説明

表示装置

【課題】断線等に起因するデータ入力不良の検査を精度良く行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】ドライバIC20内部に、画像供給装置から導出されドライバIC20に接続されたデータラインの断線を検査する回路を設ける。判別回路211で、画像供給装置から入力されたデジタルデータが全ビット同じであるか否かを判別し、判別回路211の判別結果がOKであるときには、入力されたデジタルデータに対応したOK画像(良識別画像)をそのまま表示し、判別回路211の判別結果がNGであるときには、OK画像とは視覚的に明瞭に異なるNG画像(不良識別画像)を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、特に上位装置から導出されたデータラインの断線等に起因するデータ入力不良を検査可能な表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在量産されている表示パネルモジュールにおいては、工程内のフレキシブル配線基板(FPC)圧着時に配線が断線することにより、表示不具合が生じる場合がある。
このような断線が発生しているか否かを検査する検査装置として、テストパターン用映像信号の上位ビットにより表現される階調に対応したパターンと、下位ビットにより表現される階調に対応したパターンとを同一画面上に表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。ここでは、画面に表示されるテストパターンの階調の変化を判別することにより、各ビットの送信不良(断線)の発生有無を判別している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−322533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の検査装置にあっては、画面に表示されるテストパターンの階調の変化を目視で判別するため、検査員の習熟度によって判定が異なったり、習熟した検査員でも誤判定をしてしまったりする事例がある。
そこで、本発明は、断線等に起因するデータ入力不良の検査を精度良く行うことができる表示装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネル上に配置され当該表示パネルを駆動する駆動回路と、を備える表示装置であって、前記駆動回路は、前記表示パネル外部の上位装置から入力されるmビットのデジタルデータにおける各ビットの入力不良を判別する判別回路と、前記判別回路の判別結果が良であるとき、所定の良識別画像を表示し、前記判別回路の判別結果が不良であるとき、前記良識別画像とは異なる不良識別画像を表示するように前記表示パネルを駆動制御する表示制御回路と、を備えることを特徴としている。
【0006】
このように、上位装置から入力されるデジタルデータにおける各ビットの入力不良を判別するので、上位装置から導出されたデータラインの断線を検知することができる。また、判別結果OK時とNG時とで、切り分けができる識別画像を表示するので、検査員の習熟度にかかわらず精度良く不良検査を行うことができる。さらに、表示パネルを駆動制御する駆動回路(ドライバIC)内部に不良検査回路を設けるので、外部に複雑な検査回路を設ける必要がない。 また、本発明に係る表示装置は、上記において、前記デジタルデータは、各ビットがそれぞれ等しいデータであって、前記判別回路は、前記デジタルデータの各ビットが全て同じであるとき判別結果を良とし、前記デジタルデータの各ビットのうち少なくとも1つが異なるとき判別結果を不良とすることを特徴としている。
【0007】
これにより、判別回路を比較的単純なロジックで実現可能である。また、各ビットがそれぞれ等しいデータ(黒または白)は、輝点及び滅点検査のためにもともと用意されているデータであるため、このデータを断線等に起因する入力不良検査に用いることで、新たに入力不良検査用のデータを用意する必要がない。
さらに、本発明に係る表示装置は、上記において、前記良識別画像は、前記デジタルデータに対応した画像であることを特徴としている。
このように、判別結果がOKであるときには入力データをそのまま出力するので、良識別画像を別途生成し表示する必要がない。そのため、回路構成を簡略化することができる。さらに、良識別画像として全画面白を表示している場合には滅点の目視検査、全画面黒を表示している場合には輝点の目視検査を同時に行うことができる。
【0008】
また、本発明に係る表示装置は、上記において、前記良識別画像は、前記デジタルデータとは異なるデータに対応した画像であることを特徴としている。
これにより、良識別画像として入力データに対応した画像を表示している場合であっても、表示パネルの画素不良により、たまたま不良識別画像と同一画像が表示されてしまう場合などにおける誤判定を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施形態における液晶表示装置の全体構成を示す図である。
【図2】表示パネル及びドライバICの具体的構成を示すブロック図である。
【図3】信号処理回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】断線検査モードにおける画面表示の例を示す図である。
【図5】断線検査モードにおける画面表示の別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態における表示装置(液晶表示装置)1の全体構成を示す図である。
この図1に示されるように、表示装置1は、表示領域100を有する表示パネル10を備える。表示パネル10は、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に液晶を封入した構成となっている。
【0011】
表示領域100には、特に図示しないが、複数の走査線が行方向に延在すると共に、複数のデータ線が列方向に延在するように、かつ、各走査線と互いに電気的な絶縁を保つように設けられている。そして、各走査線と各データ線との交差部分には、画素がそれぞれ配列している。
表示パネル10の素子基板上には、画素のスイッチング素子や後述する走査線駆動回路の構成素子、後述するデータ線駆動回路の構成素子がSOG(System On Glass)技術により共通プロセスによって形成されるとともに、表示パネル10を駆動制御するための半導体チップであるドライバIC20(駆動回路)が、COG(Chip On Glass)技術により実装されている。
【0012】
なお、ドライバIC20は、SOG技術により表示パネル10の素子基板上に形成されていてもよい。
また、表示パネル10の素子基板には、フレキシブル配線基板(FPC)30が圧着されている。そして、このFPC30を通して、図示しない外部の画像供給装置(上位装置)から導出されたデータライン及び制御ラインがドライバIC20に接続されている。
【0013】
図2は、表示パネル10及びドライバIC20の具体的構成を示すブロック図である。
ドライバIC20は、信号処理回路21、D/A変換回路22、バッファ(BF)23、制御信号出力回路24、タイミングコントローラ(T/C)25、電源回路26、共通電圧供給回路(COM)27、プリチャージ電圧供給回路(DSD)28を備える。
信号処理回路21は、画像供給装置から出力されるRGB各8ビットのデジタルデータを入力し、制御信号出力回路24からの制御信号に基づいて信号処理を行う。当該信号処理については後に詳述する。
【0014】
D/A変換回路22は、信号処理回路21から出力されたデジタルデータから画素毎の階調度を示すアナログ信号に変換する。このアナログ信号は、バッファ23を介して表示パネル10のデータ線駆動回路13へ入力される。
タイミングコントローラ25は、垂直/水平同期信号(VD、HD)やクロック信号(MCLK)などのタイミング信号の入力を受けて、走査線駆動回路11及びデータ線駆動回路13の動作タイミングを制御するための制御信号を発生する。ここで、制御信号は、水平スタートパルスや水平クロック信号などのH−drive Pulses、垂直スタートパルスや垂直クロック信号などのV−drive Pulsesを含む。
【0015】
電源回路26は、パネル駆動用電源PVDDを生成し、これを表示パネル10に出力する。
共通電圧供給回路27は、画素を構成する共通電極に供給するための共通電極電圧(COM)を生成し、表示パネル10に出力する。また、プリチャージ電圧供給回路28は、所定のタイミングで所定期間、データ線に供給するプリチャージ電圧DSDを生成し、これをプリチャージ回路15に出力する。
【0016】
表示パネル10は、走査線駆動回路11、レベルシフタ12、データ線駆動回路13、レベルシフタ14、プリチャージ回路15を備える。
走査線駆動回路11は、シフトレジスタを内蔵する。この走査線駆動回路11は、タイミングコントローラ25から供給されレベルシフタ12で電圧レベルが変換された垂直スタートパルスを、垂直クロック信号にしたがって順次シフトすること等によって走査信号を生成し、その走査信号を走査線に出力することで複数の走査線を順次選択する。
【0017】
データ線駆動回路13は、走査線駆動回路11により選択される走査線に位置する各画素の表示階調に応じた電圧となるデータ信号を、当該各画素に対応したデータ線にそれぞれ供給する。このデータ線駆動回路13は、シフトレジスタを内蔵し、タイミングコントローラ25から供給されレベルシフタ14で電圧レベルが変換された水平スタートパルスを、水平クロック信号にしたがって順次シフトし、その出力に応じて上記データ信号を順次データ線に供給する。
プリチャージ回路15は、例えば、各水平走査期間における水平ブランキング期間(非有効表示期間)内に、各データ線とプリチャージ電圧DSDが供給されるプリチャージ線(不図示)とを導通することで、プリチャージ電圧DSDを各データ線へ同時に供給する。
【0018】
次に、信号処理回路21および制御信号出力回路24の具体的構成について説明する。
図3は、信号処理回路21および制御信号出力回路24の構成を示すブロック図である。
信号処理回路21は、判別回路211、NG画像生成回路212、選択回路213を備える。なお、NG画像生成回路212および選択回路213が表示制御回路を構成している。
画像供給装置から出力された8ビットのデジタルデータは、判別回路211および選択回路213に入力される。
【0019】
判別回路211は、入力したデジタルデータの各ビットが全て同じであるか否かを判別し、その結果を選択回路213に出力する。この判別回路211は、例えば、エクスクルージブオア等の回路で構成する。そして、入力データが全ビット同じであれば判別結果がOK、全ビット同じでなければ判別結果がNGであるとする。
なお、判別回路211は、入力されたデジタルデータに対して1ビット毎に入力の有無を確認できる回路であればよく、上記構成に限定されるものではない。
【0020】
NG画像生成回路212は、予め設定されたNG画像を表示するための映像データを選択回路213に出力する。NG画像とは、判別回路211の判別結果がNGであるときに画面に表示する画像であり、ここでは、所定の位置に垂直線を表示するなど、比較的容易に生成することができる画像に設定する。
選択回路213は、制御信号出力回路24から出力される断線判別Flagを入力する。そして、断線判別Flagが断線判別検査を行わない通常モードを示す“0”にセットされているときには、選択回路213は、画像供給装置から入力されるデジタルデータをそのまま図2のD/A変換回路22に出力する。
【0021】
一方、断線判別Flagが断線判別検査を行う断線検査モードを示す“1”にセットされているときには、選択回路213は、判別回路211の判別結果に応じて、画像供給装置から入力されるデジタルデータ及びNG画像生成回路212から入力されるNG画像データのうち何れか一方を選択し、D/A変換回路22に出力する。ここでは、判別回路211の判別結果がOKであるときには画像供給装置から入力されるデジタルデータを選択し、判別回路211の判別結果がNGであるときにはNG画像データを選択する。
これにより、信号処理回路21は、断線判別Flag=0であるか、断線判別Flag=1且つ判別結果がOKである場合には、入力デジタルデータをそのまま出力し、断線判別Flag=1且つ判別結果がNGである場合には、NG画像データを出力することになる。
なお、断線検査モードでは、画像供給装置から全ビット“0”(All_Low)又は全ビット“1”(All_Hi)のデジタルデータが信号処理回路21に入力されるものとする。
【0022】
次に、本実施形態の動作および効果について説明する。
図4は、断線検査モードにおける画面表示の例を示す図である。
制御信号出力回路24から断線判別Flag=1が出力されると、先ず、画像供給装置から全ビット“1”のデジタルデータが出力され、これが画像供給装置から導出されたデータラインを通ってドライバIC20に入力される。
このとき、各データラインが断線していない正常状態であるものとすると、判別回路211は入力デジタルデータの各ビットが全て“1”であると判別し、判別結果OKを選択回路213に出力する。したがって、選択回路213は、画像供給装置から入力されたデジタルデータをそのままD/A変換回路22に出力する。
これにより、表示領域100には、図4(a)に示すように全画面白が表示される。
【0023】
次に、画像供給装置から全ビット“0”のデジタルデータが出力され、これがドライバIC20に入力される。この場合にも、判別回路211は入力デジタルデータの各ビットが全て“0”であると判別し、判別結果OKを選択回路213に出力する。したがって、選択回路213は、画像供給装置から入力されたデジタルデータをそのままD/A変換回路22に出力する。
これにより、表示領域100には、図4(c)に示すように全画面黒が表示される。
【0024】
一方、データラインが断線している場合には、画像供給装置から全ビット“1”のデジタルデータが入力されても、判別回路211は入力デジタルデータの各ビットが全て同じではない(“1”以外のデータが存在する)と判別する。そして、判別回路211は、判別結果NGを選択回路213に出力する。そのため、選択回路213は、NG画像生成回路212から出力されるNG画像データをD/A変換回路22に出力する。
これにより、表示領域100には、図4(b)に示すようにNG画像が表示される。なお、ここではNG画像として白色背景の右端に黒の垂直線を出す例を示している。
また、画像供給装置から全ビット“0”のデジタルデータが入力された場合にも、判別回路211は判別結果NGを選択回路213に出力する。そのため、選択回路213は、NG画像生成回路212から出力されるNG画像データをD/A変換回路22に出力する。
これにより、表示領域100には、図4(d)に示すようにNG画像が表示される。なお、ここではNG画像として黒色背景の右端に白の垂直線を出す例を示している。
【0025】
ところで、断線検査を行う方法として、テストパターン用映像信号の上位ビットにより表現される階調に対応したパターンと、下位ビットにより表現される階調に対応したパターンとを同一画面上に表示する方法がある。この場合、画面に表示されるテストパターンの階調の変化を目視で判別することにより、各ビットの送信不良(断線)の発生有無を判別する。しかしながら、この方法では、検査員の習熟度によって判定が異なったり、習熟した検査員でも誤判定をしてしまったりする事例がある。特に、データラインの下位ビットなどの場合、階調変化の判別が困難である。
【0026】
これに対して、本実施形態では、ドライバIC20内にデータラインの断線の発生有無を判別する判別回路を設け、その判別回路の判別結果に応じて、視覚的に明瞭に識別可能な2種類の画像(入力画像とNG画像)を切り分け表示する。そのため、検査員の習熟度にかかわらず精度良く判定を行うことができる。
また、断線検査モードでは、画像供給装置からAll_HiまたはAll_Lowのデータを入力するので、入力データの各ビットが全て同じであるか否かを判定するだけで断線判定を行うことができる。そのため、判別回路の構成を簡略化することができる。さらに、ドライバIC内部に断線検査回路を設けるので、外部に複雑な検査回路を設ける必要がない。
【0027】
また、All_HiおよびAll_Lowのデータは、輝点や滅点を検査するうえで必要なデータである。このように、もともと用意されているデータを断線検査に用いることにより、新たに断線検査用のデータを用意する必要がない。
さらに、判別回路の判別結果がOKであるときに、入力デジタルデータをそのまま出力するので、OK画像として全画面白を表示しているときには滅点、OK画像として全画面黒を表示しているときには輝点の目視検査を同時に行うこともできる。また、別途OK画像を生成する必要がないため、断線検査回路を簡略化することができる。
【0028】
さらにまた、判別回路の判別結果がNGであるとき、NG画像として容易に生成できる垂直線表示を採用するので、NG画像生成回路が複雑になることがない。
また、画像供給装置からデータラインを通って入力された直後のデータを検査するので、データ不具合の原因が上記データラインの断線であると特定することができる。このように、不具合の原因を特定することで、原因排除を行う工程(配線の張り替えなど)までモジュールを戻すことができる。
【0029】
なお、上記実施形態においては、判別回路の判別結果がOKであるとき、入力データをそのまま出力する場合について説明したが、入力データに対応した画像とは異なるOK画像データを別途生成し、これを出力するようにしてもよい。OK画像は、NG画像とは視覚的に明瞭に識別可能な画像に設定し、例えば図5(a)及び(c)に示すように、左端に垂直線を出す画像とする。
例えば、OK画像として全画面白を表示すべく制御している場合であっても、表示パネルの画素不良によりNG画像と同一画像が表示されると、判別結果がNGであると誤判定されてしまう。したがって、入力データに対応した画像とは異なるOK画像を出力することにより、上記誤判定を回避することができる。
【0030】
また、上位実施形態においては、NG画像として、一定の位置に垂直線を表示する場合について説明したが、どのデータラインが断線しているかに応じて垂直線の表示位置を変更するようにしてもよい。これにより、断線しているラインを特定することができる。
さらに、上記実施形態においては、NG画像(及びOK画像)として、垂直線を表示する場合について説明したが、OKとNGとを視覚的に明瞭に切り分けすることができ且つ比較的容易に生成可能な画像であれば、水平線など他の画像でもよい。例えば、判別結果がOKであるときに“OK”、判別結果がNGであるときに“NG”と表示するなど、文字を表示してもよい。
【0031】
また、上記実施形態においては、入力デジタルデータが8ビットである場合について説明したが、10ビットなどの多ビット化の際にも有益である。
さらにまた、上記実施形態においては、本発明を、液晶表示装置に適用する場合について説明したが、液晶以外の電気光学物質を用いた表示装置、例えば有機ELやプラズマ放電を用いた表示装置に適用することもできる。
【符号の説明】
【0032】
1…表示装置(液晶表示装置)、10…表示パネル、20…ドライバIC、30…FPC、11…走査線駆動回路、12…レベルシフタ、13…データ線駆動回路、14…レベルシフタ、15…プリチャージ回路、21…信号処理回路、22…D/A変換回路、23…バッファ、24…制御信号出力回路、25…タイミングコントローラ、26…電源回路、27…共通電圧供給回路、28…振りチャージ電圧供給回路、100…表示領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルと、前記表示パネル上に配置され当該表示パネルを駆動する駆動回路と、を備える表示装置であって、
前記駆動回路は、前記表示パネル外部の上位装置から入力されるmビットのデジタルデータにおける各ビットの入力不良を判別する判別回路と、前記判別回路の判別結果が良であるとき、所定の良識別画像を表示し、前記判別回路の判別結果が不良であるとき、前記良識別画像とは異なる不良識別画像を表示するように前記表示パネルを駆動制御する表示制御回路と、を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記デジタルデータは、各ビットがそれぞれ等しいデータであって、
前記判別回路は、前記デジタルデータの各ビットが全て同じであるとき判別結果を良とし、前記デジタルデータの各ビットのうち少なくとも1つが異なるとき判別結果を不良とすることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記良識別画像は、前記デジタルデータに対応した画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記良識別画像は、前記デジタルデータとは異なるデータに対応した画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−175888(P2010−175888A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−19199(P2009−19199)
【出願日】平成21年1月30日(2009.1.30)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】