説明

脱髄を伴う状態の治療におけるLINGO−4アンタゴニストの使用

本発明は、LINGO−4アンタゴニストの投与によって、多発性硬化症を含む、脱髄および髄鞘形成不全を伴う疾病、疾患、または損傷を治療する方法を提供する。また、本発明は、LINGO−4アンタゴニストの投与によって、オリゴデンドロサイトの増殖、分化、および生存、ならびにニューロンの髄鞘形成を促進するための方法にも関する。加えて、本発明は、LINGO−4アンタゴニストの投与によって、CNSニューロンの神経突起伸長または生存を促進するための方法に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オリゴデンドロサイトの増殖、分化、または生存を促進するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む有効量の組成物と、前記オリゴデンドロサイトを接触させるステップを含む、方法。
【請求項2】
ニューロンのオリゴデンドロサイト媒介髄鞘形成を促進するための、またはニューロンの脱髄を阻止する方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む組成物と、ニューロンおよびオリゴデンドロサイトの混合物を接触させるステップを含む、方法。
【請求項3】
哺乳動物において、オリゴデンドロサイトの増殖、分化、または生存を促進するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む有効量の組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与するステップを含む、方法。
【請求項4】
哺乳動物において、髄鞘形成を促進する、またはニューロンの脱髄を阻止するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む有効量の組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与するステップを含む、方法。
【請求項5】
哺乳動物において、髄鞘形成不全または脱髄を伴う疾病、疾患、または損傷を治療するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む治療有効量の組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与するステップを含む、方法。
【請求項6】
哺乳動物において、オリゴデンドロサイト細胞死または分化の欠失に関連した疾病、疾患、または損傷を治療するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む治療有効量の組成物を、それを必要とする哺乳動物に投与するステップを含む、方法。
【請求項7】
哺乳動物において、ミエリンの破壊を伴う疾病、疾患、または損傷を治療するための方法であって、
(i) 可溶性LINGO−4ポリペプチド、
(ii) LINGO−4抗体またはそのフラグメント、
(iii) LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチド、
(iv) LINGO−4アプタマー、および
(v) 前記LINGO−4アンタゴニストのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、LINGO−4アンタゴニストを含む治療有効量の組成物を投与するステップを含む、方法。
【請求項8】
前記LINGO−4アンタゴニストは、可溶性LINGO−4ポリペプチドを含む、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、
(i) LINGO−4 Igドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体、
(ii) LINGO−4 LRRドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体、および
(iii) 前記LINGO−4ドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体の組み合わせから成る群より選択されるLINGO−4領域を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、
(i) LINGO−4膜貫通ドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体、
(ii) LINGO−4細胞内ドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体、および
(iii) 前記LINGO−4ドメインまたはそのフラグメント、変異体、もしくは誘導体の組み合わせから成る群より選択されるLINGO−4領域を欠失する、請求項8または請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記LINGO−4ポリペプチドは、配列番号2の30〜411のアミノ酸、配列番号2の30〜491のアミノ酸、および配列番号2の30〜534のアミノ酸から成る群より選択される参照アミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記LINGO−4ポリペプチドは、前記参照アミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記LINGO−4ポリペプチドは、前記参照アミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、
配列番号2の30〜64のアミノ酸、配列番号2の30〜82のアミノ酸、配列番号2の30〜106のアミノ酸、配列番号2の30〜130のアミノ酸、配列番号2の30〜154のアミノ酸、配列番号2の30〜178のアミノ酸、配列番号2の30〜202のアミノ酸、配列番号2の30〜226のアミノ酸、配列番号2の30〜298のアミノ酸、配列番号2の30〜322のアミノ酸、配列番号2の30〜346のアミノ酸、配列番号2の30〜411のアミノ酸、配列番号2の30〜491のアミノ酸、配列番号2の30〜534のアミノ酸、配列番号2の63〜82のアミノ酸、配列番号2の63〜106のアミノ酸、配列番号2の63〜130のアミノ酸、配列番号2の63〜154のアミノ酸、配列番号2の63〜178のアミノ酸、配列番号2の63〜202のアミノ酸、配列番号2の63〜226のアミノ酸、配列番号2の63〜298のアミノ酸、配列番号2の63〜322のアミノ酸、配列番号2の63〜346のアミノ酸、配列番号2の63〜411のアミノ酸、配列番号2の63〜491のアミノ酸、配列番号2の63〜534のアミノ酸、配列番号2の83〜106のアミノ酸、配列番号2の83〜130のアミノ酸、配列番号2の83〜154のアミノ酸、配列番号2の83〜178のアミノ酸、配列番号2の83〜202のアミノ酸、配列番号2の83〜226のアミノ酸、配列番号2の83〜298のアミノ酸、配列番号2の83〜322のアミノ酸、配列番号2の83〜346のアミノ酸、配列番号2の83〜411のアミノ酸、配列番号2の83〜491のアミノ酸、配列番号2の83〜534のアミノ酸、配列番号2の107〜130のアミノ酸、配列番号2の107〜154のアミノ酸、配列番号2の107〜178のアミノ酸、配列番号2の107〜202のアミノ酸、配列番号2の107〜226のアミノ酸、配列番号2の107〜298のアミノ酸、配列番号2の107〜322のアミノ酸、配列番号2の107〜346のアミノ酸、配列番号2の107〜411のアミノ酸、配列番号2の107〜491のアミノ酸、配列番号2の107〜534のアミノ酸、配列番号2の131〜154のアミノ酸、配列番号2の131〜178のアミノ酸、配列番号2の131〜202のアミノ酸、配列番号2の131〜226のアミノ酸、配列番号2の131〜298のアミノ酸、配列番号2の131〜322のアミノ酸、配列番号2の131〜346のアミノ酸、配列番号2の131〜411のアミノ酸、配列番号2の131〜491のアミノ酸、配列番号2の131〜534のアミノ酸、配列番号2の155〜178のアミノ酸、配列番号2の155〜202のアミノ酸、配列番号2の155〜226のアミノ酸、配列番号2の155〜298のアミノ酸、配列番号2の155〜322のアミノ酸、配列番号2の155〜346のアミノ酸、配列番号2の155〜411のアミノ酸、配列番号2の155〜491のアミノ酸、配列番号2の155〜534のアミノ酸、配列番号2の179〜202のアミノ酸、配列番号2の179〜226のアミノ酸、配列番号2の179〜298のアミノ酸、配列番号2の179〜322のアミノ酸、配列番号2の179〜346のアミノ酸、配列番号2の179〜411のアミノ酸、配列番号2の179〜491のアミノ酸、配列番号2の179〜534のアミノ酸、配列番号2の203〜226のアミノ酸、配列番号2の203〜298のアミノ酸、配列番号2の203〜322のアミノ酸、配列番号2の203〜346のアミノ酸、配列番号2の203〜411のアミノ酸、配列番号2の203〜491のアミノ酸、配列番号2の203〜534のアミノ酸、配列番号2の275〜298のアミノ酸、配列番号2の275〜322のアミノ酸、配列番号2の275〜346のアミノ酸、配列番号2の275〜411のアミノ酸、配列番号2の275〜491のアミノ酸、配列番号2の275〜534のアミノ酸、配列番号2の299〜322のアミノ酸、配列番号2の299〜346のアミノ酸、配列番号2の299〜411のアミノ酸、配列番号2の299〜491のアミノ酸、配列番号2の299〜534のアミノ酸、配列番号2の323〜346のアミノ酸、配列番号2の323〜411のアミノ酸、配列番号2の323〜491のアミノ酸、配列番号2の323〜534のアミノ酸、配列番号2の358〜411のアミノ酸、配列番号2の358〜491のアミノ酸、配列番号2の358〜534のアミノ酸、配列番号2の426〜491のアミノ酸、配列番号2の426〜534のアミノ酸、任意の前記ポリペプチドフラグメントの変異体もしくは誘導体、および任意の前記ポリペプチドフラグメント、その変異体、もしくは誘導体のうちの少なくとも2つの組み合わせから成る群より選択されるポリペプチドフラグメントを含む、請求項1〜13のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは環状ペプチドである、請求項8〜14のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記環状ポリペプチドは、N末端に結合した第1の分子と、C末端に結合した第2の分子とをさらに含み、前記第1の分子および前記第2の分子は、互いに結合して前記環状分子を形成する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1および第2の分子は、ビオチン分子、システイン残基、およびアセチル化システイン残基から成る群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第1の分子は、N末端に付着したビオチン分子であり、前記第2の分子は、前記ポリペプチドのC末端に付着したシステイン残基である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第1の分子は、N末端に付着したアセチル化システイン残基であり、前記第2の分子は、前記ポリペプチドのC末端に付着したシステイン残基である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記C末端システインは付着したNH2部分を有する、請求項18または請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、非LINGO−4部分をさらに含む、請求項1〜20のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記非LINGO−4部分は、前記可溶性LINGO−4ポリペプチドに融合される非相同ポリペプチドである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記非相同ポリペプチドは、免疫グロブリン、血清アルブミン、標的ポリペプチド、レポーターポリペプチド、精製促進ポリペプチド、前記ポリペプチドのうちのいずれかのフラグメント、および前記ポリペプチドまたはフラグメントのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記非相同ポリペプチドは、免疫グロブリンまたはそのフラグメントである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記免疫グロブリンまたはそのフラグメントは、ヒンジおよびfc領域を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、ポリマーに共役される、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記ポリマーは、ポリアルキレングリコール、糖ポリマー、ポリペプチド、および前記ポリマーのうちの2つ以上の組み合わせから成る群より選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記ポリマーはポリアルキレングリコールである、請求項29に記載の方法。
【請求項29】
前記ポリアルキレングリコールはポリエチレングリコール(PEG)である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記可溶性LINGO−4ポリペプチドは、1、2、3、または4つのポリマーと共役する、請求項26〜29のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
前記ポリマーの総分子量は、5,000Da〜100,000Daである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記LINGO−4アンタゴニストは、LINGO−4抗体またはそのフラグメントを含む、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
前記LINGO−4アンタゴニストは、LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチドを含む、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
前記LINGO−4アンタゴニストポリヌクレオチドは、
(i) アンチセンスポリヌクレオチド、
(ii) リボザイム、
(iii) 低分子干渉RNA(siRNA)、および
(iv) 低分子ヘアピンRNA(shRNA)から成る群より選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記LINGO−4アンタゴニストは、LINGO−4アプタマーを含む、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
前記哺乳動物は、脱髄、髄鞘形成不全、または神経変性を伴う疾病、疾患、または損傷を診断されている、請求項3〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
前記疾病、疾患、または損傷は、多発性硬化症(MS)、進行性多巣性白質脳症(PML)、脳脊髄炎(EPL)、橋中心髄鞘崩壊症(CPM)、副腎白質ジストロフィー、アレキサンダー病、ペリツェウス・メルツバッヘル病(PMZ)、ウォラー変性、視神経炎、横断性脊髄炎、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病、脊髄損傷、外傷性脳損傷、放射線照射後の損傷、化学療法の神経合併症、脳梗塞、急性虚血性視神経症、ビタミンE欠乏、ビタミンE単独欠損症、AR、バッセン・コーンツヴァイク症候群、マルキアファーヴァ・ビニャミ症候群、異染性白質萎縮症、三叉神経痛、およびベル麻痺から成る群より選択される、請求項5〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
前記疾病、疾患、または損傷は多発性硬化症(MS)である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記LINGO−4アンタゴニストは、ボーラス注入法または長期注入によって投与される、請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項40】
前記LINGO−4アンタゴニストは、中枢神経系に直接投与される、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記LINGO−4アンタゴニストは、MSの慢性病巣に直接投与される、請求項39または請求項40に記載の方法。
【請求項42】
(a)発現制御配列への操作可能な結合を通して、前記LINGO−4アンタゴニストをコードするポリヌクレオチドを用いて、前記オリゴデンドロサイトを形質移入するステップと、(b)前記LINGO−4アンタゴニストの発現を可能にするステップと、を含む、請求項1または2のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
(a)発現制御配列への操作可能な結合を通して、前記LINGO−4アンタゴニストをコードするポリヌクレオチドを前記哺乳動物に投与するステップと、(b)前記LINGO−4アンタゴニストの発現を可能にするステップと、を含む、請求項3〜42のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記ポリヌクレオチドは、発現ベクターとして投与される、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記発現ベクターはウイルスベクターである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記ウイルスベクターは、アデノウイルスベクター、アルファウイルスベクター、エンテロウイルスベクター、ペスチウイルスベクター、レンチウイルスベクター、バキュロウイルスベクター、ヘルペスウイルスベクター、パポバウイルスベクター、およびポックスウイルスベクターから成る群より選択される、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記投与するステップは、(a)前記ポリヌクレオチドを含む培養宿主細胞を提供するステップであって、前記培養宿主細胞は前記LINGO−4アンタゴニストを発現する、ステップと、(b)前記培養宿主細胞を前記哺乳動物に導入し、前記LINGO−4アンタゴニストが前記哺乳動物において発現するようにさせるステップと、を含む、請求項43〜46のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
前記培養宿主細胞は、神経系の疾病、疾患、または損傷の部位、あるいはその近傍において前記哺乳動物に導入される、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記培養宿主細胞は、(a)請求項43に記載のポリヌクレオチド、あるいは請求項44に記載のベクターを用いて、受容宿主細胞を形質転換または形質移入するステップと、(b)前記形質転換または形質移入した宿主細胞を培養するステップと、を含む方法によって作製される、請求項47または請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記培養宿主細胞は、治療対象の前記哺乳動物に由来する、請求項47〜49のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
前記ベクターは、局所投与、眼内投与、非経口投与、くも膜下投与、硬膜下投与、および皮下投与から成る群より選択される経路によって投与される、請求項44〜50のうちのいずれか1項に記載の方法。

【図2】
image rotate

【図1】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公表番号】特表2011−503069(P2011−503069A)
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−533115(P2010−533115)
【出願日】平成20年11月10日(2008.11.10)
【国際出願番号】PCT/US2008/012620
【国際公開番号】WO2009/061500
【国際公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【出願人】(592221528)バイオジェン・アイデック・エムエイ・インコーポレイテッド (224)
【Fターム(参考)】