿って最初に折り曲げられる、前記供給セクション(7)の下流で動作する予備成形ステーション(21)とを備える請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記供給セクション(7)は、前記形成材料(9)の輪状に巻かれた連続ストリップ(8)を保持し、かつ、形成材料(9)の前記連続ストリップ(8)が解かれることが可能であるようにそれぞれの長手軸線(X)を中心として回転可能である少なくとも1つの主供給リール(10)を備える請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記供給ステーション(7)は、形成材料(9)の供給の連続性を保証するために前記主リール(10)の前記連続ストリップ(8)に端を継ぎ合わされることが可能な前記形成材料(9)のさらに別の連続ストリップ(12)を保持する少なくとも1つの補助供給リール(11)を備え、前記供給リール(10、11)の各々は、関連の形成材料(9)の最終的な枯渇時に、前記形成材料(9)の新たな供給物を保持する別のリール(10、11)と取り替え可能である請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)の前記第1の脚部(B)は、前記供給ステーション(7)の一部分を構成する複数の案内要素(13)によって形成されている、請求項4が請求項2又は3に従属している、請求項4〜6のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項8】
前記供給ステーション(7)の下流の個所で前記形成材料(9)との直接的な相互作用によって動作し、かつ、前記関連の供給リール(10、11)から前記形成材料を解いて引き出す働きをする牽引装置(14)をさらに備える請求項5〜7のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項9】
前記牽引装置(14)は、互いに接線方向に配置されており、かつ、前記形成材料(9)が通して送られる通路(14b)を形成し、かつ、前記装置(14)の前記通路(14b)を通して前記形成材料(9)を前進させるために回転する形に動力駆動されることが可能な少なくとも1つのロール(14a)を含む1対の挟みロール(14a)を備える請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記牽引装置(14)の上流において動作し、かつ、その引っ張り装置(16)の下流に延びている形成材料(9)のセグメントが予め決められた縦方向の張力を受けるように動作する、少なくとも1つの引っ張り装置(16)をさらに備える請求項8又は9に記載のシステム。
【請求項11】
前記引っ張り装置(16)は、互いに接線方向に配置されており、かつ、前記形成材料(9)がそれを通して送られる通路(16b)を形成し、及び、前記装置(16)の前記通路(16b)を通って前進する前記形成材料(9)に対して張力を加えるように回転中に制動作用を受ける少なくとも1つのロール(14a)を含む、少なくとも1対の挟みロール(16a)を備える請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)に沿って動作し、かつ、前記形成材料を殺菌する働きをする、少なくとも1つの殺菌装置(17)を備える請求項1〜11のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項13】
前記殺菌装置(17)は、前記引っ張り装置(16)と前記牽引装置(14)との間の個所で前記形成材料(9)に対して作用する、請求項10に従属している請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記刻み目付けステーション(18)は、前記供給ステーション(7)と前記切断ステーション(19)との間において、前記形成材料(9)によって辿られる前記供給経路(A)に沿った個所で動作するように配置されている請求項1〜13のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項15】
前記刻み目付けステーション(18)は、ダイ(18b)がそのダイの間に挿入されている前記形成材料(9)から離れているアイドル位置と、前記折り目線(4a)を生じさせるように前記ダイが前記形成材料(9)に対して強制的に一緒に押しつけられる動作位置との間を交互に移動することが可能である、前記形成材料(9)の2つの面に対して提供される互いに反対側に位置するダイ(18b)を与える少なくとも1つのプレス(18a)を備える請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記切断ステーション(19a)は、前記形成材料(9)から離れているアイドル位置と、ブランク(4)が分離させられる、前記形成材料(9)と係合する動作位置との間を交互に移動することが可能な、前記形成材料(9)が前記プレス(18a)のすぐ近くで切断されることが可能なように前記刻み目付けステーション(18)の近くで動作するように配置されている少なくとも1つの刃(19a)を備える請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記切断ステーション(19)の前記刃(19a)は、前記刻み目付けステーション(18)の前記プレス(18a)と前記切断ステーション(19)の前記刃(19a)とが前記前進する形成材料(9)に同時に係合させられるように、関連した前記アイドル位置と前記動作位置との間の前記刻み目付けステーション(18)の前記プレス(18a)の移動と同期する形で前記アイドル位置と前記動作位置との間を交互に移動するようにタイミングを合わせられることが可能である請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記移動装置(20)は、前記切断ステーション(19)から解放される前記形成材料(9)の各ブランク(4)を取り上げる働きをし、かつ、連続したブランク(4)の各々を前進させるために前記切断ステーション(19)と前記賦形区域(6)との間の前記供給経路の前記第2の脚部(C)に沿って移動することが可能である少なくとも1つのグリッパ要素(20b)を備える請求項1〜17のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項19】
前記予備折り曲げステーション(21)は、前記刻み目付けステーション(18)によって生じさせられた前記関連した折り目線(4a)に沿って前記ブランク(4)の各々を構成する形成材料(9)の長さにおける折れ曲がりを生じさせるように、前記切断ステーション(19)の下流の前記供給経路の前記第2の脚部(C)上の個所で動作する請求項4〜18のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項20】
前記供給ステーション(7)に関連付けられており、かつ、前記単一のブランク(4)の前記接合端縁が前記関連した容器(5)の内側上に位置するのに適したものにされるように、前進する形成材料(9)の少なくとも1つの接合端縁(4b)に対して作用するように設計されている仕上げ装置(22)をさらに備える請求項1〜19のいずれか1項
に記載のシステム。
【請求項21】
前記仕上げ装置(22)は前記引っ張り装置(16)と前記牽引装置(14)との間で動作する、請求項10に従属している請求項20に記載のシステム。
【請求項22】
前記仕上げ装置(22)は、各ブランクの前記接合端縁(4b)が前記関連した容器(5)の内側に向けられている処理済み部分を与えるように前記接合端縁(4b)をその長さに沿って二重に折り曲げる折り目折り曲げ手段と、さらに、その折り曲げられた形状に前記接合端縁(4b)を固定する固定手段とを備える請求項20又は21に記載のシステム。
【請求項23】
前記仕上げ装置(22)は、各ブランクの前記接合端縁(4b)が前記関連した容器(5)の内側上に位置するのに適している材料の層によって覆われるように、前記前進する材料(9)の未処理の端縁上に処理済み材料の隅肉(23)を設置するための設置手段を備える請求項20又は21に記載のシステム。
【請求項24】
前記賦形区域(6)は、製造される前記容器(5)の形状を呈するように前記折り目線(4a)に沿って各ブランク(4)が折り曲げられる折り曲げステーション(24)と、前記折り曲げステーション(24)の下流に配置されている封着又は溶接ステーション(25)とを備え、前記封着又は溶接ステーション(25)では、各ブランク(4)は、前記関連した容器(5)の完成形状を呈するように前記折り曲げステーション(24)から出てくる時に示される形状に固定されている請求項1〜19のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項25】
前記封着又は溶接ステーション(25)は、前記製造された容器(5)の前記完成形状に各ブランク(4)を固定する封着機又は溶接機のような、少なくとも1つの封着機又は溶接機を含む請求項24に記載のシステム。
【請求項26】
前記折り曲げステーション(24)と前記封着又は溶接ステーション(25)との間で動作し、かつ、前記折り曲げステーション(24)から出てくる折り曲げられたブランク(4)の各々に少なくとも1つの首部(5a)を付け加える働きをするアセンブリステーション(26)をさらに備え、各首部(5a)は、前記封着機又は溶接機の作用によって前記封着又は溶接ステーション(25)において前記折り曲げられたブランク(4)に固定される請求項24又は25に記載のシステム。
【請求項27】
前記支持構造に関連付けられており、かつ、前記システム(1)の前記ステーション(7、18、19、21、24、25)の間の前記形成材料(9)の移動を確実なものにする働きをする供給手段をさらに備え、この手段は前記移動手段(20)を備え、及び、予め決められた概ね均一な速度で1つのステーション(7、18、19、21、24、25)からその次のステーションに前記形成材料(9)が移動することを引き起こす請求項1〜26のいずれか1項に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2006−502878(P2006−502878A)
【公表日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−524016(P2004−524016)
【出願日】平成15年7月14日(2003.7.14)
【国際出願番号】PCT/IB2003/003205
【国際公開番号】WO2004/011237
【国際公開日】平成16年2月5日(2004.2.5)
【出願人】(597031047)アツィオナリア コストルツィオーニ マッキーネ アウトマティケ ア.チ.エンメ.ア.ソチエタ ペル アツィオニ (3)
【Fターム(参考)】