説明

画像形成装置および画像形成システム

【課題】操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれない画像形成装置を提供する。
【解決手段】デジタル複合機は、集約印刷が可能である。また、デジタル複合機は、画像の印刷要求を受付ける受付け手段(S11)と、受付け手段により受付けた画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段(S13)と、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段(S15)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置および画像形成システムに関し、特に、集約印刷機能を備えた画像形成装置、およびこのような画像形成装置を含む画像形成システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的なデジタル複合機は、ネットワークを介して複数のコンピュータに接続されている。デジタル複合機は、接続されたコンピュータからの印刷要求に応じ、コンピュータから送信された画像を印刷する。
【0003】
デジタル複合機には、集約印刷機能が備えられているものがある。集約印刷機能とは、例えば、2枚分の画像や4枚分の画像を縮小し、1枚に集約して印刷する機能である。
【0004】
ここで、集約印刷に関する技術が、特開2002−152497号公報(特許文献1)や特開2002−254773号公報(特許文献2)に開示されている。特許文献1によると、原稿中の最小文字のサイズを判読し、判読した最小文字のサイズが予め定められた最小文字のサイズ以上となるように縮小率を自動で決定して集約印刷を行なうことにしている。また、特許文献2においては、自動で集約設定を行い、集約印刷における操作の煩雑さを解消することにしている。
【特許文献1】特開2002−152497号公報
【特許文献2】特開2002−254773号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1および特許文献2によると、集約印刷を要求した際には、自動的に縮小率等を決定して集約し、印刷することとしている。この場合、ユーザが意図しない集約印刷が行なわれることもあり、不合理である。また、文字のサイズを認識する機構を新たに設けなければならない場合もある。一方、集約印刷に関して、印刷要求の都度、その設定を要求することになると、操作が煩雑になる恐れがある。
【0006】
この発明の目的は、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれない画像形成装置を提供することである。
【0007】
この発明の他の目的は、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれない画像形成システムを提供することである。
【0008】
この発明のさらに他の目的は、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれない印刷プログラムを提供することである。
【0009】
この発明のさらに他の目的は、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれない印刷プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明に係る画像形成装置は、集約印刷が可能である。また、画像形成装置は、画像の印刷要求を受付ける受付け手段と、受付け手段により受付けた画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段と、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段とを備える。
【0011】
好ましくは、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、複数の画像を基に集約画像を形成する集約画像形成手段を備える。
【0012】
また、通知手段は、集約画像形成手段により形成された集約画像を表示して確認通知を行なってもよい。
【0013】
さらに好ましくは、通知手段による確認通知を行なうか否かを選択させる選択手段を備える。
【0014】
さらに好ましくは、選択手段により確認通知を行なうことが選択されていなければ、警告を発する警告手段を備える。
【0015】
さらに好ましくは、受付け手段により受付けた画像のファイル形式を判別する判別手段と、判別手段により判別した画像のファイル形式に応じて、画像の集約方法を決定する決定手段とを備える。
【0016】
この発明の他の局面においては、画像形成システムは、集約印刷が可能な画像形成装置と、画像形成装置に接続可能なコンピュータとを含む。画像形成装置は、コンピュータからの画像の印刷要求を受付ける受付け手段と、受付け手段により受付けた画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段と、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段とを備える。コンピュータは、通知手段による確認通知を表示する表示手段を備える。
【0017】
この発明のさらに他の局面においては、印刷プログラムは、プリンターに接続されたコンピュータを、画像の印刷要求を受付ける受付け手段、受付け手段により受付けた画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段として機能させるための印刷プログラムである。
【0018】
この発明のさらに他の局面においては、記録媒体は、上記した印刷プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
【発明の効果】
【0019】
この発明によると、画像の印刷要求を受付けると、受付けた画像の枚数が複数であるかを判断し、画像が複数であれば、集約印刷の確認通知を行う。そうすると、ユーザは印刷要求した画像が集約印刷されることを確認通知によって確認することができる。この場合、印刷要求を行なう都度、集約印刷の設定を行う必要はない。したがって、このような画像形成装置によると、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれることはない。
【0020】
また、この発明に係る画像形成システムによると、コンピュータからの画像の印刷要求に対し、画像形成装置が画像の印刷要求を受付けると、受付けた画像の枚数が複数であるかを判断し、画像が複数であれば、集約印刷の確認通知を行う。そうすると、ユーザは印刷要求した画像が集約印刷されることを確認通知によって確認することができる。この場合、印刷要求を行なう都度、集約印刷の設定を行う必要はない。したがって、このような画像形成システムによると、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれることはない。
【0021】
また、この発明に係る印刷プログラムおよびこのような印刷プログラムを記録した記録媒体によると、コンピュータからの画像の印刷要求に対し、画像形成装置が画像の印刷要求を受付けると、受付けた画像の枚数が複数であるかを判断し、画像が複数であれば、集約印刷の確認通知を行う。そうすると、ユーザは印刷要求した画像が集約印刷されることを確認通知によって確認することができる。この場合、印刷要求を行なう都度、集約印刷の設定を行う必要はない。したがって、このような画像形成システムによると、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれることはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機10に適用した場合のデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。図1を参照して、デジタル複合機10は、デジタル複合機10全体を制御する制御部11と、画像データ等の書き込みや読出しを行うためのDRAM12と、デジタル複合機10の有する情報を表示する表示画面を含み、デジタル複合機10におけるユーザとのインターフェースとなる操作部13と、原稿を自動的に所定の原稿読取り位置へ搬送する原稿送り装置14と、原稿送り装置14によって搬送されてきた原稿の画像を所定の読取り位置で読取る画像読取り部15と、画像読取り部15で読取られた原稿の画像データからその画像を形成する画像形成部16と、画像データ等を格納するハードディスク17と、公衆回線20に接続されるFAX通信部18と、ネットワーク21と接続するためのネットワークIF(インターフェース)部19とを備える。
【0023】
制御部11は、画像読取り部15から与えられる原稿データをDRAM12に圧縮符号化して書き込み、DRAM12に書き込んだデータを読出し、伸張復号化して画像形成部16により出力する。
【0024】
デジタル複合機10は、画像読取り部15により読取られた原稿を用いて、DRAM12を介して画像形成部16において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機10は、ネットワークIF部19を通じて、ネットワーク21に接続されたパソコン22から送信された画像データを用いて、DRAM12を介して画像形成部16において画像を形成することにより、プリンターとして作動する。さらに、デジタル複合機10は、FAX通信部18を通じて、公衆回線20から送信された画像データを用いて、DRAM12を介して画像形成部16において画像を形成することにより、また、画像読取り部15により読取られた原稿の画像データを、FAX通信部18を通じて公衆回線20に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機10は、画像処理に関し、複写(コピー)機能、プリンター機能、FAX機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、さらに詳細に設定可能な機能を有する。
【0025】
デジタル複合機10は、画像読取り部15により読取った画像データやパソコン22から送信された画像データを基に、集約印刷を行うことができる。デジタル複合機10には、例えば、パソコン22から送信された画像データを印刷する際には、2in1、すなわち、2枚分の画像を縮小し、1枚分の画像で集約印刷を行なう等、予め集約方法が設定されている。
【0026】
また、この発明の一実施形態に係る画像形成システムは、上記したデジタル複合機10と、ネットワーク21を介してデジタル複合機10に接続されたパソコン22(コンピュータ)とを含む。
【0027】
なお、図1において太線の矢印は画像データの流れを示しており、細線の矢印は制御信号または制御データの流れを示している。
【0028】
次に、ネットワーク21を介して接続されたパソコン22から印刷要求を行なって印刷する場合について説明する。図2は、この場合における制御部11の動作を示すフローチャートである。
【0029】
図1および図2を参照して、パソコン22からネットワーク21を介してデジタル複合機10に印刷要求が発せられると、デジタル複合機10は画像データを受信して、画像の印刷要求を受付ける(図2において、ステップS11、以下、ステップを省略する)。
【0030】
そうすると、デジタル複合機10は、集約設定がOFFであるか否かを判断する(S12)。この場合の集約設定とは、予め設定された集約方法で印刷を行なうか、または予め設定された集約方法で印刷を行なわず、ユーザの設定した集約画像により集約印刷を行なうかの設定である。
【0031】
集約設定がONであると(S12において、NO)、予め設定された集約方法で送信された画像データの集約を行い、そのまま印刷を行なう(S23)。この場合の集約印刷については、予め設定された集約方法をユーザが認識しているため、ユーザの意図するものである。
【0032】
一方、集約設定がOFFであると(S12において、YES)、次に、画像の枚数が複数であるか否かを判断する(S13)。ここで、制御部11は、判断手段として作動する。画像の枚数が複数でなければ(S13において、NO)、すなわち、1枚であれば、そのまま集約なしで印刷を行なう(S22)。画像の枚数が複数であれば(S13において、YES)、集約印刷の確認通知の選択がONであるか否かを判定する(S14)。
【0033】
集約印刷の確認通知の選択がONであると(S14において、YES)、まず、Nin1の集約画像をDRAM12上に形成する。ここで、Nは、画像の枚数から算出した集約可能な任意の数である。ここで、制御部11等は、集約画像形成手段として作動する。そして、形成したNin1の集約画像と共に確認通知を行なう(S15)。具体的には、Nin1でDRAM12上に形成された集約画像の画像データをパソコン22に送信し、パソコン22の表示画面(ディスプレイ)上に、「集約印刷を行ないます」との文字表示の確認通知と、形成した集約画像とを表示する。ここで、制御部11は、表示手段として作動する。
【0034】
図3は、この場合における表示画面の一例を示す図である。図3を参照して、表示画面23には、「集約印刷を行ないます」との文字表示の確認通知24と、Nを2とした場合の2in1で集約した集約画像25とが表示される。この場合、集約画像25として、予め設定された一般的な集約画像を示すプレビュー画像や、サムネイル画像等で表示するようにしてもよい。
【0035】
ここで、ユーザからの再設定の要求がなければ(S16において、YES)、そのまま設定した集約画像、すなわち、Nin1の集約画像で印刷を行なう(S17)。
【0036】
一方、再設定の要求があれば(S16において、NO)、Nを変更する等、画像の集約方法を変更して(S18)、再度確認通知および集約画像の表示を行なう。そして、ユーザの要求に応じた集約画像となるまで集約方法を変更し、ユーザの要求通りの集約画像を印刷する(S15〜S18)。
【0037】
このように構成することにより、パソコン22からの画像の印刷要求に対し、デジタル複合機10が画像の印刷要求を受付けると、受付けた画像の枚数が複数であるかを判断し、画像が複数であれば、上記したように集約印刷の確認通知を行う。そうすると、ユーザは確認通知によって印刷要求した画像が集約印刷されることを確認することができる。この場合、印刷要求を行なう都度、集約印刷の設定を行う必要はない。したがって、このようなデジタル複合機10によると、操作が煩雑になることなく、ユーザの意図しない集約印刷が行なわれることはない。
【0038】
この場合、集約印刷する際の集約画像を確認通知と共に表示するため、ユーザの要求する集約画像で印刷することを確認することができる。したがって、ユーザの要求する集約印刷を確実に行なうことができる。
【0039】
さらに、予め設定された集約方法で集約印刷を行なう場合には、集約通知を行なうことなく設定された集約画像で印刷することができるため、操作の煩雑さを低減して利便性を向上することができる。
【0040】
なお、この発明に係る印刷プログラムとして、プリンターとしてのデジタル複合機10に接続されたパソコン22を、画像の印刷要求を受付ける受付け手段、受付け手段により受付けた画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段、判断手段により画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段として機能させるようにしてもよい。
【0041】
また、このような印刷プログラムを記録した記録媒体を用いて、上記を構成することにしてもよい。
【0042】
一方、集約印刷の確認通知の選択がONでなければ(S14において、NO)、警告設定がONであるか否かを判断する(S19)。警告設定がONであれば(S19において、YES)、集約設定がされていないことを警告する(S20)。この場合の警告は、例えば、パソコン22の表示画面による「集約設定されていません。」との表示や、音声等により行う。ここで、制御部11は、警告手段として作動する。こうすることにより、警告により、ユーザは、集約設定がされていないことを認識することができる。
【0043】
警告後、ユーザからの要求により集約設定をするか否かを設定し(S21)、集約設定をするよう設定された場合には(S21において、YES)、Nin1の集約画像を通知する(S15)。その後、上記と同様にユーザの要求する集約画像となるまで設定を行ない、集約画像を印刷する(S15〜S18)。なお、警告設定がONでない場合(S19において、NO)や、集約設定をするよう設定されない場合(S21において、NO)には、集約をすることなく印刷を行なう(S22)。
【0044】
こうすることにより、集約設定されていない場合には、警告によって、集約印刷をするよう促進することができる。したがって、集約設定を忘れてしまった場合における印刷時の用紙の無駄等を防止することができる。また、集約印刷を要求しない場合には、集約なしで印刷することができる。
【0045】
なお、上記の実施の形態においては、画像の枚数が複数であれば集約印刷を行なうことにしたが、これに限らず、画像の枚数が複数ではなく1枚の画像の印刷であっても、上記した構成を適用してもよい。すなわち、1枚の画像においても、ユーザの要求する集約印刷を設定し、設定した集約画像で印刷することにしてもよい。
【0046】
また、上記の実施の形態において、デジタル複合機10は、受付けた画像のファイル形式を判別する判別手段と、判別手段により判別した画像のファイル形式に応じて画像の集約方法を決定する決定手段とを備え、印刷要求を行なう画像のファイル形式に応じて、集約方法を決定して確認通知を行ない、集約印刷を行なうことにしてもよい。こうすることにより、容易に、ファイル形式に応じて多用される集約画像の印刷を行うことができるため、操作の煩雑さをより軽減することができる。
【0047】
なお、上記の実施の形態においては、デジタル複合機10をプリンターとして使用する場合について説明したが、これに限らず、例えば、複写機として使用した場合において、画像読取り部15で読取った画像を印刷する場合についても適用される。この場合、集約印刷を行なう際に、例えば、デジタル複合機10に含まれる操作部13の表示画面に確認通知を表示してもよい。また、確認通知についても、音声等によって行うようにしてもよい。
【0048】
また、上記の実施の形態においては、確認通知と共に集約画像を表示することにしたが、これに限らず、形成した集約画像をそのまま表示し、これをもって確認通知とすることにしてもよい。
【0049】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】パソコンからの印刷要求に応じて印刷を行なう際の制御部の動作を示すフローチャートである。
【図3】確認通知および集約画像を表示した表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0051】
10 デジタル複合機、11 制御部、12 DRAM、13 操作部、14 原稿送り装置、15 画像読取り部、16 画像形成部、17 ハードディスク、18 FAX通信部、19 ネットワークIF部、20 公衆回線、21 ネットワーク、22 パソコン、23 表示画面、24 確認通知、25 集約画像。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
集約印刷が可能な画像形成装置であって、
画像の印刷要求を受付ける受付け手段と、
前記受付け手段により受付けた前記画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段とを備える、画像形成装置。
【請求項2】
前記判断手段により前記画像の枚数が複数であると判断すれば、複数の前記画像を基に集約画像を形成する集約画像形成手段を備える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記通知手段は、前記集約画像形成手段により形成された前記集約画像を表示して確認通知を行なう、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記通知手段による前記確認通知を行なうか否かを選択させる選択手段を備える、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記選択手段により前記確認通知を行なうことが選択されていなければ、警告を発する警告手段を備える、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記受付け手段により受付けた前記画像のファイル形式を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別した前記画像のファイル形式に応じて、画像の集約方法を決定する決定手段とを備える、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
集約印刷が可能な画像形成装置と、前記画像形成装置に接続可能なコンピュータとを含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、前記コンピュータからの画像の印刷要求を受付ける受付け手段と、
前記受付け手段により受付けた前記画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段とを備え、
前記コンピュータは、前記通知手段による確認通知を表示する表示手段を備える、画像形成システム。
【請求項8】
プリンターに接続されたコンピュータを、画像の印刷要求を受付ける受付け手段、
前記受付け手段により受付けた前記画像の枚数が複数であるか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により前記画像の枚数が複数であると判断すれば、集約印刷の確認通知を行なう通知手段として機能させるための印刷プログラム。
【請求項9】
請求項8に記載の印刷プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−76959(P2009−76959A)
【公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−241167(P2007−241167)
【出願日】平成19年9月18日(2007.9.18)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】