説明

立体画像データ送信装置、立体画像データ送信方法、立体画像データ受信装置および立体画像データ受信方法

【課題】重畳情報が表示される所定数のフレーム期間内で順次更新される視差情報を送る際に、この視差情報のデータ量の低減を図る。
【解決手段】サブタイトル表示期間内で順次更新される視差情報を含むセグメントを送信する。受信側においては、左眼サブタイトルおよび右眼サブタイトルの間に付与する視差を画像内容の変化に連動して動的に変化させることができる。この視差情報は、サブタイトル表示期間の最初のフレームの視差情報と、その後の更新フレーム間隔毎のフレームの視差情報とからなる。そのため、送信データ量を低減でき、また、受信側において、視差情報を保持するためのメモリ容量の大幅な節約が可能となる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
左眼画像データおよび右眼画像データを持つ立体画像データを出力する画像データ出力部と、
上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報のデータを出力する重畳情報データ出力部と、
上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報をシフトさせて視差を付与するための視差情報を出力する視差情報出力部と、
上記画像データ出力部から出力される立体画像データ、上記重畳情報データ出力部から出力される重畳情報データおよび上記視差情報出力部から出力される視差情報を送信するデータ送信部とを備え、
上記視差情報は、上記重畳情報が表示される所定数のフレーム期間内で順次更新される視差情報であり、上記所定数のフレーム期間の最初のフレームの視差情報と、その後の更新フレーム間隔毎のフレームの視差情報とからなる
立体画像データ送信装置。
【請求項2】
上記視差情報には、各更新フレーム間隔の情報として、単位期間の情報および該単位期間の個数の情報が付加されている
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項3】
上記単位期間の情報は、該単位期間を90KHzのクロックで計測した値を24ビット長で表した情報である
請求項2に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項4】
上記視差情報には、上記更新フレーム間隔毎のフレームのそれぞれについて、上記視差情報の更新の有無を示すフラグ情報が付加されている
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項5】
上記視差情報には、上記更新フレーム間隔毎のフレームのそれぞれについて、上記更新フレーム間隔を調整する情報が付加されている
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項6】
上記視差情報には、フレーム周期を指定する情報が付加されている
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項7】
上記視差情報は、同一画面に表示される特定の重畳情報に対応した視差情報および/または同一画面に表示される複数の重畳情報に共通に対応した視差情報である
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項8】
上記視差情報には、上記重畳情報の表示の際に必須の、該視差情報に対する対応レベルを示す情報が付加されている
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項9】
上記重畳情報のデータはDVB方式のサブタイトルデータであり、
上記データ送信部は、上記視差情報を、上記サブタイトルデータが含まれるサブタイトルデータストリームに含めて送信する
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項10】
上記視差情報は、リージョン単位、あるいは該リージョンに含まれるサブリージョン単位の視差情報である
請求項9に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項11】
上記視差情報は、全てのリージョンを含むページ単位の視差情報である
請求項9に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項12】
上記重畳情報のデータは、ARIB方式の字幕データであり、
上記データ送信部は、上記視差情報を、上記字幕データが含まれる字幕データストリームに含めて送信する
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項13】
上記重畳情報のデータは、CEA方式のクローズド・キャプションデータであり、
上記データ送信部は、上記視差情報を、上記クローズド・キャプションデータが含まれるビデオデータストリームのユーザデータ領域に含めて送信する
請求項1に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項14】
上記重畳情報のデータは、上記ユーザデータ領域に配置されるCEAテーブルに基づく拡張コマンド内に挿入される
請求項13に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項15】
上記重畳情報のデータは、上記ユーザデータ領域に配置される上記クローズド・キャプションデータ内に挿入される
請求項13に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項16】
左眼画像データおよび右眼画像データを持つ立体画像データを出力する画像データ出力ステップと、
上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報のデータを出力する重畳情報データ出力ステップと、
上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報をシフトさせて視差を付与するための視差情報を出力する視差情報出力ステップと、
上記画像データ出力ステップで出力される立体画像データ、上記重畳情報データ出力ステップで出力される重畳情報データおよび上記視差情報出力ステップで出力される視差情報を送信するデータ送信ステップとを備え、
上記視差情報は、上記重畳情報が表示される所定数のフレーム期間内で順次更新される視差情報であり、上記所定数のフレーム期間の最初のフレームの視差情報と、その後の更新フレーム間隔毎のフレームの視差情報とからなる
立体画像データ送信方法。
【請求項17】
左眼画像データおよび右眼画像データを含む立体画像データと、上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報のデータと、上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報をシフトさせて視差を付与するための視差情報を受信するデータ受信部を備え、
上記受信部で受信される上記視差情報は、上記重畳情報が表示される所定数のフレーム期間内に順次更新される視差情報であり、上記所定数のフレーム期間の最初のフレームの視差情報と、その後の更新フレーム間隔毎のフレームの視差情報とからなり、
上記データ受信部で受信される上記左眼画像データおよび上記右眼画像データと、上記重畳情報のデータと、上記視差情報とを用い、左眼画像および右眼画像に重畳する同一の重畳情報に視差を付与し、上記重畳情報が重畳された左眼画像のデータおよび上記重畳情報が重畳された右眼画像データを得る画像データ処理部をさらに備える
【請求項18】
立体画像データ受信装置。
上記画像データ処理部は、上記所定数のフレーム期間内で順次更新される複数フレームの視差情報に対して補間処理を施し、上記所定数のフレーム期間内における任意のフレーム間隔の視差情報を生成して使用する
請求項17に記載の立体画像データ受信装置。
【請求項19】
上記補間処理は、時間方向のローパスフィルタ処理を伴う
請求項18に記載の立体画像データ受信装置。
【請求項20】
上記視差情報には、上記更新フレーム間隔の情報として、単位期間の情報および該単位期間の個数の情報が付加されており、
上記画像データ処理部は、
上記重畳情報の表示開始時刻を基準として、上記視差情報の各更新時刻を、上記各更新フレーム間隔の情報である上記単位期間の情報および上記個数の情報に基づいて求める
請求項17に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項21】
上記重畳情報の表示開始時刻は、上記視差情報が含まれるPESストリームのヘッダ部に挿入されているPTSで与えられる
請求項20に記載の立体画像データ送信装置。
【請求項22】
左眼画像データおよび右眼画像データを含む立体画像データと、上記左眼画像データによる画像に重畳する重畳情報のデータと、上記左眼画像データおよび上記右眼画像データによる画像に重畳する重畳情報をシフトさせて視差を付与するための視差情報を受信するデータ受信ステップを備え、
上記受信ステップで受信される上記視差情報は、上記重畳情報が表示される所定数のフレーム期間内に順次更新される視差情報であり、上記所定数のフレーム期間の最初のフレームの視差情報と、その後の更新フレーム間隔毎のフレームの視差情報とからなり、
上記データ受信ステップで受信される上記左眼画像データおよび上記右眼画像データと、上記重畳情報のデータと、上記視差情報とを用い、左眼画像および右眼画像に重畳する同一の重畳情報に視差を付与し、上記重畳情報が重畳された左眼画像のデータおよび上記重畳情報が重畳された右眼画像データを得る画像データ処理ステップをさらに備える
立体画像データ受信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図7】
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【図23】
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【図27】
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【図28】
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【図66】
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【公開番号】特開2012−120143(P2012−120143A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−293675(P2010−293675)
【出願日】平成22年12月28日(2010.12.28)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】