説明

竹製柵構造

【課題】劣化・腐敗しにくい竹製柵構造であると共に、安価で構築が容易である竹製柵構造を提供する。
【解決手段】所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとの柵支柱を形成すると共に、同支柱に複数個の貫通孔を上下所要間隔で横方向に穿設し、隣接する各支柱の対向する貫通孔に一定長さの真竹の両端部を挿入して各支柱間に真竹の柵体を架設してなる竹製柵構造であって、孟宗竹の貫通孔と、柵体としての真竹との間の間隙に、竹製の楔を嵌着した事を特徴とした竹製柵構造とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、竹製の柵構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、景観の保護・向上や、自然素材の有効活用の見地等から、自然素材を用いて形成したガードレール等の柵構造が注目されており、このように自然の景観にマッチするように構成した柵構造として、横長木材を用いたものが知られていた。
【0003】
このような横長木材を用いた柵構造は、所定間隔を保持して立設した支柱間に、上下に積み重ねた複数の横長木材と、これら複数の横長木材を相互に結束する結束部材と、により構成したガードレール板を架設した構造としていた。(例えば、特許文献1参照。)
また、一定間隔に立設した金属製の支柱間に、竹材を複数本上下に重ねて構成した竹杆を架設し、複数本の竹杆の自由端は、支柱に付設した両側及び上方開放の竹杆取付けケースに挿入し、竹杆抑止ボルトと竹杆抑止ナットで螺号し固定した竹製の柵構造についても知られていた。(例えば、特許文献2参照。)
【特許文献1】特開2003−96736号公報
【特許文献2】特開2005−30088号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のような柵構造においては、ガードレール板を構成する横長木材として木材を自然のままに使用するのではなく所定の寸法に切断して使用していたため、ガードレール板の表面が木材の切断面となっており使用環境に対して無防備な状態となっていたし、またこれらの横長木材を相互に結束する結束部材を、積層した横長部材内に埋設するために横長木材の内部にまで切断面を形成していたため、雨や夜露などの水分が浸透・浸入しやすく、横長木材が劣化・腐敗しやすいという問題があった。
【0005】
また、上記特許文献2のような柵構造においては、懸架する竹杆の周側面は自然の状態とすることで切断面を表面に露出せず竹杆表面からの水分の浸透を防いでいるが、竹杆は、ボルト・ナットにより竹杆取付けケースへ螺号固定しているため、ボルト螺号部のボルト孔から水分が浸入してしまい、やはり竹杆の腐食の原因となっていたし、さらに竹杆の切断面は金属支柱やボルト・ナットなどの金属と接触しており、この異種部材の接触面に水分が加わることで、竹杆・金属部材共に、この接触部分から腐食が発生・進行しやすいという問題があった。
【0006】
また、竹材は安価で入手できるものの、金属製の支柱やボルト・ナットは別途に生産する必要がありコストがかさんでいたし、ボルト・ナットによる構築作業が煩雑であったという問題があった。
【0007】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、劣化・腐敗しにくい竹製柵構造であると共に、安価で構築が容易である竹製柵構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記従来の課題を解決するため、請求項1記載の竹製柵構造では、所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとの柵支柱を形成すると共に、同支柱に複数個の貫通孔を上下所要間隔で横方向に穿設し、隣接する各支柱の対向する貫通孔に一定長さの真竹の両端部を挿入して各支柱間に真竹の柵体を架設してなる竹製柵構造とした。
【0009】
また、請求項2記載の竹製柵構造では、孟宗竹の貫通孔と、柵体としての真竹との間の間隙に、竹製の楔を嵌着した事を特徴とした。
【0010】
また、請求項3記載の竹製柵構造では、孟宗竹の支柱に穿設する貫通孔は、孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置に穿設することを特徴とした。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとの柵支柱を形成すると共に、同支柱に複数個の貫通孔を上下所要間隔で横方向に穿設し、隣接する各支柱の対向する貫通孔に一定長さの真竹の両端部を挿入して各支柱間に真竹の柵体を架設してなる竹製柵構造としたため、柵体である竹杆表面に、雨水などの水分が浸透しやすい切断面部やボルト孔等を設ける必要がなく、竹杆の劣化・腐食を防止する効果がある。また、自然素材である竹材のみで構築できるため非常に安価に製作できるし、支柱と柵体との接合部も竹を組み合わせた簡単な構成としているため、構築作業を容易にすることができる。
【0012】
また、孟宗竹の貫通孔と、柵体としての真竹との間の間隙に、竹製の楔を嵌着した事を特徴としたため、貫通孔と、同貫通孔に挿入した柵体である真竹を、どのような直径の真竹であっても密着固定させることができ、接合部に雨水や夜露などの水分が浸入することを防いで支柱・杆である竹材の劣化・腐食を防止する効果がある。
【0013】
また、孟宗竹の支柱に穿設する貫通孔は、孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置に穿設することを特徴としたため、竹の最も強度の高い部分である節において竹杆を支持することができ、架設する竹杆を確実に支持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明に係る竹製柵構造は、所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとの柵支柱を形成すると共に、同支柱に複数個の貫通孔を上下所要間隔で横方向に穿設し、隣接する各支柱の対向する貫通孔に一定長さの真竹の両端部を挿入して各支柱間に真竹の柵体を架設してなる竹製柵構造としたものである。
【0015】
ここで、竹杆は、植生している竹を所定の長さに切断しただけの状態で使用されており、竹杆の周側面は自然の状態として、雨などの水分が竹杆内部に浸透することを防止する事ができる。その結果、竹杆の劣化・腐敗の発生・進行を防止して長期間の使用を可能としている。
【0016】
また、支柱と柵体との接合部は、孟宗竹である各支柱の対向する貫通孔に、一定長さの真竹の両端部を挿入架設することにより接合しているため、構築作業を簡略化して作業時間を短縮することができる。しかも支柱や接合部に金属部材等を使用することなく竹材のみで構築した柵構造としているため、異種部材の接触による腐食の発生及び進行の恐れがないし、また豊富な自然素材である竹材をリサイクルして有効に活用することができると共に非常に安価に製作することができる。さらに、古くなった柵体などは竹炭などに再度リサイクルすることが可能である。
【0017】
柵体を支持する支柱には、径が大きく肉厚で、構造材に適する孟宗竹を使用し、柵自体の役割を担う竹杆には、稈が真っ直ぐで妄想竹よりも径が小さく強靭な材質であるという、竹杆として最適な性質を持つ真竹を使用しており、異なる性質である二種類の竹を適材適所に使用することにより、より強固な柵構造とする事ができるし、視覚的にもバランスよく構成することができる。
【0018】
しかも、竹杆は中空のため軽量であり、支柱間に架設しても支柱に大きな負荷を与えることが無い。
【0019】
さらに、竹材のみで構築した柵構造としているので、違和感無く自然の景観にマッチさせることができ、柵を目にする人々に安らぎや癒しを与えることができる。
【0020】
また、孟宗竹の貫通孔と、柵体としての真竹との間の間隙に、竹製の楔を嵌着した事を特徴とした。
【0021】
すなわち、貫通孔と、同貫通孔に挿入した柵体である真竹を、楔を介して密着固定させることができ、接合部に雨水や夜露などの水分が浸入することを防いで支柱・杆である竹材の劣化・腐食を防止する事ができるし、簡単な構成にて竹杆を支柱に確実に固着する事ができる。
【0022】
また、挿入する真竹の、径の大小差によって貫通孔と竹杆間の間隙の多少が生じても、楔の嵌着深さを調整して楔の嵌着部分を任意の厚み部分とすることにより対応することができるため、挿入する真竹の直径を選ばず、どのような直径の真竹であっても確実に固定することができる。
【0023】
また、孟宗竹の支柱に穿設する貫通孔は、孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置に穿設することを特徴とした。
すなわち、竹の最も強度の高い部分である節において竹杆を支持することができるため、架設する竹杆を確実に支持することができるし、竹杆の重みで貫通孔の縁部分が損壊することを防止することができる。
【0024】
なお、支柱1とした孟宗竹の節間は、他の種類の竹と比較して短く、一般して250〜300mmであり、棹上に比較的均等に形成されているため、竹杆を架設して柵体を形成する間隔として非常に適しているし、竹の節間長は日当たりや土中の水分量などの植生環境によって変化し、決定されるので、同一環境の一範囲内に植生する孟宗竹を採取し、支柱として使用すれば、一定節間長の支柱とする事ができるため、節直上に貫通孔を設けこれに竹杆を挿入架設しても、バランスを損なうことなく安定して竹杆を架設することができる。
【0025】
以下に、本発明に係る竹製柵構造の具体的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
図1は、本実施形態における竹製柵構造の正面説明図、図2は、本実施形態における竹製柵構造の側面説明図、図3は、本実施形態における竹製柵構造の一部断面説明図である。
【0027】
図1〜図3に示すように、本竹製柵構造Aは、一定間隔に立設した支柱1,1,・・に、それぞれ4個の貫通孔10,10,10,10を上下所要間隔で横方向に穿設し、隣接する支柱1,1の、水平位置における貫通孔10,10に、竹杆2の両端をそれぞれ挿入して支柱1,1間に上下4本の柵体を架設しており、しかも、貫通孔10内に生じた竹杆2両端部表面との間隙Dには4個の楔20を嵌着してなる柵構造としている。
【0028】
支柱1は、所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとに形成しており、この支柱1を埋設する間隔は、2000mm程度であることが好ましく、埋設長さは地上に露出する支柱1の長さと同程度の長さとすると安定して支柱1を支持することができる。
【0029】
なお、支柱1は、孟宗竹を支柱1として切断する際、一端を孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置で切断し、これを頭部側として、頭頂部に節7を位置させた状態で支柱1を地中に埋設固定する。すなわち、節7が支柱頭部における蓋の役目を果たして雨水などが支柱1内部に浸入することを防止し、別途に蓋体を設ける手間を省いている。
【0030】
竹杆2は、真竹を支柱1の立設幅に合わせて1900〜2000mm程度の長さに切断して形成し、隣接する各支柱1,1,・・の対向する貫通孔10に両端部を挿入して支柱1,1間に架設する。
【0031】
架設作業の際には、竹杆2を、一定間隔に立設した支柱1,1,・・の貫通孔の終点部から挿入して始点部へ順に渡して架設していくことで、容易に柵体を構築することができる。
【0032】
貫通孔10は、支柱1,1,・・・にそれぞれ4個、上下所要間隔で横方向に穿設しており、その直径は、一般的な真竹である竹杆2の節部直径よりも大きめとした70mm程に形成して、真竹の径を選ばず挿入可能としている。
【0033】
また、この貫通孔10の穿設位置は、図3〜図5に示すように、支柱1である孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置としている。
【0034】
なお、竹杆の架設間隔は一般的な孟宗竹の節間長の略平均である略270mmとし、上述したように、節間が略270mmの孟宗竹が植生する一定範囲から孟宗竹を採取して、節直上で可及的に節に近接した位置に貫通孔10を穿設すれば一定して略270mm間隔に貫通孔10を形成する事ができるため、架設する竹杆2を安定して支持することができる。
【0035】
また、貫通孔10形成の際、図3、4に示すように、貫通孔10直下に位置する節の隔壁6に連なる外部節突部8の一部を切削して節切削部xとし、同節切削部xは貫通孔10と連通状態として、雨水流路9を形成している。したがって、支柱1内部に雨水などの水分が浸入したとしても、水分を隔壁6周縁の雨水流路9へ導いて、貫通孔10外部へ流出させることができ、雨水などの水分が支柱1内部の隔壁6間に浸入した場合にも支柱1内部に水が溜まって竹が腐食することを防止している。
【0036】
また、前述したように貫通孔10の径は、一般的な真竹である竹杆2の直径よりも大きめとしているため、貫通孔10に竹杆2を挿入すると間隙Dが形成される。(図3参照)この間隙Dに4個の楔20を約90度の間隔で嵌着することにより竹杆2を貫通孔10内で固定する。
【0037】
楔20は、竹材で15×30mm程度の楔状に形成して最大厚は10mm程とし、間隙Dの上下左右の4箇所にそれぞれ嵌着する。
【0038】
4個の楔20,20,・・を、それぞれ貫通孔10と竹杆2との間の間隙Dの上下左右位置に楔20が摺動しない状態となるまで挿入嵌着することにより、竹杆2を貫通孔10内に確実強固に固定することができる。また、貫通孔10毎に4個の楔20を使用することで0〜40mmの間隙Dに対応でき、一般的な真竹であればどのようなものであっても確実に貫通孔10内に固定可能としている。
【0039】
一連の支柱1,1,・・における始点・終点部の貫通孔10,10,・・にはそれぞれ、図示しない竹製の蓋体を設けて貫通孔10を閉塞している。
【0040】
また、本実施形態において支柱1は、地中深く埋設して立設したが、設置場所や設置目的などによって、基礎ブロックや基礎コンクリート上に立設することができ、すなわち、本発明に係る竹製柵構造の他の実施形態として、図6に示すように構築することもできる。図6に示す竹製柵構造Bは、基礎ブロック33中央に支持孔35を設け、同支持孔35に、貫通孔30を穿設した支柱31を挿入固定して埋設し、隣接する各支柱31,31の対向する貫通孔30,30に竹杆32を架設してなる竹製柵構造である。このように支柱31を基礎ブロック33上に立設する場合は、支柱31の埋設長さは400mm程度とすると、安定して支柱31を支持することができる。図中37は、支柱31の頭頂部における節である。
【0041】
また、他の実施例における竹製柵構造として、図7(a)に示すように、貫通孔10に挿入した竹杆2下部の間隙D’に、図7(b)に示す楔を兼ねた竹製の受板36を嵌着する竹製柵構造B’とすることもできる。
【0042】
受板36は、竹杆2とする真竹の径よりも若干大きめである径の真竹を使用し、真竹の節直上又は直下で可及的に節に近接した位置で切断し、受板36の一端部37に節が位置するように形成する。切断長さは、貫通孔10の奥行き幅の倍程度であれば良く、すなわち、支柱1の直径の、略2倍の長さで切断する。さらに、切断した真竹を長手方向に4つに縦割りして竹片とした受板36を形成する。
【0043】
この受板36を、例えばハンマー等により、竹杆2直下の位置における間隙D’に打ち込み、竹杆2と貫通孔10の周縁部、及び受板36を密着固定させることにより、竹杆2を支柱1へ確実強固に架設することができる。受板36の端部37は節によって形成して強度を持たせているため、ハンマー等による強打にも耐え得る。
【0044】
受板36は、竹杆2の径よりも多少大きめの径である真竹により形成したため、受板36のカーブに竹杆2の下面の曲面を収めて、受板36と竹杆2を密着させる事ができ、間隙Dを可及的に小さくして竹杆2を確実強固に支持する事ができる。
【0045】
受板36は貫通孔10の底部、すなわち節直上に位置するため、支柱1の隔壁により確実に支持される。そして受板36は、貫通孔10の貫通幅である支柱1の直径の略2倍長さとしたため、貫通孔10内部における竹杆2,2の繋ぎ目部分及びその近傍を確実に支持して竹杆2,2を安定して支持する事が可能である。なお、図7における竹製柵構造B’において、図1における竹製柵構造Aの構成要件と同様の構成要件には同一の符号を付することにより、その説明を省略した。
【0046】
なお、上記した実施形態において、架設する竹杆2は4本としているが、設置場所や設置目的などにあわせて、架設する竹杆2の本数を変更してもよく、その際は竹杆2の本数に合わせて支柱1に形成する貫通孔10の個数も変更する。
【0047】
このように、本発明に係る竹製柵構造は、竹材のみで構成し、非常に簡単・安価な構造としながらも、劣化・腐敗しにくく長期使用を可能とした竹製柵構造を実現している。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本実施形態における竹製柵構造の正面説明図である。
【図2】本実施形態における竹製柵構造の側面説明図である。
【図3】本実施形態における竹製柵構造の一部断面説明図である。
【図4】支柱の一部断面説明図である。
【図5】支柱と竹杆の接合部の説明図である。
【図6】他の実施形態における竹製柵構造の正面説明図である。
【図7】他の実施例における竹製柵構造の説明図である。
【符号の説明】
【0049】
A 竹製柵構造
B 竹製柵構造
1 支柱
2 竹杆
6 隔壁
7 節
8 外部節突部
9 雨水流路
10 貫通孔
20 楔
30 貫通孔
31 支柱
32 竹杆
33 基礎ブロック
35 支持孔
36 受板
37 端部
D 間隙
G 地表面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定長さに切断した孟宗竹の下部を土中に埋設固定することにより一定間隔ごとの柵支柱を形成すると共に、
同支柱に複数個の貫通孔を上下所要間隔で横方向に穿設し、
隣接する各支柱の対向する貫通孔に一定長さの真竹の両端部を挿入して各支柱間に真竹の柵体を架設してなる竹製柵構造。
【請求項2】
孟宗竹の貫通孔と、柵体としての真竹との間の間隙に、竹製の楔を嵌着した事を特徴とする、請求項1記載の竹製柵構造。
【請求項3】
孟宗竹の支柱に穿設する貫通孔は、孟宗竹の節直上で可及的に節に近接した位置に穿設することを特徴とする、請求項1または請求項2記載の竹製柵構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−154641(P2007−154641A)
【公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−23010(P2006−23010)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(501456191)森田建設株式会社 (2)
【Fターム(参考)】