缶ビールや缶ジュース類の飲み口の補助具

【課題】缶ビールや缶ジュース類を飲むときに、缶の縁に直接に唇を当てて飲むと、感触も悪く、プル−タブの形が縦長であるため、ビールやジュースが飲みにくい流れ方になるので、缶ビールや缶ジュース類に、簡単に取り付けることができ、コップやグラスの飲み口の形になる補助具の提供。
【解決手段】ポリエチレン等の柔軟性のある樹脂で成形加工された、コップやグラスの縁に相当する、飲み口１と、缶の蓋の溝に密着する部分２と、缶の蓋と胴部の溝に密着する部分３と、缶の蓋と胴部の溝に密着する部分３を蓋と胴部の溝に固定する部分５を備えた補助具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、缶ビールや缶ジュース類を飲むとき、コップやグラス感覚で飲めることに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、缶ビールや缶ジュース類を家庭で飲むときは、コップやグラスを用いて飲むことが通常であるが、屋外で飲むときは、缶の縁に直接に唇を当てて飲むことが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
缶ビールや缶ジュース類の、缶の縁に直接に唇を当てて飲むことは、缶の冷たさの感触と、プル−タブの形が縦長になっているため、ビールやジュースの流れが悪く、飲みにくいものである。
【０００４】
缶ジュースは、ストローで飲むこともあるが、ビールにも、このように持ち運びが簡便で、かつ、簡単な操作でグラス感覚になるものがあると良い。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
缶ビールや缶ジュース類を、コップやグラス感覚で飲むには、補助具が必要である。缶に取り付けて、ビールやジュースが流れるのであるから、ポリエチレンのような柔軟性や耐水性に富んだ材質で、１図のように成型すればよい。
【０００６】
図１の２の部分を蓋の溝に密着させることにより、ビールやジュースが流れ出すのを防ぐことができる。
【０００７】
４の角張った先端部分が蓋と胴部の溝に食い込み、３のバネの力で押えるので、使用中に補助具が外れることがない。
【発明の効果】
【０００８】
この補助具を付けて飲むと、コップやグラスで飲んでいるのと同じ感覚になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】補助具の斜視図
【図２】補助具の正面図
【図３】補助具の平面図
【図４】補助具の下面図
【図５】補助具の右側面図
【図６】図２におけるＡ−Ａ線の断面図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を、図１に基づいて説明する。
【００１１】
１は唇に当る部分で、コップやグラスの縁の役目をし、２が缶の蓋の溝に密着する部分で、ビールやジュースの漏れを防ぐことができる。
【００１２】
４が缶の蓋と胴部の溝に食い込む部分であり、ポリエチレンの柔軟性によっつて、３がバネの役目もする。
【符号の説明】
【００１３】
１コップやグラスの縁に相当する、飲み口
２缶の蓋の溝に密着する部分
３缶の蓋と胴部の溝に密着する部分
４ポリエチレンの柔軟性を生かし、３を蓋と胴部の溝に固定する部分
５４に弾力性を持たせるための切り込み

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ポリエチレンのような、柔軟性や耐水性に富んだ材質で成型加工されている。
【請求項２】
図１の２の部分が蓋の溝に、４の部分が蓋と胴部の溝に密着して、簡単に取り付けや取り外しができる。

【図１】