説明

血行増進器具“チョット押してよ”

【課題】 身体の一箇所でも病むことは、社会生活上、闘病生活においても大変苦痛を伴うことである。特に高齢者に見られる、頚椎、脊髄、膝蓋骨の、変形、慢性病は完全治癒の望みなく、苦痛との戦いである。それお少しでも痛みを和らげ快適な人生を送れるようにするのが目的である。
【解決手段】 身体を仰向けに寝て、痛む部位に本発明器具を当て、作動させることにより、回転する温熱を帯びたローラが頚椎、脊髄の狭まった間隔を整え血行増進させ、骨を取り巻く神経を回転ローラの温熱、突起物による指圧効果に因り、爽快感を与え、病める人々に光明を与える。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,身体の背面部の首部,腰部、膝部に使用する為、弓状の丸みを帯びた盤上を赤外線温熱を帯びた丸棒が往復運動することにより、頚椎,脊髄、膝蓋骨の老化による変形、磨耗による血行不良を、背骨の間隔をローラが回転することによりズレを整え、血行増進を図る。丸棒には頚椎、脊髄を中心に両方にやや固めの突起物をつけ、背骨の周りの神経を刺激し、赤外線温熱効果によって痛みを和らげる器具である。
【0002】
【従来の技術】従来の器具は、揉む、叩く、引っぱる、ベットや椅子によるローラによる患部を刺激する器具は多いが、等間隔に並んでいなければならないはずの骨のズレを整えてくれるる器具はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人は高齢化するに従い、肩懲り,腰痛、膝痛と骨の老化による変形磨耗、潤滑油となるゼラチン質の欠損など現代医学と言えども完治出来ない痛みに襲われてくる。専門家にして、この種の痛みは、運動により患部の血行を良好にするか,お風呂に入り暖めるか、炎症を和らげる貼薬を用いるかしか治療法が無いと言う。肩凝りは,重い頭部を常に支えている事により骨と骨の間隔が狭くなることにより血行不良を起こすことがほとんどである。腰部、膝部でも、体重を常に支えていることから同じことが言える。持ち運び自由な携帯パソコンくらいの大きさの本発明器具を、仰向けに寝て患部にあてがい、狭くなった骨と骨の間に刺激を与え、間隔を広めることにより血行不良を改善させる。回転する丸棒に赤外線温熱を加え、頚椎、脊髄、を中心に両方にやや固めの突起物をつけることにより、痛む神経を和らげる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明器具は、容易に使用できて、身体が仰向けに寝た体型で静かに丸棒が骨と骨の間隔を押し広げることにより、血行増進を図り他人の手を借りなく、いつでも使えるし,場所を選ばない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。身体を仰向けに寝た状態で、苦痛を感じる部位に器具を置く。器具本体は弓上にゆるい弧を描いており、アーチ上を赤外線温熱を帯びた丸棒が回転しながら頚椎,脊髄、膝蓋骨の上を往復運動する。首部の骨がすでに変形しており慢性肩凝り症状と診断されたが、治療の方法は現代医学と言えども無いとの宣告を受けた私であるが、ビール壜を頚椎に当て仰向けになっていると肩の荷物が落ちていったような感じで爽快になった。本発明の基本である。
【0006】
【発明の効果】高齢化してゆく社会を生きてゆくためには頭痛,肩凝り、腰痛、膝痛などと、背中合わせに生きてゆかねばならない。痛みのほとんどの原因が骨の変形、から来る肩凝り、筋肉痛であリ血行不良によるものである。頚椎、脊髄、膝蓋骨等の老化は現代医学では、再生の利かない部位である。本発明は、仰向けにな痛みを感じるところに器具を置き、骨の間隔を整えることにより血行不良を改善する。身近に置いて,好きな時に、他人の手を借りないで,苦痛を和らげ、身体に爽快感を与え、症状を改善してくれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断面図
【図2】 伝導構造図
【図3】 本発明器の使用図
【符号の説明】
A電動モーター
Bモータの回転で往復運動させる円盤
C円盤からの往復運動を動作するローラ
Dローラが往復するレールの役目
E赤外線温熱作用を施した回転ローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】弓状に弧を帯びた盤上を、赤外線温熱を加えた、軟質の丸棒が回転しながら往復運動し、血行不良を改善する器具に関するものである。

【公開番号】特開2003−339815(P2003−339815A)
【公開日】平成15年12月2日(2003.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2002−191260(P2002−191260)
【出願日】平成14年5月27日(2002.5.27)
【出願人】(599048111)
【Fターム(参考)】