説明

生活状況確認システム

【課題】従来の生活状況確認システムでは、新たにセンサーを設置する等、多くの設備の設置が必要であり、また、全てのセンサーを常時動作させておく必要があり、消費電力を要するという課題を有していた。
【解決手段】通信網に接続した通信機能を備えたテレビであって、登録したメールアドレスにメール送信する通信部とテレビの操作情報を格納するテレビ操作情報格納部とテレビ操作情報格納部の格納データとテレビの操作を比較し違いが発生すると通信部に違いを知らせるメール送信を指示する制御部とを有し、見守り対象者の異常を自動で検出して、見守り者にメールで連絡する。また、テレビやテレビ電話等に簡単な機能追加で、生活状況確認を実現し、常時センサーを動作させる必要がなく、テレビ操作情報に登録されている時間のみに、テレビ操作状況を確認すればよいので、省エネになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ、ビデオカメラを利用して、ひとり暮らしの高年齢者等の異常を検出しうるもので、通信網を介して、その状況を親族等に伝える生活状況確認システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の生活状況確認システムは、ひとり暮らしの高齢者等の毎日の生活パターンや生活の様子の情報を親族等に提供するものであった。具体的には、見守り対象者の各部屋や、ドアやトイレ等に、人体検知センサーや、機器センサー等を配置して、高齢者の行動を記録し、それに訪問者のレポートを追加してサーバーに蓄積し、定期的にこのデータを外部の者(家族等) に自動的に配信するようにして、日々の高齢者の生活状態を確認しようとしている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、見守り対象者の所在に関する情報を蓄積し、日常生活情報と対照して現在の見守り対象者に異常がないか判断し、見守り者の異常確認の電話発信を受信できるように、見守り対象者が電話機を常時身につける装備を設けようとしている。(例えば、特許文献2参照)
図11を参照しながら、従来の生活状況確認システムについて、より詳細に説明する。図11は、前記特許文献1 に記載された従来の生活状況確認システムを示すものである。図11において、通信網106は、コンピュータネットワーク(LANなど)や、電話網であり、電話、電子メール、映像音声データ、画像データの送受信を通信網106を介しておこなう。また、通信網106には電話の交換機やコンピュータのサーバー(図示せず)があり、電話、携帯電話、ビデオ電話の送受信サービスをおこなう。
【0004】
管理会社201と見守り者202と訪問事業者203と見守り対象者宅204とは通信網106で通信可能に接続されている。見守り対象者宅204の各部屋に設置されたセンサーの検知信号は送受信機に送信される。この送受信機からのデータは通信網106を介して管理会社201へ送られ、管理会社201から見守り者202や訪問者205、訪問事業者203のオフィスに配信される。
【0005】
また、訪問者205は見守り対象者宅204を訪問した際に、そこに居住する見守り対象者の健康状態や、暮らしの様子等、確認した生活状況を通信網106を介して管理会社201のデータ送信し、管理会社201はこの送信された確認データを上記生活状況データとともに見守り者202に配信していた。
【0006】
しかしながら、特許文献1のシステムは、管理会社201や訪問事業者203のサービスの提供を受ける必要がある。また、特許文献1、特許文献2のシステムは、ともに、対象者宅204の各部屋に、センサーを設置するなど、新たに多くの設備の設置が必要である。また、すべてのセンサーを常時動作させておく必要があり、消費電力を要していた。さらに、これらのセンサーを設置することは見守り者202にとって、プライバシーが十分に保たれず、不快に感じる場合も存在していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−295232号公報
【特許文献2】特開2002−92768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来の構成では、見守り対象者の位置データの情報を収集する必要があるため、対象者宅204の各部屋に、センサーを設置するなど、新たに多くの設備の設置が必要であり、また、すべてのセンサーを常時動作させておく必要があり、消費電力を要するという課題を有していた。
【0009】
また、自動で異常検出した場合に、異常の確認方法は、見守り対象者に電話して確認するか、訪問事業者203など第三者に確認を依頼するしかなかったという課題も有していた。
【0010】
ここで、近年、テレビに、メール機能、IP動画取得のための通信網接続や、ビデオ電話のためのビデオカメラの接続、省エネのための人感センサーの装備が行われている。また、テレビは、リビング、寝室、個人の部屋など、家で、一番長い時間居る場所に置かれることが多い。
【0011】
そこで、本発明は、前記従来の課題を解決するもので、テレビやビデオカメラやテレビ電話など、生活状況確認システム以外としても一般的に使用するものに対して、簡単な機能追加で、見守りを実現し、なおかつ、自動で異常発生を検出した場合は、見守り者自身が映像で状況を確認可能しうる生活状況確認システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記従来の課題を解決するために、本発明の生活状況確認システムは、通信網に接続した通信機能を備えたテレビであって、登録したメールアドレスにメール送信する通信部とテレビの操作情報を格納するテレビ操作情報格納部とテレビ操作情報格納部の格納データとテレビの操作を比較し違いが発生すると通信部に違いを知らせるメール送信を指示する制御部とを有し、見守り対象者の異常を自動で検出して、見守り者に連絡する。
【0013】
本構成によって、通常テレビを見ていない時間にテレビがついている場合や、通常テレビを見ている時間にテレビがついていない場合や、通常見ているテレビ番組を見ていない場合は、テレビ操作情報格納部の格納データとテレビの操作を比較し違いが発生すると異常を検出したとして、メールアドレス登録者に異常を伝えるメールを送る。
【0014】
また、本発明の生活状況確認システムは、異常を検出した場合に、テレビ画面に確認のメッセージとメニューを表示し、音でも知らせて、一定時間操作がなければ、メールアドレス登録者にメールを送付するようにしたものである。
【0015】
そして、本発明の生活状況確認システムは、異常を検出した場合に、一定時間操作がなければ、第一のメールアドレス登録者に伝えるメールを送付し、応答メールがなければ、第二のメールアドレス登録者に異常を伝えるメールを送付するようにしたものである。
【0016】
さらに、本発明の生活状況確認システムは、ビデオカメラを接続し、第二のメールアドレス登録者にテレビに接続したビデオカメラから映像を撮影してその映像ファイルを添付して異常を伝えるメールを送付するようにしたものである。
【0017】
また、本発明の生活状況確認システムは、テレビにテレビ電話の機能を備え、第二のメールアドレス登録者に、見守り対象者のテレビに通信網からアクセスできるパスワードファイルを作成し、添付して異常を伝えるメールを送付するようにしたものである。
【発明の効果】
【0018】
本発明の生活状況確認システムによれば、通常のテレビの操作との違いにより、見守り対象者の異常検出し、見守り者にメールで見守り対象者の異常検出を連絡し、送ってきたパスワードで見守り者は、見守り対象者のテレビにアクセスして、ビデオ電話で、テレビに接続したビデオカメラで、見守り対象者の状況を確認することができる。
【0019】
また、テレビやビデオカメラやテレビ電話など、生活状況確認システム以外としてもよく使用するものと簡単な機能追加で、生活状況確認を実現し、常時、家中のセンサーを動作させる必要がなく、テレビ操作情報に登録されている時間のみに、テレビ操作状況を確認すればよいので、省エネになる。
【0020】
また、見守り者が同居しない場合だけでなく、見守り者が同居していても、見守り者が外出する場合や、同じ家の他の部屋にいる場合でも、利用できる。子供を一人で留守番させる場合でも、利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施の形態1における生活状況確認システムのシステム図
【図2】本発明の実施の形態2における生活状況確認システムのシステム図
【図3】本発明の実施の形態1、実施の形態2における生活状況確認システムのテレビ操作情報格納部に格納する情報の内容の一例を示す図
【図4】本発明の実施の形態1における生活状況確認システムの異常検出時の第1の動作フローチャート
【図5】本発明の実施の形態1における生活状況確認システムの異常検出時の第2のフローチャート
【図6】本発明の実施の形態1における生活状況確認システムの異常検出時の第3のフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2における生活状況確認システムの異常検出時の第1のフルーチャート
【図8】本発明の実施の形態2における生活状況確認システムの異常検出時の第2のフローチャート
【図9】本発明の実施の形態1、実施の形態2の異常を知らせる画面表示メッセージと選択メニューの表示例を示した図
【図10】本発明の実施の形態1、実施の形態2の電子メールで異常を知らせるメッセージの一例を示した図
【図11】従来の生活状況確認システムのシステム構成図
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における生活状況確認システムのシステム図である。図1において、図11と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図1において、101は、見守り対象者側テレビ受信装置、102は、見守り者側テレビ受信装置、103は電話、104は携帯電話、105はPCを示している。見守り対象者側テレビ受信装置101は見守り対象者が使用し、見守り者側テレビ受信装置102は、見守り者が使用する。
【0024】
見守り対象者側テレビ受信装置101、見守り者側テレビ受信装置102はいずれもテレビ放送を受信し、画面に表示できるほか、通信網106に接続して、電子メールや、電話、ビデオ電話が、行えるものである。また、電話103は、通信網106に接続し音声で、見守り対象者側テレビ受信装置101と通話が可能である。携帯電話104は、通信網106に接続し、音声で、見守り対象者側テレビ受信装置101と通話が可能であり、電子メールの送受信が可能である。
【0025】
見守り者側テレビ受信装置102とPC105は、通信網106に接続されており、見守り対象者側テレビ受信装置101と通話が可能であり、電子メールの送受信が可能であり、図2に示すように、ビデオカメラ107を接続するとビデオ電話も可能である。また、見守り者側テレビ受信装置102、携帯電話104、PC105は、映像音声フォーマットや画像データのデコーダを有し、映像音声フォーマットの再生や表示が可能である。
【0026】
放送受信部1は、放送信号を受信し、視聴者の操作などにより番組のテレビ信号を選局し、映像信号、音声信号、情報データに復調、復号するものである。操作部2は、視聴者が選局などの操作を行うための入力手段であり、起動/停止スイッチや所望の番組を選択して視聴するためにチャンネルのアップ・ダウンキーなどが配置される。操作部2で起動/停止スイッチは、トグルスイッチで、OFFの状態で押すとONになり、ONの状態で押すとOFFになる。起動/停止スイッチで、OFFにすると見守り対象者側テレビ受信装置101はスタンバイモードになり、ONにすると見守り対象者側テレビ受信装置101は起動する。
【0027】
記憶部3には、登録した送信先のメールアドレスなどデータを記憶する。制御部4は、見守り対象者側テレビ受信装置101の各部を制御する。通信部5は、通信網106に接続し、電子メールなどのコンピュータ通信の送受信や、電話、携帯電話、ビデオ電話をおこなう。
【0028】
テレビ操作情報格納部11は、記憶部3内にあり、1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻、1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻を曜日ごとに格納する。また、毎回視聴する番組名やその番組情報を格納する。なお、これらは一例であって、これ以外に見守り対象者の好みの番組や毎週連続する番組等を対象にすることも可能である。
【0029】
タイマー6は時間をカウントする。画像重畳部7は放送受信部1でデコードされた映像信号と制御部4で処理されたデータ放送の画像等を重ねて表示部8に送る。表示部8は、画像重畳部7からの映像信号を画面に表示する。スピーカー9は音声切替部10からの音声信号を音として出力する。音声切替部10は、放送受信部1からの音声信号と制御部4からの音声信号を制御部4の制御信号により選択し、スピーカー9に送る。見守り対象者側テレビ受信装置101において、記憶部3の一部としてテレビ操作情報格納部11を設ける。
【0030】
ここで、図3に本発明の実施の形態1、実施の形態2における生活状況確認システムのテレビ操作情報格納部に格納する情報の内容の一例を示す。テレビ操作情報格納部11に、1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻、1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻を曜日ごとに設定する。また、毎回視聴する番組名を登録する。
【0031】
ただし、1日の時間は、テレビ放送時間に合わせて、例えば、午前4時をスタートとし翌日の午前4時(28時)直前までにする。1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻、1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻は、毎日時間データを収集しそのデータから設定してもよい。例えば、毎日収集した時間データの偏差値70の時間を計算して設定してもよい。
【0032】
また、毎回視聴する番組を指定し、テレビ操作情報格納部11に登録する。番組の登録方法は、EPGより、番組を選択し登録する。登録した番組を解除する場合は、登録した番組一覧より、番組名を選択し解除する。毎回視聴する番組に登録した番組を、毎回視聴しているかデータを収集して、例えば、その番組の開始時刻に登録した番組を選択している。もしくは、表示された選択メニュー表示で、選択した場合の合計が90%を切った場合は、自動的に、登録対象外とし、90%を超えた場合は、再登録してもよい。
【0033】
次に、見守り対象者の異常検出方法としては、タイマー6で、曜日、時間を計り、テレビ操作情報格納部11に曜日ごとに設定した1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻になっても、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチがONされていなければ、異常として検出する。
【0034】
また、テレビ操作情報格納部11に曜日ごとに設定した1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻になっても、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチが、OFFされていなければ、異常として検出する。また、テレビ操作情報格納部11に登録している毎回視聴する番組が始まっても、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチがONになっていない場合、または、別の番組を選局したままになっている場合は、異常として検出する。
【0035】
見守り対象者の異常検出すると、画像重畳部7で、異常を知らせるメッセージ表示と操作メニューを放送受信部1の映像信号と合成して表示部8に表示する。図9は、本発明の実施の形態1、実施の形態2の異常を知らせる画面表示メッセージと選択メニュー例である。
【0036】
1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻になっても、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチがONされていない場合の検出は、見守り対象者側テレビ受信装置101はスタンバイ状態にあり、タイマー6が設定時刻を検出して、設定時刻になると、前記異常を検出して、見守り対象者側テレビ受信装置101を起動して、異常を知らせるメッセージ表示として、「設定時刻に、テレビの起動/停止スイッチが、ONされていません。」を表示し操作メニューとして「継続」、「停止」の選択メニューを表示する。
【0037】
表示部8に表示した異常を知らせるメッセージ表示と操作メニューは、前記操作メニューを操作すると画像重畳部7での前記合成を中止し、表示部8での異常を知らせるメッセージ表示と操作メニューの表示も中止する。つまり、操作メニューで、「継続」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は起動したままになり、「停止」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は、スタンバイ状態になる。
【0038】
1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻になっても、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチがOFFされていない場合の検出は、タイマー6が時間を計測して、設定時刻になると、前記異常を検出して、異常を知らせるメッセージ表示として、「設定時刻に、テレビの起動/停止スイッチが、OFFされていません。」を表示し操作メニューとして「継続」、「停止」の選択メニューを表示する。
【0039】
操作メニューで、「継続」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は起動したままになり、「停止」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は、スタンバイ状態になる。
【0040】
また、見守り対象者側テレビ受信装置101が毎回視聴する番組に登録された番組の視聴確認は、テレビ放送の情報データの番組情報から、その番組の開始時刻とチャンネルを抽出し、タイマー6で、その時間になったら、放送受信部1が、そのチャンネルを選局しているかどうかで判断する。
【0041】
毎回視聴する番組に登録された番組の放送が開始される時刻になり、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチがOFFの場合、見守り対象者側テレビ受信装置101はスタンバイ状態にあり、タイマー6が番組の開始時間になると、前記異常を検出して、見守り対象者側テレビ受信装置101を起動して、放送受信部1は、そのチャンネルを選局して、その番組の映像、音声を、表示部8、スピーカー9に出力する。また、異常を知らせるメッセージ表示として、「登録している**番組が、始まります。」と操作メニューとして「継続」、「停止」の選択メニューを画像重畳部7で放送受信部1の映像信号を合成して表示する。
【0042】
操作メニューで、「継続」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は起動したままになり、「停止」を選択すると見守り対象者側テレビ受信装置101は、スタンバイ状態になる。
【0043】
また、毎回視聴する番組に登録された番組の放送が開始される時刻になり、他のチャンネルを視聴している場合は、異常を知らせるメッセージ表示として、「登録している**番組が、始まります。」と操作メニューとして「継続」、「変更」の選択メニューを画像重畳部7で放送受信部1の映像信号を合成して表示する。操作メニューで、「継続」を選択すると現在選択されているチャンネルのままになり、「変更」を選択すると放送受信部1で、登録している番組のチャンネルに変更する。
【0044】
但し、設定した時刻を覚えていない場合や登録した番組がはじまったことに気がつかないこともあるので、まずは、画面に表示して知らせる。この表示が現れても、テレビの操作がされないのは、何らかの異常があるか、テレビを見ていない場合である。従って、前記の異常を知らせるメッセージ表示と操作メニュー表示をタイマー6で5分間計測し、前記操作メニューでの操作がない場合は、制御部4より音声切替部16を制御して放送受信部1の音声信号から切換えてスピーカー9より警告音を出力する。
【0045】
警告音は、タイマー6で1分間を計測し、1分間に達した場合は止める。警告音を発している間に、前記操作メニューが操作されれば、警告音を止める。警告音のスピーカー9出力については、音声切替部16に変えて警告音と放送受信部1の音声信号を合成して出力してもよい。テレビを見ていない場合でも、警告音が聞こえる範囲にいて、特に異常がなければ、テレビの操作は可能である。
【0046】
図10は、本発明の実施の形態1、実施の形態2の電子メールで異常を知らせるメッセージ例である。第一のメール送付、第二のメール送付で、共通のメッセージが使用可能である。第一のメールアドレスは、見守り対象者のメールアドレスで、第二のメールアドレスは、見守り者のメールアドレスである。
【0047】
メールの文面は、1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻になっても、操作部2の起動/停止スイッチがONされていなければ、「設定時刻に、テレビの起動/停止スイッチが、ONされていません。」とし、1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻になっても、操作部2の起動/停止スイッチがOFFされていなければ、「設定時刻に、テレビの起動/停止スイッチが、OFFされていません。」とする。
【0048】
毎回視聴する番組に登録された番組の放送が開始される時刻なっても、見守り対象者側テレビ受信装置101で設定のチャンネルが選局されていなければ、「登録している**番組が、始まります。」とする。
【0049】
なお、見守り対象者側テレビ受信装置101は、異常を知らせる第一のメール送付先のメールアドレスを事前に登録する。1人でも複数のメールアドレスを持っている場合は、複数のメールアドレスを設定可能にする。
【0050】
前記異常を知らせるメッセージ表示と操作メニュー表示が5分経過後、もしくは、警告音出力1分経過後に、操作メニューでの操作がない場合は、異常を知らせる第一のメール送付先の登録されたメールアドレスに、通信部5は、電子メールを送付する。
【0051】
前記メール受信者は、メール受信が確認できれば、前記メールをすぐに空(メッセージ無し)メール返信する。返信したメールは、見守り対象者側テレビ受信装置101の通信部5が、受信する。制御部4は、受信したメールの送信者欄のメールアドレスと第一のメール送付先の登録されているメールアドレスを比較し、一致していれば、前記送付の電子メールに対し、応答ありとして前記異常を知らせるメッセージ表示と操作メニュー表示を表示部8から消す。
【0052】
異常検出前の状態が、スタンバイ状態であったならば、見守り対象者側テレビ受信装置101を、スタンバイ状態にもどす。外出していて、テレビの警告音も聞こえない状態でも、携帯電話に電子メールが送ってくれば、認識することが可能になる。
【0053】
異常を知らせる第一のメール送付先の登録されたメールアドレスに、電子メールを送付した後、タイマー6で、5分を計測する。その間に応答メールがない場合は、第二の
メール送付先の登録されたメールアドレスに、通信部5は、電子メールを送付する。見守り対象者側テレビ受信装置101は、異常を知らせる第二のメール送付先のメールアドレスを事前に登録する。また、電話(携帯電話含む)で、異常を知らせる場合は、その電話番号を、登録する。
【0054】
見守り者が複数いる場合や、1人でも複数のメールアドレスを持っている場合は、複数のメールアドレスを設定可能にする。メールアドレスが複数されている場合は、電子メールのあて先に、設定されたすべてのメールアドレスを設定して、送信する。また、電話の場合は、異常を知らせる電話番号が、複数ある場合は、複数の電話番号を設定可能にする。
【0055】
ここで、図4は、本発明の実施の形態1における生活状況確認システムのテレビの動作フローの例1として、異常検出→メニュー表示→メール送付のフローを示す。
【0056】
ステップ1:タイマー6を起動し、曜日、時間を計測する。ステップ2:テレビ操作情報格納部の設定時間とタイマー6の時間を比較する。設定時間と一致していれば、異常検出S3に進む。設定時間と一致していなければ、一致するまで、繰り返しステップ1、2が繰り返される。
【0057】
ステップ3:テレビ操作情報格納部の設定内容と合っているか比較する。一致している場合には、テレビ操作情報格納部の設定時間(ステップ2)に進み、次の設定時間に一致するまで待つ。一致していなければ、画面に異常検出メッセージと操作メニューを表示ステップ4に進む。ステップ4:画面に異常検出メッセージと操作メニューを表示する。ステップ5:タイマー6で5分の計測をスタートする。ステップ6:操作メニューの操作があれば、タイマーカウント停止S7に進む。操作メニューの操作がなければ、タイムオーバーS9に進む。
【0058】
ステップ7:タイマー6での5分計測を止める。ステップ8:画面に異常検出メッセージと操作メニューの表示を消す。テレビ操作情報格納部の設定時間?(ステップ2)に進む。ステップ9:タイマー6計測で、タイムオーバーならば(5分たてば)、メール送付S10に進む。タイムオーバーでなければ、操作なしS6に進む。ステップ10:異常検出のメールをメールアドレス登録者(見守り者)に送付する。
【0059】
図5は、本発明の実施の形態1における生活状況確認システムのテレビの動作フローの例2として、異常検出→メニュー表示→音声出力→メール送付のフローを示す。なお、図4と同じステップについては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0060】
ステップ11:異常を知らせる音を出力する。ステップ12:タイマー6で1分の計測をスタートする。ステップ13:操作メニューの操作があれば、タイマーカウント停止S14に進む。操作メニューの操作がなければ、タイムオーバーS17に進む。ステップ14:タイマー6での1分計測を止める。
【0061】
ステップ15:画面に異常検出メッセージと操作メニューの表示を消す。ステップ16: 異常を知らせる音停止。テレビ操作情報格納部の設定時間?(ステップ2)に進む。ステップ17:タイマー6計測で、タイムオーバーならば(1分たてば)、メール送付S10に進む。タイムオーバーでなければ、操作なしS13に進む。
【0062】
図6は、本発明の実施の形態1における生活状況確認システムのテレビの動作フローの例3として、異常検出→メニュー表示→音声出力→第一、第二のメール送付のフローを示す。図4、図5と同じステップについては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0063】
ステップ18:異常検出のメールを第一のメールアドレス登録者(見守り対象者)に送付する。ステップ19:タイマー6で5分の計測をスタートする。ステップ20:第一のメールアドレス登録者(見守り対象者)の応答メールが来ればタイマーカウント停止S21に進む。来なければ、操作なしS24に進む。ステップ21:タイマー6での5分計測を止める。ステップ22:画面に異常検出メッセージと操作メニューの表示を消す。ステップ23:異常を知らせる音停止。テレビ操作情報格納部の設定時間?(ステップ2)に進む。
【0064】
ステップ24:操作メニューの操作があれば、タイマーカウント停止S21に進む。操作メニューの操作がなければ、タイムオーバーS25に進む。ステップ25:タイマー6計測で、タイムオーバーならば(5分たてば)、第2メール送付S26に進む。タイムオーバーでなければ、メール応答なしS20に進む。ステップ26:異常検出のメールをメールアドレス登録者(見守り者)に送付する。
【0065】
異常を検出した場合、電子メールの場合は、見守り対象者側テレビ受信装置101は、通信部5より、通信網106を介して見守り者の携帯電話104もしくは、PC105、もしくは、テレビ受像機102に、電子メールを送る。電話の場合は、音声で、メールの文面と見守り対象者の名前を何度も繰り返す。電話は、相手が出ない場合も含め、タイマー6で時間を切って、次の相手先に電話をかける。異常検出を伝えるメールの文面、表示部8に表示するメッセージ、音声のメッセージは、内容を的確に伝えるものであれば、変更してもよい。また、タイマー6の前記計測時間5分、1分は、変更してもよい。
【0066】
かかる構成によれば、通信網に接続した通信機能を備えたテレビであって、登録したメールアドレスにメール送信する通信部とテレビの操作情報を格納するテレビ操作情報格納部とテレビ操作情報格納部の格納データとテレビの操作を比較し違いが発生すると通信部に違いを知らせるメール送信を指示する制御部とを有することにより、通常のテレビの操作に違いにより、見守り対象者の異常検出し、見守り者にメールを送付することになり、見守り対象者の異常検出を見守り者に連絡することができる。
【0067】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における生活状況確認システムのシステム図である。図2において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図2において、ビデオカメラ107は、映像音声フォーマットのエンコーダを内蔵し、撮影した映像音声信号をファイルに落とす。ビデオカメラ107は、見守り対象者側テレビ受信装置101、見守り者側テレビ受信装置102、PC105に接続可能である。
【0068】
ビデオカメラ107の向きを操作で上下左右に変更できる。また、映像・音声信号と操作制御信号のインターファースを持ち、ビデオカメラ接続部12を介して、外部からビデオカメラ107を操作することも可能である。ビデオカメラ接続部12は、映像音声信号を受信し、ビデオカメラの制御信号を送受信する。見守り対象者側テレビ受信装置101とビデオカメラ107は、ビデオカメラ接続部12で接続し、見守り対象者側テレビ受信装置101から、ビデオカメラ107を操作し、起動、停止、カメラの向きを上下左右に変更したり、ズームイン(拡大)、ズームアウト(縮小)することが可能である。
【0069】
なお、ビデオカメラ107に、映像音声フォーマットのエンコーダを内蔵しなくても、見守り対象者側テレビ受信装置101に内蔵してエンコードしてもよい。また、ビデオカメラ107を見守り対象者側テレビ受信装置101に内蔵してもよい。
【0070】
次に、図7は、本発明の実施の形態2における生活状況確認システムのテレビの動作フローの例1として、異常検出→メニュー表示→音声出力→第一、第二のメール(映像ファイル添付)送付のフローを示す。なお、図4、図5、図6と同じステップについては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0071】
ステップ27:ビデオカメラ107で、映像を撮影し、映像音声ファイルを作成する。ステップ28:映像音声ファイルを添付した異常検出のメールをメールアドレス登録者(見守り者)に送付する。第二のメール送付するときに、制御部4は、ビデオカメラ107をビデオカメラ接続部12を介して制御して見守り対象者側テレビ受信装置101の前の映像を撮影し、映像音声フォーマットのファイルにエンコードして、映像ファイルにして、第二のメールに添付して送付する。
【0072】
第二のメールを受信した見守り者は、携帯電話104、PC105、見守り者側テレビ受信装置102で、映像ファイルを再生して、見守り対象者側テレビ受信装置101の前の映像を確認する。ビデオカメラ107に変えて、デジタルカメラをテレビ受像機101に接続し、静止画をファイル化して添付してもよい。また赤外線センサーで、温度を感知し、人の存在を認識する人感センサーで、見守り対象者側テレビ受信装置101の前を探知して、人の有無の結果を電子メールのメッセージとして伝えてもよい。この構成により、電子メールに添付された映像、画像で、見守り対象者が、テレビの前の様子を確認することが可能となる。
【0073】
図8は、本発明の実施の形態2における生活状況確認システムのテレビの動作フローの例1として、異常検出→メニュー表示→音声出力→第一、第二のメール(映像ファイル、パスワードファイル添付)送付のフローを示す。なお、図4、図5、図6、図7と同じステップについては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0074】
ステップ29:見守り対象者側テレビ受信装置101を通信網106を介して遠隔から操作するパスワードファイルを作成する。ステップ30:パスワードファイルと映像音声ファイルを添付した異常検出のメールをメールアドレス登録者(見守り者)に送付する。なお、パスワードファイルを送付する場合は、映像撮影S27とメールへの映像音声ファイルの添付は、行わなくてもよい。
【0075】
見守り対象者側テレビ受信装置101が通信網106を介して、操作できるように、外部からのアクセスパスワードを設け、そのパスワードを制御部4が作成し、第二のメールに前記パスワードを暗号化したパスワードファイルを送付する。パスワードファイルの暗号化を解凍するパスワードは、固定で、見守り者には、事前に伝えて置くことも可能である。見守り対象者側テレビ受信装置101のアクセスパスワードの有効期間は発効より1日とする。ただし、10回連続誤ったパスワードでアクセスされるとアクセスパスワードを変更し、第二のメールのメールアドレス宛に暗号化したパスワードファイルを再送付する。アクセスパスワードの有効期間やアクセスパスワード変更については、前記通りでなくてもよい。
【0076】
見守り者は、通信網106を介して、送付された外部からのアクセスパスワードを使用して見守り対象者側テレビ受信装置101にアクセスし、ビデオ電話のパスを確立する。ビデオ電話のパスが確立されると、ビデオ電話のパスが確立したこと知らせる電子メールを、第二のメール送付先に登録したすべてのメールアドレスを宛先に見守り対象者側テレビ受信装置101は、送付する。
【0077】
これにより、ビデオ電話で、状況確認していることがわかる。ビデオカメラ107を操作して、ビデオカメラ107の向き等を操作して、見守り対象者側テレビ受信装置101の前の映像を確認できる。ビデオカメラ接続部12を介してビデオカメラ107を操作して見守り対象者側テレビ受信装置101設置の部屋の詳細な映像が確認可能になる。
【0078】
ビデオ電話で状況を確認した人は、第二のメール送付先に登録したすべてのメールアドレスを宛先に、状況報告のメールを送ると、第二のメール送付先に登録したすべてのメールアドレスの持ち主は、状況を確認することができる。
【0079】
また、必要な場合は、異常検出がされていなくても、見守り対象者の操作で、外部からのアクセスパスワードを作成し、第二のメール送付先の先頭に登録されているメールアドレスのみに前記パスワードを暗号化したパスワードファイルを送付する。
【0080】
また、見守り対象者側テレビ受信装置101の操作に見守り対象者が不慣れな場合は、外部からのアクセスパスワードを使って、見守り者が、見守り対象者に代わって、1日の最も早い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでONにする時刻の設定、1日の最も遅い見守り対象者側テレビ受信装置101の操作部2の起動/停止スイッチでOFFにする時刻の設定、毎回視聴する番組名登録、第一、第二のメールアドレス登録、設定などのメンテナンスを行うことができる。
【0081】
また、登録した第二のメールアドレスを削除されると、そのメールアドレスにメールアドレス設定削除のメールを送る。第二のメールアドレスは、登録時にそのメールアドレスに登録のメールを送り、返信のメールが返ってくれば、本登録になる。返信メールには、名前とアカウント名を記載する。本登録時には、メールアドレスとともに、名前とアカウント名も登録される。本登録されると現在登録されているメールアドレスと名前とアカウント名の一覧が、登録メールすべてに送られる。
【0082】
かかる構成によれば、ビデオカメラをビデオカメラ接続部でテレビ受信装置に接続し、制御部で、パスワードを作成することにより、見守り対象者宅のテレビ受信装置を設置した部屋の状況を、通信網を介して見守り者は確認にすることができる。
【0083】
見守り者が同居せず見守り対象者が1人暮らしの場合や、見守り者が同居しているが、別の部屋にいる場合、見守り者が外出のために、見守り対象者が、家に1人になってしまう場合や子供を部屋で1人にする場合でも使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0084】
本発明にかかる生活状況確認システムは、テレビやビデオカメラやテレビ電話など、生活状況確認システム以外としてもよく使用するものと簡単な機能追加で、通常のテレビの操作との違いにより、見守り対象者の異常検出し、見守り者にメールで見守り対象者の異常検出を連絡し、見守り者は、送ってきたパスワードで見守り対象者のテレビにアクセスして、ビデオ電話で、テレビに接続したビデオカメラで、見守り対象者の状況を確認することが可能になるので、ひとり暮らしの高年齢者の生活状況を、通信網を介して、親族等に伝える生活状況確認システム等として有用である。
【符号の説明】
【0085】
1 放送受信部
2 操作部
3 記憶部
4 制御部
5 通信部
6 タイマー
7 画像重畳部
8 表示部
9 スピーカー
10 音声切替部
11 テレビ操作格納部
12 ビデオ接続部
101 見守り対象者側テレビ受信装置
102 見守り者側テレビ受信装置
103 電話
104 携帯電話
105 PC
106 通信網
107 ビデオカメラ
201 管理会社
202 見守り者
203 訪問事業者
204 見守り対象者宅
205 訪問者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信網に接続した通信機能を備えたテレビであって、
登録したメールアドレスにメール送信する通信部と、
時間を管理するタイマーとテレビを操作する操作部と、
過去の操作履歴からなるテレビの操作情報を格納するテレビ操作情報格納部と、
テレビ操作情報格納部の操作情報と操作状況を比較し違いが発生すると通信部に違いを知らせるメール送信を指示する制御部とを具備することを特徴とする生活状況確認システム。
【請求項2】
制御部が、テレビ操作情報格納部の操作情報と操作状況との違いを検出すると、テレビ操作情報格納部との違いの情報と確認操作を要求するメニューとを表示出力に合成する画像重畳部と、
テレビ操作情報格納部の情報と確認操作のメニュー表示時にテレビ操作がされない場合にのみ、メール送信を通信部に指示する制御部とを具備することを特徴とする請求項1の生活状況確認システム。
【請求項3】
制御部が、テレビ操作情報格納部の操作情報と操作状況との違いを検出すると、テレビ操作情報格納部との違いを知らせる音の出力をスピーカーに指示し、テレビ操作情報格納部の情報と確認操作を要求するメニュー表示時にテレビ操作がされないと、メール送信を通信部に指示する制御部とを具備することを特徴とする請求項2の生活状況確認システム。
【請求項4】
第一の電子メールと第二の電子メールを個別に登録した異なるメールアドレスにメール送受信する通信部と制御部が、テレビ操作情報格納部との違いを検出すると、通信部に第一の電子メールの送信を指示し、応答メールを受信しなければ、第二の電子メールの送信を指示する制御部とを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の生活状況確認システム。
【請求項5】
映像と音声を撮影するビデオカメラと撮影した映像と音声をファイルにし、第二のメールに添付して送信する制御部とを具備することを特徴とする請求項4に記載の生活状況確認システム。
【請求項6】
ビデオ電話機能を備えたテレビであってビデオ電話を介して、通信網を介して外部からテレビを操作するパスワードを作成し第二のメールに添付して送信する制御部とを具備することを特徴とする請求項4から5のいずれかに記載の生活状況確認システム。
【請求項7】
テレビ起動操作時刻乃至テレビ停止操作時刻乃至テレビ番組情報を格納するテレビ操作情報格納部とを具備することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の生活状況確認システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−227699(P2011−227699A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−96795(P2010−96795)
【出願日】平成22年4月20日(2010.4.20)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】