説明

空気調和機用排水ポンプ

【課題】空気調和機のドレン水(結露水)に対する十分な抗菌効果を得るとともに、空気調和機内での占有スペースの削減を図る。
【解決手段】ポンプ部20の蓋ケース6においてラビリンス構造を構成する縦壁62と外壁63とにより、モータ部10を支持する。縦壁62の内側に、水切り部61に嵌まるような円筒形状の抗菌剤ユニット8を設ける。抗菌剤ユニット8を開口部81aを有する網目状ケース81に抗菌剤82を収容した構造とする。水切り部61から流れる戻り水が抗菌剤ユニット8内を流れるようにする。抗菌剤82は例えば、銀(Ag)イオンを水溶性ガラスに担持させたブロック状のものとする。ラビリンス構造により、水掻き音が外部に漏れるのを低減する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機のドレンパンに溜まったドレン水(結露水)を排水するための空気調和機用排水ポンプに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機において、ドレンパンや排水ポンプにスライムが発生するのを防止するために、抗菌剤が使用されている。例えば、特開平10−299693号公報(特許文献1)には、排水ポンプの回転羽根とポンプハウジングとカバーを、粉末状の抗菌剤を練り込んだ樹脂により形成する技術が開示されている。また、特開2006−194491号公報(特許文献2)には、ドレンポンプの吸込口の近傍に、抗菌剤を具備した抗菌剤ユニットを配置する技術が開示されている。さらに、国際公開第2004/053398号パンフレット(特許文献3)には、ドレンポンプ(排水ポンプ)のインペラ(羽根車)を、抗菌性金属材料、抗菌性のある樹脂材料や抗菌剤を添加した樹脂材料で形成するようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−299693号公報
【特許文献2】特開2006−194491号公報
【特許文献3】国際公開第2004/053398号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び特許文献3のものは、排水ポンプのインペラ(羽根車)やカバーなどのドレン水が接する部材を、抗菌剤を練り込んだ樹脂により形成することにより抗菌効果を得るようにしている。しかしながら、抗菌剤を練りこんだ樹脂による部材は、一般的に抗菌剤の分量が少ないため、抗菌効果は不十分である。抗菌性金属材料を使用した場合は、ある程度時間が経つとその金属表面が腐食生成物を作り安定状態になるため抗菌効果が薄れてしまい、抗菌性金属イオンが水に溶出しなくなってしまう、という問題がある。また、特許文献2のものは、ドレンパン内の水が抗菌剤ユニット内の抗菌剤の収容箇所に浸入するので、抗菌剤が浸された部分の水に対しては高い効果が得られる。しかし、抗菌剤ユニットは排水ポンプから少し離れたドレンパン内に設けられているため、ドレン水の流れを受けにくく、空気調和機のドレン水全体に対して抗菌効果が得られないという点で、改良の余地がある。また、ドレンパン内に抗菌剤を配置すると占有スペースの点でも問題がある。
【0005】
本発明は、空気調和機のドレン水に対する十分な抗菌効果を得るとともに、空気調和機内での占有スペースの削減を図る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の空気調和機用排水ポンプは、モータ部によりポンプ部のインペラを回転させて、前記ポンプ部で吸込み口から水を吸込んで吐出口から水を排出する空気調和機用排水ポンプにおいて、前記ポンプ部は、前記モータ部の駆動軸に連結される前記インペラを収容するポンプ室ケースと、前記ポンプ室ケースの前記モータ部側に配設され前記モータ部を支持する円筒形状の壁部と、前記駆動軸が貫通されるとともに前記壁部内に開口部を有する水切り部とが形成された蓋ケースとを備え、前記壁部の内側で前記水切り部の周りの空間に、網目状ケース内に抗菌剤を収容した抗菌剤ユニットを配設するようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の空気調和機用排水ポンプは、請求項1に記載の空気調和機用排水ポンプであって、前記蓋ケースの前記壁部が、円筒形状でその外周に前記駆動軸の軸線と平行に複数の凸条が形成された縦壁と、該縦壁の外側の外壁とからなり、該縦壁と外壁の前記モータ部側の端面で該モータ部を支持するとともに、該縦壁と外壁がラビリンス構造を構成していることを特徴とする。
【0008】
請求項3の空気調和機用排水ポンプは、請求項1に記載の空気調和機用排水ポンプであって、前記抗菌剤ユニットの外周に前記駆動軸の軸線と平行に複数の凸条が形成され、前記蓋ケースの前記壁部が、円筒形状の外壁であり、該外壁の前記モータ部側の端面で該モータ部を支持するとともに、前記抗菌剤ユニットの外周と該外壁とがラビリンス構造を構成していることを特徴とする。
【0009】
請求項4の空気調和機用排水ポンプは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気調和機用排水ポンプであって、前記モータ部は、樹脂モールド部内にステータユニットを一体成型したステータ回路部を有するDCブラシレスモータであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の空気調和機用排水ポンプによれば、モータ部をポンプ部側の蓋ケースの壁部により支持し、この壁部の内側で水切り部の周りの空間に抗菌剤ユニットを配設するようにしたので、吐出口からポンプ室ケース内に流れ込む戻り水が、水切り部から壁部の内側に流れ出し、このとき戻り水が抗菌剤ユニット内の抗菌剤に接触し、さらにこの水が蓋ケースの外周から、あるいはポンプ室ケース及び吸込み口から、ドレンパンに流れ出すので、ドレンパンに溜まる水は頻繁に且つまんべんなく抗菌剤に接触することになり、ドレン水に対して十分な抗菌効果が得られる。また、抗菌剤ユニットを蓋ケース内に配置したので、占有スペースの削減を図ることができる。
【0011】
請求項2の空気調和機用排水ポンプによれば、請求項1の効果に加えて、モータ部を支持する壁部のラビリンス構造によりポンプの水掻き音が外部に漏れるのを防止することができる。
【0012】
請求項3の空気調和機用排水ポンプによれば、請求項1の効果に加えて、モータ部を支持する外壁を壁部とし、この壁部と抗菌剤ユニットとで構成されるラビリンス構造によりポンプの水掻き音が外部に漏れるのを防止することができるとともに、抗菌剤ユニットがラビリンス構造を兼ねているので、構造を簡単にすることができる。
【0013】
請求項4の空気調和機用排水ポンプによれば、請求項1乃至3のいずれか一項の効果に加えて、モータ部を、ステータユニットと樹脂モールド部を一体成型したステータ回路部を有するDCブラシレスモータとしたので、樹脂モールド部による耐水性、耐腐食性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態の空気調和機用排水ポンプの一部破断側面図である。
【図2】実施形態の空気調和機用排水ポンプにおける抗菌剤ユニットと蓋ケースの斜視図である。
【図3】実施形態の空気調和機用排水ポンプの抗菌剤ユニットの他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の空気調和機用排水ポンプの実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の空気調和機用排水ポンプの一部破断側面図、図2は同空気調和機用排水ポンプにおける抗菌剤ユニットと蓋ケースの斜視図である。なお、図1は図2のA−A断面に対応する。以下の説明で、空気調和機用排水ポンプを単に「排水ポンプ」ともいう。この排水ポンプはモータ部10とポンプ部20と固定部(ブラケット)30を備えている。
【0016】
モータ部10は、軸受アッセンブリ1,2、ステータ回路部3及びロータ4を備えている。モータ部10の中央には貫通孔3aが形成され、貫通孔3aの開口部内に軸受アッセンブリ1,2が配設されるとともに、この貫通孔3a内にロータ4が配設され、ロータ4の駆動軸41は軸受アッセンブリ1,2により軸支持されている。ステータ回路部3は、樹脂モールド部31内に、ステータユニット32及び回路基板33等を一体成形により埋設して構成したものである。
【0017】
樹脂モールド部31はBMC(Bulk molding compound)樹脂で形成されている。このBMC樹脂は、不飽和ポリエステルにガラス繊維のフィラーと炭酸カルシウム(充填剤)を混合してバルク状にした成形材料である。そして、ステータユニット32及び回路基板33等を金型にセットした後、金型にこのBMC樹脂を充填し、加圧・加熱処理を施すことで一体成形されている。そして、ステータユニット31とロータ4は三相のDCブラシレスモータを構成している。
【0018】
ポンプ部20は、樹脂製で薄型円筒形のポンプ室ケース5と樹脂製で円筒形状の蓋ケース6とを有している。ポンプ室ケース5には、空気調和機の図示しないドレンパン内に配置される吸込み口51と、図示しない排出管が接続される吐出し口52とが形成されている。なお、ポンプ室ケース5の外周の2箇所には図示しない嵌合部が形成され、この嵌合部を蓋ケース6の下端部にスナップフィットすることによりポンプ室ケース5と蓋ケース6が取り付け固定されている。
【0019】
ポンプ室ケース5内には、インペラ7が配設されている。インペラ7は、軸嵌合部71を有するとともに、この軸嵌合部71の下方に中心軸Lの方向に沿って延びる4枚の板状の小羽根72を有しており、この小羽根72は、吸込み口51内に配置されている。そして、軸嵌合部71がモータ部10の駆動軸41に固定されている。また、軸嵌合部71と小羽根72との間には、略逆円錐状に形成されたドーナツ状の中空円錐板73を有しており、モータ部10によりインペラ7が回転し、吸込み口51内で小羽根72が回転することにより、ドレンパンの水が吸込み口51内に上昇し、その水が遠心力により中空円錐板73側に移動する。そして、この中空円錐板73と中空円錐板73上に設けた大羽根74とによりポンプ室ケース5内の水が回転し、その遠心力により水が吐出口52から吐出される。
【0020】
蓋ケース6の中央には、駆動軸41及びポンプ部20の中心軸Lの周りに水切り部61が形成されている。水切り部61は中央に貫通孔61aが形成されるとともに外周の数カ所にポンプ室ケース5の内側に連通する開口部61bが形成されている。そして、この水切り部61の貫通穴61aを駆動軸41が貫通している。水切り部61の外側には、モータ部10側に延設された円筒状の縦壁62が形成されている。図2に示すように、縦壁62には、互いに180°離間した位置にスリット62aが形成されるとともに、外周には複数の縦の凸条62bが形成されている。さらに、縦壁62の外周にモータ部10側に延設された円筒状の外壁63が形成されている。この外壁63の外周には2箇所に取付ボス部63aが形成されている。また、外壁63には、縦壁62のスリット62aから90°離間した位置で、互いに180°離間した位置にスリット63bが形成されている。
【0021】
縦壁62と外壁63のモータ部10側の端面はステータ回路部3の面内に位置しており、この縦壁62の端面の全周がステータ回路部3の樹脂モールド部31に当接することで、縦壁62がモータ部10を支持している。なお、縦壁62と外壁63は「壁部」を構成している。そして、固定部(ブラケット)30をモータ部10に嵌合させ、この固定部(ブラケット)30の取付ボス部30aと蓋ケース6の取付ボス部63aとを突き合せて、タッピングネジNにより固定部(ブラケット)30が蓋ケース6にネジ止めされている。
【0022】
縦壁62の内側には、樹脂製で円筒形状の網目状ケース81内にブロック状の抗菌剤82を収容した抗菌剤ユニット8が配設されている。抗菌剤ユニット8は、中央に貫通孔8aを有しており、この貫通孔8aに水切り部61が遊嵌されるとともにモータ部10の駆動軸41が通されている。また、網目状ケース81の円筒形状の外周と内周には、多数の開孔部81aが形成されており、この開口部81aの大きさは、抗菌剤82のブロックの大きさより十分に小さい形状となっている。これにより、抗菌剤82が網目状ケース81の外にこぼれることはない。なお、この実施例の抗菌剤82は、銀(Ag)イオンを水溶性ガラスに担持したものである。
【0023】
以上の構成により、排水ポンプを停止したとき、吐出口52に接続されている図示しない排出管内のドレン水が吐出口52からポンプ室ケース5内に戻ってくる。この戻り水は、ポプ室ケース5内の吸込み口51からドレンパンに向かって流れ出るだけでなく、水切り部61の開口部61bから縦壁62内の抗菌剤ユニット8側に向かって勢いよく溢れ出す。この水切り部61の開口部61bから溢れ出した戻り水は、網目状ケース81の開口部81aから抗菌剤ユニット8内に浸入し、抗菌剤82はこの戻り水の流れの中に浸される。このとき、抗菌剤82の銀(Ag)イオンが戻り水に徐放され、抗菌効果を発揮する。この戻り水は縦壁62と外壁63との隙間を通って、外部のドレンパンに流れ出す。このように、水切り部61の開口部61bから溢れ出した戻り水が流れ出す直ぐ近くに抗菌剤ユニット8(抗菌剤82)が配置されているので、戻り水が抗菌剤82にまんべんなく曝され、また勢いよく水がかかるので、水垢・ゴミ付着の洗浄も行えるので抗菌効果が劣化することもない。従って、最終的にドレンパン内のドレン水に対して十分な抗菌効果が得られる。
【0024】
縦壁62と外壁63はその間に空隙を形成している。また、縦壁62の2つのスリット62aと、外壁63の2つのスリット63bは、軸L周りに互いに90°離間した位置に形成されている。そして、抗菌剤ユニット8の貫通孔8aから、縦壁62の内側、スリット62a、縦壁62と外壁63の間の空隙、スリット63bを通って外部に通じる通路は、ラビリンス構造となっている。したがって、主に吸込み口51内で発生する水掻き音が、スリット63bから外部に漏れるのを低減することができる。さらに、縦壁62には、縦壁62と外壁63の間の空隙側に複数の凸条62bが形成されているので、この凸条62bにより音の乱反射や吸収が行われ、さらに、水掻き音が外部に漏れるのを低減することができる。
【0025】
図3は抗菌剤ユニットの他の実施形態を示している。この抗菌剤ユニット9は、前記抗菌剤ユニット8と同様に樹脂製で円筒形状の網目状ケース91内にブロック状の抗菌剤92を収容したものであり、中央に貫通孔9aを有し、この貫通孔9aに水切り部61が遊嵌されるとともにモータ部10の駆動軸41が通されている。また、網目状ケース91の外周面には、複数の縦の凸条9bが形成されている。さらに、凸条9b以外の外周と内周(貫通孔9a側の面)には、多数の開口部91aが形成されており、この開口部91aの大きさは、抗菌剤92のブロックの大きさより十分に小さい形状となっている。これにより、抗菌剤92が網目状ケース91の外にこぼれることはない。なお、この実施例の抗菌剤92も、銀(Ag)イオンを水溶性ガラスに担持したものである。開口部91a及び抗菌剤92の作用は、抗菌剤ユニット8と同様である。
【0026】
この抗菌剤ユニット9は、縦壁62を無くした構造の蓋ケース6内に配設するものであり、蓋ケース6は縦壁62が無いこと以外は前記の構造どおりである。この場合、外壁63が「壁部」を構成する。抗菌剤ユニット9の外周面には、複数の縦の凸条9bが形成されている。そして、抗菌剤ユニット9の貫通孔9aから、抗菌剤ユニット9と外壁63の間の空隙、スリット63bを通って外部に通じる通路は、ラビリンス構造となる。また、抗菌剤ユニット9には複数の凸条62bが形成されている。したがって、前記と同様に、主に吸込み口51内で発生する水掻き音が、スリット63bから外部に漏れるのを低減することができる。
【0027】
実施形態の抗菌剤82,92は銀(Ag)イオンを水溶性ガラスに担持したものであるが、これは一例であり、水中の菌に対する抗菌作用を有するものであればよい。例えば、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、錫(Sn)などの金属イオンを水溶性ガラスに担持したものでもよい。また、担持体は水溶性ガラスに限らず他の部材でもよい。さらに、特許文献1に開示されているようなその他の有機系抗菌剤などでもよい。
【0028】
また、モータ部としては、モータケース内にステータユニット、回路基板、磁気スイッチ(感知器)、ロータ等を収容したタイプでもよい。
【符号の説明】
【0029】
3 ステータ回路部
31 樹脂モールド部
32 ステータユニット
33 回路基板
4 ロータ
41 駆動軸
5 ポンプ室ケース
6 蓋ケース
61 水切り部
62 縦壁(壁部)
62a スリット
63 外壁(壁部)
63b スリット
7 インペラ
71 軸嵌合部
8,9 抗菌剤ユニット
81,91 網目状ケース
82,92 抗菌剤
10 モータ部
20 ポンプ部
30 固定部(ブラケット)
L 軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータ部によりポンプ部のインペラを回転させて、前記ポンプ部で吸込み口から水を吸込んで吐出口から水を排出する空気調和機用排水ポンプにおいて、
前記ポンプ部は、前記モータ部の駆動軸に連結される前記インペラを収容するポンプ室ケースと、前記ポンプ室ケースの前記モータ部側に配設され前記モータ部を支持する円筒形状の壁部と、前記駆動軸が貫通されるとともに前記壁部内に開口部を有する水切り部とが形成された蓋ケースとを備え、
前記壁部の内側で前記水切り部の周りの空間に、網目状ケース内に抗菌剤を収容した抗菌剤ユニットを配設するようにしたことを特徴とする空気調和機用排水ポンプ。
【請求項2】
前記蓋ケースの前記壁部が、円筒形状でその外周に前記駆動軸の軸線と平行に複数の凸条が形成された縦壁と、該縦壁の外側の外壁とからなり、該縦壁と外壁の前記モータ部側の端面で該モータ部を支持するとともに、該縦壁と外壁がラビリンス構造を構成していることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用排水ポンプ。
【請求項3】
前記抗菌剤ユニットの外周に前記駆動軸の軸線と平行に複数の凸条が形成され、前記蓋ケースの前記壁部が、円筒形状の外壁であり、該外壁の前記モータ部側の端面で該モータ部を支持するとともに、前記抗菌剤ユニットの外周と該外壁とがラビリンス構造を構成していることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用排水ポンプ。
【請求項4】
前記モータ部は、樹脂モールド部内にステータユニットを一体成型したステータ回路部を有するDCブラシレスモータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気調和機用排水ポンプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−145009(P2012−145009A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−2917(P2011−2917)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(000143949)株式会社鷺宮製作所 (253)
【Fターム(参考)】