説明

空間の任意の位置に自在に可動するアームで道工具箱や被加工物を定置する自在アーム。

【課題】空間の任意の位置に動工具箱や被加工物を定置する場合架台の上に定置するか吊り下げて定置していた、この方法では架台や吊り具が周辺に位置を占め干渉していた、
【解決手段】空間の任意の位置に物を横方向から定置するためにはアームが旋回と上下に自在に屈曲可動して固定し、十分な強度と耐久性を有すること、旋回する梁と旋回上下する棹その先に回転可能な定置受け台からなり、定置受け台は前記の梁と棹の旋回上下の動きに関係なく常に平行を保つことを特徴とする自在アームである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は空間の任意の位置に自在に可動するアームで道工具箱や被加工物を定置する屈曲自在アームの分野に関する。
【背景技術】
【0002】
従来においては空間の任意の位置に道工具箱や被加工物を定置する場合図3に示すように a高さを調節した架台の上に物を置くか b吊り下げて物を定置していた、この場合架台や吊り具が周辺に位置を占め干渉する事があった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−24982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空間の任意の位置に物を定置するためにはアームが旋回と上下に自在に屈曲可動して固定し、十分な強度が有り耐久性も有することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は
(1)空間の任意の位置に道工具箱や被加工物を定置する装置であって梁と前記梁の先端に取り付けられた棹、前記棹の先端に取り付けられた定置受け台からなることを特徴とする装置
(2)壁面に固定された蝶番で180度旋回する前記梁の先端には二重蝶番で360度旋回と上下に50度可動の棹があることを特徴とする
(3)前記棹の先端には軸により360度回転する定置受け台を有する
【発明の効果】
【0005】
空間の任意の位置に動工具箱や被加工物を架台の上に定置するか、又は
吊り下げる場合においては架台や吊り具が周辺に位置を占め干渉する、この発明装置を使用することで、受け台は横の方向から移動する形となり下と上に干渉物となる支持物体がないため総合的に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の実施例を示す構造正面図
【図2】図1のA‐A線における矢視、平面図
【図3】従来の方法、(a)架台の上に定置する(b)吊り下げて定置する
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1における 梁1 棹2 定置受け台3 壁面固定蝶番4 二重蝶番5 上下蝶番6 平行支点7 回転軸8 で構成される。
【0008】
図2における壁面固定蝶番4 で梁1が180度旋回し 棹2が二重蝶番5で360度旋回と上下蝶番6で50度上下する、定置受け台3は平行支点7で常時平行を保ち回転軸8で360度回転する。
【符号の説明】
【0009】
1 梁
2 棹
3 定置受け台
4 壁面固定蝶番
5 二重蝶番
6 上下蝶番
7 平行支点
8 回転軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間の任意の位置に道工具箱や被加工物を定置するアームであって、旋回する梁と旋回上下する棹、その先に回転可能な定置受け台からなり前記定置受け台は前記の梁と前記棹の旋回上下の動きに関係無く常に平行を保つ事を特徴とする自在アーム。
【請求項2】
壁面に固定された蝶番で180度旋回する梁と、前記の梁の先端に360度旋回と折りたたみ機能を有する二重蝶番で作動し、上下にも50度可動の棹と、前記の棹の先端に常時水平で360度回転式の定置受け台、この3部材からなり其々に関節蝶番機能を有する請求項1に記載の自在アーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−260711(P2010−260711A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−133507(P2009−133507)
【出願日】平成21年5月11日(2009.5.11)
【出願人】(509010562)呉伸工業株式会社 (1)
【Fターム(参考)】