説明

癌を処置、診断、または検出するためのAMIGO−2インヒビター

本発明は、とりわけ、癌を治療する方法、癌治療のための組成物、ならびに癌の診断および/または検出のための方法および組成物を提供する。特に、本発明は、AMIGO−2過剰発現に関連する癌の治療、診断、および検出のための組成物および方法を提供する。本発明の1つの態様では、AMIGO−2インヒビターおよび1つまたは複数の薬学的に許容可能なキャリアを含む組成物が提供され、このAMIGO−2インヒビターは、単離二本鎖RNA(dsRNA)などである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療を必要とする患者における癌または癌の症状を治療する方法であって、治療有効量のAMIGO−2インヒビターを該患者に投与する工程を含み、該AMIGO−2インヒビターは、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択される、方法。
【請求項2】
前記AMIGO−2インヒビターがコントロールと比較してAMIGO−2発現を少なくとも20%阻害する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記AMIGO−2インヒビターがコントロールと比較して少なくとも20%の癌細胞の細胞死を引き起こす、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記AMIGO−2インヒビターがモノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、単鎖抗体、またはFabフラグメントである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のECD中の1つまたは複数のエピトープに結合する、請求項87に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体またはFabフラグメントが、本質的に配列番号2または配列番号3からなる配列中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRRNTドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR1ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号30および配列番号57からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR2ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号32、配列番号39、および配列番号61からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR3ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号29、配列番号39、配列番号40、配列番号56、および配列番号58からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR4ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号26、配列番号35、および配列番号45からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR5ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号25、配列番号27、配列番号36、および配列番号53からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR6ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号31、配列番号33、配列番号41、配列番号46、配列番号47、および配列番号62からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRRCTドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号28、配列番号34、配列番号37、配列番号38、配列番号44、配列番号49、配列番号50、配列番号51、配列番号52、配列番号54、配列番号59、配列番号60、および配列番号62からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のIg V−setドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のIgドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のECD中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記抗体またはFabフラグメントが配列番号3〜6および25〜62からなる群より選択される1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記患者が、肺癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌、または膵臓癌を罹患しているか罹患しやすい、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記癌が肺癌または結腸癌である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記抗体またはFabフラグメントが、染色体安定性、腫瘍形成能、細胞増殖、細胞周期制御、癌細胞運動性、細胞接着、腫瘍形成、転移、AMIGO−2シグナル伝達、癌細胞生存、サイクリン産生、キナーゼ活性、基質リン酸化、足場非依存性増殖、AMIGO−2タンパク質の細胞膜への局在化、AMIGO−2とAMIGO−1またはAMIGO−3の一方または両方との間の相互作用、細胞質リン酸化AMIGO−2タンパク質レベル、腫瘍と間質組織との間の相互作用、および血管形成からなる群より選択されるAMIGO−2活性を阻害する、請求項4に記載の方法。
【請求項22】
前記抗体を標識する、請求項4に記載の方法。
【請求項23】
前記標識が酵素、放射性同位体、毒素、またはフルオロフォアである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記抗体が、AMIGO−2以外のポリペプチドに対して約1×10未満の結合親和性を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項25】
前記AMIGO−2インヒビターが、配列番号17〜24に記載の配列の少なくとも19個の連続するヌクレオチドを含む第1のヌクレオチド鎖、および該第1の鎖と実質的に相補的な配列を含む第2のヌクレオチド鎖を含むdsRNA分子であり、該dsRNA分子が3769ヌクレオチド長未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記AMIGO−2インヒビターが、配列番号7〜16に記載の配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離核酸である、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
1つまたは複数の化学療法、放射線療法、または手術での前記患者の治療をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記癌の症状が、慢性咳、息切れの悪化、体重減少、過度の疲労、疼痛、喀血、血尿、無食欲、重度の発汗(heavy sweating)、発熱、高血圧、貧血、下痢、便秘、血便、黄疸、めまい、脱力、悪寒、筋痙攣、深静脈血栓症、腹部膨隆、膨満感(bloating)、月経不順、結腸転移、肺転移、膀胱転移、腎臓転移、乳房転移、子宮転移、卵巣転移、および膵臓転移からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
患者のAMIGO−2活性を調整する方法であって、該AMIGO−2活性を調整するのに有効な量のAMIGO−2インヒビターを該患者に投与する工程を含み、該AMIGO−2インヒビターが、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに特異的に結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択される、方法。
【請求項30】
前記AMIGO−2活性が、染色体安定性、腫瘍形成能、細胞増殖、細胞周期制御、癌細胞運動性、細胞接着、腫瘍形成、転移、AMIGO−2シグナル伝達、AMIGO−2の下流マーカーの調整、癌細胞生存、サイクリン産生、キナーゼ活性、基質リン酸化、足場非依存性増殖、AMIGO−2タンパク質の細胞膜への局在化、AMIGO−2とAMIGO−1またはAMIGO−3の一方または両方との間の相互作用、細胞質リン酸化AMIGO−2タンパク質レベル、腫瘍と間質組織との間の相互作用、および血管形成からなる群より選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記AMIGO−2インヒビターが、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、単鎖抗体、またはFabフラグメントである、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
AMIGO−2療法に感受性を示す患者を同定する方法であって、
(a)サンプル中のAMIGO−2発現の証拠の存在または非存在を検出する工程であって、該サンプル中のAMIGO−2発現の証拠の存在が、AMIGO−2療法の候補である患者を示し、該サンプル中のAMIGO−2発現の証拠の非存在がAMIGO−2療法の候補ではない患者を示す、工程、
(b)該患者がAMIGO−2療法の候補である場合、治療有効量の以下、すなわち
(1)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択される、AMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(2)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(3)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(4)小分子、
(5)模倣物、
(6)可溶性受容体、ならびに
(7)デコイ
からなる群より選択されるインヒビターを該患者に投与する工程、
(c)該患者がAMIGO−2療法の候補でない場合、該患者に伝統的な癌療法薬を投与する工程
を含む、方法。
【請求項33】
前記AMIGO−2発現がコントロールと比較して少なくとも20%増加する、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
AMIGO−2発現の証拠をAMIGO−2RNAレベルの測定によって検出する、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
AMIGO−2発現の証拠をAMIGO−2ポリペプチドレベルの測定によって検出する、請求項32に記載の方法。
【請求項36】
前記患者が、1つまたは複数の肺癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌、または膵臓癌を罹患しているか罹患しやすい、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
癌細胞の成長を阻害する方法であって、該癌細胞を、コントロールと比較して少なくとも20%該細胞の成長を阻害するのに有効な量のAMIGO−2インヒビターと接触させる工程を含み、該インヒビターが、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択される、方法。
【請求項38】
前記癌細胞が癌患者中に存在するか該癌患者に由来する、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記AMIGO−2インヒビターが、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、単鎖抗体、またはFabフラグメントである、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
阻害する必要のある患者における癌細胞表現型を阻害する方法であって、該方法は、治療有効量の以下、すなわち
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択されるAMIGO−2インヒビターを該患者に投与する工程を含む、方法。
【請求項41】
前記癌細胞表現型が、1つまたは複数の、コラーゲン中の細胞運動性、腫瘍形成能、足場非依存性様式で成長する能力、細胞生存、または細胞接着である、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記癌細胞が、肺癌細胞、膀胱癌細胞、腎臓癌細胞、結腸癌細胞、乳癌細胞、子宮癌細胞、卵巣癌細胞、および膵臓癌細胞からなる群より選択される、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
癌細胞の成長を阻害する方法であって、AMIGO−2を発現する1つまたは複数の細胞を含む癌を有する患者に1つまたは複数のAMIGO−2の下流マーカーを調整する化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項44】
前記1つまたは複数のAMIGO−2の下流マーカーが、c−MYC、c−Jun、FosL1、および細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)からなる群より選択される、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記ERKがリン酸化ERKである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
患者中の腫瘍を検出するための方法であって、画像化剤に連結したAMIGO−2インヒビターを含む組成物を該患者に投与する工程、および該患者中の該画像化剤の局在化を検出する工程を含み、該インヒビターが、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択される、方法。
【請求項47】
前記組成物が、画像化剤に抱合したAMIGO−2抗体を含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記画像化剤が、18F、43K、52Fe、57Co、67Cu、67Ga、77Br、87MSr、86Y、90Y、99MTc、111In、123I、125I、127Cs、129Cs、131I、132I、197Hg、203Pb、または206Biである、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
癌インヒビターを同定する方法であって、該癌はコントロールと比較したAMIGO−2の過剰発現によって特徴づけられ、該方法は、AMIGO−2を発現する細胞を候補化合物と接触させる工程、およびAMIGO−2活性が調整されるかどうかを決定する工程を含み、該AMIGO−2活性の調整が癌インヒビターを示す、方法。
【請求項50】
前記候補化合物が、癌細胞中のAMIGO−2活性を調整するが、非癌細胞中では調整しない、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
癌インヒビターを同定する方法であって、該癌はコントロールと比較したAMIGO−2の過剰発現によって特徴づけられ、該方法は、AMIGO−2を発現する細胞を候補化合物およびAMIGO−2リガンドと接触させる工程、およびAMIGO−2の下流マーカーの活性が調整されるかどうかを決定する工程を含み、該下流マーカーの調整が癌インヒビターを示す、方法。
【請求項52】
前記下流マーカーが、サイクリンD1、サイクリンB1、c−Myc、c−Jun、FosL1、細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)、血管内皮成長因子(VEGF)、ウロキナーゼ、およびポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ1(PARP1)の発現の減少からなる群より選択される、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記下流マーカーの活性が、ERKリン酸化の減少またはERK発現の減少である、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
前記下流マーカーの活性がPARP1切断の増加である、請求項51に記載の方法。
【請求項55】
前記候補化合物およびAMIGO−2リガンドが、癌細胞中のAMIGO−2の下流マーカーの調整を誘導するが、非癌細胞では誘導しない、請求項51に記載の方法。
【請求項56】
細胞毒性薬剤または診断薬剤を、AMIGO−2を発現する1つまたは複数の細胞に送達させる方法であって、該方法は、
(a)AMIGO−2ポリペプチドのエピトープに特異的に結合する精製抗体に抱合した該細胞毒性薬剤または該診断薬剤を提供する工程であって、該エピトープがシグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるドメイン中に存在する、工程、および
(b)該細胞を該抗体-薬剤抱合体または該フラグメント-薬剤抱合体に曝露する工程を含む、方法。
【請求項57】
癌患者を治療する方法であって、該方法は、
該患者由来の癌サンプル中のAMIGO−2発現をコントロールサンプル中のAMIGO−2発現と比較する工程、
(1)AMIGO−2発現が該コントロールサンプルと比較して該癌サンプル中で上方制御される場合、該患者を以下、すなわち
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択されるインヒビターを含む組成物で処置する工程、および
(2)AMIGO−2発現が該コントロールサンプルと比較して該癌サンプル中で不変であるか下方制御される場合、二次アッセイを行う工程、
を含む、方法。
【請求項58】
前記二次アッセイが、インヒビターの存在下および非存在下での前記癌サンプル中のAMIGO−2下流マーカーのレベルまたは活性を比較する工程を含み、
(1)AMIGO−2インヒビターの存在下での該癌サンプル中の該AMIGO−2下流マーカーのレベルまたは活性が該AMIGO−2インヒビターの非存在下での該癌サンプル中の該AMIGO−2下流マーカーのレベルまたは活性と比較して減少する場合、該患者を、以下、すなわち
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択されるインヒビターを含む組成物で処置するか、
(2)AMIGO−2インヒビターの存在下での該癌サンプル中の該AMIGO−2下流マーカーのレベルまたは活性が該AMIGO−2インヒビターの非存在下での該癌サンプル中の該AMIGO−2下流マーカーのレベルまたは活性と比較して不変であるか減少する場合、該患者を伝統的な癌療法薬で処置する工程
を含む、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記AMIGO−2下流マーカーが、サイクリンD1、サイクリンB1、c−Myc、c−Jun、FosL1、VEGF、ウロキナーゼ、およびERKからなる群より選択される、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記下流マーカーの活性が、ERKリン酸化またはERK発現である、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
前記下流AMIGO−2マーカーの活性が減少する、請求項57に記載の方法。
【請求項62】
前記二次アッセイが、インヒビターの存在下および非存在下での前記癌サンプル中のPARP1切断を比較する工程を含み、
(a)AMIGO−2インヒビターの存在下での該癌サンプル中のPARP1切断が、該AMIGO−2インヒビターの非存在下での該癌サンプル中のPARP1切断と比較して増加する場合、前記患者を、以下、すなわち
(1)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体;
(2)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(3)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(4)小分子、
(5)模倣物、
(6)可溶性受容体、ならびに
(7)デコイ
からなる群より選択されるインヒビターを含む組成物で処置するか、
(b)AMIGO−2インヒビターの存在下での該癌サンプル中のPARP1切断が、該AMIGO−2インヒビターの非存在下での該癌サンプル中のPARP1切断と比較して増加するか不変である場合、該患者を伝統的な癌療法薬で処置する工程
を含む、請求項57に記載の方法。
【請求項63】
患者の癌を診断する方法であって、候補癌細胞中のAMIGO−2局在化をアッセイする工程を含み、細胞膜に局在化したAMIGO−2の、細胞膜を含まない該癌細胞の他の領域に局在化したAMIGO−2に対する比が少なくとも2:1である場合、該患者はAMIGO−2関連癌を有すると診断する、方法。
【請求項64】
前記細胞膜に局在化したAMIGO−2の、細胞膜を含まない前記癌細胞の他の領域に局在化したAMIGO−2に対する比が少なくとも3:1である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記患者がAMIGO−2関連癌を有すると診断される場合、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択されるインヒビターを含む組成物を該患者に投与する工程をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
AMIGO−2モジュレーターを同定する方法であって、候補化合物の存在下および非存在下でAMIGO−2を発現する1つまたは複数の細胞を含むサンプルにおいてAMIGO−2のリン酸化を比較する工程を含み、該候補化合物の非存在下での該サンプル中のAMIGO−2のリン酸化と比較した該候補化合物の存在下での該サンプル中のAMIGO−2のリン酸化の調整が、該候補化合物がAMIGO−2モジュレーターであることを示す、方法。
【請求項67】
AMIGO−2を、免疫沈降抗体を使用して前記サンプルから単離する、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記免疫沈降抗体はAMIGO−2ポリペプチドのエピトープに特異的に結合する抗体であり、該エピトープが、シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるドメイン中に存在する、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記AMIGO−2リン酸化がセリン/トレオニンリン酸化である、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
前記AMIGO−2リン酸化を、ホスホセリン/トレオニン抗体を使用して決定する、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
前記免疫沈降抗体がホスホセリン/トレオニン抗体である、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
AMIGO−2インヒビターおよび1つまたは複数の薬学的に許容可能なキャリアを含む組成物であって、該AMIGO−2インヒビターが、
(a)シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるAMIGO−2のドメイン中のエピトープに結合する抗体、
(b)配列番号7〜16からなる群より選択される配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離オリゴヌクレオチド、
(c)単離二本鎖RNA(dsRNA)、
(d)小分子、
(e)模倣物、
(f)可溶性受容体、ならびに
(g)デコイ
からなる群より選択される、組成物。
【請求項73】
前記組成物が、染色体安定性、腫瘍形成能、細胞増殖、細胞周期制御、癌細胞運動性、細胞接着、腫瘍形成、転移、AMIGO−2シグナル伝達、癌細胞生存、サイクリン産生、キナーゼ活性、基質リン酸化、足場非依存性増殖、AMIGO−2タンパク質の細胞膜への局在化、AMIGO−2とAMIGO−1またはAMIGO−3の一方または両方との間の相互作用、細胞質リン酸化AMIGO−2タンパク質レベル、腫瘍と間質組織との間の相互作用、および血管形成からなる群より選択される少なくとも1つのAMIGO−2活性を阻害する、請求項72に記載の組成物。
【請求項74】
前記組成物が、癌細胞中の少なくとも1つの細胞表現型を誘導するが、非癌細胞では誘導しない、請求項72に記載の組成物。
【請求項75】
前記組成物が癌細胞生存を阻害するか、該組成物がAMIGO−2の細胞質リン酸化を阻害するか、血管形成または細胞増殖、セリン/トレオニンキナーゼ活性を阻害するか、Erkリン酸化を阻害するか、cJun、cMyc、またはFosL1発現を阻害するか、細胞周期のG2/M期への細胞分裂の進行を阻害する、請求項72に記載の組成物。
【請求項76】
前記組成物が滅菌注射液である、請求項72に記載の組成物。
【請求項77】
前記AMIGO−2インヒビターがAMIGO−2翻訳を阻害するか、AMIGO−2 mRNA分解を誘導する、請求項72に記載の組成物。
【請求項78】
前記AMIGO−2インヒビターが、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、単鎖抗体、またはFabフラグメントである、請求項72に記載の組成物。
【請求項79】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRRNTドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項80】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR1ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号30および配列番号57からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項81】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR2ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号32、配列番号39、および配列番号61からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項82】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR3ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号29、配列番号39、配列番号40、配列番号56、および配列番号58からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項83】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR4ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号26、配列番号35、および配列番号45からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項84】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR5ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号25、配列番号27、配列番号36、および配列番号53からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項85】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR6ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号31、配列番号33、配列番号41、配列番号46、配列番号47、および配列番号62からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項86】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のLRR−CTドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号28、配列番号34、配列番号37、配列番号38、配列番号44、配列番号49、配列番号50、配列番号51、配列番号52、配列番号54、配列番号59、配列番号60、および配列番号62からなる群より選択される、請求項78に記載の組成物。
【請求項87】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のIg V−setドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項88】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2のIgドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項89】
前記抗体またはFabフラグメントがAMIGO−2の細胞外ドメイン(ECD)中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項90】
前記抗体またはFabフラグメントが、本質的に配列番号3〜6および25〜62からなる群より選択される配列からなる配列中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項91】
前記抗体またはFabフラグメントが、本質的に配列番号2または配列番号3からなる配列中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項92】
前記抗体またはFabフラグメントが、少なくとも1×10Kaの親和性でAMIGO−2に結合する、請求項78に記載の組成物。
【請求項93】
前記AMIGO−2活性が、染色体安定性、腫瘍形成能、細胞増殖、細胞周期制御、癌細胞運動性、細胞接着、腫瘍形成、転移、AMIGO−2シグナル伝達、癌細胞生存、サイクリン産生、キナーゼ活性、基質リン酸化、足場非依存性増殖、AMIGO−2タンパク質の細胞膜への局在化、AMIGO−2とAMIGO−1またはAMIGO−3の一方または両方との間の相互作用、細胞質リン酸化AMIGO−2タンパク質レベル、腫瘍と間質組織との間の相互作用、および血管形成からなる群より選択される、請求項72に記載の組成物。
【請求項94】
前記抗体またはFabフラグメントが、癌細胞生存、AMIGO−2の細胞質リン酸化、またはErkリン酸化を阻害する、請求項72に記載の組成物。
【請求項95】
前記組成物が、cJun、cMyc、またはFosL1の発現を阻害する、請求項72に記載の組成物。
【請求項96】
前記組成物が、細胞周期のG2/M期への細胞分裂の進行を阻害する、請求項72に記載の組成物。
【請求項97】
前記AMIGO−2インヒビターが、配列番号17〜24からなる群より選択される配列の少なくとも19個の連続するヌクレオチドを含む第1のヌクレオチド鎖および該第1の鎖と実質的に相補的な配列を含む第2のヌクレオチド鎖を含むdsRNA分子であり、該dsRNA分子が3769ヌクレオチド長未満である、請求項72に記載の組成物。
【請求項98】
前記dsRNAがコントロールと比較してAMIGO−2翻訳を少なくとも20%阻害する、請求項97に記載の組成物。
【請求項99】
AMIGO−2ポリペプチドのエピトープに特異的に結合する精製抗体であって、該エピトープが、シグナルペプチド、LRRNTドメイン、LRR1ドメイン、LRR2ドメイン、LRR3ドメイン、LRR4ドメイン、LRR5ドメイン、LRR6ドメイン、LRRCTドメイン、Ig V−setドメイン、およびIgドメインからなる群より選択されるドメイン中に存在する、精製抗体。
【請求項100】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR1ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号30および配列番号57からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項101】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR2ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号32、配列番号39、および配列番号61からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項102】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR3ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号29、配列番号39、配列番号40、配列番号56、および配列番号58からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項103】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR4ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号26、配列番号35、および配列番号45からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項104】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR5ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号25、配列番号27、配列番号36、および配列番号53からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項105】
前記抗体が、AMIGO−2のLRR6ドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号31、配列番号33、配列番号41、配列番号46、配列番号47、および配列番号62からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項106】
前記抗体が、AMIGO−2のLRRCTドメインの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合し、該エピトープが配列番号28、配列番号34、配列番号37、配列番号38、配列番号44、配列番号49、配列番号50、配列番号51、配列番号52、配列番号54、配列番号59、配列番号60、および配列番号62からなる群より選択される、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項107】
前記抗体が、配列番号25〜62からなる群より選択される1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項108】
前記抗体が、本質的に配列番号2または配列番号3からなる配列中の1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する、請求項119に記載の精製抗体。
【請求項109】
前記抗体が、染色体安定性、腫瘍形成能、細胞増殖、細胞周期制御、癌細胞運動性、細胞接着、腫瘍形成、転移、AMIGO−2シグナル伝達、癌細胞生存、サイクリン産生、キナーゼ活性、基質リン酸化、足場非依存性増殖、AMIGO−2タンパク質の細胞膜への局在化、AMIGO−2とAMIGO−1またはAMIGO−3の一方または両方との間の相互作用、細胞質リン酸化AMIGO−2タンパク質レベル、腫瘍と間質組織との間の相互作用、および血管形成からなる群より選択されるAMIGO−2活性を阻害する、請求項99に記載の精製抗体。
【請求項110】
AMIGO−2ポリペプチドの1つまたは複数のエピトープに特異的に結合する精製抗体であって、該エピトープが配列番号3〜6および25〜62からなる群より選択される配列を含む、精製抗体。
【請求項111】
請求項99に記載の抗体を産生する単離細胞。
【請求項112】
請求項99に記載の抗体を産生するハイブリドーマ。
【請求項113】
請求項99に記載の抗体を産生する非ヒトトランスジェニック動物。
【請求項114】
配列番号2のポリペプチドの単離エピトープ保有フラグメントであって、該フラグメントが、配列番号3〜6および25〜62からなる群より選択される1つまたは複数のエピトープを含む、フラグメント。
【請求項115】
配列番号2の約6個と約20個との間の連続するアミノ酸を含む、請求項114に記載のエピトープ保有フラグメント。
【請求項116】
配列番号2の少なくとも21個の連続するアミノ酸および配列番号2の522個未満の連続するアミノ酸を含む、請求項114に記載のエピトープ保有フラグメント。
【請求項117】
請求項114に記載の単離エピトープ保有フラグメントをコードするポリヌクレオチド。
【請求項118】
請求項114に記載のエピトープ保有フラグメントでの被験体の免疫化によって得られる精製AMIGO−2抗体。
【請求項119】
配列番号17〜24に記載の配列の少なくとも19個の連続するヌクレオチドを含む第1のヌクレオチド鎖および該第1の鎖と実質的に相補的な配列を含む第2のヌクレオチド鎖を含む単離dsRNA分子であって、該dsRNA分子が3769ヌクレオチド長未満である、単離dsRNA分子。
【請求項120】
前記第2のヌクレオチド鎖が前記第1の鎖に完全に相補的な配列を含み、前記dsRNA分子が3769ヌクレオチド長未満である、請求項119に記載の単離dsRNA分子。
【請求項121】
配列番号7〜16に記載の配列の少なくとも10個の連続するヌクレオチドを含む単離核酸。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【公表番号】特表2009−544287(P2009−544287A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−521002(P2009−521002)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際出願番号】PCT/US2007/073895
【国際公開番号】WO2008/011519
【国際公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】