説明

自励式電力変換装置及びそのゲートタイミング調整方法

【課題】光ファイバの本数を削減し、電圧アンバランスを更に低減すると共に、直列数の増加変更を容易に行なうことが可能な駆動回路を有する自励式電力変換装置を提供する。
【解決手段】同時スイッチングすべく直列接続されたスイッチング素子11〜1nと、スイッチング素子11〜1nを駆動するためのゲート駆動回路21〜2nと、基準ゲート信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段50と、伝送されたオンオフ信号を受光して電気信号に変換し、この電気信号を分配して再び光信号に変換する光分配回路91と、光分配回路91の各々の出力であるパルス信号をゲート駆動回路21〜2nに供給するライトガイド41〜4nとで構成する。ゲート駆動回路21〜2nは、パルス信号を受光して電気信号に変換し、パルスのオンオフタイミングを調整するタイミング調整手段61〜6nを介してスイッチング素子21〜2nを夫々駆動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自励式電力変換装置及びそのゲートタイミング調整方法に係り、特に、直流電圧が高く、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの自己消弧形半導体スイッチング素子を直列接続して使用する自励式電力変換装置及びそのゲートタイミング調整方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自己消弧形半導体スイッチング素子を直列接続して使用する自励式電力変換装置は、通常高電圧仕様となっている。このため、各々の自己消弧形半導体スイッチング素子のゲートにパルス信号を供給するための駆動回路には信号絶縁が必要となり、光信号が与えられるのが普通である。
【0003】
駆動回路に与えられる光信号は、基準ゲート信号発生部からライトガイド(光ファイバ)を介して伝達される。そして、個々の信号の調整を容易に行なうためには、自己消弧形半導体スイッチングデバイスの直列数に見合うライトガイドの本数が必要となる。
【0004】
これに対し、基準ゲート信号発生部から駆動回路までのライトガイドを共通とし、駆動回路側でこの信号を光分配回路によって分岐すると共に、自己消弧形半導体スイッチングデバイスの個々のコレクタ電圧を検出して電圧クランプを行なうことによって電圧バランスを保持するようにする提案が為されている(例えば特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−33004号公報(第2−3頁、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示された技術は、光分配回路で光ケーブルから得られた光を細分化する方式である。このため、ゲート駆動のためのオンオフ信号の同時性は確保できるが、スイッチング素子の特性ばらつきによる電圧アンバランスを改善する手段として、ゲート駆動回路自身が有する電圧クランプ機能に頼るため、クランプ電圧以下にアンバランスを改善することはできず、場合によってはスイッチング素子が過電圧状態となる恐れがある。
【0007】
また、このようにライトガイドを直接分配する方式は、主回路の自己消弧形半導体スイッチング素子の直列数が変化した場合、光分配回路の変更が必要となると共に低圧側制御回路のLED光度を調整しなければならない煩雑さがあった。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ライトガイドとしての光ファイバの本数を削減し、素子の特性ばらつきによる電圧アンバランスを更に低減すると共に、直列数の増加変更を容易に行なうことが可能な駆動回路を有する自励式電力変換装置及びそのゲートタイミング調整方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明である自励式電力変換装置は、同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記各々のゲート駆動回路用に分配して再び光信号に変換する光分配回路と、前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドとを具備し、前記各々のゲート駆動回路は、前記パルス信号を受光して第2の電気信号に変換し、このオンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を介して前記複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子を夫々駆動することを特徴としている。
【0010】
また、本発明の第2の発明である自励式電力変換装置は、同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記各々のゲート駆動回路用に分配して再び光信号に変換する光分配回路と、前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドとを具備し、前記光分配回路は、前記分配された第1の電気信号のオンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を有することを特徴としている。
【0011】
更に、本発明の第3の発明である自励式電力変換装置のゲートタイミング調整方法は、同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記複数個のゲート駆動回路用に各々分配し、夫々オンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を介して再び光信号に変換する光分配回路と、前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドとを具備した自励式電力変換装置において、高電位側筐体に配置された前記光分配回路を低電位側に移動し、前記ライトガイドを調整用のライトガイドに変更接続し、必要な制御電源を接続して前記光分配回路を作動させ、前記タイミング調整手段を調整するようにしたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、光ファイバの本数を削減し、素子の特性ばらつきによる電圧アンバランスを更に低減すると共に、直列数の増加変更を容易に行なうことが可能な駆動回路を有する自励式電力変換装置及びそのゲートタイミング調整方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施例1に係る自励式電力変換装置の回路構成図。
【図2】本発明の実施例1に係る自励式電力変換装置の光/電気/光による光分配回路の電源構成図。
【図3】本発明の実施例2に係る自励式電力変換装置の回路構成図。
【図4】本発明の実施例2に係る自励式電力変換装置における電圧アンバランスの初期調整時の状態を示す回路構成図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【実施例1】
【0015】
以下、本発明の実施例1に係る自励式電力変換装置を図1及び図2を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施例1に係る自励式電力変換装置の回路構成図である。図1において、高電位側筐体1には、n個の直列接続されたスイッチング素子11〜1n、ゲート駆動回路21〜2n、光分配回路91、ライトガイド41〜4nが収納されている。スイッチング素子11〜1nはIGBTなどの自己消弧形半導体スイッチング素子であり、同時スイッチングすべく直列接続されている。そしてこれらのスイッチング素子を用いて自励式電力変換装置の電力変換器の主回路アームを構成する。尚、同時スイッチングすべく直列接続された他のスイッチング素子、主回路アームについては、これらの図示を省略している。また、光分配回路91がゲート駆動回路21内に図示されているが、これは後述するようにライトガイド41〜4n等の配線を最短とするため、ゲート駆動回路21の基板に光分配回路91の基板を密着させて配置していることを意味している。
【0017】
スイッチング素子11〜1nのゲート信号用として、図示しない基準ゲート信号発生部から与えられるオンオフ信号Pon/Poffを発光ダイオード50によって光変換したパルス信号をライトガイド4によって絶縁しながら光分配回路91に与えている。すなわち、発光ダイオード50及びライトガイド4は光伝送手段を構成している。そして光分配回路91から各々のゲート駆動回路21〜2nに対し夫々ライトガイド41〜4nを介して光変換したパルス信号を供給する。
【0018】
光分配回路91は、ライトガイド4から与えられる光信号を光受信器30によって受信して電気信号に変換し、電気バッファ回路71〜7nによって電気信号を分配し、夫々光送信器51〜5nによって電気光変換して光信号を出力する。すなわち光分配回路91は光/電気/光による分配回路を構成している。
【0019】
光送信器51〜5nから出力される光信号は、夫々ライトガイド41〜4nを介してゲート駆動回路21〜2nの光受信器31〜3nに与えられる。光受信器31〜3nによって電気信号に変換されたパルス信号は、夫々タイミング調整器61〜6nを介して増幅部81〜8nに伝達する。そして、増幅部81〜8nはスイッチング素子11〜1nを夫々駆動する。
【0020】
図2は、実施例1に係る自励式電力変換装置の光/電気/光による光分配回路の電源構成図である。光/電気/光による光分配回路91の制御電源は直流電圧VCCからDC/DCコンバータ91Sを介して得るようにしている。一方、ゲート駆動回路21の制御電源は直流電圧VDDからDC/DCコンバータ21Sを介して得ている。そして図示したようにこれらの制御電源をVin1として共通化している。これにより光分配回路91の制御電源の電位固定が行われ、その結果電気バッファ回路71〜7nは安定して動作することが可能となる。
【0021】
尚、ゲート駆動回路21のDC/DCコンバータ21Sはスイッチング素子11が故障して過電流状態となって出力低下しても、光/電気/光による光分配回路91の電源入力が停止してしまわないように過電流(Over Current:以下OC)による制御電源の出力停止機能を付加しておくことが望ましい。ただし、スイッチング素子の直列接続体が所謂素子冗長を持たない構成の場合には、スイッチング素子の直列接続体は1つの素子の故障時に全ての素子がコレクタ過電圧となってしまうので、このOCによる停止機能を付加する意味は薄い。
【0022】
タイミング調整器61〜6nは、スイッチング素子11〜1nの夫々の特性ばらつきによるオンオフの時間差を補正するために設けられている。タイミング調整器61〜6nを調整することによってスイッチング素子11〜1n間のスイッチングの時間差による特定の素子への過電圧印加が防止される。尚、タイミング調整器61〜6nの調整でカバーし切れない微妙な電圧アンバランスについては、図示しない最小の個別スナバ回路を設けることによってこれを極小にすることができる。このタイミング調整器61〜6nは、ディレイ要素で構成することが容易に可能で、例えば、抵抗/コンデンサで形成したフィルタの抵抗を可変抵抗にするなどしてタイミング調整が可能となる。
【0023】
前述した回路がすべて正論理とすれば、基準ゲート信号がPonのときにスイッチング素子はオン動作、Poffのときにスイッチング素子はオフ動作を行うことができる。
【0024】
ゲート駆動回路21〜2nを各々1枚の基板に実装し、光分配回路91の基板をゲート駆動回路21〜2nの何れかの基板の孫基板として密着実装することによって、ゲート駆動回路基板間の配線を最短化することが可能となる。また、光分配回路91の基板を孫基板化する/しないに拘らず、ゲート駆動回路21〜2nをコネクタを準備するだけの共通化されたものとすることが可能となる。
【0025】
上記作用により、長距離にわたる光ファイバの本数を低減することが可能となる。また、光/電気/光による光分配回路の電位を、高電位側であるスイッチング素子のゲート駆動回路の制御電源の電位に固定することによって、光分配回路の電気信号の電位安定を図ることができる。また、従来のライトガイドを直接分配する方式では、スイッチング素子の直列数が変化した場合、光分配回路の変更と共に低圧側制御回路のLED光度を調整しなければならない煩雑さがあったが、この実施例1では電気バッファ回路71〜7nを設けて再度増幅する構成としているので、直列数増加のための光送信器の増設等が容易に可能となる。
【実施例2】
【0026】
以下、本発明の実施例2に係る自励式電力変換装置を図3及び図4を参照して説明する。
【0027】
図3は本発明の実施例2に係る自励式電力変換装置の回路構成図である。この実施例2の各部について、図1の本発明の実施例1に係る自励式電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、ゲート駆動回路21〜2nの光受信器31〜3nの出力側に夫々設けられていたタイミング調整器61〜6nを、光分配回路91の電気バッファ回路71〜7nの出力側に夫々設けるように構成した点である。
【0028】
実施例1の場合と同様に、電気回路であるタイミング調整手段61〜6nはディレイ要素で構成することが容易に可能であり、例えば、抵抗/コンデンサで形成したフィルタの抵抗を可変抵抗にするなどしてタイミング調整が可能となる。
【0029】
図4は、本発明の実施例2に係る自励式電力変換装置における電圧アンバランスの初期調整時の状態を示す回路構成図である。ここで示したように、光/電気/光による光分配回路91を高電位側筐体1から分離して低電位側に移動し、電源Vin2を接続して光分配回路91を作動させ、ライトガイド41〜4nを試験用のライトガイドに交換することによって直列接続されたスイッチング素子11〜1nのタイミング調整を低圧側で実施することができる。
【0030】
上記作用により、高電位側筐体1内に印加される高圧電圧をタイミング調整を行う度に遮断する必要がなくなり、容易な調整が可能となる。低圧側での調整段階で十分に調整された光/電気/光による光分配回路91をゲート駆動回路21に接続し直すことにより、実施例1で述べた効果と同様の効果が得られることとなる。
【0031】
尚、実施例1及び実施例2においては、タイミング調整器61〜6nによってタイミングを十分に調整すれば、図示しない最小のスナバ回路で電圧アンバランスを極小とすることが可能であると記載しているが、電圧検出抵抗を設けることにより各スイッチング素子のコレクタ電圧を検出し、過電圧が発生したとき、ゲート電圧を制御してターンオフ時の過電圧を一定レベルにクランプする手段を設けることにより更に電圧アンバランスの改善を図ることも可能となる。
【符号の説明】
【0032】
1…高電位側筐体
11〜1n…スイッチング素子
21〜2n…ゲート駆動回路
30〜3n…受光素子
4、41〜4n…ライトガイド(光ファイバ)
50〜5n…発光ダイオード
61〜6n…タイミング調整回路
71〜7n…電気バッファ回路
81〜8n…電圧増幅部
91…光分配回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、
前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、
前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記各々のゲート駆動回路用に分配して再び光信号に変換する光分配回路と、
前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドと
を具備し、
前記各々のゲート駆動回路は、
前記パルス信号を受光して第2の電気信号に変換し、このオンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を介して前記複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子を夫々駆動することを特徴とする自励式電力変換装置。
【請求項2】
同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、
前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記各々のゲート駆動回路用に分配して再び光信号に変換する光分配回路と、
前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドと
を具備し、
前記光分配回路は、
前記分配された第1の電気信号のオンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を有することを特徴とする自励式電力変換装置。
【請求項3】
前記光分配回路の制御電源と何れかの前記ゲート駆動回路の制御電源を共通として前記第1の電気信号の電位を固定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記戴の自励式電力変換装置。
【請求項4】
前記光分配回路を1枚の基板に実装すると共に、前記ゲート駆動回路の何れかを1枚の基板に実装し、両者の基板を密着して配置するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記戴の自励式電力変換装置。
【請求項5】
同時スイッチングすべく直列接続された複数個の自己消弧形半導体スイッチング素子と、前記各々の自己消弧形半導体スイッチング素子を駆動するための複数個のゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に与える基準ゲート信号であるオンオフ信号を遠隔から光によって絶縁して供給する光伝送手段と、
前記光伝送手段によって伝送されたオンオフ信号を受光して第1の電気信号に変換し、この第1の電気信号を前記複数個のゲート駆動回路用に各々分配し、夫々オンオフタイミングを調整するタイミング調整手段を介して再び光信号に変換する光分配回路と、
前記光分配回路の各々の出力であるパルス信号を前記複数個のゲート駆動回路に夫々供給するライトガイドと
を具備した自励式電力変換装置において、
高電位側筐体に配置された前記光分配回路を低電位側に移動し、前記ライトガイドを調整用のライトガイドに変更接続し、必要な制御電源を接続して前記光分配回路を作動させ、前記タイミング調整手段を調整するようにしたことを特徴とする自励式電力変換装置のゲートタイミング調整方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−66984(P2011−66984A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−214170(P2009−214170)
【出願日】平成21年9月16日(2009.9.16)
【出願人】(501137636)東芝三菱電機産業システム株式会社 (904)
【Fターム(参考)】