説明

薄地織物

【課題】従来の技術で得られるスポーツ衣料用あるいはふとん側地用織物より、軽量、薄地でありながら十分な引裂き強度を得ることができ、なめらかでやわらかい織物を提供する。
【解決手段】合成繊維マルチフィラメントで構成される織物であって、合成繊維マルチフィラメントの繊度が15〜40dtex、織物の目付けが15〜60g/m2 、引裂き強度が8〜20Nであり、シリコン系の樹脂加工を施した薄地織物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スポーツ用衣料、ふとん側地、または中袋用織物に用いる薄地織物に関する。更に詳しくは、軽量、薄地でありながら、引裂き強度に優れた薄地織物、およびそれを用いた、スポーツ用衣料、ふとん側地、または中袋用織物に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、スポーツ用衣料用織物は、動きやすさの観点から軽量、薄地でありながら引裂き強度に優れることが望まれてきた。また、ふとんカバーやふとん中袋などふとん側地用途には、睡眠時の負荷やふとんの上げ下ろしの負荷を低減するため、あるいは寝袋用途に用いる為に軽量、薄地であり、かつ、引裂き強度を保持することが望まれてきた。しかし、織物を構成する糸の繊度を小さくし、織物を軽量、薄地にした場合には、引裂き強度も低下し、実用に支障をきたすという問題点があった。特にスポーツ用衣料の中でもダウンジャケット用生地や羽毛ふとん側地、ふとん中袋の場合には軽量、薄地化に加えてダウンプルーフ性が要求されるが、ダウンプルーフ性を満足するためには織物を緻密な構造にする必要があり、織物が硬くなるという問題点もあった。
特許文献1には、繊度が25dtex以下で詰め綿の側地として用いられ、樹脂加工が施されていない織物が開示されているが、25dtex以下の糸を使用した織物では、樹脂加工がされていない場合は、特許文献1に記載のようにポリアミド繊維を用いて織物にした場合は、8N以上にすることが可能であるが、特許文献1に開示されていない、例えば、ポリエステル繊維を用いた場合には織物の引裂き強度を8N以上にすることは困難であるという問題があった。
【0003】
【特許文献1】特許第3797486号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、軽量、薄地でありながら、引裂き強度に優れたスポーツ用衣料、あるいはふとん側地または中袋用織物を提供するものであり、特に、ポリエステル系繊維において、細い糸を用いて織物を作成した場合に、引裂き強度が小さいという問題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、上記の課題を解決する上で、シリコン系樹脂による樹脂加工することで薄地軽量織物においても十分な引裂き強度を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りのものである。
(1)合成繊維マルチフィラメントで構成される織物であって、合成繊維マルチフィラメントの繊度が15〜40dtex、織物の目付けが15〜60g/m2 、引裂き強度が8〜20Nであり、シリコン系樹脂で樹脂加工が施されていることをを施した薄地織物。
(2)織物の通気度が0.3〜1.5cc/cm2 ・secであることを特徴とする上記(1)に記載の薄地織物。
(3)織物のカバーファクターが1300〜2000であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の薄地織物。
(4)シリコン系樹脂が、変性シリコン樹脂と界面活性剤とのエマルジョンからなることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の薄地織物。
(5)前記シリコン系の樹脂の付着量が織物に対して、0.1〜10wt%であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の薄地織物。
(6)合成繊維マルチフィラメントが、ポリエステル系繊維またはポリアミド系繊維であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の薄地織物。
(7)織物がリップストップタフタ組織であることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の薄地織物。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の薄地織物をスポーツ用衣料、ふとん側地、中袋用織物に用いることを特徴とする薄地織物。
【発明の効果】
【0006】
本発明の薄地織物は、軽量、薄地でありながら、引裂き強度に優れ、やわらかく、すべりがよく、通気度が小さくダウンプルーフ性にも優れる薄地の織物であり、スポーツ用衣料、ふとん側地、または中袋用織物に好適である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の薄地織物は、合成繊維マルチフィラメントで構成される。合成繊維の素材は特に限定されず、ポリエステル系繊維が好ましく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートあるいはそれらの共重合体であるポリエステル系繊維が挙げられる。また、ナイロン6、66、610、612或いはその共重合体またはブレンド物であるポリアミド系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維等も好適に用いられる。
本発明においては、特に40dtex以下の糸で織物にした場合に引裂き強度に劣るポリエステル系繊維、あるいは、20dtex以下のポリアミド系繊維等に特に有効である。
【0008】
本発明で用いるマルチフィラメントの単糸断面の形状は、特に限定されないが、異型度が2〜7の異型断面糸が好ましく、特に好ましくは異型度3以上の異型断面糸である。その形状はW型、V型、T型、扁平八葉型、ドッグボーン型、団子型である異型糸やその中空糸が好ましい。ここでいう異型度は後述する単糸繊維の断面の長径(最も長い部分の径)/短径(長径と垂直方向の径)より算出したものである。
異型度が2〜7であると、断面の長手方向を基調として、規則性を持って、単糸同士が集積しやすく、特にW型断面、V型断面繊維においては、織物にした場合には、所謂レンガ積み構造に配置され、最蜜充填に似た構造を呈し、そのため、単糸糸と単糸との間隙が小さくなり、通気性を低減させることができる。また、扁平形状単糸を用いると,糸による曲げ応力の低減効果の為、風合いがやわらかい織物となる。
また、異型度が2〜7の繊維のうち、W断面、V断面、めがね型断面等、異型断面繊維が溝、すなわち単糸断面に凹部を有する形状の場合、織物としての吸汗速乾性にも優れるため、汗をかいてもさらっとした衣料用織物或いはふとん側地となり、特に好ましい。
【0009】
本発明の合成繊維マルチフィラメントの繊度は15〜40dtex、好ましくは15〜30dtexである。40dtexを超えると糸が太く、織物にした場合に厚く、硬くなり本発明の目的を達することができない。15dtexより小さい場合には本発明の樹脂加工を施してもポリエステル系繊維を用いた場合には引裂き強度を8N以上にすることは困難である。また、本発明の織物の目付けは15〜60g/m2 であり、より好ましくは15〜40g/m2 である。織物をスポーツ衣料やふとん側地、特に羽毛ふとんの側地として使用した際に軽量感を感じる為には目付がこの範囲にある必要がある。15g/m2 未満の場合には本発明の樹脂加工を施しても現状の繊維を用いた場合には引裂き強度を8N以上にすることは困難である。この目付を具現するために先述のマルチフィラメントの繊度は15〜40dtex以下とする必要がある。ただし、織物の軽量薄地感と引裂き強度とを両立させるために5〜20%程度の混率で40〜60dtexの糸を用いることは非常に好ましい。
マルチフィラメントの単糸繊度は特に限定されないが、通気性を低減し、やわらかい風合いにするために、単糸繊度は小さいほうが望ましく、0.5〜1.5dtexが特に好ましい。
【0010】
本発明の特徴は、目付けが15〜60g/m2 と軽量薄地でありながら、引裂き強度が8〜20Nであることにある。織物がスポーツ衣料やふとん側地等の実用に耐えるために引裂き強度は8〜20N程度必要であり、8N未満では使用中に破れるおそれがある。また、20Nを超えることは本発明の細い糸を用いた薄地織物では困難であり、実用上も必要ない。
軽量薄地でありながら引裂き強度を8〜20Nにするためには、本発明の薄地織物はシリコン系樹脂による樹脂加工が施されていることを特徴としている。シリコン系樹脂の樹脂加工を薄地織物に加工することにより織物の引裂き強度が格段に向上することを見出し、本発明を完成した。シリコン系樹脂の樹脂加工剤はシリコンを含む樹脂であれば特に限定されないが、特に耐久性と加工性の観点から変性シリコン樹脂と界面活性剤とのエマルジョンが望ましい。変性シリコンの具体例としては、日華化学(株)製のニッカシリコンDM−100E、京浜化学(株)製のシリコランEC、パラジンMB、明成化学(株)製のハイソフターKR−50、クラリアントジャパンのSolusoft WAなどが挙げられるがそれらに限定されるものではない。界面活性剤はシリコン樹脂のイオン性を考慮して適宜選定すればよい。
【0011】
シリコン系樹脂を薄地織物に樹脂加工することにより引裂き強度が向上する理由としては、シリコン系樹脂の樹脂加工により糸のすべり性が向上することに起因している。一般に、織物の引裂きは、引裂かれる点に応力が集中すると比較的小さい応力で引き裂かれてしまうが、シリコン系の樹脂加工により糸が滑ることにより引裂かれる点における応力が分散され、結果として、引裂き強度を高めることができ、従来、細い糸では引裂き強度が上がらなかったポリエステル系繊維を用いた織物においても引裂き強度を8N以上とすることが可能になる。
シリコン系樹脂の付与量は、生地に対し、0.1〜10wt%が好ましい。特に0.5〜3wt%が目よれ等の欠点が起こり難く好ましい。付着量がこの範囲であると、樹脂なしに比較して、引裂き強度が10〜50%増加する。
【0012】
樹脂加工の方法は特に限定されないが、染色後にDIP−NIP法で加工する方法、吸尽法で加工する方法、コーティング剤中に混ぜて加工するなどの方法が好適に用いられる。乾燥温度も通常の織物の仕上げ温度で特に問題はない。
シリコン系樹脂の樹脂加工を施すことで、引裂き強度向上効果に加えて、風合いをなめらか且つやわらかくする効果も同時に達成できる。この効果によりスポーツ衣料やふとん側地として用いた場合にがさがさ感がなく、肌触りが良好となる。
本発明の織物において、ダウンジャケットや羽毛ふとんの側地に用いる場合、ダウンプルーフ性を満足させる為、通気度が0.3〜1.5cc/cm2 ・secであることが好ましい。軽量でかつ通気度を0.3〜1.5cc/cm2 ・secにするには、細い糸で緻密にする必要があるが、この場合に引裂き強度を高め、風合いをやわらかくする観点から上述のシリコン系樹脂の樹脂加工が非常に好ましい。また、上述のように構成する合成繊維マルチフィラメントの異型度を2〜7にし、レンガ積み構造にすることは通気度の低減に有効である。さらに必要に応じて熱カレンダー加工を施すことが可能である。カレンダーによる目潰し効果も通気度低減に有効であり、ポリエステルを使用した織物の場合、160℃〜180℃でカレンダー加工することが通気度低減の上で好ましい。
【0013】
本発明の織物のカバーファクターは、1300〜2000であることが好ましく、より好ましくは1500〜1800である。カバーファクターをこの範囲に設定することで通気性の低減効果に優れた織物とすることができる。ここでいうカバーファクターは、経緯それぞれ繊度(dtex)の平方根に密度(本/インチ)を掛け合わせ、経と緯の和で求めることができる。
本発明の織物の織り組織は特に限定されず、平織りの他、綾組織、朱子組織等任意の組織を用いることができ、これらの組織では、シリコン系樹脂での樹脂加工による引裂き強力の向上効果は、10〜20%である。
【0014】
また、織物生地としての、引裂き強力を上げるためリップストップタフタなどが特に好適に用いられる。特に、リップストップタフタの場合は、織組織の特異性とシリコン系樹脂の作用が、互いに相乗効果を発揮し、樹脂なしの生地に対し、30〜50%もの大幅な引裂強度の向上がみられる。リップストップタフタ組織の場合には、経糸又は横糸に、糸が2〜3本、多重で配列されているため、シリコン樹脂での滑り効果が顕著に生じやすくなるため、この様な優れた効果を生じたものと思われる。
また使用する織機も特に制限は無く、ウォータージェットルーム織機やエアージェットルーム織機、レピア織機を使用することができる。製織後の織物は常法に従って精錬、リラックス、プレセット、染色し、必要に応じて撥水処理やコーティング加工、カレンダー加工等の後加工を付与することができる。
こうして得られた織物は、従来のスポーツ用衣料あるいはふとん側地用織物よりも軽量でかつ引裂き強度が大きく、風合いもなめらかでやわらかいという特徴が有する。さらに通気性を小さくすることが可能であり、ダウンプルーフ性を併せ持つことができる。
【実施例】
【0015】
本発明を実施例などに基づいて更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例などにより何ら限定されるものではない。
実施例で用いた、評価の測定方法は以下の通りである。
(1)目付け
JIS−L−1096;8.4.2 織物の標準状態における単位面積当たりの質量、に記載の方法より求めた。
(2)引裂き強度
JIS−L−1096:8.15.5 D法(ベンジュラム法)により測定した。単位はNである。
(3)通気度
JIS−L−1096;8.27.1 A法(フラジール法)により測定した。単位はcc/cm2 ・secである。
(4)異型度
織物の断面写真を撮影し、その断面写真からから織物を構成する単糸繊維の断面の長径(最も長い部分の径)/短径(長径と垂直方向の径)より算出した。
(5)生地の風合い(やわらかさ)
5名の官能評価(1:硬い、2:やや硬い、3:どちらともいえない、4:やややわらかい、5:やわらかい)の平均とした。
【0016】
[実施例1]
24デシテックス18フィラメントのW断面を有する異型度3.8のポリエステルフィラメントを経、緯糸に用いた平織物を、ウォータージェットルーム織機にて製織した。得られた織物を、常法に従って精練、プレセットした後、液流染色機にて染色、乾燥した後、変性シリコン樹脂として日華化学(株)製のニッカシリコンDM−100Eを1%とアニオン系の界面活性剤0.5%とのエマルジョンをDIP−NIP法で加工し、140℃で乾燥させた後、160℃の熱カレンダー加工を施した。シリコン樹脂の付着量は0.8wt%であった。
得られた織物の特性は表1に示す通り、織物の繊度は、経糸25dtex,緯糸25dtexであり、厚みは0.03mm、目付けは38g/m2 であり、引裂き強度は、タテが8N、ヨコが8.3Nであり、比較例1のシリコン系樹脂なしに比べて、タテが18%、ヨコで14%引裂き強力が向上した。
また、この織物の経糸の断面を観察すると、W型の単糸が交互に充填され、レンガ積み構造を呈しており、通気性は0.7cc/cm2 ・secであった。生地の風合いは良好であり、この織物を、ダウンジャケットに用いると軽く薄くやわらかく、強度も十分であった。
【0017】
[実施例2]
織り組織を格子間隔が経緯それぞれ3mmのリップストップタフタとした他は、実施例1と同様の方法で製織し、樹脂加工を行った。
得られた織物の特性は表1に示す通り、織物の繊度は、経糸25dtex,横糸25dtexであり、厚みは0.04mm、目付けは、39g/m2 であり、引裂き強度は、タテが10.2N、ヨコが10.5Nであり、シリコン系樹脂なしの比較例2に対して、タテが45%、ヨコが35%と大幅な引裂強度の向上が見られた。
生地の風合いは良好であり、織物をダウンジャケットに用いると軽く薄くやわらかく、強度も十分であった。
大幅な引裂強度の向上は、リップストップタフタ組織の場合には、経糸又は横糸に、糸が2〜3本、多重で配列されているため、シリコン樹脂での滑り効果が顕著に生じやすくなるため、この様な優れた効果を生じたものと思われる。
【0018】
[実施例3]
18デシテックス12フィラメントで丸断面を有するナイロン66高強力糸を用い、ツイル組織で製織し、染色工程のあとシリコン系樹脂加工(シリコン系樹脂1%)を行い乾燥後カレンダー加工を行った。得られた織物の特性は表1に示す通り、織物の繊度は、経糸20dtex,横糸20dtexであり、厚みは0.03mm、目付けは、25g/mであり、引裂き強度は、タテが8N,ヨコが8.5Nであり、比較例3のシリコン樹脂なしに比べて、タテが13%、ヨコで10%引裂き強力が向上した。織物をダウンジャケットに用いると軽く薄くやわらかく、強度も十分であった。
【0019】
[比較例1]
実施例1と同様の織物を製織し、染色後、シリコン系樹脂による樹脂加工を行わずに、カレンダー加工を行った。得られた織物の目付けは、37g/m2 であったが、引裂き強度は8Nに満たなかった。また風合いもがさがさ感があった。
[比較例2]
実施例2と同様の織物を製織し、染色後、シリコン系樹脂による樹脂加工を行わずに、カレンダー加工を行った。得られた織物の目付けは、38g/m2 であったが、引裂き強度は8Nに満たなかった。また風合いもがさがさ感があった。
[比較例3]
実施例3と同様の織物を製織し、染色後、シリコン系樹脂による樹脂加工を行わずに、カレンダー加工を行った。得られた織物の目付けは、24g/m2 であったが、引裂き強度は8Nに満たなかった。また風合いもがさがさ感があった。
【0020】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明の織物は軽量薄地かつ引裂き強度に優れた織物であり、スポーツ用衣料、ふとん側地、中袋に好適に用いられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成繊維マルチフィラメントで構成される織物であって、合成繊維マルチフィラメントの繊度が15〜40dtex、該織物の目付けが15〜60g/m2 、引裂き強度が8〜20Nであり、シリコン系樹脂で樹脂加工が施されていることを特徴とする薄地織物。
【請求項2】
織物の通気度が0.3〜1.5cc/cm2 ・secであることを特徴とする請求項1に記載の薄地織物。
【請求項3】
織物のカバーファクターが1300〜2000であることを特徴とする請求項1または2に記載の薄地織物。
【請求項4】
シリコン系樹脂が、変性シリコン樹脂と界面活性剤とのエマルジョンからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薄地織物。
【請求項5】
前記シリコン系の樹脂の付着量が織物に対して、0.1〜10wt%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薄地織物。
【請求項6】
合成繊維マルチフィラメントが、ポリエステル系繊維またはポリアミド系繊維であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の薄地織物。
【請求項7】
織物がリップストップタフタ組織であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の薄地織物。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれかに記載の薄地織物をスポーツ用衣料、ふとん側地、中袋用織物に用いることを特徴とする薄地織物。

【公開番号】特開2008−101295(P2008−101295A)
【公開日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−284511(P2006−284511)
【出願日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【出願人】(303046303)旭化成せんい株式会社 (548)
【Fターム(参考)】