説明

画像形成装置

【課題】 画像形成装置において、外装部材間の隙間からステイプル針又はクリップ等の金属異物が侵入することを防止する。
【解決手段】 複写機は複数の外装部材51及び52が組み合わされた装置筐体を有し、装置筐体内に画像形成を行う画像形成機構が配置されている。そして、外装部材間に隙間が存在する。弾性部材53が隙間に挿入されて、これによって、隙間を遮断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機又はファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に、金属異物(例えば、クリップ及びステイプル針)の侵入による故障等を防止することのできる画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、複写機で複写(コピー)を行う際には、原稿自動送り装置(ADF)等に原稿をセットすることになるが、原稿はクリップ又はステイプル針等で束として一括されていることが多く、この際には、ユーザはクリップ又はステイプル針を原稿から取り外した後、原稿をADF等にセットすることになる。
【0003】
ところが、ユーザがクリップ又はステイプル針を取り外し忘れて、原稿の中にクリップ又はステイプル針で拘束された原稿が混じっていることがある。このような状態で原稿が原稿自動読取装置にセットされてしまうと、原稿自動読取装置ではステイプル針等で拘束された原稿を無理やり分離しようとするため原稿が損傷してしまうことがある。
【0004】
このような不具合を防止するため、例えば、原稿を拘束するステイプル針が、原稿送り出し時に通過しうる部位であって、原稿を1枚づつに分離する送り出しローラよりも原稿送り方向上流部に、ステイプル針を非接触で検出する金属検知器を設けて、この金属検知器からの検知信号に応じて、原稿の送り出しを停止させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
【0005】
さらには、自動原稿送り装置にセットされた原稿からステイプル針を検知するための磁気センサを設けて、この磁気センサによって自動原稿送り装置にセットされた原稿からステイプル針が検出されると、その旨を表示するとともに自動原稿送り装置による送り動作を禁止するようにしたものがある(特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】特開平9−77282号公報(段落(0005)〜段落(0009)、第1図〜第3図)
【特許文献2】特開2002−221880公報(段落(0008)〜段落(0028)、第1図〜第3図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、複写機等の画像形成装置では、その筐体には多数の外装部材が備えられ、これら外装部材を組み合わせて筐体が構成されている。このため、外装部材同士の境目には僅かではあるが不可避的に隙間が生じてしまい、ユーザが複写機でコピーを行う際、ステイプル針等で拘束された原稿からステイプル針を取り外した際には、複写機の上面に配置されたADFの近傍でステイプル針の取り外しを行うことが多く、このため、複写機上面に存在する隙間から複写機内部にステイプル針が侵入してしまうことがある。そして、ステイプル針が複写機内部の電装基板に付着して思わぬ故障が発生することがある。さらには、ステイプル針が画像形成ユニット等に侵入して、画像不良を引き起こすこともある。
【0008】
一方、従来の画像形成装置においては、原稿にステイプル針が存在する状態で、ADFに原稿がセットされると、原稿の破損を防止するため、ステイプル針を検知すると、原稿送り動作を禁止するようにしているものの、ユーザが原稿セットの際にステイプル針を取り外した場合に、誤って複写機上面の隙間(外装部材間の隙間)からステイプル針(又はクリップ)が複写機内部に侵入してしまうという事態を防止することができないという課題がある。
【0009】
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、外装部材間の隙間からステイプル針又はクリップ等の金属異物の侵入を確実に防止することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、複数の外装部材が組み合わされた装置筐体を有し、該装置筐体内に画像形成を行う画像形成機構が配置され、前記外装部材間に隙間が存在する画像形成装置において、前記隙間に対応して配置され前記隙間を遮断する遮断部材を有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明では、前記遮断部材は前記装置筐体の上面側に存在する隙間に対応付けて配置されており、例えば、前記遮断部材は前記隙間に嵌入される弾性部材である。また、第1及び第2の外装部材の端部によって前記隙間が生じる際、前記第1の外装部材の端部には前記第2の外装部材の端部の下側に延びその先端が上方に突出するフランジ部が形成され、該フランジ部が前記遮断部材として機能するようにしてもよい。また、前記遮断部材を磁性を有する磁性部材として、前記装置筐体内部と前記隙間との通風を妨げない状態で前記隙間に対応付けて磁性部材を配置するようにしてもよい。
【0012】
また、本発明では、前記外装部材の一部には通風孔が形成されており、前記装置筐体内部と前記通風孔との通風を妨げない状態で前記通風孔に対応付けて磁性部材を配置するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明の画像形成装置は、外装部材間の隙間に対応してこの隙間を遮断する遮断部材を配置したので、外装部材間の隙間からステイプル針又はクリップ等の金属異物の侵入を確実に防止することができるという効果がある。
【0014】
本発明では、遮断部材を磁性を有する磁性部材として、装置筐体内部と隙間との通風を妨げない状態で隙間に対応付けて磁性部材を配置するようにしたので、装置筐体内の通風を良好に保って、しかも外装部材間の隙間からステイプル針又はクリップ等の金属異物の侵入を確実に防止することができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【実施例1】
【0016】
図1は、本発明による画像形成装置の一例である複写機を概略的に示す図であり、図示の複写機10は複写機筐体11の上面にADF12が配置され、ADF12の下側に原稿読取装置13が位置付けられている。さらに、複写機筐体11の下部には給紙カセット14が位置付けられ、給紙カセット14の上側には画像形成ユニット15及び定着ユニット16が配置されている。そして、原稿読取装置13と画像形成ユニット15との間には排紙空間(胴内排紙空間)17が規定されている(これら画像形成ユニット15及び定着ユニット16等によって画像形成機構が構成される)。
【0017】
画像形成ユニット15には感光体ドラム15a、レーザスキャナユニット(LSU)15b、現像器15c等が備えられており、原稿読取装置13で読み取られた原稿上の画像に応じてLSU15bによって感光体ドラム15aが露光されて、感光体ドラム15a上に静電潜像が形成される。そして、現像器15cによって静電潜像が現像されてトナー像とされ、給紙カセット14から搬送された記録用紙上にトナー像が転写される。その後、記録用紙は定着ユニット16に送られて、ここでトナー像が定着されて、記録用紙は胴内排紙空間17に排紙される。
【0018】
図2を参照して、図2は複写機筐体11を一部分分解して示す斜視図であり、複写機筐体11は多数の外装部材で構成されている。例えば、複写機筐体11は、原稿押え21、右上カバー22、右中カバー23、右下カバー24、左上カバー25、左中カバー26、左下カバー27、前カバー28、後上カバー29、後下カバー30、上内カバー31及び32、右内カバー33、左内カバー34、操作部35、及びトナー回収タンクカバー36を有しており、これらカバー等を組み合わせて複写機筐体11を構成する際には、不可避的にカバー間に隙間が生じる。
【0019】
例えば、図3(a)に示すように、複写機筐体11の上面の一部を規定する左上カバー25と後上カバー29との組み合わせ部分(図2に符号Aで示す部分)においては、左上カバー25がフレーム40で支持され、左上カバー25の端部に後上カバー29の端部が対応付けられることになる。この際、左上カバー25の端部は後上カバー29の端部の下側に位置付けられるものの、寸法精度に起因して左上カバー25の端部と後上カバー29の端部との間には隙間G1が存在する。
【0020】
同様に、図3(b)に示すように、複写機筐体11の上面の一部を規定する右上カバー22と操作部35との組み合わせ部分(図2の符号Bで示す部分)においては、右上カバー22がフレーム41で支持され、このフレーム41には紙面の表側から裏側の方向に所定の間隔をおいて取付部41aが形成され、操作部35の下端フランジ35aが取付ビス42によってフレーム41に取り付けられ、操作部35の上端フランジ35bが取付部41aに挿入されて、右上カバー22と操作部35とが組み合わされる。この際、寸法精度に起因して右上カバー22の端部と操作部35の端部との間に不可避的に隙間G2が生じてしまう。
【0021】
さらに、同様に、図3(c)に示すように、複写機筐体11の上面の一部を規定する右上カバー22にはコンタクトガラス43が装着されることになるが、右上カバー22とコンタクトガラス43との組み合わせ部分(図2の符号Cで示す部分)においては、右上カバー22の端部にコンタクトガラス43の端部が配設されることになるが、寸法精度に起因して、右上カバー22の端部とコンタクトガラス43の端部との間に不可避的に隙間G3が生じてしまう。そして、図3(d)に示すように、コンタクトガラス43をステー44で支持して、コンタクトガラス43の端部と右上カバー22の端部とを組み合わせても、このような隙間G3は生じてしまう。
【0022】
上述したような隙間は他の部位でも生じ、上述の隙間は一般に0.5mm〜1.0mm程度あり、一方、クリップの厚さは0.3mm〜0.4mm程度であり、ステイプル針の厚さは0.2mm〜0.3mm程度であることを考慮すると、ユーザがステイプル針又はクリップで拘束された原稿をADFにセットする際には、複写機の上面側でステイプル針又はクリップを取り外すと、誤って複写機筐体の上面に存在する隙間から、誤ってステイプル針又はクリップ(以下総称して金属異物と呼ぶ)が複写機10内に侵入してしまうことがある。
【0023】
ここでは、上述のような隙間からの金属異物の侵入を防止するため、例えば、図4(a)に示すように、外装部材51及び52との間に生じる隙間に弾性部材(例えば、ゴム又は発泡スチロール)53を挿入して、隙間を遮断した。図4(a)には示す外装部材51及び52は下方に延びるフランジ部51a及び52aを有しており、これらフランジ部51a及び52a間に生じる隙間に弾性部材53を嵌入する。
【0024】
図4(b)に示す例では、外装部材51には鉤型のフランジ部51bが形成されており、このフランジ部51bとフランジ部52aとの間に生じる隙間に弾性部材53を嵌入する。弾性部材53の厚さは隙間の幅よりも僅かに厚く、隙間に弾性部材53を嵌入すると、弾性部材53によって隙間が完全に塞がれて(遮断されて)、金属異物の侵入を防止することができる。
【0025】
上述の例では、隙間に弾性部材を嵌入する例について説明したが、図5(a)に示すように、外装部材54及び55の端部を組み合わせる際、外装部材55の端部に外装部材54の端部の下側に位置するフランジ部55aを形成し、このフランジ部55aの先端に上側に突出する突出部55bを形成するようにしてもよい。このフランジ部55aは、図5(b)に示すように、例えば、その長さが4mm以上であり、突出部55bの突出量は、例えば、0.5mm以上とされる。
【0026】
このように、突出部55bを形成すれば、金属異物が隙間に誤って落ちた際においても、突出部55bが堤防として作用し、金属異物の複写機内の侵入が遮断されることになる。
【0027】
図6を参照すると、前述した図4(a)においては、フランジ部51a及び52a間に生じる隙間に弾性部材53を嵌入するようにしたが、弾性部材53を用いる代わりに、図6(a)に示すように、外装部材51の内面とフランジ部51aの先端にマグネットシート56を支持して、このマグネットシート56が図示のように、隙間を遮断するようにして斜め下方にフランジ部52aまで延びるようにしてもよい。
【0028】
このようにして、マグネットシート56を設ければ、隙間から誤って金属異物が落下しても、マグネットシート56に吸着される結果、金属異物が複写機10の内部に侵入することはない。
【0029】
さらに、前述した図4(b)においても、弾性部材53を代わりにマグネットシート56を用いるようにしてもよい。この際には、図6(b)に示すように、フランジ部51bの下面を斜め上方に延びる傾斜面として、この傾斜面にマグネットシート56を装着するようにすればよい。このようにしても、隙間から誤って金属異物が落下しても、マグネットシート56に吸着される結果、金属異物が複写機10の内部に侵入することはない。
【0030】
なお、マグネットシート56を取り付ける際には、図6(c)に示すように、一方の外装部材、例えば、外装部材51の端部に斜め下方に延びる傾斜面を有する傾斜部57を形成し、この傾斜面にマグネットシート56を当接させた後、ビス58を傾斜部57にねじ込んでマグネットシート56を固定することが望ましい。
【0031】
さらには、図7に示すように、外装部材54及び55の端部を組み合わせる際、外装部材54の端部に下方に延びるフランジ部54aを形成するとともに、外装部材55の端部に外装部材54の端部の下側に位置するフランジ部55aを形成し、このフランジ部55aの先端に上側に突出する突出部55bを形成するようにして、さらに、フランジ部55aの表面にマグネットシート56を装着するようにしてもよい。このようにすれば、フランジ部54a及び突出部55bによって金属異物が遮断されるばかりでなく、マグネットシート56によって金属異物が遮断される結果、より確実に金属異物の複写機10内への侵入を防止することができる。
【0032】
ところで、複写機10においては、定着ユニット等の熱発生源が収納されており、このため複写機10内を冷却するため、例えば、複写機10の背面側に送風ファンを設けるとともに、複写機10の側面を構成する外装部材に通風孔を設けて、送風ファンの駆動により、通風孔から外部空気を複写機内に流入させて、複写機内部の空気を排気するようにしている。この際には、前述した隙間からも空気が流入することになるが、隙間を弾性部材で遮断する際には、複写機上面側に位置する隙間のみを弾性部材で遮断するようにすれば、複写機内部の冷却が不良となることはない。
【0033】
そして、前述のように、マグネットシートによって金属異物を遮断するようにすれば、通風を妨げることなく、金属異物の遮断を行うことができる。そして、図8(a)に示すように、外装部材60に設けられた通風孔60aに対応付けてマグネットシート56を配設するようにしてもよく、このようにしてマグネットシート56を配設すれば、例えば、通風孔60aが複写機10の上面に配置した際においても、マグネットシート56によって金属異物が遮断される結果、複写機10内部の換気を良好にしつつ、金属異物の侵入を防止することができることになる。
【0034】
さらには、図8(b)に示すように、発泡弾性部材61を通風孔60aに対応付けて装着するようにしてもよく、発泡弾性部材61は通風機能を有しているから(つまり、多孔質であるから)、通風孔60aから通風が行われるばかりでなく、通風孔60aからの金属異物の落下を防止できることになる。
【0035】
なお、図1に示す胴内排紙空間を有する複写機においては、図1に符号D及びEで示す範囲に前述した金属異物遮断措置を施すことが望ましい。つまり、複写機10の上方に面した面に対応する隙間に金属異物遮断措置を施すことが望ましい。また、上述の例では、複写機について説明したが、ファクシミリ装置においても、ファクシミリ装置の上面に存在する隙間に金属異物遮断措置を施すようにすればよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
外装部材間の隙間に対応してこの隙間を遮断する遮断部材を配置したから、外装部材間の隙間からステイプル針又はクリップ等の金属異物の侵入を確実に防止することができる結果、複写機又はファクシミリ装置等の画像形成装置における金属異物の侵入防止に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施例1による画像形成装置の一例を概略的に示す図である。
【図2】画像形成装置筐体を一部分分解して示す斜視図である。
【図3】外装部材間に生じる隙間を示す図であり、(a)〜(d)は隙間の例を説明するための図である。
【図4】外装部材間に生じる隙間の遮断の一例を示す図であり、(a)及び(b)は隙間遮断の例を説明するための図である。
【図5】外装部材間に生じる隙間の遮断の他の例を示す図であり、(a)及び(b)は隙間遮断の例を説明するための図である。
【図6】外装部材間に生じる隙間の遮断の他の例を示す図であり、(a)〜(c)は隙間遮断の例を説明するための図である。
【図7】外装部材間に生じる隙間の遮断の他の例を示す図である。
【図8】外装部材に形成される通風孔からの金属異物の侵入を防止するため例を示す図であり、(a)及び(b)は金属異物の侵入の防止を説明するための図である。
【符号の説明】
【0038】
51,52,54,55,60 外装部材
51a,52a,51b,55a フランジ部
53 弾性部材
55b 突出部
56 マグネットシート
57 傾斜部
58 ビス
60a 通風孔
61 発泡弾性部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の外装部材が組み合わされた装置筐体を有し、該装置筐体内に画像形成を行う画像形成機構が配置され、前記外装部材間に隙間が存在する画像形成装置において、
前記隙間に対応して配置され前記隙間を遮断する遮断部材を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記遮断部材は前記装置筐体の上面側に存在する隙間に対応付けて配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記遮断部材は前記隙間に嵌入される弾性部材であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
第1及び第2の外装部材の端部によって前記隙間が生じる際、前記第1の外装部材の端部には前記第2の外装部材の端部の下側に延びその先端が上方に突出するフランジ部が形成され、該フランジ部が前記遮断部材として機能することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記遮断部材は磁性を有する磁性部材であり、
前記装置筐体内部と前記隙間との通風を妨げない状態で前記隙間に対応付けて配置されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記外装部材の一部には通風孔が形成されており、
前記装置筐体内部と前記通風孔との通風を妨げない状態で前記通風孔に対応付けて磁性部材が配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−17848(P2006−17848A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−193422(P2004−193422)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】