説明

表示装置、表示方法、ならびに、プログラム

【課題】複数のタッチスクリーンを用いて、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧する操作を可能とするのに好適な表示装置、表示方法、ならびに、プログラムを提供する。
【解決手段】表示装置200はタッチスクリーン201Aおよび201Bを備え、生成部203の生成した画像を表示する。ユーザがタッチスクリーン201Aまたは/および201Bに接触すると、取得部202が、受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する。生成部203は、当該取得された位置に基づいて、ゲームを進行させ、タッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する。表示制御部204は、生成された画像を、タッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
複数のタッチスクリーンを用いて、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧する操作を可能とするのに好適な表示装置、表示方法、ならびに、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、抵抗膜式のタッチスクリーンを用いたゲーム機が提案されている。このようなタッチスクリーンにおいては、同時に複数の位置がプレイヤーによって押圧された場合、当該押圧された位置の座標を物理的に検知することはできず、それらの位置の中点座標が検知される。したがって、同時に複数の位置が押圧された際に当該位置の座標を算出するための様々な入力手法が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1(段落0034)に開示される技術は、プレイヤーが第1のキャラクタ画像を押さえたまま、第2のキャラクタ画像を押さえると、第1および第2の押圧位置の中点の座標がタッチスクリーンから出力される。第2の押圧位置は、当該第2の押圧位置と第1の押圧位置との中点がタッチスクリーンからの出力位置に一致するような位置を求めることにより算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−244005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、これらの手法は、定められた条件の下でのみ、同時に押圧された複数の位置を算出可能である。例えば、特許文献1に記載される技術は、第1の押圧と、第2の押圧との間に必ず時間差があることを条件として、当該2つの位置を算出している。よって、全く同時に2点が押圧された場合については、正しく2点の座標値を求めることはできない。条件を定めることなく、同時に複数の位置を押圧する操作を可能とする技術が求められている。
【0006】
また、典型的な折り畳み形式を採用している携帯式のゲーム機においては、上下の2つのディスプレイのうち、片方のみがタッチスクリーン機能を有する。2つのディスプレイを使って、入力可能なタッチスクリーンの面積を大きくしたいという要望も多い。
【0007】
本発明は上記のような課題を解決するものであり、複数のタッチスクリーンを用いて、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧する操作を可能とするのに好適な表示装置、表示方法、ならびに、プログラムに関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る表示装置は、複数のタッチスクリーンと、取得部と、生成部と、表示制御部と、を備える。
ここで、複数のタッチスクリーンは、与えられた画像を表示し、当該画像の表示面に対するユーザの接触操作を受け付ける。
取得部は、複数のタッチスクリーンのうち、1つ以上のタッチスクリーンにより受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する。
【0009】
タッチスクリーンは、例えば、液晶画面にタッチセンサパネルを重畳する構成を備える。ユーザがタッチスクリーンの表面に指やタッチペンなどで接触すると、取得部は、接触がなされたタッチスクリーンにおける接触位置を示す座標値を取得する。座標値は、例えば、画面左上を原点とした座標値を用いる。一方、接触がない場合、取得部は、その旨を取得する。
【0010】
また、生成部は、取得された1つ以上の位置に基づいて、複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する。
表示制御部は、生成された画像を、複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる。
【0011】
即ち、生成部は、取得された位置情報に基づいて、表示された画像に対してどのような操作がユーザにより指定されたのかを求める。そして、指定されたユーザの操作に応じて、ゲームを進行させるべく、次に表示すべきゲーム画像を、複数のタッチスクリーンのそれぞれについて生成する。表示制御部は、生成されたそれぞれの画像を、タッチスクリーンのそれぞれに表示させる。
【0012】
ここで、タッチスクリーンのそれぞれに表示されているゲーム画像が同一の場合、後述するように、生成部は取得された複数のタッチスクリーンのそれぞれに対する押圧が同一ゲーム画像に対して行われたものとして処理する。したがって、ユーザは、各タッチスクリーンのそれぞれの異なる位置を同時に押圧することで、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧することが可能となる。なお、同一のゲーム画像がタッチスクリーンのそれぞれに表示されている場合、生成部が各タッチスクリーンに対して次に生成する画像も、典型的には同一である。
【0013】
また、各タッチスクリーンに表示されている画像が同一でない場合でも、各タッチスクリーンの所定の位置同士が対応付けられていれば、ユーザは、各タッチスクリーンのそれぞれについて一点を押圧することで、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧することが可能となる。
【0014】
例えば、複数のタッチスクリーンを備える表示装置のメインのタッチスクリーンに、ゲーム画像とホームポジションを示す画像とを表示し、他のタッチスクリーン(サブタッチスクリーン)にはホームポジションのみを表示する。ホームポジションとは、例えば、ユーザがタッチスクリーンに接触していても、ゲームの進行に影響を及ぼさない位置である。したがって、ホームポジションに接触することにより、ユーザは指を休ませることができる。
【0015】
理解を容易にするために、メインタッチスクリーン(タッチスクリーンA)とサブタッチスクリーン(タッチスクリーンB)がそれぞれ1つずつある場合について説明すると、生成部は、メインであるタッチスクリーンAが押圧されたことにより取得された座標値については、当該座標値をそのまま利用する。一方、サブであるタッチスクリーンBが押圧されたことにより取得された座標値については、当該座標値に対応するタッチスクリーンA上の座標を、ホームポジションを基準とした相対位置に基づいて求める。これにより、サブタッチスクリーンを押圧することによっても、メインタッチスクリーン上の対応する位置を指定することが可能となる。よって、同時にタッチスクリーンAとタッチスクリーンBとを押圧することで、タッチスクリーンAに表示されるゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧するのと同様の操作を行うことが可能となる。
【0016】
複数のタッチスクリーンに表示されているそれぞれの画像を同時に見ることは集中力を散漫にさせ、ゲームをプレイすることを困難にする場合がある。よって、このように、タッチスクリーンBには、ホームポジションのみを表示することで、ユーザは、タッチスクリーンBについては、ホームポジションの位置のみに気を配ればよくなり、タッチスクリーンAに表示されるゲーム画像に集中することができる。
【0017】
また、生成部は、複数のタッチスクリーンにともに同時に与えるべき画像を1つ生成する、ようにしてもよい。
【0018】
即ち、上述したように、複数のタッチスクリーンのそれぞれに、ともに同時に同じゲーム画像が表示された場合、生成部は、複数のタッチスクリーンのそれぞれに対する押圧位置を、同一画像の複数の位置が同時に押圧されたものとして処理する。したがって、本発明に係る表示装置によれば、ユーザは、複数のタッチスクリーンを利用して、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧する操作を行うことが可能となる。
【0019】
なお、タッチスクリーンのそれぞれにゲーム画像を表示するタイミングは、完全同時でなくともよい。即ち、ユーザが同時に画像が表示されたと認識できる程度であれば、タッチスクリーンのそれぞれに画像を表示するタイミングに差があってもよい。
【0020】
また、生成部は、複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像が複数のタッチスクリーンのそれぞれに配置されるべき位置を、取得部によって所定のタイミングで取得された位置に基づいて補正して、当該画像を生成する、ようにしてもよい。
【0021】
ユーザによって、ゲーム機を把持しやすい位置は異なり、タッチスクリーン上の押圧しやすい位置も異なる。よって、タッチスクリーンAおよびB上の、ユーザが指を休ませる位置、即ち、ホームポジションを、ユーザが押圧しやすい位置に配置されるように補正すれば、ユーザのストレスは解消され、楽に操作を行うことが可能となる。
【0022】
例えば、所定のタイミングにおいて、ユーザがホームポジションに指を休ませる時間をゲームに設け、当該タイミングで、ユーザの押圧位置を特定する。このとき、特定された当該位置が前回のホームポジションの位置と異なっていれば、その位置を新たなホームポジションとする。或いは、前回のホームポジションと、今回特定されたユーザの押圧位置との平均を求め、新たなホームポジションとしてもよい。そして、生成部は、求められた新たな位置に、ホームポジションが配置されるように、次に表示されるゲーム画像を生成する。
【0023】
これにより、ユーザは、よりストレスを感じることなく、楽に操作を行うことができるようになる。
【0024】
また、本発明の他の観点に係る表示方法は、複数のタッチスクリーンと、取得部と、生成部と、表示制御部と、を備える表示装置による表示方法である。
ここで、受付工程では、複数のタッチスクリーンが、与えられた画像を表示し、当該画像の表示面に対するユーザの接触操作を受け付ける。
取得工程では、複数のタッチスクリーンのうち、1つ以上のタッチスクリーンにより受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する。
生成工程では、取得された1つ以上の位置に基づいて、複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する。
表示制御工程では、生成された画像を、複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる。
【0025】
また、本発明の他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、上記の表示装置として機能させるように構成する。
【0026】
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
【発明の効果】
【0027】
本発明によれば、複数のタッチスクリーンを用いて、ゲーム画像上の複数の位置を同時に押圧する操作を可能とするのに好適な表示装置、表示方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の表示装置が実現される典型的な携帯型ゲーム機の概要構成を示す図である。
【図2】(A)は、本発明の表示装置が実現される典型的な携帯型ゲーム機をユーザが保持する様子を示す図であり、(B)は、ゲーム画像の例を示す図である。
【図3】複数のキャラクタを同時に押圧する様子を示す図である。
【図4】表示装置の機能的構成を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態に係る表示装置の動作処理を示すフロー図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るゲーム画面の例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態において、ゲーム画像上の位置を指定する方法を説明する図である。
【図8】(A)はホームポジションのみ表示されるサブタッチスクリーンにおける押圧位置を示す図であり、(B)は、(A)に基づいて、メインタッチスクリーン上の対応する押圧位置を求める方法を示す図である。
【図9】右側のタッチスクリーンにおいて、ホームポジションの位置を補正する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下に本発明の実施の形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、携帯型ゲーム機に本発明が適用される実施の形態を説明するが、各種のコンピュータ、PDA、携帯電話などにおいても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施の形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと等しいものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
【0030】
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置が実現される典型的な携帯型ゲーム機の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0031】
携帯型ゲーム機1は、処理制御部10と、コネクタ11と、カートリッジ12と、無線通信部13と、通信コントローラ14と、サウンドアンプ15と、スピーカ16と、操作キー17と、第1の表示部18Aと、第2の表示部18Bと、タッチパネル19Aと、タッチパネル19Bと、を備える。
【0032】
処理制御部10は、CPU(Central Processing Unit)コア10aと、画像処理部10bと、VRAM(Video Random Access Memory)10cと、WRAM(Work RAM)10dと、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ10eと、タッチパネルコントローラ10fと、を備える。
【0033】
CPUコア10aは、携帯型ゲーム機1全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。具体的には、カートリッジ12がコネクタ11に装着された状態で、カートリッジ12内のROM(Read Only Memory)12aに記憶されたプログラムやデータを読み出して、所定の処理を実行する。
【0034】
画像処理部10bは、カートリッジ12内のROM 12aから読み出されたデータや、CPUコア10aにて処理されたデータを加工処理した後、これをVRAM 10cに格納する。
【0035】
VRAM 10cは、表示用の情報を記憶するフレームメモリであり、画像処理部10b等により加工された画像情報を記憶する。
WRAM 10dは、CPUコア10aがプログラムに従った各種処理を実行する際に必要となるワークデータ等を記憶する。
【0036】
LCDコントローラ10eは、第1の表示部18Aおよび、第2の表示部18Bを制御し、所定の表示用画像を表示させる。たとえば、LCDコントローラ10eは、VRAM 10cに記憶された画像情報を、所定の同期タイミングで表示信号に変換し、第1の表示部18Aまたは第2の表示部18Bに出力する。また、LCDコントローラ10eは、所定の指示アイコン等を出力する。
【0037】
タッチパネルコントローラ10fは、タッチペンやユーザの指によるタッチパネル19Aおよび19Bへの接触(タッチ)を検出する。たとえば、第1の表示部18Aに所定の指示アイコン等が表示されている状態で、タッチパネル19A上の接触およびその位置等を検出する。同様に、第2の表示部18Bに所定の指示アイコン等が表示されている状態で、タッチパネル19B上の接触およびその位置等を検出する。
【0038】
コネクタ11は、カートリッジ12と脱着自在に接続可能な端子であり、カートリッジ12が接続された際に、カートリッジ12との間で所定のデータを送受信する。
【0039】
カートリッジ12は、ROM 12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、を備える。
ROM 12aには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データ等が記録される。
RAM 12bには、ゲームの進行状況等を示す種々のデータが記憶される。
【0040】
無線通信部13は、他の携帯型ゲーム機1の無線通信部13との間で、無線通信を行うユニットであり、図示せぬアンテナ(内蔵アンテナ等)を介して所定のデータを送受信する。
なお、無線通信部13は、所定のアクセスポイントとの間で、無線LAN通信を行うこともできる。また、無線通信部13には、固有のMAC(Media Access Control)アドレスが採番されている。
【0041】
通信コントローラ14は、無線通信部13を制御し、所定のプロトコルに沿って、処理制御部10と他の携帯型ゲーム機1の処理制御部10との間で行われる通信の仲立ちをする。
【0042】
サウンドアンプ15は、処理制御部10にて生成された音声信号を増幅し、スピーカ16に供給する。
スピーカ16は、例えば、ステレオスピーカ等からなり、サウンドアンプ15にて増幅された音声信号に従って、所定の楽曲音や効果音等を出力する。
【0043】
操作キー17は、携帯型ゲーム機1に適宜配置された複数のキースイッチ等からなり、ユーザの操作に従って、所定の指示入力を受け付ける。
【0044】
第1の表示部18Aおよび、第2の表示部18Bは、LCD等からなり、LCDコントローラ10eに制御され、ゲーム画像等を適宜表示する。
第1の表示部18A、および第2の表示部18Bのそれぞれは、タッチパネル19Aおよび19Bの接触によりユーザから操作指示を入力させるための指示アイコン等を表示する。
【0045】
タッチパネル19Aおよびタッチパネル19Bのそれぞれは、第1の表示部18Aおよび、第2の表示部18Bの前面に重畳して配置され、タッチペンやユーザの指の接触による入力を受け付ける。
タッチパネル19Aおよびタッチパネル19Bは、たとえば、感圧式のタッチセンサパネル等からなり、ユーザの指等の圧力を検出し、接触状態および、接触状態から非接触状態への移行等を検出する。なお、他に静電容量の変化等から、ユーザの指等の接触を検出してもよい。
【0046】
なお、本実施の形態に係る表示装置は、上述した典型的な携帯型ゲーム機1上に実現されるが、一般的なコンピュータやゲーム装置上に実現することもできる。一般的なコンピュータやゲーム装置は、上記携帯型ゲーム機1と同様に、CPUコアや、VRAM、WRAM、を備える。また、通信部として、例えば、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−Tなどの規格に準拠するNIC(Network Interface Controller)、記憶装置としてハードディスクを有する他、DVD−ROMや、光磁気ディスク、等が利用できるようになっている。また、入力装置として、タッチパネルの代わりに、キーボードやマウスなどを利用する。そして、プログラムをインストールした後に、そのプログラムを実行させると、表示装置として機能させることができる。
【0047】
なお、以下では、注記しない限り、本実施の形態に係る表示装置は、図1に示した携帯型ゲーム機1により説明を加える。表示装置は、必要に応じて適宜一般的なコンピュータや、ゲーム装置の要素に置換することができ、これらの実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
【0048】
(実施形態1)
本実施の形態においては、表示装置200が、所謂「もぐらたたきゲーム」を実行する場合を例に説明する。表示装置200は、典型的には、2つのタッチスクリーン201Aおよび201Bを備え、ユーザは、図2(A)に示すように、表示装置200を開いた状態で両手に持って、ゲームをプレイする。各タッチスクリーン201Aおよび201Bには、図2(B)に示すように同一のゲーム画像を表示する。ゲーム画像には、ホームポジション21と、その周りに配置される複数のマス22と、が表示され、ユーザは、当該マスのいずれかに表示されるキャラクタ23を、当該キャラクタ23が消える前に「叩く」(押圧する)ことを目的とする。なお、ホームポジションは、例えば、キャラクタが表示されていないときに、ユーザが指を休ませる位置である。
【0049】
ここで、複数のキャラクタが同時に表示された場合、ユーザは、タッチスクリーン201Aおよび201Bのそれぞれに表示されている、異なるキャラクタの位置を同時に押圧することで、複数のキャラクタを同時に叩くことができる。例えば、図3においては、タッチスクリーン201Aでキャラクタ23Aを、そしてタッチスクリーン201Bでキャラクタ23Bを押圧することで、キャラクタ23Aと23Bとを同時に叩くことができる。
【0050】
本実施の形態に係る表示装置200の概要構成を図4に示す。図示するように、表示装置200は、タッチスクリーン201Aおよび201Bと、取得部202と、生成部203と、表示制御部204と、から構成される。
【0051】
ここで、タッチスクリーン201Aおよび201Bは、ユーザの接触(押圧)操作を受け付ける。第1の表示部18Aやタッチパネル19Aなどが、タッチスクリーン201Aとして機能し、第2の表示部18Bやタッチパネル19Bなどが、タッチスクリーン201Bとして機能する。
【0052】
取得部202は、タッチスクリーン201Aおよび201Bのそれぞれについて接触操作の位置を示すタッチクリーン上の座標値を取得する。また、接触がない場合は、その旨を取得する。携帯型ゲーム機1におけるタッチパネル19Aおよび19B、そして処理制御部10のタッチパネルコントローラ10fなどが、取得部202として機能する。
【0053】
生成部203は、取得部202により取得された1つ以上の位置に基づいて、タッチスクリーン201Aおよび201Bのそれぞれに与えるべき同一のゲーム画像を生成する。即ち、生成部203は、取得された1つ以上の位置情報に基づいて、どのような操作がユーザにより指示されたのかを求める。そして、求められた操作指示に応じて、ゲームを進行させるべく、次に表示すべきゲーム画像を、カートリッジ12内のROM12aから読み出し生成する。処理制御部10、コネクタ11、およびカートリッジ12等が協働して、生成部203として機能する。
【0054】
表示制御部204は、生成されたゲーム画像を、所定の同期タイミングで、タッチスクリーン201Aおよび201Bのそれぞれに表示させる。即ち、同一のゲーム画像がタッチスクリーン201Aおよび201Bに表示される。処理制御部10や、LCDコントローラ10eなどが協働して、表示制御部204として機能する。
【0055】
(動作処理)
次に、このような構成を備える表示装置200の動作処理について図5を参照して説明する。
【0056】
まず、表示装置200は、全てのタッチスクリーン(本実施の形態では、タッチスクリーン201Aおよび201Bの2つ)についてステップS101とS102を実行する。
【0057】
例えば、処理制御部10は、取得部202の取得する座標値に基づいて、まず現在注目しているタッチスクリーンについて、押圧があったか否かを判定する(ステップS101)。押圧されていなければ(ステップS101;N)、処理制御部10は、当該タッチスクリーンについては、ステップS102を実行せずに、次のタッチスクリーンに対して処理を実行する。一方、現在注目しているタッチスクリーンが押圧されている場合(ステップS101;Y)、その座標値を、当該座標値を記憶するキューに追加する(ステップS102)。キューは、例えば、WRAM 10dなどに記憶される。このように、全てのタッチスクリーンに対して、ステップS101とステップS102が行われ、各タッチスクリーンにおいて押圧された座標値が記憶される。
【0058】
次いで、生成部203は、キューに記憶される座標値と、現在のゲームの状態とに基づいて、次に表示するゲーム画像を生成する(ステップS103)。なお、生成されるゲーム画像は、タッチスクリーン201Aおよび201Bについて同じである。
【0059】
例えば、現在のゲームの状態がユーザの入力を受け付ける状態(例えば、もぐらたたきのキャラクタをマスに表示している状態等)にあれば、生成部203は、当該取得した座標値から、ゲーム画像のどの部分が、ユーザの押圧により指定されたのかを特定する(ステップS103a;図示せず)。当然ながら、キューに何も記憶されていない場合は、ユーザによる押圧はなかったものと特定される。
【0060】
一方、キューに記憶された座標値が1つの場合、生成部203は、当該座標置により特定される位置に表示されるゲーム画像内の部分がユーザにより指定されたものとして特定する。また、キューに記憶された座標値が、1つより多い場合、生成部203は、当該座標置により特定される位置に表示されるゲーム画像内の1つ以上の部分が同時に指定されたものとして特定する。なお、本実施の形態においては、タッチスクリーン数は2つであるため、キューには最大2つの座標値が記憶されるが、タッチスクリーン数がN個の場合、キューには、最大N個の座標値が記憶される。
【0061】
次いで、生成部203は、このように特定された、ユーザにより指定された画像の位置に基づいて、ゲーム画像を生成する(ステップS103b;図示せず)。例えば、上述したように、現在のゲームの状態が、叩かれるキャラクタを表示している状態であってタッチスクリーン上でキャラクタが表示されている位置が、ユーザによって指定されていると生成部203が特定したゲーム画像の位置と一致する場合、ユーザがキャラクタの押圧に成功したことを意味する。よって生成部203は、カートリッジ12内のROM12a等に記憶されるデータから、例えば、キャラクタが泣いているゲーム画像を生成する。
【0062】
一方、キャラクタが表示されている位置が、ユーザによって指定されていると生成部203が特定したゲーム画像の位置と一致しない場合、或いは、キャラクタが表示されている際に、ユーザの押圧がない場合、ユーザがキャラクタの押圧に失敗したことを意味する。よって、生成部203は、カートリッジ12内のROM12a等に記憶されるデータから、例えば、キャラクタが笑っているゲーム画像を生成する。
【0063】
当然ながら、現在のゲームの状態がユーザの押圧を受け付けない状態(例えば、ムービーが再生されているような状態)にあれば、生成部203は、キューに記憶される座標値は考慮せずに、カートリッジ12内のROM12a等に記憶されるゲームプログラムに従って、次のゲーム画像を生成すればよい。
【0064】
このように、生成部203は、キューに記憶された接触位置と、現在のゲームの状態とに基づいて、次に表示するゲーム画像を生成する。
【0065】
ステップS103で生成されたゲーム画像はVRAM10cなどに記憶される。表示装置200は、垂直同期割り込みが生じるまでキューのクリアや、別のプロセスの処理などを行って待機する(ステップS104)。そして、垂直同期割り込みが生じると、表示制御部204が、VRAM10cに記憶された画像情報を、表示信号に変換し、タッチスクリーン201Aおよび201Bに表示する(ステップS105)。 即ち、表示制御部204は、同一の画像をそれぞれのタッチスクリーン201Aおよび201Bに表示するよう制御する。そして、処理はステップS101に戻る。
【0066】
このように、本表示装置200によれば、ユーザは、それぞれのタッチスクリーンにおいて表示される同一のゲーム画像において、異なる位置を押圧することで、ゲーム画像内の異なる位置の同時押圧が可能となる。
【0067】
(実施形態2)
上記実施の形態では、表示装置200の備える全てのタッチスクリーン(201Aおよび201B)のそれぞれに表示された同一のゲーム画像に従って、ユーザがゲームを操作した。しかし、1つ以上のタッチスクリーンに表示されているそれぞれのゲーム画像を同時に見ることは、集中力を散漫にさせ、ゲームをプレイすることを困難にする場合がある。よって、本実施の形態では、同一のゲーム画像を表示して操作する場合と同様の操作体系を実現し、且つユーザの集中力を維持できるような表示装置200について説明する。
【0068】
なお、本実施の形態における表示装置200の構成要素は、実施形態1に示した内容と同様であるため、説明は割愛する。
【0069】
本実施の形態は、実施形態1と同様にもぐらたたきゲームを例について説明する。図6に示すように、メインタッチスクリーンとして設定したタッチスクリーン(例えば、タッチスクリーン201A)に表示されるゲーム画像は、実施形態1と同様である。即ち、メインタッチスクリーンには、ホームポジション21と、その周りに配置される複数のマス22を含むゲーム画像が表示される。そして、ユーザの叩くべきキャラクタはメインタッチスクリーンのみに表示される。一方、サブタッチスクリーン(例えば、タッチスクリーン201B)にはホームポジション21のみを含む画像が表示される。
【0070】
なお、メイン、およびサブのタッチスクリーンのホームポジションの位置は、予めゲームを開始する前などに設定可能であり、図6においては、右のサブタッチスクリーンのホームポジションが、左のメインタッチスクリーンに表示されるものより右下の位置に設定されている例を示している。このようにホームポジションの位置を設定可能にすることにより、ユーザは、ゲームを保持しやすい位置に合わせて、ホームポジションを調整することができる。
【0071】
なお、ホームポジションを大きく移動すると、ゲーム画像はタッチスクリーン内に表示しきれなくなる場合がある。これを考慮して、ホームポジションの位置として設定可能な範囲を制限してもよい。
【0072】
メインタッチスクリーンに表示されるゲーム画像のある部分を指定したい場合、ユーザは、通常通り、メインタッチスクリーン上の、その部分が表示される位置を押圧してもよい。或いは、サブタッチスクリーン上の対応する位置を押圧してもよい。
【0073】
例えば、図7に示す、タッチスクリーン201Aに表示されるゲーム画像において、ホームポジションの斜め左上のマスXを指定したい場合を想定する。ユーザは、タッチスクリーン201Aにおいて、マスX内の任意の点を押圧しても、ホームポジションを基準として、マスXと相対的に同じ位置にある、タッチスクリーン201Bにおける、点線で囲まれるX’内の任意の点を押圧してもよい。
【0074】
(動作処理)
本実施の形態における処理の流れは、図5に示すステップS101からS105と基本的には同様である。即ち、処理制御部10は、表示装置200の備えるタッチスクリーンのそれぞれについて、押圧された座標値があれば(ステップS101;Y)、当該座標値をキューに記憶する(ステップS102)。
【0075】
ただし、本実施の形態においては、メインタッチスクリーン以外のタッチスクリーンから取得された座標値については、処理制御部10は、当該座標値に対応するタッチスクリーン201Aにおける座標値を算出して、算出した結果をキューに追加する。
【0076】
例えば、図8を参照して、タッチスクリーン201Bにおける押圧位置Zに対応する、タッチスクリーン201Aにおける位置を求める方法を説明する。
処理制御部10は、図8(A)に示すように、タッチスクリーン201Bにおける押圧位置Zを示す座標値から、タッチスクリーン201Bのホームポジションの代表位置OB(代表位置は、例えば重心など)を表す座標値を減算して、ホームポジションからZへの相対位置を示すベクトルozを求める。次いで、図8(B)に示すように、タッチスクリーン201Aのホームポジションの位置OAを表す座標値に、当該求められたベクトルZを加算する。加算して求められた座標値Z’が、タッチスクリーン201Bの押圧位置に対応するタッチスクリーン201A上の座標値となる。このようにして、処理制御部10は、取得部202の取得した座標を、全てメインタッチスクリーン上の座標値にマッピングしてから、キューに記憶する。
【0077】
続いて、生成部203は、このようにキューに記憶された、メインタッチスクリーン上の座標値として表された座標値のそれぞれに対して、実施形態1のステップS103aと同様の処理を行い、ゲーム画像のどの部分が、ユーザの押圧により指定されたのかを特定する。そして、ステップS103bと同様の処理を行い、特定された結果に基づいて、ゲーム画像を生成する。ここで、生成されるゲーム画像は、メインタッチスクリーン用のものとなる。一方、サブタッチスクリーン用には、引き続きホームポジションを示す画像を生成する。
【0078】
本実施の形態においては、VRAM 10cは、タッチスクリーン201Aおよび201Bに出力されるデータを保存する領域を別々に設けており、ステップS103bで生成されたこれらのゲーム画像は、該当するVRAM 10cの領域に記憶される。
【0079】
なお、図8(B)に示す例では、ユーザはいずれのキャラクタも叩くことが出来ていないため、メインタッチスクリーンに次に表示されるゲーム画像は、キャラクタが笑っている画像となる。
【0080】
続いて、垂直同期待ち(ステップS104)後、表示制御部204は、垂直同期信号が生じると、VRAM 10cに記憶されたメインタッチスクリーン用、および、サブタッチスクリーン用のゲーム画像を、それぞれ、タッチスクリーン201A、および、タッチスクリーン201Bに表示する(ステップS105)。そして、処理はステップS101に戻る。
【0081】
このように、本実施の形態によれば、同一画像の複数の位置を同時に指定することが可能である上、サブタッチスクリーンに、ホームポジションのみを表示することで、ユーザは、サブタッチスクリーンについては、ホームポジションの位置のみに気を配ればよくなる。これにより、ユーザは、メインタッチスクリーンに表示されているゲーム画像に集中することが可能となる。
【0082】
なお、メインタッチスクリーンを、タッチスクリーン201B、サブタッチスクリーンをタッチスクリーン201Aとしてもよい。この場合、タッチスクリーン201Aの識別情報が取得された場合、生成部203は、当該座標値に対応するタッチスクリーン201B上における座標値を算出すればよい。
【0083】
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施例の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
【0084】
例えば、上記実施の形態は、もぐらたたきゲームを実行した例を説明したが、本願発明に係る表示装置は、もぐらたたきに限らず、ゲーム画像内の複数の位置を同時に押圧する必要があるゲームに適用可能である。
【0085】
また、上記実施の形態においては、表示装置は2つのタッチスクリーンを備えるが、タッチスクリーンの数は2つより多くてもよい。このとき、第2の実施形態においては、メインタッチスクリーンは1つのままで、サブタッチスクリーンが複数となる。
【0086】
また、上記実施の形態において、ユーザの持ち易い位置にホームポジションを移動するように補正し、操作性をさらに向上させてもよい。
【0087】
例えば、上記実施の形態においては、叩くべきキャラクタが表示されていない間、ユーザは、通常、タッチスクリーンのホームポジションに指を戻して休ませる。この点に着目して、タッチスクリーン201Aおよび201B(実施形態2においては、タッチスクリーン201A)にキャラクタが表示されていないタイミングで、処理制御部10は、取得部202の取得した座標値に基づいて、タッチスクリーンのそれぞれについてユーザにより押圧されている位置を特定する。
【0088】
このとき、当該位置が前回のホームポジションの位置(初期状態においては、ホームポジションは、所定の位置)と異なっていれば、処理制御部10は、その位置を新たなホームポジションとする。あるいは、前回のホームポジションの位置と今回特定されたユーザの指の位置の平均を求め、新たなホームポジションとしてもよい。後者のように前回のホームポジションの位置との平均を用いることで、ユーザが最も頻繁に指を置く位置をホームポジションとすることが可能となる。なお、ホームポジションの位置は、例えば、WRAM 10dなどに記憶する。新たなホームポジションが求められたときは、WRAM 10dを更新すればよい。
【0089】
このようにして、処理制御部10は、新たなホームポジションの位置(座標)を求める。そして、生成部203は、それぞれのタッチスクリーンに与えるべきゲーム画像のホームポジションが、それぞれのタッチスクリーンについて求められた新たなホームポジションの位置に配置されるように、次のゲーム画像をそれぞれ生成する。
【0090】
図9は、実施形態2において、サブタッチスクリーンであるタッチスクリーン201Bのホームポジションを補正した例を示す。この例では、ホームポジションYが位置Y’に補正されているが、補正は、メインのタッチスクリーン201Aにも適用可能である。また、ホームポジションの補正は、実施形態1に適用してもよい。なお、ホームポジションを大きく移動すると、ゲーム画像はタッチスクリーン内に表示しきれなくなる場合がある。これを考慮して、ホームポジションを補正する範囲を制限してもよい。
【0091】
このように、ホームポジションに代表される、ユーザのゲームを把持する基準位置をユーザに指定させる場面をゲームに設け、タッチスクリーン上の押圧しやすい位置に当該基準位置が配置されるように補正することにより、操作性を向上することが可能となる。
【符号の説明】
【0092】
1 携帯型ゲーム機
10 処理制御部
11 コネクタ
12 カートリッジ
13 無線通信部
14 通信コントローラ
15 サウンドアンプ
16 スピーカ
17 操作キー
18A 第1の表示部
18B 第2の表示部
19A、19B タッチパネル
200 表示装置
201 タッチスクリーン
202 取得部
203 生成部
204 表示制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
与えられた画像を表示し、当該画像の表示面に対するユーザの接触操作を受け付ける複数のタッチスクリーン、
前記複数のタッチスクリーンのうち、1つ以上のタッチスクリーンにより受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する取得部、
前記取得された1つ以上の位置に基づいて、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する生成部、
前記生成された画像を、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる表示制御部、
を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記生成部は、前記複数のタッチスクリーンにともに同時に与えるべき画像を1つ生成する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の表示装置であって、
前記生成部は、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像が前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに配置されるべき位置を、前記取得部によって所定のタイミングで取得された位置に基づいて補正して、当該画像を生成する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
複数のタッチスクリーンと、取得部と、生成部と、表示制御部と、を備える表示装置による表示方法であって、
前記複数のタッチスクリーンが、与えられた画像を表示し、当該画像の表示面に対するユーザの接触操作を受け付ける受付工程、
前記取得部が、前記複数のタッチスクリーンのうち、1つ以上のタッチスクリーンにより受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する取得工程、
前記生成部が、前記取得された1つ以上の位置に基づいて、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する生成工程、
前記表示制御部が、前記生成された画像を、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる表示制御工程、
を備えることを特徴とする表示方法。
【請求項5】
与えられた画像を表示し、当該画像の表示面に対するユーザの接触操作を受け付ける複数のタッチスクリーンを備えるコンピュータを、
前記複数のタッチスクリーンのうち、1つ以上のタッチスクリーンにより受け付けられた1つ以上の接触操作の位置を取得する取得部、
前記取得された1つ以上の位置に基づいて、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えるべき画像を生成する生成部、
前記生成された画像を、前記複数のタッチスクリーンのそれぞれに与えて表示させる表示制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−184042(P2010−184042A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30244(P2009−30244)
【出願日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】