説明

画像形成装置および電子写真カートリッジ

【課題】本発明は、少粒径で円形度の高いトナーを用い、外径の小さい感光体を用いた場合においても、クリーニング不良、フィルミング、汚れ、残像(ゴースト)、カブリ、濃度低下、異音などの問題がなく、高精細な画像の得られる画像形成装置、および電子写真カートリッジを提供することを課題とする。
【解決手段】電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した該電子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を形成する像露光手段、前記静電潜像をトナーで現像する現像手段、前記トナーを該電子写真感光体から被転写体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、前記電子写真感光体の外径が20mm以下であり、且つ、感光層に少なくともポリアリレート樹脂を含有し、前記トナーが所定の要件を満足することを特徴とする画像形成装置。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、
帯電した該電子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を形成する像露光手段、
前記静電潜像をトナーで現像する現像手段、
前記トナーを該電子写真感光体から被転写体に転写する転写手段と
を有する画像形成装置において、
前記電子写真感光体の外径が20mm以下であり、
且つ、前記感光層が少なくともポリアリレート樹脂を含有し、
且つ、前記トナーが下記(1)及び(2)を満足することを特徴とする画像形成装置。
(1)体積中位径(Dv50)が4.0μm以上7.0μm以下である。
(2)平均円形度が0.93以上である。
【請求項2】
該電子写真感光体にカウンター当接方式でクリーニングブレードが接し、且つ、該クリーニングブレードに於ける、該電子写真感光体と接触する部位に、あらかじめ潤滑剤が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
該感光層が分子量460以下の電荷輸送物質を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
該感光層が、密度汎関数計算B3LYP/6−31G(d,p)による構造最適化計算の結果得られた最高被占軌道のエネルギーレベルE_homoが、−4.67eV以上である電荷輸送物質を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ポリアリレート樹脂が、下記式(1)で表される繰り返し構造を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置
【化1】

(式(1)中、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ar3及びAr4は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアリーレン基を表し、X及びYは、それぞれ独立に単結合または二価の連結基を表し、kは0以上の整数を表す。)
【請求項6】
式(1)において、Yが酸素原子で、且つk=1であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体と、少なくとも、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した該電子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を形成する像露光手段、前記静電潜像をトナーで現像する現像手段、のいずれかをを有する電子写真カートリッジにおいて、
前記電子写真感光体の外径が20mm以下であり、
且つ、前記感光層が少なくともポリアリレート樹脂を含有し、
且つ、前記トナーが下記(1)及び(2)を満足することを特徴とする電子写真カート
リッジ。
(1)体積中位径(Dv50)が4.0μm以上7.0μm以下である。
(2)平均円形度が0.93以上である。
【請求項8】
該電子写真感光体にカウンター当接方式でクリーニングブレードが接し、且つ、該クリーニングブレードに於ける、該電子写真感光体と接触する部位に、あらかじめ潤滑剤が塗布されていることを特徴とする請求項7に記載の電子写真カートリッジ。
【請求項9】
該感光層が分子量460以下の電荷輸送物質を含有することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子写真カートリッジ。
【請求項10】
該感光層が、密度汎関数計算B3LYP/6−31G(d,p)による構造最適化計算の結果得られた最高被占軌道のエネルギーレベルE_homoが、−4.67eV以上である電荷輸送物質を含有することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の電子写真カートリッジ。
【請求項11】
前記ポリアリレート樹脂が、下記式(1)で表される繰り返し構造を有することを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の電子写真カートリッジ
【化2】

(式(1)中、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ar3及びAr4は、それぞれ独立に置換基を有してもよいアリーレン基を表し、X及びYは、それぞれ独立に単結合または二価の連結基を表し、kは0以上の整数を表す。)
【請求項12】
式(1)において、Yが酸素原子で、且つk=1であることを特徴とする請求項11に記載の電子写真カートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−197655(P2011−197655A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−34968(P2011−34968)
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【出願人】(000005968)三菱化学株式会社 (4,356)
【Fターム(参考)】