説明

管理システム

【課題】セキュリティに対する意識の低い利用者がセキュリティ上好ましくない状態で使用している利用者端末を特定してそのような利用者端末のみを対象としたファイル管理を実現しファイル管理に要する手間を大幅に削減する。
【解決手段】セキュリティについての電子教育を実行させた後に、各端末10Cにおける環境情報が各端末10Cから管理サーバ120に収集され、この管理サーバ120において、収集された環境情報に基づいて、各端末10Cが安全条件を満たしているか否かが判断され、安全条件を満たしていないと判断された端末10Cの処理部11が、管理対象ファイルについて、記憶部12の指定保存領域12aに、当該管理対象ファイルの実体にリンクするショートカットを作成し、当該管理対象ファイルの実体をファイル管理サーバ20における実保存領域に転送して保存させる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の利用者端末と、
該複数の利用者端末と相互に通信可能に接続され、該複数の利用者端末を管理する管理
サーバと、
該複数の利用者端末のそれぞれにおける環境情報を、各利用者端末から該管理サーバに
収集する環境情報収集手段とをそなえ、
該管理サーバが、
セキュリティについての電子教育を該複数の利用者端末に実行させる電子教育制御手段
と、
該電子教育制御手段による電子教育後に該環境報収集手段によって収集された各利用者
端末における前記環境情報に基づいて、各利用者端末が安全条件を満たしているか否かを
判断する判断手段とをそなえて構成され、
各利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
各利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該判断手段による判断結果に応じて、
当該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該
管理対象ファイルについて、当該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、
当該利用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリン
クするショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなくファイル管理サー
バにおける実保存領域に転送して保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項2】
複数の利用者端末と、
該複数の利用者端末と相互に通信可能に接続され、該複数の利用者端末を管理する管理
サーバと、
該複数の利用者端末のそれぞれにおける環境情報を、各利用者端末から該管理サーバに
収集する環境情報収集手段とをそなえ、
該管理サーバが、
該環境情報収集手段によって収集された各利用者端末における前記環境情報に基づいて
、各利用者端末が安全条件を満たしているか否かを判断し該複数の利用者端末についての
セキュリティレベルを評価する評価手段と、
該評価手段によって得られた評価結果を、該複数の利用者端末の利用者および/もしく
は管理者に通知する通知手段と、
該評価手段によって得られた評価結果に応じたセキュリティについての電子教育を該複
数の利用者端末に実行させる電子教育制御手段と、
該電子教育制御手段による電子教育後に該環境報収集手段によって収集された各利用者
端末における前記環境情報に基づいて、各利用者端末が前記安全条件を満たしているか否
かを判断する判断手段とをそなえて構成され、
各利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
各利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該判断手段による判断結果に応じて、
当該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該
管理対象ファイルについて、当該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、
当該利用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリン
クするショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなくファイル管理サー
バにおける実保存領域に転送して保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項3】
複数の利用者端末と、
該複数の利用者端末と相互に通信可能に接続され、該複数の利用者端末を管理する管理
サーバと、
該複数の利用者端末のそれぞれにおける環境情報を、各利用者端末から該管理サーバに
収集する環境情報収集手段とをそなえ、
該管理サーバが、
セキュリティについての電子教育を該複数の利用者端末に実行させる電子教育制御手段
と、
該電子教育制御手段による電子教育後に該環境報収集手段によって収集された各利用者
端末における前記環境情報に基づいて、各利用者端末が安全条件を満たしているか否かを
判断する判断手段とをそなえて構成され、
各利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
各利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該判断手段による判断結果に応じて、
当該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該
管理対象ファイルについて、当該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、
当該利用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリン
クするショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなく、当該利用者端末
における該記憶部に予め設定された管理領域に保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項4】
複数の利用者端末と、
該複数の利用者端末と相互に通信可能に接続され、該複数の利用者端末を管理する管理
サーバと、
該複数の利用者端末のそれぞれにおける環境情報を、各利用者端末から該管理サーバに
収集する環境情報収集手段とをそなえ、
該管理サーバが、
該環境情報収集手段によって収集された各利用者端末における前記環境情報に基づいて
、各利用者端末が安全条件を満たしているか否かを判断し該複数の利用者端末についての
セキュリティレベルを評価する評価手段と、
該評価手段によって得られた評価結果を、該複数の利用者端末の利用者および/もしく
は管理者に通知する通知手段と、
該評価手段によって得られた評価結果に応じたセキュリティについての電子教育を該複
数の利用者端末に実行させる電子教育制御手段と、
該電子教育制御手段による電子教育後に該環境報収集手段によって収集された各利用者
端末における前記環境情報に基づいて、各利用者端末が前記安全条件を満たしているか否
かを判断する判断手段とをそなえて構成され、
各利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
各利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該判断手段による判断結果に応じて、
当該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該
管理対象ファイルについて、当該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、
当該利用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリン
クするショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなく、当該利用者端末
における該記憶部に予め設定された管理領域に保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項5】
各利用者端末における該処理部が、
該ファイル保存手段によって該管理領域に保存された当該管理対象ファイルに対するア
クセス履歴を記録するアクセス履歴管理手段、および、
該アクセス履歴管理手段によって記録された該アクセス履歴を監視し、該アクセス履歴
に応じて、該ショートカット作成手段に対する当該管理対象ファイルについてのショート
カット作成指示、および、該ファイル保存手段に対する当該ファイルについての転送指示
を行なう監視手段、
として機能し、
該ショートカット作成手段が、該監視手段からの該ショートカット作成指示に応じて、
該管理領域に、当該管理対象ファイルの実体にリンクするショートカットを作成するとと
もに、
該ファイル保存手段が、該監視手段からの該転送指示に応じて、当該管理対象ファイル
の実体を、該管理領域から、ファイル管理サーバに予め設定された実保存領域に転送して
保存させることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
利用者端末と、
該利用者端末と相互に通信可能に接続され、該利用者端末を管理する管理サーバとをそ
なえ、
該管理サーバが、
セキュリティについての電子教育を該複数の利用者端末に実行させる電子教育制御手段
をそなえて構成され、
該利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
該利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該電子教育制御手段によって該利用者端末で実行された電子教育の結果
に応じて、
該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該管
理対象ファイルについて、該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、該利
用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリンクする
ショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなくファイル管理サー
バにおける実保存領域に転送して保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項7】
利用者端末と、
該利用者端末と相互に通信可能に接続され、該利用者端末を管理する管理サーバとをそ
なえ、
該管理サーバが、
セキュリティについての電子教育を該利用者端末に実行させる電子教育制御手段をそな
えて構成され、
該利用者端末が、少なくとも処理部と記憶部とをそなえて構成され、
各利用者端末における該処理部が、
該管理サーバの該電子教育制御手段によって該利用者端末で実行された電子教育の結果
に応じて、
該利用者端末において作成もしくは利用された管理対象ファイルの保存に際し、当該管
理対象ファイルについて、該利用者端末の利用者によって保存先として指定された、該利
用者端末における該記憶部の指定保存領域に、当該管理対象ファイルの実体にリンクする
ショートカットを作成するショートカット作成手段、および、
当該管理対象ファイルの実体を、該指定保存領域に保存することなく、該利用者端末に
おける該記憶部に予め設定された管理領域に保存させるファイル保存手段、
として機能することを特徴とする、管理システム。
【請求項8】
該利用者端末における該処理部が、
該ファイル保存手段によって該管理領域に保存された当該管理対象ファイルに対するア
クセス履歴を記録するアクセス履歴管理手段、および、
該アクセス履歴管理手段によって記録された該アクセス履歴を監視し、該アクセス履歴
に応じて、該ショートカット作成手段に対する当該管理対象ファイルについてのショート
カット作成指示、および、該ファイル保存手段に対する当該ファイルについての転送指示
を行なう監視手段、
として機能し、
該ショートカット作成手段が、該監視手段からの該ショートカット作成指示に応じて、
該管理領域に、当該管理対象ファイルの実体にリンクするショートカットを作成するとと
もに、
該ファイル保存手段が、該監視手段からの該転送指示に応じて、当該管理対象ファイル
の実体を、該管理領域から、ファイル管理サーバに予め設定された実保存領域に転送して
保存させることを特徴とする、請求項7記載の管理システム。
【請求項9】
該処理部が、保存対象のファイルが管理対象ファイルであるか否かを判定する管理対象
判定手段として機能するとともに、
該管理対象判定手段によって管理対象ファイルではないと判定されたファイルについて
は、該ショートカット作成手段によってショートカットを作成することなく、該ファイル
保存手段が、該保存対象のファイルを該指定保存領域に保存させることを特徴とする、請
求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2009−163746(P2009−163746A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−8351(P2009−8351)
【出願日】平成21年1月19日(2009.1.19)
【分割の表示】特願2007−310261(P2007−310261)の分割
【原出願日】平成19年11月30日(2007.11.30)
【出願人】(592112938)クオリティ株式会社 (121)
【Fターム(参考)】