説明

肘掛の製造方法およびこれにより製造される肘掛

【課題】一体形成構造を有する肘掛を製造する製造方法を提供する。
【解決手段】隣り合う左右の乗客席の間に取付可能な肘掛を製造する製造方法が、第1組立鋳型41でプリプレグ32を成形することで、個人の持ち物の保持に適合され、スロット22を囲む環状壁21をそれぞれ有する2個の収容部2を別々に形成する工程と、第2組立鋳型61でプリプレグ32を成形することで、下方に延びる複数の脚部111を有する下枠部11と、脚部111の頂部に配置され脚部111を橋絡する上枠部12とを含む肘掛枠1を形成する工程と、収容部2を第2組立鋳型61の中に配置し、第2組立鋳型61で肘掛枠1を形成する間に、収容部2を上枠部12と結合し、これにより収容部2と肘掛枠1を有する一体構造一部分品を提供する工程とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、肘掛を製造する方法に関する。より詳細には隣り合う左右の乗客席の間に取付可能な肘掛を製造する方法に関する。本発明はまた、本製造方法によって製造される肘掛に関する。
【背景技術】
【0002】
乗客の人間工学的快適性と、飲料ホルダー、電気機器ソケット等を取付ける多機能空間を提供するために、輸送機関の座席の肘掛は一般的に複雑な構造を有している。
そのため、従来の肘掛は一体成形されていない。
【0003】
特許文献1では、合成樹脂の発泡シートを雌型真空成形の型にあてがい、合成樹脂の発泡シートを真空成形し、U字形状の断面を有する2つの発泡表皮を得、これらの表皮の内部表面に接着剤を塗布し接着剤層を形成し、これらの表皮を左右の中空成形金型の内部に挿入し、パリソンを型内に導入し、型を閉め、吹込口から空気を吹込み、パリソンを膨張させ表皮と一体化させることで、中空の肘掛を得る製造方法によって製造された肘掛が開示されている。
【特許文献1】特開S56−121740号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の製造方法は、比較的単純な構造を有する肘掛の製造にのみ適しており、比較的複雑な構造を有する肘掛は、通常、様々な肘掛の成形品を製造し、成形品を何らかの好適な組立手段、例えばねじ状の締具など、を用いて組立てて、製造される。
【0005】
そのため、従来の製造方法は、複雑で、コストがかかり、成形品の組立を正確にすることが比較的難しく、このように製造された肘掛は機械的強度において比較的劣っていた。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、一体形成構造を有する肘掛を製造する製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために第1の発明は、隣り合う左右の乗客席の間に取付可能な肘掛を製造する製造方法であって、第1組立鋳型でプリプレグを成形することで、個人の持ち物の保持に適合され、スロットを囲む環状壁をそれぞれ有する2個の収容部を別々に形成する工程と、第2組立鋳型でプリプレグを成形することで、下方に延びる複数の脚部を有する下枠部と、脚部の頂部に配置され脚部を橋絡する上枠部と、を含む肘掛枠を形成する工程と、収容部を第2組立鋳型内に配置し、第2組立鋳型で肘掛枠を形成する間に、収容部を上枠部と結合し、これにより収容部と肘掛枠を有する一体構造一部分品を提供する工程と、を含むことを特徴とする製造方法である。
【0008】
前述した目的を達成するために第2の発明は、隣り合う左右2つの乗客席の間に取付可能であり、肘掛枠と2つの収容部を含む肘掛であって、肘掛枠は、下方に延びる複数の脚部を有する下枠部と、脚部の頂部に配置され脚部を橋絡する上枠部と、を含み、上枠部は仕切板を有し、収容部は、上枠部に配置され、スロットを囲む環状壁をそれぞれ有し、環状壁は仕切板の左右側に配置され、収容部のスロットは上枠部の左右側で開き、収容部と肘掛枠はプリプレグ製の一体成形構造一部分品を構成し、収容部は、個人の持ち物の保持に適合されることを特徴とする肘掛である。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、一体形成構造を有する肘掛を製造する製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る肘掛の実施形態を示す透視図である。図2は、本発明に係る肘掛の実施形態を示す別の透視図である。図3は、本発明に係る肘掛の製造方法の実施形態を示す流れ図である。図4から図11は、本実施形態の製造方法の、連続する工程を示す図である。
【0011】
図1、図2を参照しながら、本発明に係る肘掛の実施形態について説明する。
本発明に係る肘掛は、隣り合う左右の乗客席(不図示)の間に取付可能であり、肘掛枠1および2つの収容部2を含む。肘掛枠1と収容部2は、材質の軽さ特性の点から、カーボンファイバ材で製造されることが望ましい。
【0012】
肘掛枠1は、下方に延びる複数の脚部111を有する下枠部11と、脚部111の頂部に配置され、脚部111を橋絡する上枠部12と、を含む。
上枠部12は、仕切板121を有する。
下枠部11の脚部111は、相隔てた一組の左脚部111と、左脚部から隔てられた、相隔てた一組の右脚部111と、を含む。
【0013】
収容部2は、上枠部12に配置され、スロット22を囲む環状壁をそれぞれ有する。
環状壁21は、仕切板121の左右側に配置される。
収容部2のスロット22は、上枠部12の左右側で開いている。
【0014】
収容部2と肘掛枠1は、プリプレグ製の一体成形構造一部分品を構成する。
収容部2は、乗客サービスユニット、ヘッドホン用ソケット、照明スイッチ等の取付けに適合された複数の開口部24と、携帯電話など、個人の持ち物の保持に適合された複数の凹部23とを形成される。
【0015】
図3を参照しながら、本発明に係る肘掛の製造方法の実施形態について説明する。
本発明に係る肘掛の製造方法は、A)2つの収容部2を形成する工程と、B)肘掛枠を形成する工程と、を含む。
【0016】
図3、図4、図5、図6、図7、図8を参照しながら、A)2つの収容部2を形成する工程について説明する。
A)2つの収容部2を形成する工程では、プリプレグ32を第1組立鋳型41で成形することで、収容部2が別々に形成される。
収容部2のそれぞれは、スロット22を囲む環状壁21を有する。
【0017】
第1組立鋳型41は、雄型の型部43と、雌型の型部42と、結合穴33を有する中子31と、を含む。
中子31は、結合穴33を囲み、ピン312を用いて互いに係合される複数の中子ブロック311より構成される。
雄型の型部43は、雄型の型部43より突き出る挿入ブロック(不図示)を備える。
【0018】
第1組立鋳型41で、収容部2のそれぞれを形成する工程は、A1)プリプレグ32のシートを張る工程と、A2)中子31を設置する工程と、A3)雌型の型部42に蓋をする工程と、A4)第1空気袋44を挿入する工程と、A5)空気を注入する工程と、A6)第1組立鋳型41を加熱する工程と、A7)収容部のそれぞれを取り出す工程と、を含む。
【0019】
A1)プリプレグ32のシートを張る工程では、カーボンファイバ材のプリプレグ32のシートが、中子31の表面に張られる。
収容部2それぞれの開口部24は、プリプレグ32を適当な位置で切ることで形成される。
【0020】
A2)中子31を設置する工程では、プリプレグ32で覆われた中子31が、雌型の型部42の中に置かれることで、雌型の型部42内の中子31の周りに、環状の受入空間40が形成される。
【0021】
A3)雌型の型部42に蓋をする工程では、雌型の型部42が、雄型の型部43によって蓋をされる。環状の受入空間40を閉じるため、雄型の型部43は、結合穴33に挿入ブロックを挿入して結合穴33と係合される。
【0022】
A4)第1空気袋44を挿入する工程では、第1空気袋44が、受入空間40と連結する第1注入口421を介して挿入される。
【0023】
A5)空気を注入する工程では、第1空気袋44に空気が注入され、第1空気袋が膨張されることで、第1空気袋44が、中子31の表面に向かってプリプレグ32のシートを押圧する。
【0024】
A6)第1組立鋳型41を加熱する工程では、第1空気袋44を膨張させる間、第1組立鋳型41が加熱される。
【0025】
A7)収容部2のそれぞれを取り出す工程では、挿入ブロックを結合穴33から取外し、雄型の型部43を雌型の型部42から分離し、中子ブロック311を分解することで、収容部2のそれぞれが第1組立鋳型41から取り出される。
【0026】
図9、図10、図11を参照しながら、B)肘掛枠を形成する工程について説明する。B)肘掛枠を形成する工程では、第2組立鋳型61でプリプレグ32を成形することで、肘掛枠1が形成される。
前述のように、肘掛枠1は、下方に延びる複数の脚部111を有する下枠部11と、脚部111の頂部に配置され、脚部111を橋絡する上枠部12と、を含む。
【0027】
収容部2は、第2組立鋳型61内に配置され、第2組立鋳型61で肘掛枠1を形成する間に、上枠部12と結合される。
これにより、収容部2と肘掛枠1を有する一体構造一部分品を提供する。
【0028】
第2組立鋳型61は、第1半鋳型611および第2半鋳型612を含み、第1半鋳型611と第2半鋳型612のそれぞれは、上枠部12の半部を形成する第1窪み部613および下枠部11の半部を形成する第2窪み部614を有する。
【0029】
第2組立鋳型61で、肘掛枠1を形成する工程は、B1)収容部2を配置する工程と、B2)プリプレグ32のシートを張る工程と、B3)第1窪み部613および第2窪み部614を閉じる工程と、B4)第2空気袋46を膨張させる工程と、B5)第1半鋳型613および第2半鋳型614を加熱する工程と、を含む。
【0030】
B1)収容部2を配置する工程では、図11で最も良く示されるように、収容部2が、第1半鋳型611と第2半鋳型612の第1窪み部613内にそれぞれ配置される。
具体的には、第1半鋳型611および第2半鋳型612のそれぞれは、更に、対応する第1窪み部613の中に延在する位置付け突起部615を有する。収容部2それぞれの環状壁21は、対応する位置付け突起部615の周囲に嵌め込まれることで、対応する第1窪み部613内に配置される。
【0031】
B2)プリプレグ32のシートを張る工程では、プリプレグ32のシートが、第1窪み部613および第2窪み部614を画定する、第1半鋳型611と第2半鋳型612の表面と、環状壁21を横断する位置付け突起部615の端面6151とに張られる。
【0032】
B3)第1窪み部613および第2窪み部614を閉じる工程では、第1窪み部613および第2窪み部614を閉じるために、第1半鋳型611と第2半鋳型612とが接合される。第1半鋳型611と第2半鋳型612とが接合されるときに、位置付け突起部615の端面6151が互いに近接するよう移動されることで、プリプレグ32のシートが端面6151に押圧される。
【0033】
B4)第2空気袋46を膨張させる工程では、第2注入口616を介して第2空気袋46に空気を注入することにより、第1窪み部613および第2窪み部614内で第2空気袋46が膨張されることで、プリプレグのシート32が第1半鋳型611および第2半鋳型612の表面方向にきつく押圧される。
【0034】
B5)第1半鋳型611および第2半鋳型612を加熱する工程では、第2空気袋46を膨張させる間、第1半鋳型611および第2半鋳型612が加熱される。
位置付け突起部615の端面6151上のプリプレグのシート32は、収容部2の環状壁21を仕切る仕切板121に形成される。
【0035】
以上の構成により、肘掛のための一体構造一部分品を提供する、本発明の製造方法を使用して、比較的複雑な構造を有する肘掛が製造できる。
そのため、本発明の製造方法によって製造された肘掛は、より優れた機械的強度を有する。
【0036】
以上、添付図面を参照しながら本考案に係る肘掛の製造方法の好適な実施形態について説明したが、本考案は前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到しえることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係る肘掛の実施形態を示す透視図
【図2】本発明に係る肘掛の実施形態を示す別の透視図
【図3】本発明に係る肘掛の製造方法の実施形態を示す流れ図
【図4】本実施形態の製造方法の工程を示す第1の図
【図5】本実施形態の製造方法の工程を示す第2の図
【図6】本実施形態の製造方法の工程を示す第3の図
【図7】本実施形態の製造方法の工程を示す第4の図
【図8】本実施形態の製造方法の工程を示す第5の図
【図9】本実施形態の製造方法の工程を示す第6の図
【図10】本実施形態の製造方法の工程を示す第7の図
【図11】本実施形態の製造方法の工程を示す第8の図
【符号の説明】
【0038】
1………肘掛枠
2………収容部
11………下枠部
12………上枠部
21………環状壁
22………スロット
31………中子
32………プリプレグ
33………結合穴
40………受入空間
41………第1組立鋳型
42………雌型の型部
43………雄型の型部
44………第1空気袋
46………第2空気袋
61………第2組立鋳型
111………脚部
121………仕切板
311………中子ブロック
421………第1注入口
611………第1半鋳型
612………第2半鋳型
613………第1窪み部
614………第2窪み部
615………位置付け突起部
6151………端面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣り合う左右の乗客席の間に取付可能な肘掛を製造する製造方法であって、
第1組立鋳型でプリプレグを成形することで、個人の持ち物の保持に適合され、スロットを囲む環状壁をそれぞれ有する2個の収容部を別々に形成する工程と、
第2組立鋳型でプリプレグを成形することで、下方に延びる複数の脚部を有する下枠部と、前記脚部の頂部に配置され、前記脚部を橋絡する上枠部と、を含む肘掛枠を形成する工程と、
前記収容部を前記第2組立鋳型内に配置し、前記第2組立鋳型で前記肘掛枠を形成する間に、前記収容部を前記上枠部と結合し、これにより前記収容部と前記肘掛枠を有する一体構造一部分品を提供する工程と、
を含むことを特徴とする製造方法。
【請求項2】
前記第1組立鋳型は、
雄型の型部と、雌型の型部と、結合穴を有する中子とを含み、
前記第1組立鋳型で、前記収容部のそれぞれを形成する工程は、
前記プリプレグのシートを前記中子の表面に張る工程と、
前記中子を前記雌型の型部内に設置することで、前記雌型の型部内の前記中子の周囲に環状の受入空間が形成される工程と、
前記雄型の型部で前記雌型の型部を蓋し、前記雄型の型部を前記結合穴と係合することにより、前記環状の受入空間を閉じる工程と、
第1空気袋を、前記環状の受入空間と連結する第1注入口を介して挿入する工程と、
前記第1空気袋に空気を注入し、膨張させることにより、前記第1空気袋が前記中子の表面に向かって前記プリプレグの前記シートを押圧する工程と、
前記第1空気袋を膨張させる間、前記第1組立鋳型を加熱する工程と、
を含むことを特徴とする、
請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
前記中子は、前記結合穴を囲む複数の中子ブロックにより構成され、
前記雄型の型部は、前記雄型の型部より突起する挿入ブロックを備え、前記挿入ブロックを前記結合穴に挿入することで、前記結合穴と係合されることを特徴とする、
請求項2記載の製造方法。
【請求項4】
前記結合穴から前記挿入ブロックを取外し、前記雄型の型部を前記雌型の型部から分離し、前記中子ブロックを分解することで、前記収容部のそれぞれを前記第1組立鋳型から取り出すことを更なる特徴とする、請求項3記載の製造方法。
【請求項5】
前記第2組立鋳型は、前記上枠部の半部を形成する第1窪み部および前記下枠部の半部を形成する第2窪み部をそれぞれ有する、第1半鋳型と第2半鋳型とを含み、
前記第2組立鋳型で前記肘掛枠を形成する工程は、
前記第1半鋳型と前記第2半鋳型の前記第1窪み部の中に前記収容部をそれぞれ配置する工程と、
前記第1窪み部および前記第2窪み部を画定する、前記第1半鋳型と前記第2半鋳型の表面に前記プリプレグのシートを張る工程と、
前記第1半鋳型と前記第2半鋳型とを接合し、前記第1窪み部および前記第2窪み部を閉じる工程と、
前記第1窪み部および前記第2窪み部の中の第2空気袋を膨張させることで、前記プリプレグの前記シートが前記第1半鋳型および前記第2半鋳型の表面に向かってきつく押圧される工程と、
前記第2空気袋を膨張させる間、前記第1半鋳型および前記第2半鋳型を加熱する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1記載の製造方法。
【請求項6】
前記第1半鋳型および前記第2半鋳型のそれぞれは、更に、対応する前記第1窪み部の中に延在する位置付け突起部を有し、
前記収容部それぞれの前記環状壁は、対応する前記位置付け突起部の周囲に嵌め込まれることで、対応する前記第1窪み部の中に配置されることを特徴とする、請求項5記載の製造方法。
【請求項7】
前記環状壁を横断する、前記位置付け突起部の端面に前記プリプレグの別のシートを張る工程と、
前記第1半鋳型と前記第2半鋳型とが接合されるときに、前記位置付け突起部の前記端面を移動し互いに近接させ、前記端面上の前記プリプレグの前記別のシートを押圧させる工程と、を含み、
前記位置付け突起部の前記端面の前記プリプレグの前記別のシートは、前記収容部の前記環状壁を仕切る仕切板に形成されることを更なる特徴とする、請求項6記載の製造方法。
【請求項8】
隣り合う左右2つの乗客席の間に取付可能な肘掛であって、
肘掛枠は、
下方に延びる複数の脚部を有する下枠部と、
前記脚部の頂部に配置され、前記脚部を橋絡する上枠部と、
を含み、
前記上枠部は仕切板を有し、
2つの収容部は、
前記上枠部に配置され、
スロットを囲む環状壁をそれぞれ有し、
前記環状壁は、前記仕切板の左右側に配置され、
前記収容部の前記スロットは前記上枠部の左右側で開き、
前記収容部と前記肘掛枠はプリプレグ製の一体成形構造一部分品を構成し、
前記収容部は個人の持ち物の保持に適合されることを特徴とする肘掛。
【請求項9】
前記下枠部の前記脚部は、
相隔たる一組の左脚部と、
前記左脚部から隔てられた、相隔たる一組の右脚部を含むことを特徴とする、請求項8に記載の肘掛。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−143216(P2009−143216A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−185821(P2008−185821)
【出願日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願人】(501106263)明安國際企業股▲分▼有限公司 (12)
【Fターム(参考)】