説明

生ゴミ処理装置

【目的】 本発明の目的は、送風ファンによるマイクロ波照射装置の冷却性能を低下させず、しかもゴミ容器からの悪臭の漏出を防ぐことができる生ゴミ処理装置を提供することにある。
【解決手段】 送風ファン5の送風をマイクロ波照射装置4に作用させてから処理槽2の送風口14に供給する主送風路19を形成し、主送風路19におけるマイクロ波照射装置4よりも下流に分岐送風路23を備えた。分岐送風路23には、オリフィス24が備えられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロ波による加熱と送風を生ゴミに作用させて生ゴミの減容化を図るタイプの生ゴミ処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の生ゴミ処理装置として、本出願人は特許文献1を提案している。この装置は、処理する生ゴミを収容したゴミ容器と、ゴミ容器内の生ゴミを加熱するマイクロ波照射装置と、ゴミ容器内の生ゴミに送風する送風ファンと、ゴミ容器内の排気を吸引する排気ファンと、ゴミ容器内の底部で回転し生ゴミを攪拌・切断する回転羽根と、ゴミ容器を着脱自在に収容するとともに送風ファンと連通する送風口と排気ファンと連通する排気口とを開口した処理槽と、処理槽の上面を開閉する蓋体とを備え、マイクロ波による加熱と送風ファン及び排気ファンによる通風を生ゴミに作用させてゴミの減容化を図るものである。
【0003】
この装置では、送風ファンの送風をマイクロ波照射装置に当ててマイクロ波照射装置の冷却を図り、この冷却により加温した送風を生ゴミに作用させて乾燥の促進を図るといった送風経路と、排気ファンの吸引によってゴミの乾燥段階で発生する蒸気を吸引して外部に排出する排気経路を形成している。この場合、送風ファンの風量を高めると、マイクロ波照射装置の冷却は十分に行えるものの、排気ファンによる排気が間に合わずゴミ容器内が正圧となり、ゴミ容器から発生した悪臭を伴う排気が蓋体などの隙間から外部に漏れ出し、周囲の環境を悪化させてしまう。一方、送風ファンの風量を抑えると、マイクロ波照射装置の冷却が十分に行えず、ゴミ処理中に停止するといった事態が発生する。また、排気ファンの排気能力を高めると、ゴミ容器からの粉塵を多量に吸い上げて外部に排出されたり処理槽内を汚してしまう。
【特許文献1】特許第3954926号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、送風ファンによるマイクロ波照射装置の冷却性能を低下させず、しかもゴミ容器からの悪臭の漏出を防ぐことができる生ゴミ処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、生ゴミが収容される有底筒状のゴミ容器と、該ゴミ容器内の生ゴミを加熱するマイクロ波照射装置と、ゴミ容器内の生ゴミに送風する送風ファンと、ゴミ容器内の排気を吸引する排気ファンと、ゴミ容器内の底部で回転し生ゴミを攪拌・切断する回転羽根と、ゴミ容器を着脱自在に収容するとともに送風ファンと連通する送風口と排気ファンと連通する排気口とを開口した処理槽と、該処理槽の上面を開閉する蓋体とを備え、生ゴミを回転させながら加熱と送風を作用させて生ゴミの減量化を図るタイプの生ゴミ処理装置において、送風ファンの送風をマイクロ波照射装置に作用させてから処理槽の送風口に供給する主送風路を形成し、該主送風路におけるマイクロ波照射装置よりも下流に分岐送風路を備えたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、送風ファンからの送風が、主送風路を通じてマイクロ波照射装置に対してそのままの風量で供給されるので、マイクロ波照射装置への冷却能力は低下しない。反面、マイクロ波照射装置の下流で分岐送風路によって送風の一部が分岐されるので、ゴミへの風量が抑えられてゴミ容器内が負圧に保たれ、生ゴミから発生する蒸気が蓋の隙間などから外部に漏出することが防止される。
【実施例】
【0007】
以下、本発明の生ゴミ処理装置の実施例について説明する。図1は本発明の生ゴミ処理装置を示す外観斜視図、図2は同装置の正面断面図、図3は側面断面図、図4は平面断面図である。本発明の生ゴミ処理装置は、箱形の本体ケーシング1の内部に、上面を開口した処理槽2と、処理槽2内に着脱されるゴミ容器3と、ゴミ容器3に収容される生ゴミに対してマイクロ波を照射するマイクロ波発生装置4と、ゴミ容器3内に送風する送風ファン5と、ゴミ容器3内から排気する排気ファン6と、ゴミ容器3の底部に設けた回転羽根7を回転する羽根駆動モータ8とを備え、ケーシング1の上面に、処理槽2の上面開口を開閉する蓋体9と、操作パネル10を露出した操作ボックス11を備え、ケーシング1の底面に移動用キャスター12を備えている。
【0008】
処理槽2は、内面にマイクロ波照射口13・送風口14・排気口15を開口している。マイクロ波照射口13は、一側面の中央部付近に開口されており、マイクロ波を透過する材料で構成されたマイクロ波透過板16を取り付け、導波管17を介してマイクロ波照射装置4が接続されている。送風口14は、マイクロ波照射口13の上側に位置する処理槽2の上面開口部近傍に開口されており、マイクロ波が漏洩しない大きさの通気孔を有する通気カバー18を取り付け、送風管19を介して送風ファン5が接続されている。排気口15は、送風口14と直交する処理槽2の前面側上部に開口されており、送風口14同様の通気カバー20を取り付け、排気洞21と排気ダクト22を介して排気ファン6に接続されており、排気管38により外気と連通している。
【0009】
送風管19は、マイクロ波照射装置4の放熱部を通過するように配置され(図3参照)、送風ファン5の送風によってマイクロ波照射装置4が冷却されるとともに、熱交換によって熱風となった送風がゴミ容器3内に供給されるようになっている。この送風管19には、マイクロ波照射装置4を通過した下流側に分岐送風管23を接続している。分岐送風管23は、外気に連通しており、送風管19を通じて送られるマイクロ波照射装置4を冷却した後の風の一部を外気に排出して、ゴミ容器3内に供給する風量を調整するものである。この分岐送風管23には、外気に定量の風を排出するため、オリフィス24が備えられている。
【0010】
送風管19におけるマイクロ波照射装置4の上流側には、外気温センサ25が設けられており、送風ファン5によって吸い込む周囲温度(つまり外気温)を検出する。尚、前記排気洞21には、排気温度を検出するための排気温センサ26が設けられており、ゴミ容器3からの排気温度を検出する。
【0011】
また、処理槽2は、底面中心部にゴミ容器3を着脱する係合部材27を備えている。係合部材27は、上面を開放した円筒形状をなし、内面にゴミ容器3の取付部材(後述する)を周知のバヨネット結合により連結する係合爪(図示しない)を備えている。この係合部材27の中心部には、回転軸28が貫通され、処理槽2底面に設けた軸受29に軸支される。回転軸28は、上端にゴミ容器3の受動軸(後述する)と合致する下カップリング30を取り付け、下端にプーリや歯付きベルトからなる周知の連係手段31を備えて羽根駆動モータ8と連係している。
【0012】
ゴミ容器3は、マイクロ波を透過する材料により上面を開口した有底円筒状に形成され、処理槽2の係合部材27に着脱される。ゴミ容器3の外底面には、係合部材27にバヨネット結合する取付部材32が設けられ、この取付部材32の中心部には、処理槽2の回転軸28と連結して回転駆動する受動軸33が軸受34を介して貫通されている。受動軸33の上端には、ゴミ容器3内で回転する回転羽根7が固着され、下端には回転軸28の下カップリング30と合致する上カップリング35が取り付けられている。
【0013】
また、ゴミ容器3の内側面には、ゴミの撹拌を促進するためのリブ36が少なくても1箇所設けられている。リブ36は、容器の底面から容器の半分位の高さまで所定幅で垂直に設けられ、平面視でなだらかな山状で容器内面に膨出している。更に、ゴミ容器3の内底面には、容器の摩耗を考慮して補強用底板37が別途取り付けられている。補強用底板37の材質は、特に限定されるものではなく、金属製(例えばSUS・アルミ板)・樹脂製のいずれでも良いが、金属製とした場合は、取付ネジ・軸受等を通じてアースをしてスパークの発生を防ぐ対策を講じ、樹脂製とした場合は、交換可能にすることが望ましい。
【0014】
蓋体9は、内面にゴミ容器3の上面を塞ぐ内蓋41を設け、この内蓋41を取り囲むようにマイクロ波を外部に漏洩させないためのチョーク溝42を設けている。また、蓋体9は、前面に蓋体を開閉するための取手43と、蓋体9を閉塞状態に保持する係合部44が取り付けられ、基板ケース11と隣接する側面に蓋体9が閉じられているか否かを検出するマグネット45が設けられ、内面前方に本体ケーシング1の上面に設けた蓋スイッチ(図示しない)を押し込む押込棒46が凸設されている。
【0015】
内蓋41は、蓋体9を閉じた状態で、ゴミ容器3に内嵌される円板部47と、この円板部47の外周面に取り付けられてゴミ容器3の上面開口縁を全周にわたってシールする可撓性軟質材料からなるシール部材48と、円板部47の一部と蓋体内面との間に設けられて処理槽2の送風口14と対面する導風ボックス49とから構成されている。円板部47は、導風ボックス49が設けられる位置に、ゴミ容器3の上面へ送風する複数の送風孔50を開口するとともに、導風ボックス49が設けられていない位置に、ゴミ容器3からの蒸気を排出する複数の排気孔51を開口している。
【0016】
チョーク溝42は、蓋体9を閉じた状態で、処理槽2の開口よりも外側になる位置に電磁波の波長から導き出される寸法で形成され、図3の吹出部に示すように、ゴミ容器3からの臭気が外部に漏れ出すのを防止するパッキン52が嵌め込まれている。パッキン52は、電磁波による影響がない材料(すなわち電磁波によってそれ自体が加熱しないものや電磁波を反射しないもの−例えばシリコン等)で構成され、断面が中空の楕円形もしくは円形のチューブからなり、その反発力によってチューブ溝42に取り付けられている。
【0017】
操作ボックス11は、上面に操作パネル10を備え、内部に操作パネル10のスイッチ基板53と、前記蓋体9のマグネット45に反応して蓋体9が閉塞されていることを検出する磁気センサ54を備えている。
【0018】
次に、本実施例の制御系について図6のブロック図を用いて説明する。
55はマイクロコンピュータで、ゴミ処理メニューの動作プログラムが記憶されたメモリ56を内蔵し、各駆動機器であるマイクロ波照射装置4、送風ファン5、排気ファン6、羽根駆動モータ8と、入力装置である操作パネル10と、各検出機器である外気温センサ25、排気温センサ26、磁気センサ54が接続されている。
【0019】
操作パネル10には、動作時間表示とエラー表示を行う時間表示部57、動作の進行状況を表示する工程表示部58、点検が必要な時に点灯する点検ランプ59の各表示部と、スタートキー60、ストップキー61、動作時間を設定する時間設定キー62、「標準」メニューを選択するメニューキー63、「オリジナル」メニューを選択するメニューキー64の各操作キーを備えている。この操作パネル10で各種設定を行った後、動作をスタートさせると設定した内容に応じてマイクロコンピュータ55が各駆動機器を制御し、生ゴミの処理が行われるのである。
【0020】
以上のように構成される本実施例の動作について説明する。
処理する生ゴミをゴミ容器3に投入し、このゴミ容器3を処理槽2内にセットする。蓋体9を閉じると、蓋体内面の内蓋41がゴミ容器3の上面開口に装着される。この時、内蓋41は外周面に設けたシール部材48によってゴミ容器3の開口縁に密着して取り付けられる。蓋体9が閉じられていることを蓋スイッチ及び磁気センサ54で確認すると、メニュー受付状態となる。
【0021】
メニュー受付状態で、メニューキー63・64により希望のメニューが選択されると、選択したメニューに応じたプログラムが実行される。ここで、「オリジナル」メニューは、「標準」メニューをベースに各設定値を処理するゴミの種類に合わせてカスタマイズしたものであり、基本動作は「標準」メニューと同じである。以下、「標準」メニューの動作について図7のフローチャートを用いて説明する。
【0022】
「標準」メニューのプログラムは、基本的に外気温センサ25で検出される吸気温度(外気温度)と、排気温センサ26で検出される排気温度との温度差が大きくなることでゴミの乾燥度合いを判断し、乾燥の進行に伴い回転羽根7の停止時間を短くして相対的な回転羽根7によるゴミの撹拌・粉砕時間を増やしていくように動作する。
【0023】
プログラムがスタートすると、マイクロ波照射装置4・送風ファン5・排気ファン6を駆動させ(1)、外気温度Taと排気温度Tbとの温度差ΔTが所定の条件を満たすか否かを監視する(2)。温度差ΔTを監視している間、羽根駆動モータ8はN回転するまで駆動した後、S秒間停止する動作を繰り返し(3)、ゴミの撹拌を行う。
【0024】
こうした処理(1)〜(3)を1ステップとして実行しながら、処理(2)における温度差ΔTが条件を満たせば、次のステップに移行していく。ここでは、ステップ1からステップ5までを順次実行していくことで「標準」メニューのプログラムが進行するようになっている。ステップ2移行は、処理(2)における温度差ΔTの条件と、処理(3)におけるモータの停止時間Sが変化していく。基本的には、ステップが進行していく毎に、モータの停止時間Sが短くなり、相対的なモータ駆動時間を長くしてゴミの撹拌を促進させていく。
【0025】
処理(2)における温度差ΔTの条件は、次のA・B・C・Dの組み合わせから構成されている。条件Aは、排気温度Tb−外気温度Taが所定温度T1よりも高くなること、条件Bは、排気温度Tb−外気温度Taが所定時間変化しなくなること、条件Cは、ステップ開始から所定時間が経過すること、条件Dは、排気温度が加熱終了温度に達すること、である。
【0026】
まず、ステップ1・2では、条件Aと条件Bを満たすか、条件Cを満たせば次ステップへ移行する。ステップ3・4では、条件Aと条件Bを満たすか、条件Dを満たせば次ステップへ移行する。ステップ5では、条件Aを満たすか、条件Bを満たせば処理終了となる。
【0027】
こうした処理動作により、処理槽2の中では送風ファン5による送風がゴミ容器3内に供給され、処理の過程で発生した蒸気を排気ファン6で排気する通風経路が形成されることになる。この通風経路について、図8を用いてまとめると、送風ファン5で生成された送風は、送風管19を通過する間にマイクロ波照射装置4を冷却する(a)。マイクロ波照射装置4を冷却した送風は、一部が送風管19を通じて処理槽2の送風口14に導入され(b)、一部が分岐送風管23を通じて外気に排出される(c)。処理槽2の送風口14に導入された送風は、図示しないが、蓋体9を閉じた状態で処理槽2の送風口14と連通する内蓋41の導風ボックス49から送風孔50を通じてゴミ容器3の上面に吹き付けられる(d)。
【0028】
ゴミ容器3から発生する蒸気を含む排気は、図示しないが、内蓋41の排気孔51から処理槽2に排出される(e)。この排気は、排気ファン6により処理槽2の排気口15から排気洞21を経て排気ダクト22を通じて吸引され、排気管38から外気に排出される(f)。尚、排気ダクトに長尺の排気ホースを連結し装置から離れた外部へ排出することもでき、例えば装置を屋内に設置した場合には、排出ホースを用いて屋外に排気することができる。
【0029】
送風ファン5によるゴミ容器3への送風と排気ファン6によるゴミ容器3からの排気は、送風側の一部を分岐送風管23より排出することで、排気側が優位に働き、ゴミ容器3内が負圧に作用する。これにより、蓋体9のチューブ溝42に嵌め込んだパッキン52と合わせて、ゴミ容器3内で処理されている生ゴミの臭気が蓋体9の隙間等から外に漏れ出すことが防止される。また、分岐送風管23は、マイクロ波照射装置4を通過した後の送風管19から分岐されているので、マイクロ波照射装置4の冷却性能を低下させることがない。更に、分岐送風管23は、オリフィス24が設けられており、定量的に送風の一部を排出するようにしたので、常に同量の送風量がゴミ容器3内に供給され、ゴミに対して適切な送風がなされる。
【0030】
本発明は以上のように構成されるものであるが、上記実施例に限定されるものではない。例えば、分岐送風管23に風量調整機能を持たせ、送風からの一部排気量を調整可能にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の生ゴミ処理装置を示す外観斜視図である。
【図2】同装置の正面断面図である。
【図3】同装置の側面断面図である。
【図4】同装置の平面断面図である。
【図5】制御系を示すブロック図である。
【図6】「標準」メニューの動作を示すフローチャート図である。
【図7】通風経路を示す説明図である。
【符号の説明】
【0032】
1 本体ケーシング
2 処理槽
3 ゴミ容器
4 マイクロ波発生装置
5 送風ファン
6 排気ファン
9 蓋体
14 送風口
15 排気口
18 通気カバー(送風)
19 送風管
20 通気カバー(排気)
21 排気洞
22 排気ダクト
23 分岐送風管
24 オリフィス
25 外気温センサ
26 排気温センサ
38 排気管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ゴミが収容される有底筒状のゴミ容器と、該ゴミ容器内の生ゴミを加熱するマイクロ波照射装置と、ゴミ容器内の生ゴミに送風する送風ファンと、ゴミ容器内の排気を吸引する排気ファンと、ゴミ容器内の底部で回転し生ゴミを攪拌・切断する回転羽根と、ゴミ容器を着脱自在に収容するとともに前記送風ファンと連通する送風口と前記排気ファンと連通する排気口とを開口した処理槽と、該処理槽の上面を開閉する蓋体とを備え、生ゴミを回転させながら加熱と送風を作用させて生ゴミの減量化を図るタイプの生ゴミ処理装置において、
前記送風ファンの送風を前記マイクロ波照射装置に作用させてから前記処理槽の送風口に供給する主送風路を形成し、該主送風路におけるマイクロ波照射装置よりも下流に分岐送風路を備えたことを特徴とする生ゴミ処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−82552(P2010−82552A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−254574(P2008−254574)
【出願日】平成20年9月30日(2008.9.30)
【出願人】(000103138)エムケー精工株式会社 (174)
【Fターム(参考)】