説明

装置の高さ調整機構並びに後処理装置及び嵩上げ用ユニット

【課題】装置の高さ調整、中でも画像形成装置の排出口と後処理装置の搬入口との高さ位置のずれを、簡単な構造で修正できる調整機構を提供することにある。
【解決手段】装置の側壁下部に形成された長孔51に、車輪31の支持軸32を移動自在に係入することによって、その一部が装置の底面から突出するように車輪31を取り付ける。また、回動中心からの距離が異なる3つの凹部61a,61b,61cが形成されたストッパ部材6を、長孔51の上方に回動可能に取り付ける。そして、ストッパ部材6の凹部によって、支持軸32の長孔51内での移動可能な上端位置を規制し、ストッパ部材6を回動させて、支持軸32と当接する凹部を選択することによって、車輪31の装置底面からの突出量を調整して装置の高さ調整を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は装置の高さ調整機構に関し、より詳細には装置の高さを段階的に変えられる調整機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
複写機などの画像形成装置において、画像が定着した用紙をさらにステープル処理やパンチ処理、ソート処理などを施すため、画像形成装置に対して着脱可能に後処理装置を付設することがある。画像形成装置から排出された用紙を後処理装置に円滑に搬入させるためには、画像形成装置の用紙の排出口と後処理装置の搬入口との高さ位置をできるだけ一致させる必要がある。
【0003】
ところが、カーペットなどの敷かれた床に画像形成装置と後処理装置とを設置すると、画像形成装置と後処理装置の装置重量が異なるため、装置の沈み込み量に差が生じ、画像形成装置の排出口と後処理装置の搬入口との高さ位置にずれが生じる。後処理装置の搬入口には、画像形成装置の排出口とのずれを考慮して搬入口の高さ方向の幅を広くして用紙受け入れの裕度を持たせているが、画像形成装置の排出口と後処理装置の搬入口との高さ位置にずれがあると、カールした用紙が排出された場合に特に紙詰まりが生じやすくなる。
【0004】
このようなずれを矯正するため、例えば特許文献1では、高さ調整のできるテーブルに後処理装置を載置することが提案されている。また特許文献2及び特許文献3では、画像形成装置と後処理装置に高さ方向にずれが生じても、両者を容易に連結できるようにする技術が提案されている。
【特許文献1】特開2000−44111号公報
【特許文献2】特開平9−77343号公報
【特許文献3】特開2002−128369号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1の提案技術では構造が複雑で装置が大型化するおそれがある。また特許文献2及び特許文献3の提案技術では、画像形成装置と後処理装置の連結は容易にできるようになるものの、画像形成装置と後処理装置の排出口と搬入口との高さ位置のずれはまったく矯正されず、例えばカールした用紙が画像形成装置から排出されると、後処理装置に円滑に搬入されずに紙詰まりとなる可能性が高い。
【0006】
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置の高さ調整、中でも画像形成装置の排出口と後処理装置の搬入口との高さ位置のずれを、簡単な構造で修正できる調整機構を提供することにある。
【0007】
また本発明の目的は、簡単な構造で高さ調整を行える後処理装置および嵩上げ用ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、装置の底面から突出して、載置される装置を支持する支持部材と、装置の側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、装置側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、前記支持部材は、支持部材本体から略水平方向に延出する棒状の係合部を有し、前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、前記支持部材の係合部を長孔内に移動自在に係入することによって前記支持部材が前記装置に取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、係合部の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、ストッパ部材を回動させて、係合部と当接する凹部を選択することによって、前記支持部材の装置底面からの突出量を調整することを特徴とする装置の高さ調整機構が提供される。
【0009】
ここで装置の円滑な移動をも可能とする観点から、前記支持部材本体を車輪とし、前記係合部を車輪の支持軸としてもよい。
【0010】
また本発明によれば、画像形成装置から排出された用紙を、ステープル処理、パンチ処理、ソート処理の少なくとも1つの処理を行う後処理装置であって、後処理装置本体の底面四隅に、装置の底面からその一部が突出するように取り付けられた車輪と、装置本体の側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、装置側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、前記車輪の支持軸を長孔内に移動自在に係入することによって前記車輪は後処理装置本体に取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、支持軸の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、ストッパ部材を回動させて、支持軸と当接する凹部を選択することによって、前記車輪の後処理装置本体の底面からの突出量を調整して、装置の高さ調整を行うことを特徴とする後処理装置が提供される。
【0011】
さらに本発明によれば、ステープル処理、パンチ処理、ソート処理の少なくとも1つの処理を行う後処理装置が載置される嵩上げ用ユニットであって、底面四隅に、当該底面からその一部が突出するように取り付けられた車輪と、側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、前記車輪の支持軸を長孔内に移動自在に係入することによって前記車輪が取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、支持軸の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、ストッパ部材を回動させて、支持軸と当接する凹部を選択することによって、前記車輪の底面からの突出量を調整して、後処理装置の高さ調整を行うことを特徴とする嵩上げ用ユニットが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る高さ調整機構では、支持部材の係合部を、装置側壁に形成した長孔内に移動自在に係入することによって支持部材を装置に取り付けると共に、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部を形成したストッパ部材を、長孔の上方に回動可能に取り付け、ストッパ部材を回動させて、係合部と当接する凹部を選択することによって、支持部材の装置底面からの突出量を調整して装置の高さを調整するようにしたので、従来に比べて簡単な構造でまた機構の大型化を招くことなく装置の高さ調整ができる。また装置に取り付けられている支持部材のそれぞれにこの調整機構を取り付けることによって、排出口と搬入口の高さ方向の位置合わせのほか装置の水平性をも調整できるようになる。
【0013】
また本発明に係る後処理装置及び嵩上げ用ユニットでは、車輪の支持軸を装置側壁に形成した長孔内に移動自在に係入することによって車輪を装置又はユニットに取り付けると共に、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部を形成したストッパ部材を、長孔の上方に回動可能に取り付け、ストッパ部材を回動させて、支持軸と当接する凹部を選択することによって、車輪の装置底面からの突出量を調整して装置の高さを調整するようにしたので、従来に比べて簡単な構造でまた機構の大型化を招くことなく装置の高さ調整ができる。また装置に取り付けられている車輪のそれぞれにこの調整機構を取り付けることによって、排出口と搬入口の高さ方向の位置合わせのほか装置の水平性をも調整できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る調整機構並びにそれを用いた後処理装置及び嵩上げ用ユニットについて図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
【0015】
図1は、本発明に係る高さ調整機構および後処理装置の一例を示す概説図である。この図では画像形成装置に後処理装置が付設されている。画像形成装置1からまず説明すると、コンタクトガラスG上に開閉可能に自動原稿搬送装置(ADF)17が載置されている。ADF17の給紙台18にフェイスアップ状態で載置された原稿(不図示)は上から順に1枚ずつ給紙される。給紙された原稿は読み取り部19へと搬送され、ここで原稿画像がデジタル信号として画像入力部Rに入力される。そして読み取り部19を通過した原稿は給紙台18の下方に形成された排紙トレイ(不図示)上に排出される。
【0016】
一方、給紙カセットCに収納された用紙はピックアップローラ41で1枚ずつ給紙され、搬送路を経て、レジストローラ対42で先端を整えられ待機し、所定のタイミングで感光体ドラムDへ搬送される。そして帯電装置11によって感光体ドラムDの表面が一様に帯電された後、画像入力部Rに入力された画像データに基づき露光装置12によって感光体ドラムD上に静電潜像が形成される。現像装置13から供給されるトナーによって静電潜像はトナー画像として顕像化され、転写ローラ14において、送られてきた用紙に転写される。トナー像が載った用紙は定着ローラ対15へ搬送され、加熱ローラと加圧ローラとによって加熱・加圧されてトナー画像は用紙に定着される。用紙の両面にトナー画像を形成する場合には、反転搬送機構16へ用紙が搬送され上記処理が繰り返し行われて、用紙の両面にトナー画像が形成・定着される。トナー画像が定着した用紙は排出ローラ対43によって排出口10から後処理装置2へ排出される。
【0017】
後処理装置2は、用紙に穴を開けるパンチングユニットPと、用紙をステープル処理するステープルユニットSとが設けられている。パンチングユニットPは、用紙をファイリングするための穴を開けるためのものであって、従来公知の機構のものを用いることができる。ステープルユニットSは、搬送されてきた用紙を一時的に載置する処理トレイ22と、処理トレイ22上の用紙をステープル処理するステープル手段23とを備える。後処理装置2には、上記機構のほか、中折り機構など従来公知の機構が設けられていてももちろん構わない。
【0018】
装置本体1の排出口10から排出された用紙は、搬入口20から後処理装置2の搬送路21aに送り込まれ、パンチングユニットPによって必要によりファイリング用の穴が開けられた後、フラップ24に至る。ここでステープル処理が選択入力されている場合は、フラップ24によって用紙は搬送路21bへ送られ処理トレイ22に搬入される。そして処理トレイ22に一連の用紙が搬入され終えたところで、ステープル手段23によってステープル処理がなされる。ステープル処理がなされた用紙は、搬送路21dを通ってメイントレイ25へ排出される。
【0019】
他方、ステープル処理が選択入力されていない場合は、フラップ24によって用紙は搬送路21cへ送られサブトレイ26へ排出される。上記実施形態ではステープル処理した用紙と、ステープル処理していない用紙とを異なる排紙トレイ25,26に排出しているが、同じ排紙トレイに用紙を排出しても構わない。また排紙トレイは1つであってもよいし、2以上であってももちろん構わない。
【0020】
このような構成の画像形成装置1と後処理装置2において、例えばこれらの設置する床面にカーペットなどが敷かれていていると、画像形成装置1が自重によって沈み、画像形成装置1の排出口10と後処理装置2の搬入口20の高さ位置がずれることがある。このような場合は、後処理装置2の下部に設けられた高さ調整機構によって後処理装置2の高さを調整して、搬入口20の高さを排出口10の高さに合わせる。
【0021】
図2に、高さ調整機構の拡大図を示す。後処理装置2を画像形成装置1に対して着脱可能とするため、後処理装置2の底面四隅から突出するように車輪(支持部材本体)31が取り付けられている。具体的には、後処理装置2の下部に、上下方向に延びる一対の長孔51が形成され、この長孔51に移動自在に車輪31の支持軸(係合部)32が係入されている。加えて、長孔51の上側には、支持軸32が当接する3つの凹部61a,61b,61cが形成されたストッパ部材6が回動可能にネジ62で取り付けられている。ここで図3に示すように、ストッパ部材6の回動中心から3つの凹部61a,61b,61cへの距離はそれぞれ異なっている。後処理装置2の底面からの車輪31の突出量を多くする場合、すなわち後処理装置2の搬入口20の高さ位置を高くする場合は、図2(a)に示すように、ストッパ部材6を回動させて、回動中心からの距離の長い凹部61aが支持軸32に当接するようにする。一方、後処理装置2の底面からの車輪31の突出量を少なくする場合、すなわち後処理装置2の搬入口20の高さ位置を低くする場合は、図2(b)に示すように、ストッパ部材6を回動させて、回動中心からの距離の短い長い凹部61cが支持軸32に当接するようにする。
【0022】
ストッパ部材6の外周に形成する凹部は、回動中心からの距離が異なるように2個以上設ければよく、凹部の形成個数に対応して後処理装置の高さ切替数が定まる。図2のストッパ部材6には、3つの凹部が形成されているので、後処理装置2の高さ位置は3段階に切り替えることができる。もちろんこれに限定されるものではなく、4つ以上の凹部をストッパ部材6に形成し4段階以上の切替としても構わない。回動中心から各凹部までの距離の最大値と最小値との差は最大で5mm程度とするのが実用的である。なおストッパ部材6はピン止めでもよいが、回動中心をネジ止めすれば、必要なとき以外のストッパ部材6の回動を防止できるようになる。
【0023】
図4に、本発明に係る嵩上げ用ユニットUの一実施形態を示す正面図を示す。図4の嵩上げ用ユニットUは、その上に後処理装置2が載置されており、後処理装置2は嵩上げ用ユニットUに対して着脱可能である。図5に、この嵩上げ用ユニットUの構造を示す斜視図を示す。この図の嵩上げ用ユニットUは、四角形の開口71が中央に形成された底板7と、底板7の向かい合う側部に垂設された底面開口の中空直方体8a,8bと、中空直方体8a,8bのそれぞれ対向する側壁81a,81bに形成された上下方向に長い一対の長孔51(図6に図示)に、支持軸32を係入することで中空直方体8a,8bに回動自在に取り付けられた4つの車輪31a,31b,31c,31dとを備える。なお、中空直方体8a,8bの上部に形成された半円状の4つの切欠き82は、嵩上げ用ユニットUに載置する後処理装置2の底面に取り付けられた車輪を収容するためのものである。
【0024】
図6に、図5の嵩上げ用ユニットUの正面図、図7に、図6のA−A線断面図を示す。長孔51の上側には、車輪31aの支持軸32が当接する3つの凹部が形成されたストッパ部材6がネジ62によって回動可能に取り付けられている。前述のように、ストッパ部材6の回動中心から3つの凹部への距離はそれぞれ異なっており、支持軸32と当接させる凹部を選択することによって、底面からの車輪31の突出量を調整できる。これによって嵩上げ用ユニットUの高さ、延いては後処理装置2の高さを調整できる。
【0025】
以上説明した実施形態では、画像形成装置の排出口10と後処理装置2の搬入口20の高さ方向のずれを、後処理装置2の搬入口20の高さ位置を調整することによって補正していたが、本発明に係る高さ調整機構を画像形成装置に設けて、画像形成装置の排出口10の高さ位置を、後処理装置2の搬入口20に合うように調整するようにしてももちろん構わない。
【0026】
また、以上説明した実施形態の中では、大きな力を必要としない点で、嵩上げ用ユニットUを用いる高さ調整が好ましい。嵩上げ用ユニットUによれば、後処理装置2を外しておけば、後処理装置2などに比べて軽い嵩上げ用ユニットUだけを持ち上げて高さ調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る高さ調整機構を備えた後処理装置の一例を示す概説図である。
【図2】本発明に係る高さ調整機構の一例を示す概説図である。
【図3】ストッパ部材の概説図である。
【図4】本発明に係る嵩上げ用ユニットの概説図である。
【図5】図4の嵩上げ用ユニットの斜視図である。
【図6】図4の嵩上げ用ユニットの正面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 画像形成装置
2 後処理装置
6 ストッパ部材
U 嵩上げ用ユニット
31 車輪(支持部材本体)
32 支持軸(係合部)
51 長孔
61a,61b,61c 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置の底面から突出して、載置される装置を支持する支持部材と、装置の側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、装置側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、
前記支持部材は、支持部材本体から略水平方向に延出する棒状の係合部を有し、
前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、
前記支持部材の係合部を長孔内に移動自在に係入することによって前記支持部材が前記装置に取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、係合部の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、
ストッパ部材を回動させて、係合部と当接する凹部を選択することによって、前記支持部材の装置底面からの突出量を調整することを特徴とする装置の高さ調整機構。
【請求項2】
前記支持部材本体が車輪であり、前記係合部が車輪の支持軸である請求項1記載の装置の高さ調整機構。
【請求項3】
画像形成装置から排出された用紙を、ステープル処理、パンチ処理、ソート処理の少なくとも1つの処理を行う後処理装置であって、
後処理装置本体の底面四隅に、装置の底面からその一部が突出するように取り付けられた車輪と、装置本体の側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、装置側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、
前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、
前記車輪の支持軸を長孔内に移動自在に係入することによって前記車輪は後処理装置本体に取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、支持軸の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、
ストッパ部材を回動させて、支持軸と当接する凹部を選択することによって、前記車輪の後処理装置本体の底面からの突出量を調整して、装置の高さ調整を行うことを特徴とする後処理装置。
【請求項4】
ステープル処理、パンチ処理、ソート処理の少なくとも1つの処理を行う後処理装置が載置される嵩上げ用ユニットであって、
底面四隅に、当該底面からその一部が突出するように取り付けられた車輪と、側壁下部に上下方向に延びるように形成された長孔と、側壁の、前記長孔の上方に回動可能に取り付けられたストッパ部材とを備え、
前記ストッパ部材は、回動中心からの距離が異なる外周位置に2以上の凹部が形成されてなり、
前記車輪の支持軸を長孔内に移動自在に係入することによって前記車輪が取り付けられ、ストッパ部材の凹部によって、支持軸の長孔内での移動可能な上端位置が規制され、
ストッパ部材を回動させて、支持軸と当接する凹部を選択することによって、前記車輪の底面からの突出量を調整して、後処理装置の高さ調整を行うことを特徴とする嵩上げ用ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−203578(P2008−203578A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−40184(P2007−40184)
【出願日】平成19年2月21日(2007.2.21)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】