説明

立体映像表示装置

【課題】様々な周囲環境に応じて活用可能な立体映像表示装置を提供する。
【解決手段】 立体映像表示装置は立体映像を観察可能である。立体映像表示装置は複数の発行素子21と制御部とを備える。発行素子21は共用層CLを含む複数の配置層ALそれぞれの上に配置される。立体映像表示装置は平面表示モードと立体表示モードを有する。立体表示モードでは立体画像が表示される。平面表示モードでは平面映像が表示される。制御部は立体表示モードにおいては全配置層の少なくとも一部の配置層上に配置される発光素子を用いて立体映像を形成する。制御部は平面表示モードにおいては共用層上のみの発光素子を用いて平面画像を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体映像を表示可能な立体映像表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、映像を立体的に表示する表示装置が求められている。従来の平面画像表示装置を用いて、立体視させることが知られている。しかし、立体視は画像に立体感を覚えさせるに過ぎず、立体映像そのものを表示することは出来ない。
【0003】
そこで、発光体を3次元状に配置し、立体的な映像を表示する立体映像表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−16113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の表示装置を、例えば昼光下のように周囲が明るい環境下で用いる場合には視認性が悪くなり、立体映像を有効に表示することが難しくなる。周囲が明るい場合には、映像全体の輝度を高めることが考えられる。しかし、多数の発光体を駆動するので消費電力が極めて大きくなる。
【0006】
このような制御は使用コストの増大を招くため、使用者にとって受入れ難いものである。それゆえ、周囲が明るい環境下では、使用者が使用を躊躇することが考えられ、表示装置を有効に活用することが出来ないことがあり得る。
【0007】
従って、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、周囲環境によらず有効に活用可能な立体映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した諸課題を解決すべく、本発明による立体映像表示装置は、
立体映像を観察可能な立体映像表示装置であって、
共用層を含む複数の配置層それぞれの上に配置される複数の発光素子と、
立体映像を表示する立体表示モードにおいては全配置層の少なくとも一部の配置層上に配置される発光素子を用いて立体映像を形成し、平面画像を表示する平面表示モードにおいては共用層上のみの発光素子を用いて平面画像を形成する制御部とを備える
ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成された本発明に係る立体映像表示装置によれば、立体表示モードとは別に平面表示モードを備え、平面表示モードでは共用層上の発光素子を用いて平面画像を形成するので、輝度を高めても立体映像の形成に比べて消費電力の増大を抑えることが可能である、それゆえ、使用者にとっては周囲が明るくても十分に使用可能であり、周囲環境によらず有効に活用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る立体映像表示装置の構造を概略的に示すブロック図である。
【図2】3D表示ディスプレイの斜視図である。
【図3】LEDロッドの斜視図である。
【図4】3D表示ディスプレイの上面図である。
【図5】3D表示ディスプレイの変形例を示す3D表示ディスプレイの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を適用した立体映像表示装置の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る立体映像表示装置の構造を概略的に示すブロック図である。
【0012】
立体映像表示装置10は、3D表示ディスプレイ11、ディスプレイドライバ12(制御部)、スクリーン駆動機構13、CPU14、入力部15、メモリ16、および操作ディスプレイ17を含んで構成される。
【0013】
後に詳述するように、3D表示ディスプレイ11に立体映像および平面画像が表示される。3D表示ディスプレイ11はディスプレイドライバ12により駆動され、立体映像および平面画像を表示する。ディスプレイドライバ12は、CPU14の制御に基づいて3D表示ディスプレイ11を駆動する。
【0014】
また、後述するように、3D表示ディスプレイ11には挿脱自在なスクリーン(図1において図示せず)が設けられる。スクリーン駆動機構13はスクリーンの挿脱を実行する。スクリーン駆動機構13は、CPU14の制御に基づいてスクリーンの挿脱を行う。
【0015】
CPU14は、さらに立体映像表示装置10の各部位を制御する。キーボード(図示せず)やマウス(図示せず)などのポインティングデバイスなどによって構成される入力部15に、使用者は様々な操作を入力することが可能である。CPU14は、入力部15への操作入力に基づいて、立体映像表示装置10の各部位を制御する。
【0016】
メモリ16には、3D表示ディスプレイ11に表示する様々な立体映像が記憶される。なお、外部I/F(図示せず)または記憶媒体(図示せず)を介して、新規な立体映像を取得してメモリ16に格納することは可能である。
【0017】
操作ディスプレイ17には、立体映像表示装置10の操作や監視などに用いる様々なメニューウィンドウを表示可能である。例えば、メモリ16に記憶されている立体映像の選択ウィンドウが表示される。選択ウィンドウには記憶された立体映像の平面化画像のサムネイルや、ファイル名の一覧表が含まれる。使用者は入力部15への操作入力により、表示させる立体映像を選択可能である。選択された立体映像がメモリ16からCPU14に読出され、立体映像を表示するように、ディスプレイドライバ12が制御される。
【0018】
次に、3D表示ディスプレイ11の構造について、図2を用いて説明する。図2に示すように、3D表示ディスプレイ11は、透明な部材で立法体状に形成された筐体18内に、多数の発光素子21を3次元状に配置することにより形成される。
【0019】
なお、筐体18の任意の一面が便宜的に二次元表示面ds(図2における前面)に定められる。なお、二次元表示面dsとは、後述する3D表示ディスプレイ11に表示する二次元画像の観察に適した面である。なお、以下の説明において、二次元表示面dsの直交する二辺の一方をx軸、他方をy軸、二次元表示面dsに垂直な方向をz軸とする。
【0020】
発光素子21は電力を供給することにより発光する素子であって、本実施形態ではLEDが用いられる。なお、LED以外にも、LD、プラズマ光源デバイス、有機ELなどを用いることも可能である。
【0021】
発光素子21は、以下に説明するように、LEDロッド20(発光体ロッド)を用いて、筐体11内に配置される。まず、LEDロッド20の構成について図3を用いて説明する。LEDロッド20は、発光素子21、透明基板22、透明電極(図示せず)、カバー23によって構成される。
【0022】
透明基板22は、ガラス、およびアクリル、PET、ポリカーボネート、およびオレフィンなどの透明樹脂などの周知の透明部材によって形成される。透明基板22上には、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)などの透明導電部材を用いて、透明電極が形成される。なお、透明電極は周知のスパッタ法、印刷法、または薄膜微細加工技術によって形成される。
【0023】
発光素子21は、所望の発光色を発するZnSe(Zinc Selenide)、GaN(gallium Nitride)、InGaN(Indium gallium nitride)、InAlGaN((indium aluminum gallium nitride)、AlGaN(Aluminium gallium nitride)、GaAs(Gallium Arsenide)、InGaAs(Indium gallium arsenide)などの半導体を用いた発光ダイオードによって形成される。
【0024】
発光素子21は、透明基板22の長手方向に沿って等間隔に並ぶように配置される。なお、発光素子21は金属バンプや半田等を介して透明電極に電気的に接続される。
【0025】
透明電極および発光素子21が実装された透明基板22は、カバー23により覆われる。カバー23は、透明基板22の端部以外の部位を密封するように、アクリル、PET、ポリカーボネート、およびオレフィンなどの透明樹脂を用いてロッド状にモールド成型することにより形成される。なお、透明基板22の端部には透明電極の端子24が形成される。
【0026】
図2に示すように、長手方向がy軸に平行になるように、多数のLEDロッド20が並べられる、また、図4に示すように、多数のLEDロッド20は、x軸およびz軸に沿って並ぶように配置される。このようにLEDロッド20を配置することにより、多数の発光素子21が筐体18内部において三次元状に配置される。
【0027】
また、x軸方向にLEDロッド20を配置することにより、x軸およびy軸に平行な平面に発光素子21が配置される配置層ALが形成される。また、z軸方向にLEDロッド20を配置することにより、配置層ALがz軸方向に積層化される。なお、配置層ALの中で二次元表示面dsに隣接する配置層ALが、共用層CLに定められる。
【0028】
なお、共用層CLにおいては、他の配置層ALに比べて、x軸に沿ってLEDロッド20が密になるように配置される。また、共用層CLにおいては、y軸に沿って発光素子21が密に配置されたLEDロッド20が配置される。したがって、共用層CLにおいては、他の配置層ALに比べて、発光素子21の配置密度が高い。
【0029】
また、共用層CLには、他の配置層ALに比べて、最大輝度が高い発光素子21が用いられる。また、共用層CL以外の配置層ALにおける発光素子21は全方向に均等に配光され、共用層CLの発光素子21は二次元表示面ds側の放射割合が多くなるように配光される。
【0030】
以上のような共用層CLの構成により、共用層CL上の全発光素子を最大輝度で発光させた光は、二次元表示面ds側から見て、何れか他の配置層AL上の全発光素子を最大輝度で発光させた光より明るく見える。
【0031】
LEDロッド20の配置後、筐体18内にはアクリル、PET、ポリカーボネート、およびオレフィンなどの透明樹脂が充填される。なお、透明基板22、カバー23、および筐体18内に充填する透明樹脂は同じ物質であることが好ましい。または、屈折率が互いに近い物質を用いることが好ましい。屈折率の差を小さくすることにより、界面での反射、屈折、および散乱が抑制されるからである。
【0032】
ただし、共用層CLと、共用層CLに隣接する配置層ALとの間には、スリットSLが形成される。スリットSLには、スクリーン19(遮光バリア)を挿脱可能である。スクリーン19は、黒色で低反射性および可撓性を有する部材によって形成される。
【0033】
スクリーン19を挿入することにより共用層CLの背面の光が遮光され、二次元表示面dsからの光の反射が抑えられる。それゆえ、スクリーン19を挿入することにより、共用層CLを用いて表示される画像のコントラストを向上させることが可能である。
【0034】
立体映像表示装置10は、立体表示モードと平面表示モードとを有している。立体表示モードにおいては、ディスプレイドライバ12が全配置層ALの一部または全部の配置層ALの発光素子21を駆動することにより、3D表示ディスプレイ11には立体映像が表示される。一方、平面表示モードにおいては、ディスプレイドライバ12は共用層CL以外の配置層ALの発光素子21を用いずに共用層CLの発光素子21のみを駆動することにより、3D表示ディスプレイ11には平面画像が表示される。
【0035】
また、立体表示モードにおいては、スクリーン駆動機構13によりスリットSLからスクリーン19が引抜かれる。スクリーン19が引抜かれることにより、いずれの位置からも複数の配置層ALに配置される発光素子21の光を視認することが可能である。一方、平面表示モードにおいては、スクリーン駆動機構13によりスリットSLにスクリーン19が挿入される。スクリーン19の挿入により二次元表示面ds側から観察される平面画像のコントラストが向上する。コントラストの向上により視認性が高められる。
【0036】
以上のような本実施形態の立体映像表示装置10によれば、立体表示モードとは別に平面表示モードを有しているので、必要に応じて立体映像の表示と平面画像の表示とを使い分けることが出来る。それゆえ、立体映像の表示の優先度が電力消費の低減化よりも低い場合や表示したい画像が平面画像である場合であっても、平面表示が実行可能な機器として立体映像表示装置10を活用可能である。
【0037】
また、本実施形態によれば、共用層CLでは他の配置層ALより発光素子21の配置密度が高いので、共用層CLでは他の配置層ALに比べて配置層AL上の全発光素子21の光の放射量を大きくすることが出来る。したがって、周囲環境が明るい場合であっても、視認性を維持させながら、平面画像を表示可能である。それゆえ、消費電力を極端に増加させることなく、明るい周囲環境下でも立体映像表示装置10を活用することが可能である。
【0038】
また、本実施形態によれば、共用層CLでは他の配置層ALより最大輝度が高い発光素子21が用いられるので、共用層CLでは他の配置層ALより配置層AL上の全発光素子21の光の放射量を大きくすることが出来る。したがって、前述のように、消費電力を極端に増加させることなく、明るい周囲環境下でも立体映像表示装置10を活用することが可能である。
【0039】
また、本実施形態によれば、共用層CL以外の配置層AL上の発光素子21は全方向に均等に配光され、共用層CL上の発光素子21は二次元表示面ds側の放射割合が多くなるように配光される。それゆえ、共用層CLでは他の配置層ALより配置層AL上の全発光素子21の光の二次元表示面ds側への放射量を大きくすることが出来る。したがって、前述のように、消費電力を極端に増加させることなく、明るい周囲環境下でも立体映像表示装置10を活用することが可能である。
【0040】
また、本実施形態によれば、平面表示モードにおいてスクリーン19がスリットSLに挿入されるので、平面画像の視認性をさらに向上させることが可能である。
【0041】
また、本実施形態によれば、LEDロッド20を用いて3D表示ディスプレイ11を形成するので、発光素子21から発せられる光を遮光するような配線や発光素子21の固定部材が不要となる。また、LEDロッド20を形成して筐体18に実装するので、高密度且つ高精度な発光素子21を配置が容易である。
【0042】
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
【0043】
例えば、上記実施形態では、二次元表示面dsに隣接する配置層ALが共用層CLに定められるが、共用層CLに定められるのは二次元表示面dsに隣接する配置層ALに限定されない。二次元表示面dsから2層目、または3層目、さらには最下層の配置層ALが共用層CLに定められても本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。ただし、平面画像を二次元表示面dsから観察することを考慮すると、二次元表示面dsに隣接する配置層ALを共用層CLに定めることが好ましい。
【0044】
また、上記実施形態では、平面表示モードでは共用層CL上の発光素子21のみを駆動して、平面画像を表示する構成であるが、共用層CL近傍の配置層AL上の発光素子21をさらに用いて平面画像を表示する構成であってもよい。共用層CL近傍の配置層ALの発光素子21を用いれば、実質的に平面画像として認識され得、さらに使用する発光素子21が増えるので視認性をさらに向上させることが可能である。
【0045】
また、上記実施形態では、スクリーン19を用いて平面画像のコントラストを向上させる構成であるが、コントラストを向上させる他の部材を用いてもよい。例えば、メッシュや短冊を用いてもコントラストを向上させることが可能である。
【0046】
また、メッシュや短冊のように、光を通過または透過させることが可能な部材であれば、配置は共用層CLの背面に限定されない。例えば、共用層CL上の発光素子21の間に設けてもよいし、共用層CLよりも二次元表示面ds側に設けてもよい。共用層CLの近傍に設ければ、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
【0047】
また、上記実施形態では、スクリーン19を用いて平面画像のコントラストを向上させる構成であるが、スクリーン19の代わりに液晶パネルのように少なくとも背面側からの光を遮光可能な遮光バリアを用いることによってコントラストを向上させることも可能である。液晶パネルを用いれば、遮光バリアの出現と消滅とを高速で切替え可能である。
【0048】
また、上記実施形態では、配置層ALは二次元表示面dsに平行な平面であるが、平面でなくてもよい。例えば、図5に示すように、配置層ALが曲面であっても本実施形態と同様の効果を得ることは可能である。
【符号の説明】
【0049】
10 立体映像表示装置
11 3D表示ディスプレイ
12 ディスプレイドライバ
13 スクリーン駆動機構
18 筐体
19 スクリーン
20 LEDロッド
21 発光素子
AL 配置層
CL 共用層
ds 二次元表示面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体映像を観察可能な立体映像表示装置であって、
共用層を含む複数の配置層それぞれの上に配置される複数の発光素子と、
前記立体映像を表示する立体表示モードにおいては全前記配置層の少なくとも一部の前記配置層上に配置される前記発光素子を用いて前記立体映像を形成し、平面画像を表示する平面表示モードにおいては前記共用層上のみの前記発光素子を用いて前記平面画像を形成する制御部とを備える
ことを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の立体映像表示装置であって、
複数の前記配置層が、二次元表示面から一方向に向かって積層化され、
前記共用層上の全発光素子から前記二次元表示面に向かう方向への光の最大放射量は、前記共用層以外の各前記配置層上の全発光素子の前記二次元表示面に向かう方面への光の最大放射量より高くなるように構成される
ことを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の立体映像表示装置であって、前記共用層上には、前記共用層以外の前記配置層に比べて、高輝度の光を放射可能な前記発光素子が配置されることを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の立体映像表示装置であって、前記発光素子の配置密度が、前記共用層以外の前記配置層より前記共用層の方が高くなるように、前記発光素子が配置されることを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項5】
請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の立体映像表示装置であって、前記前記共用層上の前記発光素子の前記二次元表示面に向かう方向への放射割合が前記共用層以外の前記配置層上の前記発光素子の前記二次元表示面に向かう方向への放射割合より大きくなるように、前記発光素子の配光が調整されることを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項6】
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の立体映像表示装置であって、
前記共用層近傍に設けられ、前記平面画像のコントラストを向上させる遮光バリアを備える
ことを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の立体映像表示装置であって、前記遮光バリアは出現と消失とを切替え可能であることを特徴とする立体映像表示装置。
【請求項8】
請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の立体映像表示装置であって、棒状の透明基材の長手方向に沿って複数の前記発光素子を設けた発光体ロッドを前記長手方向が互いに平行になるように並べられることを特徴とする立体映像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−11691(P2013−11691A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−143320(P2011−143320)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】