説明

画像形成方法

【課題】本発明の目的は、画像濃度が高く、熱現像時の濃度むら、熱現像後の画像保存性に優れる画像形成方法を提供することにある。
【解決手段】熱現像感光材料を画像露光後、ヒートプレートを備えた熱現像部により画像形成する画像形成方法であって、前記熱現像感光材料が支持体の少なくとも一方の面上に有機銀塩、ハロゲン化銀粒子、バインダー、還元剤を含有する感光性層を有し、かつ前記感光性層におけるバインダーに対する有機銀塩とハロゲン化銀粒子の合計の固形分比率が、質量比で0.55以上1.62以下であり、前記ヒートプレートが前記熱現像感光材料の搬送方向に対して搬送入り口側で加熱温度が高くなるように構成されていることを特徴とする画像形成方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱現像感光材料を画像露光後、ヒートプレートを備えた熱現像部により画像形成する画像形成方法であって、前記熱現像感光材料が支持体の少なくとも一方の面上に有機銀塩、ハロゲン化銀粒子、バインダー、還元剤を含有する感光性層を有し、かつ前記感光性層におけるバインダーに対する有機銀塩とハロゲン化銀粒子の合計の固形分比率が、質量比で0.55以上1.62以下であり、前記ヒートプレートが前記熱現像感光材料の搬送方向に対して搬送入り口側で加熱温度が高くなるように構成されていることを特徴とする画像形成方法。
【請求項2】
熱現像感光材料を画像露光後、ヒートプレートを備えた熱現像部により画像形成する画像形成方法であって、前記熱現像感光材料が支持体の少なくとも一方の面上に有機銀塩、ハロゲン化銀粒子、バインダー、還元剤を含有する感光性層を有し、かつ前記感光性層におけるバインダーに対する有機銀塩とハロゲン化銀粒子の合計の固形分比率が、質量比で0.55以上1.62以下であり、前記ヒートプレートが、前記熱現像感光材料の搬送方向に対して、順に、前記熱現像感光材料を第1の温度に加熱するプレヒート部と、前記熱現像感光材料を熱現像するため第2の温度に加熱する現像部とを有し、前記第1の温度が前記第2の温度より高く設定されていることを特徴とする画像形成方法。
【請求項3】
前記感光性層におけるバインダーに対する有機銀塩とハロゲン化銀粒子の合計の固形分比率が、質量比で0.60以上1.52以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
【請求項4】
前記感光性層の乾燥膜厚が9.0μm〜16.0μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項5】
前記感光性層に省銀化剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項6】
前記省銀化剤として、ヒドラジン誘導体、ビニル化合物、フェノール誘導体、ナフトール誘導体、4級オニウム化合物及びシラン化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項7】
熱現像後の画像濃度の最大値が4.0以上5.0以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項8】
写真特性曲線の光学濃度1.2における平均階調(γ値)が2.0〜6.0であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項9】
前記熱現像感光材料がシート状に断裁して作製したシート感光材料であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項10】
前記熱現像感光材料がシート状に断裁して作製したシート感光材料であり、該シート感光材料を搬送速度30〜100mm/secで加熱しながら搬送することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項11】
前記熱現像感光材料がシート状に断裁して作製したシート感光材料であり、該シート感光材料の一枚のシートの一部が露光されながら、同時に既に前記露光がなされた該シート感光材料の一部分で現像が開始されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項12】
前記熱現像感光材料がシート状に断裁して作製したシート感光材料であり、該シート感光材料を露光部と現像部の距離が0cm以上50cm以下であるレーザイメージャーにより現像することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項13】
前記熱現像感光材料がシート状に断裁して作製したシート感光材料であり、該シート感光材料をレーザイメージャーにより1秒以上10秒以下の加熱時間で熱現像することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−164890(P2008−164890A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−353784(P2006−353784)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(303000420)コニカミノルタエムジー株式会社 (2,950)
【Fターム(参考)】