説明

苗移植機

【課題】コンパクトな機体構成を確保した上で、線引マーカを使用する植付走行に際して、操作性に優れる予備苗載台を必要な方向に任意に回動して苗集合体を容易に取出し操作することが可能な苗移植機を提供する。
【解決手段】苗移植機は、前後配置の操縦席(13)および植付装置(4)と、回動可能な予備苗載台(15)と、機体前部の線引ポジション(P1)と待機ポジション(P2)を切替え可能な線引マーカ(16)とを備えて構成され、上記予備苗載台(15)の縦軸(52)は、互いに異なる位置の支軸(53a)により回動可能な張出アーム(53)を介して機体に支持し、この張出アーム(53)の回動範囲は、予備苗載台(15)の360度の回動領域が待機ポジション(P2)にある線引マーカ(16)と干渉する収納位置(A)から、干渉のない展開位置(B)までをカバーするものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、片面操作用の回動型予備苗載台と左右の線引マーカとを備えた苗移植機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、操縦席と植付装置とを前後に配置し、片面操作用の回動型予備苗載台と左右の機体外側部の線引マーカとを備えた苗移植機が知られている。その片面操作用の回動型予備苗載台は、圃場端等における苗集合体の積込みおよび植付装置の苗補給の際に必要な方向に回動して大量搭載した苗集合体の操作性を確保することができる。また、線引マーカは、隣接行程に順次植付け走行する往復植付け作業において、その未植付け側に延びだして線引きする線引ポジションと、既植付け側で引起こし姿勢に保持する待機ポジションとを切替え可能に、さらに、コンパクトな機体格納のための収納ポジションに移動可能に構成される。
【特許文献1】特開平7−132003号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記予備苗載台は、大量の苗集合体の搭載とともに機体のコンパクトな格納のために機体前端部に配置され、また、既植付け側における線引マーカは、操縦席の前側の操縦者の視野内の線引きポジションから待機ポジションに引き起こして保持され、そのマーカーアームが近接配置の予備苗載台に干渉して予備苗載台その回動範囲が制限を受けることから苗補給操作の障害となる。この場合に予備苗載台と線引マーカとを離間配置することは機体の大型化を招き、また、線引マーカを片側ずつ収納ポジションに移動するには、線引マーカの構成の複雑化を招くこととなる。
【0004】
解決しようとする問題点は、操縦席と植付装置とを前後に配置し、機体前部に左右の線引マーカと予備苗載台とを備えた苗移植機において、コンパクトな機体格納を確保した上で、線引マーカを使用する植付走行に際して、簡易な構成により予備苗載台の苗集合体の操作性を確保することが可能な苗移植機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、圃場走行可能な機体に設けた機体操縦用の操縦席と、その後方で苗株の植付をする植付装置と、この植付装置に補給するべき苗集合体を搭載して縦軸周りに360度を回動可能に軸支した片面操作型の予備苗載台と、機体からその側方に倒伏して上記操縦席の前側範囲で隣接の走行行程の指標となる線を事前に牽く線引ポジションから切替えて待機ポジションに引き起こし可能な線引マーカとを備えた苗移植機において、上記予備苗載台の縦軸は、互いに異なる位置の支軸により回動可能な張出アームを介して機体に支持し、この張出アームの回動範囲は、予備苗載台の360度の回動領域が待機ポジションにある線引マーカと干渉する収納位置から、干渉のない展開位置までをカバーすることを特徴とする。
【0006】
上記構成の苗移植機は、操作性に優れて苗集合体のコンパクトな搭載が可能な片面操作の予備苗載台を備え、植付け走行する際は、機体の未植付け側で線引動作する線引ポジションの線引マーカが操縦席の前側範囲の操縦者の前方視界内となり、反対の既植付け側で待機ポジションにある線引マーカが予備苗載台と近接しても、張出アームを回動して収納位置から展開位置まで予備苗載台を移動することにより、引起姿勢の線引マーカとの干渉の無い360度の回動範囲が確保される。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記植付装置は、機体後部の昇降リンクを介して苗植付けのための下降位置からその上方前寄りに待避する上昇位置まで前上がりの傾斜動線に沿って昇降可能に支持し、この上昇位置にある植付装置の近傍に上記待機ポジションから線引マーカを後方回動により収納するための収納ポジションを設け、この収納ポジションでは、上記線引マーカの先端部に軸支したマーカ体が植付装置の昇降動作領域から外れるとともに、平面視で上昇位置にある植付装置と重複する位置に収納することを特徴とする。
上記線引マーカは、その収納ポジションにおいて、植付装置が傾斜動線に沿って昇降動作しても干渉を生じることがなく、上昇位置にある植付装置と平面視で重複する位置にマーカ体が収納される。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の苗移植機は、引起姿勢のマーカアームと近接する予備苗載台は、その収納位置から展開位置まで張出アームを回動することにより、引起姿勢のマーカアームの干渉の無い360度の回動範囲が確保される。
したがって、上記苗移植機は、線引マーカを使用する植付走行に際して、予備苗載台を必要な方向に任意に回動して苗集合体を容易に取出し操作することができることから、操縦席と植付装置とを前後に配置し、機体前部に左右の線引マーカと予備苗載台とを備えてコンパクトな機体格納を確保した上で、簡易な構成によって予備苗載台の苗集合体の操作性を確保することが可能となる
【0009】
請求項2の苗移植機は、請求項1の効果に加え、上記線引マーカは、その収納ポジションにおいて、上昇位置にある植付装置と平面視で重複するとともに、植付装置が傾斜動線に沿って昇降動作しても干渉を生じないことから、収納のためのスペースによる機体の長手方向寸法の増加が抑えられ、機体全長の短縮化とともに、植付装置への苗補給の動作線が短縮されて作業性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の適用例として、図1の側面図および図2の平面図に示す苗移植機は、8条植えの苗移植機であって、操向駆動可能な左右一対の前輪6,6と左右一対の駆動後輪7,7を備えた機体の後側に、上下のリンクで構成されてその後端部にローリング調節部を備える昇降リンク装置3を介してポット式植付装置4が昇降可能に装着され、このポット式植付装置4の下方に設けたフロート5の前方に整地ロータ8を設ける。
【0011】
整地ロータ8は、昇降リンク装置3の後端部に取付け、その後方に離れた位置に、昇降リンク装置3からその上下のリンクの延長線上に延びる上下のフレームによる延長フレーム9を介してポット式植付装置4を支持する。そのほかに機体の前側には前輪6,6を操向操舵するステアリングハンドル12、操縦席13、予備苗載台15、線引きマーカ16等を備え、操縦席13の後方に施肥装置17を装備する。
【0012】
ポット式植付装置4は、8条植えの構成例であり、機体後部の昇降リンク3を介して苗植付けのための下降位置Dからその上方前寄りに待避する不図示の上昇位置Uまで傾斜動線に沿って昇降可能に支持する。可撓性を有する苗トレイに格子状配列の多数の育苗ポットを形成してそれぞれに苗を1株づつ収容して苗箱に保持した態様で取扱うために、隣接する2条づつで共用の後下がりに傾斜した上下2段のポット苗箱導入部30,30…が左右並列に4組設けられ、これら各組のポット苗箱導入部30,30…の後端部には、苗箱主搬送路31,31…が接続されて苗箱を移送する搬送部を形成する。
【0013】
各苗箱主搬送路31は、上下2段のポット苗箱導入部30,30から順に1個づつ供給される苗箱を前半は下向きに搬送し、途中から円弧に沿って搬送方向を徐々に変え、後半は上向きに搬送する側面視略U字状に形成され、この苗箱主搬送路31の終端部に接続して、苗取出位置で苗を取り出された後の空の苗箱を複数個上下に重ねた状態で収容することのできる空箱収容部38が設けられている。苗箱主搬送路31には、ポット苗箱導入部30にある苗箱を送り出す供給ローラによる苗箱供給装置が備えられ、載置されている苗箱はポット苗箱導入部30,30の底面の空転ローラにより傾斜に沿って自重で後方に滑り落ちる。
【0014】
また、各苗箱主搬送路31の下端に位置する苗取出位置には、搬送中の苗箱からポット横一列分づつ苗を取り出す苗取出機構、取り出された苗を下側前方に弧を描くような軌跡でもって搬送する苗搬送機構、該苗搬送機構から苗を抜き出す苗抜き機構、該苗抜き機構によって抜き出される横1列分の半分づつ左右両側に横送りする苗横送り機構、該苗横送り機構によって供給される苗を取って圃場に植え付ける苗植付機構等からなる植付部32が設けられ、さらに、植付部32には駆動ケースや植付伝動フレームが一体に構成され、苗載台支持フレームを介して上下2段のポット苗箱導入部30を支持している。
【0015】
線引きマーカ16は、機体側方に倒伏可能なマーカアーム16aと、その先端に軸支されて回転マーキングが可能なホイールによるマーカ体16bと、内設のモータによりマーカアーム16aを引き起こす作動ユニット16cとから構成され、マーカアーム16aを側方倒伏してマーカ体16bを接地することにより線引動作する不図示の線引ポジションP1と、マーカアーム16aを引き起こしてマーカ体16bを上位保持する待機ポジションP2とを昇降リンク3の昇降動作と連動して作動ユニット16cにより左右交互に切替え可能に構成される。この線引きマーカ16を回動フレーム16dによって後方回動可能に機体に軸支し、機体側方の待機ポジションP2から後方に回動して収納ポジションP3に移動可能に構成される。
【0016】
(予備苗載台)
予備苗載台15は、操作側を正面としてその正面図(a)および側面図(b)を図3に示すように、植付装置に補給するべき苗箱を4枚重ねにした苗集合体Pを正面から出し入れ可能に、横3連、上下2段に搭載する片面操作型の苗枠51を構成し、その下部に縦軸52を突設し、この縦軸52によって360度を回動可能に軸支するとともに、機体に軸支した張出アーム53により2つの位置の間を移動可能に支持する。
【0017】
張出アーム53の回動による第1の位置は、機体前部の収納位置Aとし、第2の位置は縦軸52についての360度の回動領域が線引きマーカ16の待機ポジションP2において引起姿勢のマーカアーム16aから外れる展開位置Bとして支軸53aを設ける。張出アーム53の2つの軸位置、すなわち、縦軸52および支軸53aの位置には8分周位置に切欠を形成したリング状の位置決め部材54,54を設け、苗枠51の下部に設けた両側操作で系脱可能なロックアーム55と、張出アーム53の下方にペダル操作で系脱可能なロックアーム56を設けることにより、苗枠51と張出アーム53のそれぞれの回動方向を選択保持可能に構成する。
【0018】
上記ように予備苗載台15を構成し、その張出アーム53を回動して予備苗載台15を展開位置Bに移動することにより、苗集合体Pの積み込みに際しては、予備苗載台15を圃場端の畦側に向けて地上側から苗集合体Pの積み込み作業をすることができ、また、苗植付け作業走行においては、線引きマーカ16が待機ポジションP2にある既植付け側であっても、予備苗載台15を後側の植付装置4に向けて操縦席13またはその近傍から作業者が予備苗載台15の苗集合体Pを取出して後側の植付装置4のポット苗箱導入部30,30…に補給することができる。
【0019】
予備苗載台15のロック機構については、その構成例を図4に示すように、苗枠51のロックアーム55と張出アーム53のロックアーム56とをワイヤ57で連結することにより、苗枠51のロックアーム55を倒してロックを外すとワイヤ57が引かれて張出アーム53のロックアーム56が外れ、ワンタッチで操作が可能となる。また、ワイヤ57の引き代の設定により、苗枠51のみを回動することができる。
【0020】
(線引きマーカの収納ポジション)
線引きマーカ16の収納ポジションP3については、上昇位置Uに至る植付装置4と干渉しない位置で平面視で重複する範囲に設ける。具体的には、機体後部の昇降リンク3を介して植付装置4を昇降可能に支持し、その昇降経路が、苗植付けのための下降位置Dからその上方前寄りに待避する上昇位置Uまで前上がりの傾斜動線に沿って昇降可能に構成し、この上昇位置Uにある植付装置4に対してその上下2段のポット苗箱導入部30,30の間で昇降動作領域から外れるとともに、平面視で重複する位置に線引マーカ16のマーカ体16bが位置するように収納ポジションP3を設ける。
【0021】
上記のようにスペースを有効に活用して線引マーカ16の収納ポジションP3を設けることにより、収納のためのスペースによる機体の長手方向寸法の増加が抑えられ、機体全長の短縮化とともに、植付装置への苗補給の動作線が短縮されて作業性を向上することができる。
【0022】
(植付装置の苗箱搬送)
植付装置4の苗箱搬送機構は、図5の搬送路の断面図に示すように、苗箱主搬送路31内に1枚目の苗箱Pが無い場合に限り、ポット苗箱導入部30,30から搬送される苗箱の速度が上がらないように搬送速度を制御する。その制御構成は、図6のシステム構成図に示すように、苗箱検知スイッチ61の信号により、無段変速機の変速レバー62をソレノイド63によって操作することにより、搬送経路の落差による落下ショックで苗が抜ける事態を回避することができる。また、自動供給のゴムローラは、図6の形状図に示すように、ホールド力に方向性を持たせることにより、苗箱主搬送路31内での苗箱Pの滑り落ちを確実に抑えるとともに、逆方向に戻し易くして苗箱Pの抜き出しを容易にすることができる。
【0023】
(植付装置のローリング制御)
植付装置のローリング制御は、6条植え構成の例について説明すると、図8(a)の検出位置の側面図に示すように、苗箱主搬送路31の4箇所の苗箱検出スイッチSW1〜SW4を使用し、図8(b)の展開図に示すように、左右の植付装置L、Rの検出信号L1〜L4,R1〜R4により、左右でSW1〜SW4を多く検出している方を引き上げるようにオートローリングの補正を行う。具体的には、ローリング制御例を図9に示すように、左の植付装置Lの検出信号L1〜L4のONの数と、右の植付装置Rの検出信号R1〜R4のONの数をカウントし、対比することによって左右でどちらを引き上げるかを決定する。
【0024】
(植付装置のクリーニング手段)
植付装置に着いた泥を落とすために、クリーニング用苗箱71の要部拡大図を図10(a)に示すように、格子状に配列したポット72…の間を横に連結するリブ73を設ける。リブ73は内側にぎりぎりまで延ばし、各ポット72の底74に細いスリットSを大きくY字状に形成、かつ、各ポット72の拡大断面図を図10(b)に示すように、その開口部にスリットT入りの薄膜75を張ることにより、穴を極力塞いで内部に水を貯め、搬送経路の各部を水洗い可能に構成する。
【0025】
(前車輪)
苗移植機の前車輪6は、機体前部の拡大側面図を図11に示すように、その各スポーク6aに運転席から目視可能な目印Mをホイールと異なる色等によって形成することにより、前輪回転位置で移動距離を把握できることから、圃場で旋回する際の後進動作において一定の後進距離で旋回できるので、Zターン時の植付け開始位置を容易に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】苗移植機の側面図
【図2】図1の苗移植機の平面図
【図3】予備苗載台の正面図(a)および側面図(b)
【図4】予備苗載台のロック機構の構成例
【図5】植付装置の搬送路の断面図
【図6】搬送制御のシステム構成図
【図7】ゴムローラの形状図
【図8】検出位置の側面図(a)と6条構成の展開図(b)
【図9】ローリング制御の例
【図10】クリーニング用苗箱の要部拡大図(a)とポットの拡大断面図(b)
【図11】機体前部の拡大側面図
【符号の説明】
【0027】
3 昇降リンク装置
4 ポット式植付装置
13 操縦席
15 予備苗載台
16 線引きマーカ
16a マーカアーム
16b マーカ体
51 苗枠
52 縦軸
53 張出アーム
53a 支軸
54 位置決め部材
55 ロックアーム
56 ロックアーム
57 ワイヤ
A 収納位置
B 展開位置
D 下降位置
P 苗集合体(苗箱)
P1 線引ポジション
P2 待機ポジション
P3 収納ポジション
U 上昇位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圃場走行可能な機体に設けた機体操縦用の操縦席(13)と、その後方で苗株の植付をする植付装置(4)と、この植付装置(4)に補給するべき苗集合体を搭載して縦軸(52)周りに360度を回動可能に軸支した片面操作型の予備苗載台(15)と、機体からその側方に倒伏して上記操縦席(13)の前側範囲で隣接の走行行程の指標となる線を事前に牽く線引ポジション(P1)から切替えて待機ポジション(P2)に引き起こし可能な線引マーカ(16)とを備えた苗移植機において、
上記予備苗載台(15)の縦軸(52)は、互いに異なる位置の支軸(53a)により回動可能な張出アーム(53)を介して機体に支持し、この張出アーム(53)の回動範囲は、予備苗載台(15)の360度の回動領域が待機ポジション(P2)にある線引マーカ(16)と干渉する収納位置(A)から、干渉のない展開位置(B)までをカバーすることを特徴とする苗移植機。
【請求項2】
前記植付装置(4)は、機体後部の昇降リンク(3)を介して苗植付けのための下降位置(D)からその上方前寄りに待避する上昇位置(U)まで前上がりの傾斜動線に沿って昇降可能に支持し、この上昇位置(U)にある植付装置(4)の近傍に上記待機ポジション(P2)から線引マーカ(16)を後方回動により収納するための収納ポジション(P3)を設け、この収納ポジション(P3)では、上記線引マーカ(16)の先端部に軸支したマーカ体(16b)が植付装置(4)の昇降動作領域から外れるとともに、平面視で上昇位置(U)にある植付装置(4)と重複する位置に収納することを特徴とする請求項1記載の苗移植機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2010−154764(P2010−154764A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−333500(P2008−333500)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】