説明

眼鏡

【課題】例えば、ゴルフプレーにおいて、通常の両眼の範囲の視野で見ても芝目の正しい状態を把握することは困難であった。
【解決手段】暗室を有する筒状体の外周側方に眼鏡用の耳掛け部材4を備えると共に、筒状体の耳掛け部材側の耳掛け部材の内側寄りの外周面に接眼レンズを左右に備える一方、接眼レンズの反対側の外周面に、接眼レンズよりも左右の外側寄りに対物レンズ3を設け、更に暗室内には対物レンズから接眼レンズの方向に映像を送るためのミラー又は、プリズムを備えたことを特徴とする眼鏡である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は視野の幅を広くすることができる眼鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴルフのプレーにおいてゴルフボールや芝目の状態を観察するのは通常は両眼に
よって、その両眼の範囲でしか見ることができなかった。又、野球の場合は、早く上下左右にゆれて投げられてくるボールをすばやく肉眼で見て見てバットで打ち返えさねばならず、大変難しいことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、通常の両眼の範囲の視野で見ても芝目の正しい状態を把握することは困難であり、グリーン上において、思うようにカップインすることは難しかった。又、野球においても早く変化してくる投球をヒットすることは難しいことである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願発明は、暗室を有する筒状体の外周側方に眼鏡用の耳掛け部材を備えるとともに前記筒状体の耳掛け部材側の該耳掛け部材の内側よりの外周面に接眼レンズを左右に備える一方、前記接眼レンズの反対側の外周面に接眼レンズよりも左右の外側よりに対物レンズを設け、更に前記暗室内には対物レンズから接眼レンズの方向に映像を送るためのミラー又は、プリズムを備えたことを特徴とする眼鏡である。
【0005】
筒状体としては薄いプラスチック製を想定し内部には反射板やプリズムを内臓し
同時に余分な光線を遮る役をはたすために筒状体の外壁が働いている。
対物レンズや接眼レンズはやはりプラスチック製を想定し軽量化を考える。筒状体は円筒状で、あるが多角形状で良くデザイン考案の自由性はある。
ミラーは反射板としてプリズムは屈折板として何れもプラスチック製
これらは最低限必要と思われるがレンズ類はルミネッセンス感光剤の使用により省略の可能性がある。レンズは望遠鏡の構成のために必要であるが、軽量化のためにはできるだけ避けたい部材である。映像の明暗により遠近及び傾斜をよむこよができるからである。感光剤は蒸留加工または薫丞加工によりミラー板を加工。
【発明の効果】
【0006】
この発明に係る眼鏡を用いることにより、ゴルフにおける芝目や、野球における
ボールを広い感覚でプレーヤー自身が観察できるため被対称物の状態を詳細に見る事ができ失敗を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明眼鏡の斜視図
【図2】本発明眼鏡の左側面図
【図3】図1のA―A矢視図
【図4】図1の他の実施例のA―A矢視図
【図5】視野の広さの模式図であり(1)は従来の肉眼で見た場合、(2)は本発明の眼鏡を使用した場合を示す図
【符号の説明】
【0008】
1本発明の眼鏡
2本体
3対物レンズ
4耳掛け部材
5鼻あて
6接眼レンズ
7本発明の眼鏡
8ミラー
9ミラー
10プリズム
11目
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
図1−図5に基いて以下、詳細に説明する。
図1について筒状体2は外部に耳掛け部材4を備え内部にはミラー8.9、7はプリズム10からなる反射板をそなえている。そして同時に外部の余分な光線を遮り眼鏡としての役割を果たしている。自然の裸眼の視線を遮る事により対象象物が二重に見えるのを防いでいる。3の光線取入れ口は両眼の外側にあり自然の目の幅より視野が広くなっている。
又筒状体(2)の重量を減らすため左右の筒状体の2個とし中央部を省き線状の金具などでつなぐことが可能である。
図2は筒状体2の左側の側面図でありその外部には耳掛け部材と鼻当て5が示されている。
図3はつつ状体のA―A矢視図であり光線が対物レンズ3よりはいって反射を重ねて目11に達するのがわかる。
図4は筒状体のAーA矢視図であるがもう1つの例を示している。これはミラーによる 反射板ではなくプリズム10を用いた場合の説明となっている。
図5(1)は従来の見方を示すめす (2)は本発明の眼鏡を用いたときの視線の模式図である。
又筒状体の直径は26mm−30mm長さは150mm程度焦点距離は必要に応じて決められるがゴルフ用の場合は5m程度とするのがよい。
本提案では焦点距離は一応必要ではないが参考までに示す。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
暗室を有する筒状体の長手方向の側方に眼鏡用の耳掛け部材を備えると共に前記筒状体の耳掛け部材側の該耳掛け部材の内側寄りの外周面に接眼レンズを左右に備える一方、前記筒状体の耳掛け部材の反対側の外周面に接眼レンズよりも左右の外側寄りに対物レンズを設け、更に前記案室内には対物レンズから接眼レンズの方向に映像を送るためのミラー又は、プリズムを備えたことを特徴とする眼鏡。






【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−194350(P2012−194350A)
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−58065(P2011−58065)
【出願日】平成23年3月16日(2011.3.16)
【出願人】(709005407)
【Fターム(参考)】