説明

耐火目地材及び外壁目地の耐火防水構造

【課題】 十分な防水性及び耐火・遮炎性を有する耐火目地材1及び外壁目地の耐火防水構造2を提供する。
【解決手段】 耐火目地材1は、外壁パネル3間の縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部10と、該シール部10の屋内側に前記縦目地よりも幅広な帯状に形成され、その内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部8と、該耐火部8の屋内側に形成される前記シール部10よりも硬質の樹脂により形成された凸条9とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外壁パネル間の縦目地に圧入されて縦目地から水が侵入することを防止するとともに、縦目地の耐火・遮炎を図ることができる耐火目地材及びこの耐火目地材を用いた外壁目地の耐火防水構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より外壁パネル間の縦目地から雨水等が侵入することを防止するために、縦目地の間に乾式の目地材を圧入して水密性を確保した目地構造が知られている。このような目地構造に用いられる目地材としては、例えば図9に示すように、隣接する外壁パネル間に形成された縦目地内に挿入される目地材100であって、縦目地内に挿入される帯状の支柱部101と、この支柱部101の屋内側端部に形成され、経年劣化などにより目地材100が縦目地から屋外側に飛び出すことを防ぐクリップを嵌める凸条102と、両側の外壁パネルの側面に圧接されるように支柱部101から左右の各側方にそれぞれ延出するリップ部103とが、熱可塑性樹脂によって一体的に成形された目地材本体104と、凸条102の内部から支柱部内101に埋め込まれた鋼板製の芯金105と、を具備するものが提案されている(例えば特許文献1)。
【0003】
このような芯金105を埋め込んだ目地材100は、目地材本体104の形状が保持され目地材100を縦目地内に圧入する際に目地材の形が崩れず施工しやすいとともに、施工後には目地材100の形が崩れていないので所望の防水性を発揮することができる。また、この芯金105は凸条102の内部にまで延在しているので、凸条102の形状を保持することができクリップを嵌めやすくなるとともに、このクリップが脱落することを抑制できる。
【0004】
ところで、近年、乾式の目地材の中には、防水機能のみならず防火、遮炎機能を備え、火災等の際に目地から建物内部に炎が侵入し燃え広がることを防止するものも提案されている。例えば、図10に示すように、外壁パネル200間に形成される目地201に、建物内部への水の侵入を防止及び遮炎のため嵌込まれるゴムまたはゴム様弾性体より成る目地材202であって、中央柱部203の両側から各々シールリップ204が外壁の端面に向けて上下に複数段突設され、かつ室内側の最下段を除く室外側の上方のシールリップのうち少なくとも一カ所の段のシールリップ204に、遮炎性を有する板状の防火材料205が目地材の幅方向及び長手方向に略全面に亘り埋設された目地材202が提案されている(例えば、特許文献2)。
【0005】
この目地材202によると、防火材料205がシールリップ204のに目地材202の幅方向に略全面に亘り埋設されているので、例えば屋外側から目地に向かって炎が当っても、目地には防火材料205が略全面に亘って配置されているので、炎が目地の屋内側に侵入する虞が無い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−355983号公報
【特許文献2】特開2004−324397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上述のように、特許文献2のように目地材202の幅方向の略全面に亘って防火材料205を埋設する場合、この防火材料205を分断せずに芯金105を支柱部内101に埋め込むことは不可能である。特に屋内側に凸条102を設ける場合には芯金105を凸条102内部まで配置することはできない。したがって、目地材の形状が保持されにくくなり、施工作業が困難になるとともに、施工精度が落ちる虞や目地材が目地から屋外側に飛び出して十分な防水性を確保できない虞がある。
【0008】
そこで、本発明は、十分な防水性及び耐火・遮炎性を有する耐火目地材及び外壁目地の耐火防水構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の耐火目地材は、外壁パネル間の縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部と、該シール部の屋内側に前記縦目地よりも幅広な帯状に形成され、その内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部と、該耐火部の屋内側に形成される前記シール部よりも硬質の樹脂により形成された凸条とを備えることを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載の耐火目地材は、前記シール部は、屋外側に露出する蓋部と、該蓋部と前記耐火部との間に形成される帯状の柱状部と、該柱状部の両側から側方に突設される複数のリップと、を備え、前記柱状部は、その内部にシール部の形状を保持する芯金が収納されることを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の外壁目地の耐火防水構造は、外壁パネル間の縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部と、該シール部の屋内側に前記縦目地よりも幅広な帯状に形成され、その内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部と、該耐火部の屋内側に形成される前記シール部よりも硬質の樹脂により形成された凸条とを具備し、前記縦目地に圧入される耐火目地材と、前記凸条を挟持する断面略凹字状の挟持部と、前記外壁パネルに向かって広がって形成され、その先端が前記縦目地を形成する前記外壁パネルの互いに対向する面の屋内側の縁に係止される腕部と、を具備するクリップと、を備えることを特徴としている。
【0012】
請求項4に記載の外壁目地の耐火防水構造は、前記耐火目地材の前記シール部は、屋外側に露出する蓋部と、該蓋部と前記耐火部との間に形成される帯状の柱状部と、該柱状部の両側から側方に突設される複数のリップと、を備え、前記柱状部は、その内部にシール部の形状を保持する芯金が収納されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の耐火目地材及び請求項3に記載の外壁目地の耐火防水構造によると、縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部が、外壁パネル間の縦目地に圧入されることにより防水性を保持することができるとともに、このシール部の屋内側に縦目地よりも幅広に形成され内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部が配置されているので、火災等の場合には熱膨張性耐火材が目地内で膨張して、縦目地の耐火・遮炎性を発揮する。そして、この耐火部の更に屋内側にはシール部よりも硬質の樹脂により形成された凸条が形成されているので、耐火目地材が縦目地から屋外側に飛び出すことを防止するクリップを取り付ける作業が容易となり、経年劣化などにより耐火目地材が飛び出し、防水性及び耐火・遮炎性が低下することを防ぐことができる。
【0014】
請求項2に記載の耐火目地材及び請求項4に記載の外壁目地の耐火防水構造によると、シール部の内部にはシール部の形状を保持する芯金が収納されているため、耐火部よりも屋外側でシール部の形状をより安定させることができ、一方で、耐火部の屋内側では凸条がシール部よりも硬質の樹脂により形成されているので、より形状を安定させることができる。したがって、施工作業が容易になるとともに、高い施工精度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の外壁目地の耐火防水構造の全体構成を示す外壁パネル固定用金具が設けられている高さレベルの省略断面図及びその一部拡大図。
【図2】本発明の外壁目地の耐火防水構造の全体構成を示すクリップが設けられている建物の高さレベルの省略断面図及びその一部拡大図。
【図3】本発明の耐火目地材の構成を説明する断面図。
【図4】本発明の耐火目地材の構成を説明する斜視図。
【図5】クリップの構成を説明する側面図及び斜視図。
【図6】耐火目地材にクリップを取り付けた状態を示す断面図。
【図7】クリップを取り付けた耐火目地材を外壁パネル間の縦目地に挿入する状態を説明する一部省略断面図であって、(A)は外壁パネル固定用金具が設けられている高さレベルの断面を示し、(B)はクリップが設けられている建物の高さレベルの断面を示す省略断面図。
【図8】外壁パネルを軸組に固定する状態を説明する断面図。
【図9】従来の目地材の一例を示す断面図。
【図10】従来の耐火性を有する目地材の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の耐火目地材1及び外壁目地の耐火防水構造2の最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。外壁目地の耐火防水構造2は、図1及び図2に示すように、外壁パネル3間に形成される目地に圧入される耐火目地材1と、この耐火目地材1が屋外側に飛び出すことを防止するクリップ4とを備えている。なお、クリップ4は外壁パネル固定用金具5と重ならない建物の高さレベルに固定されており、図1では、図示の便宜上、外壁パネル固定用金具5の下方に配置されるクリップ4の記載を省略しており、図2では、クリップ4の下方に配置される外壁パネル固定用金具5の記載を省略している。
【0017】
外壁パネル3は、図8に示すように、建物の構造躯体を構成する軸組6に外壁パネル固定用金具5を用いて複数固定して形成される。この外壁パネル3は、矩形平板状に形成された例えば樹脂系、セメント系、セラミック系、又は金属系のサイディング材である。この外壁パネル3の周縁の屋内側にはこの外壁パネル3を建物の梁や柱に固定するために断面U型の金属枠7が目地方向に開口して取り付けられている。
【0018】
この外壁パネル3を軸組6に固定する外壁パネル固定用金具5は、軸組6に固定され、軸組6から屋外方向に突出する基部51と、基部51を軸として回転可能に固定されており、外壁パネル3の金属枠7を軸組6との間に挟持するパネル固定部52と、このパネル固定部52を回転動作させる操作部53とを備える。外壁パネル3を固定する際には、軸組6に外壁パネル3の金属枠7を押し当てて、外壁パネル固定用金具5の操作部53を操作してパネル固定部52を回転させ、パネル固定部52と軸組6とで外壁パネル3の金属枠7を挟持して固定する。このとき、操作部53は、外壁パネル3間の縦目地の奥に位置するように構成されている。したがって、屋外側から目地内に図示しないドライバーなどの工具を挿入しつつ操作することにより、外壁パネル3を屋外側から取り付けることができ、また、リフォームなどの際にも外壁パネル3を屋外側から取り外すことができる。
【0019】
耐火目地材1は、図3及び図4に示すように、外壁パネル3間に形成される縦目地に沿って圧入される細長い目地材であって、縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部10と、このシール部10の屋内側にシール部10に沿って形成された目地幅よりも幅広な帯状の耐火部8と、この耐火部8の更に屋内側にこの耐火部8の中心に沿って形成された凸条9と、を備えている。
【0020】
このシール部10は、図3によく表されるように、外壁パネル3間に形成される縦目地の屋外側に露出して縦目地を覆う蓋部11と、この蓋部11と耐火部8とを連結するように、耐火目地材1の中心に帯状に延在する柱状部12と、柱状部12の両側から側方に突設される一対のリップ13と、このリップ13と蓋部11、及びリップ13と耐火部8を互いに連結して、柱状部12との間に管状の空間を形成する側面部14と、により形成されている。また、柱状部12の内部には、金属板を折り曲げて形成した芯金15が、柱状部12の全域に亘って収納されており、柱状部12の形状が変形することを抑制している。
【0021】
このシール部10の少なくとも防水性を確保するリップ13及び側面部14は軟質材料により形成されており、例えば、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)などの熱可塑性エラストマー(TPE)であり、好ましくはオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)により形成されている。なお、このシール部10の材質はこれらの熱可塑性エラストマーに限定されるものではなく、外壁パネル3間に形成された縦目地に圧入されて防水性を発揮することができる軟質のあらゆる弾性材料を適用することができる。したがって、例えばゴム材であってもよい。
【0022】
耐火部8は、柱状部12及び側面部14でシール部10の屋内側に連結されており、シール部10に沿って目地幅よりも幅広な帯状に形成されている。耐火部8の両側部は、細くなってヒレ17を形成している。また耐火部8の内部には、目地幅よりも広い範囲に熱膨張性耐火材16が埋め込まれている。この熱膨張性耐火材16としては、例えば火災などで、縦目地に炎が侵入しようとした時に、この縦目地を完全に閉鎖できる量及び膨張性を有し、耐火・遮炎性を有する種々の熱膨張性耐火材16を用いることができる。
【0023】
凸条9は、耐火部8の屋内側から連なって突出しており、耐火部8から離反する位置で膨らんで形成されている。この凸条9は硬質の樹脂により形成されており、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などの熱可塑性ポリオレフィン(PO)と、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)などの熱可塑性エラストマー(TPE)を列挙することができ、好ましくはポリオレフィン(PO)である。これらの硬質の樹脂を用いることで、凸条9内部に姿勢を安定させる芯金15が収納されていなくても、形状が変形することがない。なお、この凸条9の材質はこれらに限定されるものではなく、凸条9の形状を安定させることができるあらゆる材料を適用することができる。例えば、ゴム材であってもよい。
【0024】
クリップ4は、図5及び図6に示すように、耐火目地材1の凸条9を挟持することができる先端がそれぞれ内側に折曲された断面凹字状の挟持部41と、目地に設置された際には屋外方向に向かって広がって形成され、その先端が外壁パネル3の互いに対向する面の屋内側の縁に係止される腕部42と、を具備しており、一定の弾性を有する金属又は樹脂により形成されている。
【0025】
外壁目地の耐火防水構造2を施工する際には、図8に示すように、外壁パネル3を外壁パネル固定用金具5に取り付けて固定し縦目地を形成した後で、図6に示すように、複数のクリップ4を耐火目地材1の凸条9の適宜位置に所定間隔を開けて固定する。このときクリップ4の挟持部41はその先端が内側に折曲されており、凸条9は膨らんで形成されているので、クリップ4と凸条9とが外れないように固定することができる。そして、次に図7(A)に示すように、外壁パネル固定用金具5が設置された高さレベルに、耐火目地材1のクリップ4が設置されていない位置が配置され、図7(B)に示すように、外壁パネル固定用金具5が設置されていない高さレベルに、耐火目地材1のクリップ4が設置された位置が配置されるように保持して、耐火目地材1の蓋部11を図示しないシールジョイントゲージ(挿入用治具)などで押し込んで、耐火目地材1を縦目地内に圧入する。
【0026】
そして、図2(A)及び(B)に示すように、クリップ4の腕部42の先端が縦目地を形成する外壁パネル3の屋内側縁部に係止される位置まで、耐火目地材1を圧入して、外壁目地の耐火防水構造2を完成させる。
【0027】
このように外壁目地の耐火防水構造2は、火災等の場合には熱膨張性耐火材16が目地内で膨張して、縦目地の耐火・遮炎性を発揮するので、この目地材と外壁パネル固定用金具5との間に不燃材の充填材を挿入する必要がなくなり、材料コスト及び作業コストを削減することができる。また、シール部10の柱状部12にはシール部10の形状を保持する芯金15が収納されているため、耐火部8よりも屋外側でシール部10の形状をより安定させることができ、耐火部8の更に屋内側にはシール部10よりも硬質の樹脂により形成された凸条9が形成されているので、耐火目地材1が縦目地から屋外側に飛び出すことを防止するクリップ4を取り付ける作業が容易となり、経年劣化などにより耐火目地材1が飛び出し、防水性及び耐火・遮炎性が低下することを防ぐことができるとともに、より形状を安定させることができる。したがって、施工作業が容易になるとともに、高い施工精度を保つことができる。
【0028】
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明に係る耐火目地材1及び耐火防水構造は、住宅等の外壁パネル3間の縦目地に圧入される目地材及び目地構造として、好適に用いることができる。
【符号の説明】
【0030】
1 耐火目地材
2 外壁目地の耐火防水構造
4 クリップ
8 耐火部
9 凸条
10 シール部
12 柱状部
13 リップ
15 芯金
16 熱膨張性耐火材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外壁パネル間の縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部と、
該シール部の屋内側に前記縦目地よりも幅広な帯状に形成され、その内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部と、
該耐火部の屋内側に形成される前記シール部よりも硬質の樹脂により形成された凸条とを備えることを特徴とする耐火目地材。
【請求項2】
前記シール部は、屋外側に露出する蓋部と、該蓋部と前記耐火部との間に形成される帯状の柱状部と、該柱状部の両側から側方に突設される複数のリップと、を備え、
前記柱状部は、その内部にシール部の形状を保持する芯金が収納されることを特徴とする請求項1に記載の耐火目地材。
【請求項3】
外壁パネル間の縦目地よりも幅広に形成された弾性を有するシール部と、該シール部の屋内側に前記縦目地よりも幅広な帯状に形成され、その内部に熱膨張性耐火材を収納した耐火部と、該耐火部の屋内側に形成される前記シール部よりも硬質の樹脂により形成された凸条とを具備し、前記縦目地に圧入される耐火目地材と、
前記凸条を挟持する断面略C字状の挟持部と、前記外壁パネルに向かって広がって形成され、その先端が前記縦目地を形成する前記外壁パネルの互いに対向する面の屋内側の縁に係止される腕部と、を具備するクリップと、
を備えることを特徴とする外壁目地の耐火防水構造。
【請求項4】
前記耐火目地材の前記シール部は、屋外側に露出する蓋部と、該蓋部と前記耐火部との間に形成される帯状の柱状部と、該柱状部の両側から側方に突設される複数のリップと、を備え、
前記柱状部は、その内部にシール部の形状を保持する芯金が収納されることを特徴とする請求項3に記載の外壁目地の耐火防水構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−169082(P2011−169082A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−36464(P2010−36464)
【出願日】平成22年2月22日(2010.2.22)
【出願人】(000198787)積水ハウス株式会社 (748)
【出願人】(000196107)西川ゴム工業株式会社 (454)
【Fターム(参考)】