説明

皮膚化粧料

【課題】肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有する皮膚化粧料の提供。
【解決手段】(a)式Iで示されるグリセリン誘導体を10〜30質量%、(b)平均分子量1000〜5000のポリエチレングリコールを1〜10質量%、および(c)平均分子量10000〜50000のポリエチレングリコールを1〜5質量%含有する皮膚化粧料。
Gly−[O{(PO)x(EO)y}−(BO)zH](式I)
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基であり、x、yおよびzはそれぞれPO、EOおよびBOの付加モル数であって、x+yは1〜30の値、zは1〜5の値であり、POとEOとの質量比PO/EOは1/5〜5/1である。)

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚用化粧料に関する。さらに詳しくは、肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有する皮膚化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、人間の皮膚表面は皮脂膜に覆われており、水分の蒸散が適度に抑制されている。皮膚の水分を適切な範囲に保つことは、皮膚の健康面において非常に大切なことであり、皮膚の水分が不足すると乾燥や肌荒れなどが生じやすくなる。洗顔および入浴をすると一時的に皮脂膜が取り除かれ、肌の水分が失われやすくなる。したがって、化粧水、乳液、クリーム、美容液などの保湿化粧料を使用して、肌に水分を補う必要がある。
【0003】
従来より、健常な皮膚を保持するために、皮膚に適度な水分と油分を与える皮膚保湿剤と皮膚柔軟剤を皮膚化粧料に配合することが行われている。皮膚保湿剤としてはグリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコール類が配合されている。
【0004】
しかし、これらの保湿剤は、高湿度下における水分保持力は優れているが、低湿度下における水分保持力は劣るという問題がある。したがって、肌の保湿効果の持続性を保つことができないばかりでなく、場合によっては皮膚の水分を吸収することから、反対に肌荒れを促進させることが知られている。また、皮膚保湿剤を多量に含有する皮膚化粧料にあっては、べたつくなどの違和感を与えるなど、必ずしも満足できるものではなかった。
【0005】
一方、皮膚柔軟剤としてはワセリン、オリーブ油、スクワラン、ラノリンなどが利用されているが、肌の水分蒸散を充分に防ぐ程度に、これら皮膚柔軟剤を皮膚化粧料に含有する際には、皮膚の正常な代謝を阻害し、べたつきの原因となる等の問題がある。
【0006】
そこで、油分を配合せずに保湿性を高めた化粧料として、例えば、特許文献1には、ジェランガムとグリセリンを組み合わせた皮膚外用水性組成物が開示され、水分保持機能を保持したまま、べたつき感を改善することが記載されている。しかし、一時的な保湿効果は発揮されるものの、油性成分が配合されていないので、油分を含むクリームや乳液に比べて持続的に皮膚に十分な油分を補うことができないのが実状であった。
【0007】
また、近年、低湿度下での水分保持力の高い保湿成分として、キチン、キトサンおよびこれらの誘導体、タンパク加水分解物、ヒアルロン酸などの酸性ムコ多糖類、植物抽出液など様々な高保湿成分が提案されている。例えば、特許文献2には、ムコ多糖類とトレハロースを組み合わせた皮膚外用剤が開示され、高い保湿効果を保持しながら、べたつき感を改善することが記載されている。しかし、べたつき感の改善は十分とは言えず、肌上でののび(肌へのなじみ性)、なめらかな使用感、肌にハリを与える効果などについても充分な性能が得られていない。
【0008】
このような問題を解決するために、例えば、特許文献3には、カルボキシビニルポリマーと高重合ポリエチレングリコールを含有させた化粧料が開示され、使用性を損なわずに保湿付与性を向上させることが記載されている。また、特許文献4には、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液に高重合ポリエチレングリコールを配合した皮膚外用剤が開示され、べたつきがなく、肌に強いハリ感を持たせることが記載されている。しかし、これらはいずれも、使用時にポリマーがよれて垢のようなフレーキングを起こしたり、滑らかな使用感を有しておらず、また、塗布後に乾燥するなど、使用感や保湿効果において満足のいくものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2004−168725号公報
【特許文献2】特開平6−122621号公報
【特許文献3】特開2010−64986号公報
【特許文献4】特開2010−241743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有する皮膚化粧料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明者らは、上記課題を解決するために研究を重ねたところ、特定のグリセリン誘導体、および異なる平均分子量の2種のポリエチレングリコールを特定の比率で組み合わせることにより、目的とする皮膚化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0012】
すなわち、本発明は、(a)式Iで示されるグリセリン誘導体を10〜30質量%、(b)平均分子量1000〜5000のポリエチレングリコールを1〜10質量%、および(c)平均分子量10000〜50000のポリエチレングリコールを1〜5質量%含有する皮膚化粧料である。
【0013】
Gly−[O{(PO)x(EO)y}−(BO)zH](式I)
【0014】
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基であり、x、yおよびzはそれぞれPO、EOおよびBOの付加モル数であって、x+yは1〜30の値、zは1〜5の値であり、POとEOとの質量比PO/EOは1/5〜5/1である。)
【0015】
本発明の皮膚化粧料は、さらに、(d)水溶性高分子を0.1〜1質量%を含有していても良い。
【発明の効果】
【0016】
本発明の皮膚化粧料は、肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の皮膚化粧料は、(a)グリセリン誘導体、(b),(c)異なる平均分子量の2種のポリエチレングリコールを少なくとも含有する。以下、各成分について説明する。
【0018】
本発明で用いる(a)成分は、式Iで示されるグリセリン誘導体であり、保湿効果の持続性、べたつき感の低減、肌上でののび、リッチな使用感を付与する成分である。
【0019】
Gly−[O{(PO)x(EO)y}−(BO)zH](式I)
【0020】
式Iにおいて、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基を表し、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を表す。x、yおよびzはそれぞれPO、EOおよびBOの付加モル数であって、x+yは1〜30の値、zは1〜5の値であり、POとEOとの質量比(PO/EO) は1/5〜5/1である。x、y、zの各値およびPOとEOの質量比は、アルキレンオキシドを付加して得られた生成物を1H−NMR(核磁気共鳴法)により測定してそれぞれの平均付加モル数を求め、質量比に換算することにより求めることができる。なお、POおよびEOの付加状態は、ランダム状でもブロック状でも良いが、高い保湿効果を得るにはランダム状に付加することが好ましい。BOは、末端にブロック状に付加しており、オキシブチレン基を与える化合物としては、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、テトラメチレンオキシド(テトラヒドロフラン)等が挙げられるが、入手のし易さ、反応制御のし易さ等の面から、1,2−ブチレンオキシドが好ましい。また、これらのオキシアルキレン基を付加させる場合には通常、相関移動触媒、ルイス酸触媒、アルカリ触媒等を用いて付加反応を行う。一般的には水酸化カリウム等のアルカリ触媒を使用することが好ましい。
【0021】
本発明の(a)成分の含有量は、化粧料全量に対して10〜30質量%であり、12〜28質量%が好ましく、15〜25質量%がより好ましい。(a)成分の含有量が10質量%未満の場合は保湿効果が持続性せず、リッチな使用感が弱くなり、べたつき感が強くなるおそれがある。また30質量%を超える場合は、べたつき感の低減効果が十分に付与されないおそれがある。
【0022】
本発明の(b)成分は、平均分子量1000〜5000のポリエチレングリコールであり、肌のハリ、肌上でののびを付与する。(b)成分として、平均分子量が1000以上2000以下のものと、平均分子量が2000を超え5000以下のものとを組み合わせて用いると、肌のハリと肌上でののびをバランス良く向上させることができるので好ましい。組み合わせて用いる場合には、平均分子量が1000以上2000以下のものと、平均分子量が2000を超え5000以下のものとの質量比は、1/1〜3/1が好ましい。
【0023】
なお、本発明において平均分子量とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法によるポリスチレン換算の質量平均分子量である。
【0024】
(b)成分の含有量は、化粧料全量に対して1〜10質量%であり、2〜7質量%が好ましく、4〜6質量%がより好ましい。(b)成分の含有量が1質量%未満の場合は肌のハリを与える効果が弱くなり、肌上でののびも弱くなるおそれがある。また10質量%を超える場合はべたつき感を生じるおそれがある。
【0025】
本発明の(c)成分は、平均分子量10000〜50000のポリエチレングリコールであり、肌上でののび、肌のハリ、リッチな使用感を付与する。
【0026】
(c)成分の含有量は、化粧料全量に対して1〜5質量%であり、2〜4質量%が好ましい。(c)成分の含有量が1質量%未満の場合は保湿効果及びリッチな使用感が弱くなるおそれがある。また5質量%を超える場合はべたつき感が強くなり、リッチな使用感及び肌上でののびが弱くなるおそれがある。
【0027】
本発明の皮膚化粧料は、さらに(d)成分として水溶性高分子を含有していても良い。(d)成分としての水溶性高分子は、上記(a)〜(c)成分以外の水溶性高分子であり、例えば、キサンタンガム、プルランなどの微生物由来の天然高分子、クインスシードガム、カラギーナンなどの植物由来の天然高分子、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース系半合成高分子、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体などのアクリル系合成高分子が挙げられる。(d)成分はそれぞれ1種または2種以上併用することもできる。
【0028】
(d)成分の含有量は、化粧料全量に対して0.1〜1質量%であり、0.2〜0.6質量%が好ましい。(d)成分を上記範囲で含有させることにより、肌上でののび、リッチな使用感、肌のハリをバランスよく付与することができる。
【0029】
本発明の皮膚化粧料には、pH調整剤、防腐剤など、化粧料に常用されている他の成分を、本発明の性能を損なわない範囲で、配合することも可能である。
【実施例】
【0030】
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
【0031】
〔実施例1〜5、および比較例1〜5〕
各成分を表1に示す割合で精製水に溶解させ、クエン酸や水酸化カリウムなどを用いてpH6に調整した。得られた皮膚化粧料に対し、(1)肌上でののび、(2)リッチな使用感、(3)べたつき感、(4)保湿性の持続性、(5)肌のハリの各項目について下記方法により評価した。その結果を表1に示す。なお、表中の成分の割合は質量%である。
【0032】
(1)肌上でののび
20名の女性(25歳〜40歳)をパネラーとし、得られた皮膚化粧料(2mL)を洗顔後に使用し、化粧料ののびの良さについて下記基準で評価した。
2点:肌へののびが良いと感じた場合。
1点:肌へののびがやや良いと感じた場合。
0点:肌へののびが悪いと感じた場合。
【0033】
20名の合計点を求め、以下のように判定した。
◎:合計点が35点以上。肌上でののびが非常に良い化粧料である。
○:合計点が25点以上、35点未満。肌上でののびが良い化粧料である。
△:合計点が10点以上、25点未満。肌上でののびがやや悪い化粧料である。
×:合計点が10点未満。肌上でののびが悪い化粧料である。
【0034】
(2)リッチな使用感
20名の女性(25歳〜40歳)をパネラーとし、得られた皮膚化粧料(2mL)を洗顔後に使用し、使用感について下記基準で評価した。
2点:感触が重く、重厚でリッチな使用感を感じた場合。
1点:感触がやや重く、僅かに重厚でリッチな使用感を感じた場合。
0点:感触が軽く、重厚でリッチな使用感を感じなかった場合。
【0035】
20名の合計点を求め、以下のように判定した。
◎:合計点が35点以上。非常に重厚でリッチな使用感がある化粧料である。
○:合計点が25点以上、35点未満。重厚でリッチな使用感がある化粧料である。
△:合計点が10点以上、25点未満。やや重厚でリッチな使用感がある化粧料である。
×:合計点が10点以下。重厚でリッチな使用感がない化粧料である。
【0036】
(3)べたつき感
20名の女性(25歳〜40歳)をパネラーとし、得られた皮膚化粧料(2mL)を洗顔後に使用し、その時のべたつき感について下記基準で評価した。
2点:べたつきを感じなかった場合。
1点:ややべたつきを感じた場合。
0点:べたつきを感じた場合。
【0037】
20名の合計点を求め、以下のように判定した。
◎:合計点が35点以上。べたつきの無い化粧料である。
○:合計点が25点以上、35点未満。ほとんどべたつきのない化粧料である。
△:合計点が10点以上25点未満。ややべたつきがある化粧料である。
×:合計点が10点以下。べたつきがある化粧料である。
【0038】
(4)保湿性の持続性
20名の女性(25歳〜40歳)をパネラーとし、得られた皮膚化粧料(2mL)を洗顔後に使用し、2時間後の肌の潤いについて下記基準で評価した。
2点:使用直後と変わらず肌が十分潤っていると感じた場合。
1点:使用直後と比べてやや肌の潤いが足りないと感じた場合。
0点:使用直後と比べて肌の潤いが足りないと感じた場合。
【0039】
20名の合計点を求め、以下のように判定した。
◎:合計点が35点以上。保湿性が持続する化粧料である。
○:合計点が25点以上、35点未満。やや保湿性が持続する化粧料である。
△:合計点が10点以上25点未満。やや保湿性が持続しない化粧料である。
×:合計点が10点未満。保湿性が持続しない化粧料である。
【0040】
(5)肌のハリ
20名の女性(25歳〜40歳)をパネラーとし、得られた皮膚化粧料(2mL)を2週間1日2回、洗顔後に使用し、肌のハリについて下記基準で評価した。
2点:明らかに肌にハリが出たと感じた場合。
1点:やや肌にハリが出たと感じた場合。
0点:肌にハリが出ないと感じた場合。
【0041】
20名の合計点を求め、以下のように判定した。
◎:合計点が35点以上。肌にハリが出る化粧料である。
○:合計点が25点以上35点未満。やや肌にハリが出る化粧料である。
△:合計点が10点以上25点未満。ややハリが出ない化粧料である。
×:合計点が10点未満。肌にハリが出ない化粧料である。
【0042】
【表1】

【0043】
※各成分の略称の説明
a−1・・・・「ウィルブライドS−753」(日油株式会社製);式I中のx+y=13、z=3、PO/EO=4/5であるグリセリン誘導体)。
b−1・・・・「PEG#1500」(日油株式会社製) ;平均分子量1540のポリエチレングリコール。
b−2・・・・「PEG#4000」(日油株式会社製);平均分子量3900のポリエチレングリコール。
c−1・・・・「PEG#20000」(日油株式会社製);平均分子量18600のポリエチレングリコール。
c−2・・・・「PEG#40000」(日油株式会社製);平均分子量36100のポリエチレングリコール。
d−1・・・・「カーボポールHV−505E」(住友精化株式会社製) ;カルボキシビニルポリマー。
d−2・・・・「グリンステッドキサンタンクリアー80」(Danisco France SAS 製) ;キサンタンガム。
【0044】
実施例1〜5の結果より、本発明の皮膚化粧料は、いずれも肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有していることが分かる。
【0045】
一方、比較例1〜5では十分な性能が得られていない。すなわち、比較例1では(a)成分の配合量が少ないことから、肌上でののび、保湿効果の持続性が不充分であり、べたつき感が生じた。比較例2では、(b)成分が配合されていないことから、肌上でののびおよび肌のハリが不十分であり、リッチな使用感が得られなかった。比較例3では、(c)成分が本発明の規定量の上限より多いことから、べたつき感が生じ、肌上でののびおよび肌のハリが不十分であった。比較例4では、(c)成分が配合されていないことから、肌上での充分なのび、およびリッチな使用感が得られなかった。比較例5では、(c)成分が本発明の規定量の上限より多いことから、リッチな使用感及び肌のハリが得られず、べたつき感が生じた。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明の皮膚化粧料は、肌上でののびが良く、リッチな使用感を有し、べたつき感を感じ難く、優れた保湿効果の持続性、肌にハリを与える効果を有するので、化粧水、乳液、美容液、シートマスク用含浸液、化粧下地などの皮膚用化粧料として利用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)式Iで示されるグリセリン誘導体を10〜30質量%、(b)平均分子量1000〜5000のポリエチレングリコールを1〜10質量%、および(c)平均分子量10000〜50000のポリエチレングリコールを1〜5質量%含有する皮膚化粧料。
Gly−[O{(PO)x(EO)y}−(BO)zH](式I)
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基であり、x、yおよびzはそれぞれPO、EOおよびBOの付加モル数であって、x+yは1〜30の値、zは1〜5の値であり、POとEOとの質量比PO/EOは1/5〜5/1である。)
【請求項2】
さらに、(d)水溶性高分子を0.1〜1質量%を含有する請求項1記載の皮膚化粧料。

【公開番号】特開2012−197253(P2012−197253A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−63431(P2011−63431)
【出願日】平成23年3月22日(2011.3.22)
【出願人】(000004341)日油株式会社 (896)
【Fターム(参考)】