説明

美爪料

【課題】爪に塗布した際の乾燥性に優れ、形成された塗膜は、光沢、化粧持ちにも優れ、しかも、顔料の分散性にも優れる美爪料を提供すること。
【解決手段】アクリル酸アルキル・スチレン共重合体などのスチレン共重合体、グリセリン脂肪酸エステルなどの脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤、炭素数5〜10の1,2−アルカンジオール、低級アルコール、及び水を含有することを特徴とする美爪料とする。更に、粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類を含有することもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美爪料に関する。詳しくは、マニュキアやペディキュアなどに用いる水系の美爪料に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の美爪料は、爪に美観を与え、塗膜が堅牢なことから、被膜形成剤にニトロセルロースを用い、樹脂類や可塑剤と共に有機溶媒に溶解した、所謂、溶剤系のニトロセルロースラッカーが一般的であった。しかし、溶剤系の美爪料を繰り返して使用していると、有機溶媒の影響により、爪の光沢がなくなったり、爪が黄ばんだりするといった問題があった。また、有機溶媒による溶媒臭、引火性、人体への悪影響などの問題もあった。
【0003】
このため、従来から、水と水溶性溶媒による、水性の美爪料が提案されている(例えば、特許文献1〜2を参照)。しかし、水性の美爪料は、爪への負担が軽減される反面、被膜形成剤としてニトロセルロースを用いることができないため、水溶性の被膜形成剤では、堅牢性に劣り、化粧持ちに優れないという問題があった。
【0004】
このような問題点を解決するために、特定の無機粉体とエマルション状のポリマーを含有する水性ネイルエナメル(特許文献3参照)や、特定のアクリル系樹脂を主成分とするエマルションよりなる水性ネイルエナメル(特許文献4参照)などが提案されている。しかしながら、これら提案により、塗膜強度をある程度改善できるものの、塗布時の速乾性に乏しく、日常生活における化粧持ちについては、未だ十分に満足できるものではない。
【0005】
【特許文献1】特開昭54−52736号公報
【特許文献2】特開昭57−56410号公報
【特許文献3】特開平10−36225号公報
【特許文献4】特開平11−269041号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来技術に鑑み為されたものであって、爪に塗布した際の乾燥性に優れ、形成された塗膜は、光沢、化粧持ちにも優れ、しかも、顔料の分散性にも優れる美爪料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
〔1〕スチレン共重合体、脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤、炭素数5〜10の1,2−アルカンジオール、低級アルコール、及び水を含有することを特徴とする美爪料、
〔2〕スチレン共重合体が、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体であることを特徴とする前記〔1〕に記載の美爪料、
〔3〕非イオン性界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びショ糖脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の美爪料、
〔4〕1,2−アルカンジオールが、1,2−オクタンジオールであることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の美爪料、並びに
〔5〕更に、粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類を含有することを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の美爪料
に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の美爪料は、顔料の分散安定性に優れるという効果を奏する。また、本発明の美爪料を爪に塗布した際は乾燥性に優れ、しかも、形成された塗膜は、光沢、化粧持ちにも優れるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の美爪料は、スチレン共重合体、脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤、1,2−アルカンジオール、低級アルコール、及び水を含有する。
【0010】
スチレン共重合体のスチレンモノマーと共重合するモノマーは特に特定されないが、アクリル酸、アクリル酸エステル、アクリル酸アミド、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、メタクリル酸アミド、ビニルピロリドン、シリコーン、酢酸ビニル等を例示することができ、特にアクリル酸、アクリル酸アミド、イソプレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、ビニルピロリドン、メタクリル酸アミド等が好ましく用いられる。本発明においては、これらのモノマーのうちの一種とスチレンモノマーとから構成されるスチレン共重合体を用いてもよく、またこれらのモノマーのうちの二種以上とスチレンモノマーとから構成されるスチレン共重合体を用いてもよい。
【0011】
具体的には、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、スチレン・ビニルピロリドン共重合体、スチレン・イソプレン共重合体、アクリル酸・スチレン・メタクリル酸共重合体などを挙げることができ、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体を用いるのが好ましい。
【0012】
スチレン共重合体の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、化粧持ちを良好にする観点から、美爪料中、5重量%以上が好ましく、10重量%以上がより好ましい。また、塗膜の光沢を良好にする観点から、50重量%以下が好ましく、35重量%以下がより好ましい。これらから、美爪料中のスチレン共重合体の含有量は、好ましくは、5〜50重量%であり、より好ましくは、10〜35重量%である。
【0013】
尚、本発明において用いられるスチレン共重合体は、市販品を用いることができる。具体的には、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体としては、商品名ヨドゾールGH41(日本エヌエスシー社製)等を、スチレン・ビニルピロリドン共重合体としては、商品名Antara430(ISP社製)等を、スチレン・イソプレン共重合体としては、商品名KratonD−116(Shell社製)等を、アクリル酸・スチレン・メタクリル酸共重合体としては、商品名Syntran5002(Inter polymer社製)等をそれぞれ例示することができる。
【0014】
脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤としては、化粧料に用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどを挙げることができる。具体的には、モノミリスチン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、モノイソステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリン、モノオリーブ油脂肪酸グリセリン、ジオレイン酸グリセリンなどのグリセリン脂肪酸エステル;モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ヤシ油脂肪酸ショ糖エステル、ショ糖酢酸イソ酪酸エステルなどのショ糖脂肪酸エステル等を例示することができる。尚、上記した脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤は、1種を単独で、或いは、2種以上を適宜混合して用いることができる。
【0015】
脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、顔料分散性及び化粧持ちを良好にする観点から、美爪料中、0.1重量%以上が好ましく、1重量%以上がより好ましい。また、塗布時の操作性を良好にする観点から、10重量%以下が好ましく、7重量%以下がより好ましい。これらから、美爪料中の脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは、0.1〜10重量%であり、より好ましくは、1〜7重量%である。
【0016】
本発明に用いられる1,2−アルカンジオールは、炭素数5〜10の1,2−アルカンジオールである。具体的には、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−ノナンジオール、1,2−デカンジオールである。これらのうち、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールが好ましく、1,2−オクタンジオールがより好ましい。
【0017】
1,2−アルカンジオールの含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、顔料の分散性及び塗膜の光沢を良好にする観点から、美爪料中、0.05重量%以上が好ましく、0.1重量%以上がより好ましい。また、塗膜の乾燥性を良好にする観点から、10重量%以下が好ましく、5重量%以下がより好ましい。これらから、美爪料中の1,2−アルカンジオールの含有量は、好ましくは、0.05〜10重量%であり、より好ましくは、0.1〜5重量%である。
【0018】
低級アルコールとしては、化粧料に用いられるものであれば特に限定されないが、炭素数1〜5の直鎖又は分枝鎖の脂肪属アルコールを挙げることができ、エタノール、イソプロパノールを好ましく用いることができる。
【0019】
低級アルコールの含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、塗膜の乾燥性を良好にする観点から、美爪料中、2重量%以上が好ましく、5重量%以上がより好ましい。また、爪への影響を防止する観点から、30重量%以下が好ましく、20重量%以下がより好ましい。これらから、美爪料中の低級アルコールの含有量は、好ましくは、2〜30重量%であり、より好ましくは、5〜20重量%である。
【0020】
水は、精製水、イオン交換水、水道水などを用いることができ、通常、精製水が用いられる。本発明における水の含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定されないが、爪への影響を防止する観点から、美爪料中、20重量%以上が好ましく、30重量%以上がより好ましい。また、塗膜の乾燥性を良好にする観点から、80重量%以下が好ましく、70重量%以下がより好ましい。これらから、美爪料中の水の含有量は、好ましくは、20〜80重量%であり、より好ましくは、30〜70重量%である。
【0021】
また、本発明の美爪料には、化粧持ちをより向上させるために、粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類を含有させることができる。
【0022】
粘度鉱物としては、化粧料に配合できるものであれば特に限定されず、例えば、ベントナイト、スメクタイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチーブンサイトなどを挙げることができ、ベントナイト、スメクタイト、ヘクトライト等が好ましく、ヘクトライトがより好ましく用いられる。
【0023】
水溶性多糖類としては、増粘性を有する水溶性の多糖類であって、化粧料に配合できるものであれば特に限定されない。具体的には、カラギーナン、グアーガム、キサンタンガム、アラビアガム、カラヤガム、トラガントガム、デキストラン、アミロース、アミロペクチン、アガロース、プルラン、コンドロイチン硫酸、ペクチン酸ナトリウム、アルギン酸、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等を例示することができる。これらのうち、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース等を用いるのが好ましい。
【0024】
粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類は、上記した成分の1種を単独で用いても、或いは2種以上を適宜混合して用いても良い。その含有量は、本発明の効果を発揮すれば特に限定はなく、顔料の分散安定性の観点から、美爪料中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、べたつき感を抑制する観点から、10重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%以下である。これらから、美爪料中の粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類の含有量は、0.01〜10重量%が好ましく、0.1〜5重量%がより好ましい。
【0025】
尚、本発明の美爪料には、爪を所望の色に着色するために、通常、顔料が用いられる。用いられる顔料としては、化粧料に配合できるものであれば特に限定されず、有機顔料並びに無機顔料の何れをも用いることができる。有機顔料としては、例えば、酸性染料、塩基性染料などの染料の他、染料のアルミニウムなどのレーキ顔料などであっても良い。具体的には、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色223号、赤色226号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色402号、黄色403号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色402号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、青色205号、青色403号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、紫色201号、紫色401号、黒色401号などを例示することができる。
【0026】
また、無機顔料としては、タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸、硫酸バリウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、酸化コバルト、酸化チタン、亜鉛華、雲母チタン、酸化鉄処理雲母チタン、カーボンブラック、アルミナなどを例示することができ、これら顔料をフッ素化合物、シリコーン化合物、金属石鹸、レシチン、アルミナ等により表面処理を行ったものであっても良い。
【0027】
尚、本発明においては、上記した顔料の1種を単独で、或いは2種以上を適宜混合して用いることができる。顔料の含有量は、爪を所望の色に着色できれば特に限定はなく、通常、0.5〜40重量%程度あれば良い。
【0028】
また、本発明の美爪料には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他、化粧料に通常用いられる成分を適宜に配合することができる。例えば、油脂、炭化水素、シリコーン類、高級アルコール等の油性成分;上記以外の非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤の各種界面活性剤;多価アルコール、糖類、ステロール類等のアルコール類;増粘剤;消泡剤;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤;防腐剤;動植物抽出物、酸・アルカリ等の添加成分、ビタミン類等の有効成分等を例示することができる。
【実施例】
【0029】
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定されるものではない。尚、含有量は、特記しない限り「重量%」を表す。
【0030】
(試料の調製)
表1〜2に記した組成に従い、実施例及び比較例の水性のネイルエナメルをそれぞれ定法により調製し、下記評価に供した。尚、評価は、特記しない限り、室温23℃,湿度60%の条件下で実施した。
【0031】
(乾燥性の評価)
実施例及び比較例の各試料を、20名の女性専門パネラーに手の爪に実際に使用させ、塗膜を指で触れた際に、跡が付かなくなるまでの塗布直後からの時間を4段階で評価した。評価は、乾燥時間が3分未満を4点,3分以上〜4分未満を3点,4分以上〜5分未満を2点,5分以上を1点とし、その評点の平均値を下記評価基準に従い判定した。結果を表1〜2に併記する。
【0032】
(光沢の評価)
実施例及び比較例の各試料を、20名の女性専門パネラーに手の爪に実際に使用させ、乾燥後の塗膜の光沢を4段階で評価した。評価は、非常に艶があるを4点,艶があるを3点,あまり艶がないを2点,艶がないを1点とし、その評点の平均値を下記評価基準に従い判定した。結果を表1〜2に併記する。
【0033】
(化粧持ちの評価)
実施例及び比較例の各試料を、20名の女性専門パネラーに手の爪に実際に使用させ、3日間の日常生活の後の塗膜の外観を4段階で評価した。評価は、殆ど剥がれていないを4点,殆ど剥がれていないが爪の先端や根元部に削れがあるを3点,明らかな剥がれがあるを2点,広範囲に剥がれがあるを1点とし、その評点の平均値を下記評価基準に従い判定した。結果を表1〜2に併記する。
【0034】
<評価基準>
◎;3.5点以上
○;3点以上3.5点未満
△;2点以上3点未満
×;2点未満
【0035】
(顔料分散安定性の評価)
実施例及び比較例の各試料を、10mL容の透明なサンプル管に充填し、40℃の雰囲気下で1週間放置し、外観上の変化を目視にて観察し、下記評価基準に従い評価した。結果を表1〜2に併記する。
【0036】
<評価基準>
◎;全く変化が認められない。
○;注視すると、僅かな分離・沈降が認められる。
△;僅かに分離・沈降が認められる。
×;明らかな分離・沈降が認められる。
【0037】
【表1】

【0038】
【表2】

【0039】
表1および表2の結果から、本発明の美爪料は、各比較例の美爪料に比し、水性の美爪料でありながら、爪に塗布した際は乾燥性に優れることが分かる。また、形成された塗膜は、光沢が良好で、化粧持ちに優れていることが分かる。更には、本発明の美爪料は、顔料の分散安定性に優れていることが分かる。
【0040】
以下、本発明に係る美爪料の処方例を示す。尚、配合量は重量%である。
【0041】
アクリル酸アルキル・スチレン共重合体(樹脂分50重量%) 70.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
1,2−オクタンジオール 0.5
1,3−ブチレングリコール 3.0
ベントナイト 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
カルミン被覆雲母チタン 2.0
酸化チタン 1.0
赤色226号 0.2
エタノール 6.0
消泡剤 0.05
精製水 残 余
合 計 100.0

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スチレン共重合体、脂肪酸エステル系非イオン性界面活性剤、炭素数5〜10の1,2−アルカンジオール、低級アルコール、及び水を含有することを特徴とする美爪料。
【請求項2】
スチレン共重合体が、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の美爪料。
【請求項3】
非イオン性界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、及びショ糖脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の美爪料。
【請求項4】
1,2−アルカンジオールが、1,2−オクタンジオールであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の美爪料。
【請求項5】
更に、粘度鉱物及び/又は水溶性多糖類を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の美爪料。

【公開番号】特開2009−190995(P2009−190995A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−32092(P2008−32092)
【出願日】平成20年2月13日(2008.2.13)
【出願人】(390011442)株式会社マンダム (305)
【Fターム(参考)】