説明

紙幣の姿勢変換装置

【課題】部材数の削減、組立容易化、紙幣の長さと同じ距離の中で紙幣の姿勢変換可能な姿勢変換装置を提供する。
【解決手段】姿勢変換装置は、(a)縦の姿勢で搬送される紙幣を受け入れる紙幣受入部、(b)第1プーリと第2プーリ間に掛け回され、第2プーリ側がローラと反対側に90度捻られている搬送ベルトと、第1プーリ至近位置から第2プーリの至近位置まで搬送ベルトに近接して、かつ、搬送ベルトに沿って延在して、紙幣受入部に受け入れられる紙幣の縦の姿勢を横の姿勢に変える姿勢変換ガイドとから成る姿勢変換部、(c)姿勢変換部から送出される紙幣を排出口まで案内する上下一対の湾曲ガイドと、湾曲ガイドに案内される紙幣を排出口まで搬送する搬送手段とから成り、横の姿勢に変換された紙幣を第2プーリの下側に設け排出口から排出する紙幣排出部、(d)第1プーリ又は第2プーリ及び搬送手段を回転駆動する駆動部を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送される紙幣(小切手等を含む。以下同じ。)の姿勢を縦から横に変換する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一例を挙げると、複数台の遊技機と台間遊技媒体貸出機が隣接して設置されている遊技島においては、遊技客が台間遊技媒体貸出機に挿入した紙幣を、各台間遊技媒体貸出機から紙幣搬送路に取り込み、紙幣搬送装置を介して遊技島の端部まで搬送し、紙幣搬送路の終端から遊技島の端部に設置されている金庫に収納するように構成されている。
【0003】
一般的には、台間遊技媒体貸出機及び紙幣搬送装置の幅を可及的に薄くするため、台間遊技媒体貸出機では紙幣を紙幣挿入口に縦の姿勢(短辺が垂直、長辺が水平の姿勢)で挿入し、紙幣搬送装置はそのまま縦の姿勢で搬送している。
【0004】
しかし、紙幣搬送路の終端まで搬送されてきた紙幣を縦の姿勢のまま金庫に水平方向に重ねて収納すると金庫の奥行寸法が大きくなり、設置スペースの確保が困難となるので、紙幣を横の姿勢(短辺も長辺も水平の姿勢)で垂直方向に積み重ねて収納する縦積み型の金庫が使用されている。従って、紙幣搬送路の終端において紙幣の姿勢を縦から横に変換する姿勢変換装置が必要である。
【0005】
小切手の白地用紙(小切手用紙)にプリンタにより所定の事項を印刷して小切手を発行する小切手印刷装置においても、小切手用紙を縦に整列させているマガジンから印刷部に搬送する際に、マガジンから送り出される小切手用紙の姿勢を縦から横に変換するため姿勢変換装置を用いる場合がある。
【0006】
従来のこの種の姿勢変換装置は、搬送ローラとガイド板の組合せ、搬送ローラと搬送ベルトの組合せ、あるいは搬送ベルトとガイド板の組合せ等で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第3806788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来の姿勢変換装置は、構成部材数が非常に多い、組立も容易でない、姿勢変換に要する距離が紙幣の長さよりも長い、製造コストが高くつく、メンテナンスが容易でない等の問題点があった。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、解決しようとする課題は、構成部材数の削減、組立容易化、 紙幣の長さと余り違わない距離の中で紙幣の姿勢変換が可能な姿勢変換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明による姿勢変換装置は、
(a)紙幣受入部と、姿勢変換部と、紙幣排出部と、駆動部とを有し、
(b)紙幣受入部は、縦の姿勢で搬送されてくる紙幣を挟持して姿勢変換部に受け入れるものであって、垂直軸周りに回転され、かつ、近接して配置されたローラと第1プーリから成り、
(c)姿勢変換部は、第1プーリと、その第1プーリから紙幣の長辺の長さとほぼ等しい距離に設けられ、水平軸周りに回転される第2プーリと、第1プーリと第2プーリの間に掛け回され、第2プーリ側が前記ローラと反対側に90度捻られている搬送ベルトと、前記ローラの第1プーリの至近位置から第2プーリの至近位置まで搬送ベルトに近接して、かつ、搬送ベルトに沿って延在して、前記紙幣受入部に受け入れられる紙幣の縦の姿勢を前記搬送ベルトと協働して搬送ベルトから離れる紙幣の姿勢を横に変える姿勢変換ガイドとから成り、
(d)紙幣排出部は、姿勢変換部により横の姿勢に変換された紙幣を第2プーリの下側の所定の位置に設けられた排出口から下方に排出するものであって、姿勢変換部の末端から送り出される紙幣を前記排出口まで案内する上下一対の湾曲ガイドと、その湾曲ガイドにより案内される紙幣を前記排出口まで搬送する搬送手段とから成り、
(e)駆動部は、第1プーリ又は第2プーリ及び搬送手段を所定方向に回転駆動させるものであること、
を特徴としている(請求項1)。
【0011】
上記の構成により、紙幣受入部に縦の姿勢で受け入れられる紙幣は、駆動部により回転される姿勢変換部の搬送ベルトと姿勢変換ガイドの協働作用によりツイスト搬送され、搬送ベルトから離れる時には姿勢が横に変換され、紙幣排出部の湾曲ガイドの末端で形成される排出口から横の姿勢で排出される。
この姿勢変換装置が使用されるときは、紙幣受入部は紙幣搬送装置の終端に連続し、紙幣排出部の排出口は金庫の上面開口に臨ませられる。
本発明の姿勢変換装置を構成する部材は、1つの押えローラ、2つのプーリ、1本の搬送ベルト、一つの姿勢変換ガイド、一対の湾曲ガイド、一組又は複数組の搬送手段、そして、駆動部であるから、構成部材数は比較的少ない。
【0012】
姿勢変換部の姿勢変換ガイドに、搬送ベルトに接して従動回転する押えローラを設けることが望ましい(請求項2)。
【0013】
紙幣排出部の搬送手段は、第2プーリと排出口までの間に適宜間隔を置いて配設された複数対の送りローラと押えローラからなる搬送ローラで構成され、前記排出口側に近い搬送ローラほど搬送速度が大きく設定されていることが望ましい(請求項3)。
【0014】
紙幣受入部と、姿勢変換部と、紙幣排出部と、駆動部とを一つのフレームに取付けてユニット化されていることが望ましい(請求項4)。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明によれば、構成部材数の削減、組立容易化、紙幣の長さよりも短い距離の中で姿勢変換が可能な姿勢変換装置を提供することができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、姿勢変換部における搬送ベルトと姿勢変換ガイドの間の紙幣のツイスト搬送がより確実に行われる。
【0017】
請求項3の発明によれば、姿勢変換部によるツイスト搬送後の紙幣が紙幣排出部において緊張されながら排出されるので、紙幣のヘタリ、曲げ応力の残存などが防止され、伸長された状態で排出される。
【0018】
請求項4の発明によれば、姿勢変換装置がユニット化されているので、紙幣搬送装置と金庫の間の所定位置に容易に着脱することができるので、メンテナンス性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施の形態に係る姿勢変換装置を正面の右側から見た斜視図である。
【図2】同じく左側から見た斜視図である。
【図3】同装置の正面図である。
【図4】同装置の平面図である。
【図5】同装置の左側面図ある。
【図6】同装置の右側面図である。
【図7】フレームに取付けた姿勢変換装置と金庫を示す右側面図である。
【図8】同じく金庫の一部を省略した正面図である。
【図9】同じく金庫の一部を省略した左側面図である。
【図10】本発明に係る姿勢変換装置の紙幣搬送装置及び金庫に対する位置関係の一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
続いて、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図10に例示するように、本発明に係る姿勢変換装置Aは、例えば、遊技島の台間遊技媒体貸出機から挿入される紙幣を縦の姿勢で遊技島の端部まで搬送する紙幣搬送装置Bの末端から送り出される紙幣Nを受入れ、その紙幣の姿勢を縦から横に変換して、金庫Cの上面開口に向けて排出するために用いられる。
本発明に係る姿勢変換装置Aは、例えば、小切手発行装置において、マガジンから送り出される小切手用紙の姿勢を縦から横に変換するためにも用いることができる。
【0021】
姿勢変換装置Aは、図1〜6に示すように、基本的構成要素として、紙幣受入部10と、姿勢変換部20と、紙幣排出部30と、駆動部40とを有している。なお、図1〜図6は、図面を簡潔にするため、これらの各部を支持するフレーム(又はハウジング)の図示を省略してある。
【0022】
紙幣受入部10は、図10の紙幣搬送装置Bの末端から縦の姿勢で搬送されてくる紙幣を挟持して姿勢変換部20に受け入れるためのものである。この紙幣受入部10は、いずれも垂直軸周りに回転され、かつ、近接して配置された押えローラ11と第1プーリ12とから成っている。押えローラ11は、第1プーリ12に向けて弾力的に押圧されている押えローラである。第1プーリ12には、後述される無端の搬送ベルト22が巻回されていて、所定方向に回転されるので、押え押えローラ11は実際はその搬送ベルト12に当接して、紙幣搬送装置Bの末端から縦の姿勢で送り出される紙幣Nは、押えローラ11と搬送ベルト22の間に受け入れられるようになっている。
【0023】
姿勢変換部20は、紙幣受入部10に受け入れられる紙幣の縦の姿勢を搬送しながら横の姿勢に変換するものである。その姿勢変換部20は、前記第1プーリ12と、その第1プーリ12から紙幣搬送装置Bによる紙幣搬送方向延長上に紙幣の長辺の長さとほぼ等しい距離を隔てた位置に設けられ、水平軸周りに回転される第2プーリ21と、第1プーリ12と第2プーリ21の間に掛け回され、第2プーリ21側が前記押えローラ11と反対側に90度捻られている前記搬送ベルト22とを有する。
【0024】
搬送ベルト22は、紙幣の片面に対して接触摩擦力を作用する程度の粘度と弾性を備えた材料、例えば、ウレタンゴムで形成されている。
【0025】
また、姿勢変換部20は、前記押えローラ11の第1プーリ12の至近位置から第2プーリ21の至近位置まで搬送ベルト22に近接して、かつ、搬送ベルトに沿って延在して、前記紙幣受入部10に受け入れられる紙幣の縦の姿勢を前記搬送ベルト22と協働して搬送ベルトから離れる紙幣の姿勢を横に変える姿勢変換ガイド23を有している。姿勢変換ガイド23は、回転される搬送ベルト22と姿勢変換ガイド23により第1プーリ12から第2プーリ21の方向に搬送される紙幣が上方に飛び出さないように、搬送ベルト22の上側を被覆するように延在していることが望ましい。
【0026】
第1プーリ12から第2プーリ21までの距離が紙幣の長さよりも短い場合は、必ずしも必要ではないが、第1プーリ12から第2プーリ21までの距離が紙幣の長さとほぼ等しい場合、あるいは、紙幣の長さよりもやや大きい場合は、姿勢変換ガイド23の第2プーリ21に近い位置に、回転される搬送ベルト22と姿勢変換ガイド23により搬送される紙幣をその搬送ベルト22に押圧する押えローラ24を設けることにより、紙幣が確実に搬送されるようにすることが望ましい。
【0027】
紙幣受入部10から受け入れられた紙幣は、その片面に回転される搬送ベルト22から搬送力が加えられ、反対側の片面がツイストされている姿勢変換ガイド23によりツイストされている搬送ベルト22に沿って案内されるため、ツイスト搬送される紙幣の姿勢が、搬送ベルト22の第2プーリ21に巻回されている部分に到達した時には横の姿勢になり、その搬送ベルト22から第2プーリ21の接線方向に離れようとする。
【0028】
姿勢変換部20により縦から横の姿勢に変換された紙幣は、紙幣排出部30により第2プーリの下方に変向され、姿勢変換部20の下側の所定の位置に設けられた排出口34から下方に排出されるようになっている。
紙幣排出部30は、姿勢変換部20の末端から送り出される紙幣、すなわち、搬送ベルト22から第2プーリ21の接線方向に離れようとする紙幣を前記排出口34まで案内する上下一対の湾曲ガイド31,32と、その湾曲ガイドにより案内される紙幣を前記排出口34まで搬送する搬送手段33とから成っている。
【0029】
搬送手段33は、図示の例では、湾曲ガイド31,32の中間位置の搬送面において当接するように上下対設された送りローラ33aと、押えローラ33bとからなる搬送ローラで構成されている。搬送ローラ(33)は、第2プーリ21から排出口34までの距離に応じて1組又は搬送方向に隔てて複数組設ければよい。
【0030】
搬送ローラ(33)は、搬送方向に隔てて複数組設け、排出口34に近いものほど搬送速度を大きくすることが望ましい。排出口34に近いものほど搬送速度を大きくすることにより、紙幣排出部30内を搬送される紙幣を徐々に緊張させて、紙幣のヘタリや皺や曲がりを防止できるばかりでなく、姿勢変換部20において加わる可能性のある曲げ応力が解消されるので、排出口34から皺や曲がりの少ない紙幣を排出することができる。
【0031】
搬送手段33は、搬送ローラに代えて搬送ベルトを用いても良い。
【0032】
上記各部、すなわち、紙幣受入部10、姿勢変換部20、紙幣排出部30の可動部である第1プーリ12、搬送ベルト22、搬送手段33は、共通の駆動部40を用いて回転駆動される。駆動部は、動力源であるモータ(図示省略)の回転力をプーリp、伝動ベルトb、歯車g等の既知の伝動手段を介して、第1プーリ12又は第2プーリ21及び搬送手段33に伝達して、これらを所定の方向に回転させるように構成されている。
【0033】
以上の構成により、紙幣受入部10から縦の姿勢で受入れられた紙幣は、姿勢変換部20により紙幣の長さとほぼ等しい距離の中でツイスト搬送されて横の姿勢に変換され、紙幣排出部30により下方に変向された後、排出口34から横の姿勢で排出される。従って、排出口の下側に上面開口の金庫を設置することができ、設置スペースの確保が容易である。
【0034】
また、紙幣排出部30の搬送ローラ(33)を、搬送方向に隔てて複数組設け、排出口34に近いものほど搬送速度を大きくした場合は、排出口34から皺や曲がりの少ない紙幣Nを排出することができるので、金庫の所定位置に正確に、かつ、嵩張らずに収納が可能である。
【0035】
さらに、本発明の姿勢変換装置は、紙幣受入部から紙幣排出部まで紙幣搬送路が連続しているので、複数枚の紙幣が重なって、あるいは、多少ずれてきた場合でも、支障なく金庫まで搬送することができ、途中でジャムする虞がない。
【0036】
上述したように、紙幣受入部10と、姿勢変換部20と、紙幣排出部30と、駆動部40とを図7〜9に例示するように、一つのフレームあるいはハウジングに取付けてユニット化することが望ましい。このようにユニット化した場合は、紙幣の姿勢変換装置Aを紙幣搬送装置Bと金庫Cの間の所定位置に容易に着脱することができるとともに、メンテナンスを容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0037】
A 紙幣の姿勢変換装置
10 紙幣受入部
11 押えローラ
12 第1プーリ
20 姿勢変換部
21 第2プーリ
22 搬送ベルト
23 姿勢変換ガイド
24 押えローラ
30 紙幣排出部
31,32 湾曲ガイド
33 搬送手段(搬送ローラ)
34 排出口
40 駆動部
B 紙幣搬送部
C 金庫

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙幣受入部と、姿勢変換部と、紙幣排出部と、駆動部とを有し、
前記紙幣受入部は、縦の姿勢で搬送されてくる紙幣を挟持して前記姿勢変換部に受け入れるものであって、垂直軸周りに回転され、かつ、近接して配置されたローラと第1プーリから成り、
前記姿勢変換部は、前記第1プーリと、その第1プーリから紙幣の長辺の長さとほぼ等しい距離に設けられ、水平軸周りに回転される第2プーリと、第1プーリと第2プーリの間に掛け回され、第2プーリ側が前記ローラと反対側に90度捻られている搬送ベルトと、前記ローラの第1プーリの至近位置から第2プーリの至近位置まで搬送ベルトに近接して、かつ、搬送ベルトに沿って延在して、前記紙幣受入部に受け入れられる紙幣の縦の姿勢を前記搬送ベルトと協働して搬送ベルトから離れる紙幣の姿勢を横に変える姿勢変換ガイドとから成り、
前記紙幣排出部は、前記姿勢変換部により横の姿勢に変換された紙幣を前記第2プーリの下側の所定の位置に設けられた排出口から下方に排出するものであって、前記姿勢変換部の末端から送り出される紙幣を前記排出口まで案内する上下一対の湾曲ガイドと、その湾曲ガイドにより案内される紙幣を前記排出口まで搬送する搬送手段とから成り、
前記駆動部は、前記第1プーリ又は第2プーリ及び前記搬送手段を所定方向に回転駆動させるものであること、
を特徴とする紙幣の姿勢変換装置。
【請求項2】
姿勢変換部の姿勢変換ガイドに、搬送ベルトに接して従動回転する押えローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣の姿勢変換装置。
【請求項3】
紙幣排出部の搬送手段は、第2プーリと排出口までの間に適宜間隔を置いて配設された複数対の送りローラと押えローラからなる搬送ローラで構成され、前記排出口側に近い搬送ローラほど搬送速度が大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣の姿勢変換装置。
【請求項4】
紙幣受入部と、姿勢変換部と、紙幣排出部と、駆動部とを一つのフレームに取付けてユニット化されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の紙幣の姿勢変換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−66916(P2012−66916A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−213799(P2010−213799)
【出願日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【出願人】(000146663)株式会社新興製作所 (60)
【出願人】(000127628)株式会社エース電研 (339)
【Fターム(参考)】