説明

粉粒体運搬車

【課題】 エアスライド式粉粒体タンクを備えた粉粒体運搬車において、粉粒体タンク内の粉粒体をキャンバス上へ導くスライド板の全体の強度を確保しつつ、そのスライド板の粉粒体タンクへの溶接作業能率を高める。
【解決手段】スライド板12には、車長方向に間隔をあけてその車幅方向に延びる複数の第1補強部20をプレス成形により形成し、各第1補強部20は、スライド板12の外側端縁12oに至る手前で終焉していてスライド板の12の外側端縁12oには、フラットな面の溶接端縁が形成され、さらにスライド板12には、車幅方向に第2補強部21が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアスライド式粉粒体タンクを備えた粉粒体運搬車に関する。
【背景技術】
【0002】
セメントなどの粉粒体を積載するための粉粒体タンクをシヤシフレームに搭載してなる粉粒体運搬車において、その粉粒体タンク内の底部にキャンバスを敷設し、該キャンバス上に積載した粉粒体を、該キャンバスの布目から噴出する加圧エアにより流動化させて外部に排出するようにしたエアスライド式の排出手段を備えた粉粒体タンクを採用したものは従来から良く知られている。
【0003】
ところで、かかる従来の粉粒体運搬車において、たとえば、後記特許文献1に開示されるように、粉粒体の安息角以上に傾斜させたスライド板8の外側端縁をタンク本体1の内側面に固定し、そのスライド板8の内側端縁を、タンク本体1の底部に固定した側板4の上面に固定し、その側板4の上面にキャンバス6を敷設したものにおいて、タンク本体1の内圧の変化によるスライド板8の変形を防止するために、スライド板8に車幅方向に延びるようにプレス成形された第1補強部9を設け、スライド板8の強度を向上させると共にスライド板8へのスチフナの溶接を不要としたものが既に提案されている。
【特許文献1】実公平7−14233号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このものでは、第1補強部がスライド板の外側端縁まで延びているので、スライド板の外側端縁にまでプレス成形による凹凸部が形成されることになり、その凹凸部に沿ってスライド板をタンク本体の内側面に溶接をしなければならず、溶接作業が面倒であり、その作業能率が低下するという問題がある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、スライド板全体の強度を確保しつつ、スライド板のタンク本体への溶接作業をきわめて容易とし、その溶接作業能率を大幅に高めるようにした、新規な粉粒体運搬車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、タンク本体の底部にキャンバスを敷設し、このキャンバスのメッシュから吹き出す加圧エアにより、キャンバス上の粉粒体を流動化させて、排出管より外部に排出するようにした、エアスライド式粉粒体タンクを備えた粉粒体運搬車であって、
前記タンク本体の底部に、前記キャンバスを支持する側板を固定し、この側板に上り勾配に傾斜されるスライド板の内側端縁を固定する共にその外側端縁をタンク本体の内側面に溶接したものにおいて、
前記スライド板には、車長方向に間隔をあけてその車幅方向に延びる複数の第1補強部をプレス成形により形成し、各第1補強部は、スライド板の外側端縁に至る手前で終焉していて前記スライド板の外側端縁には、凹凸のない面の溶接端縁が形成され、さらにスライド板には、車長方向に延びる第2補強部が形成されていることを特徴としている。
【0007】
上記目的を達成するために、本請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記第2補強部は、前記第1補強部間において、スライド板にプレス成形されていることを特徴としている。
【0008】
上記目的達成のため、本請求項3記載の発明は、前記請求項1または2記載のものにおいて、前記第1補強部は、その外側端縁側が先細り形状に形成されていることを特徴としている。
【0009】
上記目的を達成するために、本請求項4記載の発明は、前記請求項1または3記載のものにおいて、前記第2補強部は、前記スライド板の外側端縁に形成される凹凸のない面の溶接端縁が維持されるように、スライド板の外側端縁に、その車長方向の全長にわたって車幅方向にタンク本体の内側面に沿って湾曲形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、スライド板に第1補強部をプレス成形により形成し、さらにそこに第2補強部を形成し、スライド板の外側端縁に凹凸のない面の溶接端縁を形成したので、スライド板全体の強度を保持しながら、そのスライド板のタンク本体への溶接をきわめて容易とすることができ、その溶接作業能率を大幅に高めることができる。
【0011】
また、本請求項2記載の発明によれば、プレス成形される第1補強部と同じくプレス成形される第2補強部との協働により、スライド板の全体の強度を一層高めることができる。
【0012】
さらに、本請求項3記載の発明によれば、第1補強部は、その外側端縁側が先細り形状に形成されるので、粉粒体の排出時に、第1補強部に粉粒体が堆積することがなく、第1補強部により粉粒体の排出が妨げられることがない。
【0013】
さらにまた、本請求項4記載に発明によれば、第2補強部は、前記スライド板の外側端縁に形成される凹凸のない面の溶接端縁が維持されるように、スライド板の外側端縁に、その車長方向の全長にわたって車幅方向にタンク本体の内側面に沿って湾曲形成されているので、タンク本体の内側面とスライド板の外側端縁との間に粉粒体が堆積することなく、第2補強部により粉粒体の排出を妨げることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0015】
図1〜6は、本発明の第1実施例を示すものであり、図1は、本発明粉粒体運搬車の側面図、図2は、図1の2−2線に沿う拡大部分断面図、図3は、図2の3−3線に沿う断面図、図4は、図3の4−4線に沿う拡大断面図、図5は、図3の5−5線に沿う拡大断面図、図6は、図3の6−6線に沿う拡大断面図である。
【0016】
図1において、粉粒体運搬車のシヤシフレームF上には、架台Bを介して粉粒体タンクTが搭載されている。この粉粒体タンクTは、前後方向に長い円筒状のタンク本体1を備えており、このタンク本体1は高張力鋼板により形成され、エアスライド式の粉粒体排出手段を備えている。
【0017】
図1,2に示すように、タンク本体1の底壁は、前後端部より中央部に向かって下向きに傾斜しており、該タンク本体1内の底部には、後に詳述するように、キャンバス10が緊張状態で敷設される。このキャンバス10のメッシュは、粉粒体タンク内に収容される粉粒体の粒の大きさよりも小さい。タンク本体1内には、前記キャンバス10上の粉粒体収容室Cpと、該キャンバス10下のエア室Caとが形成されており、このエア室Caに、シヤシフレームFに設けられるエアコンプレッサAcの吐出口が連通され、エアコンプレッサAcからの加圧エアがエア室Ca内に圧送されるようになっている。タンク本体1の上壁には、蓋体3により密閉状に閉じられる複数のマンホール2が開口され、これらのマンホール2を通して粉粒体収容室Cp内に粉粒体が投入収容される。
【0018】
タンク本体1には、粉粒体収容室Cpと外部とを連通する排出管4が設けられ、該排出管4の吸込口は、粉粒体収容室Cp内を下向きに湾曲されていて、その吸込口は、タンク本体1の中央部において、キャンバス10の最底部上に臨んでおり、流動化した粉粒体はこの排出管4を通して外部に排出される。
【0019】
つぎに、図1〜5を参照して、粉粒体タンクTの構造について具体的に説明する。
【0020】
タンク本体1内の底部には、そのタンク本体1内の底面に沿ってその車長方向の前後端より中央に向かって下方に傾斜したフレーム5が一体に設けられる。
【0021】
このフレーム5は、図2に示すように、下部をタンク本体1の底面の車幅方向の両側にそれぞれ溶接した左右一対の側板6と、それらの側板6を一体に連結する複数の横フレーム7と、それらの横フレーム7と交差してそれらの上に一体に結合される複数の縦フレーム8とを備えており、前記フレーム5上にキャンバス10が張設される。前記左右一対の側板6は、タンク本体1の底壁内側面に沿うように配置されており、鉛直壁部6vと、この鉛直壁部6vの上部に接続される上り勾配の傾斜壁部6sと、この鉛直壁部6vの下部に接続される水平壁部6hとを備えており、その水平壁部6hの下縁は、タンク本体1の底壁内面に固定され、また、前記傾斜壁部6sは、タンク本体1の側壁1sに向かって上り勾配に延長されてその自由上端に、タンク本体1の側壁内面に固定されてタンク本体1の中央部に向かって下り勾配に傾斜する、後述のスライド板12の自由下端が重ね合わされて溶接されている。そして、スライド板12と傾斜壁部6sとは、タンク本体1の中央部に向かって下り勾配に傾斜している。前記スライド板12の傾斜角は、タンク本体1内に収容される粉粒体の安息角よりも若干大きくされており、粉粒体がスライド板12および傾斜壁部6sにわたって円滑にスライドするように構成される。
【0022】
図4に示すように、キャンバス10の左右両端部は、前記左右側板6の水平壁部6h上に案内傾板9と共に複数のボルト・ナット14をもって結合され、また、キャンバス10の前後両端は、タンク本体1の前後下部にボルト・ナット14をもって結合される。
【0023】
図1,3に示すように、スライド板12は、車長方向、すなわちタンク本体1の前後方向に2分割されていて、前後のスライド板12は、それらの基端同士がタンク本体1の中央部で衝き合わされている。前後のスライド板12は同じ構造であるので、以下、図3〜6を参照してその一方についてその構造を説明すると、スライド板12は、板材にによりタンク本体1の前後方向に沿って翼状に形成され、その横幅は基端部(タンク本体1の中央部)から先端部(タンク本体1の端部)に向かって漸次幅狭になっている。スライド板12の直線状の外側端縁(上端縁)12oは、タンク本体1の内側面に溶接により固定され、また、その直線状の内側端縁(下端縁)12iは、側板6の傾斜壁部6sに溶接により固定されている(図4参照)。スライド板12には、その長手方向(車長方向)に間隔をあけてその横幅方向(車幅方向)に直線状に延びる複数の第1補強部20がプレス成形により形成されている。各第1補強部20は、スライド板12の上面より隆起して断面円弧状に形成されており(図5参照)、スライド板12をその全域にわたって補強しており、タンク本体1への送風による内圧の変化や、車両に左折、右折走行などによる粉粒体の移動によっても変形することがないようにされている。
【0024】
図2,3に示すように、第1補強部20の外側端(上端)20oは、スライド板12の直線状外側端縁12oに至る手前で終焉しており、スライド板12の外側端縁12oは、その全長にわたり凹凸のない面、この第1実施例ではフラットな面に維持されている。また、第1補強部20の内側端縁(下端)20iも、スライド板12の直線状内側端縁12iに至る手前で終焉しており、スライド板12の内側端縁12iは、その全長にわたり凹凸のない面、この実施例ではフラットな面に維持されている。このように、スライド板12の外側端縁12oおよび内側端縁12iはいずれもフラットな面に維持されることにより、後に述べるように、スライド板12の外側端縁12oの、タンク本体1の内側面への溶接作業およびスライド板12の内側端縁12iの側板6への溶接作業がきわめて容易になる。図3に示すように、複数の第1補強部20は、その外側端縁(上端)20oが先細り形状、すなわちスライド板12の外側端縁12oに近づくに従いタンク本体1の前後方向に幅が狭くしてあり、後に述べるように、タンク本体1内の粉粒体を排出するときに、第1補強部20とタンク本体1の内側面との間に粉粒体が堆積しないようにされている。また、第1補強部20は、その断面が円弧状(図5参照)にプレス成形されることにより、その上面の粉粒体が堆積しないようにされている。
【0025】
図3,6に示すように、スライド板12の外側端縁12oには、前記複数の第1補強部20の間において、それらの第1補強部20と交差する方向 すなわちその長手方向に延びる、直線状の第2補強部21がプレス成形により形成されている。この第2補強部21はスライド板12の上面より断面凸状に隆起されている。複数の第2補強部21は、前記第1補強部20と協働してスライド板12全体の強度を一層高めるようにしており、特に、スライド板12の外側端縁12oの強度が高められる。
【0026】
図4に示すように、スライド板12の裏面(下面)の幅方向の中央部に、その長手方向の全長にわたって横スチフナ23が溶接され、さらにスライド板12の裏面(下面)の幅方向の下部のスライド板12の基部側には、他の横スチフナ24が溶接されており、これらの横スチフナ23,24は、スライド板12を補強する。
【0027】
つぎに、この第1実施例の作用について説明する。
【0028】
いま、エアコンプレッサAcを駆動してエア室Ca内に加圧エアを圧送すれば、この加圧エアは、キャンバス10のメッシュを通過して粉粒体収容室Cp内に噴出し、該室Cp内の粉粒体を流動化させる。その際に、スライド板12上の粉粒体は、キャンバス10上へとスライドされる。このとき、複数の第1補強部20は、タンク本体1の長手方向に間隔をあけて設けられているので、そのスライド板12上をスライドする粉粒体をキャンバス10に向けて案内することができ、また、それらの第1補強部20は、その外側端縁20oが先細り状に形成され、しかもその断面が円弧状であることから、それらの第1補強部20に粉粒体が堆積することがない。
【0029】
また、スライド板12は第1補強部20および第2補強部21によりその全域にわたり補強されているので、タンク本体1内への送風による内圧の変化や、車両の左折、右折走行などによる粉粒体の移動があっても、スライド板12が変形することが防止される。
【0030】
ところで、複数の第1補強部20は、その外側端縁20oおよび内側端縁20iがいずれもスライド板12の外側端縁12oおよび内側端縁12iの手前で終焉しており、これにより、スライド板12の外側端縁12oおよび内側端縁12iはいずれもその全長にわたりフラットな面の溶接端縁が形成されることになり、スライド板12は、プレス成形により第1補強部20および第2補強部21を形成したにも拘らずスライド板12の外側端縁12oおよび内側端縁12iの、タンク本体1内面および側板6の傾斜壁部6sへの溶接作業がきわめて容易となり、粉粒体タンクTの製造コストを低減することができる。
【0031】
つぎに、図7〜9を参照して本発明の第2実施例について説明する。
【0032】
図7は、スライド板の正面図、図8は、図7の8−8線に沿う拡大断面図、図9は、図7の9−9線に沿う断面図であり、図中、前記第1実施例と同じものには同じ符号が付される。
【0033】
この第2実施例では、第2補強部21の構造が、前記第1実施例のものと相違し、また第1補強部20の断面形状が前記第1実施例のものと若干相違している。
【0034】
スライド板12の外側端縁12oには、その車長方向の全長にわたって第2補強部21がプレス成形により成形される。この第2補強部21は、図8に示すように、タンク本体1の円弧状内側面に沿うように、タンク本体1の車幅方向に湾曲形成されていて、そのタンク本体1の内側面に溶接により固定される。
【0035】
この第2補強部21は、円弧状に形成されてもスライド板12の外側端縁12oと複数の第1補強部20との間に凹凸のない面の溶接端縁を維持することができ、スライド板12の外側端縁12oの、タンク本体1の内側面への溶接作業をきわめて容易に行なうことができる。
【0036】
また、図9に示すように、第1補強部20の断面形状は台形状にプレス成形されている。
【0037】
しかして、この第2実施例のものも前記第1実施例のものと同じ作用効果を奏する。
【0038】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0039】
たとえば、前記第1、第2実施例では、スライド板12の外側端縁12oおよび内側端縁12iに、凹凸のない面の溶接端縁を設けているが、その外側端縁12oにのみ凹凸のない面の溶接端縁を設けてもよい。また、前記第2実施例において、円弧状の第2補強部21をプレス成形により形成しているが、これを曲げ加工により形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明粉粒体運搬車の側面図
【図2】図1の2−2線に沿う拡大部分断面図
【図3】図2の3−3線に沿う断面図
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】図3の5−5線に沿う拡大部分断面図
【図6】図3の6−6線に沿う断面図
【図7】本発明の第2実施例にかかるスライド板の正面図
【図8】図7の8−8線に沿う拡大断面図
【図9】図7の9−9線に沿う拡大断面図
【符号の説明】
【0041】
1 タンク本体
4 排出管
6 側板
10 キャンバス
12 スライド板
12i スライド板の内側端縁
12o スライド板の外側端縁
20 第1補強部
21 第2補強部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンク本体(1)の底部にキャンバス(10)を敷設し、このキャンバス(10)のメッシュから吹き出す加圧エアにより、キャンバス(10)上の粉粒体を流動化させて、排出管(4)より外部に排出するようにした、エアスライド式粉粒体タンクを備えた粉粒体運搬車であって、
前記タンク本体(1)の底部に、前記キャンバス(10)を支持する側板(6)を固定し、この側板(6)に上り勾配に傾斜されるスライド板(12)の内側端縁(12i)を固定すると共にその外側端縁(12o)をタンク本体(1)の内側面に溶接したものにおいて、
前記スライド板(12)には、車長方向に間隔をあけてその車幅方向に延びる複数の第1補強部(20)をプレス成形により形成し、各第1補強部(20)は、スライド板(12)の外側端縁(12o)に至る手前で終焉していて前記スライド板(12)の外側端縁(12o)には、凹凸のない面の溶接端縁が形成され、さらにスライド板(12)には、車長方向に延びる第2補強部(21)が形成されていることを特徴とする、粉粒体運搬車。
【請求項2】
前記第2補強部(21)は、前記第1補強部(20)間において、スライド板(12)にプレス成形されていることを特徴とする、前記請求項1記載の粉粒体運搬車。
【請求項3】
前記第1補強部(20)は、その外側端縁(20o)側が先細り形状に形成されていることを特徴とする、前記請求項1または2記載の粉粒体運搬車。
【請求項4】
前記第2補強部(21)は、前記スライド板(12)の外側端縁(12o)に形成される凹凸のない面の溶接端縁が維持されるように、スライド板(12)の外側端縁(12o)に、その車長方向の全長にわたって車幅方向にタンク本体(1)の内側面に沿って湾曲形成されていることを特徴とする、前記請求項1または3記載の粉粒体運搬車。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate