説明

紙箱

【課題】菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱において、限られた展示スペースを有効活用し、収容された食品をより広く顧客にアピールするように展示することを目的とし、紙箱内に保持された保冷体等が収容された食品を傷つけることの無いような保持部の形成を目的とする。
【解決手段】 菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱において、四角形状に形成した底面部11の周囲の辺より前面部12と後面部13と側面部14とを立ち上げた本体と、四角形状に形成した上面部31の周囲の辺より前面部32と側面部33とを立ち下げた蓋体とを備え、該蓋体の後部と本体の後部、及び、蓋体の前部及び本体の前部にそれぞれ係合部を構成することにより設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱に関し、本体と蓋体とを分離可能とし、本体の前面部を後面部よりも低く形成し、側面部を前面部と後面部の高さに合わせて前方に向かうにつれて徐々に下るような形状に形成することによって、限られた展示スペースを有効活用し、収容された食品をより顧客にアピールし、本体と蓋体との係合により保持部を閉封可能として、紙箱内に保冷体等が飛び出して食品を傷つけることなく、食品の運搬を可能とする紙箱に関する。
【背景技術】
【0002】
菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱は、店頭に展示されることが多いが、展示スペースは狭い場合が多いため、限られたスペースで展示効果を有することが望まれている。
また、顧客が店頭に展示された食品を見て、食品の購入を判断することから、紙箱に収容された食品がより顧客に見易く、より広い部分が顧客に視認可能となるように展示されることが望まれている。
また、菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨は、低温で保つことを要するため、紙箱内に保冷体等を保持することが必要とされる。
これらの課題には、これまでも関連する発明が提案されている(特許文献1、2、3参照)。
【特許文献1】特開2005−132471号公報
【特許文献2】特開2005−200023号公報
【特許文献3】特開2005−186982号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1が提案する紙箱では、紙箱内に設けられた保持部が筒状に形成されているものであるが、紙箱を開閉する際や、紙箱を運搬する際に生じるの震動によって、保冷体等が紙箱内に飛び出す可能性があり、保冷体等が飛び出した場合収容されている食品を傷つける可能性がある。
また、特許文献1、特許文献2が提案する紙箱は、紙箱本体に蓋部が連接されているため、本体と蓋部とを分離することはできず、蓋を開けた状態で展示すると、限られた展示スペースにおいて蓋部が広く占めることになり、展示スペースの有効活用を阻むものであった。
さらに、特許文献3が提案する紙箱は、側面部を逆台形状に形成することで、上面を広く開放可能とし収容された食品を広く顧客にアピールするものであるが、この紙箱においても、蓋を開けた状態での展示を余儀なくされるものであるため、展示スペースの有効活用の面から問題が残るものであった。
【0004】
そこで、本発明においては従来の課題を解決するものであり、限られた展示スペースを有効活用し、収容された食品をより広く顧客にアピールするように展示することを目的とし、紙箱内に保持された保冷体等が収容された食品を傷つけることの無いような保持部の形成を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱において、四角形状に形成した底面部の周囲の辺より前面部と後面部と側面部とを立ち上げた本体と、四角形状に形成した上面部の周囲の辺より前面部と側面部とを立ち下げた蓋体とを備え、該蓋体の後部と本体の後部、及び、蓋体の前部及び本体の前部にそれぞれ係合部を構成したものである。
【0007】
請求項2においては、前記本体の前面部を後面部よりも低く形成し、本体の側面部の上辺を、前方に向かって徐々に下降する形状としたものである。
【0008】
請求項3においては、前記本体の後面部上に舌片を形成し、該舌片に表示可能領域を形成したものである。
【0009】
請求項4においては、前記蓋体の上面部の内側面に保持部を形成し、該保持部の後係合部側に開放部を形成したものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0011】
請求項1においては、容易に組み立てられるとともに、容易に蓋体を開けて分離することができる。つまり、本体と蓋体とを分離可能にすることによって、蓋体を外した状態で展示することが可能になり、限られた展示スペースを蓋体に阻まれること無く、展示スペースの有効活用を図ることができる。
【0012】
請求項2においては、本体の前面部を後面部よりも低く形成し、側面部を前面部と後面部との高さに合わせるように前方に向かうにつれて徐々に下降するような形状に形成することによって、本体の上面及び側面を広く開放可能とし、紙箱に収容された食品の前面部及び側面部をより広く顧客にアピールするように展示することが可能となる。
【0013】
請求項3においては、舌辺に広告や商品説明等を記すことが可能となり、ディスプレイ効果を持たせることができ、展示空間を有効に利用することができる。
【0014】
請求項4においては、前記蓋体の上面部の内側面に保持部を形成し、該保持部の後係合部側に開放部を形成することによって、本体と蓋体の契合と同時に保持部を閉封することができ、容易かつ完全に保冷体等を保持することが可能となり、運搬時の震動によって紙箱内に飛び出した保冷体等が、収容された食品を傷つけることを防ぐことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る紙箱1の全体的な構成を示した斜視図、図2は本体2の展開図、図3は蓋体3の展開図、図4、図5、図6は本体2と蓋体3とを係合する図、図7は紙箱1の断面図、図8は本体2に菓子を収容した図、図9は前面部と後面部が同じ高さである紙箱の展示状態の一実施例を示す図である。
【0016】
本発明に係る紙箱は、紙箱に収容された食品を、上面部分だけではなく側面部分をも視認することを可能にし、本体と蓋体を係合させることによって容易かつ完全に保冷体等を保持することを可能にし、展示効果の面においても保持部の構造の面においても、優れた効果を有する紙箱を提供するものである。
【0017】
紙箱1は、平厚紙又はダンボール紙よりなる本体2と蓋体3とを係合させることによって形成されるものであり、四角形状に形成した底面部11の周囲の辺より前面部12と後面部13と側面部14・14とを立ち上げた本体2と、四角形状に形成した上面部31の周囲の辺より前面部32と側面部33・33とを立ち下げた蓋体3とを備え、該蓋体3の後部と本体2の後部、及び、蓋体3の前部及び本体の前部にそれぞれ係合部を構成している。
【0018】
本体2は図2に示すように、四角形状の底面部11、該底面部11の一辺を構成する折目線41を介して連続的に設けられた前面部12、同じく底面部11に折目線42を介して連続的に設けられた後面部13、同じく底面部11に折目線43・43を介して連続的に設けられた側面部14・14から上方を開放した略箱状に構成されている。前記後面部13には更に側部の折目線44・44を介してフリット15と、他側の折目線45を介して舌片16が連続的に設けられている。
【0019】
前記本体2の後面部13上(組立時)に舌片16を形成し、該舌片16に表示可能領域を形成している。そして、後面部13と舌片16の間に係合部を形成しており、前記舌片16の折目線45の左右中央部には係合孔24が設けられており、後述する蓋体3の係合片42を挿入して係合可能としている。そして、該舌片16は略三日月状に形成され、図8に示すように、正面側から見て食品の上方に位置した部分に、印刷や貼付や描く等ができる表示領域を形成して、ディスプレイ効果を持たせている。即ち、舌片16は食品や製造者等の名前やイラストや装飾した絵や広告や商品説明等を印刷やペン等で描くためのスペースとしており、本体2の正面上部に位置して、展示スペースに配置したときに最もよく見える位置となり、視認効果を高めるようにしている。なお、舌片16の形状は限定するものではなく、多角形としたり、キャラクターの形状としたり、動物や乗り物等の形状とすることが可能である。
【0020】
前記フリット15の先端(組み立てた状態での下辺前端)には係合片21が設けられており、フリット15を折目線44に沿って折り曲げ、更に、後面部13を折目線42に沿って折り曲げて組み立てた時に、前記折目線43の前後中途部上に設けた係合孔22に前記係合片21を挿入して係合可能としている。側面部14の前部には折目線46を介して差し込み片17が設けられ、前面部12の左右両側には、折目線47を介して折込み片18・18が連続的に設けられている。前面部12の前方には、折目線48を介して折込み片19が連続的に設けらており、前面部12の左右中央部には係合孔23が設けられている。
【0021】
本体2は、後面部13を立ち上げ、フリット15を折目線44に沿って、本体2の内側に向かって山折りし、係合片21を係合孔22に係合することによって、後面部13の立設維持を可能としている。また、折込み片18を折目線47に沿って内側に向かって山折りした後、折込み片19を折目線48に沿って、本体2の内側に向かって山折りし、折込み片19の内側と前面部12の内側とを接着剤等で貼着する。そして、側面部14を折目線43に沿って折り曲げて立ち上げ、側面部14の内側後部とフリット15の外側後部とを、接着剤等で貼着するとともに、前面部12を折目線41に沿って折り曲げて、前記両側の折込み片18と折込み片19の間に、折目線46に沿って折り曲げた差し込み片17を差し込むことにより、側面部14と前面部12の立設維持を可能としている。
【0022】
底面部11、前面部12、後面部13は四角形状に形成されており、本体2は前方に向かうにつれて除々に下降する形状に形成されている。したがって、正面から本体2を見た場合、前面部12は後面部13よりも低く、前方が広く開放された形状としている。
このように形成されることによって、本体上面部及び前面部が広く開放可能となり、収容された食品を広角度から見ることが可能となり、顧客に食品をアピールすることが可能となる。
また、前面部の高さを、食品よりも低くなるように形成した場合は、食品の上面部のみならず側面部をも、顧客が視認することが可能となる。
【0023】
側面部14について、前後の辺の上下方向における長さは、前面部12と後面部13との高さに合わせ、側面部14の上辺は前方に向かうにつれて徐々に下降する形状に形成されている。
ここで、前方に向かって徐々に下降する形状とは、具体的には、側面部の上辺が、後方から前方に向かう凹円弧状の曲線に形成されることが考えられる。しかし、上辺の形状は凹円弧状の曲線に限定されるものではなく、後方から前方に向かう直線状であってもよく、凸円弧状の曲線であっても、階段状であってもよい。
このように形成されることによって、側面部が広く開放可能となり、食品の側面部分を顧客が視認することが可能となる。
【0024】
蓋体3は図3に示すように、四角形状の上面部31、該上面部31の一片に設けた折目線61を介して連続的に設けられた前面部32、同じく上面部31の左右に折目線62・62を介して連続的に設けられた側面部33・33から下方及び後方の二方を開放した略箱状に構成されている。前記前面部32にも係合部が形成されており、前記前面部32の下側の左右中央部には係合片43が設けられ、前面部32の左右には貼着片41が折目線63を介して連続的に設けられている。また、上面部31の後側の左右中央部には係合片42が折目線64を介して連続的に設けられ、上面部31の内側の中央には保持部52が設けられている。
【0025】
蓋体3を組み立てる時は、前面部32と側面部33を、折目線61、折目線62に沿って蓋体3の内側に向かって山折りし、貼着片41と側面部33の前部とを、接着剤等で貼着することにより形成される。
【0026】
側面部33の下辺は、側面部後方から側面部前方に向かって徐々に下降する形状に形成されている。
ここで、徐々に下降する形状とは、本実施例においては、側面部の下辺が側面部の後方から前方に向かって凸円弧状の曲線状に形成されており、蓋体3により本体2を閉じたときに、本体側の側面部14と蓋体側の側面部33により側面が閉じられるようにしている。
ただし、前記側面部の下辺の形状は、前記凸円弧状の曲線状に限定されるわけではなく、斜め前下方に下がる直線で形成されてもよく、また、側面部を四角形状や階段状等に形成することも可能である。
本体2の側面部14は、食品の側面が見えるよう、前方に向かうにつれて徐々に下降する形状に形成され側面部が広く開放されているため、蓋体3の側面部33は、蓋を閉じた場合に収容された食品が見えることが無いよう、少なくとも側面部14の上辺を被覆するような形状に形成されることが必要である。
【0027】
保持部52は、紙、フェルト、織布、不織布、レーヨン、合成樹脂フィルム等のシート材から成り、該シート材を上面部31の内側に貼着し、保持部52の後係合部側に開放部を形成している。即ち、保持部52のシートの四辺のうち少なくとも一辺を開放して形成している。
前記保持部52と上面部31の内側とには、隙間が生じるものであり、保冷剤、ろうそく、紙ナプキン等を保持することが可能となる。
ただし、保持部の構造は上記の形成に限定されるものではなく、袋状にしたシート材や箱状体等を上面部31の内側に貼着する構成も可能である。
【0028】
このように、蓋体3の後部と本体2の後部、及び、蓋体3の前部及び本体2の前部にそれぞれ係合部を構成したので、容易に組み立てられるとともに、容易に蓋体3を開けて分離することができる。つまり、紙箱1は、本体2に蓋体3を被せることにより構成されるが、簡単に閉じてその状態を保持できるように、図4に示すように、係合部となる本体2の係合孔24に係合片42を後側より挿入して係合させてから、蓋体3を前方に回動して、図1に示すように、係合部となる係合片43を係合孔23に挿入して係合することにより、本体2に蓋体3を被せて閉じるように構成し、逆の操作を行うことにより開けることが可能となる。
ただし、本体2と蓋体3との係合は上記の形成に限定されるものではない。
図5に示すように、本体2の前面部12について、左右の辺のうち少なくともいずれか一方に係合孔25を設け、蓋体3の前面部32に前記係合孔25に対応する位置に係合片53を設け、係合孔25に係合片53を前方から挿入し、本体2と蓋体3とを係合することも可能である。
また、図6に示すように、本体2の後面部13について、左右の辺のうち少なくともいずれか一方に係合孔26を設け、蓋体3の上面部31に連続的に設けられた後面部34に前記係合孔26に対応する係合片63を設け、係合孔26に係合片63を後側から挿入して本体2と蓋体3とを係合することも可能である。
【0029】
次に、紙箱の使用の形態について、以下説明する。
ここでは、本体2に、円柱状の菓子70を収容し、保持部52に保冷剤51を保持した場合の使用状態について説明する。
【0030】
本体2は図8に示すように、菓子70を収容して蓋体3を取り外した状態でショーケース内等に展示をすることが可能となる。したがって、蓋体3により限られた展示スペースが阻まれることがなく、展示スペースを有効に活用して展示でき、展示の状態でショーケースなどから取り出し、蓋体3を被せて閉じるだけで顧客に販売することが可能となるのである。
【0031】
本体2に菓子70を収容した場合、本体2が前方に向かうにつれて徐々に下降する形状に形成され、前面部12が後面部13よりも低く形成されているため、図8に示すように食品の上面部及び前面部を広く展示することが可能となる。
また、前面部が菓子より低く形成されている場合、顧客は、菓子60の上面部分のみならず側面部分をも視認することが可能となる。
したがって、本体2に菓子を収容した場合、より広い菓子の部位を顧客にアピールすることが可能となるのである。
また、前面部と後面部との高さが同じ紙箱の場合、収容された食品を顧客にアピールするには、図9に示すように、紙箱を斜めにし不安定な状態で展示をする方法が多く採られている。しかし、本発明の様に前面部を後面部よりも低く形成し、上面部、前面部、側面部を広く開放可能とすることにより、紙箱を斜めにすることなく安定した状態で広く食品を展示することが可能となる。
【0032】
また、前記保持部52の開放部(挿入部)を係合片42側としておくことで、本体2に蓋体3を係合して閉じる場合、図7に示すように舌片16及び係合片42が折目線に沿って本体2の内側に山折りされるので、保持部52の開口部を塞ぐことになる。
したがって、本体2と蓋体3とを係合すると同時に、保持部52を閉封することが可能となり、容易かつ完全に保冷体51を保持して、蓋体3を閉じることが可能となる。
また、このように保冷体51を保持することにより、保冷体51が紙箱1の運搬時の震動によって紙箱1内に飛び出すことはなく、収容された菓子70を傷つけることなく菓子70を運搬することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施例に係る紙箱1の全体的な構成を示した斜視図。
【図2】本体2の展開図。
【図3】蓋体3の展開図。
【図4】本体2と蓋体3とを係合する図。
【図5】本体2と蓋体3とを係合する図。
【図6】本体2と蓋体3とを係合する図。
【図7】紙箱1の断面図。
【図8】本体2に菓子を収容した図。
【図9】前面部と後面部が同じ高さである紙箱の展示状態の一実施例を示す図。
【符号の説明】
【0034】
1 紙箱
2 本体
3 蓋体
11 底面部
12 前面部
13 後面部
14 側面部
15 フリット
16 舌部
21・42・43・53・63 係合片
22・23・24・25・26 係合孔
31 上面部
32 前面部
33 側面部
34 後面部
51 保冷体
52 保持部
70 菓子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
菓子ケーキ類等の食品や花ギフト等の雑貨を収容する紙箱において、四角形状に形成した底面部11の周囲の辺より前面部12と後面部13と側面部14とを立ち上げた本体と、四角形状に形成した上面部31の周囲の辺より前面部32と側面部33とを立ち下げた蓋体とを備え、該蓋体の後部と本体の後部、及び、蓋体の前部及び本体の前部にそれぞれ係合部を構成したことを特徴とする紙箱。
【請求項2】
前記本体の前面部を後面部よりも低く形成し、本体の側面部の上辺を、前方に向かって徐々に下降する形状としたことを特徴とする請求項1に記載の紙箱。
【請求項3】
前記本体の後面部上に舌片を形成し、該舌片に表示可能領域を形成したことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の紙箱。
【請求項4】
前記蓋体の上面部の内側面に保持部を形成し、該保持部の後係合部側に開放部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の紙箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−223623(P2007−223623A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−44476(P2006−44476)
【出願日】平成18年2月21日(2006.2.21)
【出願人】(591039469)株式会社和気 (10)
【Fターム(参考)】