説明

表示処理装置、表示処理方法およびプログラム

【課題】視聴に関連するユーザの操作に沿って、多種多様のコンテンツからユーザにとって関心のあるコンテンツを簡単に検索する。
【解決手段】一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15等の表示画面から、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツの選択操作を受付ける選択部101と、コンテンツ内容の類似性に基づいて、他のコンテンツのキーコンテンツに対する関連度を算出する関連度算出部104と、キーコンテンツおよび他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成する表示情報生成部105と、選択部101による選択操作を受付けた場合に、キーコンテンツの表示情報の位置から、関連度の高い順に、他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示する表示制御部106を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示処理装置、表示処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、AV機器のコンテンツ(映像音声データ)保存能力の拡大や機器内に留まらない機器間又はネットワーク上に存在するコンテンツとのシームレス性の拡大などにより、ユーザがアクセス可能なコンテンツ数は急速に増加してきている。そして、このようなコンテンツを選択視聴するための受信装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような受信装置においては、ユーザが視聴を所望するコンテンツを簡単に検索できる仕組みが望まれている。
【0004】
そこで、上記特許文献1の情報処理装置では、録画番組またはオンエアを視聴中のコンテンツまたは番組表閲覧中の指定番組を基点番組として番組情報が検索され、関連度の強い順にコンテンツが一覧表示される技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−357184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、TV(Tele Vision)機能付きPC(Personal Computer)やAV機器等において、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体に保存されたコンテンツや、ネットワーク上のコンテンツ等から関連性のあるコンテンツを検索する場合、コンテンツは膨大に存在し、さらに、コンテンツの種類も多岐にわたるため、検索の基点となるキーコンテンツを決定する際に労力を要するという課題がある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視聴に関連するユーザの操作に沿って、多種多様のコンテンツからユーザにとって関心のあるコンテンツを簡単に検索することができる表示処理装置、表示処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の表示処理装置は、複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示する表示手段と、前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択する選択手段と、前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出する関連度算出手段と、前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の表示処理方法は、表示処理装置で実行される表示処理方法であって、前記表示処理装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、表示手段が、複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示するステップと、選択手段が、前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択するステップと、関連度算出手段が、前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出するステップと、表示情報生成手段が、前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成するステップと、表示制御手段が、前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示するステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示する表示手段と、前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択する選択手段と、前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出する関連度算出手段と、前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示する表示制御手段と、して機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、視聴に関連するユーザの操作に沿って、多種多様のコンテンツからユーザにとって関心のあるコンテンツを簡単に検索することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、本実施の形態にかかる表示処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、TV番組をコンテンツとした場合におけるメタデータの一例を示す説明図である。
【図3】図3は、一覧表示画面の一例を示す模式図である。
【図4】図4は、検索画面の一例を示す模式図である。
【図5】図5は、番組表示画面の一例を示す模式図である。
【図6】図6は、録画受付画面の一例を示す模式図である。
【図7】図7は、詳細表示画面の一例を示す模式図である。
【図8】図8は、選択メニューの一例を示す模式図である。
【図9−1】図9−1は、表示情報の一例を示す図である。
【図9−2】図9−2は、表示情報の一例を示す図である。
【図10−1】図10−1は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図10−2】図10−2は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図11】図11は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図12】図12は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図13】図13は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図14】図14は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【図15】図15は、キーコンテンツの表示情報と他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報の一例を示す図である。
【図16】図16は、詳細表示画面の一例を示す模式図である。
【図17】図17は、表示情報の表示処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示処理装置、表示処理方法およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明にかかる表示処理装置をテレビジョン(Television:TV)を備えたパーソナルコンピュータ(PC)に適用した例を示すが、これに限定されることなく、表示装置などにおいて映像等を表示できるものであれば、本発明を適用することができる。本実施の形態の表示処理装置は、ユーザが複数のコンテンツから検索のキーとなるキーコンテンツおよびそのキーコンテンツに関連するコンテンツの検索を行う場合、ユーザにより当該キーコンテンツが選択されると、そのキーコンテンツとともにキーコンテンツに関連する複数のコンテンツを表示するものである。
【0014】
まず、表示処理装置100の機能構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示処理装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示処理装置100は、電子番組表記憶部150と、録画番組記憶部160と、表示装置170と、放送受信部108と、IPTV(Internet Protocol TeleVision)接続部180とを備えており、IPTVサーバ200とネットワークを介して接続されている。また、表示処理装置100は、ASICやCPU等の処理装置、表示処理装置100の動作を制御する所定のプログラムが格納されたROMや当該処理装置のワーク領域となるRAM等の記憶装置を備えており(何れも図示せず)、当該処理装置と記憶装置に格納されたプログラムとの協働により、電子番組表記憶部150、録画番組記憶部160、データ記憶部190、選択部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107、画面生成部109の各機能部を実現する。
【0015】
IPTVサーバ200は、IPを利用してテレビ番組や映画などの映像を配信するサービスを提供するサーバであり、表示処理装置100からの要求により、当該映像等のコンテンツ、該コンテンツのメタデータを配信する。
【0016】
IPTV接続部180は、表示処理装置100とIPTVサーバ200とを接続するインターフェースである。
【0017】
電子番組表記憶部150は、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)を管理・配信している外部サーバ、またはTV放送から取得した電子番組表を記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。具体的には、インターネットなどのネットワーク網に接続されたサービス提供者のサーバ装置から、通信部(不図示)を介してTV、CATV、CS放送、BS放送などの電子番組表を取得、又はTV放送により放送された電子番組表を、アンテナやケーブル(不図示)を介して受信し、取得又は受信した電子番組表を記憶している。ここで、電子番組表には、現在から未来のある時点(例えば、1週間後)までに放送される番組に関する情報が含まれているものとする。なお、電子番組表記憶部150に記憶された番組に関する情報は、定期的に更新されるものであり、その際、既に格納されている情報であっても更新される場合もある。
【0018】
録画番組記憶部160は、映像等のコンテンツを記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。例えば、表示処理装置100がHDDを備えたTVである場合は、録画番組記憶部160は、TV番組等を録画した映像のコンテンツを記憶することになる。また、DVD(Digital Versatile Disk)の映像や、ビデオカメラで撮像した映像等をコンテンツとしてもよい。
【0019】
また、録画番組記憶部160は、コンテンツ毎に当該コンテンツに関するメタデータを関連付けて記憶している。ここで「メタデータ」とは、各コンテンツに固有の特性を示した情報群であって、各コンテンツのタイトルや放送日時等が含まれる。例えば、コンテンツがTV番組の場合には、TV番組のタイトル、チャンネルや放送日時、出演者、番組内容、ジャンル等の情報(番組情報)がメタデータとなり、コンテンツとともこのメタデータが提供され、録画番組記憶部160に記憶される。
【0020】
図2は、TV番組をコンテンツとした場合におけるメタデータの一例を示す説明図である。図2に示すメタデータは、TV番組を録画したコンテンツに関する情報であり、TV番組のタイトル「お昼のコメディーショー」、チャンネル「○×放送」、放送日時「2008年8月1日 12:00〜12:40」、出演者「○○△、□□××」、番組内容「今旬の〜世界にいざなう」、ジャンル「お笑い」などの情報が記憶されている。
【0021】
なお、上記では、メタデータが予め設定された状態で提供される態様を説明したが、これに限定されることなく、リモートコントローラ(以下、リモコンという)90や、PCのキーボードなどの入力装置などを介してユーザから入力された情報をメタデータとして、コンテンツと関連付けて録画番組記憶部160に記憶する態様としてもよい。
【0022】
データ記憶部190は、画像データ、音楽データ等の多種類のファイル全般およびそのメタデータを記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。例えば、表示処理装置100がTVを備えたPCである場合は、ネットワークを介して接続されたサーバから受信したファイルや、DVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体を介して保存したデータや、その他アプリケーションによって作成または編集されたファイル全般を記憶することになる。これらのファイルのメタデータとしては、ファイル名、サイズ、ファイル作成日時、ファイル属性、ファイル作成者等が含まれる。
【0023】
表示装置170は、文字や画像を表示する液晶画面(LCD)などであり、受信したTV番組などのコンテンツや記憶されているコンテンツ、電子番組表などを表示するものである。また、表示装置170は、ユーザがコンテンツの検索を行うために、後述する表示情報生成部105により生成されたコンテンツの内容を表わす表示情報を表示する(図9−1、9−2参照)。
【0024】
放送受信部108は、TV放送により放送された映像のコンテンツ(TV番組)を、アンテナやケーブル(不図示)を介して受信するものである。
【0025】
映像再生部107は、ユーザが再生を所望する映像のコンテンツ、すなわち放送受信部108により受信したTV番組などのコンテンツ、IPTV接続部180を介してIPTVサーバ200から取得した映像のコンテンツ、または録画番組記憶部160に記憶されている映像のコンテンツを取得して、取得したコンテンツをデコード(再生)して表示制御部106に送出するものである。
【0026】
画面生成部109は、複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示装置170に表示するための情報を生成する。ここで、コンテンツ一覧画面には、一覧表示画面11(図3参照)、検索画面12(図4参照)、番組表示画面13(図5参照)等が含まれ、さらに、詳細は後述するが、一覧情報の表示画面も含まれる。
【0027】
具体的には、画面生成部109は、一例として、録画番組記憶部160に記憶されたコンテンツおよびそのメタデータや、データ記憶部190に記憶保存されている画像データ、音楽データ等の多種類のファイル全般およびそのメタデータに基づいて、各コンテンツのタイトルや各ファイルのファイル名、代表画面(サムネイル)等を一覧表示する一覧表示画面11を、後述する表示制御部106の制御によって表示装置170に表示可能とした情報を生成する。一覧表示画面11は、図3に示すように、コンテンツ一覧31や、選択メニュー20a等を備えており、コンテンツ一覧31は、コンテンツのタイトルやファイルのファイル名、或いは各コンテンツまたは各ファイルのサムネイルを用いて、表示処理装置100内に保存されているコンテンツや、音楽ファイル、画像ファイル等その他の複数種類のファイルの一覧を表示するものである。また、選択メニュー20aは、コンテンツ等を対応するアプリケーションで再生するための「再生」、コンテンツ等を対応するアプリケーションで編集するための「編集」、コンテンツ等を削除するための「削除」等をメニューとして備えている。なお、選択メニュー20aでは、表示画面およびコンテンツの種別(属性)に応じてメニューとして提示される内容が変化する。尚、画面生成部109は、電子番組表記憶部150に記憶された電子番組表や、IPTVサーバ200から配信されるその他の情報に基づいて、一覧表示画面11を表示可能とした情報を生成するとしても良い。
【0028】
また、画面生成部109は、一例として、録画番組記憶部160に記憶されたコンテンツおよびそのメタデータや、データ記憶部190に記憶保存されている画像データ、音楽データ等の多種類のファイル全般およびそのメタデータに基づいて、ユーザが所望するコンテンツやファイルを検索して、さらに、検索の結果を一覧表示する検索画面12を、後述する表示制御部106の制御によって表示装置170に表示可能とした情報を生成する。検索画面12は、図4に示すように、検索結果一覧32や、選択メニュー20b等を備えており、検索結果一覧32は、ユーザがリモコン90やキーボードを操作することによって入力した検索キーワードに対して行われた検索の結果の一覧を、コンテンツのタイトルやファイル名等を用いて表示するものである。尚、画面生成部109は、電子番組表記憶部150に記憶された電子番組表や、IPTVサーバ200から配信されるその他の情報に基づいて、検索画面12を表示可能とした情報を生成するとしても良い。
【0029】
また、画面生成部109は、一例として、電子番組表記憶部150に記憶された電子番組表に基づいて、TV番組のタイトル、放送日時、チャンネル、番組内容等を一覧表示する番組表示画面13を、後述する表示制御部106の制御によって表示装置170に表示可能とした情報を生成する。番組表示画面13は、図5に示すように、電子番組表33や、選択メニュー20c等を備えている。
【0030】
また、画面生成部109は、コンテンツ一覧画面において選択されたコンテンツに関する別画面を表示装置170に表示するための情報を生成する。
【0031】
一例として、番組表示画面13から録画操作を受付けるために、別画面である録画受付画面15を表示する場合について説明する。図5に示すように、番組表示画面13において、コンテンツ400が選択された状態で、さらに、操作機器の「録画」ボタンが操作されたり、選択メニュー20cの「録画」23cが選択されたりすると、画面生成部109は、コンテンツ400の録画に関する操作を行う録画受付画面15を、後述する表示制御部106の制御によって表示装置170に表示可能とした情報を生成する。録画受付画面15では、図6に示すように、選択されたコンテンツ400のタイトルやチャンネル、放送日時等が示され、録画ボタン23eを操作することによって、コンテンツ400の録画が受付けられ、録画受付が完了した場合には「録画予約を受付けました」等のメッセージが表示される。選択メニュー20cは、さらに「類似コンテンツ探索」21eをメニューとして備えている。
【0032】
また、その他の例として、前述の一覧表示画面11(図3参照)、検索画面12(図4参照)、番組表示画面13(図5参照)から、別画面である詳細表示画面14を表示する場合について説明する。一覧表示画面11(図3参照)、検索画面12(図4参照)、番組表示画面13(図5参照)の選択メニュー20a、20b、20c(以降、特に限定しない場合は選択メニュー20と称する。)には、それぞれ「詳細表示」メニュー22a、22b、22c(以降、特に限定しない場合は「詳細表示」メニュー22と称する。)が備えられている。そして、操作機器の操作によって「詳細表示」メニュー22が選択されると、表示装置170には、後述する表示制御部106によって、図7に示す詳細表示画面14が表示される。或いは、操作機器に「詳細表示」ボタンを備えて、これを操作することにより詳細表示画面14が表示装置170に表示されるようにしても良い。
【0033】
ここで、詳細表示画面14とは、図7に示すように、コンテンツのタイトルやチャンネル、放送日時、出演者、番組内容、ジャンルなど、コンテンツに関連する詳細な情報が表示されるものである。また、詳細表示画面14は、そのコンテンツの状態に応じて、前画面を表示する「戻る」や、コンテンツを再生する「再生」、「録画」等のメニューを備えている。さらに、詳細表示画面14は、表示されているコンテンツをキーコンテンツとして関連するコンテンツの探索を開始するための「類似コンテンツ探索」21dをメニューとして備えている。
【0034】
選択部101は、選択手段として機能するものであり、操作機器が操作されたことを認識し、コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択する。また、選択部101は、操作機器が操作されたことを認識し、その操作を受付ける。ここで、操作機器としては、例えば、操作ボタンが設けられたリモコン90や、キーボード(不図示)、マウス等であり、リモコン90での操作は、操作ボタンの押下であり、キーボードでの操作はキーの操作であり、マウスでの操作はマウスの移動や操作ボタンの押下等である。
【0035】
具体的には、選択部101は、表示装置170に表示された、コンテンツおよびその他のファイルを一覧表示する一覧表示画面11に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。即ち、図3に示す一覧表示画面11において、操作機器の操作によってカーソルが移動されてコンテンツ400が選択された状態で、さらに、操作機器の「決定」ボタンまたは「探索開始」ボタンが操作されると、選択部101は、コンテンツ400を検索の中心(キー)となるコンテンツ(キーコンテンツ)として選択する。あるいは、選択部101は、操作機器の操作によってカーソルが移動されてコンテンツ400が選択された状態で、さらに、操作機器の操作によって、選択メニュー20aから「類似コンテンツ探索」が選択されると、コンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。
【0036】
また、選択部101は、表示装置170に表示された、ユーザがコンテンツおよびその他のファイルに関する検索を行った結果を一覧表示する検索画面12に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。即ち、図4に示すように、操作機器の操作によってカーソルが移動されてコンテンツ400が選択された状態で、さらに、操作機器の「決定」ボタンまたは「探索開始」ボタンが操作されると、選択部101は、コンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。或いは、選択部101は、操作機器の操作によって、選択メニュー20bから「類似コンテンツ探索」が選択されると、コンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。
【0037】
また、選択部101は、表示装置170に表示された、番組表示画面13に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。即ち、図5に示すように、操作機器の操作によってカーソルが移動されてコンテンツ400が選択された状態で、さらに、操作機器の「決定」ボタンまたは「探索開始」ボタンが操作されると、選択部101は、コンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。或いは、選択部101は、操作機器の操作によって、選択メニュー20cから「類似コンテンツ探索」が選択されると、コンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。
【0038】
また、選択部101は、表示装置170に表示された、コンテンツの録画に関する操作を受付ける録画受付画面15に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。すなわち、録画受付の前後に関わらず、選択メニュー20cから「類似コンテンツ探索」21eが選択されると、選択部101は、録画操作中であるコンテンツをキーコンテンツとして選択する。
【0039】
尚、選択部101は、録画受付画面15において、例えば録画予約時間が「19:00〜21:00」と連続的に設定されて、一度に複数のコンテンツの録画操作が行われた場合には、複数のコンテンツのうち、録画時間が最も長いコンテンツをキーコンテンツとして選択しても良いし、最初に放送が開始するコンテンツをキーコンテンツとして選択しても良いし、最後に放送が終了するコンテンツをキーコンテンツとして選択しても良い。
【0040】
さらに、選択部101は、表示装置170に表示された、コンテンツの詳細情報を表示した詳細表示画面14からに対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。即ち、図7に示すように、選択部101は、詳細表示画面14において、「類似コンテンツ探索」21dが選択された場合に、詳細表示されているコンテンツをキーコンテンツとして選択する。尚、詳細表示画面14が表示されている状態で、操作機器の「決定」ボタンまたは「探索開始」ボタンを操作することにより、詳細表示されているコンテンツをキーコンテンツとして選択するようにしても良い。
【0041】
なお、選択部101は、再生中のコンテンツをキーコンテンツとして選択してもよく、その場合には、ユーザがコンテンツの再生中に操作機器の「探索開始」ボタンを操作すること等によって、選択部101は、その再生中のコンテンツをキーコンテンツとして選択する。
【0042】
また、選択部101は、詳細は後述するが、表示装置170に表示された複数のコンテンツの表示情報が表示された一覧情報に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。
【0043】
なお、上述では、選択操作受付部101は、一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15において、コンテンツ400が選択された状態で、操作機器の「決定」ボタンまたは「探索」ボタンを操作したり、あるいは選択メニュー20aから「類似コンテンツ探索」が選択されることによって、キーコンテンツを選択したが、これに限定されるものではない。その他の例として、選択操作受付部101は、一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15において、コンテンツ400が選択された状態で、さらに、マウスの右クリックやリモコン90のメニュー表示ボタン等を操作することによって、図8に示すようなコンテクストメニュー(右クリックメニュー)40を表示させて、このコンテクストメニュー40から「類似コンテンツ探索」21fを選択することにより、キーコンテンツを選択するようにしてもよい。尚、コンテクストメニューでは、メニューとして提示する内容が状況に応じて変化する。
【0044】
メタデータ取得部103は、選択部101により、キーコンテンツが選択された場合、全てのコンテンツ(キーコンテンツおよびキーコンテンツ以外の他のコンテンツ)のメタデータを取得するものである。また、メタデータ取得部103は、画面生成部109が一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15の表示画面を作成するためのメタデータを取得する。具体的には、例えば、メタデータ取得部103は、コンテンツのメタデータを録画番組記憶部160から取得する。また、メタデータ取得部103は、その他のファイルのメタデータをデータ記憶部190から取得する。また、メタデータ取得部103は、IPTVサーバ200に対してコンテンツのメタデータを要求して、該メタデータを取得する。さらに、メタデータ取得部103は、電子番組表記憶部150に記憶されている電子番組表からコンテンツのメタデータを取得する。
【0045】
メタデータ検索部102は、選択部101により、キーコンテンツが選択された場合、メタデータ取得部103により取得したコンテンツのメタデータから、キーコンテンツのメタデータを検索し、検索したキーコンテンツのメタデータを関連度算出部104に送出する。さらに、メタデータ検索部102は、メタデータ取得部103により取得したキーコンテンツのメタデータから、関連度算出部104によりキーコンテンツとの関連度を算出する対象となる他のコンテンツのメタデータを検索し、検索した他のコンテンツのメタデータを関連度算出部104に送出する。
【0046】
また、メタデータ検索部102は、選択部101により、キーコンテンツが選択された場合、メタデータ取得部103により取得した全てのコンテンツのメタデータを、表示情報生成部105に送出する。
【0047】
関連度算出部104は、関連度算出手段として機能するものであり、メタデータ検索部102から送出された選択されたキーコンテンツのメタデータと他のコンテンツのメタデータに基づいて、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度を、メタデータに含まれる項目、例えば、タイトル、チャンネルごとに算出するものである。具体的に、関連度RMの算出は、下記式(1)を用いて算出する。
【0048】
【数1】

【0049】
上記式(1)において、Nはメタデータ取得部103で取得可能なメタデータの総数を意味している。また、キーコンテンツに対応するメタデータM11(n)、いずれかの他のコンテンツに対応するメタデータM21(n)の「(n)」は、メタデータ取得部103で取得されるn番目のメタデータを意味している。また、fan(M11(n)、M21(n))は、メタデータM11(n)とM21(n)との関連度をRMnとして返す関数であり、Wanは重みを示す値(n=1、・・・、N)である。
【0050】
ここでメタデータとして取得される情報は上述の通り多岐に渡るが、以下、説明を簡略化するため、メタデータは{録画日時、コンテンツのタイトル、チャンネル、ジャンル、出演者リスト}の5つの集合である(N=5)とし、これら5つのメタデータを先頭からn=1、2、・・・、5であるとして説明を進める。
【0051】
すると、キーコンテンツに対する他のコンテンツの関連度RMは、下記に示した5つの関連度RM1〜RM5の重み付き線形和に重み付けがなされたものとして表すことができる。
RM1=fa1(メタデータM11の録画日時、メタデータM21の録画日時)
RM2=fa2(メタデータM11のタイトル、メタデータM21のタイトル)
RM3=fa3(メタデータM11のチャンネル、メタデータM21のチャンネル)
RM4=fa4(メタデータM11のジャンル、メタデータM21のジャンル)
RM5=fa5(メタデータM11の出演者リスト、メタデータM21の出演者リスト)
【0052】
fa1は例えば、録画日時が近い程大きな値をとり、遠くなる程小さな値を取る関数である。具体的には、例えば、MO1/|rec_data(M11)−rec_data(M21)|等の関係式を用いることができる。ここで、rec_data(x)は、xの録画日時を一意の整数化する関数であり、ある基準日時を0として、そこからの経過秒数などに整数化する関数である。またMO1は任意の定数であり、|X|はXの大きさを示す関数であり、典型的には絶対値である。
【0053】
なお、ここでは、fa1(M11、M21)=g(rec_data(M11)−rec_data(M21))とした場合、g(x)=MO1/|X|という関数であるgを用いた例を示したが、これに限定されるものではない。L2ノルムなどを使用するようなg、例えば、g(x)=MO1/||x||のようなものであってもよい。この場合、||x||は、xを構成するそれぞれの要素の差の自乗合計の平方根をとったものとなる。
【0054】
また、g(x)は、シグモイド関数等を用いてもよいし、ガンマ関数等を用いてもよい。なお、上記ではメタデータM11とM21が近い時に大きな値をとるような例を示したが、これに限定されるものではない。逆に小さな値をとるように構成することとしてもよい。また、特定の条件の時に大きな値をとるような関数gを用いることもできる。
【0055】
fa2は例えば、メタデータM11とM21とのタイトル文字列に同様の文字列が多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。例えば、M11のタイトルが“あいうえお”、M21のタイトルが“かきうえこ”ならば、間の“うえ”の2文字が両者に含まれている。一方、“あいうえお”と“かきくけお”の場合は、1文字が両者に含まれているため、前者の方がfa2の値が大きくなる。なお、番組内容に含まれるキーワードにより関連度を判断する場合も、タイトルと同様に算出することが可能である。
【0056】
以上では単純に両者に含まれている文字数の比較による例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、先頭からの共通の文字数が多い方をより大きな値をとるようにする、であるとか、共通の文字が無くても、同様の概念を含むものならば共通と見なすとかといったような条件をさらに加えることとしてもよい。後者の例としては、例えば、“野球”と“ベースボール”を同様とみなし、これらがそれぞれに含まれている場合は、共通文字列が含まれていると見なすなどといったようなものである。
【0057】
また、メインの文字列が同じで、サブの文字列が異なる場合には、これらは共通のシリーズのコンテンツであることが多いため、このような場合には、よりfa2の値を大きくするなどといったこともあり得る。例えば、“あいうえお#2”と、“あいうえお#3”は、同じドラマコンテンツの異なる回であるとみなせるため、このような場合には、fa2の値を2倍するなどといったようなものである。なお、以上での説明はあくまでも一例であり、曖昧検索などの公知の技術を用いたり、正規表現による検索などの公知の技術を用いたりすることで、以上で説明したよりも高度な比較を行うことが可能となる。
【0058】
fa3は例えば、メタデータM11とM21とのチャンネルが同じ場合は大きな値をとるような関数である。単純には、チャンネルが同じ場合は、値MO2を、そうでない場合には値0をとる関数として実現できる。ここで、MO2は任意の定数である。さらに拡張して、同系列のチャンネルの場合には、別の値をとるようにしてもよい。例えば、同じ系列局の場合には、値MO3を返す関数とすることとしてもよい。また、同系列だが放送メディアが異なるような場合には、MO2/4を返す関数とすることとしてもよい。なお、以上で説明した態様はあくまでも一例であり、任意の関数を用いることが可能である。
【0059】
fa4は例えば、メタデータM11とM21とのジャンルが同じ場合は大きな値をとるような関数である。例えば、M11とM21とが双方とも「スポーツ」というジャンルの場合、値MO3を、そうでない場合には値0を取り、さらに、M21がM11のサブジャンルである場合、例えば、M11のジャンルが「スポーツ」、M21のジャンルが「野球」である場合には、MO3/2を取るような関数とすることとしてもよい。また、M11のジャンルとM21のジャンルが直接同じでなくとも双方の親となるジャンルが同じとなる場合、例えば、M11のジャンルが「野球」、M21のジャンルが「サッカー」の場合には、双方の親ジャンルは「スポーツ」で同じであるため、MO3/4を取るといった関数とすることとしてもよい。なお、以上で説明した態様はあくまでも一例であり、任意の関数を用いることが可能である。
【0060】
fa5はfa4と同様である。例えば、メタデータM11とM21との登場人物リストが夫々「WW、XX、YY」、「XX、YY、ZZ」の場合には、共通の登場人物は2人となるため、2×MO4を取り(ここでMO4は任意の定数値)、共通の登場人物が居ない場合には0を取るような関数を用いることができる。また、登場人物にはグループも含まれるため、ある登場人物KKがグループXXのメンバであった場合、「VV、WW、XX」、「KK、YY、ZZ」のようなメタデータM11、M21があったときに、M11にはグループXXが出演、すなわち、このメンバのKKも出演、M21にはグループXXは出演していないが、メンバであるKKは出演しているため、このような場合には、MO4/2を返すようにすることとしてもよい。
【0061】
同様に、登場グループや登場人物の関係が定義される場合、例えば、グループXXとグループYYは同じ所属事務所であるなどといったような場合には、MO4/4を返すといったようにも拡張することとしてもよい。この場合、人物とグループ間の関係又は各人物、グループの所属する所属事務所間の関係は、メタデータ内に定義されている態様としてもよいし、外部のサーバ(情報サイト)から取得する態様としてもよい。
【0062】
なお、以上では、登場人物リストに登場する人に対して関連度の区別をしない例を示したが、これに限定されるものではない。登場人物リストに出現する順番によって、さらに重み付けされる態様としてもよい。例えば、メタデータM11の1番目に出てくる人との比較の場合は算出した関連度はそのままとし、2番目ならば関連度を1/2、3番目なら1/3とするといったように出現する順番に応じて重み付けを変化させることとしてもよい。また、メタデータM11での順番とM21での順番を両方とも加味する態様としてもよい。例えば、メタデータM11の2番目の人物と、メタデータM21の3番目の人物とを比較する場合、メタデータM11の2番目ならば1/2、メタデータM21の3番目ならば1/3となるため、トータルの関連度を1/2×1/3=1/6とするようにしてもよい。また、メタデータとして、主演などの情報を用いて、主演者に対する関連度の重み付けを変えるようにしてもよい。例えば、主演の場合には算出した関連度を2倍するといったように重み付けを変化させることができる。
【0063】
表示情報生成部105は、表示情報生成手段として機能するものであり、メタデータ検索部102から送出されたキーコンテンツのメタデータおよび他のコンテンツのメタデータに基づいて、キーコンテンツおよび他のコンテンツの内容を表わす表示情報を生成するものである。具体的には、例えば、表示情報生成部105は、コンテンツが録画番組記憶部160に記憶された映像データのメタデータに基づいて、当該映像データの代表画像にタイトル等を付随させて、表示装置170に表示可能とした表示情報を生成する。また、例えば、表示情報生成部105は、コンテンツがIPTVサーバ200から取得した映像データのメタデータに基づいて、当該映像データの代表画像にタイトル等を付随させて、表示装置170に表示可能とした表示情報を生成する。また、例えば、表示情報生成部105は、電子番組表記憶部150に記憶された電子番組表に基づいて、TV番組のタイトル、放送日時、チャンネル、番組内容等を、表示装置170に表示可能とした表示情報を生成する。
【0064】
ここで、表示情報の詳細について説明する。図9−1、9−2は、コンテンツの内容を表わす表示情報の一例を示す図である。図9−1は、例えば、録画番組記憶部160に記憶された映像データのメタデータに基づいて生成されたキーコンテンツの表示情報C1である。同図に示すように、キーコンテンツの表示情報C1には、C1−1にそのコンテンツの代表画像が表示され、C1−2にそのコンテンツ(映像)のタイトル「L358△*6」が表示されている。また、図9−2は、例えば、電子番組表に基づいて生成されたキーコンテンツの表示情報C1である。同図に示すように、キーコンテンツの表示情報C1は、C1−3にチャンネルが表示され、C1−4にそのコンテンツ(映像)のタイトル「お昼のコメディーショー」、番組内容「今旬の〜世界にいざなう」が表示され、C1−5に放送日時が表示される。
【0065】
表示制御部106は、映像再生部107により送出されたコンテンツを表示装置170に再生表示したり、画面生成部109で生成された一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15等の表示画面を表示装置170に表示したりするものである。従って、画面生成部109と表示制御部106は、表示手段として機能するものである。
【0066】
また、表示制御部106は、上述したように選択部101がユーザからキーコンテンツの選択操作を受付けた場合に、ユーザがコンテンツの検索を行うための、キーコンテンツの表示情報とキーコンテンツに関連性を持つ他のコンテンツの表示情報とを一覧表示した一覧情報を表示する。
【0067】
一覧情報は、キーコンテンツの表示情報を所望の位置に配置するとともに、当該キーコンテンツの表示情報の位置を中心に同心形状に形成された複数の多角形上であって、リモコン90等の操作機器に備えられた操作ボタン、例えば十字キーの操作ボタンによる操作方向に沿う形状で、他のコンテンツの表示情報をそれぞれ配置したものである。また、一覧情報においては、他のコンテンツ表示情報は、中心から放射方向に向けて項目ごとに分別された所定領域に、中心近傍から関連度の高い順にそれぞれ配置される。また、一覧情報は、キーコンテンツの表示情報の表示サイズを最大とし、中心近傍から離れるに従って他のコンテンツの表示情報の表示サイズを小さくして表示される。この表示情報の表示動作の詳細について、図を参照して説明する。図10−1〜図14は、表示情報の表示動作の詳細に関する説明図である。
【0068】
まず、図10−1に示すように、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報C1を所望の位置に配置し、キーコンテンツの表示情報C1を中心にx軸正方向、x軸負方向、y軸正方向、y軸負方向の4軸(軸1〜4)を設定し、選択されたキーコンテンツのメタデータに含まれている項目のうち4つを各軸に割り当てて配置する。図2を参照すると、例えば、メタデータに含まれる項目として、TV番組(コンテンツ)の「タイトル」、出演者を示す「人物」、番組内容に含まれる検索を行う際の「キーワード」、TV番組の「ジャンル」が各軸に割り当てられる。この各軸に割り当てた項目は、ユーザがキーコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する際の指標として用いることができる。
【0069】
そして、表示制御部106は、図10−2に示すように、各項目を示す各軸をそれぞれ含む任意の角度、例えば軸を含む90度で、中心にあるキーコンテンツの表示情報C1から放射方向に向けて領域を分別することで、各軸を含む所定の表示領域(領域1〜4)を生成する。
【0070】
次に、表示制御部106は、図11に示すように、キーコンテンツの表示情報C1の位置を中心とした同心形状に形成された複数の8角形F1、F2…上であって、リモコン90に備えられた操作ボタンによる上下左右の操作方向に沿う形状で、他のコンテンツの表示情報を配置していく。つまり、表示制御部106は、8角形F1の頂点には、他のコンテンツの表示情報C11〜18までの8個の表示情報を配置する。また、表示制御部106は、8角形F2の頂点には、他のコンテンツの表示情報C21、23、25、27、29、31、33、35の8つの表示情報を配置し、それぞれの表示情報の間に、操作方向に沿うように他のコンテンツの表示情報C22、24、26、28、30、32、34、36の8個の表示情報を配置する。以下同様に、8角形の頂点に他のコンテンツの表示情報を8つ配置し、それぞれの表示情報の間にさらに他のコンテンツの表示情報を配置していく。このように他のコンテンツの表示情報を配置すると、いずれの表示情報から上下左右の操作がなされても、その操作方向に沿って、その表示情報以外の表示情報が配置されることになる。
【0071】
このとき、表示制御部106は、図12に示すように、他のコンテンツの表示情報を、キーコンテンツの表示情報C1が配置されている中心近傍から外側に向かって、キーコンテンツとの関連度の高い順に配置する。すなわち、表示制御部106は、図11で示すと、8角形F1上に、最もキーコンテンツとの関連度が高い他のコンテンツの表示情報を配置し、さらに、F2、F3…(不図示)上に、関連度の高い順に他のコンテンツの表示情報を配置していく。
【0072】
また、表示制御部106は、先に分別した表示領域の項目ごとに、キーコンテンツとの関連度が高い順に他のコンテンツの表示情報を配置していく。つまり、表示制御部106は、図13に示すように、境界線B1と境界線B4とで囲まれた領域1、境界線B1と境界線B2とで囲まれた領域2、境界線B2と境界線B3とで囲まれた領域3、および境界線B3と境界線B4とで囲まれた領域4に割り当てられた領域の項目ごとに、図13の表示情報上に示した数字の順番で他のコンテンツの表示情報を配置することで、項目ごとにキーコンテンツとの関連度が高い順に中心近傍から他のコンテンツの表示情報を配置できる。
【0073】
なお、表示情報C11、21、41は、領域1または領域2のいずれにも属することができる位置であるが、例えば、キーコンテンツに対する関連度が所定の閾値よりも高い他のコンテンツをより多く有する項目の領域に属するように設定できる。つまり、図13における表示情報C11、21、41は、領域1の項目より、領域2の項目の方が、所定の閾値より高い関連度を有する他のコンテンツをより多く存在するため、領域2に属している。また、表示情報C13、25、47、15、29、53、17、33、59についても同様である。
【0074】
なお、ここでは、各境界線付近に表示される表示情報を、キーコンテンツとの関連度の高さによりいずれの項目の領域に属するかを判断しているが、これに限定されることなく、例えば、キーコンテンツとの関連する他のコンテンツの総数が多い項目の領域に、各境界線付近に表示される表示情報を属するように構成してもよい。
【0075】
また、図14に示すように、表示制御部106は、キーコンテンツの表示情報の表示サイズを最大とし、中心近傍から離れるに従って他のコンテンツの表示情報の表示サイズを小さくして表示する。また、表示制御部106は、他のコンテンツの表示情報が複数の領域に属する場合、いずれか一つの領域に表示する。具体的には、表示制御部106は、他のコンテンツの表示情報が領域1、2の両領域に属する場合、キーコンテンツに対する関連度が最も高い項目の領域に表示する。
【0076】
表示制御部106は、このようにしてキーコンテンツの表示情報C1と他のコンテンツの表示情報C11〜を配置した一覧情報を生成し、生成した一覧情報を表示装置170に表示する。なお、表示情報の配置位置および表示サイズは、予め表示制御部106が記憶しており、キーコンテンツに対する関連度を算出した後に、他のコンテンツの表示情報を所定の表示サイズにして順番に配置していく。図15は、キーコンテンツの表示情報C1と他のコンテンツの表示情報C11〜を配置した一覧情報の一例を示す図である。図15の一覧情報では、上側に「タイトル」、右側に「人物」、下側に「キーワード」、左側に「ジャンル」の項目が表示されており、キーコンテンツの表示情報C1を中心位置として、他のコンテンツの表示情報が中心近傍から外側に向けて配置されている。
【0077】
また、本実施の形態では、上下左右の操作方向に沿う形状で他のコンテンツの表示情報を配置したため、例えば、検索中における注目コンテンツが表示情報C30であった場合に、リモコン90の操作ボタンやキーボードキーにより左右の指示操作を受け付けると、矢印Aのように注目コンテンツが変わっていく。また、検索中における注目コンテンツが表示情報C30であった場合に、リモコン90の操作ボタンやキーボードキーにより上下の指示操作を受け付けると、矢印Bのように注目コンテンツが変わっていく。また、例えば、注目コンテンツが表示情報C11であった場合に、指示操作を受け付けて右にカーソル1つ分移動すると、表示情報C36へ注目コンテンツが変わる。同じく、上にカーソル1つ分移動すると表示情報C22へ、左にカーソル1つ分移動すると表示情報C12へ、下にカーソル1つ分移動すると表示情報C18へ注目コンテンツが変わることになる。これにより、リモコン90の十字キーなどの操作ボタンやキーボードの十字キーなどからの指示操作が行いやすくなる。
【0078】
ここで、選択部101は、表示装置170に一覧情報が表示された表示画面に対する選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する。具体的には、例えば、選択部101は、操作機器の操作によって注目コンテンツが選択された状態で、さらに操作機器の「決定」ボタンまたは「探索開始」ボタンが操作されると、当該注目コンテンツをキーコンテンツとして選択する。或いは、選択部101は、操作機器の操作によって前述のように表示されたコンテクストメニュー40(図8参照)から「類似コンテンツ探索」が選択された場合に、選択されているコンテンツをキーコンテンツとして選択する。
【0079】
また、一覧情報の表示画面においても、前述した一覧表示画面12等と同様に、詳細表示画面14を表示させることができる。具体的には、図16に示すように、一覧情報の表示画面において、コンテンツ400が注目コンテンツとして選択された状態で、さらに、操作機器に備えられた「詳細表示」ボタン等が操作されると、表示制御部106によって表示装置170に詳細表示画面14が表示される。詳細表示画面14は、上述したように、表示されているコンテンツをキーコンテンツとして関連するコンテンツの探索を開始するための「類似コンテンツ探索」21dをメニューとして備えている。そして、選択部101は、詳細表示画面14において、この「類似コンテンツ探索」21dが選択された場合に、当該詳細表示画面14において表示されているコンテンツ400をキーコンテンツとして選択する。
【0080】
次に、以上のように構成された表示処理装置100による表示情報の表示処理について説明する。図17は、表示処理装置100による表示情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【0081】
まず、選択部101は、一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15、コンテンツ再生画面、一覧情報等の表示画面から、操作機器の選択操作に応じて、キーコンテンツを選択する(ステップ10:Yes)。操作機器からの選択操作を受付けない場合には、操作機器からキーコンテンツの選択操作を受付けるまで待機する(ステップS10:No)。選択操作を受け付けた場合(ステップS10:Yes)、メタデータ取得部103は、選択されたキーコンテンツのメタデータを取得する(ステップS11)。次に、メタデータ取得部103は、キーコンテンツ以外の他のコンテンツのメタデータを取得する(ステップS12)。
【0082】
そして、関連度算出部104により、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度を、メタデータに含まれる項目ごとに算出する(ステップS13)。そして、表示制御部106は、キーコンテンツに対する他のコンテンツ各々の関連度に応じて、キーコンテンツおよび他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を生成し(ステップS14)、生成した一覧情報を表示装置170に表示する(ステップS15)。
【0083】
尚、上述では、選択部101は、一覧表示画面11、検索画面12、番組表示画面13、詳細表示画面14、録画受付画面15、コンテンツ再生画面および一覧情報の表示画面から、操作機器の選択操作を受付けてキーコンテンツを選択するとしたが、これに限定されるものではない。その他の表示画面においても操作機器の選択操作を受付けて、キーコンテンツを選択するとしても良い。
【0084】
本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、視聴に関連するユーザの操作に沿って、複数の表示画面からキーコンテンツを選択することができるため、多種多様のコンテンツからユーザにとって関心のあるコンテンツを簡単に検索することができるという効果を奏する。
【0085】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、キーコンテンツの表示情報の位置から、関連度の高い順に、他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示するため、ユーザは、操作機器の簡単な操作により、膨大なコンテンツからキーコンテンツに関連するコンテンツを容易に検索できるという効果を奏する。
【0086】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、一覧表示画面からキーコンテンツを選択することができるため、表示処理装置100内に蓄積されている、即ちユーザがすでに興味を示したコンテンツを基点として類似コンテンツを簡単に検索することができるという効果を奏する。
【0087】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、ユーザが視聴を所望する番組タイトルや人物等をキーワードとして検索を行ってその検索結果からキーコンテンツを選択できるため、検索の基点となるキーコンテンツの候補を絞ることができ、多種多様のコンテンツからユーザにとって関心のあるコンテンツを簡易に検索できるという効果を奏する。また、検索結果からさらに関連コンテンツの探索を行うため、蓄積されたコンテンツやファイルのみならず、未視聴や未配信のコンテンツも容易に検索することが出来るという効果を奏する。
【0088】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、番組表閲覧中であっても、直ちにキーコンテンツの選択ができるため、興味が生じた時点で直ちに関連コンテンツの探索を開始できるという効果を奏する。
【0089】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、関連度に基づいて配置された一覧情報の表示画面から、ユーザの関心に最も近いコンテンツを基点として再検索をすることができるため、キーコンテンツを自在かつ容易に選択することができ、また、一覧情報では項目ごとに類似コンテンツが表示されるため、ユーザの興味のある項目に絞って検索ができるという効果を奏する。
【0090】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、コンテンツの詳細情報を確認する操作に沿ってキーコンテンツを選択することができるため、ユーザの関心が薄れないうちに円滑に類似コンテンツの探索を行うことができるという効果を奏する。
【0091】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、興味のあるコンテンツの録画操作に沿ってキーコンテンツを選択することができるため、番組表の閲覧および関連コンテンツの検索をユーザの興味の赴くまま自在に行うことができるという効果を奏する。
【0092】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のように、コンテンツの再生中であってもキーコンテンツの選択ができるため、興味が生じた時点で直ちに関連コンテンツの探索を開始できるという効果を奏する。
【0093】
また、本実施の形態の表示処理装置100は、上述のようにすることで、複数のコンテンツを一度に録画した場合にも、スムーズに関連コンテンツの検索を開始できるという効果を奏する。
【0094】
本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0095】
また、本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の表示処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0096】
また、本実施の形態の表示処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。本実施の形態の表示処理装置で実行される表示処理プログラムは、上述した各部(選択部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107、放送受信部108、画面生成部109)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から表示処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、選択部101、メタデータ検索部102、メタデータ取得部103、関連度算出部104、表示情報生成部105、表示制御部106、映像再生部107、放送受信部108、画面生成部109が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0097】
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
【符号の説明】
【0098】
90 リモコン
100 表示処理装置
101 選択部
102 メタデータ検索部
103 メタデータ取得部
104 関連度算出部
105 表示情報生成部
106 表示制御部
107 映像再生部
108 放送受信部
109 画面生成部
150 電子番組表記憶部
160 録画番組記憶部
170 表示装置
180 IPTV接続部
190 データ記憶部
200 IPTVサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示する表示手段と、
前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択する選択手段と、
前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出する関連度算出手段と、
前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成する表示情報生成手段と、
前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする表示処理装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記コンテンツ一覧画面において選択されたコンテンツに関する別画面を表示させ、
前記選択手段は、前記別画面に対する選択操作に応じて、前記キーコンテンツを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
【請求項3】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記コンテンツ一覧画面は、コンテンツおよびその他のファイルを一覧表示する一覧表示画面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
【請求項4】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記コンテンツ一覧画面は、ユーザがコンテンツおよびその他のファイルに関する検索を行った結果を一覧表示する検索画面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
【請求項5】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記コンテンツ一覧画面は、番組表を表示した番組表示画面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
【請求項6】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記コンテンツ一覧画面は、前記一覧情報を表示した表示画面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理装置。
【請求項7】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記別画面は、前記コンテンツ一覧画面において選択されたコンテンツの詳細情報を表示する詳細表示画面である、
ことを特徴とする請求項2に記載の表示処理装置。
【請求項8】
前記選択手段が前記選択操作を受付ける前記別画面は、前記コンテンツ一覧画面において選択されたコンテンツの録画に関する操作を受付ける録画受付画面である、
ことを特徴とする請求項2に記載の表示処理装置。
【請求項9】
前記選択手段は、前記録画受付画面において、一度に複数のコンテンツの録画操作が行われた場合、前記複数のコンテンツのうち、録画時間が最も長いコンテンツを、前記キーコンテンツとして選択する、
ことを特徴とする請求項8に記載の表示処理装置。
【請求項10】
前記選択手段は、前記録画受付画面において、一度に複数のコンテンツの録画操作が行われた場合、前記複数のコンテンツのうち、最初に放送が開始するコンテンツを、前記キーコンテンツとして選択する、
ことを特徴とする請求項8に記載の表示処理装置。
【請求項11】
前記選択手段は、前記録画受付画面において、一度に複数のコンテンツの録画操作が行われた場合、前記複数のコンテンツのうち、最後に放送が終了するコンテンツを、前記キーコンテンツとして選択する、
ことを特徴とする請求項8に記載の表示処理装置。
【請求項12】
表示処理装置で実行される表示処理方法であって、
前記表示処理装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、
表示手段が、複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示するステップと、
選択手段が、前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択するステップと、
関連度算出手段が、前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出するステップと、
表示情報生成手段が、前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成するステップと、
表示制御手段が、前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示するステップと、
を含むことを特徴とする表示処理方法。
【請求項13】
コンピュータを、
複数のコンテンツの一覧を表示したコンテンツ一覧画面を表示する表示手段と、
前記コンテンツ一覧画面に対する選択操作に応じて、検索キーとなるコンテンツであるキーコンテンツを選択する選択手段と、
前記キーコンテンツとは異なる種類を含む複数種類の他のコンテンツについて、コンテンツ内容の類似性に基づいて、前記キーコンテンツに対する関連度を算出する関連度算出手段と、
前記キーコンテンツおよび前記他のコンテンツの内容を表す表示情報を生成する表示情報生成手段と、
前記選択手段による選択操作を受付けた場合に、前記キーコンテンツの表示情報の位置から、前記関連度の高い順に、前記他のコンテンツの表示情報を配置した一覧情報を表示器に表示する表示制御手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9−1】
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【図9−2】
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【図10−1】
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【図10−2】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2011−13860(P2011−13860A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−156321(P2009−156321)
【出願日】平成21年6月30日(2009.6.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】